JPH04220822A - 移動通信システムのチャネル割当て方式 - Google Patents

移動通信システムのチャネル割当て方式

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JPH04220822A
JPH04220822A JP41227790A JP41227790A JPH04220822A JP H04220822 A JPH04220822 A JP H04220822A JP 41227790 A JP41227790 A JP 41227790A JP 41227790 A JP41227790 A JP 41227790A JP H04220822 A JPH04220822 A JP H04220822A
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base stations
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Toshihito Kanai
金 井 敏 仁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、セルラー方式移動通信システム
のチャネル割当て方式に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話システムのような大容量の移
動通信システムでは、サービスエリアを複数の基地局に
よりカバーし、干渉妨害の発生しない基地局間では同じ
周波数のチャネル(以下同一チャネルと呼ぶ)を繰返し
利用することにより、周波数の有効利用を図っている。 この様な方式はセルラー方式と呼ばれている。
【0003】各基地局の使用チャネルを割当てる方式は
、大きく分けて二通りある。一つの方式は、予め干渉妨
害が発生しないように電波伝搬特性を予測して各基地局
の使用チャネルを固定的に割当る方式である。これは固
定チャネル割当てと呼ばれ現行の自動車電話システムで
は一般的な方式である。もう一つの方式は、通信毎に干
渉妨害が発生しないチャネルを選んで使用するダイナミ
ックチャネル割当てと呼ばれる方式である。ダイナミッ
クチャネル割当て方式には、制御方式や装置構成が複雑
になるという欠点があるものの、干渉妨害が発生しない
限りどのチャネルも自由に使用出来るため、固定チャネ
ル割当てに比べて収容可能な加入者数が増加するという
利点があり、自動車電話システムにおいてもその採用が
検討されている(文献1:R.Beck  and  
H.Panzer,“Strategies  for
  Handover  and  Dynamic 
 ChannelAllocation  in  M
icro−cellular  MobileRadi
o  Syatems”,Conference  R
ecordof39th  IEEE  Veh.Te
ch.Conf.,pp.178−185,1989.
)。
【0004】チャネル割当てとは別に、セルラー方式の
移動通信システムでは、セル境界付近において接続中の
基地局から隣接する基地局へ通話チャネルを切換えるハ
ンドオフ(通話中チャネル切換え)と呼ばれる制御が必
須である。近い将来に導入が予定されているTDMA(
時分割多重)方式のディジタル自動車電話システムでは
、移動局が送受信タイムスロット間の空き時間を利用し
て周辺基地局に対して受信レベルを測定し、その結果を
接続中基地局の受信レベルとともに接続中の基地局に報
告し、この結果に基づいてハンドオフを起動する方式(
MobileAssisted  Hand−offと
呼ばれる)の採用が決定している。この受信レベルの測
定は、基地局が常時送信しているBCCH(Broad
castControl  CHannel:同報制御
チャネル)の搬送波周波数に対しておこなわれる。また
、フェージングの影響による測定誤差を抑えるために一
定時間内に得られる複数の測定値を平均し、その平均値
をSACCH(SlowAssociated  Co
ntrol  CHannel:低速付随制御チャネル
)を介して接続中の基地局に報告する(文献2:Dav
id  J.Targett,“Handover−E
nhanced  capabilitiesof  
the  GSM  system”,Proceed
ings  of  Digital  Cellul
ar  Radio  Conference,Hag
en,FRG,October,  1988.)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミックチャネル
割当て方式においては、通話毎に干渉妨害の影響が無い
チャネルを選択する制御が必要である。
【0006】サービスエリア全体に渡って各基地局の組
合せに対して干渉妨害が発生するかどうかを前もって十
分に調査しておき、各基地局におけるチャネルの使用状
態と併せれば、干渉妨害の発生しないチャネルを選択す
ることが出来る。しかしながらこの方法は、干渉状態の
把握に大変な労力を必要とし、現実には不可能である。 また仮に干渉状態が把握出来たとしても、基地局を新設
したり、基地局周辺にビルが新築される度に見直しが必
要になる、一方、コードレス電話のように通話開始時に
、基地局および移動局の双方において受信レベルを測定
して干渉妨害の無いチャネルを選択する方法も考えられ
る。しかしこの方法では、十分長い時間に渡って受信レ
ベルを測定することが出来ないために測定誤差が生じ、
干渉妨害が発生するチャネルを割当てる恐れがある。ま
た移動局の移動により伝搬状態が変化し、干渉妨害が発
生することもある。
【0007】このように従来のダイナミックチャネル割
当て方式では、通話毎に干渉妨害の影響が無いチャネル
を選択することが困難であった。
【0008】本発明の目的は、セルラー方式の移動通信
システムにおいて、干渉妨害の発生が少ないダイナミッ
クチャネル割当て方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明のチャ
ネル割当て方式は、通話中の移動局が接続中基地局およ
び周辺基地局の受信レベルを測定するセルラー方式移動
通信システムのチャネル割当て方式であって、移動局に
おける受信レベル測定結果から接続中基地局と各周辺基
地局との受信レベル比を集計し、前記受信レベル比の分
布から前記接続中基地局に対して前記各周辺基地局が同
一チャネル干渉妨害または隣接チャネル干渉妨害を与え
るかどうかの判定をし、前記判定の結果に基づいて各基
地局の使用チャネルを決定することを特徴とする。
【0010】本願の第2の発明のチャネル割当て方式は
、本願の第1の発明のチャネル割当て方式において、各
基地局の使用チャネルに優先度を付け、優先度の高いチ
ャネから使用し、あるチャネルが干渉妨害が無く使用出
来た場合には、前記チャネルを使用した基地局に対して
同一チャネル干渉妨害を与えると判定された基地局にお
ける前記チャネルの優先度を下げ、あるチャネルが干渉
妨害により使用出来なかった場合には、前記チャネルを
使用した基地局に同一チャネル干渉妨害を与えると判定
された基地局における前記チャネルの優先度を上げるこ
とを特徴とする。
【0011】本願の第3の発明のチャネル割当て方式は
、本願の第1の発明のチャネル割当て方式において、各
基地局の使用チャネルに優先度を付け、優先度の高いチ
ャネルから使用し、あるチャネルが干渉妨害が無く使用
出来た場合には、前記チャネルを使用した基地局に同一
チャネル干渉妨害を与えないと判定された基地局の中か
ら前記チャネルを使用した基地局に近い順に選ばれた一
つ以上の基地局における前記チャネルの優先度を上げ、
あるチャネルが干渉妨害により使用出来なかった場合に
は、前記チャネルを使用した基地局に同一チャネル干渉
妨害を与えないと判定された基地局の中から前記チャネ
ルを使用した基地局に近い順に選ばれた一つ以上の基地
局における前記チャネルの優先度を下げることを特徴と
する。
【0012】本願の第4の発明のチャネル割当て方式は
、本願の第1の発明のチャネル割当て方式において、各
基地局の使用チャネルに優先度を付け、優先度の高いチ
ャネルから使用し、あるチャネルが干渉妨害が無く使用
出来た場合には、前記チャネルを使用した基地局におけ
る前記チャネルの隣接チャネルの優先度を下げ、前記チ
ャネルを使用した基地局に隣接チャネル干渉妨害を与え
ると判定された基地局における前記チャネルの隣接チャ
ネルの優先度を下げ、あるチャネルが干渉妨害により使
用出来なかった場合には、前記チャネルを使用した基地
局における前記チャネルの隣接チャネルの優先度を上げ
、前記チャネルを使用した基地局に隣接チャネル干渉妨
害を与えると判定された基地局における前記チャネルの
隣接チャネルの優先度を上げることを特徴とする。
【0013】本願の第5の発明のチャネル割当て方式は
、本願の第1の発明のチャネル割当て方式において、各
基地局の使用チャネルに優先度を付け、優先度の高いチ
ャネルから使用し、あるチャネルが干渉妨害が無く使用
出来た場合には、前記チャネルを使用した基地局に隣接
チャネル干渉妨害を与えないと判定された基地局の中か
ら前記チャネルを使用した基地局に近い順に選ばれた一
つ以上の基地局における前記チャネルの隣接チャネルの
優先度を上げ、あるチャネルが干渉妨害により使用出来
なかった場合には、前記チャネルを使用した基地局に隣
接チャネル干渉妨害を与えないと判定された基地局の中
から前記チャネルを使用した基地局に近い順に選ばれた
一つ以上の基地局における前記チャネルの隣接チャネル
の優先度を下げることを特徴とする。
【0014】本願の第6の発明のチャネル割当て方式は
、本願の第1の発明のチャネル割当て方式において、移
動局における接続中基地局の受信レベルに応じて、接続
中基地局と各周辺基地局との受信レベル比を二つ以上に
分割して集計し、前記各受信レベル比の分布から前記接
続中基地局に対して前記各周辺基地局が同一チャネル干
渉妨害または隣接チャネル干渉妨害を与えるかどうかの
判定をそれぞれの周辺基地局についてし、前記判定の結
果に基づいて使用チャネルを決定することを特徴とする
【0015】前述したようなTDMA方式のディジタル
自動車電話システムにおいて、セル全域に分布している
移動局における接続中基地局および周辺基地局の受信レ
ベルの測定結果を集計すれば、各基地局間の干渉状態を
容易に監視することが可能である。そしてこの干渉状態
と各基地局のチャネル使用状態とに基づいて使用チャネ
ルを決定すれば、干渉妨害の発生を抑えることが出来る
【0016】本願の第1の発明は、各移動局からの受信
レベル報告中の接続中基地局の受信レベルとある周辺基
地局の受信レベルとから希望波対干渉波受信レベル比(
以下CIRとする)を計算し、一定数のCIRの値に対
して確率密度分布を求める。そしてこの確率密度分布か
らCIRが通信可能なCIRの最小値以上となる確率を
求める。この確率が所用場所率(例えば90%とする)
よりも小さければ、接続中基地局とその周辺基地局とで
は干渉妨害が発生すると判定し、同一チャネルの同時使
用を禁止する。逆にCIRが通信可能なCIRの最小値
以上となる確率が、所用場所率(90%)よりも大きけ
れば、接続中基地局とその周辺基地局とでは干渉妨害が
発生しないと判定し、同一チャネルの同時使用を許可す
る。このような判定を各基地局に対しておこなうことに
より基地局間の干渉状態即ち干渉マトリックスを求め、
この干渉マトリックスと各基地局のおけるチャネルの使
用状態に基づていチャネル割当てをおこなえば、干渉妨
害の発生を抑えることが出来る。
【0017】ダイナミックチャネル割当て方式において
も、全くランダムに使用チャネルを選択するよりも、固
定チャネル割当てのように同一チャネルが出来るだけ最
小の再利用間隔で使用されるようにチャネル割当てのよ
うに同一チャネルが出来なるだけ最小の再利用間隔で使
用されるようにチャネルを選択まする方が、周波数利用
確率が向上する。同一チャネルが最小の再利用間隔で使
用される回数が多くるようなチャネル配置を自動的にお
こなう方法として、チャネル棲み分け方式が提案されて
いる(文献3:Yukitsuna  Furuya 
 et.al.,“Channel  Segrega
tion,A  Distributed  Adap
tive  Channel  Allocation
  Scheme  forMobile  Comm
unication  Systems”,Proce
edings  of  Second  Nrdic
  Seminar  on  Digital  L
and  Mobile  Radio  Commu
nication,Stockholm  Swede
n,October  1986.)。棲み分け方式は
、各基地局においてチャネルに優先度を付け、優先度の
高いチャネルから順に割当て、通話毎に使用可能ならば
そのチャネルの優先度を上げ、使用不可能ならばそのチ
ャネルの優先度を下げることにより、同一チャネルが最
小の再利用間隔で使用される回数が多くなるような繰返
しパタンを自動的に形成する方式である。文献3の棲み
分け方式は、各基地局が互いに独立に優先度付けをおこ
なう方式であるが、基地局間の干渉状態に基づいて複数
の基地局における優先度を同時に更新する方式も考えら
れる。例えばある基地局におけるチャネルnの優先度を
上げる場合、この基地局に同一チャネル干渉妨害を与え
る基地局におけるチャネルnの優先度を下げる。またこ
の基地局に同一チャネル干渉妨害を与えない基地局にお
けるチャネルnの優先度を上げる。このようにすれば、
従来の棲み分け方式に比べ、周波数利用確率の高い繰返
しパタンを素速く確実に形成することが出来る。本願の
第2の発明では、棲み分け方式においてある基地局にお
けるチャネルnの優先度を上げる場合、その基地局に同
一チャネル干渉妨害を与える基地局を本願の第1の発明
の方法により求め、これらの基地局におけるチャネルn
の優先度を下げる。またある基地局におけるチャネルn
の優先度を下げる場合、その基地局に同一チャネル干渉
妨害を与える基地局を本願の第1の発明の方法により求
め、これらの基地局におけるチャネルnの優先度を上げ
る。本願の第3の発明では、棲み分け方式においてある
基地局におけるチャネルnの優先度を上げる場合、その
基地局に同一チャネル干渉妨害を与えない基地局を本願
の第1の発明の方法により求め、これらの基地局の中か
ら問題の基地局に近い順に一つ以上の基地局を選び、そ
れらの基地局におけるチャネルnの優先度を上げる。ま
たある基地局におけるチャネルnの優先度を下げる場合
、その基地局に同一チャネル干渉妨害を与えない基地局
を本願の第1の発明の方法により求め、これらの基地局
の中から問題の基地局に近い順に一つ以上の基地局を選
び、それらの基地局におけるチャネルnの優先度を下げ
る。このようにすることで、チャネルnが最小の再利用
間隔で使用される可能性が高まるため、周波数利用率が
向上する。
【0018】通常のチャネル配置に加えて、周波数をチ
ャネル間隔の1/2だけずらした同数のチャネルを併せ
て使用することにより、チャネル数を2倍に増加させた
インタリーブチャネル配置では、同一チャネルに加えて
隣接チャネルも同一基地局や隣接基地局で使用すること
が出来ない(文献4:V.H.Mac  Donald
,“Advanced  Mobile  Phone
  Service:TheCellular  Co
ncept”  The  Bell  System
  Technical  Journal,Vol.
58,No.1,January1979.)。基地局
間の干渉状態を利用して複数の基地局における隣接チャ
ネルの優先度を同時に更新すれば、インタリーブチャネ
ル配置の制約条件を満足する繰返しパタンを形成するこ
とが出来る。本願の第4の発明では、棲み分け方式にお
いてある基地局におけるチャネルnの優先度を上げる場
合、その基地局に隣接チャネル干渉妨害を与える基地局
を本願の第1の発明の方法により求め、これらの基地局
におけるチャネルnの隣接チャネルであるチャネルn−
1およびチャネルn+1の優先度を下げる。またある基
地局におけるチャネルnの優先度を下げる場合、その基
地局に隣接チャネル干渉妨害を与える基地局を本願の第
1の発明の方法により求め、これらの基地局におけるチ
ャネルnの隣接チャネルであるチャネルn−1およびチ
ャネルn+1の優先度を上げる。本願の第5の発明では
、棲み分け方式においてある基地局におけるチャネルn
の優先度を上げる場合、その基地局に隣接チャネル干渉
妨害を与えない基地局を本願の第1の発明の方法により
求め、これらの基地局の中から問題の基地局に近い順に
一つ以上の基地局を選び、それらの基地局におけるチャ
ネルnの隣接チャネルであるチャネルn−1およびチャ
ネルn+1の優先度を上げる。またある基地局における
チャネルnの優先度を下げる場合、その基地局に隣接チ
ャネル干渉妨害を与えない基地局を本願の第1の発明の
方法により求め、これらの基地局の中から問題の基地局
に近い順に一つ以上の基地局を選び、それらの基地局に
おけるチャネルnの隣接チャネルであるチャネルn−1
およびチャネルn+1の優先度を下げる。インタリーブ
チャネル配置の場合、このようにすることで隣接チャネ
ルに対する制約も満足する繰返しパタンが自動的に形成
される。
【0019】リュースパーティショニングは、セルを基
地局からの距離に応じてドーナツ状に分割し、分割され
た各セルに異なるチャネルを割当てる技術である。この
ようにすると内側のセル間では干渉条件が緩いことを利
用して同一チャネルの繰返し距離の短縮が可能になり、
全体の周波数利用効率が向上する(文献5:S.W.H
alpern,“Reuse  partitioni
ng  in  cellular  systems
”,Conference  Record  of 
 33rd  IEEE  Veh.Tech.Con
f.,pp.322−327,1983.)。
【0020】このリュースパーティショニングに適した
チャネル配置も、移動局における受信レベル測定結果に
基づいた基地局間の干渉状態を利用しておこなうことが
出来る。本願の第6の発明では、本願の第1の発明のよ
うに接続中基地局の受信レベルとある周辺基地局の受信
レベルとから希望対干渉波受信レベル比CIRの確率密
度分布を求める際に、接続中基地局の受信レベルの値に
応じて複数の確率密度分布を求める。例えばセルを内側
と外側に二分割してリュースパーティショニングをおこ
なう場合、接続中基地局の受信レベルがあるレベルより
も大きければ移動局が内側のセル内にいると判断し、移
動局が内側のセルにいる場合のCIRの確率密度分布を
更新し、内側のセル用の干渉マトリックスを求める。ま
た接続中基地局の受信レベルがあるレベルよりも小さけ
れば移動局が外側のセル内にいると判断し、移動局が外
側のセルにいる場合のCIRの確率密度分布を更新し、
内側のセル用の干渉マトリックスを求める。また接続中
基地局の受信レベルからあるレベルよりも小さければ移
動局が外側のセル内にいると判断し、移動局が外側のセ
ルにいる場合のCIRの確率密度分布を更新し、外側の
セル用の干渉マトリックスを求める。移動局の位置に応
じて、二種類の干渉マトリックスを使い分けてチャネル
割当てをおこなえば、リュースパーティショニングをお
こなった場合も干渉妨害の発生を抑えることが出来る。
【0021】これまで述べた方法により、セルラー方式
の移動通信システムにおいて、干渉妨害の発生が少なく
かつ周波数利用効率の高いダイナミックチャネル割当て
方式を提供することが出来る。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0023】図2は、本発明のチャネル割当て方式が用
いられる移動通信システムの構成例を示している。この
移動通信システムは、交換局200、基地局201、移
動局202から構成されており、通話中の移動局は、接
続中基地局および周辺基地局の受信レベルを定期的に測
定し、接続中基地局を介して交換局へ報告する。交換局
は、この受信レベルに基づいて他基地局へのハンドオフ
を起動する。この受信レベルの測定および結果報告の方
法は、前記文献2に詳述されている。
【0024】図3は、受信レベル報告のフォーマットで
ある。LEV  DL(300)は移動局における接続
中基地局の受信レベル、ID(n) (301〜306
)は周辺基地局の識別子、LEV(n) (307〜3
12)は移動局における周辺基地局の受信レベルである
。本実施例では、周辺基地局の内、も受信レベルが大き
い順に6基地局の受信レベルを報告している。測定され
る周辺基地局の数は、任意の値に選ぶことが出来るが、
多い方がより詳細な干渉マトリックスを作成出来る。各
受信レベルはデシベル表示されている。
【0025】図1は、第1の発明のチャネル割当て方式
において、交換局が、各移動局の受信レベル報告から基
地局間の干渉状態を示す干渉マトリックスを更新する方
法を説明するための流れ図である。交換局が、接続中の
基地局(BSi とする)を介して図3のフォーマット
の受信レベル報告を受信すると(100)、変数nを1
に設定し(101)、接続中基地局BSi の受信レベ
ルLEV  DLとID(n) が示す周辺基地局(B
Sj とする)の受信レベルLEV(n) の差、即ち
希望波対干渉波電力比CIRを、変数CIR  NEW
に代入する(102)。交換局は、基地局の組合せ毎に
一定数のCIRの値を記憶しており、新しいCIR  
NIWが得られる度に最も古いCIRの値を捨て、CI
R  NIWの値と交換する(103)。次に基地局B
Si の基地局BSj に対するCIRの値の集合に対
して、その確率密度分布を求める(104)。更にこの
確率密度分布からCIRが閾値1以上となる確率P1 
を求める(105)。閾値1は通信可能なCIRの最小
値に選んであるため、確率P1 はセル内の通話可能な
場所率を示している。そしてこの確率P1 と品質規定
で要求される場所率とを比較する(106)。本実施例
では所要場所率を90%とする。 図4(a)に示すようにCIRが閾値1以上となる確率
P1 が90%以上であれば、接続中基地局BSi と
周辺基地局BSj とが同一チャネルまたは隣接チャネ
ルを使用しても干渉妨害が発生しないと判定し、図5に
示す干渉マトリッククスの希望局BSi 、干渉局BS
jの欄に、同一および隣接チャネルが使用可能なことを
示す記号(○)を書込む(107)。また図4(b)に
示すようにCIRが閾値1以上となる確率P1 が90
%未満であれば、接続中基地局BSi と周辺基地局B
Sj とが同一チャネルを使用すると干渉妨害が発生す
ると判定する。同一チャネル干渉を与える基地局であっ
ても、隣接チャネルを使用出来る可能性があるから、次
にCIRが閾値2以上となる確率P2 を求める(10
8)。閾値2は、閾値1よりも周波数差によるマージン
分だけ小さな値となっている。そしてこの確率P2 と
品質規定で要求される場所率90%と比較する(109
)。確率P2 が90%以上であれば、接続中基地局B
Si と周辺基地局BSj とが隣接チャネルを使用し
ても干渉妨害が発生しないと判定し、干渉マトリックス
の希望局BSi 、干渉局BSj の欄に、同一チャネ
ルが使用不可および隣接チャネルが使用可能なことを示
す記号(△)を書込む(110)。確率P2 も90%
未満であれば、接続中基地局BSi と周辺基地局BS
j とが隣接チャネルを使用しても干渉妨害が発生する
と判定し、干渉マトリックスの希望局BSi ,干渉局
BSj の欄に、同一チャネルおよび隣接チャネルが使
用不可なことを示す記号(×)を書込む(111)。接
続中基地局BSi および周辺基地局BSj に対する
干渉マトリックスの更新が終了すると、変数nに1を加
え(113)、変数nが6以下であれば、102から1
12の制御を繰返し、変数nが6を越えたら終了し次の
受信レベル報告に備える(113)。このようにするこ
とで移動局の受信レベル報告から、各移動局間の干渉状
態を示す干渉マトリックスが自動的に作成出来る。
【0026】移動局の発呼、着呼またはハンドオフ等に
よりチャネルを新たに割当てる場合、この干渉マトリッ
クスと各基地局におけるチャネルの使用状態とに基づけ
ば、干渉妨害の発生しないチャネルを確実に選択するこ
とが出来る。例えば基地局BSi において新たにチャ
ネルを割当てる場合、図5に示す干渉マトリックスにお
いて×印の付いている基地局即ちBSh ,BSi ,
BSj ,BSk ,BSl において同一チャネルお
よび隣接チャネルが使用されておらず、△印の付いてい
る基地局即ちBSg ,BSm ,BSn において隣
接チャネルが使用されていないチャネルを選択するよう
にする。本実施例のようにダイナミックにチャネル割当
てをおこなう以外に、干渉マトリックスに基づいてチャ
ネル割当てを1日、1週間といった単位で固定しても構
わない。
【0027】図6は、第2の発明のチャネル割当て方式
を説明するための流れ図である。本チャネル割当て方式
においては、基地局毎に各チャネルに優先度付けをおこ
ない、要求があった場合には優先度の高いチャネルから
使用する所謂棲み分け方式を採用している。棲み分け方
式については文献3に詳述されている。また全ての優先
度付けは交換局が一括しておこなうものとする。更に交
換局は、第1の発明の方法によって各基地局間の干渉状
態を示す干渉マトリックスを管理している。
【0028】基地局BSi にチャネル割当て要求があ
った場合、交換局は基地局BSi におおいて最も優先
度の高いチャネルnを選択し(600)、干渉マトリッ
クスと周辺基地局におけるチャネルnの使用状態に基づ
いてチャネルnが使用可能かどうかを判定する(601
)。 使用可能であれば、基地局BSi におけるチャネルn
の優先度P(n) を増加し(602)、基地局BSi
 に同一チャネル干渉を与える基地局を干渉マトリック
スから求め、これらの基地局における優先度P(n) 
を減少し(603)、通話を開始する(604)。使用
不可能であれば、基地局BSi におけるチャネルnの
優先度P(n) を減少し(605)、基地局BSi 
に同一チャネル干渉を与える基地局を干渉マトリックス
から求め、これらの基地局における優先度P(n) を
増加し(606)、チャネルnが基地局BSi におい
て使用可能な最後のチャネルかどうかを調べる(607
)。チャネルnが最後のチャネルであれば、呼損とする
(608)。最後のチャネルでなければ、優先度が次に
高いチャネルを選び、これをチャネルnとして(609
)、再び使用の可否を調べる制御に戻る(601)。本
実施例では、同一チャネル干渉を与える基地局における
優先度の増加(606)、減少(603)の両方をおこ
なっているが、その一方だけをおこなうことにしても構
わない。
【0029】図7は、第3の発明のチャネル割当て方式
を説明するための流れ図である。第2の発明と同様に、
交換局が各基地局におけるチャネルの優先度および干渉
マトリックスを一括して管理している。
【0030】基地局BSi にチャネル割当て要求があ
った場合、交換局は基地局BSi において最も優先度
の高いチャネルnを選択し(700)、干渉マトリック
スと周辺基地局におけるチャネルnの使用状態に基づい
てチャネルnが使用可能かどうかを判定する(701)
。使用可能であれば、基地局BSi におけるチャネル
nの優先度P(n) を増加し(702)、基地局BS
i に同一チャネル干渉を与えない基地局を干渉マトリ
ックスから求め、この中から基地局BSi に近い基地
局をN局だけ求め、これらの基地局における優先度P(
n) を増加し(703)、通話を開始する(704)
。基地局BSi に近い基地局は、CIRの分布から推
測することが出来る。 即ち閾値1以上になる確率P1 が小さい程、基地局B
Si に近いと判定出来る。Nの値は、任意であるが、
選択された基地局が基地局BSi を取囲んで円形にな
る程度の値が望ましい。使用不可能であれば、基地局B
Si におけるチャネルnの優先度P(n) を減少し
(705)、基地局BSi に同一チャネル干渉を与え
ない基地局を干渉マトリックスから求め、この中から基
地局BSi に近い基地局をN局だけ求め、これらの基
地局における優先度P(n) を減少し(706)、チ
ャネルnが基地局BSiにおいて使用可能な最後のチャ
ネルかどうかを調べる(707)。チャネルnが最後の
チャネルであれば、呼損とする(708)。最後のチャ
ネルでなければ、優先度が次に高いチャネルを選び、こ
れをチャネルnとして(709)、再び使用の可否を調
べる制御に戻る(701)。本実施例では、同一チャネ
ル干渉を与えない基地局における優先度の増加(703
)、減少(706)の両方をおこなっているが、その一
方だけをおこなうことにしても構わない。
【0031】図8は、第4の発明のチャネル割当て方式
を説明するための流れ図である。第2の発明と同様に、
交換局が各基地局におけるチャネルの優先度および干渉
マトリックスを一括して管理している。またインタリー
ブチャネル配置を採用している。
【0032】基地局BSi にチャネル割当て要求があ
った場合、交換局は基地局BSi において最も優先度
の高いチャネルnを選択し(800)、干渉マトリック
スと周辺基地局におけるチャネルnの使用状態に基づい
てチャネルnが使用可能かどうかを判定する(801)
。使用可能であれば、基地局BSi におけるチャネル
nの優先度P(n) を増加し(802)、基地局BS
i におけるチャネルnの隣接チャネルであるチャネル
n−1およびチャネルn+1の優先度P(n−1) ,
P(n+1) を減少し(803)、基地局BSi に
隣接チャネル干渉を与える基地局を干渉マトリックスか
ら求め、これらの基地局における優先度P(n−1) 
,P(n+1) を減少し(804)、通話を開始する
(805)。使用不可能であれば、基地局BSi にお
けるチャネルnの優先度P(n) を減少し(806)
,基地局BSiにおけるチャネルnの隣接チャネルであ
るチャネルn−1およびチャネルn+1の優先度P(n
−1) ,P(n+1) を増加し(807)、基地局
BSi に隣接チャネル干渉を与える基地局を干渉マト
リックスから求め、これらの基地局における優先度P(
n−1) ,P(n+1) を増加し(808)、チャ
ネルnが基地局BSi において使用可能な最後のチャ
ネルかどうかを調べる(809)。チャネルnが最後の
チャネルであれば、呼損とする(810)。最後のチャ
ネルでなければ、優先度が次に高いチャネルを選び、こ
れをチャネルnとして(811)、再び使用の可否を調
べる制御に戻る(801)。本実施例では、隣接チャネ
ル干渉を与える基地局における優先度の増加(808)
。減少(804)の両方をおこなっているが、その一方
だけをおこなうことにしても構わない。
【0033】図9は、第5の発明のチャネル割当て方式
を説明するための流れ図である。第2の発明と同様に、
交換局が各基地局におけるチャネルの優先度および干渉
マトリックスを一括して管理している。またインタリー
ブチャネル配置を採用している。
【0034】基地局BSi にチャネル割当て要求があ
っ場合、交換局は基地局BSi において最も優先度の
高いチャネルnを選択し(900)、干渉マトリックス
と周辺基地局におけるチャネルnの使用状態に基づいて
チャネルnが使用可能かどうかを判定する(901)。 使用可能であれば、基地局BSi におけるチャネルn
の優先度P(n) を増加し(902)、基地局BSi
 におけるチャネルnの隣接チャネルであるチャネルn
−1およびチャネルn+1の優先度P(n−1) ,P
(n+1) を減少し(903)、基地局BSi に隣
接チャネル干渉を与えない基地局を干渉マトリックスか
ら求め、この中から基地局BSiに近い基地局をN局だ
け求め、これらの基地局における優先度P(n−1) 
,P(n+1) を増加し(904)、通話を開始する
(905)。基地局BSi に近い基地局は、CIRの
分布から推測することが出来る。即ち閾値1以上になる
確率P1 が小さい程、基地局BSi に近いと判定出
来る。Nの値は、任意であるが、選択された基地局が基
地局BSi を取囲んで円形になる程度の値が望ましい
。使用不可能であれば、基地局BSi におけるチャネ
ルnの優先度P(n)を減少し(906)、基地局BS
i におけるチャネルnの隣接チャネルであるチャネル
n−1およびチャネルn+1の優先度P(n−1) ,
P(n+1) を増加し(907)、基地局BSi に
隣接チャネル干渉を与えない基地局を干渉マトリックス
から求め、この中から基地局BSi に近い基地局をN
局だけ求め、これらの基地局における優先度P(n−1
) ,P(n+1) を減少し(908)、チャネルn
が基地局BSi において使用可能な最後のチャネルか
どうかを調べる(909)。 チャネルnが最後のチャネルであれば、呼損とする(9
10)。最後のチャネルでなければ、優先度が次に高い
チャネルを選び、これをチャネルnとして(911)、
再び使用の可否を調べる制御に戻る(901)。本実施
例では、隣接チャネル干渉を与えない基地局における優
先度の増加(904)、減少(908)の両方をおこな
っているが、その一方だけをおこなうことにしても構わ
ない。
【0035】図10は、第6の発明のチャネル割当て方
式において、交換局が、各移動局の受信レベル報告から
基地局間の干渉状態を示す干渉マトリックスを更新する
方法を説明するための流れ図である。各セルはドーナッ
ツ状に二分割されており、内側のセルと外側のセルとで
は互いに独立にチャネル割当てをおこなう。
【0036】交換局が、接続中の基地局BSi を介し
て図3のフォーマットの受信レベル報告を受信すると(
1000)、変数nを1に設定し(1001)、接続中
基地局BSi の受信レベルLEV  DLと閾値3と
を比べる(1002)。閾値3は、内側のセルと外側の
セルとの境界における平均受信レベルになるように選ん
である。従って受信レベルLEW  DLが閾値3より
も大きければ、移動局は内側のセルに在圏すると判定出
来る。 逆に受信レベルLEV  DLが閾値3よりも小さけれ
ば、移動局は外側のセルに在圏すると判定出来る。移動
局が内側のセルに在圏すると判定された場合、図1の1
02〜111と同様の手順により内側のセルに対応する
干渉マトリックスの更新をおこなう(1003)。接続
中基地局BSi および最初の周辺基地局BSj に対
する干渉マトリックスの更新が終了すると、変数nに1
を加え(1004)、変数nが6以下であれば1003
および1004の手順を繰返し、変数nが6を越えたら
終了し次の受信レベル報告に備える(1005)。移動
局が外側のセルに在圏すると判定された場合、図1の1
02〜111と同様の手順により外側のセルに対応する
干渉マトリックスの更新をおこなう(1006)。接続
中基地局BSi および最初の周辺基地局BSj に対
する干渉マトリックスの更新が終了すると、変数nに1
を加え(1007)、変数nが6以下であれば1006
および1007の手順を繰返し、変数nが6を越えたら
終了し次の受信レベル報告に備える(1008)。この
ようにすることでセルを内側と外側に分割した場合にお
いても、それぞれのセルに対応する干渉マトリックスを
自動的に作成出来る。
【0037】移動局の発呼、着呼またはハンドオフ等に
よりチャネルを新たに割当てる場合、移動局における接
続希望先の基地局の受信レベルから、移動局が内側のセ
ルまたは外側のセルのどちらに在圏するかを選択して、
選択した方のセルに対応する干渉マトリックスと各基地
局におけるチャネルの使用状態とに基づいて、干渉妨害
の発生しないチャネルを割当てる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、セルラー方式の移動通信システムにおいて干渉妨害
の発生が少ないダイナミックチャネル割当て方式を提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のチャネル割当て方式における干渉
マトリックスの更新方法を説明するための流れ図。
【図2】移動通信システムの構成例を示す図。
【図3】受信レベル報告のフォーマット例を示す図。
【図4】CIRの確率密度分布の例を示す図。
【図5】干渉マトリックスの例を示す図。
【図6】第2の発明のチャネル割当て方式を説明するた
めの流れ図。
【図7】第3の発明のチャネル割当て方式を説明するた
めの流れ図。
【図8】第4の発明のチャネル割当て方式を説明するた
めの流れ図。
【図9】第5の発明のチャネル割当て方式を説明するた
めの流れ図。
【図10】第6の発明のチャネル割当て方式における干
渉マトリックスの更新方法を説明するための流れ図。
【符号の説明】
102〜104    接続中基地局と各周辺基地局と
の受信レベル比の集計 105〜111    同一または隣接チャネル干渉妨
害の判定 200    交換局 201    基地局 202    移動局 300    接続中基地局の受信レベル301〜30
6    周辺基地局の識別子307〜312    
周辺基地局の受信レベル603,606    同一チ
ャネル干渉を与える基地局における優先度の更新 703,706    同一チャネル干渉を与えない基
地局における優先度の更新 803,807    チャネルを使用した基地局にお
ける優先度の更新 804,808    隣接チャネル干渉を与える基地
局における優先度の更新 904,908    隣接チャネル干渉を与えない基
地局における優先度の更新 1002    接続中基地局の受信レベルに応じた接
続中基地局と各周辺基地局との受信レベル比の分割集計
1003,1006    同一または隣接チャネル干
渉妨害の判定

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通話中の移動局が接続中基地局および
    周辺基地局の受信レベルを測定するセルラー方式移動通
    信システムのチャネル割当て方式であって、移動局にお
    ける受信レベル測定結果から接続中基地局と各周辺基地
    局との受信レベル比を集計し、前記受信レベル比の分布
    から前記接続中基地局に対して前記各周辺基地局が同一
    チャネル干渉妨害または隣接チャネル干渉妨害を与える
    かどうかの判定をし、前記判定の結果に基づてい各基地
    局の使用チャネルを決定することを特徴とするチャネル
    割当て方式。
  2. 【請求項2】  各基地局の使用チャネルに優先度を付
    け、優先度の高いチャネルから使用し、あるチャネルが
    干渉妨害が無く使用出来た場合には、前記チャネルを使
    用した基地局に対して同一チャネル干渉妨害を与えると
    判定された基地局における前記チャネルの優先度を下げ
    、あるチャネルが干渉妨害により使用出来なかった場合
    には、前記チャネルを使用した基地局に同一チャネル干
    渉妨害を与えると判定された基地局における前記チャネ
    ルの優先度を上げることを特徴とする請求項1に記載の
    チャネル割当て方式。
  3. 【請求項3】  各基地局の使用チャネルに優先度を付
    け、優先度の高いチャネルから使用し、あるチャネルが
    干渉妨害が無く使用出来た場合には、前記チャネルを使
    用した基地局に同一チャネル干渉妨害を与えないと判定
    された基地局の中から前記チャネルを使用した基地局に
    近い順に選ばれた一つ以上の基地局における前記チャネ
    ルの優先度を上げ、あるチャネルが干渉妨害により使用
    出来なかった場合には、前記チャネルを使用した基地局
    に同一チャネル干渉妨害を与えないと判定された基地局
    の中から前記チャネルを使用した基地局に近い順に選ば
    れた一つ以上の基地局における前記チャネルの優先度を
    下げることを特徴とする請求項1に記載のチャネル割当
    て方式。
  4. 【請求項4】  各基地局の使用チャネルに優先度を付
    け、優先度の高いチャネルから使用し、あるチャネルが
    干渉妨害が無く使用出来た場合には、前記チャネルを使
    用した基地局における前記チャネルの隣接チャネルの優
    先度を下げ、前記チャネルを使用した基地局に隣接チャ
    ネル干渉妨害を与えると判定された基地局における前記
    チャネルの隣接チャネルの優先度を下げ、あるチャネル
    が干渉妨害により使用出来なかった場合には、前記チャ
    ネルを使用した基地局における前記チャネルの隣接チャ
    ネルの優先度を上げ、前記チャネルを使用した基地局に
    隣接チャネル干渉妨害を与えると判定された基地局にお
    ける前記チャネルの隣接チャネルの優先度を上げること
    を特徴とする請求項1に記載のチャネル割当て方式。
  5. 【請求項5】  各基地局の使用チャネルに優先度を付
    け、優先度の高いチャネルから使用し、あるチャネルが
    干渉妨害が無く使用出来た場合には、前記チャネルを使
    用した基地局に隣接チャネル干渉妨害を与えないと判定
    された基地局の中から前記チャネルを使用した基地局に
    近い順に選ばれた一つ以上の基地局における前記チャネ
    ルの隣接チャネルの優先度を上げ、あるチャネルが干渉
    妨害により使用出来なかった場合には、前記チャネルを
    使用した基地局に隣接チャネル干渉妨害を与えないと判
    定された基地局の中から前記チャネルを使用した基地局
    に近い順に選ばれた一つ以上の基地局における前記チャ
    ネルの隣接チャネルの優先度を下げることを特徴とする
    請求項1に記載のチャネル割当て方式。
  6. 【請求項6】  移動局における接続中基地局の受信レ
    ベルに応じて、接続中基地局と各周辺基地局との受信レ
    ベル比を二つ以上に分割して集計し、前記各受信レベル
    比の分布から前記接続中基地局に対して前記各周辺基地
    局が同一チャネル干渉妨害または隣接チャネル干渉妨害
    を与えるかどうかの判定をそれぞれの周辺基地局につい
    てし、前記判定の結果に基づいて使用チャネルを決定す
    ることを特徴とする請求項1に記載のチャネル割当方式
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