JPH04219800A - 周波数分析装置 - Google Patents

周波数分析装置

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JPH04219800A
JPH04219800A JP2404471A JP40447190A JPH04219800A JP H04219800 A JPH04219800 A JP H04219800A JP 2404471 A JP2404471 A JP 2404471A JP 40447190 A JP40447190 A JP 40447190A JP H04219800 A JPH04219800 A JP H04219800A
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series signal
low
circuit
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Shinichi Sato
慎一 佐藤
Takuro Sato
拓朗 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号や音響信号等
の時系列信号の認識を行う前処理等において、その時系
列信号の周波数を抽出する周波数分析装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、安
居院・中嶋著「コンピュータ音声処理」(1986−1
−10)秋葉出版、P.114−127に記載されるも
のがあった。以下、その構成を図を用いて説明する。
【0003】図2は従来の周波数分析装置の一構成例を
示す構成ブロック図、及び図3及び図4は図2の信号波
形図である。なお、図3は入力時系列信号x(t)、及
び図4は入力時系列信号x(t)の周波数特性x(t)
を示す図である。図3に示す入力時系列信号x(t)の
周波数foを分析して抽出する場合、該入力時系列信号
x(t)をアナログ/ディジタル変換器(以下、A/D
変換器という)1によりディジタル信号に変換した後、
フーリエ変換器2へ与える。フーリエ変換器2では、A
/D変換器1の出力に対して高速フーリエ変換(以下、
FFTという)等のアルゴリリズムを適用し、図4に示
すような入力時系列信号x(t)に対する周波数特性X
(f)を求め、ピーク検出器3へ送る。ピーク検出器3
では、周波数特性X(f)のピークを検出することによ
り、そのピークに対応する周波数foを入力時系列信号
x(t)の周波数として出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の周波数分析装置では、次のような課題があった。
【0005】従来の装置では、まず、フーリエ変換器2
によって入力時系列信号X(t)を求めた後、ピーク検
出器3で周波数foを求めている。ここで、フーリエ変
換器2では、離散的な信号値からフーリエ係数を求める
離散的フーリエ変換(以下、DFTという)を用いて周
波数特性Xを求めても良い。しかし、DFTを用いると
、データ数N=2L (但し、L;パラメータ)の場合
、N2 回の乗算回数を必要とし、演算時間が長くなる
。そこで、演算時間を大幅に減少させるために、FFT
を用いると、(N/2)・Lの乗算回数でスペクトルが
求まる。
【0006】ところが、この様なFFTを用いた周波数
分析装置において、高精度に周波数foを求めるために
は、周波数特性X(f)をFFTを用いて高精度に求め
なければならない。しかし、周波数特性X(f)を高精
度に求めるためには、パラメータLを大きくしなければ
ならないが、それによって演算量が大きくなり、処理時
間が長くなるという問題があり、それを解決することが
困難であった。本発明は前記従来技術の持っていた課題
として、精度の高い周波数を求めるためには演算量が大
きくなって処理時間が長くなるという点について解決し
た周波数分析装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、所定の時間間隔で離散化された時系列信
号の周波数を抽出する周波数分析装置において、前記時
系列信号から瞬時パワーを求める瞬時パワー演算回路と
、前記時系列信号から瞬時1次相関を求める瞬時1次相
関演算回路と、前記瞬時パワーの高周波成分を除去する
第1のローパスフィルタと、前記瞬時1次相関の高周波
成分を除去する第2のローパスフィルタと、前記第1及
び第2のローパスフィルタの各出力から1次相関係数を
求める正規化回路と、前記正規化回路の出力から前記時
系列信号の周波数を求める周波数演算回路とを、備えた
ものである。
【0008】また、前記瞬時パワー演算回路は、前記時
系列信号の振幅値の2乗を演算する構成にし、前記瞬時
1次相関演算回路は、前記時系列信号の振幅値と前記時
系列信号が1サンプル遅延した信号の振幅値との乗算を
演算する構成にし、第1及び第2のローパスフィルタは
、同一のフィルタ特性を有する構成にしてもよい。
【0009】同様に、前記正規化回路は、前記第2のロ
ーパスフィルタの出力を前記第1のローパスフィルタの
出力で除算する構成にし、前記周波数演算回路は、前記
正規化回路の出力の逆余弦を演算する構成にしてもよい
【0010】
【作用】本発明は、以上のように周波数分析装置を構成
したので、時系列信号が入力されると、瞬時パワー演算
回路及び瞬時1次相関演算回路により、その時系列信号
から瞬時パワー及び瞬時1次相関が求められる。さらに
、その瞬時パワー及び瞬時1次相関の高周波成分が第1
及び第2のローパスフィルタによってそれぞれ除去され
、この第1及び第2のローパスフィルタの各出力により
、正規化回路は1次相関係数を求める。その後、正規化
回路の出力から前記時系列信号の周波数が周波数演算回
路によって求められる。これにより、従来装置のように
、フーリエ変換を用いずに周波数を抽出でき、少ない演
算量で高精度に時系列信号の周波数を抽出することがで
きる。したがって、前記課題を解決できるのである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す周波数分析装
置の構成ブロック図である。この周波数分析装置は、音
声信号や音響信号等のアナログ信号である時系列信号x
(t)を入力するための入力端子51を有し、その入力
端子51がアナログ/ディジタル変換用のA/D変換器
52に接続されている。さらに、A/D変換器52の出
力側には瞬時パワー演算回路53及び瞬時1次相関演算
回路54が接続されている。
【0012】瞬時パワー演算回路53は、入力された時
系列信号x(t)から瞬時パワーを求める回路であり、
A/D変換器52の出力の2乗を演算して出力する乗算
器53aで構成されている。瞬時1次相関演算回路54
は、時系列信号x(t)から瞬時1次相関を求める回路
であり、A/D変換器52の出力を1サンプル遅延させ
る遅延器54aとA/D変換器52の出力及び遅延器5
4aの出力の乗算を演算する乗算器54bとで構成され
ている。そして、乗算器53a,54bの出力側が同一
のフィルタ特性を有するローパスフィルタ55,56に
接続されている。  ローパスフィルタ55,56は、
それぞれ乗算器53a,54bの出力の高周波成分を除
去して出力する機能を有し、その出力側には正規化回路
57及び周波数演算回路58が接続されている。正規化
回路57は、除算器等で構成され、ローパスフィルタ5
5,56の出力から1次相関係数を演算する機能を有し
、周波数演算回路58は、逆余弦関数演算回路等で構成
され、正規化回路57の出力から時系列信号x(t)の
周波数を演算する回路である。
【0013】以上のように構成される周波数分析装置の
動作について説明する。入力端子51により入力された
時系列信号x(t)は、A/D変換器52により予め定
められたサンプリング時間間隔Ts毎に離散化され、入
力信号列Xn(n=0,1,2,……)に変換される。
【0014】乗算器53aは、A/D変換器52の出力
Xnにより、時刻nの瞬時パワーPnを、Pn=Xn2
  により演算する。
【0015】遅延器54aは、A/D変換器52の出力
Xnを入力し、1サンプル遅延させて出力Xn−1 を
出力する。乗算器54bは、A/D変換器52の出力X
n及び遅延器54aの出力Xn−1 から、瞬時1次相
関Cnを、 Cn=Xn・Xn−1  により演算する。
【0016】ローパスフィルタ55,56は、各乗算器
53a,54bの出力である瞬時パワーPn及び瞬時1
次相関Cnをそれぞれ入力し、瞬時パワーPn及び瞬時
1次相関Cnの高周波成分を除去する。即ち、ローパス
フィルタ55,56のインパルス応答をWnとすると、
ローパスフィルタ55,56は、次の数1の演算により
、Pna,Cnaを演算して出力する。
【0017】
【数1】
【0018】正規化回路57は、ローパスフィルタ55
,56の各出力であるPna,Cnaから1次相関係数
γnを次式により演算して出力する。
【0019】γn=Cna/Pna 1次相関係数γnは出力Cnaを出力Pnaで正規化し
たものに相当する。
【0020】周波数演算回路58は、正規化回路57で
演算された1次相関係数γnにより、周波数fnを数2
により演算する。
【0021】
【数2】
【0022】arccosは逆余弦関数であり、Tsは
、A/D変換器52における予め定めたサンプリング時
間間隔である。周波数演算回路58で演算周波数fnを
時刻nの周波数として出力する。
【0023】本実施例は、次のような利点を有している
。図5は、本実施例による周波数分析結果の一例である
。信号として、100Hzから300Hzまで、直線的
に周波数が変化する信号を入力し、サンプリング時間間
隔1/800秒で離散化した後、上述の方法により求め
た周波数をプロットしたものである。横軸はサンプル番
号であり、サンプリング時間間隔1/800秒をかける
ことにより、実際の時刻(秒)となる。縦軸は周波数(
Hz)である。同図より、本実施例によれば、高精度に
周波数を求められることが分かる。なお、本発明は、図
示の実施例に限定されず、種々の変形が可能である。 例えば、図1の周波数分析装置をプロセッサを用いたプ
ログラム制御等により実行するようにすることも可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、入力された時系列信号から瞬時パワー及び瞬時1
次相関を求め、その瞬時パワーと瞬時1次相関との高周
波成分を除去して1次相関係数を求めた後、前記時系列
信号の周波数を求めるようにしたので、フーリエ変換を
用いずに時系列信号の周波数を抽出できる。これにより
、少ない演算量で高速処理が可能となると共に、単純な
演算方法にもかかわらず、高精度に入力信号の周波数を
抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の周波数分析装置の構成ブロッ
ク図である。
【図2】従来の周波数分析装置の構成ブロック図である
【図3】図2の信号波形図である。
【図4】図2の信号波形図である。
【図5】本実施例による周波数分析結果の一例を示す図
である。
【符号の説明】
53  瞬時パワー演算回路 54  瞬時1次相関演算回路 55  第1のローパスフィルタ 56  第2のローパスフィルタ 57  正規化回路 58  周波数演算回路 x(t)  時系列信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の時間間隔で離散化された時系列
    信号の周波数を抽出する周波数分析装置において、前記
    時系列信号から瞬時パワーを求める瞬時パワー演算回路
    と、前記時系列信号から瞬時1次相関を求める瞬時1次
    相関演算回路と、前記瞬時パワーの高周波成分を除去す
    る第1のローパスフィルタと、前記瞬時1次相関の高周
    波成分を除去する第2のローパスフィルタと、前記第1
    及び第2のローパスフィルタの各出力から1次相関係数
    を求める正規化回路と、前記正規化回路の出力から前記
    時系列信号の周波数を求める周波数演算回路とを、備え
    たことを特徴とする周波数分析装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の周波数分析装置におい
    て、前記瞬時パワー演算回路は、前記時系列信号の振幅
    値の2乗を演算する構成にした周波数分析装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の周波数分析装置におい
    て、前記瞬時1次相関演算回路は、前記時系列信号の振
    幅値と前記時系列信号が1サンプル遅延した信号の振幅
    値との乗算を演算する構成にした周波数分析装置。
  4. 【請求項4】  請求項1記載の周波数分析装置におい
    て、第1及び第2のローパスフィルタは、同一のフィル
    タ特性を有する構成にした周波数分析装置。
  5. 【請求項5】  請求項1記載の周波数分析装置におい
    て、前記正規化回路は、前記第2のローパスフィルタの
    出力を前記第1のローパスフィルタの出力で除算する構
    成にした周波数分析装置。
  6. 【請求項6】  請求項1記載の周波数分析装置におい
    て、前記周波数演算回路は、前記正規化回路の出力の逆
    余弦を演算する構成にした周波数分析装置。
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