JPH042179A - 光リンクの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、電気信号を光信号に変換する発光素子または
光信号を電気信号に変換する受光素子と光ファイバケー
ブルの端面とを対向させて光信号のやりとりを行わせる
ように両者を結合する光リンクの製造方法に関する。

災米五夏 従来、例えば、第３図または第４図に示すように、複数
の光リンク１　　（ＩＡ、ＩＢ、　　ＩＣ）間でそれぞ
れ光ファイバケーブル７を通して光信号の授受を行わせ
る光信号伝送系を構成する場合、それぞれの光リンク１
において別途に、発光素子または受光素子と光ファイバ
ケーブル７の端部とが一体的に結合されるように樹脂に
よってモールド成形するようにしており、その光信号伝
送系に複数配される各光リンクｌを製造する際の作業性
が悪いものになっている。

Ｉゴミ 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光信号伝
送系に複数配される各光リンクを作業性良く製造するこ
とができるようにした光リンクの製造方法を提供するも
のである。

１威 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。

第５図ないし第８図に、本発明に係る光リンクの構造を
示している。

本発明では、光リンクを製造するに際して、まず、チッ
プ化された発光素子２１または受光素子２２の各実装部
分を、その発光素子２１または受光素子２２のリードフ
レーム３が外部に引き出されるように光透過性の樹脂に
よってモールド成形して、インナー成形部４をそ九ぞれ
形成する。

なお、発光素子としてはＬＥＤなどが、また受光素子と
してはホトトランジスタなどが用いられる。

次いで、その各インナー成形部４を−まとめにして、そ
の外側に重ねて、ケーブル差込部５をモールド成形する
。

ケーブル差込部５には、インナー成形部４に対向して、
光ファイバケーブル７の端部が差し込まれる挿入孔６が
設けられている。

そのケーブル差込部５は、発光素子２１または受光素子
２２と光ファイバケーブル７の端面との間でやりとりさ
れる光信号が混信したり、光信号に外部光がノイズとし
て混入することがないように、黒色などのしや光性の樹
脂によって成形されている。

また、ケーブル差込部５における挿入孔６の内周囲には
、長手方向に延びて径方向に突出する複数の突起８が等
分して設けられ、その挿入孔６に差し込まれる光ファイ
バケーブル７を各突起８の先端で支持させることにより
、ケーブル差込部５に差し込まれる光ファイバケーブル
７の中心の位置出しを行なわせるようにしている。

また、光ファイバケーブル７の挿入孔６における入口部
分の径を多少大きくして、その径を次第に狭めていくよ
うなガイド部９が形成されており。

光ファイバケーブル７の差込みを容易にしている。

ケーブル差込部５に差し込まれた光ファイバケーブル７
の端部は、例えば接着などによってケーブル差込部５側
に固定される６ なお、インナー成形部４には、ケーブル差込部５の挿入
孔６内に差し込まれた光ファイバケーブル７の端面とそ
れに各対向する発光素子２１または受光素子２２との間
における径方向のずれによる光信号の減衰を抑制するた
めのコリメートレンズ１０が一体的に形成されている。

最終的に、ケーブル差込部５に差し込まれた光ファイバ
ケーブル７の抜けを防止するとともに構造の強化を図る
べく、各光ファイバケーブル７に。

例えば金属製のリング１１をかしめによってそれぞれ取
り付けたうえで、その各リング１１およびケーブル差込
部５の部分を一体的に樹脂によってモールド成形するこ
とによってアウター成形部１２を形成する。

しかして、光ファイバケーブル７の表面が清らかで樹脂
との密着性が悪く４モールド成形後における光ファイバ
ケーブル７の引張強度が不足する場合があるが、予め光
ファイバケーブル７のコアとクラッドに影響がない程度
にリング１１をかしめたうえで、そのリング１１部分を
含めてアウター成形部１２を形成することによって、光
ファイバケーブル７の充分な引張強度が得られる。

このような光リンクの製造方法にあって、特に本発明で
は、例えば、第４図に示すように、３つの光リンクＬＡ
、ＩＢ、ＩＣ間でそれぞれ光ファイバケーブル７を通し
て光信号の授受を双方向に行わせる光信号伝送系を構成
する場合、その系統における各光リンクＬＡ、ＩＢ、Ｉ
Ｃを製造するに際して、第１図および第２図に示すよう
に、それぞれ光ファイバケーブル７の端部が差し込まれ
た各ケーブル差込部５Ａ、５Ｂ、５Ｃを一列に並へて、
一体形の金型１３を用いて、各ケーブル差込部５Ａ、５
Ｂ、５Ｃを樹脂によってモールド成形してそれぞれのア
ウター成形部を同時に形成するようにしたことを特徴と
している。

なお、金型１３は、第２図に示すように１台１４上に設
けられたスライド機構１５にしたがって２つに分割でき
る構造になっており、各分割部１３１．１３２をつき合
せたときに、その内部に、各ケーブル差込部５にそれぞ
れ対応したアウター成形部を形成するための各室が隣接
して設けられるようになっている。

第２図中、１６は光ファイバケーブル７の引出し穴を示
している。

しかして、本発明によれば、光信号伝送系に複数配さ九
る一各光リンク１を製造するに際して、それぞわ光ファ
イバケーブル７が差し込まれた各ケーブル差込部５の外
側に設けるアウター成形部を、それぞ乳別途にモールド
成形することなく、１つの金型１３を用いて作業性良く
製造することができるようになる。

その際、特に、金型１３に注入された樹脂に熱を加えて
それを硬化させる場合、その金型が複数の光リンク１に
応じた一体形となっているために、各注入樹脂の部分に
均等に熱を加えることができる。

したがって、複数の光リンク１に対応する各発光素子２
１または受光素子２２および各光ファイバケーブル７な
どの熱的影響を受けやすい部分が均等に加熱されること
になり、各部における熱の影響が等しくあられれて、特
性上のバラツキなどをきたすようなことがなくなる。

夕す１ 以上１本発明による光リンクの製造方法にあっては、複
数の光リンク間でそれぞれ光ファイバケーブルを通して
光信号の授受を行わせる光信号伝送系における各光リン
クを製造する際、電気信号を光信号に変換する発光素子
または光信号を電気信号に変換する受光素子の部分を、
そのリードフレームを外部に引き出しながら光透過性の
樹脂によってモールド成形してインナー成形部を形成し
。

さらにそのインナー成形部の外側に重ねて、光ファイバ
ケーブルの端面が発光素子または受光素子と対向するよ
うに光ファイバケーブルの挿入孔が設けられたケーブル
差込部をしや光性の樹脂によってモールド成形したうえ
で、一体形の金型を用いて、それぞれ光ファイバケーブ
ルの端部が差し込まれた複数のケーブル差込部を樹脂に
よって同時にモールド成形してそれぞれのアウター成形
部を形成するようにしたもので、光信号伝送系に複数配
される各光リンクを作業性良く最適に製造できるという
優れた利点を有している。

・光リンク　２１　発光 ３・・リードフレーム ５　　（５Ａ、５Ｂ、５Ｃ）・ ・光ファイバケーブル　１３ ・金型 １　　（ＩＡ、　　ＩＢ、　　ＩＣ） 素子　２２・・・受光素子 ４・インナー成形部 ケーブル差込部　７ （１３１，１３２）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数の光リンク間でそれぞれ光ファイバケーブルを通
   して光信号の授受を行わせる光信号伝送系における各光
   リンクを製造する際、電気信号を光信号に変換する発光
   素子または光信号を電気信号に変換する受光素子の部分
   を、そのリードフレームを外部に引き出しながら光透過
   性の樹脂によってモールド成形してインナー成形部を形
   成し、さらにそのインナー成形部の外側に重ねて、光フ
   ァイバケーブルの端面が発光素子または受光素子と対向
   するように光ファイバケーブルの挿入孔が設けられたケ
   ーブル差込部をしゃ光性の樹脂によってモールド成形し
   たうえで、一体形の金型を用いて、それぞれ光ファイバ
   ケーブルの端部が差し込まれた複数のケーブル差込部を
   樹脂によって同時にモールド成形してそれぞれのアウタ
   ー成形部を形成するようにした光リンクの製造方法。