JPH0422245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422245Y2 JPH0422245Y2 JP1987046397U JP4639787U JPH0422245Y2 JP H0422245 Y2 JPH0422245 Y2 JP H0422245Y2 JP 1987046397 U JP1987046397 U JP 1987046397U JP 4639787 U JP4639787 U JP 4639787U JP H0422245 Y2 JPH0422245 Y2 JP H0422245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- tape
- urethane
- self
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Tape Measures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は主として電気工事等感電の危険性のあ
る場合に使用される巻尺に適用される自立性繊維
補強合成樹脂製巻尺テープに関するものである。
る場合に使用される巻尺に適用される自立性繊維
補強合成樹脂製巻尺テープに関するものである。
（従来の技術）
従来、自立性繊維補強合成樹脂製巻尺テープと
して、本出願人の出願に係る実公昭57−9062号公
報に記載されている如く、ガラス繊維基材に硬質
熱硬化性ポリエステル樹脂の含浸硬化されてテー
プ状芯材となされ、該芯材の全周面にウレタン系
硬化型塗料が塗布硬化されて平滑となされ、該ウ
レタン系硬化型塗布層の少なくとも一表面に目盛
が施されたものがある。
して、本出願人の出願に係る実公昭57−9062号公
報に記載されている如く、ガラス繊維基材に硬質
熱硬化性ポリエステル樹脂の含浸硬化されてテー
プ状芯材となされ、該芯材の全周面にウレタン系
硬化型塗料が塗布硬化されて平滑となされ、該ウ
レタン系硬化型塗布層の少なくとも一表面に目盛
が施されたものがある。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、かかる従来の巻尺テープはテー
プの表面がウレタン系硬化型塗料による塗布層と
なされているので、塗布層を厚くするとテープの
柔軟性に欠け、巻尺に必要な可撓性を維持できな
くなることから、実用上塗布層はできるだけ薄く
する必要があつた。そのためテープが折損、破損
しやすく強度不足となり、自立性も不十分な問題
点があつた。又、硬化型塗料を均一に塗布しても
塗布層が薄いためにテープ表面が平滑となりにく
い問題点があつた。
プの表面がウレタン系硬化型塗料による塗布層と
なされているので、塗布層を厚くするとテープの
柔軟性に欠け、巻尺に必要な可撓性を維持できな
くなることから、実用上塗布層はできるだけ薄く
する必要があつた。そのためテープが折損、破損
しやすく強度不足となり、自立性も不十分な問題
点があつた。又、硬化型塗料を均一に塗布しても
塗布層が薄いためにテープ表面が平滑となりにく
い問題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点を解消した自立性
繊維補強合成樹脂製巻尺テープを提供することを
目的としている。
繊維補強合成樹脂製巻尺テープを提供することを
目的としている。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決するため、本考案自立性繊維
補強合成樹脂製巻尺テープは、ガラス繊維基材に
硬質熱硬化性ポリエステル樹脂が含浸硬化されて
自立性テープ状芯材となされ、該芯材の全周面に
ウレタン系硬化型塗料が塗布硬化されて表面平滑
な塗布層が設けられ、該塗布層の少なくとも一表
面に目盛が施され、上記塗布層の全周面に柔軟性
及び透明性を有するウレタン系熱可塑性樹脂から
なる被覆層が設けられたものである。
補強合成樹脂製巻尺テープは、ガラス繊維基材に
硬質熱硬化性ポリエステル樹脂が含浸硬化されて
自立性テープ状芯材となされ、該芯材の全周面に
ウレタン系硬化型塗料が塗布硬化されて表面平滑
な塗布層が設けられ、該塗布層の少なくとも一表
面に目盛が施され、上記塗布層の全周面に柔軟性
及び透明性を有するウレタン系熱可塑性樹脂から
なる被覆層が設けられたものである。
（実施例）
以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
する。
図面において、１はテープ状芯材であつて、ガ
ラス繊維基材１１に硬質熱硬化性ポリエステル樹
脂１２が含浸硬化されたものである。ガラス繊維
基材１１はガラス繊維が多数本並列に引き揃えら
れてテープ状となされていてもよいし、織布とな
されていてもよい。又、前記テープ状芯材１は一
般に第１図の如く、断面が適当な曲率で湾曲され
た形状となされ、自立性を助長するようになされ
ているのが好適であるが、断面が単に平板状の偏
平形状となされていてもよいことは勿論である。
ラス繊維基材１１に硬質熱硬化性ポリエステル樹
脂１２が含浸硬化されたものである。ガラス繊維
基材１１はガラス繊維が多数本並列に引き揃えら
れてテープ状となされていてもよいし、織布とな
されていてもよい。又、前記テープ状芯材１は一
般に第１図の如く、断面が適当な曲率で湾曲され
た形状となされ、自立性を助長するようになされ
ているのが好適であるが、断面が単に平板状の偏
平形状となされていてもよいことは勿論である。
２はウレタン系硬化型塗料による塗布層であつ
て、テープ状芯材１の全周面にウレタン系硬化型
塗料が塗布硬化されて形成されている。該塗布層
２は一般に従来と同様にウレタン系硬化型塗料が
薄く塗布されて形成されればよい。又、該塗布層
２の表面は従来と同程度の平滑面となされればよ
い。
て、テープ状芯材１の全周面にウレタン系硬化型
塗料が塗布硬化されて形成されている。該塗布層
２は一般に従来と同様にウレタン系硬化型塗料が
薄く塗布されて形成されればよい。又、該塗布層
２の表面は従来と同程度の平滑面となされればよ
い。
３は目盛であつて、塗布層２の少なくとも一表
面に印刷等により施されている。
面に印刷等により施されている。
４は柔軟性及び透明性を有するウレタン系熱可
塑性樹脂からなる被覆層であつて、塗布層２の全
周面を被覆するように形成されたものである。該
被覆層４は上記ウレタン系熱可塑性樹脂がデイツ
ピングや押出成形等により塗布層２を被覆するよ
うになされている。
塑性樹脂からなる被覆層であつて、塗布層２の全
周面を被覆するように形成されたものである。該
被覆層４は上記ウレタン系熱可塑性樹脂がデイツ
ピングや押出成形等により塗布層２を被覆するよ
うになされている。
（考案の効果）
以上詳述した如く、本考案巻尺テープは、自立
性テープ状芯材の全周面を被覆するウレタン系硬
化型塗料からなる塗布層の全周面に、柔軟性及び
透明性を有するウレタン系熱可塑性樹脂からなる
被覆層が設けられているので、被覆層が塗布層と
同種材料となり、層間剥離が生じず強固に接着さ
れ、繰り返しの曲げ応力を受けても、変形や癖が
付かず復元性にすぐれ、テープ状芯材の自立性が
そこなわれることがなく、しかも柔軟性を向上さ
せることができると共に、折り曲げ強度を向上さ
せることができる。また、テープ表面の平滑性の
良好なテープが得られ、品質、美観を向上させる
ことができる。
性テープ状芯材の全周面を被覆するウレタン系硬
化型塗料からなる塗布層の全周面に、柔軟性及び
透明性を有するウレタン系熱可塑性樹脂からなる
被覆層が設けられているので、被覆層が塗布層と
同種材料となり、層間剥離が生じず強固に接着さ
れ、繰り返しの曲げ応力を受けても、変形や癖が
付かず復元性にすぐれ、テープ状芯材の自立性が
そこなわれることがなく、しかも柔軟性を向上さ
せることができると共に、折り曲げ強度を向上さ
せることができる。また、テープ表面の平滑性の
良好なテープが得られ、品質、美観を向上させる
ことができる。
第１図は本考案巻尺テープの一実施例を示す一
部切欠斜視図である。 １……テープ状芯材、１１……ガラス繊維基
材、１２……硬質熱可塑性ポリエステル樹脂、２
……ウレタン系硬化型塗料による塗布層、３……
目盛、４……柔軟性及び透明性を有するウレタン
系熱可塑性樹脂からなる被覆層。
部切欠斜視図である。 １……テープ状芯材、１１……ガラス繊維基
材、１２……硬質熱可塑性ポリエステル樹脂、２
……ウレタン系硬化型塗料による塗布層、３……
目盛、４……柔軟性及び透明性を有するウレタン
系熱可塑性樹脂からなる被覆層。
Claims (1)
- ガラス繊維基材１１に硬質熱硬化性ポリエステ
ル樹脂１２が含浸硬化されて自立性テープ状芯材
１となされ、該芯材１の全周面にウレタン系硬化
型塗料が塗布硬化されて表面平滑な塗布層２が設
けられ、該塗布層２の少なくとも一表面に目盛３
が施され、上記塗布層２の全周面に柔軟性及び透
明性を有するウレタン系熱可塑性樹脂からなる被
覆層４が設けられた自立性繊維補強合成樹脂製巻
尺テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046397U JPH0422245Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046397U JPH0422245Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63153102U JPS63153102U (ja) | 1988-10-07 |
| JPH0422245Y2 true JPH0422245Y2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=30866022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987046397U Expired JPH0422245Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0422245Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005257511A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Hara Doki Kk | 巻尺テープ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS579062U (ja) * | 1980-06-03 | 1982-01-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5255265U (ja) * | 1975-10-20 | 1977-04-21 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP1987046397U patent/JPH0422245Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS579062U (ja) * | 1980-06-03 | 1982-01-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63153102U (ja) | 1988-10-07 |
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