JPH0422169Y2 - - Google Patents

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JPH0422169Y2
JPH0422169Y2 JP1987012170U JP1217087U JPH0422169Y2 JP H0422169 Y2 JPH0422169 Y2 JP H0422169Y2 JP 1987012170 U JP1987012170 U JP 1987012170U JP 1217087 U JP1217087 U JP 1217087U JP H0422169 Y2 JPH0422169 Y2 JP H0422169Y2
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JP
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water
hot water
temperature
tank
heater
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、瞬間湯沸器型の給湯装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
給湯機の一種に先止め式給湯機がある。これ
は、第2図に示すようにバーナの上方に燃焼室
2、排気部3を順次設け、燃焼室2に水管4を屈
曲させて、この部分に熱交換部5を形成し、この
熱交換部5の出口側の給湯管に配設された蛇口の
開放により給水を開始し、続いて燃焼を開始する
ようにしたものである。
この種の給湯機は、出湯停止(蛇口閉止)後、
短時間で出湯(蛇口再開)を行うと、第3図に示
すように出湯湯温が変動する。即ち、蛇口の開放
により給水が開始され、燃焼が開始された時点の
水温(例えば20℃)から温度が急上昇し、30〜60
秒程度で所定の略一定の温度になり、この出湯温
度で給湯が行われる。そして、一度蛇口を閉じて
給湯を停止し(t1時点)、短時間後(t2時点)に
再び蛇口を開いて給湯を再開すると、初めは配管
中に残つた湯が出、次に水から沸し上げた湯が出
るようになり、ある期間出湯湯温が大きく変動し
その後安定する。
このように使用中に湯温が大きく変動するのは
好ましくないことである。この対策として、第4
図に示すように熱交換部5の出口側の給湯管6に
10程度のタンク7を挿設したものがある。タン
ク7の挿設によつて出湯湯温は第5図に示すよう
な変化となり、短時間後に蛇口を再開した場合に
も温度変動が少なくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この場合には、タンク7の挿設により
配管内の水量(湯量)が多くなるため、第5図の
ように使用初期の立上りに時間(2分前後)がか
かり、先止め式給湯機の長所が減殺される。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、給湯個所の蛇口の開閉に伴う水の
流動の有無をフロースイツチまたは流量センサー
で検知してバーナの着火を制御し、バーナの燃焼
エネルギーにより水管、熱交換部を流れる水を加
熱して出湯する先止め式給湯機と、前記熱交換部
の出口側に位置する給湯管に押設されたタンク
と、このタンクに取付けられた電気ヒータと、前
記タンクに取付けられた湯温検出用の温度センサ
ーと、マイクロコンピユータ等を備え、前記フロ
ースイツチまたは流量センサーや前記温度センサ
ーからの信号を受けて前記バーナの着火、前記電
気ヒータのオン、オフを制御して出湯湯温の制御
を行う制御部とを備えてなり、前記電気ヒータを
水の流動状態では流動開始後のある時間でオフと
し、無流動状態では設定温度範囲の上限でオフ、
下限でオンとするように制御することを特徴とす
るものである。
〔作用〕
給湯個所の蛇口がある時間以上閉じている状態
では、電気ヒータのオン、オフが繰返され、タン
ク内の湯温は設定温度範囲内に制御される。この
状態で蛇口を開けると、給水が開始され、続いて
バーナが着火される。バーナの燃焼に伴つて熱交
換部で熱交換が行われ、短い立上り時間で所定の
湯温となる。給水開始後一定時間が経つと、電気
ヒータはオフとなる。即ち、これ以後はタンク付
先止め式給湯機の給湯動作となり、断続使用でも
出湯湯温の変動の少ない給湯が行われる。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。但し、従来と同一構成部分には同じ符号を付
してその詳細な説明は省略する。
第1図はこの考案の一実施例を示すもので、1
はバーナ、2は燃焼室、3は排気部、4は水管、
5は熱交換部、6は給湯管、7はこの給湯管6に
挿設したタンクで、その内容積は、例えば8〜10
程度とする。8はこのタンク7内の水を加熱す
るためにタンク7に取付けた電気ヒータ、9は前
記タンク7内の温度を検知する温度センサー、1
0は前記水管4の入口側に設けたフロースイツチ
(または流量センサー)、11はマイクロコンピー
タ等を備えた制御部で、フロースイツチ(または
流量センサー)10や温度センサー9からの信号
を受けて前記バーナ1や電気ヒータ8を制御して
出湯湯温の制御を行う機能を有する。
例えば、給水動作、つまり蛇口開閉に伴う水の
流動の有無を検出する素子10としてフロースイ
ツチを用いた場合には、水が流れ出してから一定
時間後に電気ヒータ8をオフ状態とし、水が止ま
つてからは、タンク7内の湯の温度が設定温度よ
りもある温度(例えば5℃)下がつた時にヒータ
8をオン、設定温度まで上昇した時にヒータ8を
オフにする制御動作を繰返す機能を持たせる。
また、検出素子10として流量センサーを用い
た場合には、水が流れ出してから流量に応じた時
間、つまり着火時の低温湯分が給湯機から出るま
での時間が経過した時点でヒータ8をオフ状態に
し、水が止まつてからは前述のフロースイツチの
場合と同様にヒータ8のオン、オフを繰返す機能
を持たせる。
このような構成とすると、蛇口がある時間以上
閉じている状態ではヒータ8のオン、オフが繰返
えされ、タンク7内の湯温は設定温度とそれより
5℃程度低い温度の範囲内に調節されている。
この状態で蛇口を開くと、給水が開始され、こ
れがフロースイツチ(または流量センサー)10
により検知されてバーナ1が着火される。この燃
焼エネルギーで水管4、熱交換部5を流れる水が
加熱され、湯となつてタンク7、給湯管6を流動
し、開放された蛇口から流出する。この場合、タ
ンク7内で予熱されているため、使用初期の水か
ら沸し上げる時間、いわゆる立上り時間が短く、
直ちに所定の出湯湯温での給湯が行われる。
また、水が流れ出してからある時間が経つと、
制御部11の働きでヒータ8がオフ状態になる。
従つて、この後バーナ1の燃焼による熱でのみ加
熱されることになる。
この使用時に、蛇口が短時間の閉止の後再開さ
れる断続的な給湯が行われた場合には、タンク7
の存在により出湯湯温の変動は少なく、安定した
湯温で給湯が行われる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、先止め式給湯
機の給湯管に挿設されたタンクに電気ヒータと温
度センサーを取付け、このヒータのオン、オフを
温度センサーやフロースイツチ(または流量セン
サー)から信号を受ける制御部で制御して温度制
御を行うようにしたので、タンクが挿設されてい
ても立上り時間を短くすることができ、他の利点
(水道直結が可能で2階へ給湯が可能である、蛇
口の開閉に伴う水の流動の有無が燃焼スイツチの
代わりになる、シヤワー直圧、小型軽量、省エネ
ルギー、省施工等)と共に先止め式給湯機の特徴
を十分に活かすことができる。そして出湯開始と
同時にヒータ加熱が始まるので、出湯初期におい
てもタンク内の湯温低下がほとんど無く、出湯温
度も安定するようになる。しかも、断続使用でも
出湯湯温の変動が少ないという貯湯式の良さを併
せ持つことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る給湯装置の一実施例を
示す構成説明図、第2図は一般的な先止め式給湯
機の構成説明図、第3図は同給湯機の出湯湯温パ
ターン、第4図はタンク付先止め式給湯機の従来
例を示す構成説明図、第5図は同給湯機の出湯湯
温パターンである。 1……バーナ、2……燃焼室、3……排気部、
4……水管、5……熱交換部、6……給湯管、7
……タンク、8……電気ヒータ、9……温度セン
サー、10……フロースイツチ(または流量セン
サー)、11……制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯個所の蛇口の開閉に伴う水の流動の有無を
    フロースイツチまたは流量センサーで検知してバ
    ーナの着火を制御し、バーナの燃焼エネルギーに
    より水管、熱交換部を流れる水を加熱して出湯す
    る先止め式給湯機と、前記熱交換部の出口側に位
    置する給湯管に挿設されたタンクと、このタンク
    に取付けられた電気ヒータと、前記タンクに取付
    けられた湯温検出用の温度センサーと、マイクロ
    コンピユータ等を備え、前記フロースイツチまた
    は流量センサーや前記温度センサーからの信号を
    受けて前記バーナの着火、前記電気ヒータのオ
    ン、オフを制御して出湯湯温の制御を行う制御部
    とを備えてなり、前記電気ヒータを水の流動状態
    では流動開始後のある時間でオフとし、無流動状
    態では設定温度範囲の上限でオフ、下限でオンと
    するように制御することを特徴とする給湯装置。
JP1987012170U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0422169Y2 (ja)

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JPS63120045U JPS63120045U (ja) 1988-08-03
JPH0422169Y2 true JPH0422169Y2 (ja) 1992-05-20

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ID=30800053

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849836A (ja) * 1981-09-18 1983-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯温度調節装置
JPS6027903A (ja) * 1983-07-27 1985-02-13 Chino Works Ltd 調節装置
JPS6123639B2 (ja) * 1978-08-31 1986-06-06 Matsushita Electric Works Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123639U (ja) * 1984-07-16 1986-02-12 株式会社ノーリツ 給湯装置

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JPS63120045U (ja) 1988-08-03

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