JPH04217201A - 赤外線光学部品 - Google Patents

赤外線光学部品

Info

Publication number
JPH04217201A
JPH04217201A JP2403911A JP40391190A JPH04217201A JP H04217201 A JPH04217201 A JP H04217201A JP 2403911 A JP2403911 A JP 2403911A JP 40391190 A JP40391190 A JP 40391190A JP H04217201 A JPH04217201 A JP H04217201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
diamond
infrared
infrared optical
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2403911A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Oda
一彦 織田
Hiroshi Kawai
弘 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2403911A priority Critical patent/JPH04217201A/ja
Publication of JPH04217201A publication Critical patent/JPH04217201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線反射鏡や光学窓
材などの赤外線光学部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信、観測、制御および評価など
の様々な技術分野において、赤外線を利用した技術が適
用されるようになってきている。このような赤外線を利
用した技術を実現するための赤外線光学部品には、反射
鏡、透光性の窓材、分光器、レンズ、フィルタ、ビーム
スプリッタなどがあり、これらの光学部品には赤外線の
損失が少ないという特性が要求される。すなわち、赤外
線の吸収が少なく、また赤外線の散乱が小さいことが必
要である。
【0003】たとえば反射鏡では、基材の表面に金属膜
を形成して構成したものなどが、充分な特性を有してい
る。この金属膜に適用可能な金属材料には、Al,Rh
,Cu,Au,Agなどがある。特に高い反射率が要求
される用途に対してや、金属膜表面の保護が必要である
場合には、金属膜表面にCeO2 ,SiO2 ,Si
O,Al2 O3 ,MgF2 などの誘電体膜が付加
される場合もある。
【0004】また、窓材などに適用される透光性の材料
としては、ZnS,MgF2 ,NaCl,KCl,Z
nSe,LiF,MgAl2 O4 ,SiO2 ,C
aF2 ,BaF2 などの誘電体や、Si,Geなど
の半導体が挙げられ、要求される特性に応じて、表面に
種々の誘電体膜などが付加される場合もある。上記の材
料のうち硫化亜鉛(ZnS)は、透光性を示す波長領域
が0.4〜14.4μmと広く、しかも比較的大きな多
結晶バルク材料を得ることもできるので、赤外線光学部
品の構成材料として今後の応用が期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、赤外線
光学部品には、赤外線の吸収および散乱が少ないことが
要求される。このうち赤外線の吸収は、大部分が材料の
本質的な特性の影響によるものであるので、材料の選択
に依存すると言える。一方、赤外線の散乱には、材料内
部の微細構造などによる散乱の他に、部品の表面での散
乱がある。この部品の表面での赤外線の散乱は、基本的
には、表面研磨技術に依存し、現状では特に問題がない
程度まで表面研磨技術が確立されていると言える。
【0006】しかしながら、通常の取扱を繰り返してい
るうちに表面に機械的な損傷が与えられたり、自然環境
にさらされるなどの劣悪な環境下で使用されて表面に損
傷を受ける場合などには、部品の表面での赤外線の散乱
が使用とともに増加することになる。これにより、当該
赤外線光学部品の特性が劣化し、ひいては当該赤外線光
学部品を含む光学的システム全体の能力の低下を招来す
ることになる。
【0007】たとえば、ほとんどの金属膜は柔らかくて
容易に損傷を受ける。すなわち、Al蒸着膜は布でこす
るだけで傷が入り、またAu膜やAg膜はAl膜よりも
さらに柔らかくて傷が入りやすい。したがって、このよ
うな金属膜を用いた反射鏡では、定期的に再コートして
、表面の状態を良好に維持する必要がある。定期的な再
コートが不可能な場合には、金属表面に誘電体からなる
保護膜を形成して、長期使用に耐え得るようにすること
もある。しかし、保護膜よりも硬度の高い材料からなる
他の部材との接触回数が多い反射鏡や、航空機や人工衛
生などのような高速飛翔体において使用される反射鏡な
どでは、上記の誘電体の保護膜でも不十分であった。
【0008】赤外線透光性材料を用いた窓材などの光学
部品においても、同様である。たとえば、上記のように
赤外線透光材料として有用な硫化亜鉛を例にとると(こ
の材料は耐水性、耐薬品性、耐熱性などに優れており、
光学的にも有効な材料である)、ヌープ硬度が約250
kg/mm2 程度で、機械的接触に対してやや弱く、
表面損傷を受けやすい。各種の誘電体膜を表面コートす
ることによって或る程度の効果は見られるものの、さら
なる機械的特性の向上が要求されている。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、表面の機械的強度を格段に向上して、赤外
線散乱特性の劣化を抑制することができる赤外線光学部
品を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の赤外線光学部品では、基材の少なくとも
1表面に、ダイヤモンド層またはダイヤモンド状炭素層
とSi層とを含む多層コートが施される。ここで、ダイ
ヤモンド層またはダイヤモンド状炭素層は、多層コート
膜の最外層を構成し、このダイヤモンド層またはダイヤ
モンド状炭素層の内側に隣接してSi層が形成される。
【0011】ダイヤモンド層またはダイヤモンド状炭素
層は、公知のプラズマCVD法、熱フィラメント法、イ
オンプレーティング法、スパッタ法、イオンビーム法な
どにより形成することができる。またSi層は、公知の
CVD法、プラズマCVD法、真空蒸着法、イオンプレ
ーティング法、スパッタ法により形成可能である。上記
Si層の膜厚は、50Å以上であることが好ましい。こ
れは、50Å以下の膜厚では、完全な膜の形成が困難だ
からである。
【0012】また、上記ダイヤモンド層またはダイヤモ
ンド状炭素層の膜厚は、200Å乃至200μmである
ことが好ましい。200Å未満の膜厚では、基材表面を
保護する保護膜として充分に機能させることができず、
また200μm以上の膜厚では内部応力などの影響によ
り剥離が生じたり、また赤外光の透過率が低下したりす
るからである。
【0013】上記赤外線光学部品が赤外線反射鏡である
ときには、上記基材は、金属製のものであるか、または
金属膜が表面に形成されているものであってもよい。ま
た、上記赤外線光学部品が光学窓材などであるときには
、上記基材は、赤外線透光材料で構成されたものである
ことが好ましい。一例として、上記基材が硫化亜鉛を材
料として構成されている場合がある。
【0014】硫化亜鉛を材料として基材を構成した場合
には、上記多層コート膜が、上記基材とSi層との間に
少なくとも1層のMgF2 層を含むことが好ましい。 これにより、硫化亜鉛基材に良好に付着するMgF2 
層によって、多層コート膜を付着性良好に基材表面に形
成することができる。MgF2 層は、公知の真空蒸着
法、イオンプレーティング法、スパッタ法などにより形
成することができる。
【0015】
【作用】ダイヤモンド膜およびダイヤモンド状炭素膜は
、赤外光に対して充分な透過性を有している。また、ダ
イヤモンド膜はビッカース硬度が約10000kg/m
m2 ときわめて高い。このような高硬度の膜を光学部
品の外界に接触する表面に形成することにより、光学部
品表面の損傷を著しく低減することができる。
【0016】一方、ダイヤモンド膜またはダイヤモンド
状炭素膜は、誘電体や金属に対する付着力に劣り、剥離
が生じやすい。本件発明者は、ダイヤモンド膜またはダ
イヤモンド状炭素膜に対する各種の膜材料に対する付着
力に関する鋭意研究を行った結果、これらの膜はSiに
対して高い付着性を示すことが判明した。そこで、本発
明では、ダイヤモンド層またはダイヤモンド状炭素層を
形成するための下層として、Si層を形成することとし
ている。これにより剥離の起こりにくい保護膜の形成が
可能となった。なお、Si層は、赤外光に対して充分な
透過性を示す。
【0017】この発明が特に効果を発揮する赤外線光学
部品は、赤外反射鏡や光学窓などの透光性材料である。 上述のように、赤外反射鏡に用いられる金属膜は傷など
の損傷を受けやすく、装置系への着脱を繰り返すうちに
表面に散乱の原因となる傷がしばしば入る。また、航空
宇宙関係の通信用や観測用に用いられる反射鏡も、待機
中のほこりや水滴、氷滴、あるいは宇宙塵による損傷を
受けやすい。こうした部品の表面に硬質の保護膜を形成
することにより、散乱の少ない平滑な表面を維持するこ
とが可能となった。このような効果は、誘電体などの透
光性材料に関しても同様に得られた。
【0018】たとえば硫化亜鉛の場合、硬度が約250
g/mm2 と比較的柔らかい材料であり、表面の損傷
が非常に問題となる。しかし、本発明を基材が硫化亜鉛
で構成された光学部品に適用すれば、上記の硬度の問題
が克服され、硫化亜鉛の良好な特性を生かして、きわめ
て有用な光学部品を構成することができる。なお、Mg
F2 は硫化亜鉛に対して付着性の高いことで知られて
おり、同時に赤外光の吸収が少ない材料である。そこで
、この材料をSi層と硫化亜鉛で構成した光学部品の基
材との間の中間層として使用すると、光学特性を阻害せ
ずに、多層コート膜全体の基材への付着性を向上させる
ことができる。
【0019】さらに多層コート膜には、上記の各層以外
に層を付加することもでき、適切な設計により、反射率
や透過率を向上したり、ビームスプリッタやフィルタな
どの光学的機能を付加したりすることができる。
【0020】
【実施例】赤外線反射鏡の基板として、直径20mm、
厚さ1mmのガラス基板上にCuを0.5μm真空蒸着
したものを用い、光学窓材などを構成すべき透光性材料
の基板として、直径20mm、厚さ2mmの両面研磨さ
れたZnS多結晶基板を使用した。これら2種類の基板
に対して、MgF2、Si、ダイヤモンド状炭素(DC
L)を、表1に示すような構造でそれぞれ成膜した。
【0021】MgF2 層、Si層は、真空蒸着法によ
り形成した。基板温度は150℃とした。ダイヤモンド
状炭素層は、13.56MHzの高周波によるプラズマ
CVD法により形成した。原料には、メタンガスを使用
し、基板温度は150℃とした。被覆膜の付着性に関し
ては、引っかきテストで評価した。その結果は表1に示
されている。反射鏡の場合、Si層の存在によりダイヤ
モンド状炭素層の付着力が向上するのが明らかに認めら
れる。一方、ZnS基板の場合、Si層の導入により付
着力の向上はみられるが、一部剥離が生ずるものが見ら
れる。しかし、さらにMgF2 層を導入することによ
って、剥離が全く見られなくなった。
【0022】保護膜としての有効性は、ボールミル試験
の前後で、8μmの赤外光の反射率、または透過率の減
少を調べることで判定した。なおボールミル試験は、平
均粒径200μmの石英粉末とともに2時間ボールミル
で混合するものである。被覆膜を形成していない面は充
分な厚さの樹脂で被覆保護しておき、ボールミル試験後
これを除去して評価した。この評価結果は、上記の表1
に併せて示されている。この結果から、ダイヤモンド状
炭素層の保護膜としての有効性が明らかに認められる。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の赤外線光学部品に
よれば、赤外線光学部品の表面に硬質のダイヤモンドま
たはダイヤモンド状炭素層が付着性良好に形成されてい
る。これにより、光学部品の表面の充分な保護が達成さ
れるので、赤外線散乱特性の劣化が抑制される。この結
果、光学部品の取扱が容易になり、航空、宇宙関係など
の劣悪環境下で使用される光学部品の耐環境性を大きく
向上することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の少なくとも一表面に、最外層に形成
    したダイヤモンド層またはダイヤモンド状炭素層と、こ
    のダイヤモンド層またはダイヤモンド状炭素層の内側に
    隣接させて形成したSi層とを含む多層コート膜を形成
    したことを特徴とする赤外線光学部品。
  2. 【請求項2】上記Si層の膜厚が、50Å以上であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の赤外線光学部品。
  3. 【請求項3】上記ダイヤモンド層またはダイヤモンド状
    炭素層の膜厚が、200Å乃至200μmであることを
    特徴とする請求項1記載の赤外線光学部品。
  4. 【請求項4】上記赤外線光学部品は赤外線反射鏡であり
    、上記基材は、金属製のものか、または金属膜が表面に
    形成されているものであることを特徴とする請求項1、
    2または3記載の赤外線光学部品。
  5. 【請求項5】上記赤外線光学部品は光学窓材であり、上
    記基材は、赤外線透光材料で構成したものであることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の赤外線光学部品
  6. 【請求項6】上記基材が硫化亜鉛を材料として構成され
    ていることを特徴とする請求項5記載の赤外線光学部品
  7. 【請求項7】上記多層コート膜は、上記基材とSi層と
    の間に少なくとも1層のMgF2 層を含むことを特徴
    とする請求項6記載の赤外線光学部品。
JP2403911A 1990-12-19 1990-12-19 赤外線光学部品 Pending JPH04217201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403911A JPH04217201A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 赤外線光学部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403911A JPH04217201A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 赤外線光学部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04217201A true JPH04217201A (ja) 1992-08-07

Family

ID=18513630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2403911A Pending JPH04217201A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 赤外線光学部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04217201A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08262203A (ja) * 1995-03-17 1996-10-11 Lg Electron Inc 表示装置用反射防止層
WO2017126394A1 (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 住友電気工業株式会社 光学部品
JP2017128491A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 住友電気工業株式会社 光学部品
JP2018513423A (ja) * 2015-04-24 2018-05-24 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツル フェルデルング デル アンゲヴァンテン フォルシュング エー ファウFraunhofer−Gesellschaft zur Foerderung der angewandten Forschung e.V. 被覆された光学物体、および被覆された光学物体の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08262203A (ja) * 1995-03-17 1996-10-11 Lg Electron Inc 表示装置用反射防止層
JP2018513423A (ja) * 2015-04-24 2018-05-24 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト ツル フェルデルング デル アンゲヴァンテン フォルシュング エー ファウFraunhofer−Gesellschaft zur Foerderung der angewandten Forschung e.V. 被覆された光学物体、および被覆された光学物体の製造方法
WO2017126394A1 (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 住友電気工業株式会社 光学部品
JP2017128491A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 住友電気工業株式会社 光学部品
US20190023609A1 (en) * 2016-01-18 2019-01-24 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical component
US10807908B2 (en) 2016-01-18 2020-10-20 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical component
JP2020180378A (ja) * 2016-01-18 2020-11-05 住友電気工業株式会社 光学部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5019458A (en) Protected silvered substrates and mirrors containing the same
CA1243523A (en) Energy control window film systems and methods for manufacturing the same
US4907846A (en) Thick, impact resistant antireflection coatings for IR transparent optical elements
US3601471A (en) Durable first surface silver high reflector
US6078425A (en) Durable silver coating for mirrors
US6034813A (en) Wavelength selective applied films with glare control
EP0662458B1 (en) Coatings on glass
JP6016037B2 (ja) 赤外線透過膜、赤外線透過膜の製造方法、赤外線用光学部品および赤外線装置
JPH04221901A (ja) シリコン基板またはゲルマニウム基板用反射防止膜
US5022726A (en) Magnesium film reflectors
US5688608A (en) High refractive-index IR transparent window with hard, durable and antireflective coating
JPH04362901A (ja) 耐衝撃性の調整された光学素子及びその製造方法
JPH04217201A (ja) 赤外線光学部品
US5120602A (en) Optical elements and method of manufacture
JPH04217202A (ja) 赤外線光学部品
JPH08271701A (ja) ZnSを基板とする耐環境性赤外線透過構造体
KR102147373B1 (ko) 적외선 저반사 코팅막 및 이의 제조방법
CN108275890A (zh) 镀膜银镜及其制备方法
JPH03197676A (ja) 耐環境性及び赤外透光性にすぐれた複合光学窓材
JPH03163402A (ja) 反射鏡
US3493289A (en) Coated optical devices
JP2002120321A (ja) 高耐久性反射フイルム
JP2005275434A (ja) ZnSを基板とする耐環境性赤外線透過構造体
JPS63175803A (ja) 酸化マグネシウム系透光性複合材
JPS63175802A (ja) 弗化カルシウム系透光性複合材