JPH1079976A - 無線チャネル割当方法 - Google Patents
無線チャネル割当方法Info
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- JPH1079976A JPH1079976A JP8232375A JP23237596A JPH1079976A JP H1079976 A JPH1079976 A JP H1079976A JP 8232375 A JP8232375 A JP 8232375A JP 23237596 A JP23237596 A JP 23237596A JP H1079976 A JPH1079976 A JP H1079976A
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- Japan
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- wireless channel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信中の無線チャネルの割り当てを変更可能
とし、移動通信システム全体で呼損またはチャネル切替
の失敗を低減する。 【解決手段】 通信中の無線チャネルの通信品質が極め
て良好な場合に、それ以下で所要品質を満たす他の無線
チャネルに切り替え、良好な無線チャネルを空きチャネ
ルとして開放する。
とし、移動通信システム全体で呼損またはチャネル切替
の失敗を低減する。 【解決手段】 通信中の無線チャネルの通信品質が極め
て良好な場合に、それ以下で所要品質を満たす他の無線
チャネルに切り替え、良好な無線チャネルを空きチャネ
ルとして開放する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線ゾーン
でサービスエリアを構成する移動通信システムにおい
て、必要に応じて通信中の無線チャネルの割り当てを変
更する無線チャネル割当方法に関する。
でサービスエリアを構成する移動通信システムにおい
て、必要に応じて通信中の無線チャネルの割り当てを変
更する無線チャネル割当方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の無線チャネル割当方法では、通信
接続要求（発呼）があると、図６に示すようにその時点
の空きチャネルのみが検索され、空きチャネルの中に割
当可能チャネル、例えば所要品質を満たす無線チャネル
があれば、チャネル割当が行われるようになっていた。
一方、空きチャネルがない場合や割当可能チャネルがな
い場合には、呼損になっていた。
接続要求（発呼）があると、図６に示すようにその時点
の空きチャネルのみが検索され、空きチャネルの中に割
当可能チャネル、例えば所要品質を満たす無線チャネル
があれば、チャネル割当が行われるようになっていた。
一方、空きチャネルがない場合や割当可能チャネルがな
い場合には、呼損になっていた。
【０００３】また、従来の無線チャネル割当方法を用い
たチャネル切替では、図７に示すように、基地局または
移動局が無線チャネルの通信品質の劣化を検出したとき
に、所要品質を満たす無線チャネルへの切り替えが行わ
れていた。一方、所要品質を満たす無線チャネルがない
場合には、チャネル切替が失敗し、通信が切断されるこ
とがあった。
たチャネル切替では、図７に示すように、基地局または
移動局が無線チャネルの通信品質の劣化を検出したとき
に、所要品質を満たす無線チャネルへの切り替えが行わ
れていた。一方、所要品質を満たす無線チャネルがない
場合には、チャネル切替が失敗し、通信が切断されるこ
とがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線チャネル割
当方法の問題点について、図８を参照して説明する。図
８において、基地局８１と移動局８２−１は無線チャネ
ルＡで通信中である。ここで、移動局８２−２から発呼
があったときに、空きチャネルはあるものの、所要品質
を満たす無線チャネル（割当可能チャネル）が見つから
ない場合には呼損になる。また、通信中の移動局８２−
２が通信品質の劣化により無線チャネルの切り替えを要
求したときに、所要品質を満たす無線チャネルが見つか
らない場合にはチャネル切替失敗となる。
当方法の問題点について、図８を参照して説明する。図
８において、基地局８１と移動局８２−１は無線チャネ
ルＡで通信中である。ここで、移動局８２−２から発呼
があったときに、空きチャネルはあるものの、所要品質
を満たす無線チャネル（割当可能チャネル）が見つから
ない場合には呼損になる。また、通信中の移動局８２−
２が通信品質の劣化により無線チャネルの切り替えを要
求したときに、所要品質を満たす無線チャネルが見つか
らない場合にはチャネル切替失敗となる。
【０００５】ところで、通信中の移動局８２−１が基地
局８１の近傍にあり、割り当てられている無線チャネル
の通信品質が極めて良好な場合がある。このような場合
には、従来は無線チャネルの切り替えを行うことはなか
った。しかし、移動局８２−１が他の無線チャネルであ
っても所要品質を確保できる場合に、現在の無線チャネ
ルから他の無線チャネルに切り替え、通信品質が極めて
良好な現在の無線チャネルを空きチャネルにできれば、
他の移動局にとって呼損またはチャネル切替の失敗を低
減できる可能性がある。
局８１の近傍にあり、割り当てられている無線チャネル
の通信品質が極めて良好な場合がある。このような場合
には、従来は無線チャネルの切り替えを行うことはなか
った。しかし、移動局８２−１が他の無線チャネルであ
っても所要品質を確保できる場合に、現在の無線チャネ
ルから他の無線チャネルに切り替え、通信品質が極めて
良好な現在の無線チャネルを空きチャネルにできれば、
他の移動局にとって呼損またはチャネル切替の失敗を低
減できる可能性がある。
【０００６】本発明は、通信中の無線チャネルの割り当
てを変更可能とし、移動通信システム全体で呼損または
チャネル切替の失敗を低減することができる無線チャネ
ル割当方法を提供することを目的とする。
てを変更可能とし、移動通信システム全体で呼損または
チャネル切替の失敗を低減することができる無線チャネ
ル割当方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１および請求項２
の無線チャネル割当方法は、通信中の無線チャネルの通
信品質が極めて良好な場合に、それ以下で所要品質を満
たす他の無線チャネルに切り替え、良好な無線チャネル
を空きチャネルとして開放する。ここで、所要品質Ｔ
ｈ、閾値Ｔｈ１についてＴｈ＜Ｔｈ１としたときに、Ｔ
ｈ１＜ａとなる通信品質ａを有する無線チャネルは、Ｔ
ｈ≦ｂ≦Ｔｈ１となる通信品質ｂを有する無線チャネル
へ切り替える（請求項１）。これにより、極めて良好な
通信品質ａを有する無線チャネルを空きチャネルとして
開放できる。
の無線チャネル割当方法は、通信中の無線チャネルの通
信品質が極めて良好な場合に、それ以下で所要品質を満
たす他の無線チャネルに切り替え、良好な無線チャネル
を空きチャネルとして開放する。ここで、所要品質Ｔ
ｈ、閾値Ｔｈ１についてＴｈ＜Ｔｈ１としたときに、Ｔ
ｈ１＜ａとなる通信品質ａを有する無線チャネルは、Ｔ
ｈ≦ｂ≦Ｔｈ１となる通信品質ｂを有する無線チャネル
へ切り替える（請求項１）。これにより、極めて良好な
通信品質ａを有する無線チャネルを空きチャネルとして
開放できる。
【０００８】また、Ｔｈ１＜ａとなる通信品質ａを有す
る無線チャネルは、Ｔｈ≦ｃ≦Ｔｈ２＜Ｔｈ１となる通
信品質ｃを有する無線チャネルへ切り替える（請求項
２）。これにより、極めて良好な通信品質ａを有する無
線チャネルを開放しながら、閾値Ｔｈ２を上回る通信品
質を有する無線チャネルをそのまま空きチャネルとして
残すことができる。
る無線チャネルは、Ｔｈ≦ｃ≦Ｔｈ２＜Ｔｈ１となる通
信品質ｃを有する無線チャネルへ切り替える（請求項
２）。これにより、極めて良好な通信品質ａを有する無
線チャネルを開放しながら、閾値Ｔｈ２を上回る通信品
質を有する無線チャネルをそのまま空きチャネルとして
残すことができる。
【０００９】請求項３の無線チャネル割当方法は、基地
局または移動局から発生した通信接続要求に対して、所
要品質Ｔｈを満足する空きチャネルがない場合に、通信
中の無線チャネルに対して請求項１または請求項２に記
載のチャネル切替を実行する。ここで、良好な通信品質
の無線チャネルが空きチャネルとして開放されたとき
に、通信接続要求に対する無線チャネルの割り当てを再
度試みる。この空きチャネルは、直前まで良好な通信品
質で通信に利用されていた無線チャネルであるので、通
信接続要求に対して呼損となる確率を大幅に低減するこ
とができる。
局または移動局から発生した通信接続要求に対して、所
要品質Ｔｈを満足する空きチャネルがない場合に、通信
中の無線チャネルに対して請求項１または請求項２に記
載のチャネル切替を実行する。ここで、良好な通信品質
の無線チャネルが空きチャネルとして開放されたとき
に、通信接続要求に対する無線チャネルの割り当てを再
度試みる。この空きチャネルは、直前まで良好な通信品
質で通信に利用されていた無線チャネルであるので、通
信接続要求に対して呼損となる確率を大幅に低減するこ
とができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に示す実施形態では、通信品
質として例えば希望波と干渉波の強度比から得られるＣ
ＩＲを用いる。なお、ＣＮＲその他を用いてもよい。無
線チャネル割当の基準となる所要品質Ｔｈ、閾値Ｔｈ
１，Ｔｈ２は、それぞれＣＩＲの値であり、大きい方が
通信品質が良好となる。本実施形態では、 Ｔｈ＜Ｔｈ２＜Ｔｈ１ とする。
質として例えば希望波と干渉波の強度比から得られるＣ
ＩＲを用いる。なお、ＣＮＲその他を用いてもよい。無
線チャネル割当の基準となる所要品質Ｔｈ、閾値Ｔｈ
１，Ｔｈ２は、それぞれＣＩＲの値であり、大きい方が
通信品質が良好となる。本実施形態では、 Ｔｈ＜Ｔｈ２＜Ｔｈ１ とする。
【００１１】（第１の実施形態…請求項１）図１は、本
発明の無線チャネル割当方法の第１の実施形態を示す。
図において、通信中の無線チャネルの通信品質ａを定期
的に測定し、通信品質ａが所要品質Ｔｈを下回ったとき
には、所要品質Ｔｈを確保できる無線チャネルへの切り
替えを行う（従来のチャネル切替）。一方、通信品質ａ
が所要品質Ｔｈを上回っていれば、さらに閾値Ｔｈ１を
上回っているか否かを判定する。
発明の無線チャネル割当方法の第１の実施形態を示す。
図において、通信中の無線チャネルの通信品質ａを定期
的に測定し、通信品質ａが所要品質Ｔｈを下回ったとき
には、所要品質Ｔｈを確保できる無線チャネルへの切り
替えを行う（従来のチャネル切替）。一方、通信品質ａ
が所要品質Ｔｈを上回っていれば、さらに閾値Ｔｈ１を
上回っているか否かを判定する。
【００１２】ここで、通信中の無線チャネルの通信品質
ａが所要品質Ｔｈを上回っているものの、閾値Ｔｈ１を
越える程でない場合にはチャネル切替は行わない。しか
し、所要品質Ｔｈを大幅に上回り、さらに閾値Ｔｈ１を
上回っている場合（Ｔｈ＜Ｔｈ１＜ａ）には、通信品質
ａが良すぎると判断する。このとき、通信品質ｂが所要
品質Ｔｈと閾値Ｔｈ１の間にある空きチャネルがあれば
（Ｔｈ≦ｂ≦Ｔｈ１）、通信中の無線チャネルをそのチ
ャネルに切り替える。
ａが所要品質Ｔｈを上回っているものの、閾値Ｔｈ１を
越える程でない場合にはチャネル切替は行わない。しか
し、所要品質Ｔｈを大幅に上回り、さらに閾値Ｔｈ１を
上回っている場合（Ｔｈ＜Ｔｈ１＜ａ）には、通信品質
ａが良すぎると判断する。このとき、通信品質ｂが所要
品質Ｔｈと閾値Ｔｈ１の間にある空きチャネルがあれば
（Ｔｈ≦ｂ≦Ｔｈ１）、通信中の無線チャネルをそのチ
ャネルに切り替える。
【００１３】これにより、極めて良好な通信品質ａを有
する無線チャネルを空きチャネルとして開放することが
できる。すなわち、通信品質のよいチャネルが割当候補
として残されるので、無線ゾーン端の干渉を受けやすい
場所にいる移動局でも呼損またはチャネル切替の失敗を
低減することができる。 （第２の実施形態…請求項２）図２は、本発明の無線チ
ャネル割当方法の第２の実施形態を示す。
する無線チャネルを空きチャネルとして開放することが
できる。すなわち、通信品質のよいチャネルが割当候補
として残されるので、無線ゾーン端の干渉を受けやすい
場所にいる移動局でも呼損またはチャネル切替の失敗を
低減することができる。 （第２の実施形態…請求項２）図２は、本発明の無線チ
ャネル割当方法の第２の実施形態を示す。
【００１４】本実施形態の特徴は、Ｔｈ＜Ｔｈ２＜Ｔｈ
１となる閾値Ｔｈ２を用い、通信中の無線チャネルの通
信品質ａが良すぎる（Ｔｈ１＜ａ）と判断したときに、
通信品質ｃが所要品質Ｔｈと閾値Ｔｈ２の間にある空き
チャネルがあれば（Ｔｈ≦ｃ≦Ｔｈ２）、通信中の無線
チャネルをそのチャネルに切り替えるところにある。こ
れにより、極めて良好な通信品質ａを有する無線チャネ
ルを開放しながら、できるだけ所要品質Ｔｈに近い方か
ら切替先のチャネルとして利用し、閾値Ｔｈ２を上回る
通信品質を有する無線チャネルをそのまま空きチャネル
として残すことができる。また、通信品質が閾値Ｔｈ２
を上回る無線チャネルであれば、閾値Ｔｈ１を上回って
いる通信中の無線チャネルと大差がなく、無用なチャネ
ル切替を回避することができる。
１となる閾値Ｔｈ２を用い、通信中の無線チャネルの通
信品質ａが良すぎる（Ｔｈ１＜ａ）と判断したときに、
通信品質ｃが所要品質Ｔｈと閾値Ｔｈ２の間にある空き
チャネルがあれば（Ｔｈ≦ｃ≦Ｔｈ２）、通信中の無線
チャネルをそのチャネルに切り替えるところにある。こ
れにより、極めて良好な通信品質ａを有する無線チャネ
ルを開放しながら、できるだけ所要品質Ｔｈに近い方か
ら切替先のチャネルとして利用し、閾値Ｔｈ２を上回る
通信品質を有する無線チャネルをそのまま空きチャネル
として残すことができる。また、通信品質が閾値Ｔｈ２
を上回る無線チャネルであれば、閾値Ｔｈ１を上回って
いる通信中の無線チャネルと大差がなく、無用なチャネ
ル切替を回避することができる。
【００１５】（第３の実施形態…請求項３）図３は、本
発明の無線チャネル割当方法の第３の実施形態を示す。
図において、基地局または移動局から発生した通信接続
要求に対して、割当可能チャネル（所要品質Ｔｈを満足
する空きチャネル）を検索する。割当可能チャネルがあ
ればそのチャネルを割り当てる。割当可能チャネルがな
ければ、通信中の無線チャネルを調査する。通信中の無
線チャネルＡの通信品質ａを測定し、通信品質ａが閾値
Ｔｈ１を上回っていれば、通信品質が所要品質Ｔｈと閾
値Ｔｈ１（Ｔｈ２）との間にあるチャネルに切り替え、
無線チャネルＡを開放する。すなわち、通信中の無線チ
ャネルＡに対して第１の実施形態または第２の実施形態
によるチャネル切替を実行する。その後、通信接続要求
に対して無線チャネルＡが割当可能か否かを確認し、割
当可能であれば無線チャネルＡを割り当てる。この無線
チャネルＡは、直前まで良好な通信品質で通信に利用さ
れていた無線チャネルであるので割当可能となる確率が
高い。
発明の無線チャネル割当方法の第３の実施形態を示す。
図において、基地局または移動局から発生した通信接続
要求に対して、割当可能チャネル（所要品質Ｔｈを満足
する空きチャネル）を検索する。割当可能チャネルがあ
ればそのチャネルを割り当てる。割当可能チャネルがな
ければ、通信中の無線チャネルを調査する。通信中の無
線チャネルＡの通信品質ａを測定し、通信品質ａが閾値
Ｔｈ１を上回っていれば、通信品質が所要品質Ｔｈと閾
値Ｔｈ１（Ｔｈ２）との間にあるチャネルに切り替え、
無線チャネルＡを開放する。すなわち、通信中の無線チ
ャネルＡに対して第１の実施形態または第２の実施形態
によるチャネル切替を実行する。その後、通信接続要求
に対して無線チャネルＡが割当可能か否かを確認し、割
当可能であれば無線チャネルＡを割り当てる。この無線
チャネルＡは、直前まで良好な通信品質で通信に利用さ
れていた無線チャネルであるので割当可能となる確率が
高い。
【００１６】ここで、通信中の無線チャネルがない場
合、閾値Ｔｈ１を上回る通信品質を有する無線チャネル
がない場合、チャネル切替により生じた空きチャネルに
割当ができない場合には呼損となる。図４は、第３の実
施形態の適用例を示す。 (1) 基地局４１と移動局４２−１が無線チャネルＡ（通
信品質ａ）で通信中であり、移動局４２−２が通信接続
要求（発呼、ハンドオーバ、チャネル切替）を発したと
する。しかし、移動局４２−２に対して所要品質Ｔｈを
満足する割当可能チャネルがなく、このままでは呼損と
なる。
合、閾値Ｔｈ１を上回る通信品質を有する無線チャネル
がない場合、チャネル切替により生じた空きチャネルに
割当ができない場合には呼損となる。図４は、第３の実
施形態の適用例を示す。 (1) 基地局４１と移動局４２−１が無線チャネルＡ（通
信品質ａ）で通信中であり、移動局４２−２が通信接続
要求（発呼、ハンドオーバ、チャネル切替）を発したと
する。しかし、移動局４２−２に対して所要品質Ｔｈを
満足する割当可能チャネルがなく、このままでは呼損と
なる。
【００１７】(2) 基地局４１と移動局４２−１との間の
無線チャネルＡを無線チャネルＢへ切り替える。開放さ
れた無線チャネルＡは、基地局４１と移動局４２−２と
の間に割り当てられる。これにより、呼損を回避するこ
とができる。ここで、本発明による効果を確認するため
の計算機シミュレーション条件を表１に示し、その結果
を図５に示す。
無線チャネルＡを無線チャネルＢへ切り替える。開放さ
れた無線チャネルＡは、基地局４１と移動局４２−２と
の間に割り当てられる。これにより、呼損を回避するこ
とができる。ここで、本発明による効果を確認するため
の計算機シミュレーション条件を表１に示し、その結果
を図５に示す。
【００１８】
【表１】
【００１９】図５において、横軸はトラヒック（アーラ
ン）、縦軸は呼損率（％）である。●は本発明方法を適
用し、通信品質が40dBを越えると強制的にそれ以下の通
信品質のチャネルに切り替えた場合の特性、□は従来技
術の場合の特性を示す。呼損率３％における許容トラヒ
ックは、従来技術では約 4.5アーラン、本発明では約8.
0アーランであり、約 1.8倍のトラヒックを運ぶことが
可能なことがわかる。
ン）、縦軸は呼損率（％）である。●は本発明方法を適
用し、通信品質が40dBを越えると強制的にそれ以下の通
信品質のチャネルに切り替えた場合の特性、□は従来技
術の場合の特性を示す。呼損率３％における許容トラヒ
ックは、従来技術では約 4.5アーラン、本発明では約8.
0アーランであり、約 1.8倍のトラヒックを運ぶことが
可能なことがわかる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線チャ
ネル割当方法は、現在通信中の無線チャネルについて、
チャネル切替を通信品質が劣化した場合のみでなく、通
信品質が所要品質を大きく上回る場合にそれ以下の通信
品質のチャネルに切り替える。これにより、通信品質が
良好な無線チャネルが空きチャネルとして開放されるの
で、従来は呼損やチャネル切替失敗となっていた通信接
続要求に対して接続可能となる確率が増える。
ネル割当方法は、現在通信中の無線チャネルについて、
チャネル切替を通信品質が劣化した場合のみでなく、通
信品質が所要品質を大きく上回る場合にそれ以下の通信
品質のチャネルに切り替える。これにより、通信品質が
良好な無線チャネルが空きチャネルとして開放されるの
で、従来は呼損やチャネル切替失敗となっていた通信接
続要求に対して接続可能となる確率が増える。
【００２１】また、本発明の無線チャネル割当方法で
は、通信接続要求に対して割当可能チャネルが見つから
ないときに、通信中の無線チャネルに対して上記の強制
的なチャネル切替を起動する。これにより、通信接続要
求に対する割当可能チャネルを確保できる確率が増し、
呼損となる確率を低減することができる。このように、
システム全体で各無線チャネルの通信品質を平均化し、
チャネル容量を増加させることができるので、呼損率、
チャネル切替失敗による呼終端率、ハンドオーバによる
呼終端率の低減を図ることができる。
は、通信接続要求に対して割当可能チャネルが見つから
ないときに、通信中の無線チャネルに対して上記の強制
的なチャネル切替を起動する。これにより、通信接続要
求に対する割当可能チャネルを確保できる確率が増し、
呼損となる確率を低減することができる。このように、
システム全体で各無線チャネルの通信品質を平均化し、
チャネル容量を増加させることができるので、呼損率、
チャネル切替失敗による呼終端率、ハンドオーバによる
呼終端率の低減を図ることができる。
【図１】本発明の無線チャネル割当方法の第１の実施形
態を示すフローチャート。
態を示すフローチャート。
【図２】本発明の無線チャネル割当方法の第２の実施形
態を示すフローチャート。
態を示すフローチャート。
【図３】本発明の無線チャネル割当方法の第３の実施形
態を示すフローチャート。
態を示すフローチャート。
【図４】第３の実施形態の適用例を示す図。
【図５】計算機シミュレーションで求めた呼損率特性を
示す図。
示す図。
【図６】従来の無線チャネル割当方法を示すフローチャ
ート。
ート。
【図７】従来の無線チャネル割当方法を用いたチャネル
切替方法を示すフローチャート。
切替方法を示すフローチャート。
【図８】従来の無線チャネル割当方法の問題点を説明す
る図。
る図。
４１，８１ 基地局 ４２，８２ 移動局
Claims (3)
- 【請求項１】 基地局と移動局との間で無線回線を介し
て双方向通信を行う際に、所要品質Ｔｈを満足する無線
チャネルを割り当てる無線チャネル割当方法において、 通信中の無線チャネルの通信品質ａを測定し、 前記通信品質ａが前記所要品質Ｔｈを大きく越える閾値
Ｔｈ１をさらに上回っているか否か（Ｔｈ＜Ｔｈ１＜
ａ）を判定し、 前記通信品質ａが前記閾値Ｔｈ１を上回っている場合
に、前記所要品質Ｔｈ以上で前記閾値Ｔｈ１以下の通信
品質ｂ（Ｔｈ≦ｂ≦Ｔｈ１）を有する空きチャネルを検
索し、 前記通信品質ｂの空きチャネルがあれば、前記通信品質
ａの無線チャネルをそのチャネルに切り替えることを特
徴とする無線チャネル割当方法。 - 【請求項２】 基地局と移動局との間で無線回線を介し
て双方向通信を行う際に、所要品質Ｔｈを満足する無線
チャネルを割り当てる無線チャネル割当方法において、 通信中の無線チャネルの通信品質ａを測定し、 前記通信品質ａが前記所要品質Ｔｈを大きく越える閾値
Ｔｈ１をさらに上回っているか否か（Ｔｈ＜Ｔｈ１＜
ａ）を判定し、 前記通信品質ａが前記閾値Ｔｈ１を上回っている場合
に、前記所要品質Ｔｈ以上で前記閾値Ｔｈ１より小さい
閾値Ｔｈ２以下の通信品質ｃ（Ｔｈ≦ｃ≦Ｔｈ２＜Ｔｈ
１）を有する空きチャネルを検索し、 前記通信品質ｃの空きチャネルがあれば、前記通信品質
ａの無線チャネルをそのチャネルに切り替えることを特
徴とする無線チャネル割当方法。 - 【請求項３】 無線回線を介して双方向通信を行う基地
局または移動局から通信接続要求が発生したときに、空
きチャネルの中から所要品質Ｔｈを満足する無線チャネ
ルを割り当てる無線チャネル割当方法において、 前記所要品質Ｔｈを満足する空きチャネルがない場合
に、通信中の無線チャネルに対して請求項１または請求
項２に記載のチャネル切替を実行し、 閾値Ｔｈ１を上回る通信品質ａの無線チャネルが空きチ
ャネルとして開放されたときに、前記通信接続要求に対
する無線チャネルの割り当てを再度試みることを特徴と
する無線チャネル割当方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232375A JPH1079976A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 無線チャネル割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232375A JPH1079976A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 無線チャネル割当方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1079976A true JPH1079976A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16938250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232375A Pending JPH1079976A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 無線チャネル割当方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1079976A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003035809A1 (fr) * | 2001-10-26 | 2003-05-01 | The Nisshin Oillio, Ltd. | Composition huileuse lubrifiante |
| US7024186B1 (en) | 2000-08-15 | 2006-04-04 | Ntt Docomo, Inc. | Communication performance calculation method and communication performance calculation apparatus in mobile communication system, and blocking probability calculation method and blocking probability calculation apparatus in communication system, and recording medium |
| JP2007151176A (ja) * | 2000-12-28 | 2007-06-14 | Nokia Corp | 動的なチャンネル指定方法及びシステム |
| JP2012244563A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線通信方法 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP8232375A patent/JPH1079976A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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