JPH04217250A - ノボラックフォトレジストとカルボジイミドを用いた二色調像 - Google Patents

ノボラックフォトレジストとカルボジイミドを用いた二色調像

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JPH04217250A
JPH04217250A JP3057689A JP5768991A JPH04217250A JP H04217250 A JPH04217250 A JP H04217250A JP 3057689 A JP3057689 A JP 3057689A JP 5768991 A JP5768991 A JP 5768991A JP H04217250 A JPH04217250 A JP H04217250A
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JP
Japan
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carbodiimide
photoresist
film
positive
group
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Pending
Application number
JP3057689A
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English (en)
Inventor
James W Taylor
ジェイムズ・ウェイン・テイラー
David R Bassett
デイビッド・ロビンソン・バセット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
Original Assignee
Union Carbide Chemicals and Plastics Technology LLC
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • G03F7/0226Quinonediazides characterised by the non-macromolecular additives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、一般的に、二色調の
フォトレジストに関係する。この発明は、一つの面にお
いて、処理条件によって陽又は陰画を生じるフォトレジ
スト配合物に向けられている。他の面において、改良さ
れた高温安定性を有する液体の陽画用フォトレジスト配
合物に関係する。この発明は、また、二置換されたある
種のカルボジイミドを分解能増強剤として含む配合物を
も提供する。 【0002】 【従来の技術】フォトレジストは、光にさらした後、溶
解度が変化する感光性材料である。それらは、典型的に
は、ポリマーの主鎖に結合された又はこのレジスト配合
剤に加えられたジアゾナフトキノン(DANQ)感光剤
を有するノボラック樹脂である。ジアゾナフトキノン感
光剤は又ジアゾナフトキノン−ノボラックフィルムの塩
基性溶液中での溶解度を減少させる抑制剤としても作用
する。 【0003】二色調のフォトレジストは、処理条件によ
って陽又は陰画像を生じることの出来るフォトレジスト
と定義される。1978年に、H.MoritzとG.
Paulは、米国特許4,104,070号において、
モナゾリン(1−ヒドロキシエチル−2−アルキルイミ
ダゾリン)を陽作動性配合物に加えると像反転(陰画像
)が得られるということを記載した。S.A.MacD
onaldら、Interface, p.114(1
982)は、類似の添加剤、イミダゾールの使用による
この方法の更なる変法を報告した。トリエタノールアミ
ン及び気体状アミンなどの他の塩基性化学薬品も又像反
転を生じさせる能力を有すると報告された。 【0004】液体の塩基をフォトレジスト配合物に加え
ると、それらの配合物は安定性に欠ける。それ故に、可
能な商業的なフォトレジストは、フォトレジストフィル
ムを露光した後、気体状アミンで処理して反転を生じさ
せる。気体アミンの使用は、しかしながら、有毒気体の
存在下でのこのレジストフィルムのベーキングを必要と
する。今日、依然、この技術を用いて二色調フォトレジ
ストを商品化している製造業者が幾つかある。 【0005】最近の研究により、像反転はポリカルボジ
イミドをジアゾナフトキノン−ノボラックフォトレジス
ト配合物に加えることにより達成され得ることが示され
た。優れた熱安定性を持つ画像が示された。しかしなが
ら、この配合物は安定でない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従って、下記の目的の
内の一つ或はそれ以上がこの発明の実施によって達成さ
れる。新規なフォトレジスト配合物を提供することがこ
の発明の目的である。この発明の更なる目的は、改善さ
れた安定性を有するノボラック型のフォトレジスト配合
物を提供することである。更なる目的は、製造において
危険な気体の使用を回避する配合物を提供することであ
る。この発明の更なる目的は、二置換されたカルボジイ
ミドを含むフォトレジスト配合物を提供することである
。この発明の別の目的は、この配合物の製造方法及び陽
又は陰画像の製作におけるそれらの利用方法を提供する
ことである。この発明の他の目的は、約3ミクロン以下
から約5ミル(0.00254cm)以上の線幅の陽及
び陰画像を作ることの出来る二色調フォトレジスト配合
物を提供することである。更なる目的は、約1.5〜5
.5ミクロンの厚みの画像フィルム用に用い得るフォト
レジスト配合物を提供することである。なお更なる目的
は、露光エネルギー範囲が約89ミリジュール/cm2
 の半導体用から約140ミリジュール/cm2 の回
路板用までの画像製作用のフォトレジスト配合物を提供
することである。これらの及び他の目的は、ここに教示
することから当業者には容易に明らかと成ろう。 【0007】発明の概要この発明は液体の二色調フォト
レジスト配合物、及びそのような配合物を用いて作成さ
れる画像の安定性を改良し並びに解像能を増大させるた
めの方法に向けられている。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明の陽又は陰画像
を作成するのに有用な液体の二色調フォトレジスト配合
物は下記を含む: (a)  フェノールホルムアルデヒド樹脂(b)  
光活性化合物、及び (c)  下記式のカルボジイミド: R−N=C=N−R (式中、各Rは、それぞれ独立に、3〜30炭素原子の
第二又は三級のアルキル基、30までの炭素原子のシク
ロアルキル基を表すか、又は一つのRは30までの炭素
原子のアリール基を表し得る。好ましくは、基Rは15
までの炭素原子を含む。)。 【0009】好ましい具体例の説明 上記の様に、ある種のカルボジイミドをジアゾキノン−
ノボラックフォトレジストに加えると改良された安定性
と増大された解像能を与える二色調フォトレジスト配合
物を生じる。約3ミクロンから約5ミルの線幅の陽及び
陰画像が、この発明の配合物を用いて作成された。 【0010】ジアゾナフトキノン感光剤(DANQ)3
.3モルパーセントをポリマーの主鎖に結合させたノボ
ラック樹脂から成るフォトレジストの研究を行った。 DANQ感光剤は抑制剤として作用して、塩基性溶液中
におけるフォトレジストの溶解度を減少させる。フィル
ムを適当な波長の光にさらすと、ノボラックレジストを
水性塩基に可溶化させるカルボン酸の生成を生じる。 【0011】研究された反応において、DANQはカル
ベンに分解し、それは次にWolff 転移してケテン
となる。このケテンは水と反応し、フィルム又は空気中
で、塩基可溶性のインデンカルボン酸光反応生成物を生
じる。 【0012】陽又は陰画像を作るためのスキームを図1
に示す。陽画像を得るためには、フィルムを露光の後で
現像する(図1の左側)。陰画像を得るためには、フィ
ルムを露光後ベークして図1のステップ4で生成したカ
ルボン酸基を不溶性の基に変換する。フラッド露光(f
lood exposure)してから現像すると陰画
像を与える。モナゾリン、イミダゾール及びトリエタノ
ールアミンなどの塩基性材料はインデンカルボン酸を脱
炭酸することにより不溶性の基を形成することを触媒す
ることが出来る。塩基がない場合は、インデンカルボン
酸は約160℃より低い温度では脱炭酸しない。 【0013】最近、ポリカルボジイミドを陽作動性フォ
トレジスト配合物に加えると二色調配合物を生じるとい
うことが示された。遺憾ながら、ポリカルボジイミドは
フェノール性水酸基と余りに早く反応するため安定なレ
ジスト配合物を生成出来ないということが見出された。 【0014】今、ジシクロヘキシルカルボジイミド(D
CC)などのある種のカルボジイミドがジアゾナフトキ
ノン−ノボラックフォトレジストのフェノール性水酸基
と反応してイソ尿素を生成することを見出した。この反
応は化1の様に示すことが出来る。 【0015】 【化1】 【0016】上で論じた様に、二色調フォトレジストフ
ィルムをマスクを透して露光するとDANQをインデン
カルボン酸に変換し、フィルムを塩基可溶性にする。水
性の塩基性溶液で現像すると陽画像を与える(図1のス
テップ5の左側)。フラッド露光してからポストベーク
すると像形成したフィルムの溶解度を減少させる。しか
しながら、フィルムを露光してから、ポストベークし、
フラッド露光し、そして現像すると陰画像を与える。陰
画像は、露光(図1のステップ4)中に生成したインデ
ンカルボン酸基がポストベーク(図1のステップ5の右
側)中にイソ尿素と反応することによって形成される。 この反応はN−アシル尿素及び/又はエステル基を生じ
、露光された領域を不溶化する。 【0017】エステル化は架橋反応であり、架橋は熱的
特性を改良するので、エステル基形成は好ましい。図1
に示される様に、エステル基は、陰画モードの場合ステ
ップ5において、陽画モードの場合ステップ7において
形成する。 【0018】二色調フォトレジストの陽及び陰画像を最
適化するために、(a)陰画像系の場合は、露光された
領域においてフィルムの消失がまったく無く(図1のス
テップ4参照)、露光されない領域において完全に消失
するときに、最大のコントラストが達成され、(b)陽
画像系の場合は、露光されない領域においてフィルムの
消失がまったく無く(図1のステップ5参照)、露光さ
れた領域において完全に消失するときに、最大のコント
ラストが達成される処理条件が望ましい。 【0019】現像液の濃度、現像液の強度、現像時間、
露光エネルギー、フラッドエネルギー、分解抑制剤のレ
ベル、ソフトベーク及びハードベークの時間などを含む
、多様な処理条件の研究を行った。 【0020】像反転配合剤を示す最初の実験は、DCC
の10.5PHR(乾燥フォトレジスト100g中のD
CCのグラム数)を23℃でPMA(プロパゾールMア
セテート)中のフォトレジストと反応させることにより
行われた。この反応は塩化第一銅を用いて触媒された。 フォトレジストはポリマーの主鎖に結合したDANQを
3.3モルパーセント含んだ。3日後、FT−IR分析
は、この反応が完了していることを示した。この改変さ
れたフォトレジストは裸のシリコンウエハー上に展開さ
れ、次いで強制通風炉中で70℃で30分間ベークされ
た。陰画用に記述された処理シーケンス(図1)を用い
て、被覆されたウエハーの一部をマスクし(露光しない
部位)、次いでフィルムのマスクされていない部分を、
広帯域UV光源を用いて、240ミリジュール/cm2
 で露光した。この被覆されたウエハーを次いで90℃
で30分間ベークし、そしてフラッド露光した。テトラ
ヒドロフランを4重量パーセント含む水酸化ナトリウム
をベースとする現像液中での現像は浮き彫りの陰画像を
与えた。 【0021】像反転はカルボジイミドを用いて可能であ
るということを示した上の実験の後で、100ミリジュ
ール/cm2 /ミクロンより少ない露光エネルギーが
露光の上限として定められた。同じ技術を用いて、一連
の陽及び陰画の浮き彫り像が得られた。DCCレベルの
関数としてのフィルムの消失が、89.5mJ/cm2
 ・ミクロンの露光エネルギーにおいて得られた。陰画
浮き彫り像のためのフラッド露光も又89.5mJ/c
m2・ミクロンであった。DANQレベル、現像液強度
及び現像時間は一定に保たれた。理想的には、陰画像を
得る場合は露光領域はフィルムを消失してはならず、か
つ露光されない領域は完全に消失しなければならない。 下記の表Iに示される様に、3PHRのDCCが全般的
に最良の結果を与える。しかしながら、露光領域におい
て5%でなくて48%が消失し、及び非露光領域におい
て95%でなくて83%が消失したことは更なる最適化
が必要であることを示している。 【0022】 【表1】                          
         表I              
              陰画浮き彫り像    
                         
         露光部位の      非露光部位
の      試験            DCC 
             フィルム消失    フィ
ルム消失                    (
PHR)            %        
      %                1 
               3         
       48            83  
            2            
    4                29  
          60             
 3                5      
          10            1
2              4         
       6                1
0              9         
     5                7  
                3        
      6            a.試料は酸
化シリコンウエハー上に展開された。 b.ソフトベークは温度70℃で、30分間行った。 c.露光エネルギーは89.5mJ/cm2 ・ミクロ
ンであった。 d.ポストベークは温度90℃で、30分間行った。 e.フラッドエネルギーは89.5mJ/cm2 ・ミ
クロンであった。 f.現像は、KTI−351を水で2:1に希釈して用
いてバッチで行った。 g.ノボラックレジストのDANQレベルは3.3モル
パーセントであった。 【0023】上の表Iと下記の表IIとを比較すると、
非露光領域のフィルムの消失は、現像液強度を増すこと
によって増大されることを示している。 【0024】 【表2】                          
       表II               
             陰画浮き彫り像     
                         
              露光部位の    非露
光部位の  試験      DCC    現像液の
  現像時間    フィルム消失  フィルム消失 
         (PHR)  希釈度      
          %            % 
           1          3  
      1:1    60      45  
        100        2     
     3        1:5    60  
    26          100      
  3          3  1.75:1   
 60      28          100 
       4          4      
  1:1    60      20      
    100        5         
 4  1.25:1    60      20 
             2        6  
        4        1:5    6
0      14          100   
                         
                         
                         
a.フィルムは酸化シリコンウエハー上に展開された。 b.ソフトベークは温度70℃で、30分間行った。 c.フィルムの厚さの平均は1.55ミクロンであった
。 d.露光エネルギーは88mJ/cm2 ・ミクロンで
あった。 e.ポストベークは温度100℃で、30分間行った。 f.フラッドエネルギーは90mJ/cm2 ・ミクロ
ンであった。 g.現像は、水で希釈したSB−351を用いてバッチ
で行った。 h.ノボラックレジストのDANQレベルは3.3モル
パーセントであった。 【0025】ポストベークの温度を90℃から100℃
に上げると露光領域におけるフィルムの消失が最少にな
る。下記の表IIIは、3ミクロンの線(等しい線と間
隙)の陰画像を得るために用いられた条件を示している
。この用いられた条件下で、3PHRのDCCで良好な
像が得られる。4PHRのDCCでは、この露光及び現
像の条件下において線は明瞭でない。 【0026】 【表3】                          
       表III              
              陰画浮き彫り像    
                         
                         
                  試験     
 DCC            現像液の     
         備考              
          (PHR)          
希釈度                      
              1          
3          1.75:1      3ミ
クロンの線  明瞭        2       
   4          1.50:1     
 像出来ず                    
3          4          1:1
            像は出来たが線は不明瞭  
  a.フィルムは酸化シリコンウエハー上に展開され
た。 b.ソフトベークは温度70℃で、30分間行った。 c.フィルムの厚さの平均は1.6ミクロンであった。 d.露光エネルギーは87mJ/cm2 ・ミクロンで
あった。 e.ポストベークは温度100℃で、30分間行った。 f.フラッドエネルギーは87mJ/cm2 ・ミクロ
ンであった。 g.現像は、水で希釈したKTI  SB−351を用
いて90秒間のバッチで行った。 h.ノボラックレジストのDANQレベルは3.3モル
パーセントであった。 i.すべての試料はマスク(3.2ミクロン)をして像
作成を行った。 【0027】陽画浮き彫り像を得るためには、下記の表
IVに示される様に、3PHRのDCCが最良の陽画浮
き彫り像を与えた。4PHRのDCCでは、露光領域の
フィルムは明瞭でない。 【0028】 【表4】                          
       表IV               
             陽画浮き彫り像     
                         
        非露光部位の    露光部位の  
      試験            DCC  
            フィルム消失    フィル
ム消失                    (P
HR)            %         
     %                1  
              3          
        9            98  
            2            
    4                  9 
           50            
  3                5     
           −3            
38              4        
        6                
−3            13         
     5                7  
              −3         
     4            a.試料は酸化
シリコンウエハー上に展開された。 b.ソフトベークは温度70℃で、30分間行った。 c.露光エネルギーは89.9mJ/cm2 ・ミクロ
ンであった。 d.現像は、KTI−351を水で2:1に希釈して用
いてバッチで行った。 e.ノボラックレジストのDANQレベルは3.3モル
パーセントであった。 【0029】陽画像は、下記の表Vに示される様に、様
々なレベルのDCCを用いて得られた。 【0030】 【表5】                          
         表V              
                  陽画像    
    DCC    露光      現像液  フ
ラッ  ポストベー  200℃での  試験  (P
HR)エネルギー  希釈度  ド露光  ク温度  
    ハードベーク    1      3   
     63      2:1     89  
    90        不可        2
      4      141      2:1
     89      90        不可
        3      5      310
      2:1     89      90 
       不可        4      5
      319   1.75:1   349 
   200        不可        5
      5      332   1.75:1
   −−−    −−−      −−−−  
  a.ソフトベークは温度70℃で行った。 b.フィルムの厚さの平均は1.5ミクロンであった。 c.現像は、KTI  SB−351を用いて90秒間
のバッチで行った。 d.ノボラックレジストのDANQレベルは3.3モル
パーセントであった。 e.すべての試料はマスク(3.2ミクロン)をして像
作成を行った。 【0031】マスク(3ミクロンの線用)をして像を完
成させるために、露光エネルギーを、3PHRのDCC
における63.4mJ/cm2 ・ミクロンから5PH
RのDCCにおける309.5mJ/cm2 ・ミクロ
ンに増加させる。現像の後で、試料をフラッド露光し、
次いで90℃で30分間ポストベークしてハードベーク
の安定性を試験した。200℃で30分間ベークされた
像はハードベーク安定性を示さなかった。5PHRのD
CCを含むレジストから作られた像を394mJ/cm
2 ・ミクロンでフラッド露光し、次いで200℃で3
0分間ベークした。再び、像はハードベーク安定性を示
さなかった。これは、これらのDCC及びDANQレベ
ルでは殆ど分子量の増加(又は架橋)は無いということ
を暗示する。従って、何らかのエステル化が起きても、
調べられたベーク条件下ではそれは熱的特性に反映しな
い。 【0032】実際、現像液濃度0.51N及びDCCレ
ベル3.5PHRが、陰及び陽画像において最良の全体
的コントラストを与えるということが見出された。露光
エネルギー90mJ/cm2 では容認し得る結果が得
られるが、露光エネルギー140mJ/cm2 が最良
のコントラストを与える。フラッド露光エネルギー14
0mJ/cm2 も又最良のコントラストを与える。コ
ントラストは、フラッドエネルギーが140mJ/cm
2 を超えて増加するか又は下回って減少するにつれて
徐々に減少する。しかしながら、140±40mJ/c
m2 は容認し得る結果を与える。この樹脂に対する重
量パーセントで、カルボジイミドは約0.1〜50%、
好ましくは約0.1〜20%で存在させることが出来る
。 【0033】計画した実験に基づく最適条件を下記の表
VI及びVIIに示す。 【0034】 【表6】                          
       表VI               
       二色調工程に対する最適条件     
                         
              陰画調        
陽画調      ジシクロカルボジイミドのレベル 
             3.5%      3.
5%    現像液濃度              
                    0.51N
    0.51N  現像時間          
                         
 103秒        98秒    露光エネル
ギー                       
       140mJ    140mJ  フラ
ッドエネルギー                  
        140mJ      −     
   ソフトベーク温度              
                90℃      
110℃    ソフトベーク時間         
                       6分
          6分    ハードベーク温度 
                         
  110℃        −        ハー
ドベーク時間                   
             6分        − 
       【0035】 【表7】                          
       表VII              
プリント回路板のための最適二色調浮き彫り像    
                        露
光領域の                  非露光
領域の  色調      露光領域の       
 予想された    非露光領域の  予想された  
            消失%          
  消失%        消失%        消
失%        陰画    28.8±1.8 
     32.5  97.5±2.3    10
0    陽画    94.7±7.0    10
0        3.7±2.8        8
    信頼限界は、4つの陰画調の実験及び3つの陽
画調の実験に基づき、90%である。浮き彫り像は表V
Iに規定する最適条件を用いて得られた。 【0036】上記のデータより、二色調フォトレジスト
配合物は、示された式のカルボジイミドを用いて、約3
ミクロンから約5ミルの線幅の陽及び陰画像を与えると
いうことが結論される。更に、厚さ約1.5から5.5
ミクロンのフィルムが像を生じ易い。露光エネルギーは
、半導体用の約89mJ/cm2から回路板用の140
mJ/cm2 までの範囲に及ぶ。 【0037】下記の実施例において、様々な手順が用い
られたが、それらは個々の実施例中で記述される。 【0038】このフォトレジスト中の1,2−ナフトキ
ノン−(2)−ジアゾ−5−スルホニルクロリド(DA
NQ−Cl)のフェノール性エステルのモル分率は、D
igilab  FTS−40  FT−IRを用いて
測定した。DANQ−Clのフェノール性エステルは標
準として製造した。DANQのフェノール性エステルの
製造及び分析手順を以下に記す。 【0039】DANQ−Clのフェノール性エステルの
製造 マグネチックスターラー及び冷却器を取り付けた大型の
三つ口丸底フラスコに、PMA(プロピルメトキシアセ
テート)200g、PMA50g中のフェノール34.
2g、1,2−ナフトキノン−(2)−ジアゾ−5−ス
ルホニルクロリド69.8g、及び追加のPMA56g
を充填した。 【0040】供給用タンクに、トリエチルアミン32.
3gとPMA50gとを充填した。このアミン溶液を1
時間かけて反応溶液(液面下)に供給し、その間、反応
温度を38〜44℃に維持した。この供給の後、反応温
度を34〜42℃に1.5時間保持し、それからアセト
ン119g、ヘキサン97g、及び水160gをこの反
応溶液に加えた。真空中で溶媒を約75g除去した後、
生成物は結晶化し始めた。生成物を濾過し、次いでヘキ
サン−アセトン溶液(60%ヘキサン)で洗った。この
生成物を一晩真空中で乾燥した。生成物収率は38%で
あった。FT−IR分析はC=N2 吸収(21436
cm−1)、C=O吸収(1720cm−1)及び芳香
族振動(1600cm−1)を示す。質量分光法は32
7にペアレントピークを示す(イソブタンを用いた化学
的イオン化)。 【0041】ベーア(Beer)の法則のプロット:ベ
ーアの法則のプロット用の溶液を調製するために、DA
NQ−Clのフェノール性エステルの試料(±0.00
01)を25.00mlのメスフラスコに計り取り、そ
の試料をテトラヒドロフランで希釈した。そのフラスコ
に95%まで満たして25.0℃に平衡にし、次いで印
の位置まで満たした。溶液を0.00240cmBr液
体−IRセルを用いて分析した。セルの光路長はフリン
クカウント法で測定した。ベーアの法則のプロットは、
切片−0.000506、勾配2.947の直線(R2
=0.9999)を与えた。2145cm−1のモル吸
光係数を計算して、1226.4L/モル−cmになっ
た。 【0042】ノボラック樹脂に結合したジアゾナフトキ
ノンのモルパーセントは、約3g(±0.0002まで
測定)のフォトレジスト溶液(固形物38.9%)を2
5.00mlのメスフラスコに加えることにより測定し
た。フォトレジスト溶液を、次いでテトラヒドロフラン
で希釈して印のすぐ下に合わせた。このフラスコを25
.00℃に平衡にした後、液レベルを印に合わせた。 溶液を0.00240cmKBrカウント法を用いて分
析した。ノボラック樹脂に結合したジアゾナフトキノン
のモル分率は2146cm−1のジアゾ吸収を用いて計
算した。 【0043】 【実施例】下記の実施例はこの発明を説明するものであ
る。 【0044】実施例1 ノボラックフォトレジストの製造 温度計、機械的攪拌機及び2つの供給路を取り付けた5
リットルの三つ口丸底フラスコに、ノボラック樹脂(P
MA中に43.8%の固形物)1096g、PMA64
9g及び1,2−ナフトキノン−(2)−ジアゾ−5−
スルホニルクロリド53.4gを充填した。反応器の内
容物を37〜42℃に維持しながら、PMA150g中
に溶かしたトリエチルアミン23.9gの1.2時間に
及ぶ供給(水面上)を開始した。最初の供給の5分後、
水300gから成る第2の供給を開始した。第2の供給
を反応器中へ1.2時間にわたって行った。供給物を反
応器に入れた後、反応温度を34〜38℃に30分間維
持し、次いでアセトン440gとヘキサン360gとを
加えた。水層を排水し、次いで攪拌しながら更に水30
0g、アセトン289g及びPMA32gを加えた。水
層を排水し、そしてヘキサン、アセトン及びPMAをロ
ータリーエバポレーターを用いて総重量が1324に達
するまで除去した。ノボラックフォトレジストの粘度を
PMAを用いて25℃において160センチストークス
に調整した。FT−IR分析はDANQモルパーセント
3.3±0.04を信頼度95%で与えた。 【0045】実施例2 二色調フォトレジストの製造 温度計、機械的攪拌機付きの、窒素パージされた500
mlの三つ口丸底フラスコに、実施例1からのノボラッ
クフォトレジスト200g(全固形物39.6)、DC
C8136(10.55PHR)及び塩化第一銅0.0
5gを充填した。その溶液を23℃で一晩攪拌した。赤
外線分析は反応が89時間で完了することを示した。反
応後、二色調フォトレジストをPMAで粘度30.5セ
ンチストークスに希釈し(全固形物23.2%)、ミリ
ポア0.5ミクロンろ紙でろ過した。 【0046】実施例3 像逆転の表示 実施例2からの二色調フォトレジストの試料を3インチ
(7.62cm)の酸化シリコンウエハー上に展開し、
次いで70℃で30分間強制通風炉中でソフトベークし
た。厚さ1.8ミクロンの乾燥フィルムが得られた。こ
のフォトレジストの左側を次いでコビルトアライナー(
Cobilt aligner)の広帯域UV源を用い
て65秒間露光した。このウエハーを90℃で30分間
強制通風炉中でポストベークし、次いでウエハー全体を
65秒間フラッド露光した。そのフォトレジストを水酸
化ナトリウムに基づくテトラヒドロフラン4%を含む現
像液(水1部で希釈したKTI  SB−351)で9
0秒間現像することにより、陰画浮き彫り像(ウエハー
の左側のフォトレジスト)が得られた。ウエハーの左側
はこのレジストの26%を消失する。右側(非露光側)
はレジストの100%を消失する。 【0047】実施例4 二色調フォトレジストの製造 マグネチックスターラーを備えた4オンスの瓶にノボラ
ック樹脂50g(PMA中の全固形物39.67%)、
DCC0.598g及び塩化第一銅0.01gを充填し
た。試料を反応が完結するまで攪拌した。 【0048】実施例5 二色調フォトレジストの製造 マグネチックスターラーを備えた4オンスの瓶にノボラ
ック樹脂50g(PMA中の全固形物39.67%)、
DCC1.388g及び塩化第一銅0.01gを充填し
た。試料を反応が完結するまで攪拌した。 【0049】実施例6 像逆転の表示 実施例4からのフォトレジスト試料を酸化シリコンウエ
ハー上に展開し、次いで70℃で30分間強制通風炉中
でソフトベークした。厚さ1.62ミクロンの乾燥フィ
ルムが得られた。そのフィルムを次いで強制通風炉中で
100℃で30分間ベークし、そしてコビルトアライナ
ーを用いて光域陽画用マスク(light field
 positive mask )を通して87mJ/
cm2 ・ミクロンで露光した。陰画像は、それから、
水酸化ナトリウムをベースとする現像液(水1.75部
で希釈したKTI  SB−351)で90秒間現像す
ることによって得られた。この陰画像は3ミクロンの線
のリバース像であった。 【0050】実施例7 陽画像の表示 実施例4からのフォトレジスト試料を酸化シリコンウエ
ハー上に展開し、次いで70℃で30分間強制通風炉中
でソフトベークした。厚さ1.49ミクロンの乾燥フィ
ルムが得られた。そのフィルムを次いでコビルトアライ
ナーを用い、光域陽画用マスクを通して87mJ/cm
2 ・ミクロンで露光した。陽画像は、それから、水酸
化ナトリウムをベースとする現像液(水2部で希釈した
KTI  SB−351)で90秒間現像することによ
って得られた。この陽画像は3ミクロンの線幅を有した
。 【0051】実施例8 陽画像の表示 実施例5からのフォトレジスト試料を酸化シリコンウエ
ハー上に展開し、次いで70℃で30分間強制通風炉中
でソフトベークした。厚さ1.52ミクロンの乾燥フィ
ルムが得られた。そのフィルムを次いで光域陽画用マス
クを用いて309.5mJ/cm2 ・ミクロンで露光
した。陽画像は、それから、水酸化ナトリウムをベース
とする現像液(水2部で希釈したKTI  SB−35
1)で90秒間現像することによって得られた。この陽
画像は3.25ミクロンの線幅を有した。 【0052】実施例9 像反転の表示 実施例4と同様にして製造したフォトレジスト試料を酸
化シリコンウエハー上に展開し、次いで70℃で30分
間強制通風炉中でソフトベークした。厚さ1.66ミク
ロンの乾燥フィルムが得られた。そのフィルムを次いで
コビルトアライナーで光域陽画用マスクを通して90m
J/cm2 ・ミクロンで露光した。フィルムを次いで
強制通風炉中で100℃で30分間ポストベークし、8
0mJ/cm2 ・ミクロンでフラッド露光した。陰画
像は、それから、KIT934現像液(水酸化テトラメ
チルアンモニウムをベースとする金属イオンを含まない
現像液)で現像することによって得られた。 【0053】実施例10 回路板用二色調フォトレジストの製造 8オンスの琥珀色の瓶に、実施例1と同様にして製造し
たフォトレジスト200g(PMA中の全固形物44.
36%)、DCC3.105g(3.5PHR)及び塩
化第一銅0.48gを充填した。その瓶をローラー上で
41時間回転させた。固形物の全量及びマクロレジスト
(macroresist )の粘度をPMAで、17
.9%総固形物及び6.4センチストークスにそれぞれ
調整した。 【0054】実施例11 像反転の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分(22c
m/分)で付着させた。そのフィルムを90℃で6分間
ソフトベークした。フィルムの厚さは3.7ミクロンで
あった。そのフィルムをプリント回路板用のコライトユ
ニット(colight unit)を用い、光域陽画
用マスクを通して140mJ/cm2 ・ミクロンで露
光した。このフォトレジストを次いで110℃で6分間
ベークし、140mJ/cm2 ・ミクロンでフラッド
露光した。陰画像は水酸化ナトリウムをベースとする現
像液(水で規定度0.51Nに希釈したKTI  SB
−351)で103秒間現像することによって得られた
。線幅は5ミルであった。露光された銅は次いで50℃
で塩化第二鉄溶液を用いてエッチングした。陰画の銅パ
ターンが得られた。 【0055】実施例12 像反転の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分で付着さ
せた。そのフィルムを90℃で6分間ソフトベークした
。フィルムの厚さは4.2ミクロンであった。そのフィ
ルムを光域陽画用マスクを通してプリント回路板用のコ
ライトユニットを用いて140mJ/cm2 ・ミクロ
ンで露光した。このフォトレジストを次いで110℃で
6分間ベークし、140mJ/cm2 ・ミクロンでフ
ラッド露光した。陰画像は水酸化ナトリウムをベースと
する現像液(水で規定度0.47Nに希釈したKTI 
 SB−351)で137秒間現像することによって得
られた。顕微鏡写真は線幅が4ミルであることを示した
。 【0056】実施例13 像反転の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分で付着さ
せた。そのフィルムを90℃で6分間ソフトベークした
。フィルムの最初の厚さは4.2ミクロンが得られた。 そのフォトレジストを光域陽画用マスクを通してプリン
ト回路板用のコライトユニットを用いて90mJ/cm
2 ・ミクロンで露光した。このフォトレジストを次い
で110℃で6分間ベークし、140mJ/cm2 ・
ミクロンでフラッド露光した。陰画像は水酸化ナトリウ
ムをベースとする現像液(水で規定度0.51Nに希釈
したKTI  SB−351)で108秒間現像するこ
とによって得られた。顕微鏡写真は線幅が5.5ミルで
あることを示した。 【0057】実施例14 陽画像の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分で付着さ
せた。そのフィルムを110℃で6分間ソフトベークし
た。フィルムの厚さは3.7ミクロンであった。そのフ
ォトレジストをプリント回路板用のコライトユニットを
用い、光域陽画用マスクを通して140mJ/cm2 
・ミクロンで露光した。陽画像は水酸化ナトリウムをベ
ースとする現像液(水で規定度0.51Nに希釈したK
TI  SB−351)で98秒間現像することによっ
て得られた。線幅は5ミルであった。露光された銅パタ
ーンが得られた。 【0058】実施例15 陽画像の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分で付着さ
せた。そのフィルムを110℃で6分間ソフトベークし
た。フィルムの厚さは4.2ミクロンであった。そのフ
ォトレジストを光域陽画用マスクを通してプリント回路
板用のコライトユニットを用いて140mJ/cm2 
・ミクロンで露光した。陽画像は水酸化ナトリウムをベ
ースとする現像液(水で規定度0.47Nに希釈したK
TI  SB−351)で98秒間現像することによっ
て得られた。顕微鏡写真は線幅が5.6ミルであること
を示した。 【0059】実施例16 陽画像の表示 実施例10からの試料を用いて、フィルムを銅板上に浸
漬被覆によって取り出し速度8.8インチ/分で付着さ
せた。そのフィルムを110℃で6分間ソフトベークし
た。フィルムの厚さは4.2ミクロンであった。そのフ
ォトレジストを光域陽画用マスクを通してプリント回路
板用のコライトユニットを用いて90mJ/cm2 ・
ミクロンで露光した。陽画像は水酸化ナトリウムをベー
スとする現像液(水で規定度0.51Nに希釈したKT
I  SB−351)で110秒間現像することによっ
て得られた。顕微鏡写真は線幅が5.2ミルであること
を示した。この発明は前記の実施例によって説明された
が、ここに開示された材料に限定されるとは解釈されず
、むしろこの発明は上に開示された様な一般的な領域に
関係する。それらの様々な変形及び具体化がそれらの趣
旨又は範囲から離れずに行われ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】像反転をさせるための処理の流れ図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  陽又は陰画像作成用の液体の二色調フ
    ォトレジスト配合物であって、上記配合物が(a)  
    フェノールホルムアルデヒド樹脂(b)  光活性化合
    物、及び (c)  下記式のカルボジイミド: R−N=C=N−R (式中、各Rは、それぞれ独立に、3〜30炭素原子の
    第二又は三級のアルキル基、30までの炭素原子のシク
    ロアルキル基を表すか、又は一つのRは30までの炭素
    原子のアリール基を表し得る)を含む二色調フォトレジ
    スト配合物。
  2. 【請求項2】  光活性化合物がジアゾナフトキノンで
    ある、請求項1に記載の配合物。
  3. 【請求項3】  カルボジイミドが樹脂重量に対して0
    .1〜50重量%の量存在する、請求項1に記載の配合
    物。
  4. 【請求項4】  カルボジイミドの各Rが第二級アルキ
    ル基である、請求項1に記載の配合物。
  5. 【請求項5】  カルボジイミドの各Rがイソプロピル
    基である、請求項1に記載の配合物。
  6. 【請求項6】  カルボジイミドの各Rが第三級アルキ
    ル基である、請求項1に記載の配合物。
  7. 【請求項7】  カルボジイミドの各Rがt−ブチル基
    である、請求項1に記載の配合物。
  8. 【請求項8】  カルボジイミドの各Rがシクロアルキ
    ル基である、請求項1に記載の配合物。
  9. 【請求項9】  カルボジイミドの各Rがシクロヘキシ
    ル基である、請求項1に記載の配合物。
  10. 【請求項10】  フェノールホルムアルデヒド樹脂及
    び光活性化合物を含む、陽又は陰画像作成用の液体の二
    色調フォトレジスト配合物の安定性を改良する方法であ
    って、上記の配合物に安定化させ得る量の下記式のカル
    ボジイミドを混合させることを含む方法:R−N=C=
    N−R (式中、各Rは、それぞれ独立に、3〜30炭素原子の
    第二又は三級のアルキル基、30までの炭素原子のシク
    ロアルキル基を表すか、又は一つのRは30までの炭素
    原子のアリール基を表し得る)。
  11. 【請求項11】  光活性化合物がジアゾナフトキノン
    である、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】  カルボジイミドが樹脂重量に対して
    0.1〜50重量%の量存在する、請求項10に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】  カルボジイミドの各Rが第二級アル
    キル基である、請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】  カルボジイミドの各Rがイソプロピ
    ル基である、請求項10に記載の方法。
  15. 【請求項15】  カルボジイミドの各Rが第三級アル
    キル基である、請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】  カルボジイミドの各Rがt−ブチル
    基である、請求項10に記載の方法。
  17. 【請求項17】  カルボジイミドの各Rがシクロアル
    キル基である、請求項10に記載の方法。
  18. 【請求項18】  カルボジイミドの各Rがシクロヘキ
    シル基である、請求項10に記載の方法。
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