JPH04220880A - 量子化装置 - Google Patents

量子化装置

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JPH04220880A
JPH04220880A JP2405211A JP40521190A JPH04220880A JP H04220880 A JPH04220880 A JP H04220880A JP 2405211 A JP2405211 A JP 2405211A JP 40521190 A JP40521190 A JP 40521190A JP H04220880 A JPH04220880 A JP H04220880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quantization
data
circuit
bits
quantization table
Prior art date
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Pending
Application number
JP2405211A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kobayashi
優 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH04220880A publication Critical patent/JPH04220880A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離散コサイン変換等の
直交変換された画像データを量子化してデータ圧縮する
量子化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ電話などの分野で離散コサ
イン変換(以下「DCT」と略称する)を使用した画像
圧縮装置が注目されている。ここでDCTは、画像デー
タを周波数成分に分割し、入力サンプル数と同じ数のコ
サイン波で表現するもので、エネルギーの集中が得られ
、そのエネルギーの大きい成分だけを符号化することに
より、画像圧縮を可能にするものである。
【0003】このようなDCTを使用した画像圧縮装置
を図3に示す。同図で、画像データを記憶したフレーム
メモリ1の内容を所定の大きさのブロック毎に読出し、
これらのブロックに対してDCT回路2でDCTを施す
。そして、このDCT回路2より得られた結果を量子化
回路3で量子化し、次いで符号化回路4により符号化し
、圧縮データとして伝送する。
【0004】一方、ここでは図示しないが、伝送されて
きた圧縮データを、復号化回路で復号化した後、逆量子
化回路で逆量子化し、さらに逆DCT回路で逆DCTを
施し、フレームメモリでブロック結合して再生画像デー
タを得るようになっている。
【0005】図4は上記量子化を行なう量子化回路の構
成を示したものである。ここでは、例えば縦8画素×横
8画素、各画素8ビットの画像データを1ブロックとし
てDCT化し、同じく縦8要素×横8要素、各要素8ビ
ットの画像データ(シーケンシー)を得て、このDCT
化された画像データに対して量子化を行なうものとし、
各要素8ビットの画像データを量子化の演算のために1
6ビットで取扱うものとして説明する。
【0006】DCT化された各要素16ビット、縦8要
素×横8要素のブロック単位の画像データは、この量子
化回路3においてまず乗算器11に入力される。この乗
算器11にはまた、量子化のための量子化テーブルを記
憶した量子化テーブルメモリ12から画像ブロックの構
成に対応した量子化テーブルが読出されてくる。乗算器
11は、入力される画像データと読出される量子化テー
ブルとによって各要素毎の乗算を行ない、その積を出力
する。
【0007】このとき、画像データは上述した如く各要
素16ビットのデータであり、これに対応して量子化テ
ーブルの各要素データの数値も16ビットとなっている
ので、得られる積は32ビットのデータとなる。この各
要素32ビットのデータは、現実的に有効なビット幅と
してはせいぜい12ビットであるため、四捨五入回路1
3がその有効な12ビットのみを残してその上下の不要
ビットを四捨五入し、次段の符号化回路4へ出力するも
のである。
【0008】図6は上記量子化回路3で行われる量子化
の方法について概念的に示したものである。乗算器21
に入力される画像データは図の左側に示すように縦8要
素×横8要素、各要素16ビットの構成となっている。 これに対応して量子化テーブルメモリ22に記憶されて
いる量子化テーブルは、その数値を仮に10進法で示す
が、図の右側に示すように8×8の各要素に対応した固
有の量子化ウェイトの数値を有するものである。しかし
て、入力された画像データをこの量子化テーブルの数値
で各要素毎に除算することによって量子化が実行される
【0009】この量子化テーブルの量子化ウェイトの数
値は統計的、実験的に求められたものであり、均一な分
布を有するものではないが、全体の傾向としては図の左
上側の数値が小さく、右下側の数値が大きい分布となっ
ている。そして、上記図4に示した如く乗算器11が行
なうのは乗算であり、除算ではないので、実際に量子化
テーブルメモリ12に記憶される量子化テーブルの各数
値はこの図6に示す数値の逆数、すなわち小数点以下の
数値となる。
【0010】このような演算を行なうことにより、画像
データの各要素に対して重み付けがなされるものである
。上記画像データは、DCT化によってその左右方向に
おいては右に行くほど、また、上下方向においては下に
行くほど、それぞれ周波数成分が高くなるように変換さ
れているため、上記乗算器21での乗算により、ほぼ全
体としては低周波成分の要素データほど数値が大きく、
高周波成分の要素データほど数値が小さいものとなる。 このようなデータの重み付けは、画像データと人間の目
の特性を考慮して求められたものであり、結果としては
、小さな数値となった右下側のデータを省略し、最上行
最左列の要素データを中心として略扇形の要素データの
みを有効なものとして次段の符号化回路に送出すること
により、それほど画質を劣化させることなく、データ量
の圧縮を図るものである。
【0011】次に、上記図4の各回路で取扱われる各デ
ータのデータ長を図5に示す。前段のDCT回路2から
乗算器11に入力される画像データは図5(1)に示す
如く各要素16ビットのデータであり、これに対応して
量子化テーブルの各要素データも図5(2)に示す如く
上述した如く逆数による小数点以下の16ビットとなっ
ている。したがって、乗算器11で得られる積は図5(
3)に示す如く32ビットのデータとなる。この各要素
32ビットのデータは、現実的に有効なビット幅として
はせいぜい小数点より上の整数部12位(ビット)であ
るため、四捨五入回路13が図5(4)に示すような有
効な12ビットのみを残してその上下の不要ビットを四
捨五入して出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
に量子化回路3では量子化処理に乗算器11を使用する
ため、入力データと量子化テーブルの逆数要素それぞれ
に16ビットのデータを用い、演算結果が32ビットの
データ長となるなど、各回路で取扱うデータ長が大きく
、回路規模を拡大してしまう主原因となっていた。
【0013】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、でき得る限り少な
いビット数で量子化のための演算を実行可能とし、回路
規模を縮小することが可能な量子化装置を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、要素データ及び量子化テーブルを共に対数化すれば
乗算を減算に代えて量子化することができ、且つ、減算
では基本的にデータ長が変化しないという点に着目し、
直交変換された画像データを対数化回路により対数化し
た後に減算器に送出し、この減算器で量子化テーブルメ
モリから読出されてくる対数化された量子化テーブルに
基づいて減算により量子化するようにしたもので、演算
過程で生じるデータ長の拡大をほとんど抑えることがで
き、大幅に量子化回路規模を縮小することができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0016】図1はその回路構成について述べたもので
、前段のDCT回路から送られてくるDCT化されたブ
ロック単位の画像データは、1要素当り8ビットに演算
用の小数点以下のビットも付されて16ビットとされ、
対数化回路21に入力される。この対数化回路21は、
16ビットの要素データを整数部4ビット、小数部12
ビットの計16ビットの2を底とする対数データに変換
する対数化テーブルを記憶しており、この対数化回路2
1で得られた対数データは減算器22に送出される。
【0017】この減算器22には、量子化ウェイトの数
値を2を底とする整数部3ビット、小数部12ビットの
計15ビットの対数に予め対数化した量子化テーブルを
記憶した量子化テーブルメモリ23から該量子化テーブ
ルが読出されてくるもので、減算器22はこの量子化テ
ーブルの量子化ウェイトの数値と対数化回路21からの
対数データにより減算を行ない、得られた16ビットの
対数データを逆対数化/制圧回路24に送出する。この
逆対数化/制圧回路24は、減算器22からの16ビッ
トの対数データを上記対数化回路21と反対のプロセス
により逆対数化して元の16ビットの要素データを得、
さらにこの16ビットの要素データを小数点より上の整
数部12ビットのみを残してその上下の不要ビットを四
捨五入して、次段の符号化回路へ出力する。上記のよう
な構成にあって、図1の各回路で取扱われる各データの
データ長を図2に示す。
【0018】前段のDCT回路から対数化回路21に入
力される画像データが図2(1)に示す如く各要素16
ビットのデータであり、これを対数化回路21で対数化
して2を底とする整数部4ビット、小数部12ビットの
計16ビットの対数データに変換する。
【0019】この対数データに対して、量子化テーブル
メモリ23には図2(2)に示す如く2を底とする整数
部3ビット、小数部12ビットの計15ビットの対数に
予め量子化ウェイトの数値を対数化した量子化テーブル
が記憶されている。
【0020】したがって減算器22は、各要素毎に対応
する対数データから対数化された量子化ウェイトの数値
を減算し、差として図2(3)に示すような整数部4ビ
ット、小数部12ビットの計16ビットの対数データを
得るものである。すなわち、この対数データは、上記図
4の乗算器11での要素データと量子化テーブルメモリ
12に記憶される量子化ウェイトの数値との乗算で得ら
れる積に該当するものであり、各データを対数化するこ
とにより乗算ではなく減算で得ることにより、データ長
の拡大を抑制したものである。
【0021】この減算器22で得られた対数データは、
その後に逆対数化/制圧回路24で上記対数化回路21
と反対のプロセスにより逆対数化されて元の16ビット
の要素データとなり、さらに図2(4)に示すように小
数点より上の整数部12ビットのみを残してその上下の
不要ビットを四捨五入されて、次段の符号化回路へ出力
される。このように、量子化回路における量子化演算を
データを対数化して行なうようにしたことで、処理する
データ長を大幅に縮小することが実現できる。
【0022】なお、上記実施例では画像データに対する
直交変換として離散コサイン変換(DCT)を行なう場
合を例示したが、これに限ることなく、他の直交変換で
得られるデータに対しても同様にデータ圧縮できること
は勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、要素
データ及び量子化テーブルを共に対数化すれば乗算を減
算に代えて量子化することができ、且つ、減算では基本
的にデータ長が変化しないという点に着目し、直交変換
された画像データを対数化回路により対数化した後に減
算器に送出し、この減算器で量子化テーブルメモリから
読出されてくる対数化された量子化テーブルに基づいて
減算により量子化するようにしたので、演算過程で生じ
るデータ長の拡大をほとんど抑えて少ないビット数で量
子化のための演算を実行し、大幅に量子化回路の規模を
縮小することが可能な量子化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る量子化回路内の構成を
示すブロック図。
【図2】図1の各部で処理されるデータのデータ長を示
す図。
【図3】画像圧縮装置の概略回路構成を示すブロック図
【図4】従来の量子化回路内の構成を示すブロック図。
【図5】図4の各部で処理されるデータのデータ長を示
す図。
【図6】直交変換された画像データの量子化の基本概念
を示す図。
【符号の説明】
1…フレームメモリ、2…DCT回路、3…量子化回路
、4…符号化回路、11…乗算器、12,23…量子化
テーブルメモリ、13…四捨五入回路、21…対数化回
路、22…減算器、24…逆対数化/制圧回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  量子化すべきデータを対数化する対数
    化手段と、対数化された量子化テーブルを記憶する記憶
    手段と、上記対数化手段で得られたデータを上記記憶手
    段に記憶される量子化テーブルに基づいて減算により量
    子化する量子化手段と、この量子化手段で得られたデー
    タを逆対数化する逆対数化手段とを具備したことを特徴
    とする量子化装置。
JP2405211A 1990-12-21 1990-12-21 量子化装置 Pending JPH04220880A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2405211A JPH04220880A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 量子化装置

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JP2405211A JPH04220880A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 量子化装置

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JP2405211A Pending JPH04220880A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 量子化装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516289A (ja) * 2004-10-11 2008-05-15 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 音声信号の基礎となるメロディを抽出する方法および装置
JP2008516288A (ja) * 2004-10-11 2008-05-15 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 音声信号の基礎となるメロディの抽出

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516289A (ja) * 2004-10-11 2008-05-15 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 音声信号の基礎となるメロディを抽出する方法および装置
JP2008516288A (ja) * 2004-10-11 2008-05-15 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 音声信号の基礎となるメロディの抽出

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