JPH04214487A - 複合撚合型抗張力体 - Google Patents

複合撚合型抗張力体

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JPH04214487A
JPH04214487A JP3025017A JP2501791A JPH04214487A JP H04214487 A JPH04214487 A JP H04214487A JP 3025017 A JP3025017 A JP 3025017A JP 2501791 A JP2501791 A JP 2501791A JP H04214487 A JPH04214487 A JP H04214487A
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JP3025017A
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Shigeharu Matsuda
松田 重治
Hiroshi Takagi
宏 高木
Hiroshi Kimura
浩 木村
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Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Tokyo Seiko Co Ltd
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Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Tokyo Seiko Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/14Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable
    • D07B1/141Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable comprising liquid, pasty or powder agents, e.g. lubricants or anti-corrosive oils or greases
    • D07B1/142Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable comprising liquid, pasty or powder agents, e.g. lubricants or anti-corrosive oils or greases for ropes or rope components built-up from fibrous or filamentary material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2501/00Application field
    • D07B2501/20Application field related to ropes or cables
    • D07B2501/2015Construction industries
    • D07B2501/2023Concrete enforcements

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート構造物の
補強材などとして使用される複合撚合型抗張力体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高強力低伸度繊維に熱硬化性樹脂を含浸
して複合線条体を得る技術は、特公昭57−25679
号および特公昭62−18679号により知られている
。特公昭57−25679号の技術は、高強力低伸度繊
維を撚合し、この撚合体に撚合後あるいは撚合と同時に
未硬化の熱硬化性樹脂を含浸し、さらに外周を熱硬化性
樹脂で被覆して複合ストランドとし、この複合ストラン
ドを複数本撚合または編組した後に、前記未硬化の熱硬
化性樹脂を硬化させて複合線条体とするものである。
【0003】また特公昭62−18679号の技術は、
高強力低伸度繊維を集束、撚合、編組等により繊維芯を
形成し、この繊維芯に熱硬化性樹脂を含浸し、この繊維
芯の外周を編組体で被覆し、この状態で前記熱硬化性樹
脂を硬化させて複合線条体とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような複合線条体
をコンクリート内に埋設してその補強用として使用する
場合、そのコンクリートとの付着力が重要となる。しか
しながら前記特公昭57−25679号や特公昭62−
18679号に示されるものにおいては、外周が単に樹
脂や編組体で被覆された状態であるからコンクリートと
の付着力が弱く、コンクリートに対する高い補強効果を
得る上で不充分な面がある。
【0005】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、コンクリートの補強
材として使用する場合に、コンクリートとの付着力を増
大させてコンクリートに対する補強効果を充分に発揮さ
せることができる複合撚合型抗張力体を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、高強力低伸度繊維のマルチフィラメ
ントに熱硬化性樹脂を含浸してプリプレグを形成し、こ
のようなプリプレグを複数本撚合して複合ストランドと
し、この複合ストランドの外周にその軸方向に対して直
角に近い状態で緻密に繊維を巻き付けて該外周を被覆し
、このような複合ストランドを複数本撚合して複合撚合
型抗張力体を構成するようにしたものである。
【0007】
【作用】複合ストランドの外周にその軸方向に対して直
角に近い状態で繊維が緻密に巻き付けられているから、
その表面の摩擦抵抗が増大してコンクリートとの付着力
が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0009】図2に示すように、樹脂含浸装置aのリー
ル1に、7μφの炭素繊維、アラミド繊維、ポリアミド
繊維等の繊維 12000本を平行に引き揃えた総断面
積0.46mm2 のマルチフィラメント2を巻収し、
このマルチフィラメント2をリール1から引き出し、ガ
イドローラ3を経て樹脂槽4内の熱硬化性樹脂としての
エポキシ樹脂中に通して該マルチフィラメント2にエポ
キシ樹脂を含浸し、プリプレグ5を形成する。
【0010】そしてこのプリプレグ5をガイドローラ6
を経て賦形ダイス7に導入し、エポキシ樹脂の含浸量が
 44vol%になるように余分のエポキシ樹脂を除去
するとともに、プリプレグ5の断面を円形に整える。
【0011】こののちプリプレグ5を乾燥炉8に通して
このプリプレグ5を 100℃×5分の処理で乾燥して
エポキシ樹脂を半硬化させる。そしてこのプリプレグ5
をリール10で順次巻き取る。
【0012】プリプレグ5のエポキシ樹脂は半硬化して
その表面が乾燥状態にあるから、リール10でプリプレ
グ5を連続的に巻き取ってもその周面同士が接着するよ
うなことはない。
【0013】次に、図3に示すように、撚合装置bのス
タンド12にプリプレグ5を巻き取ったリール10を1
5個装着し、各リール10からエポキシ樹脂が半硬化の
ままのプリプレグ5を引き出して一対の接合ローラ13
間に通し、さらにリール14に導入する。
【0014】そしてリール14で15本のプリプレグ5
を一括して巻き取りながら該リール14を矢印方向に回
転させて撚りピッチ90mm(仕上り直径4.0mmの
22.5倍に相当)で撚合し、 4.0mmφの複合ス
トランド15を形成する。
【0015】こののち図4に示すように、被覆装置cの
支軸18に複合ストランド15を巻き取ったリール14
を装着し、このリール14からガイドローラ19を通し
て複合ストランド15を引き出し、その端末をリール2
0に取り付ける。
【0016】この被覆装置cは巻付機21を備えており
、この巻付機21に1000デニール、8本のポリエス
テルの繊維22が巻収されている。そして複合ストラン
ド15を前記リール20で巻き取るとともに、複合スト
ランド15の途中においてその外周囲に前記巻付機21
を旋回させ、この動作で複合ストランド15の撚り方向
と同一の方向に前記8本の繊維22を平行かつ密接する
状態で緻密に順次巻き付けて複合ストランド15の外周
を被覆する。
【0017】さらに、複合ストランド15を巻き取った
リール20を7個、図5に示すように、撚合装置dに装
着して、複合ストランド15の撚り方向と反対方向で撚
り角(tan θ)5.8 で撚合して図1に示すよう
に、(1×7)の撚り構造の撚合体25を形成し、この
撚合体25を図6に示すように、リール27で巻く取り
ながら加熱装置eに通して 130℃、90分の条件で
加熱し、各複合ストランド15に含浸している半硬化の
エポキシ樹脂を完全に硬化させて複合撚合型抗張力体を
得る。
【0018】このような複合撚合型抗張力体においては
、複合ストランド15の外周にその軸方向に対して直角
に近い状態で繊維22が緻密に巻き付けられており、こ
のため表面の摩擦抵抗が増大し、複合撚合型抗張力体を
コンクリート補強材として使用する際に必要なコンクリ
ートとの付着性が良好となる。
【0019】付着試験を行った後の供試体を観察すると
、コンクリートが繊維22の相互間の凹部にまで侵入し
ており、これによりコンクリートに対する摩擦抵抗が増
大し、付着強度が向上するものである。
【0020】また複合ストランド15の外周に繊維22
を平行に巻き付けてその外周を被覆する構造においては
、特公昭62−18679号に見られるような繊維の編
組体で被覆するものに比べ、その厚さが薄くなり、この
ような被覆の厚さの低減は、単位面積当りの切断荷重の
向上に寄与するほか、リラクゼーション特性の改善にも
寄与する。
【0021】本発明の複合撚合型抗張力体と他の各種の
複合線条体との特性の比較測定結果を示すと表1の通り
である。
【0022】
【表1】 なお、複合ストランド15の表面の摩擦抵抗が増大する
ため、複合撚合型抗張力体の端末を端末定着具で定着す
る際の定着性能も向上する利点がある。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複合
ストランドの外周にその軸方向に対して直角に近い状態
で繊維を緻密に巻き付けて被覆するようにしたから、複
合撚合型抗張力体の表面の摩擦抵抗が増大してコンクリ
ートとの付着力が向上し、したがってコンクリートに対
する補強効果を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による複合撚合型抗張力体を
模式的に示す図。
【図2】マルチフィラメントに熱硬化性樹脂を含浸する
樹脂含浸工程を示す図。
【図3】プリプレグを撚合する撚合工程を示す図。
【図4】複合ストランドの外周に繊維を巻き付けて被覆
する被覆工程を示す図。
【図5】複合ストランドを撚合する撚合工程を示す図。
【図6】撚合した複合ストランドを加熱する加熱工程を
示す図。
【符号の説明】
2…マルチフィラメント 5…プリプレグ 15…複合ストランド22…繊維

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高強力低伸度繊維のマルチフィラメン
    トに熱硬化性樹脂を含浸してプリプレグを形成し、この
    ようなプリプレグを複数本撚合して複合ストランドとし
    、この複合ストランドの外周にその軸方向に対して直角
    に近い状態で緻密に繊維を巻き付けて該外周を被覆し、
    このような複合ストランドを複数本撚合して構成した複
    合撚合型抗張力体。
JP3025017A 1991-01-28 1991-01-28 複合撚合型抗張力体 Expired - Fee Related JP2516710B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012528962A (ja) * 2009-06-03 2012-11-15 ランデル ブランドストロム, 輸送用のコイルの形態の繊維補強された鉄筋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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