JPH04216091A - 導電ゴムローラー及び同ローラーを備えた画像形成装置 - Google Patents

導電ゴムローラー及び同ローラーを備えた画像形成装置

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JPH04216091A
JPH04216091A JP41062090A JP41062090A JPH04216091A JP H04216091 A JPH04216091 A JP H04216091A JP 41062090 A JP41062090 A JP 41062090A JP 41062090 A JP41062090 A JP 41062090A JP H04216091 A JPH04216091 A JP H04216091A
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JP
Japan
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ink
roller
conductive rubber
conductive
image
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JP41062090A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Onishi
敏一 大西
Kozo Arahara
荒原 幸三
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電圧を印加することに
より付着性が変化するインクを用いて画像を形成する場
合などに使用して好適な、導電ゴムローラー、及び同ロ
ーラーを備えた画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来からコンピュータ等の記録周辺機器
としては、各種の記録方式を用いたプリンタ、例えばレ
ーザビーム・プリンタ、インクジェット・プリンタ、感
熱転写プリンタ、ワイヤドット・プリンタやデイジーホ
イル・プリンタが知られている。 【0003】本出願人もインクにパターン状の粘着性を
化学的に付与し、このインクの粘着性−非粘着性の差を
利用して記録を行う記録方法を先に提案した(特開昭6
3−30279号)。 【0004】しかしながら、上記の記録方法は、多量印
刷にはコスト面等で適していないことがある。 【0005】本出願人は、上記問題点を解決し、コンピ
ュータ等各種機器に接続しうる新規な印刷方法として、
インクに電圧を印加してインクの付着性を変化させて印
刷を行う印刷方法(特願昭63−12617号)を提案
した。 【0006】この印刷方法においては、インク担持体と
して一般に導電性ゴム材料を用い、導電ゴムと導電性の
版との間に電圧を印加して電気分解を起こさせることに
より、インクの付着性を変化させ、これにより像パター
ンを形成している。しかし、上記従来例では、導電ゴム
としてカーボンやグラファイトを分散したゴム材料を用
いているが、導電ゴムを陽極としているために、カーボ
ンやグラファイトが分解し、導電ゴムの導電性が失われ
、このため印刷耐久性に欠ける欠点があった。また、白
金、金などの電気分解されない金属をカーボン、グラフ
ァイトと同じように用いることも考えられるが、これは
コスト的に高くなる欠点がある。また、このような材料
や、このような材料を分散したゴムをカーボンやグラフ
ァイトから成る導電ゴムの表面にコートすることも考え
られるが、貴金属表面が版や他のインク担持体と摩耗す
ることによって剥離しやすく、このため耐久性に欠ける
という問題があった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたもので、その目的とする所は、画像形成にお
いて陽極として通電を行なう際に、耐久性、及びゴムロ
ーラとしての耐摩耗性を向上させた導電ゴムローラーを
安価に提供することにある。 【0008】また、印加電圧の極性に応じて付着性が変
化するインクを用いた画像形成装置において、インク担
持体として本発明の導電ゴムローラーを用いることによ
り、カブリの少ない安定した画像を長時間にわたって得
ることができ、貴金属材料を用いていなかった従来の導
電ゴムローラーや、その表面に貴金属材料をコートした
導電ゴムローラーと比較して寿命を大きく向上させたロ
ーラー、及び同ローラーを備えた画像形成装置を提供す
ることにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、導電ゴムよりなるゴムローラーの導電ゴム
中にローラーの周方向に沿って貴金属材料を有する導電
性中間層を形成するもので、更に導電性中間層が高分子
材料中に貴金属材料を分散させたものであること、導電
性中間層の外面に形成した導電ゴムからなる表面層の厚
みが10〜2000μmであること、貴金属材料が白金
又は金であることを含むものである。 【0010】また更に、電圧を印加することにより付着
性が変化するインク層を担持する導電性インク担持ロー
ラーと、インク担持ローラーと当接すると共にその表面
に絶縁性像パターンを形成した導電性像担持ローラーと
、前記インク担持ローラーと像担持ローラーとの間に電
圧を印加することにより前記絶縁性像パターン上にイン
ク画像パターンを形成する手段と、前記像担持ローラー
上に形成したインク画像パターンを被記録媒体に転写す
る手段とを有する画像形成装置において、導電性インク
担持ローラーが導電ゴムよりなると共に前記導電ゴム中
にローラーの周方向に沿って貴金属材料を有する導電性
中間層を形成してなる画像形成装置を含むものである。 【0011】以下、図面を参照して本発明を説明する。 【0012】図3は本発明に係る導電ゴムローラーの一
例を示す断面図で、図中20はステンレス棒で、芯金を
構成している。ステンレス棒20にはカーボンブラック
を分散させた導電ゴム層21,23を積層しており、前
記導電ゴム層21と23との間に貴金属材料を有する導
電中間層22を介装した構成になっている。 【0013】導電中間層22は貴金属材料単独で構成し
ても良く、またゴム、プラスチック等の高分子材料中に
貴金属材料を分散させたものでも良い。貴金属材料とし
ては、電気分解の際に陽極に用いて分解されない材料、
例えば白金、金等が好ましく、特に白金が好ましい。分
散量としてはゴムに対して80〜1000重量部とする
ことが好ましい。 【0014】また、導電中間層22として高分子材料中
に貴金属材料を分散したものを用いる場合には、その厚
みは10〜1000μm程度が好ましく、10μmより
小さいと陽極として使用した際に内側の導電ゴム層23
が影響され、耐久性が低下し、また1000μm以上に
した場合には貴金属使用によるコスト高の原因となる。 【0015】導電中間層22を貴金属単独で形成する場
合には導電中間層22の厚みは100〜10000A程
度の薄膜状に形成することが好ましい。形成方法として
は、蒸着法、スパッタ法等が採用できる。 【0016】導電ゴム層21,23のうち、表面層を構
成している導電ゴム層21の厚みは10〜1000μm
であることが好ましい。厚みが10μmよりも小さくな
ると導電ゴム層21の耐摩耗性が不足して導電中間層2
2が摩耗する場合があり、また1000μmより大きく
なると、陽極として使用した場合、カーボン等が分解し
た際にゴムの電気抵抗が大きくなり、使用に耐えなくな
る。 【0017】貴金属材料を含有する導電中間層22の外
側に設ける導電ゴム層21(表面層)を陽極として使用
する際には、導電ゴムの導電性を付与している材料、例
えば、カーボン、グラファイト、銅、銀、ニッケルなど
の粉体が、電気化学反応、あるいは酸によって分離又は
溶解されて消失する場合がある。 【0018】本発明においては、陽極として用いても上
記影響がない金、白金などの貴金属を有する導電中間層
22を設けることにより、通電に対する上記のような分
解、溶解がローラー内部へ進行することを抑制できる。 【0019】また、表面の導電ゴム層21中のカーボン
やグラファイト等の粉体が消失して、抵抗が増加した場
合でも、ゴム層21の厚みが2000μm以下、特に好
ましくは1000μm以下であれば、電解液やインクが
貴金属材料を有する導電中間層まで浸透できるため、導
電特性を維持することができる。 【0020】導電ゴムローラーに用いることのできるゴ
ム材料としては、ゴム硬度が30〜90であれば良く、
特にゴム硬度45〜80であることが好ましい。 【0021】また、EPDM(エチレン−プロピレン共
重合体)ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、NBRゴ
ム、ブタジエンゴムなどの従来公知のゴム材料を用いる
ことができるが、耐酸性を要する陽極として使用する点
から、フッ素ゴム、EPDMゴムが好ましい。 【0022】これらのゴム材料にカーボンブラック等の
導電性粉体を配合して導電ゴムを製造するものであるが
、前記粉体の配合量としては、ゴム材料に対して10〜
50容量部とすることが望ましい。 【0023】導電ゴム全体の厚みは、導電ゴムローラー
がゴム弾性を保持し、版と均一に接触できる程度に調節
することが好ましい。 【0024】導電ゴムローラーの作成方法としては、従
来公知の手法を用いることができる。例えば、ゴム材料
と、導電性を付与するフィラー(カーボン、グラファイ
ト、金属粉)とを溶融混練した後、射出成形法によりス
テンレス胴表面などに形成する等の方法がある。 【0025】以下、図面を参照して本発明について説明
する。「%」および「部」は、特に断わらない限り、重
量基準とする。 【0026】図1は、本発明の導電ゴムローラーをイン
ク担持ローラーとした際の画像形成をするための装置の
一態様を示すものである。同図において、インク担持ロ
ーラー1は円筒形状を有し、矢印A方向へ回転する部材
である。ローラー1はアルミニウム、銅、ステンレスな
どの導電体上に導電ゴムを被服して形成する。インク担
持ローラー1の表面(円筒面上)には、矢印E方向に回
転するコーティングローラー9により、記録材であるイ
ンク層2を均一の厚みで形成する。 【0027】インク担持ローラー1は、直流電源103
の一極に接続してある。インク担持ローラー1の表面上
のインク層2には、版ローラー3に巻かれた版4が接し
ている。導電性像担持ローラーである版ローラー3は、
ローラー1とは逆に矢印B方向に回転しており、前記電
源103の他極に接続してある。版4は、例えば図2に
示すように、金属などの導電性材料からなる基材4a上
に絶縁材料からなる所望のパターン4bを設けてこれに
より絶縁性像パターンを構成している。 【0028】基材4aの材料としては、アルミニウム、
銅、ステンレス、白金、金、クロム、ニッケル、りんせ
い銅、炭素などや、導電ポリマーあるいは各種ポリマー
中に金属フィラーを分散させたものがある。パターン4
bの材料としては、例えば熱転写記録材料(主にワック
スや樹脂)、電子写真のトナー、ビニル系ポリマーおよ
び天然あるいは合成のポリマーがある。 【0029】こうして版4とインク担持ローラー1間に
電源103を用いて電圧を印加することにより、版4の
導電部分と接触するインク層2の付着性が変化して、そ
の付着性の差により版4上にインク層をパターン状に付
着させて、インク画像を形成する。電源103の電圧は
実用的には3〜100V、更には5〜80Vの直流電圧
が好ましく、高周波(10Hz〜100kHz)の交流
バイアス電圧を更に印加することによって、画質を一層
シャープにすることができる。図1では、版4側が陰極
、インク担持ローラー1側が陽極となっているが、使用
するインクの性状によって版4側を陽極、ローラー1側
を陰極としてもかまわない。電源103による電圧は、
具体的には版ローラー3及びインク担持ローラー1のそ
れぞれの回転軸間に印加するとよい。 【0030】インク担持ローラー1表面上に形成される
インク層2の層の厚さは、(インク担持ローラー1とコ
ーティングローラー9とのギャップの大きさ、インク層
2の流動性ないし粘度、インク担持ローラー1表面の材
質ないし粗面度、あるいは該ローラー1の回転速度等に
よって異なる。 【0031】本態様では、インク担持ローラー1と版4
とがニップを持たせた状態で接している。従って、イン
ク担持ローラー1が版ローラー3上のパターン4bに対
向するインク転写位置におけるインク層の厚みも、厚み
が薄い場合に限られるが、インク担持ローラー1の表面
上に形成されるインク層の厚みとほぼ等しい。 【0032】一般に、インク転写位置におけるインク層
の厚みとしては、1μm〜500μmが好ましい。 【0033】このインク層の厚みが1μm未満では、イ
ンク担持ローラ1上に均一なインク層を形成することが
難しく、一方インク層の厚みが500μmを越えると、
版4上に形成されるインク像の解像度が低下する。 【0034】次に版4上のインク画像を版4と圧接しつ
つ矢印C方向に回転するブラン胴5に転写する。更にブ
ラン胴5上のインク画像を、ブラン胴5と圧接しつつ矢
印D方向に回転する圧胴6との間を通過する被記録媒体
7(紙、布、金属シートなど)上に転写して、被記録媒
体7上に上記インク画像に対応する画像8を形成する。 【0035】場合によってはブラン胴5を設けずに版4
上のインク画像を直接被記録媒体7上に転写してもよい
が、ブラン胴5を設けると、ブラン胴5の材質により版
の摩耗劣化を防止することができる。また、版と同じパ
ターンの画像(ポジ画像)を被記録媒体上に得ることが
できる。 【0036】また版の形状は平面に限定されず、ロール
状、曲面状、多角形状としても差し支えない。 【0037】本発明に係る画像形成は、所望の絶縁性画
像パターンを備えた電極(版)と対向電極との間に特定
のインクを供給し、上記一対の電極間に電圧を印加する
ことによって、電極のパターンに応じてインクの付着性
が変化することを利用したものであり、基本的に電圧印
加をしない状態で粘着性があるインクを用い、電圧を印
加することによって、粘着性を消滅させるものであり、
版の絶縁部分にインクが付着し、所望の記録画像を形成
する。 【0038】次に、インクの基本的構成について説明す
る。 【0039】電圧印加により、インクが粘着性→非粘着
性と変化するメカニズムについては次の事由が考えられ
る。 【0040】すなわち電圧印加による通電により、イン
クが電気分解してガスを発生し、粘着性が変化するとい
うメカニズムである。この場合、インクをもともと粘着
性を有するように調整して、電圧印加により一方の電極
近傍でインクがガスを発生し、このガスによりインクが
電極に付着しなくなる。インクが電気分解してガスを発
生するようにするためには、水、アルコール、グリコー
ル等の溶媒、あるいは電解質が溶解した溶媒をインク中
に含有させればよい。 【0041】インクの電気抵抗は、低い方が良く、体積
抵抗は105Ω・cm以下にすることが好ましい。体積
抵抗が105Ω・cmを超えると通電量が低下し、ある
いは通電量の低下を防ぐ為に高電圧が必要になる。 【0042】画像形成のメカニズムは、上記のものと考
えられる。また、インク担持ローラーから版へのインク
の転写は、電圧印加により付着→非付着に変化する本発
明に用いるインクでは、インク層の電圧の印加された部
分については、厚み方向のほぼ全部が移動(以下、バル
ク移動と称す)する。 【0043】上記のメカニズムをとるインクについて以
下にさらに説明する。 【0044】インクとしては、水やアルコールのような
液体の含有量が多いと凝集力が弱く、好適粘着性が得ら
れない。粘着性としては、例えば鉛直方向に立てた白金
メッキステンレス板に2mmの厚さでインクを付着させ
たときに、該インクが実質的に白金メッキステンレス板
上に保持される程度のものであることが好ましい。また
、2枚の白金メッキステンレス板の間に、インクを挟ん
でインクの厚さを2mmとし、電圧印加しない状態で2
枚の白金メッキステンレス板を互いに引離したときに、
どちらの板にもインクが同程度に付着するものであるこ
とが好ましい。 【0045】上記のメカニズムをとるインクは、基本的
に無機あるいは有機の微粒子と液体分散媒とで構成され
るコロイドゾルの無定形固体で、流動性においては非ニ
ュートン流動体である。インク中の微粒子は、インクの
切れを良くし画像の解像度を向上させる動きがある。粘
度は25℃10rad/sにおいて1〜1012ポアズ
、好ましくは103〜109ポアズのものがよい。 【0046】微粒子として、後述の液体分散媒中で、例
えばホモジナイザー、コロイドミル、超音波分散器内で
混練することにより、分散された形態で生成することが
できるが、微粒子としては、金属(Au,Ag,Cuな
ど)粒子、硫化物(硫化亜鉛ZnS、硫化アンチモンS
b2S3、硫化カリウムK2S、硫化カルシウムCaS
、硫化ゲルマニウムGeS、硫化コバルトCoS、硫化
スズSnS、硫化鉄FeS、硫化銅Cu2S、硫化マン
ガンMnS、硫化モリブテンMo2S3など)粒子、ケ
イ酸(オルトケイ酸H4SiO4、メタケイ酸H2Si
O3、メソ二ケイ酸H2Si2O5、メソ三ケイ酸H4
Si3O3、メソ四ケイ酸H6Si4O11など)粒子
、ポリアミド樹脂粒子、ポリアミドイミド樹脂粒子等を
用いることができ、又、水酸化鉄粒子、水酸化アルミニ
ウム粒子、フッ化雲母粒子、ポリエチレン粒子、モンモ
リロナイト粒子、フッ素樹脂などを用いることができる
。また電子写真のトナーとして用いられている種々の荷
電制御剤を含有したポリマー粒子を用いることもできる
。 【0047】上述の微粒子としては、平均粒子径で10
0μm以下、好ましくは0.1μm〜20μm、より好
ましくは10μm以下のものを用いることができ、又か
かる微粒子は、インク中にインク100重量部に対して
1重量部以上、好ましくは3重量部〜90重量部、更に
好ましくは5重量部〜60重量部で含有させることがで
きる。 【0048】インクに用いる液体分散媒としては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール、ポリエチレングリコール(重量平均分子量、
約100〜1000)、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、メチルカルビト
ール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、エチ
ルカルビトールアセテート、ジエチルカルビトール、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノメチルエテル、グリセリン、トリエタノールアミ
ン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルフォキサイド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3
−ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルアセトアミド
、炭酸エチレン、アセトアミド、スクシノニトリル、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン、フルフリルアルコー
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、2−エトキシエタ
ノール、ヘキサメチルホスホリックトリアミド(ヘキサ
メチルリン酸トリアミド)、2−ニトロプロパン、ニト
ロエタン、γ−ブチロラクトン、プロピレンカーボネー
ト、1,2,6−ヘキサントリオール、ジプロピレング
リコール、ヘキシレングリコールなどを単独で又は2種
以上を混合して用いることができる。上部液体分散媒は
、インク100重量部に対し、40〜95重量部、更に
は60〜85重量部含有するのが好ましい。 【0049】本発明においては、インクの粘度を制御す
るためにインク中に前述した液体分散媒に可溶なポリマ
ーをインク100重量部に対して1〜90重量部、更に
は1〜50重量部、特に1〜20重量部の割合で含有さ
せることができる。このようなポリマーとしては、グア
ーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、タラガ
ント、カラギナン、ペクチン、マンナン、デンプン等の
植物系ポリマー;キサンタンガム、デキストリン、サク
シノグルカン、カードラン等の微生物系ポリマー;ゼラ
チン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等の動物系ポ
リマー;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等のセルロース系ポリマー、ある
いは可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチ
ルデンプン等のデンプン系ポリマー、アルギン酸プロピ
レングリコール、アルギン酸塩等のアルギン酸系ポリマ
ー、その他多糖類系の誘導体等の半合成ポリマー;ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
メチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリアク
リル酸ナトリウム等のビニル系ポリマー;その他ポリエ
チレングリコール、酸化エチレン、酸化プロピレンブロ
ック共重合体、アルキド樹脂、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、アミノアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリア
ミドイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、シリコーン
樹脂等の合成ポリマーを単独又は2種以上組合わせて用
いることができる。またシリコーングリースのようなグ
リース類、ポリブデン等の液状ポリマーを用いることも
可能である。 【0050】インクの粘着性変化が、電気分解によるガ
スの発生に起因する為、液体分散媒としては水、メタノ
ール、エタノール、グリセリン、エチレングリコール、
プロピレングリコール等の溶媒、あるいは電解質を溶解
した溶媒が好ましく用いられる。液体分散媒及び微粒子
の含有量は、前述のものと同様である。特に、液体分散
媒として水、あるいは水の含有したものを用いると、陰
電極側で水素ガスを発生し易く好ましい。水と他の液体
分散媒とを混合する場合、水の含有量は、インク100
重量部に対して1重量部以上、更には5重量部以上が好
ましい。 【0051】又、インク中に含有する微粒子としては、
先に挙げたもののほか、シリカ、フッ化炭素、酸化チタ
ン、カーボンブラック、フッ化炭素などを用いることが
できる。 【0052】インクの好ましい具体例では、インクの粘
弾性特性を考慮すると、微粒子としては粒子中に前述の
液体分散媒を保持できる膨潤性微粒子が好ましい。この
ような膨潤性微粒子としては、例えばNa−モンモリロ
ナイト、Ca−モノモリロナイト、3−八面体合成スメ
クタイト、Na−ヘクトライト、Li−ヘクトライト、
Na−テニオライト、Na−テトラシリシックマイカや
Li−テニオライト等のフッ化雲母、合成雲母、シリカ
などがある。 【0053】上述のフッ化雲母は下記の一般式(1)に
よって示すことができる。 【0054】一般式(1):W1  1/3(X,Y)
2.5  3(Z4O10)F2式中、WはNa又はL
i、X及びYはMg2+,Fe2+,Ni2+,Mn2
+,Al3+,Fe3+,Li+などの6配位イオン、
ZはAl3+,Si4+,Ge4+,Fe3+,B3+
又はこれらの組合せ(Al3+/Si4+)などの配位
数4の陽イオンを表わしている。膨潤性微粒子の平均粒
子径は、乾燥状態で75μm以下、更には0.815μ
m、中でも8μm以下が好ましい。 【0055】さらにインクには、必要に応じてカーボン
ブラック等の一般に印刷、記録の分野で用いられる染料
や顔料などの着色材を含有することができる。インクに
着色材を含有する場合、着色材の含有量はインク100
重量部に対して、0.1〜40重量部、更には1〜20
重量部が好ましい。また、着色材の代わりに、あるいは
着色材と共に、電圧印加により発色する発色性化合物を
含有してもかまわない。その他、インク中に導電性を付
与する電解質、増粘剤、減粘剤等を含有することができ
る。又、前述した微粒子自体に着色材としての機能を兼
用させることも可能である。 【0056】本発明において、インクの粘度は25℃、
10rad/sにおいて1〜1012ポアズ、好ましく
は103〜109ポアズであることが望ましく、これに
よりガス発生による付着→非付着化の効果を高めること
ができる。 【0057】 【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明する。 【0058】実施例1 図3に示すように、10mm径のステンレス棒20の外
周面に     EPDM(エチレン−プロピレン共重合体)ゴ
ム      100部    グラファイト    
                         
         2.5部    カーボンブラック
(ケッチェンブラック)              
50部から成る導電ゴム層23(体積抵抗ρ=10Ωc
m)を厚み5mmで形成し、その表面上に金を導電中間
層22として厚さ8,000Åとなるように蒸着した。 【0059】次に、この金の表面上に前述の導電ゴム層
21(表面層)を厚み1mmで形成した後、ステンレス
棒20の中心軸に対して、ローラー径が21mmになる
ようにけん削し、図3に示す構成の導電ゴムローラーを
作成した。 【0060】次に、得られた導電ゴムローラーの表面を
陽極とし、銅板を陰極として、20wt%のLiBF4
水溶液中で10Vの定電圧を印加して通電を行なった。 【0061】図4はこの時に用いたローラーの導電率測
定装置を示すもので、図中25は上記導電ゴムローラー
で、モーター24により回転させるものである。26は
銅板で、前記導電ゴムローラー25と銅板26との間に
定電圧を印加する。27はシャーレ28内のLiBF4
水溶液である。 【0062】通電初期、及び1000クローン通電した
後の電流値を表1に示した。 【0063】比較例1 10mm径のステンレス棒の外周面に実施例1で用いた
導電ゴムを厚み6mmに積層して導電ゴム層23を形成
し、実施例1と同様にローラー径が21mmになるよう
にけん削して図5に示した構成の導電ゴムローラーを作
成した。 【0064】実施例1と同様に通電テストを行なった結
果を表1に示した。 【0065】実施例2 実施例1で得られた導電ゴムローラーを21mm径のス
テンレスローラーとニップ幅1mmで接触させ、200
rpmで回転させた。 【0066】初期及び1時間回転後の表面抵抗(Ω/□
)値の変化を表2に示した。 【0067】比較例2 比較例1で得られた導電ローラー表面に金を厚さ500
0Åとなるように蒸着し、図8に示す構成の導電ゴムロ
ーラーを作成した。 【0068】31は蒸着した金の層である。実施例2と
同様にしてステンレスローラーと接触回転させた前後の
表面抵抗値を表2に示した。 【0069】実施例3 20mm径のステンレス中心軸の外周面上に実施例1で
用いた導電ゴムを厚み5mmとなるように形成し、その
表面上に厚さ8000Åになるように金を蒸着した。次
にこの金表面上に前述の導電ゴム層を厚み1mmで形成
した後、ステンレス中心軸に対して、ローラー径が31
mmとなるように導電ゴムをけん削して図6に示した構
成の導電ゴムローラーを作成した。図6中29はステン
レス胴、30はステンレス中心軸、31は蒸着した金で
ある。 【0070】次に、以下の手順に従ってインクの作成を
行なった。 【0071】(インク配合)     グリセリン                
                         
     28g    コロイド性含水ケイ酸塩(膨
潤性微粒子)                  1
2g    (クニミネ工業(株)製商品名スメクトン
)    オルガナイト              
                         
     23g    (モンモリロナイトと有機物
複合体(株)豊順洋行製)    LiBF4    
                         
                   3g    
シアン顔料(西独バイエル社製品名Supranol 
Cyanine 7BF)    7g【0072】上
記処方のうちまずグリセリン、LiBF4及びシアン顔
料をオートホモミキサーで混合後、スメクトン、オルガ
ナイトを混ぜ、ロールミルにて混合して前記メカニズム
(2)に基づく本発明のインクを得た。 【0073】次に図1に示す画像形成装置(印刷機)を
用いた画像形成を行った。 【0074】インク担持ロールとして実施例1で用いた
導電ゴムローラーを用いた。 【0075】又版ローラー3として、表面をハードクロ
ムメッキした直径30mmの鉄製円筒ローラーを用いた
。 この版ローラー3上にアルミニウム板上にビニル系樹脂
でパターニングした版4を巻き付け、インク担持ロール
1と版4とがニップ幅3mmで接触するように設定した
。 【0076】次に、インク担持ローラー1とコーティン
グローラー9との間に、前述したインク材を投入した。 インク担持ローラー1を5mm/secの周速で矢印A
方向に回転させ、矢印E方向に回転する表面テフロンゴ
ム製の円筒ロールであるコーティングローラー9とのギ
ャップを制御し、コーティングローラー9を5mm/s
ecで回転させることによって、インク担持ローラー1
上のインク層厚を0.2mmに制御した。版ローラー3
は矢印C方向に5mm/secの周速で回転させた。 【0077】この印刷機の直流電源103から電圧を印
加していない状態下で印刷したところ、像様の印刷物は
得られなかった。次に、直流電源103から15Vの直
流電圧を印加した状態下で印刷したところ、シャープな
画質の印刷物が多数枚得られた。(この際、版ローラー
3を陰極、インク担持ローラー1を陽極とした)。 【0078】初期、及びA4版1000枚印刷後の画像
濃度0Dmax、カブリ濃度の最大値、最小値、電流値
を表3に示した。 【0079】比較例3 金の層を設けず、導電ゴムのみから成る図9に示す構成
の導電ゴムローラーを作成し、その他は実施例3と同様
にして印刷を行なった。結果を表3に示した。 比較例4 比較例3で用いた導電ゴムローラーの表面に金を厚さ8
000Åに蒸着し、図10に示す構成の金31を表面に
有する導電ゴムローラーを製造した。以下、実施例3と
同様にして印刷を行ない、結果を表3に示した。 【0080】実施例4 図7に示すように、20mm径のステンレス中心軸30
のステンレス胴29の外周面に実施例1の導電ゴムを用
いて導電ゴム23を厚さ4mmに形成し、その上に  
  EPDM(エチレン・プロピレン共重合体)ゴム 
     100部    白金粉         
                         
          400部から成る白金導電ゴム(
ρ=1×10−1Ωcm)を厚さ1mmで積層して導電
中間層22を形成した。 【0081】次に、この白金導電ゴムの上に実施例1で
用いた導電ゴムの層を厚さ1mmで形成し、ステンレス
中心軸30に対して、ローラー径が31mmとなるよう
にけん削して導電ゴムローラーを作成した。 【0082】以下、実施例3と同様に印刷を行ない、そ
の結果を表3に示した。 【0083】比較例5 図11に示すように、20mm径のステンレス中心軸3
0のステンレス胴29の外周面上に、実施例1で用いた
導電ゴムを厚さ5mmで積層し(導電ゴム23)、その
上に実施例4で用いた白金導電ゴムを厚さ2mmで積層
して導電中間層を形成し、ステンレス中心軸に対してロ
ーラー径が31mmとなるようにけん削して導電ゴムロ
ーラーを作成した。 【0084】以下実施例3と同様に印刷を行ない、その
結果を表3に示した。 【0085】 【0086】      【0087】 【0088】 【発明の効果】本発明においては、導電ゴムローラーの
導電ゴム中に貴金属材料を有する導電中間層を形成する
ことによって、陽極として長時間通電した際にも、導電
性が低下することを最少限に保つ上、金属ローラーなど
の他のローラーとの接触回転に対しても貴金属に対する
耐摩耗性にすぐれている効果を有する。 【0089】更に、貴金属材料を少量しか用いていない
ため、導電ゴムローラーを安価に製造できる。 【0090】また、このような導電ゴムローラーをイン
ク担持ローラーとして用いた印刷装置は、多数枚の印刷
後もカブリの少ない安定した印刷画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す模
式的側面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置に使用する版の一例
を示す模式的斜視図である。
【図3】本発明に係る導電ゴムローラーの一実施例を示
す概略断面図である。
【図4】導電ゴムローラーの導電率測定装置を示す概略
側面図である。
【図5】導電ゴムローラーの第1の比較例を示す概略断
面図である。
【図6】本発明に係る導電ゴムローラーの他の実施例を
示す概略断面図である。
【図7】本発明に係る導電ゴムローラーの更に他の実施
例を示す概略断面図である。
【図8】導電ゴムローラーの第2の比較例を示す概略断
面図である。
【図9】導電ゴムローラーの第3の比較例を示す概略断
面図である。
【図10】導電ゴムローラーの第4の比較例を示す概略
断面図である。
【図11】導電ゴムローラーの第5の比較例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1      インク担持ローラー 2      インク層 3      導電性像担持ローラー(版ローラー)4
      版 4a    導電部 4b    絶縁部 5      ブラン胴 6      圧胴 7      被記録体 8      インク画像 9      コーティングロール 10    インク溜 20    ステンレス棒 21    導電ゴム(EPDM+カーボン)22  
  導電中間層 23    導電ゴム 24    モーター 25    導電ゴムローラー 26    銅板 27    LiBF4溶液 28    シャーレ 29    ステンレス胴 30    ステンレス中心軸 31    金 103  電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  導電ゴムよりなるゴムローラーの導電
    ゴム中にローラーの周方向に沿って貴金属材料を有する
    導電性中間層を形成してなることを特徴とする導電ゴム
    ローラー。
  2. 【請求項2】  導電性中間層が高分子材料中に貴金属
    材料を分散させてなる請求項1記載の導電ゴムローラー
  3. 【請求項3】  導電性中間層の外面に形成した導電ゴ
    ムからなる表面層の厚みが10〜2000μmである請
    求項1記載の導電ゴムローラー。
  4. 【請求項4】  貴金属材料が白金又は金である請求項
    1記載の導電ゴムローラー。
  5. 【請求項5】  電圧を印加することにより付着性が変
    化するインク層を担持する導電性インク担持ローラーと
    、インク担持ローラーと当接すると共にその表面に絶縁
    性像パターンを形成した導電性像担持ローラーと、前記
    インク担持ローラーと像担持ローラーとの間に電圧を印
    加することにより前記絶縁性像パターン上にインク画像
    パターンを形成する手段と、前記像担持ローラー上に形
    成したインク画像パターンを被記録媒体に転写する手段
    とを有する画像形成装置において、導電性インク担持ロ
    ーラーが導電ゴムよりなると共に前記導電ゴム中にロー
    ラーの周方向に沿って貴金属材料を有する導電性中間層
    を形成してなるものであることを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9428619B2 (en) 2007-12-28 2016-08-30 Bridgestone Corporation Interpolymers containing isobutylene and diene mer units

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