JPH04218871A - 発音機能を備えた電子翻訳器 - Google Patents
発音機能を備えた電子翻訳器Info
- Publication number
- JPH04218871A JPH04218871A JP3079249A JP7924991A JPH04218871A JP H04218871 A JPH04218871 A JP H04218871A JP 3079249 A JP3079249 A JP 3079249A JP 7924991 A JP7924991 A JP 7924991A JP H04218871 A JPH04218871 A JP H04218871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- word
- data
- dictionary
- electronic
- realized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013519 translation Methods 0.000 claims description 8
- 230000014616 translation Effects 0.000 claims description 8
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 abstract description 17
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 13
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 abstract description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Translation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式辞書を登載した
発音機能を備えた電子式翻訳器に関する。
発音機能を備えた電子式翻訳器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子辞書を登載した電子翻訳器に
於て、 (a)入力手段により入力された単語を音声合成して発
音させる機能は実験レベルでは実現されていたが、1万
語から3万語程度の単語数を有する電子辞書を登載する
電子翻訳器としては実現されていなかった。 (b)また、単語の音声合成が実現されても音声合成が
可能な単語数は少なく音声辞書として電子辞書中の単語
全てについて音声データを全て登録しておいて再合成す
るのみであった。
於て、 (a)入力手段により入力された単語を音声合成して発
音させる機能は実験レベルでは実現されていたが、1万
語から3万語程度の単語数を有する電子辞書を登載する
電子翻訳器としては実現されていなかった。 (b)また、単語の音声合成が実現されても音声合成が
可能な単語数は少なく音声辞書として電子辞書中の単語
全てについて音声データを全て登録しておいて再合成す
るのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な電子
辞書中の単語についての全ての単語を音声データとして
登録するという手法は、音声データを登録するメモリー
が非常に大きくなり、民生電子文具として適当な単語数
を備える機器を構成する場合は、価格が非常に高くなっ
てしまっていた。例えば、1単語当たり1キロバイトの
音声データを保持するとして、3万語の電子辞書を登載
した電子翻訳器の場合は、30メガバイトの音声データ
保持用メモリーが必要となる。
辞書中の単語についての全ての単語を音声データとして
登録するという手法は、音声データを登録するメモリー
が非常に大きくなり、民生電子文具として適当な単語数
を備える機器を構成する場合は、価格が非常に高くなっ
てしまっていた。例えば、1単語当たり1キロバイトの
音声データを保持するとして、3万語の電子辞書を登載
した電子翻訳器の場合は、30メガバイトの音声データ
保持用メモリーが必要となる。
【0004】そこで本発明はこの様な問題に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところはローコストな民生
電子文具としての電子翻訳器に於て単語単位の音声再生
機能を付加して、価値の高い電子翻訳器を提供すること
にある。
れたもので、その目的とするところはローコストな民生
電子文具としての電子翻訳器に於て単語単位の音声再生
機能を付加して、価値の高い電子翻訳器を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子翻訳器は、
画像入力手段と文字認識手段によって実現される単語入
力手段、または、キー入力によって実現される単語入力
手段と、発音記号を内蔵する電子式辞書と、発音記号に
一対一、またはそれ以上に対応付けして構成される音素
片データ辞書と、前記音素片データ辞書より音素片デー
タを前記電子辞書中の発音記号に基づいて検索する手段
と、前記検索された音素片データを合成変換して音声に
変換する手段と、前記単語入力手段に基づいて前記電子
式辞書中を検索する手段と、前記検索された単語及び訳
語を表示する手段と、前記音声に変換する手段を起動す
る手段とからなる。
画像入力手段と文字認識手段によって実現される単語入
力手段、または、キー入力によって実現される単語入力
手段と、発音記号を内蔵する電子式辞書と、発音記号に
一対一、またはそれ以上に対応付けして構成される音素
片データ辞書と、前記音素片データ辞書より音素片デー
タを前記電子辞書中の発音記号に基づいて検索する手段
と、前記検索された音素片データを合成変換して音声に
変換する手段と、前記単語入力手段に基づいて前記電子
式辞書中を検索する手段と、前記検索された単語及び訳
語を表示する手段と、前記音声に変換する手段を起動す
る手段とからなる。
【0006】
【作用】本発明は以上の構成を有するので、入力手段よ
り入力された単語データ情報により電子辞書中を検索し
てその単語の電子辞書中での位置を確定し、電子辞書中
に埋め込まれている単語の発音記号データに基づいて、
音素片データを組み合わせて英単語を発音する。
り入力された単語データ情報により電子辞書中を検索し
てその単語の電子辞書中での位置を確定し、電子辞書中
に埋め込まれている単語の発音記号データに基づいて、
音素片データを組み合わせて英単語を発音する。
【0007】
【実施例】以下に本発明の電子翻訳器の詳細を図示した
実施例に基づいて説明する。
実施例に基づいて説明する。
【0008】図1が、本発明の電子翻訳器のブロック図
である。電子辞書中を検索するための単語を入力する手
段101より所望の単語を入力する。単語入力手段10
1としては、(a)キー入力による手段と、(b)画像
を入力して文字認識手法を用いることによって実現する
入力手段がある。(a)キー入力手段とは、第6図に示
すような「QWERTY」キー配列等により実現する「
a」から「z」までのキーが配列されているキーボード
からの入力により実現される。(b)の入力手法とは、
図7に示すような回路構成で実現される。以下に、文字
認識手法を使用した場合の単語入力方法に付いて説明す
る。CPU705で制御されるコントロール信号713
に基づいてセンサーコントロール回路702は、光セン
サー701を動作させる。光センサー701は、CLK
信号710を基準クロックとしてTrg信号711が入
力されると光センサーに蓄積されていた電荷データをア
ナログ出力717にシリアルデータとして出力する。デ
ータの全てがアナログ出力717に出力され終ると、光
センサーはReq信号712・714をコントロール回
路702及びCPU705に出力する。Req信号71
4を受信したCPU705は、シフトレジスター(シリ
アルーパラレル変換器)703にシリアルーパラレル変
換開始信号718を出力して、シリアルーパラレル変換
が開始される。シリアルーパラレル変換されるデータは
、センサー701よりアナログ出力されたデータをアン
プ707により増幅し、二値化回路706によりデジタ
ル信号に変換されたデータである。このデータが、デジ
タルデータとして白ビット・黒ビット化された画像デー
タとなる。このシリアルーパラレル変換された画像デー
タは、DMA(ダイナミック・メモリーアクセス機能)
によりメモリー704に保持される。以上説明したよう
な動作により画像データがデジタル信号としてメモリー
704上に構築できる。この構築されたデータをCPU
705で解析(文字認識)することで、得られた画像デ
ータから文字コードが入力できる。
である。電子辞書中を検索するための単語を入力する手
段101より所望の単語を入力する。単語入力手段10
1としては、(a)キー入力による手段と、(b)画像
を入力して文字認識手法を用いることによって実現する
入力手段がある。(a)キー入力手段とは、第6図に示
すような「QWERTY」キー配列等により実現する「
a」から「z」までのキーが配列されているキーボード
からの入力により実現される。(b)の入力手法とは、
図7に示すような回路構成で実現される。以下に、文字
認識手法を使用した場合の単語入力方法に付いて説明す
る。CPU705で制御されるコントロール信号713
に基づいてセンサーコントロール回路702は、光セン
サー701を動作させる。光センサー701は、CLK
信号710を基準クロックとしてTrg信号711が入
力されると光センサーに蓄積されていた電荷データをア
ナログ出力717にシリアルデータとして出力する。デ
ータの全てがアナログ出力717に出力され終ると、光
センサーはReq信号712・714をコントロール回
路702及びCPU705に出力する。Req信号71
4を受信したCPU705は、シフトレジスター(シリ
アルーパラレル変換器)703にシリアルーパラレル変
換開始信号718を出力して、シリアルーパラレル変換
が開始される。シリアルーパラレル変換されるデータは
、センサー701よりアナログ出力されたデータをアン
プ707により増幅し、二値化回路706によりデジタ
ル信号に変換されたデータである。このデータが、デジ
タルデータとして白ビット・黒ビット化された画像デー
タとなる。このシリアルーパラレル変換された画像デー
タは、DMA(ダイナミック・メモリーアクセス機能)
によりメモリー704に保持される。以上説明したよう
な動作により画像データがデジタル信号としてメモリー
704上に構築できる。この構築されたデータをCPU
705で解析(文字認識)することで、得られた画像デ
ータから文字コードが入力できる。
【0009】以上の説明によって実現される入力手段1
01より入力された単語は、経路101より検索手段1
04に入力される。入力された単語によって検索手段1
04では、アルファベット順に並んだ電子辞書105中
を検索して、所望の単語が検索されるとその電子辞書中
のアドレス値をアドレスポインターとして、経路111
によって制御手段102に出力する。制御手段102は
通常CPU等によって実現される。制御手段102は、
入力されたアドレスポインターに基づいて電子辞書10
5を参照して、所望の見出し語または訳語または発音記
号を表示手段103に出力する。以上が電子翻訳器とし
ての基本的な動作である。検索手段104は、通常ハー
ドウエアー構成としてはCPU・ROM・RAMで実現
される。ROM上に展開された電子辞書中を、CPUが
二分検索手法などを使用して辞書検索して一致する単語
を捜し出すことで実現される。二分検索手法とは、電子
辞書中を検索する対象範囲を順次半分に絞って行って、
探したい文字列と辞書中の文字列が完全に一致したら辞
書検索を終了する手法である。図8が、表示手段103
を実現した場合の一実施例である。単語見出し語801
・発音記号802・訳語803がLCDパネルに表示さ
れている状態を示している。
01より入力された単語は、経路101より検索手段1
04に入力される。入力された単語によって検索手段1
04では、アルファベット順に並んだ電子辞書105中
を検索して、所望の単語が検索されるとその電子辞書中
のアドレス値をアドレスポインターとして、経路111
によって制御手段102に出力する。制御手段102は
通常CPU等によって実現される。制御手段102は、
入力されたアドレスポインターに基づいて電子辞書10
5を参照して、所望の見出し語または訳語または発音記
号を表示手段103に出力する。以上が電子翻訳器とし
ての基本的な動作である。検索手段104は、通常ハー
ドウエアー構成としてはCPU・ROM・RAMで実現
される。ROM上に展開された電子辞書中を、CPUが
二分検索手法などを使用して辞書検索して一致する単語
を捜し出すことで実現される。二分検索手法とは、電子
辞書中を検索する対象範囲を順次半分に絞って行って、
探したい文字列と辞書中の文字列が完全に一致したら辞
書検索を終了する手法である。図8が、表示手段103
を実現した場合の一実施例である。単語見出し語801
・発音記号802・訳語803がLCDパネルに表示さ
れている状態を示している。
【0010】図2は、本発明による電子辞書の構成例の
1例の一部である。表示手段103には、図2実施例に
示すような、見出し語、発音記号201、訳語を表示し
て、使用者は辞書中を確認することが出来る。この図面
の辞書内容を図8に示すような表示装置に出力すること
で電子辞書としての機能を実現できる。
1例の一部である。表示手段103には、図2実施例に
示すような、見出し語、発音記号201、訳語を表示し
て、使用者は辞書中を確認することが出来る。この図面
の辞書内容を図8に示すような表示装置に出力すること
で電子辞書としての機能を実現できる。
【0011】図3は、電子辞書中の1レコード単位の構
成メンバーの要素の1例である。レコード構成301の
メンバーは、レコードヘッダー302、レコードレング
ス303、電子辞書見出し語304、句切りコード(音
声句切りコード)305、発音記号306、句切りコー
ド(訳語句切りコード)307、訳語308、レコード
最終コード309、で構成される。レコードヘッダー3
02は、1レコードの先頭を示すコードで、通常1バイ
トの特殊コード(例えばFF等)で構成される。レコー
ドヘッダーは、レコード間の句切りコードとしても作用
する。レコードレングス303は、1レコードの長さを
表すもので、検索手段104での辞書検索の実行時間を
短縮するための手段である。レコードレングス303は
、通常1バイトで構成する。電子辞書見出し語304は
、単語自身が埋め込まれている領域である。句切りコー
ド305は、見出し語304と発音記号306の句切り
である。発音記号306は、発音記号を表示手段103
に表示するデータであるとともに、単語単位の音声合成
のためのインデックスデータとしても機能する。単語単
位の音声合成の詳細は後述する。句切りコード307は
、発音記号と訳語の句切りであり。訳語308は、見出
し語304に対応する訳語であり、電子辞書としての基
本機能である。レコード最終コード309は、1レコー
ドの最終コードである。単語発音機能は、図3に示す発
音記号306をデータとして実現される。
成メンバーの要素の1例である。レコード構成301の
メンバーは、レコードヘッダー302、レコードレング
ス303、電子辞書見出し語304、句切りコード(音
声句切りコード)305、発音記号306、句切りコー
ド(訳語句切りコード)307、訳語308、レコード
最終コード309、で構成される。レコードヘッダー3
02は、1レコードの先頭を示すコードで、通常1バイ
トの特殊コード(例えばFF等)で構成される。レコー
ドヘッダーは、レコード間の句切りコードとしても作用
する。レコードレングス303は、1レコードの長さを
表すもので、検索手段104での辞書検索の実行時間を
短縮するための手段である。レコードレングス303は
、通常1バイトで構成する。電子辞書見出し語304は
、単語自身が埋め込まれている領域である。句切りコー
ド305は、見出し語304と発音記号306の句切り
である。発音記号306は、発音記号を表示手段103
に表示するデータであるとともに、単語単位の音声合成
のためのインデックスデータとしても機能する。単語単
位の音声合成の詳細は後述する。句切りコード307は
、発音記号と訳語の句切りであり。訳語308は、見出
し語304に対応する訳語であり、電子辞書としての基
本機能である。レコード最終コード309は、1レコー
ドの最終コードである。単語発音機能は、図3に示す発
音記号306をデータとして実現される。
【0012】図4は、本発明に於ける単語発音機能を実
現するフローチャートである。前述したように制御手段
102には、電子辞書105中のあるレコードを指し示
すアドレスポインターが格納されている。その状態にあ
るときに、入力手段101より経路112を通して音声
合成トリガーが発せられると、現在アドレスポインター
が指し示す単語を音声合成する機能がスタートする。音
声合成トリガーは、入力手段101の”音声合成キー”
等により実現される。音声合成機能がスタートすると制
御手段102では、音声句切りコード305を電子辞書
105より検索する。検索は単語ポインターをインクリ
メント(デクリメント)することで実現される(単語ポ
インターは現単語中の任意のアドレスを指し示している
)401、402。句切りコードが検出されると、単語
ポインターをインクリメント403して、ポインターを
発音記号306の先頭のアドレスにセットする。次いで
ポインターが示すデータに基づいて発音記号テーブル5
01中の発音記号並び502を検索して、同じデータが
検索された場合は、1音素を発音405する。5図は、
本発明による発音記号テーブルの構成例の一部を示す。 発音記号テーブルは、発音記号並び502と音声辞書ポ
インター並び503で構成される。発音記号並び502
は、発音記号データの内で音素片として実現可能な発音
記号の見出しで構成されて、その見出し音素片に対する
音声データが音声辞書106中に音声データとして存在
することを示す。音声辞書ポインター並び503は、音
素片に対応する音声データが音声辞書106中に格納し
てあるアドレスの先頭を示す。図中の音声辞書ポインタ
ー並び503の項に示す最初のxxは、音声辞書106
をバンク毎に区切ってメモリーをアドレシングする場合
のバンクデータを示し、後方のxxxxhは、その示し
ている音素片データが格納されているバンク内の格納ア
ドレスを示す。1音素の発音405は、制御手段102
によって、音声辞書106中を音声辞書ポインターに基
づいて検索して、検索された音素片データを音声合成手
段107に経路113を通して出力し、音声合成手段1
07でそのデータを変換し、アンプ及びスピーカー等で
実現される音声出力手段108にアナログ音声データを
出力することで実現される。音声辞書106の構成メン
バーは、汎用的に実現されている、(a)ADPCM、
または、(b)PARCOLデータの集合として構成さ
れる。(a)ADPCMとは、適応型差分パルス符号変
調法の略で、適応型のデルタ変調法式と差分パルス符号
変調法を組み合わせた物であり、音声データの情報圧縮
に効果がある。また、(b)PARCORとは、偏自己
相関係数(Partial auto−correl
ation)の略で、LPCケプストラム(正規化自己
相関)に統計学に於ける偏相関を導入して音声データを
符号圧縮する手法である。音声合成手段は、音声辞書の
特性(ADPCMやPARCOLなどでのデータ構成)
によって専用の汎用ICで構成される。図9が、音声合
成手段(データ変換)107及び音声出力手段108を
詳細に説明した回路ブロック図である。音声符号−デジ
タルデータ変換回路901により、ADPCMまたはP
ARCORデータで実現されている音素片データを、音
信号の振幅値を示すデジタルデータに変換する。 そのデジタルデータをDA変換回路902により、音声
アナログ信号に変換し、音声アンプ903及びフィルタ
ー904で信号波形整形されて、スピーカー905で音
として出力される。以上により、1音素の発音が実現さ
れると現在指し示す電子辞書105中のアドレスポイン
ターの次のアドレスのデータが訳語句切りコード307
かどうか判定406され、句切りコードである場合は単
語発音機能は終了する。そうでない場合は、以上の動作
を再度実行する。また、例外処理として音素片データが
一発音記号で構成されない場合、又は、記憶407して
ある発音記号データと現在ポインターが示す発音記号デ
ータの組み合わせたデータが二発音データ以上のグルー
プ内に存在する場合は、その発音記号データを制御手段
102で記憶407して次の発音記号データを参照して
音素データを決定する。また、アクセント記号が発音記
号中には存在するので、アクセント部に於いては特殊処
理がなされる。アクセントを実現する手段としては、ア
クセント部の子音+母音の組合せ(CV)に特有の音素
データの振幅及び繰り返し周波数を予めアクセント変換
データとして保持していて、アクセント部のCV音を、
音声符号−デジタル信号変換回路901に出力する以前
に、前記アクセント変換データに基づいてアクセント用
音素符号に変換する手段によって実現される。
現するフローチャートである。前述したように制御手段
102には、電子辞書105中のあるレコードを指し示
すアドレスポインターが格納されている。その状態にあ
るときに、入力手段101より経路112を通して音声
合成トリガーが発せられると、現在アドレスポインター
が指し示す単語を音声合成する機能がスタートする。音
声合成トリガーは、入力手段101の”音声合成キー”
等により実現される。音声合成機能がスタートすると制
御手段102では、音声句切りコード305を電子辞書
105より検索する。検索は単語ポインターをインクリ
メント(デクリメント)することで実現される(単語ポ
インターは現単語中の任意のアドレスを指し示している
)401、402。句切りコードが検出されると、単語
ポインターをインクリメント403して、ポインターを
発音記号306の先頭のアドレスにセットする。次いで
ポインターが示すデータに基づいて発音記号テーブル5
01中の発音記号並び502を検索して、同じデータが
検索された場合は、1音素を発音405する。5図は、
本発明による発音記号テーブルの構成例の一部を示す。 発音記号テーブルは、発音記号並び502と音声辞書ポ
インター並び503で構成される。発音記号並び502
は、発音記号データの内で音素片として実現可能な発音
記号の見出しで構成されて、その見出し音素片に対する
音声データが音声辞書106中に音声データとして存在
することを示す。音声辞書ポインター並び503は、音
素片に対応する音声データが音声辞書106中に格納し
てあるアドレスの先頭を示す。図中の音声辞書ポインタ
ー並び503の項に示す最初のxxは、音声辞書106
をバンク毎に区切ってメモリーをアドレシングする場合
のバンクデータを示し、後方のxxxxhは、その示し
ている音素片データが格納されているバンク内の格納ア
ドレスを示す。1音素の発音405は、制御手段102
によって、音声辞書106中を音声辞書ポインターに基
づいて検索して、検索された音素片データを音声合成手
段107に経路113を通して出力し、音声合成手段1
07でそのデータを変換し、アンプ及びスピーカー等で
実現される音声出力手段108にアナログ音声データを
出力することで実現される。音声辞書106の構成メン
バーは、汎用的に実現されている、(a)ADPCM、
または、(b)PARCOLデータの集合として構成さ
れる。(a)ADPCMとは、適応型差分パルス符号変
調法の略で、適応型のデルタ変調法式と差分パルス符号
変調法を組み合わせた物であり、音声データの情報圧縮
に効果がある。また、(b)PARCORとは、偏自己
相関係数(Partial auto−correl
ation)の略で、LPCケプストラム(正規化自己
相関)に統計学に於ける偏相関を導入して音声データを
符号圧縮する手法である。音声合成手段は、音声辞書の
特性(ADPCMやPARCOLなどでのデータ構成)
によって専用の汎用ICで構成される。図9が、音声合
成手段(データ変換)107及び音声出力手段108を
詳細に説明した回路ブロック図である。音声符号−デジ
タルデータ変換回路901により、ADPCMまたはP
ARCORデータで実現されている音素片データを、音
信号の振幅値を示すデジタルデータに変換する。 そのデジタルデータをDA変換回路902により、音声
アナログ信号に変換し、音声アンプ903及びフィルタ
ー904で信号波形整形されて、スピーカー905で音
として出力される。以上により、1音素の発音が実現さ
れると現在指し示す電子辞書105中のアドレスポイン
ターの次のアドレスのデータが訳語句切りコード307
かどうか判定406され、句切りコードである場合は単
語発音機能は終了する。そうでない場合は、以上の動作
を再度実行する。また、例外処理として音素片データが
一発音記号で構成されない場合、又は、記憶407して
ある発音記号データと現在ポインターが示す発音記号デ
ータの組み合わせたデータが二発音データ以上のグルー
プ内に存在する場合は、その発音記号データを制御手段
102で記憶407して次の発音記号データを参照して
音素データを決定する。また、アクセント記号が発音記
号中には存在するので、アクセント部に於いては特殊処
理がなされる。アクセントを実現する手段としては、ア
クセント部の子音+母音の組合せ(CV)に特有の音素
データの振幅及び繰り返し周波数を予めアクセント変換
データとして保持していて、アクセント部のCV音を、
音声符号−デジタル信号変換回路901に出力する以前
に、前記アクセント変換データに基づいてアクセント用
音素符号に変換する手段によって実現される。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
電子辞書中の発音記号データを基に、音素片データを組
み合わせて音声合成して単語を発音することで、音声デ
ーター記憶領域を画期的に減少させて、単語発音機能を
有する電子翻訳器を実現することが出来る。
電子辞書中の発音記号データを基に、音素片データを組
み合わせて音声合成して単語を発音することで、音声デ
ーター記憶領域を画期的に減少させて、単語発音機能を
有する電子翻訳器を実現することが出来る。
【図1】本発明による単語発音機能を有する電子翻訳器
のブロック構成の一例を示す図。
のブロック構成の一例を示す図。
【図2】本発明による電子辞書の構成例の一部を示す図
。
。
【図3】本発明による電子辞書のレコード構成の一例を
示す図。
示す図。
【図4】単語発音機能を実現する手段のフローチャート
である。
である。
【図5】単語発音機能を実現するための発音記号テーブ
ルの一実施例を示す図。
ルの一実施例を示す図。
【図6】本発明によるキー入力手段。
【図7】本発明による入力回路構成図。
【図8】本発明による表示画面図。
【図9】本発明による回路ブロック図。
101 入力手段
102 制御手段
103 表示手段
104 検索手段
105 電子辞書
106 発音辞書
107 音声合成手段(データ変換)108 音声
出力手段 201 発音記号 301 レコード構成 302 レコードヘッダー(1バイト特殊コード)3
03 レコードレングス(1バイト)304 電子
辞書見出し語 305 句切りコード(音声句切りコード)306
発音記号 307 句切りコード(訳語句切りコード)308
訳語 309 レコード最終コード 501 発音記号テーブル 502 発音記号並び 503 音声辞書ポインター並び 701 光センサー 702 センサーコントロール回路 703 シフトレジスター(シリアルーパラレル変換
回路) 704 メモリー 705 CPU 706 二値化回路 707 増幅器 801 見出し語 802 発音記号 803 訳語 901 音声符号−デジタルデータ変換回路902
DA変換回路 903 アナログ音声アンプ 904 フィルター 905 スピーカー
出力手段 201 発音記号 301 レコード構成 302 レコードヘッダー(1バイト特殊コード)3
03 レコードレングス(1バイト)304 電子
辞書見出し語 305 句切りコード(音声句切りコード)306
発音記号 307 句切りコード(訳語句切りコード)308
訳語 309 レコード最終コード 501 発音記号テーブル 502 発音記号並び 503 音声辞書ポインター並び 701 光センサー 702 センサーコントロール回路 703 シフトレジスター(シリアルーパラレル変換
回路) 704 メモリー 705 CPU 706 二値化回路 707 増幅器 801 見出し語 802 発音記号 803 訳語 901 音声符号−デジタルデータ変換回路902
DA変換回路 903 アナログ音声アンプ 904 フィルター 905 スピーカー
Claims (1)
- 【請求項1】電子式辞書を内蔵し、単語及び訳語を表示
する機能を有する発音機能を備えた電子翻訳器に於て、
(a)画像入力手段と文字認識手段によって実現される
単語入力手段、または、キー入力によって実現される単
語入力手段と、 (b)発音記号を内蔵する電子式辞書と、(c)発音記
号に一対一、またはそれ以上に対応付けして構成される
音素片データ辞書と、 (d)前記音素片データ辞書より音素片データを前記電
子辞書中の発音記号に基づいて検索する手段と、(e)
前記検索された音素片データを合成変換して音声に変換
する手段と、 (f)前記単語入力手段に基づいて前記電子式辞書中を
検索する手段と、 (g)前記検索された単語及び訳語を表示する手段と、
(h)前記音声に変換する手段を起動する手段を具備す
ることを特徴とする発音機能を備えた電子翻訳器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079249A JPH04218871A (ja) | 1990-05-17 | 1991-04-11 | 発音機能を備えた電子翻訳器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-127438 | 1990-05-17 | ||
JP12743890 | 1990-05-17 | ||
JP3079249A JPH04218871A (ja) | 1990-05-17 | 1991-04-11 | 発音機能を備えた電子翻訳器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04218871A true JPH04218871A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=26420287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079249A Pending JPH04218871A (ja) | 1990-05-17 | 1991-04-11 | 発音機能を備えた電子翻訳器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04218871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006311382A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Casio Comput Co Ltd | 音声出力制御装置および音声出力制御プログラム |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3079249A patent/JPH04218871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006311382A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Casio Comput Co Ltd | 音声出力制御装置および音声出力制御プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6823309B1 (en) | Speech synthesizing system and method for modifying prosody based on match to database | |
JPS6238716B2 (ja) | ||
US20010012999A1 (en) | Computer apparatus for text-to-speech synthesizer dictionary reduction | |
EP1668628A1 (en) | Method for synthesizing speech | |
WO2004066271A1 (ja) | 音声合成装置,音声合成方法および音声合成システム | |
JPH0228877B2 (ja) | ||
Kishore et al. | Experiments with unit selection speech databases for Indian languages | |
JPH04218871A (ja) | 発音機能を備えた電子翻訳器 | |
JP3576066B2 (ja) | 音声合成システム、および音声合成方法 | |
Gakuru et al. | Development of a Kiswahili text to speech system. | |
KR970002706A (ko) | 한국어 텍스트/음성 변환 방법 | |
JPS5941226B2 (ja) | 音声翻訳装置 | |
JP3626398B2 (ja) | テキスト音声合成装置、テキスト音声合成方法及びその方法を記録した記録媒体 | |
JP3284976B2 (ja) | 音声合成装置及びコンピュータ可読記録媒体 | |
JPH1115497A (ja) | 氏名読み音声合成装置 | |
JP3414326B2 (ja) | 音声合成用辞書登録装置及び方法 | |
JP2000187494A (ja) | 音声合成方法および音声合成装置 | |
JPS6349799A (ja) | 音声出力装置 | |
JPS60173667A (ja) | 電子機器 | |
JPH0954577A (ja) | 音声発生装置 | |
JP2976682B2 (ja) | 言語再生装置 | |
JP2000330998A (ja) | 発音電子辞書 | |
JPH06175576A (ja) | 中国語学習装置 | |
Lyras et al. | A large greek-English dictionary with incorporated speech and language processing tools | |
RU96115319A (ru) | Компьютерное устройство для чтения плоскопечатного текста |