JPH042189Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042189Y2 JPH042189Y2 JP1519285U JP1519285U JPH042189Y2 JP H042189 Y2 JPH042189 Y2 JP H042189Y2 JP 1519285 U JP1519285 U JP 1519285U JP 1519285 U JP1519285 U JP 1519285U JP H042189 Y2 JPH042189 Y2 JP H042189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door body
- wire rope
- gate
- slope
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001363 water suppression through gradient tailored excitation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、溜め池あるいはダムなどにおける
山の斜面の底部に設けた水門を開閉するローラー
ゲートに関する。
山の斜面の底部に設けた水門を開閉するローラー
ゲートに関する。
ローラーゲートは、山の斜面にコンクリートの
基礎構造物を形成し、その構造物に扉体の車輪と
対抗する戸当り材を敷設し、扉体を戸当り材に沿
つて昇降されるように設置されることは周知であ
る。しかし、ローラーゲートを設置する地山の地
盤状況が悪く、殊に斜面が殆んど全長に亘り窪ん
でいる状況が往々にして存在する。こうした斜面
にコンクリート構造物を設置するための土木工事
が困難で、多額の経費と工事期間が長びく問題が
あつた。
基礎構造物を形成し、その構造物に扉体の車輪と
対抗する戸当り材を敷設し、扉体を戸当り材に沿
つて昇降されるように設置されることは周知であ
る。しかし、ローラーゲートを設置する地山の地
盤状況が悪く、殊に斜面が殆んど全長に亘り窪ん
でいる状況が往々にして存在する。こうした斜面
にコンクリート構造物を設置するための土木工事
が困難で、多額の経費と工事期間が長びく問題が
あつた。
この考案は、上記の問題点を解決できるように
開発したもので、地山の地盤状況が悪い場合であ
つても、地盤に影響されることなく短期の工事期
間で設置され、且つ確実に昇降されるローラーゲ
ートを提供することにある。
開発したもので、地山の地盤状況が悪い場合であ
つても、地盤に影響されることなく短期の工事期
間で設置され、且つ確実に昇降されるローラーゲ
ートを提供することにある。
〔考案の概要〕
この考案による手段は、車輪を有する扉体がそ
の走行路に沿つて緊張して張り付けたワイヤーロ
ープを伝つて昇降可能に設置したものである。
の走行路に沿つて緊張して張り付けたワイヤーロ
ープを伝つて昇降可能に設置したものである。
第1図に示す如く、地山1の斜面における底部
に呑口部2をコンクリート構造物3によつて設
け、この呑口部の構造物3に戸当り材4を敷設す
ることは従来と同様であるが、しかし本考案のも
のは呑口部2を形成する部分のみにコンクリート
構造物3を設けて、これに戸当り材4を敷設す
る。更に斜面の上部にゲート開閉装置5を設け、
この上部に設けたコンクリート構造物6にも戸当
り材7を敷設したもので、従って底部と上部の両
戸当り材4と7間にはコンクリート構造物も戸当
り材も不用である。
に呑口部2をコンクリート構造物3によつて設
け、この呑口部の構造物3に戸当り材4を敷設す
ることは従来と同様であるが、しかし本考案のも
のは呑口部2を形成する部分のみにコンクリート
構造物3を設けて、これに戸当り材4を敷設す
る。更に斜面の上部にゲート開閉装置5を設け、
この上部に設けたコンクリート構造物6にも戸当
り材7を敷設したもので、従って底部と上部の両
戸当り材4と7間にはコンクリート構造物も戸当
り材も不用である。
以上の斜面に沿つてワイヤーロープ8を緊張し
て張り付けるもので、該ワイヤーロープ8の下端
は、底部に設けたアンカー9で固着し、上端は前
記ゲート開閉装置5より上方部に備えたワイヤー
ロープ緊張装置10に連結してある。
て張り付けるもので、該ワイヤーロープ8の下端
は、底部に設けたアンカー9で固着し、上端は前
記ゲート開閉装置5より上方部に備えたワイヤー
ロープ緊張装置10に連結してある。
そこで、呑口部2を開閉する扉体11は第2図
と第3図によつて示す如く、その構造は従来のも
のと殆んど同様で、ゲート開閉装置5より延長し
たロープ12が連結してあるが、違いは、車輪1
3を滑車の如く外周に環状凹溝14を設け、該車
輪13がワイヤーロープ8上に係合するように、
ワイヤーロープ8を環状凹溝14に差し通してあ
る。更に扉体11の前後部に脱索防止ローラー1
5をワイヤーロープ8の下から係合するように設
けてある。尚図中16はサイドローラーである。
と第3図によつて示す如く、その構造は従来のも
のと殆んど同様で、ゲート開閉装置5より延長し
たロープ12が連結してあるが、違いは、車輪1
3を滑車の如く外周に環状凹溝14を設け、該車
輪13がワイヤーロープ8上に係合するように、
ワイヤーロープ8を環状凹溝14に差し通してあ
る。更に扉体11の前後部に脱索防止ローラー1
5をワイヤーロープ8の下から係合するように設
けてある。尚図中16はサイドローラーである。
以上の実施例によれば、扉体11が呑口部2に
あつて止水している時には、車輪13は水圧によ
つて戸当り材4に接しているが、扉体11をゲー
ト開閉装置5の駆動により引き上げた時には、当
初は戸当り材4とワイヤーロープ8を伝つて上昇
し、戸当り材4が無くなつた以降はワイヤーロー
プ8を案内軌条として上昇し、扉体11が上部に
至つた際には、上部の戸当り材7上に載置される
ものである。第4図に示す例は、扉体11の上面
に滑車17を設け、ワイヤーロープ8に滑車17
を介して扉体11を吊り下げたもので、この場合
には車輪18は従来のものと同様に溝のないロー
ラー型のもので良く、その他の構造は前記例と同
様に構成してある。
あつて止水している時には、車輪13は水圧によ
つて戸当り材4に接しているが、扉体11をゲー
ト開閉装置5の駆動により引き上げた時には、当
初は戸当り材4とワイヤーロープ8を伝つて上昇
し、戸当り材4が無くなつた以降はワイヤーロー
プ8を案内軌条として上昇し、扉体11が上部に
至つた際には、上部の戸当り材7上に載置される
ものである。第4図に示す例は、扉体11の上面
に滑車17を設け、ワイヤーロープ8に滑車17
を介して扉体11を吊り下げたもので、この場合
には車輪18は従来のものと同様に溝のないロー
ラー型のもので良く、その他の構造は前記例と同
様に構成してある。
この考案によるローラーゲートは、地山の斜面
に沿つてワイヤーロープを緊張して張り付け、扉
体をワイヤーロープを案内体として昇降可能に設
けたものであるから、地山に関係なく扉体を昇降
することが出来、呑口部と斜面の上部に土木工事
を施す以外に土木工事が不用となり、地盤状況の
悪いところでも何んら影響されることもなく、短
期間で設置することが出来、工費を大巾に削減さ
れ、しかも扉体の昇降に支障もなく確実に開閉す
ることが出来るものである。
に沿つてワイヤーロープを緊張して張り付け、扉
体をワイヤーロープを案内体として昇降可能に設
けたものであるから、地山に関係なく扉体を昇降
することが出来、呑口部と斜面の上部に土木工事
を施す以外に土木工事が不用となり、地盤状況の
悪いところでも何んら影響されることもなく、短
期間で設置することが出来、工費を大巾に削減さ
れ、しかも扉体の昇降に支障もなく確実に開閉す
ることが出来るものである。
第1図はこの考案によるローラーゲートを示す
断面図、第2図は呑口部を閉鎖して示す扉体の側
面図、第3図は第2図A−A線矢視の断面図、第
4図はこの考案によるローラーゲートの類例を示
す断面図である。 1……地山、2……呑口部、4,7……戸当り
材、5……ゲート開閉装置、8……ワイヤーロー
プ、9……アンカー、10……ワイヤーロープ緊
張装置、11……扉体、13……車輪、14環状
凹溝。
断面図、第2図は呑口部を閉鎖して示す扉体の側
面図、第3図は第2図A−A線矢視の断面図、第
4図はこの考案によるローラーゲートの類例を示
す断面図である。 1……地山、2……呑口部、4,7……戸当り
材、5……ゲート開閉装置、8……ワイヤーロー
プ、9……アンカー、10……ワイヤーロープ緊
張装置、11……扉体、13……車輪、14環状
凹溝。
Claims (1)
- 車輪13を有する扉体11がその走行路に沿つ
て緊張して張り付けたワイヤーロープ8を伝つて
昇降可能に設置してあることを特徴とするローラ
ーゲート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1519285U JPH042189Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1519285U JPH042189Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130632U JPS61130632U (ja) | 1986-08-15 |
JPH042189Y2 true JPH042189Y2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=30500812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1519285U Expired JPH042189Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042189Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP1519285U patent/JPH042189Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130632U (ja) | 1986-08-15 |
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