JP2004517571A - 動的なチャンネル指定方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【技術分野】
本発明は、移動通信方法及びシステムに係り、特に、移動ネットワークにおいて動的に周波数及びチャンネルを割り当てる方法及びシステムに係るが、これに限定されない。
【0002】
【背景技術】
データ送信のための移動ネットワークの最も問題のある部分は、無線インターフェイスである。無線経路を経てクオリティの高いスピーチを送信すべき場合や高いデータ送信レートを達成すべき場合には、利用に制限のある全周波数帯域のチャンネル特有帯域巾を広くすることが要求される。GSMシステムでは、情報の送信レートと周波数レンジの効率的な使用との間で妥協がなされる。スピーチ送信のクオリティは、進歩したスピーチコード化方法により改善され、そしてデータ送信の速度は、効率的な圧縮方法によりスピードアップされている。
【0003】
デジタル移動ネットワークでは、無線信号を受信してデコードする能力は、受信器の位置における搬送波対干渉比(C/I)に依存する。明らかに、C/Iがあまりに低いと、無線リンクのクオリティが悪化し又はそのロスを招く。一方、無線通信のクオリティは、C/I比があまり高くても、著しく高くはならない。というのは、送信方法は、ある程度のノイズに適応して、あるC/Iレベルより上で受信される信号を最適に復調及びデコードできるように設計されているからである。しかしながら、C/Iが高過ぎると、特に通常のスピーチ接続においてネットワーク容量が増加しない。搬送波の強度Cを下げて、他の受信器へ生じる干渉を減少するか、又は他の受信器から生じるより多くの干渉を許さねばならない。これは、使用可能な無線スペクトルから高い容量を得るための手段である。対応的に、C/Iが高過ぎると、容量のロスを招く。これは、C/Iをいつでもネットワークの全ての受信者に均一に分配しなければならないという既知の極端な目的に通じる。
【0004】
しかしながら、この目的は、現在のGSMネットワークで達成されるものにはほど遠い。現在の状態を以下に要約する。
周波数の使用プランは固定であり、即ちベースステーション(BTS)や移動ステーション(MS)のような各トランシーバに対して1つの周波数又は1つの周波数ホッピングダイヤグラムが割り当てられる。これは、チャンネル、即ち周波数及び時分割多重アクセス(TDMA)タイムスロット(TS)を移動ステーション(MS)に割り当ててネットワークのエリアにおいて均一なC/I分布を得ることを防止する。一般的に述べると、ハンドオーバー(HO)及び電力制御(PC)の判断は、C/Iに基づいて行うのではなく、他の、あまり有効でない変数、例えば、フィールド強度(FS)、及びクオリティ、例えば、ビットエラー率(BER)に基づいて行われる。ベースステーション(BTS)は、C/N(搬送波対雑音)測定とも称されるC/I測定を実行できるが、それらは、制約があり、アップリンク方向(MSからBTS)にしか行われない。隣接セルについては、FS測定だけが、ブロードキャスト制御チャンネル(BCCH)周波数で行われる。ハンドオーバー(HO)は、非BCCH周波数における無線条件を直接知らずに行われる。周波数ホッピング(FH)は、統計学的な干渉等化を行えるようにするが、そのとき能動的な干渉制御は存在しない。
【0005】
この問題に対する既知の解決策は、現在のネットワークに対して改良を与える「Dynamically Optimised Channel Allocation (DOCA)」と題するノキア社の出願(PCT/FI/99/00876号)に開示されている。その最も重要な効果は、次の通りである。
C/Iは、各MSの位置において決定され、そして連続的に監視される。これは、ネットワークが、MSごとに不充分な又は過剰なC/Iを検出し、そして更に、ネットワークのダウンリンク送信経路の全C/I分布を推定できるようにする。ローカル及び広範な干渉制御が可能となる。
ダウンリンクのHO及びPCは、C/I基準をベースとしている。ネットワークは、考えられるHO又はダウンリンクPC判断が、このような判断により影響を受ける全MSに及ぼす衝撃を比較する。それ故、HO及びダウンリンクPC判断は、C/Iベースである。干渉により遮断されるコールの危険性が低下する。
【0006】
C/IベースのHOにより、ネットワークは、C/Iが低過ぎるMSに対してC/Iを増加し、そしてC/Iが高過ぎるMSのC/Iを減少し、従って、できるだけ均一のC/I分布を与えるように全てのMSにC/Iを分配することができる。均一なC/I分布は、送信電力制御又はC/IベースのハンドオーバーHOに基づいて実施することができる。
BCCHを除くと、GSMネットワークには実際に周波数プランニングは行われない。周波数は、チャンネルを割り当てるために必要に応じて指定され、そしてHOについてはC/Iの検査で定義されるように指定される。固定のTRX特有の周波数割り当てを使用するときとは異なり、TRX内の各TSには、異なる周波数を割り当てることができる。FHは使用されず、即ち所与のチャンネルに使用される周波数は、通常、あるフレームから別のフレームへと変化しない。
【0007】
移動通信におけるスピーチのクオリティは、あるC/Iレベルに到達した後も著しく良くならないことが知られている。現在の移動ネットワークにおけるトラフィックは、スピーチだけでなく、データ送信も含み、例えば、回路交換AMR(適応マルチレート)スピーチ、ブラウザによるインターネット使用、VoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)コール及びマルチメディアアプリケーションも含むので、転送される情報をできるだけ正しく供給すべきときにはサービスクオリティ(QoS)が重要な基準となる。IP(インターネットプロトコル)ネットワークだけでなく、移動ネットワークにおいても、サービスクオリティを規定する異なる要件を含む多数の異なるサービスが送信される。移動ネットワークのサービスクオリティが高いことは、対応的に高いC/Iレベルを必要とし、この場合に、移動ネットワークの干渉レベルの最適化及び均一なC/I分布は、もはや得策ではない。
【0008】
図1aは、現在の移動ネットワークにおいて異なるサービスを利用するときの接続のクオリティを示す。音声通信に指定された接続101ないし105と、データサービスに指定された接続106ないし110の両方は、同じ量のチャンネルを受信し、その接続クオリティは、各サービスの理想的なクオリティに比して変化する。当該接続により要求されるサービスクオリティに基づいて各接続に対してリソースが使用されるエアインターフェイスリソース管理は、現在、使用されない。
【0009】
【発明の開示】
接続に使用されるチャンネルの割り当てを動的な周波数及びチャンネル割り当て(DFCA)に基づいて行う移動通信方法及びシステムがここに発明された。コール、データ接続等のサービスの場合には、サービスのクオリティを規定するパラメータ(サービスクオリティQoS)を定義し、又は前もって予め定義することができ、これは、ある時間中に一方向に移動する例えばC/I比又は保証スループットとして指示することができる。使用可能なチャンネルから、上記サービスに対して設定された要件をできるだけ充分に満足するチャンネルが選択される。異なるサービスについては、サービスのクオリティを既定する異なるレベルのパラメータが存在し、これにより、低いC/Iレベルを有するチャンネルは、例えば、音声通信に主として割り当てることができ、そして高いC/Iレベルを有するチャンネルは、対応的に、例えば、データサービスに対して主として割り当てることができる。
【0010】
本発明の無線リソース管理システムは、各接続の確立中に割り当てることのできる全ての考えられるチャンネル(例えばタイムスロット及び周波数の組合せ)における接続のクオリティ(C/Iレベル)に基づくマトリクスを動的に維持する。このマトリクスは、当該接続に使用するのに最も適したC/Iレベルを有するチャンネルを割り当てできるようにする。例えば、移動ユーザが、所定の理想的なサービスレベルがC/I=12であるVoIPコールを行う場合に、C/Iレベルが好ましくはこの理想的なサービスレベル以上であるチャンネルを与える周波数及びタイムスロットの組合せが選択される(例えば、ベースステーションコントローラにおいて)。
【0011】
本発明は、確立されつつある接続にチャンネルを割り当てる方法であって、移動割り当てリストに対する移動割り当てインデックスオフセットを指示することによりそのリストのチャンネル周波数が使用されるような方法によって達成される。更に、一方向又は両方向干渉測定アルゴリズムが使用されるか、又はセル内HOによって拡張された両方向干渉測定アルゴリズムが使用され、これにより、使用されるべきチャンネルは、常に、当該サービスの接続に対して設定されるクオリティ要求を満足するC/Iレンジから割り当てられる。両方向干渉測定方法は、特に、接続に使用されるチャンネルが、ある限界値と限界値との間の所望のC/I範囲に位置された場合に、後で使用される他のチャンネルが、その接続のC/Iレベルを変更せず、従って、接続は、所望のC/I範囲の外へ移動することを特徴とする。セル内HOによって拡張された両方向干渉測定方法は、特に、そのサービングチャンネルにおける所望のC/I範囲からチャンネルを得ようと試みる新たな接続が、いずれの空きタイムスロットからも適当なチャンネルが見つからない場合に、上記C/I範囲内で他の接続により既に使用されたチャンネルの中からその新たな接続に対するチャンネルがサーチされる。C/IベースのHOアルゴリズムは、第2接続に対して設定されたクオリティ要求を満足する新たなチャンネルが、その第2接続に対して上記C/I範囲から見つかった場合には、その第2接続から、確立されるべき新たな接続へチャンネルを転送する。
【0012】
本発明のシステムでは、ベースステーションのタイムスロットが同期される。これは、トランシーバ(TRX)のあるタイムスロット(TS)が、隣接セルにおけるトランシーバ(TRX)の対応するタイムスロットのみにより妨げられることを意味する。周期的な周波数ホッピングを使用して周波数ダイバーシティが達成され、そしてネットワーク全体で1つの周波数ホッピングしか必要とさないが、2つ以上のリストを使用することもできる。
【0013】
本発明の第1の特徴によれば、セルを画成する少なくとも1つのベースステーション(BTS)と、上記セルのエリアにあって、無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てる方法であって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集し、そして上記セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する段階を備えた方法において、上記セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義し、上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成し、そしてパラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てるという段階を備えたことを特徴とする方法が提供される。
【0014】
本発明の第2の特徴によれば、セルを画成する少なくとも1つのベースステーションと、上記セルのエリアにあって、無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てるシステムであって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集する第1収集手段と、セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する第2収集手段とを備えたシステムにおいて、セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義するための定義手段と、上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成するための形成手段と、パラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てるための割り当て手段とを備えたことを特徴とするシステムが提供される。
【0015】
本発明の第3の特徴によれば、セルを画成する少なくとも1つのベースステーションと、上記セルのエリアにあって無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てる装置であって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集する第1収集手段と、セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する第2収集手段とを備えた装置において、セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義するための定義手段と、上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成するための形成手段と、パラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てるための割り当て手段とを備えたことを特徴とする装置が提供される。
【0016】
【発明を実施するための最良の形態】
公知技術は、図1aを参照して説明した。以下、図1bないし図10を参照して本発明を詳細に説明する。
図1bは、異なる接続を使用するときのデータ及び音声サービスの接続クオリティ(C/Iレベル)を示す。本発明の解決策の構成では、コール接続101ないし105又はデータサービス接続106ないし110のような異なる接続に、その接続に要求されるサービスクオリティに基づいて使用するための異なるレベルのチャンネルが与えられる。本発明の解決策により、図示された通常のコール接続は、その接続クオリティが当該使用目的に充分であるチャンネルのみを得る。対応的に、データサービスは、当該サービスに充分な接続クオリティを与えるチャンネルのみを得る。ネットワークのエリア内のトラフィック量及び干渉ファクタが許す場合には、高いC/Iレベルを有するチャンネルが、高いサービスクオリティを要求する接続に常に割り当てられる。
【0017】
図2aは、DFCA方法を一般的レベルで説明するものである。チャンネル割り当て200は、動的なチャンネル割り当て(DCA)アルゴリズム201により行われ、このアルゴリズムは、一方向又は両方向干渉測定アルゴリズム、或いはセル内HOにより拡張された両方向干渉測定アルゴリズムのいずれかを含むことができる。チャンネル割り当ての判断は、例えば、ネットワークから受け取った干渉情報202、ネットワーク負荷を表わすパラメータ205、及び確立されるべき接続に対して設定されるサービスクオリティを規定する基準206に基づいて行うことができる。干渉情報202は、例えば、使用される他の接続の測定又は推定されたC/Iレベル(参照番号203)、或いは使用される接続に関する特定情報(参照番号204)を含むことができる。ネットワーク負荷は、例えば、ネットワークの異なるセルにおける接続の数として示すことができる。サービスクオリティを表わすパラメータは、例えば、サービスの形式に基づいて形成することができ、この場合、当該接続を実施しなければならないある固定のC/Iレベルを、ある形式のサービスに対して予め定義することができる。或いは又、使用されるべき各接続に対し、例えば、与えられるべきサービスレベル(例えば、C/Iレベル)をネットワークの容量に比例させることにより、サービス特有のサービスレベルを動的に形成することができる。
【0018】
図2bは、例えば、ベースステーションコントローラBSC又はベースステーションBTSに設置できる本発明の装置のブロック図である。この装置は、機能を実行するためのプロセッサ210及びメモリ211と、干渉情報を収集する手段212と、トラフィック負荷情報を収集する手段213とを備えている。更に、この装置は、レベル値を定義する手段214と、パラメータ値を形成する手段215と、チャンネルを割り当てる手段216とを備えている。レベル値を定義する手段214は、割り当てられるべきチャンネルの接続クオリティが入るところのレベル値範囲を定義する。通信ネットワークに使用される各サービスは、各サービスに要求される接続クオリティに対応するレベル値範囲が予め定められる。レベル値及びレベル値範囲は、無線チャンネルの信号対雑音比であるのが好ましいが、保証スループットのような他の変数を使用することもできる。レベル値範囲は、第1レベル値と第2レベル値との間の範囲より成り、第2レベル値は、第1レベル値より高く、そしてこの範囲は、通信されるべき情報、即ち接続が確立されるところのサービスにより要求される接続クオリティに対応する。第1レベル値及び第2レベル値は、固定でありそして予め定められるが、例えば、通信ネットワークのトラフィック負荷に関連して動的に変化することもできる。パラメータ値を形成する手段は、セルの各チャンネルに対するパラメータ値を、通信ネットワークのエリアで収集された干渉情報と、通信ネットワークのトラフィック負荷について収集された情報とに基づいて形成する。パラメータ値は、セルの現在接続クオリティに対応し、そしてチャンネル割り当ては、パラメータ値が所望のレベル値範囲にあるセルのチャンネルを選択することにより行われる。
【0019】
チャンネル割り当て手段216により割り当てられるチャンネルは、上記チャンネルのパラメータ値がサービスに要求されるレベル値範囲内に入るように主として割り当てられる。セル内のいずれの空きチャンネルのパラメータ値も、割り当てられるべき第1接続を使用する第1サービスにより要求されるレベル値範囲内に入らない場合には、使用される第2接続と、それを使用する第2サービスが選択され、第2接続のパラメータ値は、割り当てられるべき第1接続を使用する第1サービスのレベル値範囲内にあり、そして第2サービスによって使用される上記第2接続は、使用される第1チャンネルから、第1接続を使用する第1サービスにより要求されるレベル値範囲内にパラメータ値が入る第2チャンネルへと移動される。その後、割り当てられるべき上記第1接続が上記第1チャンネルに確立される。上記ハンドオーバーが可能である場合には、考えられる最も高いレベル値を有するチャンネルが、上記第1接続及びそれを使用する第1サービスに対して割り当てられる。
【0020】
図3aは、あるサービスセルポイントにおいてある移動ステーションのあるタイムスロット中に干渉情報を収集するための方法及びC/Iマトリクスを示す。通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てるために、サービスされている移動ステーションのタイムスロット及び周波数の各組合せに対し干渉レベルをサービスセルにおいて定義することが必要である。サービスセルにおいて移動ステーションの現在位置で移動ステーションにより使用されるタイムスロットごとにC/Iマトリクスが計算され、このC/Iマトリクスは、そのサービスセルにおいて当該タイムスロットに使用できる各周波数に対して各干渉セル(通常はサービスセルに隣接するセル)により生じる干渉レベルより成る。これを示す例として、図3は、移動ステーションの現在位置においてタイムスロット0に対するC/Iマトリクスを示す。セル1ないしセルnのセルは、タイムスロット0の周波数f1ないしfnに対しマトリクスのC/Iレベルとして示された干渉を生じさせる。最も干渉の大きなセル、即ち当該周波数に対するC/Iレベルが最も低いセルのC/Iレベルが、タイムスロット0の各周波数に対して常に選択される。例えば、C/Iレベルが9dBのセル1は、周波数f1でサービスしているセルに対しタイムスロット0において最も大きな干渉を生じさせる。最も干渉の少ないセルは、C/Iレベルが15dBのセル3である。セル1の値は、図3bの最終C/Iマトリクスにおける行TS0、列f1に入れられる。
【0021】
図3bは、図3aに基づき、全てのサービスセルチャンネルに対するC/Iマトリクスを示す。全てのサービスセルチャンネル、即ちサービスされている移動ステーションのチャンネル割り当て及びハンドオーバーに対して使用できるタイムスロット及び周波数の全ての組合せが、マトリクスに収集される。移動ステーションにより利用されているあるサービスに対して予め定められた接続クオリティを与えるチャンネルがマトリクスから選択される。
【0022】
図3cは、干渉情報を収集するための別の方法及びC/Iマトリクスを示す。C/Iマトリクスの列「干渉者」(参照番号301)は、干渉セルのリスト、即ち隣接セルとして定義されそしてその測定値が得られているか又は情報がバックグランドマトリクスに存在するところのセルを指すものである。列「C/Iest」(参照番号302)は、各干渉セルの推定C/Iレベルをデシベルで示す。推定C/Iレベルは、上記セルのトラフィックに対し90%確率においてC/I列の値に等しいか又はそれより良好である。例えば、3行目において、干渉セルI3のC/Iレベルは、同じ周波数が使用される場合、90%確率において12dB未満である。列「C/Icalc」(参照番号303)は、測定及び報告されたセルを示す。列304は、サービスセルに隣接するセルである干渉セルを示し、その数は、GSM仕様書(GSM05.08)では6である。実際の測定値が隣接セルN1ないしN6から得られる場合には(このケースではバックグランドマトリクスのC/Iest値を使用する必要がない)、推定C/Iを、実際の測定結果C/Icalcに置き換えることができる。9dBに等しいか又はそれより良好なC/Iレベルは、サービスセルに隣接するセルN1に対し90%確率において推定されている。当該隣接セルに対する測定から5dBの実際のC/Iレベルが得られ、そして上記隣接セルN1に対するバックグランドマトリクスの推定値をその新たに計算された値で更新することができる。
【0023】
バックグランドマトリクスの全情報は、ベースステーションコントローラに得られ、従って、該コントローラは、各接続の各タイムスロットに対してC/Iマトリクスを計算することができる。従って、各使用可能な周波数に対しそのたびに厳密なC/Iレベルより成るC/Iマトリクスが各セルにおいて発生される。
【0024】
サービスセルに隣接するセルに対する測定結果が得られ、そしてその隣接セルの現在リソースが分かる。タイムスロットは、移動割り当てリストにおいてインデックス(移動割り当てインデックスオフセットMAIO)として示され、このインデックスは、移動割り当てリストにおけるポイントを示し、そこから周波数ホッピングがそのたびにスタートされる。隣接セルを検査することにより、干渉セルに使用された全てのMAIOが同期ネットワークにおいて露呈される。バックグランドマトリクスにおける隣接セルに関する情報がこの情報に追加されると、各MAIO周波数に対してC/Iレベルを推定することができ、即ち各MAIOをもつチャンネルのクオリティが見出される。又、干渉セルに使用される電力も各タイムスロットに考慮され、これは、移動ステーションのような移動体がBCCH周波数で隣接セルを測定し、そして干渉セルに使用される電力がBCCH周波数でスケーリングされるようにして行われる。チャンネルの割り当て状態も考慮することができる。というのは、進行中のコールを伴わないタイムスロットは、干渉を生じないからである。
【0025】
図4は、基準ネットワークにおける接続の累積的分布(累積的分布関数CDF)をC/Iの関数として示す。基準ネットワークは、他のシミュレーション結果と後で比較されるもので、36個の3セクターベースステーションより成る従来のネットワーク構成を与える。この形式のネットワークは、エリア全体に対して均一のトラフィック分布及びカバレージを与える。周波数(12)の利用プランは、4/12再使用をベースとするもので、これは、シミュレーションにおいて得られたC/I累積分布関数に基づく図4から明らかなように全ネットワークエリアに対して良好なクオリティを与える。干渉の計算は、BSS同期を仮定して行われ、この場合に、タイムスロットは、同期されると仮定する。検査されている接続と同じチャンネルを使用する能動的な接続のみが、干渉ソースとして最終的な計算に追加される。図4の記述は、以下に述べる一方向又は両方向干渉測定シミュレーションと比較されるべき基準ケースとして使用される。
【0026】
図5aは、一方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。最初に、サービスセルが空きのタイムスロットを有するかどうか調べるチェックが行われる(ステップ501)。空きのタイムスロットがない場合、次のステップは、ステップ502であり、ここでは、例えば、接続を確立できないことがユーザに通知される。空きのタイムスロットが使用できる場合には、それらの1つが検査のためにランダムに選択される(ステップ503)。次いで(ステップ504)、接続に対して設定されたサービスクオリティを規定するパラメータを満足するチャンネルがタイムスロットに対して得られるかどうかのチェックがなされる。条件を満足するチャンネルが見つかった場合には、当該チャンネルが使用される(ステップ508)。ステップ504において当該タイムスロットに対し条件を満足するチャンネルが見つからない場合には、そのタイムスロットがチェックされたとマークされ(ステップ505)、そして未チェックのタイムスロットが残されているかどうか調べるチェックがなされる(ステップ505)。未チェックのタイムスロットが残っている場合には、次のステップは、ステップ503であり、さもなければ、最も高いC/Iレベルを有するチャンネルが選択され(ステップ507)、そしてそのチャンネルが使用される(ステップ508)。
【0027】
図5bは、基準ケースと比較して、一方向干渉測定に基づくCDFをC/Iの関数として示す。一方向干渉測定の場合には、充分良好(GE)な基準に合致する最も適したチャンネルが、それ自身のC/Iマトリクスから確立されるべき各接続に対してサーチされる。この基準即ちGEウインドウは、2つのC/Iレベルを形成するエリアとして定義される。この方法を使用するときには、確立されるべき新たな接続がそのとき同じチャンネル上の既にアクティブな接続に対して引き起こす干渉が、この方法の一方向性により、考慮されない。
【0028】
第1のGEウインドウは、25ないし30dBのC/I範囲を含み、そして第2のGEウインドウは、30ないし35dBのC/I範囲を含む。DFCAアルゴリズムは、これらのGEウインドウ内にできるだけ多数の接続を予約するように試みる。チャンネル割り当てのほとんどがGEウインドウ内で行われることには関わりなく、新たなチャンネルの割り当ては、アクティブな接続の接続クオリティを低下させる。
【0029】
図5bに示すように、GEウインドウの最小レベルより低いC/Iレベルを有する接続の占有率は、それに対応する基準ケースに比して著しく高くなる。DFCAアルゴリズムシミュレーションでは、全接続の約25%が、GEウインドウ25ないし30dBより下で終わりとなり、一方、基準ケースでは、それに対応する結果は、約13%である。DFCAアルゴリズムシミュレーションでは、全接続の約26%が、GEウインドウ30ないし35dBより下で終了し、これは基準ケースの結果に等しい。割り当てプランの効果は、ある接続における低いクオリティを犠牲として達成される。
【0030】
図5cは、一方向DFCA方法においてCIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。たとえチャンネルの予めの割り当てが好ましいC/I条件で行われ、即ち割り当ての90.7%がGEウインドウ内にありそして9.3%がその上にあっても、シミュレーション中に収集されたCIRサンプルは、GEウインドウ内にあるサンプルの43.8%及びその上のサンプルの31.5%となる。サンプルのある部分(16.4%)は、GEウインドウの下にあり、そしてあるサンプル(9.0%)は、更に、minCIRレベルの下となる。パラメータminCIRは、各GEウインドウに関連したクオリティ測定ポイントであり、そしてDFCA方法により達成される容量増加を推定するのに後で使用される。これは、選択されたGEウインドウに与えられる最も低い許容C/I値(クオリティ/サービス要件)を指す。これは、次の式に基づき、6dBのフェージング余裕がGEウインドウの低い値から減算されるように計算される。
minCIR=最低GEウインドウCIR−フェージング余裕(6dB)
【0031】
図6aは、両方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。先ず、サービスセルが空きタイムスロットを有するかどうか調べるチェックが行われる(ステップ601)。空きタイムスロットがない場合には、次のステップは、ステップ602であり、ここでは、例えば、接続を確立できないことをユーザに通知することができる。空きタイムスロットが得られる場合には、それらの1つが検査のためにランダムに選択される(ステップ603)。次いで(ステップ604)、接続に対して設定されたサービスクオリティを規定するパラメータを満足するチャンネルがタイムスロットに対して使用可能であるかどうか調べるチェックが行われる。条件を満足するチャンネルが見つかった場合には、次のステップは、ステップ609となり、チャンネルが両方向に有効であるかどうか調べられる。条件が満足される場合には、当該チャンネルが使用される(ステップ608)。ステップ609において条件が満足されない場合には、上記周波数がチェックされたとマークされ(ステップ610)、そしてルーチンは、ステップ604へ進む。ステップ604において、条件を満足する周波数が当該タイムスロットに対して見つからない場合には、上記タイムスロットがチェックされたとマークされ(ステップ605)、そして次のステップ(ステップ606)は、未チェックのタイムスロットが残されているかどうか調べる。未チェックのタイムスロットが残されている場合には、ルーチンはステップ603へ進み、さもなければ、最も高いC/Iレベルを有するチャンネルが選択され(ステップ607)、そしてそのチャンネルが使用される(ステップ609)。
【0032】
図6bは、図6aに示されたアルゴリズムのステップ608における両方向チェックアルゴリズムを示す。ステップ611では、チャンネルが両方向チェックを受け、そして同じチャンネルを使用する接続jの古いC/I値がチェックされる(ステップ612)。古いC/I値がGEウインドウの下限値以下である場合には(ステップ613)、古いC/I値がminC/I値より大きいかどうかのチェックがなされる(ステップ618)。古いC/I値がminC/I値より低い場合には、ルーチンはステップ619へ進み、次の接続jが選択され、その後、ルーチンはステップ612へ進む。ステップ618において、古いC/I値がminC/I値より大きい場合には、接続jにより使用されるチャンネルの実際のC/I値がminC/I値より小さいかどうかのチェックがなされる(ステップ620、621)。条件が満足される場合には、ルーチンがステップ617へ進み、ここで、当該チャンネルが両方向チェックの基準を満足しないことに注意されたい。ステップ621の条件が満足されず、即ち実際のC/I値がminC/I値より大きい場合には、ルーチンはステップ616へ進み、ここでは、当該チャンネルが両方向チェックの基準を満足することに注意されたい。ステップ613において、古いC/I値がGEウインドウの下限値より高い場合には、接続jにより使用されるチャンネルの実際のC/I値がminC/I値より低いかどうかのチェックがなされる(ステップ614、615)。この条件が満足されない場合には、次のステップは、ステップ617であり、ここでは、当該チャンネルが両方向チェックの基準を満足しないことに注意されたい。ステップ615において条件が満足され、即ち実際のC/I値がminC/I値より大きい場合には、次のステップは、ステップ616であり、ここでは、当該チャンネルが両方向チェックの基準を満足することに注意されたい。
【0033】
図6cは、基準ケースと比較して、両方向干渉測定に基づくCDFをC/Iの関数として示している。両方向測定の場合に、入呼びが既存の接続に対して生じる干渉が上記接続のサービスクオリティをある余裕内で減少する場合には入呼びに新たなチャンネルが割り当てられない。一方向測定の場合と同様に、使用される第1のGEウインドウサイズは、25ないし30dBにセットされ、そして第2のGEウインドウサイズは、30ないし35dBにセットされる。
両方向干渉監視を使用すると、サービスクオリティが良好に制御されるので、ネットワークのクオリティが改善される。ユーザがGEウインドウ内でチャンネルを得た場合に、後で割り当てられる他のチャンネルは、上記接続のC/I条件を、それらが所望のGEウインドウの外部へ移動する程度までは変化しない。
【0034】
図6dは、両方向DFCA方法においてCIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。割り当ての約83%は、GEウインドウ内であり、そして約17%は、その上にある。CIRサンプルの約56%がGEウインドウ内であり、そして約44%がその上にある。この図は、一方向測定に比して著しい改善を示している。シミュレーション中に収集された全てのCIRサンプルは、ここでは、GEウインドウ内又はその上に配置される。
【0035】
図7aは、セル内HOで拡張された両方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。始めに、サービスセルが空きタイムスロットを有するかどうか調べるチェックが行われる(ステップ701)。空きタイムスロットがない場合には、次のステップは、ステップ702であり、ここでは、例えば、接続を確立できないことをユーザに通知することができる。さもなければ、空きタイムスロットの1つがランダムに選択され(ステップ703)、そして両方向チェックされなかった周波数が当該タイムスロットに使用できるかどうか調べるチェックが行われる(ステップ704)。タイムスロットに対して周波数が見つかった場合には、上記タイムスロット及び上記周波数により形成されたチャンネルが両方向条件を満足するかどうか調べるチェックが行われる(ステップ705)。条件を満足しない場合には、上記周波数は、チェックされたとマークされ(ステップ706)、そしてルーチンはステップ704へ進む。条件を満足する場合には、チャンネルが使用のために予約される(ステップ707)。周波数が見つからない場合には、タイムスロットが、チェックされたとマークされ(ステップ707)、そして未チェックのタイムスロットがサービスセルに残っているかどうかチェックされる(ステップ708)。更にタイムスロットがある場合には、ルーチンは、ステップ703へ戻り、さもなければ、サービスセルに対して両方向GEウインドウを得るためにC/IベースのHOが試みられ(ステップ709)、その後、HOが首尾良く行われたかどうかチェックされる(ステップ710)。HOが首尾良く行われた場合には、チャンネル割り当てが実行され(ステップ707)、さもなければ、最も高いC/Iレベルを有するチャンネルが選択され(ステップ711)そしてチャンネル割り当てが実行され(ステップ707)。
【0036】
図7bは、進行中のコールに対するC/IベースのHOアルゴリズム(図7aのステップ709)を示すフローチャートである。最初に、接続jの古いC/I値が検査され(ステップ720)、そしてGEウインドウ下限値と比較される(ステップ721)。接続jのC/I値が上記限界値より低い場合には、接続jのC/I値が、最も低い許容C/I値minC/Iと比較される(ステップ722)。接続jのC/I値が、最も低い許容値minC/Iより低い場合には、次のアクティブな接続が検査のために選択され(ステップ728)、そしてルーチンは、ステップ720へ進む。接続jのC/I値が、最も低い許容値minC/Iより高い場合には(ステップ722)、当該マルチフレームにおける新たな割り当ての後に接続jの現在C/I値が検査され(ステップ723)、その後、接続jの現在C/I値が最も低い許容C/I値minC/Iと比較される(ステップ724)。現在C/I値がminC/Iより大きい場合には、次のアクティブな接続が検査のために選択され(ステップ728)、さもなければ、現在C/I値がminC/Iより小さくそしてセル内C/IベースのHOがサービスセルにおいて実行される(ステップ725)ことに注意されたい。接続jのC/I値が、ステップ721において上記限界値minC/Iより大きい場合には、当該マルチフレームにおける新たな割り当ての後に接続jの現在C/I値が検査され(ステップ726)、その後(ステップ727)、接続jの現在C/I値がGEウインドウの下限値と比較される(ステップ721)。現在C/I値がGEウインドウの下限値より大きい場合には、新たな接続が検査のために選択され(ステップ728)、そしてルーチンはステップ720へ進む。現在C/I値がGEウインドウの下限値より小さい場合には、セル内C/IベースのHOがサービスセルにおいて実行される(ステップ725)。
【0037】
図7cは、基準ケースと比較してC/Iベースハンドオーバーにおいて両方向干渉測定のCDFをC/Iの関数として示す。両方向測定を使用するときには、GEウインドウにより定義されたエリアからそのサービスチャンネルを経てチャンネルを得るように試みる新たなコールは、空きタイムスロットを見出さず、それが必要とするクオリティを有するチャンネルを、他の既存の接続に対して既に予約されたタイムスロットから得ることができる。サービスチャンネルに不充分なチャンネルを使用する前に、C/Iベースのハンドオーバーアルゴリズムは、接続により要求される許容C/Iレベルを有するチャンネルを得るように試みることができる。
【0038】
C/Iベースのハンドオーバーアルゴリズムに対する第2の形態は、例えば、アクティブなコールの干渉状態を検査する連続プロセスである。新たなチャンネルの割り当てが低いネットワーククオリティを生じる場合には、プロセスは、セル内ハンドオーバーを行うことによりC/Iレベルを最適化する。一方向測定と同様に、使用される第1のGEウインドウサイズは、25ないし30dBにセットされ、そして第2のGEウインドウサイズは、30ないし35dBにセットされる。
【0039】
図7dは、両方向C/IベースハンドオーバーのDFCA方法において、CIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。チャンネル割り当ての約88.4%がGEウインドウ内であり、そして約11.6%がその上にある。CIRサンプルの約60%がGEウインドウ内にあり、そして約40%がその上にある。図示されたように、ほとんど全てのチャンネル割り当てがGEウインドウのエリア内又はその上にある。
図8a及び8bは、両方向DFCAアルゴリズムを使用するときにハンドオーバーによって生じる改善を示す。C/IベースのHOにおいて、GEの割り当ては、HOを伴わないC/Iベースの割り当てより良好に制御することができる。
【0040】
図9aは、GEウインドウが15ないし20dBであり且つC/Imin=9dBであるときに、ハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す。当該GEウインドウは、音声通信に使用されるC/Iレベルを表わす。両方向監視を伴わない通常のネットワークでは、C/Iサンプルの0.2%がC/Iminより低いときに、SE値が4.54Erl/MHz/sqkmである。両方向干渉監視は、ネットワーク容量を表わす指数をSE=18Erl/MHz/sqkmまで増加し、約285%の容量増加を与える。
【0041】
図9bは、GEウインドウが20ないし25dBであり且つC/Imin=14dBであるときにハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す。当該GEウインドウは、例えば、ECSD Tサービスに使用されるC/Iレベルを表わす。両方向監視を伴わない通常のネットワークでは、C/Iサンプルの0.2%がC/Imin値より低いときに、SE値は4.54Erl/MHz/sqkmである。両方向干渉監視は、ネットワーク容量を表わす指数をSE=14Erl/MHz/sqkmまで増加し、約180%の容量増加を与える。
【0042】
図9cは、GEウインドウが25ないし30dBであり且つC/Imin=19dBであるときにハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す。当該GEウインドウは、例えば、EGPRSに使用されるC/Iレベルを表わす。両方向監視を伴わない通常のネットワークでは、C/Iサンプルの0.2%がC/Imin値より低いときに、SE値は4.54Erl/MHz/sqkmである。両方向干渉監視は、ネットワーク容量を表わす指数をSE=12Erl/MHz/sqkmまで増加し、約130%の容量増加を与える。
【0043】
図10は、図9aないし9cの結果の概要を示す。初期の結果から明らかなように、本発明の方法及びシステムは、同期ネットワークにおいてそのたびに使用されるC/Iエリアに基づき130ないし285%の容量増加を与えることができる。この容量増加は、既存のネットワークリソースを、異なるクオリティ要件を満足する多数のサブエリア、即ちGEウインドウへ分配する機会を与える。従って、異なるデータサービスを同時に利用して、ネットワーク容量が常に最適なレベルに保たれるようにすることができる。一方向干渉監視の結果をそれに対応する両方向結果と比較すると、使用可能なネットワーク容量の著しい改善に注目することができる。
【0044】
以上、本発明の実施形態を一例として詳細に述べた。本発明は、上述した実施形態の細部に限定されるものではなく、そして本発明は、その特徴から逸脱せずに他のやり方でも実施できることが当業者に明らかであろう。上述した実施形態は、単なる例示であって、何らそれに限定されるものではない。従って、本発明の実施形態及び使い方は、特許請求の範囲のみによって限定されるものとする。従って、特許請求の範囲により規定された等効物を含む本発明の種々の別の形態が本発明の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明を実施せずに異なる接続を使用したときのデータ及び音声サービスの接続クオリティ(C/Iレベル)を示す図である。
【図1b】
本発明を実施して異なる接続を使用したときのデータ及び音声サービスの接続クオリティ(C/Iレベル)を示す図である。
【図2a】
DFCA方法を一般的レベルで説明するための図である。
【図2b】
本発明の装置のブロック図である。
【図3a】
あるサービスセルポイントにおいてある移動ステーションのあるタイムスロットの間に干渉情報を収集するための方法及びC/Iマトリクスを示す図である。
【図3b】
全てのサービスセルチャンネルに対する図3aに基づくC/Iマトリクスを示す図である。
【図3c】
干渉情報を収集するための別の方法及びC/Iマトリクスを示す図である。
【図4】
基準ネットワークのCDFを、C/Iの関数として示すグラフである。
【図5a】
一方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。
【図5b】
一方向干渉測定に基づくCDFを、基準のケースと比較して、C/Iの関数として示す図である。
【図5c】
一方向DFCA方法においてCIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。
【図6a】
両方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。
【図6b】
両方向干渉測定アルゴリズムのチェックアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図6c】
両方向干渉測定のCDFをC/Iの関数として示すグラフである。
【図6d】
両方向DFCA方法においてCIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。
【図7a】
セル内HOにより拡張された両方向干渉測定アルゴリズムのフローチャートである。
【図7b】
進行中のコールに対するC/IベースのHOアルゴリズムのフローチャートである。
【図7c】
両方向干渉測定のCDFを、C/Iベースのハンドオーバー(HO)におけるC/Iの関数として示すグラフである。
【図7d】
両方向C/IベースハンドオーバーのDFCA方法において、CIRサンプル及びチャンネル割り当てのパーセント数値をGEウインドウ内、それより上及びそれより下、そしてminCIRレベルより下について示したグラフである。
【図8a】
両方向DFCAアルゴリズムを使用するときにハンドオーバーによって生じる改善を示す図である。
【図8b】
両方向DFCAアルゴリズムを使用するときにハンドオーバーによって生じる改善を示す図である。
【図9a】
GEウインドウが15ないし20dBであり且つC/Imin=9dBであるときに、ハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す図である。
【図9b】
GEウインドウが20ないし25dBであり且つC/Imin=14dBであるときにハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す図である。
【図9c】
GEウインドウが25ないし30dBであり且つC/Imin=19dBであるときにハンドオーバーに両方向C/I監視を使用したときのネットワーク容量の増加を示す図である。
【図10】
図9aないし9cからの結果の概要を示すグラフである。
Claims (15)
- セルを画成する少なくとも1つのベースステーション(BTS)と、上記セルのエリアにあって、無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てる方法であって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集し、そして上記セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する段階を備えた方法において、
上記セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義し、
上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成し、そして
パラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てる、
という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 上記パラメータ値は、上記セルのチャンネルの既存の接続クオリティに対応する請求項1に記載の方法。
- 上記レベル値は、第1レベル値及び第2レベル値で形成されたレベル値範囲であって、上記通信情報により要求される接続クオリティに対応するレベル値範囲を含む請求項1に記載の方法。
- 上記第1レベル値及び第2レベル値は、固定値であって、予め決定される請求項3に記載の方法。
- 上記レベル値は、動的に変更し得る請求項4に記載の方法。
- 上記チャンネル割り当ては、上記レベル値範囲内のパラメータ値を有するセルのチャンネルを選択することにより行われる請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
- 上記チャンネル割り当ては、セルにより使用される第1チャンネルから第2チャンネルへ接続を切り換え、そして上記情報に対して上記第1チャンネルを割り当てることにより行われる請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
- 上記レベル値及び上記パラメータ値は、信号対干渉レベルに基づく請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
- セルを画成する少なくとも1つのベースステーションと、上記セルのエリアにあって、無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てるシステムであって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集する第1収集手段(202−204)と、上記セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する第2収集手段(205)とを備えたシステムにおいて、
上記セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義するための定義手段(206)と、
上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成するための形成手段(200,201)と、
パラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てるための割り当て手段(200,201)と、
を備えたことを特徴とするシステム。 - 上記定義手段は、第1レベル値及び第2レベル値で形成されたレベル値範囲であって、上記通信されるべき情報により要求される接続クオリティに対応するレベル値範囲を定義するように構成された請求項9に記載のシステム。
- 上記形成手段は、上記セルの全チャンネルに対して上記パラメータ値を形成するように構成された請求項9に記載のシステム。
- 上記割り当て手段(200,201)は、上記レベル値範囲内のパラメータ値を有するセルのチャンネルを、割り当てられたチャンネルとして選択するように構成された第1選択手段も備えている請求項9ないし11のいずれかに記載のシステム。
- 上記割り当て手段(200,201)は、セルにより使用される第1チャンネルからセルにより使用される第2チャンネルへ接続を切り換えそして上記第1チャンネルを上記情報に対して割り当てるように構成された第2選択チャンネルも備えている請求項9ないし11のいずれかに記載のシステム。
- セルを画成する少なくとも1つのベースステーションと、上記セルのエリアにあって無線チャンネルを経て上記ベースステーションと通信する移動ステーションとを備えた通信ネットワークにおいて無線チャンネルを割り当てる装置であって、上記通信ネットワークのセル及び少なくとも1つの隣接セルに既に使用されているチャンネルから干渉情報を収集する第1収集手段(212)と、上記セルのトラフィック負荷に関する情報を収集する第2収集手段(213)とを備えた装置において、
上記セル内で通信されるべき情報に対するレベル値を定義するための定義手段(214)と、
上記収集された干渉情報及びトラフィック負荷に基づいてセルのチャンネルに対するパラメータ値を形成するための形成手段(215)と、
パラメータ値が上記定義されたレベル値に最も良く対応するセルのチャンネルを上記情報に対して割り当てるための割り当て手段(216)と、
を備えたことを特徴とする装置。 - 上記装置は、ベースステーションコントローラである請求項14に記載の装置。
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