JPH04217826A - 二次電池の充電方法 - Google Patents

二次電池の充電方法

Info

Publication number
JPH04217826A
JPH04217826A JP3035606A JP3560691A JPH04217826A JP H04217826 A JPH04217826 A JP H04217826A JP 3035606 A JP3035606 A JP 3035606A JP 3560691 A JP3560691 A JP 3560691A JP H04217826 A JPH04217826 A JP H04217826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
battery
voltage
value
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3035606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3220797B2 (ja
Inventor
Masanobu Kizu
木津 正信
Tatsu Nagai
龍 長井
Toshio Oshima
大嶋 敏夫
Tsunemi Oiwa
大岩 恒美
Kozo Kajita
梶田 耕三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP03560691A priority Critical patent/JP3220797B2/ja
Publication of JPH04217826A publication Critical patent/JPH04217826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220797B2 publication Critical patent/JP3220797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルカリ二次電池を
はじめとする各種二次電池の充電方法であって、特に充
電時における電池電圧の変化を利用するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の充電方法としては、図1(
a)に示す如く、充電中における電池電圧が充電末期に
おいてピーク点Aを有することを利用し、このピーク点
Aあるいは更に電池電圧が所定値だけ下がった時点Bを
検知し、充電量制御に利用する方法が一般的である。 更に、充電中における二次電池の電池電圧を常時検知し
、単位時間当たりの電圧変化量が設定値を超えると所定
の充電電流制御を行う方法も開示されている(例えば特
公昭53−40695号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電電
圧のピーク点A近傍における単位時間当りの電圧変化量
それ自体が微小であることに加えて、電圧変化量が小さ
い箇所が必ずしもピーク点Aとは限らず、単に電圧変化
量の検知のみでは、ピーク点Aに達したか否かを的確に
判断することは難しく、検知誤差の発生は避けられない
【0004】かかる不都合に対し、ピーク点Aから所定
電圧ΔVだけ下がった時点Bを検知して制御に利用する
方法では、制御開始時点の検知を、前記したピーク点A
を検知する場合よりも比較的容易に行なえる反面、充電
電圧曲線は充電電流の大小あるいは周囲温度の高低に対
応して大きく変化するため、ΔVの値を一義的に設定す
ると、検知時点のばらつきも大きく、充電量の過不足を
生じることは避けられない。特に近年開発がすすむニッ
ケル水素電池にあっては、ピーク地点からの電圧降下量
それ自体が小さく、上記した問題が依然として発生する
【0005】一方、充電電圧曲線における傾斜の大小を
検知する方法にあっては、設定が上記した方法による場
合に比して容易であることは明かであるが、単に電圧変
化量が設定値を越える時点を検出するだけでは、充電特
性の変化に即応した対応をすることが難しい。
【0006】更に、上記した方法を利用して組電池の充
電を行なった場合、組電池を構成する個々の電池の特性
間のばらつきを考慮することが難しく、悪い特性あるい
は放電量の少ない電池が混じっていた場合、それらの電
池に対して過充電する虞れが強く、サイクル特性の劣化
を生じる問題があった。
【0007】本発明者らは上記した問題を解消すべく考
察を行なった結果、二次電池における充電電圧曲線は何
れも、充電電流の大小あるいは周囲温度の高低などの各
種充電条件の違いにかかわらず、図1(a)に例示する
如く、充電中期までは比較的小さい電池電圧の上昇を示
すが、充電末期に近づくと急激に電圧上昇したのちピー
ク点に達して漸減するという一定のパターンを有するも
のであって、充電中期から末期の間に必ず充電電圧曲線
の「変曲点」Cが存在し、この変曲点Cのすぐ後に現わ
れる、電池電圧の変化量が略ゼロから負の最大値までの
期間が満充電時と略一致することを知見した。
【0008】すなわち、電池電圧の変化それ自体ではな
く、充電電圧曲線の1階微分値である電池電圧の単位時
間当たりの変化量(dV/dt)を調べると、図1(b
)のごとく、電池電圧がピーク点Aに達する少し前に正
の凸状になるピーク点を有するとともに、かかるピーク
点の発生する前後は、電池電圧の変化量が他よりも十分
大きい。したがって、更に上記した充電電圧曲線の二階
微分値である電池電圧の変化量の傾き(d2V/dt2
)を求めると、図1(c)の様に、変曲点Cの前後で急
激に正から負に変化する。
【0009】同様に、ピーク点Aを超えた満充電位置B
近傍においても、ピーク通過後の電圧降下が大きい種類
の二次電池にあっては、上記した変曲点Cにおける変化
と同様な電池電圧の変化が現れる。したがって、充電電
圧曲線の二階微分値の変化を検知することにより、上記
した変曲点Cあるいは満充電位置Bの発生時期を容易に
検出できる。かかる時点は、充電条件の違いにかかわら
ず略一定の充電量に達した時点に対応するので、その後
に続く充電制御動作開始の有力な目安とすることができ
るのである。
【0010】更に、組電池の充電時における電池電圧曲
線についても同様な研究を行った結果、図2(a)の様
に、組電池13を構成する電池13a・13bの特性が
略同一である初期状態においては、組電池としての電池
電圧曲線上における変曲点位置Cは、個々の電池13a
・13bの変曲点C1・C2と略一致する。しかしなが
ら、充放電サイクルを繰り返して個々の電池の特性にば
らつきが生じると、図2(b)の様に、その放電量の最
も少ない電池13aにおける変曲点C1およびピーク点
A1に対応して組電池13としての変曲点Cおよびピー
ク点Aが現れることを知見した。
【0011】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、充電電圧曲線の二階微分値が正から負に
変化する時期を検知して充電制御に利用することにより
、充電電流あるいは周囲温度などの充電条件の違いにか
かわらず、容易に過不足のない充電制御が行なえる充電
方法を提供することを目的とする。
【0012】本発明は更に、変曲点Cの検知直後に現れ
る、電池電圧の変化量がゼロないしは負の最大値になる
時点を検知することにより、満充電時期を確実に検知で
きる充電方法を提供することを目的とする。本発明は更
にまた、組電池の充電時にも過充電を未然に防止した充
電方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる充電方法
は、二次電池の充電時における電池電圧を検知し、この
検知電圧を利用するものである。検知した電圧曲線の二
階微分値が正から負に転ずる点Cまたはその近傍を検知
する第1検知工程と、前記した第1検知工程における検
知動作と連動して行われる充電制御工程とを備えている
。上記した第1検知工程における検知動作後に発生する
、電池電圧の単位時間当たりの変化量がゼロないし負の
最大になるまでの期間内に入ったことを検知可能とする
第2検知工程を備え、この第2検知工程における検知動
作と連動して充電制御工程を実施することが好ましい。
【0014】上記した制御工程では、それ以前よりも充
電電流値を減少させて、更に所定時間だけ充電を継続す
ることができる。少なくとも充電制御の最終段階におい
て、十分低い電流によるトリクル充電に入ることが好ま
しい。また、充電を行う二次電池は、複数本の電池を直
列あるいは並列接続した組電池の状態で充電することも
できる。
【0015】
【作用】上記した構成により、二次電池の充電を開始す
ると、充電電流の大小あるいは周囲温度の高低などの充
電条件の違いにかかわらず、電池電圧Vbは略同傾向の
変化パターンを示しながら上昇する。ここで、二次電池
13の充電が進んで充電末期に近づくと、充電電圧曲線
が急激に立ち上がる変曲点Cが現われる。かかる電圧曲
線の1階微分値、すなわち電池電圧の単位時間当たりの
電圧変化量は、図1(b)の様に正の凸状に変化する。 更にこの曲線の微分値をとり、電圧曲線の2階微分値を
求めて曲線を描くと、上記した変曲点Cを中心として、
正から負へとS字状にその値は急変する。
【0016】したがって、電池電圧曲線の2階微分値を
演算し、その値が正から負に変化する時点を検出するこ
とにより、変曲点C位置が求まる。ところで、変曲点位
置における二次電池の充電量は、同種類の電池に対して
は実験などにより予め一義的に特定できる。したがって
、それ以後は例えば図1(d)に示す如く、100%の
容量に達するまでに不足する容量分を補う充電制御動作
を例えばタイマーを用いて行うことにより、過不足がな
い充電制御が行える。
【0017】更に、電池電圧曲線のピーク点Aで電圧変
化量がゼロになり、そのピーク点Aを通過したのち所定
の電圧値だけ電池電圧が低下した時点に、電圧変化量は
負の最小値となる。したがって、上記した変曲点Cの検
知直後に現れる、電池電圧の変化量が正から負になる時
点ないしは、負の最小値になる時点の少なくとも何れか
一方を検知することにより、満充電時期が特定されるの
である。
【0018】
【実施例】以下、上記した本発明にかかる充電方法を、
ニッケルカドミウム二次電池を充電する充電装置に実施
した一例を示すが、ニッケル水素電池を始めとする各種
二次電池の充電装置に対しても略同様に実施できること
は勿論である。
【0019】充電装置は、図3に概略的な構成を示す如
く、商用交流電源11を整流し、所定の直流電流Iを出
力可能とする充電回路12と、該充電回路12から二次
電池13への通電時期を規制するスイッチング素子14
と、二次電池13の端子電圧をデジタル値に変換するA
/D変換器15と、A/D変換器15からの出力データ
を入力し、二次電池13に対する所定の充電制御動作を
行なう制御回路16とから構成される。
【0020】充電回路12は定電流源であって、更に、
制御回路16から送られる制御信号S1の入力と連動し
て、出力電流Iの値を複数段階に変更できる様に構成し
ている。スイッチング素子14は、リレーや半導体スイ
ッチの様なスイッチング手段が使用され、充電回路12
と二次電池13間に配設されており、制御回路16から
出力される制御信号S2の入力と連動してオンオフし、
二次電池13への通電時期を規制できる様に構成してい
る。A/D変換器15は、二次電池13の電池電圧Vb
を間欠的にサンプリングし、アナログ状の電池電圧Vb
を所定ビット数のデジタル信号に変換し、制御回路16
に電圧データViとして入力する。
【0021】制御回路16は、CPUやメモリなどを一
体に備えたワンチップマイクロコンピュータが使用され
、ROM内に予め記憶しておいたプログラムにより、図
3に示す各回路の一部または全部がソフト的に構成され
る様にしている。すなわち制御回路16は、充電条件な
どの各種設定を可能とする設定操作部21と、A/D変
換器15から出力される検知電圧Viのデータを一時記
憶するデータ記憶部22と、充電電圧Vbの変化を利用
した演算値から満充電状態に達したか否かを判定する比
較部23と、比較部23における判定結果に対応して、
最適の充電時間や充電電流値を決定する演算部24と、
該演算部24の演算結果に対応した制御信号S1・S2
を出力する制御出力部25と、各種タイマー信号を作る
タイマー部26とから構成される。
【0022】
【動作手順】以下において、図4に示す流れ図および図
5の説明図に従って、制御回路16における制御手順を
具体的に説明する。先ず、充電の開始に先だってステッ
プ51で設定操作部21において、変曲点Cを検知する
までの充電電流値Ib、変曲点検知後の充電電流値Im
、満充電検知後の充電電流値Isなどの各種初期設定を
行なったあと、時刻t1にスタートスイッチをオンする
と、制御出力部25から電流値Ibに対応した制御信号
S1が充電回路12に送られ、該充電回路12からの出
力電流IがIbとなる様に設定される。
【0023】それと同時に、制御出力部25からスイッ
チング素子14に対してオンを指令する制御信号S2が
送られ、充電回路12と二次電池13間が導通し、所定
の定電流による急速充電が開始される(ステップ52)
【0024】なお、電池の種類によっては図1(b)の
破線で示す如く、充電開始直後にdV/dtの値に変化
が現れるものもあるが、これを充電末期の変化と区別す
るために、ステップ53においてタイマー部26が作動
し、第1回目に二次電池13の電池電圧Vbを読み込む
までに、所定の待ち時間Tw[分]を意図的に設けるこ
とも可能である。すなわち、充電開始直後は図5(a)
の如く電池電圧Vbの変動が大きく不安定でもあるため
、 Tw=Kw/Ib    (但し、Kwは充電条件に対
応して設定される係数であって、本実施例では「5」。 Ibの単位は[C]。なお、この単位の[C]は充電レ
ートを示し、1[C]は1時間で100%充電すること
を意味する。)で求められる時間だけ電圧の読み込みを
待つことにより、変曲点Cの誤検知を防止するのである
。但し、図1(c)の実線で示す様な、充電初期にd2
V/dt2の正負が反転しないタイプの電池においては
、特に誤検知防止のためにTwを設けず、破線で示す如
くステップ53をスキップしてもよい。
【0025】次に、ステップ53で所定時間Twが経過
したことが判断されると、ステップ54で電池電圧Vb
をA/D変換器15を介して演算部24でViとして読
み込むと同時に、変数nおよびVcを初期設定したあと
、変曲点Cを検知するための第1検知工程に入る。
【0026】先ず、ステップ55で前記した電池電圧V
iおよび差電圧Vcをデータ記憶部22に保存する。更
にステップ56で、電池電圧Vbを読み込むための時間
間隔Ts[分]が設定される。すなわち、電池電圧Vb
の単位時間当りの電圧変動量(dV/dt)は、通常は
充電電流値Ibの大きさに略比例する。そこで、Ts=
Ks/Ib      (但し、Ksは充電条件に対応
して設定される係数であって、本実施例では「1」。I
bの単位は[C]。)で求められる時間間隔で電池電圧
Vbを間欠的に読み込むことにより、充電電流値Ibの
大小にかかわらず、各検知電圧Vi間の電圧差Vcが略
同一の傾向で変化する様に設定している。
【0027】ここで、時間Tsが経過し、ステップ57
で電池電圧としてViを読み込んだ後、ステップ58に
おいて演算部24で、今回の検知電圧値Viとデータ記
憶部22に先に記憶しておいた前回の検知電圧値Vmと
の差電圧Vcを計算する。更に引き続いてステップ59
において、今回計算によって得られた差電圧Vcと前回
分の差電圧Vdとの差電圧Vsをとることにより、電池
電圧曲線における二階微分値が計算される。
【0028】ここで電圧曲線の二階微分値は、図1(c
)に例示する如く、変曲点Cを中心として、正の凸状態
から負の凸状態へと値が急変する。したがって本実施例
においては、ステップ60において二階微分値Vsの値
が負になった時点を変曲点Cの通過時期と判断する様に
構成している。
【0029】なお、Vsの値が負になった時点をすぐに
変曲点位置と判断すると、ノイズなどにより誤動作する
虞れがある。そこで本実施例では更に、Vsが負値を繰
り返す回数nを設定し、正の場合はステップ61でこの
値を常に「0」に維持し、負を検知する毎にステップ6
2でnを1つづ増加させ、ステップ63で例えば2回の
連続した検知動作を確認した時点t2ではじめて、次の
第2検知工程に移行する様に構成している。
【0030】第2検知工程ではステップ64〜67にお
いて、第1検知工程と略同様にして差電圧Vcを求めた
あと、ステップ68で差電圧Vcが「0」となったか、
あるいは負になったことが検知されると、その時点t3
をピーク点Aと判断し、ステップ69で所定の充電制御
工程における処理を実行したのち、制御出力部25から
スイッチング素子14にオフの制御信号S2を送って、
一連の充電動作を終了する(ステップ70)。
【0031】ここで、上記した充電制御工程69は、充
電電流量などの充電条件に対応して、設定操作部21に
よる設定内容あるいは充電状態の自動検知と連動して変
更して実施されるものであって、場合によっては、何も
行なうことなく直ちにステップ70に移って充電を終了
することも可能である。しかしながら本実施例において
は、変曲点Cの検知時点t1に充電電流Iをそれまでの
電流値Ibよりやや小さいImに減少させた状態で充電
を行なった後、ピーク点Aを検知した時刻t3から、更
に少ない電流値Isによるトリクル充電に切り換える様
にしている。
【0032】なお、上記した実施例では、図5(c)に
示す差電圧が負になった時点を満充電時と判断して充電
量制御をする様に構成したが、微少な正の設定値を下廻
った時点を検知することも可能である。また、電池電圧
の値がピークに達したのちに急激に低下する場合は、上
記した第2検知工程とは別に、あるいはそれに加えて、
差電圧値が負の最大値になる時点t4を検知してもよい
。すなわち、かかる変化を更に微分した値は、図5(d
)に示す様に、負から正への変化を示す。したがって、
第1検知工程と略同様にして2階微分値を求め、この値
が負から正に変化する時点を求めることにより、更に確
実に満充電時期が検知できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記の如く、充電制御動作を変
曲点Cの出現時期を基準として行なうとともに、変曲点
Cの検知時に、電池電圧曲線の二階微分値が正から負に
急変する時点を検出する様にすることにより、周囲温度
や充電電流の大きさに影響されることなく、精度の高い
充電後期の検知が可能となり、過充電が未然に防止され
る。更に、変曲点位置の検知後に現れる、単位時間当た
りの電圧変化量が略ゼロまたは負の最大値までの期間を
満充電時と判断することにより、適切な充電制御が可能
となった。
【0034】また組電池を充電する場合は、最も早く充
電末期の症状が現われる電池13aを検知することがで
きるので、過充電を未然に防止でき、組電池のサイクル
寿命を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を説明するためのグラフ
であって、(a)は電池電圧の充電特性、(b)は電池
電圧の単位時間当たりにおける変化量の特性、(c)は
電池電圧曲線の二階微分値の変化状態、(d)は充電電
流の制御状態、(e)は充電量の特性を各々示す。
【図2】組電池における図1(a)と略同様なグラフで
あって、(a)は電池間の特性が等しい場合、(b)は
特性が異なる場合を各々例示している。
【図3】電気回路のブロック図である。
【図4】図3の装置における制御手順を示す流れ図であ
る。
【図5】図4の制御手順を説明するための、図1に類似
したグラフである。
【符号の説明】
12  充電回路、13  二次電池、15  A/D
変換器、16  制御回路、A    ピーク点、C 
   変曲点。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池の充電時における電池電圧を検知
    するとともに、検知した電圧曲線の二階微分値が正から
    負に転ずる点Cまたはその近傍を検知する第1検知工程
    と、前記した第1検知工程における検知動作と連動して
    行われる充電制御工程とを備えた二次電池の充電方法。
  2. 【請求項2】二次電池の充電時における電池電圧を検知
    するとともに、検知した電圧曲線の二階微分値が正から
    負に点ずる点Cまたはその近傍を検知可能とする第1検
    知工程と、前記した第1検知工程における検知動作後に
    発生する、電池電圧の単位時間当たりの変化量がゼロな
    いし負の最大になるまでの期間内に入ったことを検知可
    能とする第2検知工程と、この第2検知工程における検
    知動作と連動して行われる充電制御工程とを備えた二次
    電池の充電方法。
  3. 【請求項3】上記した二次電池は、複数本の電池からな
    る組電池である請求項1または2記載の充電方法。
  4. 【請求項4】上記した充電制御工程は、それ以前と同一
    またはやや低い電流で所定時間だけ充電を継続すること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の充電方
    法。
  5. 【請求項5】上記した充電制御工程では、少なくとも充
    電制御の最終段階において、十分低い電流によるトリク
    ル充電が行われることを特徴とする請求項1ないし4の
    何れかに記載の充電方法。
JP03560691A 1990-02-28 1991-02-04 二次電池の充電方法 Expired - Fee Related JP3220797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03560691A JP3220797B2 (ja) 1990-02-28 1991-02-04 二次電池の充電方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5049590 1990-02-28
JP2-50495 1990-02-28
JP2-100687 1990-04-16
JP10068790 1990-04-16
JP03560691A JP3220797B2 (ja) 1990-02-28 1991-02-04 二次電池の充電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04217826A true JPH04217826A (ja) 1992-08-07
JP3220797B2 JP3220797B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=27288813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03560691A Expired - Fee Related JP3220797B2 (ja) 1990-02-28 1991-02-04 二次電池の充電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3220797B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06315233A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fujitsu Ltd 電池の充電制御方法
US5703465A (en) * 1995-05-31 1997-12-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method and apparatus for controlling the charging of a secondary battery using the primary differential of the battery voltage
JP2016519919A (ja) * 2013-03-25 2016-07-07 オキシス エナジー リミテッド リチウム−硫黄電池の充電方法
US10461316B2 (en) 2012-02-17 2019-10-29 Oxis Energy Limited Reinforced metal foil electrode
CN111525654A (zh) * 2020-06-02 2020-08-11 深圳市稳先微电子有限公司 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法
US10811728B2 (en) 2014-05-30 2020-10-20 Oxis Energy Ltd. Lithium-sulphur cell
JP2022532544A (ja) * 2019-11-26 2022-07-15 エルジー エナジー ソリューション リミテッド バッテリー状態診断装置及び方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06315233A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Fujitsu Ltd 電池の充電制御方法
US5703465A (en) * 1995-05-31 1997-12-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method and apparatus for controlling the charging of a secondary battery using the primary differential of the battery voltage
US10461316B2 (en) 2012-02-17 2019-10-29 Oxis Energy Limited Reinforced metal foil electrode
JP2016519919A (ja) * 2013-03-25 2016-07-07 オキシス エナジー リミテッド リチウム−硫黄電池の充電方法
US10038223B2 (en) 2013-03-25 2018-07-31 Oxis Energy Limited Method of charging a lithium-sulphur cell
US10811728B2 (en) 2014-05-30 2020-10-20 Oxis Energy Ltd. Lithium-sulphur cell
JP2022532544A (ja) * 2019-11-26 2022-07-15 エルジー エナジー ソリューション リミテッド バッテリー状態診断装置及び方法
CN111525654A (zh) * 2020-06-02 2020-08-11 深圳市稳先微电子有限公司 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法
CN111525654B (zh) * 2020-06-02 2023-08-22 西安稳先半导体科技有限责任公司 一种对电池组内各电池分时充电的电路及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3220797B2 (ja) 2001-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5140252A (en) Method of charging secondary batteries
US4503378A (en) Charging system for nickel-zinc batteries
US5808447A (en) Pulse charging method for rechargeable batteries
KR100378099B1 (ko) 충전 제어 장치
JP3005460B2 (ja) 二次電池の充電方法
US5350995A (en) Battery charger for charging both a frequently and infrequently used battery
JPH0638394A (ja) 2次電池の充電装置
US20010006338A1 (en) Method of fast-charging of a rechargeable battery
US5640080A (en) Secondary battery charger
JP4017586B2 (ja) 電池の充電方法
US5467005A (en) Battery charger which accounts for initial surge in battery voltage and which is immune to noise during completion of charging
JPH04217826A (ja) 二次電池の充電方法
JP2007259632A (ja) 充電回路及び充電制御方法
JP3157410B2 (ja) 二次電池の充電方法
JP2906862B2 (ja) 電池充電法
JPH0583876A (ja) 二次電池の充電方法
JPH06343233A (ja) 二次電池の充電方法及び装置
JP3347808B2 (ja) 二次電池の充電方法
JPH05146088A (ja) 充電装置
JP3151275B2 (ja) 二次電池の充電回路
JPH06315232A (ja) 充電器
JP3188553B2 (ja) 充電装置
JP3162540B2 (ja) 充電装置
JP3173288B2 (ja) 充電装置
JPH06245405A (ja) 二次電池の充電方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010711

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070817

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees