JPH04214196A - 千鳥状管群のための可撓性音響バッフル - Google Patents

千鳥状管群のための可撓性音響バッフル

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JPH04214196A
JPH04214196A JP3016031A JP1603191A JPH04214196A JP H04214196 A JPH04214196 A JP H04214196A JP 3016031 A JP3016031 A JP 3016031A JP 1603191 A JP1603191 A JP 1603191A JP H04214196 A JPH04214196 A JP H04214196A
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Frantisek L Eisinger
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Foster Wheeler Energy Corp
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    • F28F9/007Auxiliary supports for elements
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状型熱交換器内の隣
接管列間に設けられた音響バッフルに関する。  詳細
には、管状熱交換器内にて音響振動を誘起する流れを防
止するために管群内にて千鳥状隣接管列間に配置される
可撓性波形バッフルに関する。
【0002】
【従来の技術】管配列を含む熱交換器または蒸気発生器
の流路は管を横切る空気、ガスまたは蒸気の流れによっ
て高揚される音響共鳴振動にさらされ得る。かような共
鳴は、管群の内で流れ周期の周波数が流路の音響モード
(定常波モード)と一致する時、起きる。主に高揚され
る音響モードは、流体流方向及び管軸の両方に垂直な配
列に関係する音響モードである。共鳴時には、強烈な音
が発生され、この音は熱交換器内でノイズ及び振動問題
を引き起こすほど典型的に強いものである。
【0003】かような共鳴状態及び振動の除去は、高揚
された音響モード(定常波モード)の抑圧によって成し
遂げられ得る。定常波を抑圧する一般的に使用される方
法は音響バッフルの使用による。典型的には、板状バッ
フルは流方向に平行な管群内に配置される。これらのバ
ッフルは流室を分離した流路に分割し、各流路はバッフ
ルのない室の自然周波数より高い自然音響周波数を有す
る。使用されるバッフルの数と、流路の幅内でのそれら
の配置とは共鳴を防止するために成し遂げられる必要の
ある音響的なモード周波数に依存する。
【0004】千鳥状管配列を有する管状熱交換器におい
て、通常流れに平行な方向にバッフルを配設する余地は
ない。バッフルが千鳥状管束へ挿入され得る唯一の方法
は、バッフルのための間隔が多数の整列した管を除去す
ることによってなされるかどうかであろう。しかしなが
ら、かような解決は管束の統一性に影響し、かつ全熱交
換器面を軽減するという点において構成上の大きな複雑
さを意味する。また、音響バッフルが操作ユニット内の
ノイズを除去するために挿入される必要のある熱交換器
内にて配列を改造するためには、管の除去を含む構成上
の修正は、かなり高価となる。
【0005】管状熱交換器内でのバッフルの一般的使用
は知られている。例えば、ベンナムの米国特許第171
1622号は、水管蒸気ボイラーに使用されるバッフル
の配列を開示しており、水管蒸気ボイラー内で垂直に延
びる管群は、後方のいくつかの管の間の間隔を通して傾
斜して延びる複数のストレートバッフルを有し、それら
の管が高温の炉ガスと直接接触することから保護する。 コービットらの米国特許第2655346号は、第1の
流体を搬送する平行な管のマトリックスを有し、かつ管
を通った第2の流体の逆流を制御する多様な形状で配設
された平坦なバッフルを有する熱交換器を開示する。か
ようなバッフルは、管に対し略横方向の流体流を制御す
るために離隔されているが、管を支持はしていない。
【0006】クゾンの米国特許第3163208号は、
熱交換器内で使用される細長いひれ付き管の振動を支持
し、かつ抑圧するために横方向の帯状体の使用を開示す
るが、波形のバッフルは利用されていない。フリッツら
の米国特許第3720259号は、スペーサー構造によ
って支持されるら旋状に巻回された管を有する熱交換器
を開示する。ら旋状の管は、上方に方向付けられ、かつ
管束をほぼ横方向流通路を提供する一連の円錐形ストレ
ートバッフルによって複数のグループに分離される。ま
た、ら旋状の管は上方に延び、各々波形形状を有し、湾
曲するワイヤーによって支持される。
【0007】エイシンガーの米国特許第4204570
号は、熱交換器内にて隣接管の間に配置され、管を支持
するら旋状管スペーサーを開示するが、このスペーサー
は熱交換器を横方向に通過する流体にいかなる有用な防
止機能をも提供しない。ポロスキーの米国特許第466
2434号には、熱交換器内にて隣接管の間を横方向に
延び、この管を側面より支持するるストレート振動減衰
スペーサー管の使用を開示するが、このスペーサー管は
熱交換管の外を流れる流体へ十分な音響的なバッフル機
能を提供しない。
【0008】キャノンの米国特許第4796695号は
、隣接管列を分離するために空の通路内に位置決めされ
た波形割り板によって支持される平行な管を有する管状
熱交換器を開示する。波形は管を支持し、かつガスの横
方向の流れにおいて、うずを発生するよう割り板の長さ
に沿って延び、かつ波形は、例えばスプリング鋼などの
弾性材料よりなり、隣接管列に対して圧力を加える。
【0009】先行技術は、管状熱交換器内にて使用する
種々の型式のバッフルを開示するが、波形であって、熱
交換器内にて共鳴流状態及び音響的な振動を除去するた
めに熱交換器の千鳥状管群内へ挿入され得る可撓性音響
バッフルを明らかに備えてはいない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、管に圧力を
加え、かつ管群内にて流れによって引き起こされる音響
的振動を防止するために管状熱交換器内にて千鳥状隣接
管列間に挿入されるのに適合した音響バッフル装置を提
供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】バッフル装置は、少なく
とも2個の細長いら旋状スペーサー部材を含み、このス
ペーサー部材の各々は、スペーサー部材によって波形形
状に作られる可撓性バリアー部材に回転可能に取付けら
れる。バッフル装置は、スペーサー部材の同時回転によ
って流体流方向において隣接管の間で平行な管束へ横方
向に挿入されるようになっている。
【0012】ら旋状スペーサー部材は、堅固な材料、例
えば金属、または強化プラスチックよりなり、かつ管群
のピッチに合致するピッチ間隔を備えなければならなず
、その間隔内にはバッフル装置が設置される。可撓性バ
リアー部材は織物材料、例えば布または金属メッシュ構
造より作製され得る。またそれとは別に、バリアー部材
は各々が一緒に可撓的に取付けられ、かつ回転可能なら
旋状スペーサー部材の各々に回転可能に取付けられた多
数の隣接するバー、ストリップまたは管によって形成さ
れ得る。管状熱交換器内にバッフル装置を設置後、ら旋
状スペーサーロッド部材はその先端及び後端にて共に接
続され、更に、スペーサー部材が回転するのを防止し、
かつそれによって管群の管の間にてバッフル装置を維持
する。
【0013】本発明は、また複数の平行な隣接管及び熱
交換器内の隣接管列間に挿入される少なくとも1個の可
撓性音響バッフル装置を有する管状型熱交換器組立体を
提供する。可撓性音響バッフル装置は、ら旋状スペーサ
ー部材の回転によって横流方向に管束内へ挿入され得る
。また、本発明はスペーサー部材を同時に回転すること
によって管状型熱交換器の隣接管列間に可撓性音響バッ
フル装置を挿入するために必要とする方法工程をも含む
【0014】管状熱交換器のためのこの音響バッフル装
置の利点は、熱交換器組立体の実質的な改造または再建
をまったく必要とせず、既存の熱交換器内にて隣接管の
間に可撓性音響バッフル装置の設置が可能となり、この
熱交換器内での流れによって誘起され音響的振動を防止
することである。サイン波形状の音響バッフル装置は、
熱交換器管束内への改造取付されるのに特に適しており
、かような熱交換器内において雑音共鳴状態を除去する
【0015】
【実施例】図1に示されるように、平行な千鳥状管群1
0は、熱交換器13の加圧可能な囲包体、すなわち殻1
1内に設けられ、管10内にて第1流体は流れることが
でき、かつ囲包体内にて第2流体は音響的振動を生成す
るのに十分な速度で管をほぼ横方向に流れることができ
る。囲包体11は、熱交換器13の望ましい形状に応じ
て、ほぼ矩形か、あるいは円筒形状のどちらかに作られ
得る。波形音響バッフル装置12は隣接管10の間に据
え付けられることが示される。
【0016】図2及び図3にて、より詳細に示されるよ
うに、可撓性音響バッフル装置12は、2個の主要な構
成要素よりなり、可撓性バリアー部材16に各々が回転
可能に取付けられた複数の細長いら旋状スペーサーロッ
ド部材14を含む。スペーサー部材14は各々点14a
,14b,14c等にて可撓性バリアー部材16に回転
可能に取付けられ、音響バッフル装置12を形成する。 ら旋状スペーサー14は熱交換器13の製造中、サイン
波状バッフルの幾何学的配置を維持し、かつ管10の隣
接千鳥状列間の管束へ可撓性音響バッフル装置12を横
方向へ挿入するのを可能にするという2重の機能を果た
す。音響バリアー部材16は、バッフル装置12の本体
を提供し、かつ音響壁として役目を果たし、第2流体流
の流路11aを異なる音響性質を有する分離したチャン
バーに分割する。
【0017】本発明のある有用な実施態様において、可
撓性バリアー部材16は図2及び図3に示されるように
織物材料、例えば布地または金属線メッシュを含む織物
よりなる。可撓性バリアー部材16は適切な多数の付着
手段15、例えばループまたはリングを有し、これらは
バリアー部材16の各端部及び幅寸法Wに沿った中間位
置にも設けられ、回転可能な各々のスペーサー部材14
にバリアー部材16は取付られる。回転可能な各スペー
サー部材14は、17においてバリアー部材16の先端
16aに回転可能に取付けられたスペーサー部材の前端
を有し、かつ18においてバリアー部材16の後端16
bに回転可能に取付けられたスペーサー部材の後端を有
する。また、回転手段19、例えばナットは各ら旋状ス
ペーサー部材14の後端に取付けて設けられている。こ
の構成によれば、回転手段19による全てのスペーサー
ロッド部材14の実質的な同時回転によって、可撓性バ
リアー装置12は千鳥状隣接管10の列間の間隔へ徐々
に引き込まれるであろうことを理解されたい。
【0018】図2及び図3にて示されるように、少なく
とも3個のら旋状スペーサーロッド部材14は、バッフ
ル装置12の長さLに沿って実質的に等しい間隔をおい
て好ましくは設けられる。各スペーサー部材14は、音
響バッフル装置12の全高すなわち幅Wに延び、スペー
サー部材14は各々回転可能なスペーサー部材14を取
囲む多数のループ15によって、バッフルバリアー16
に回転可能に取付けられる。スペーサー部材14の端部
は、各々17及び18にて各々緊固に回転可能に音響バ
ッフル装置12の先縁部及び後縁部に各々取付けられ、
これらの連結点にてスペーサー部材の回転が可能なので
、バッフル装置は管束内にて隣接管10の間に都合よく
挿入され得る。
【0019】ら旋状スペーサー部材14及びループ15
の相対寸度は、スペーサー部材の回転を容易可能にする
必要と、さらに緊固な側部支持を提供する必要と、可撓
性バリアー部材16の制御とによって決定される。スペ
ーサー部材14とループ15との間の適切な相対寸度は
、0.060〜0.125インチ(1.524〜3.1
75mm)の直径間隙を提供しなければならない。織物
タイプのバッフル装置において、スペーサー部材14へ
のバリアー部材16の取付けに好ましい構成は、適切な
間隔で織物に取付けた金属リング15である。それとは
別に、連続可撓性管状閉込め部材15aがスペーサー部
材14に織物バリアーの一体部分として作られるか、あ
るいは適切な締付け具により織物バリアーへ取付けられ
るかのどちらでもよい。
【0020】可撓性バッフル装置12の適切な材料は、
遭遇する流体温度、並びに費用を考慮して決定されるで
あろう。綱製のスペーサー部材及び鋼メッシュからなる
バリアー部材が、早い流れ及び振動環境にて与えられる
硬さから主として好ましく、低重量を重要な考慮とする
場合はセラミック繊維材料よりなるバリアーが望まれる
【0021】図4及び図5にて示されるように、本発明
の別の実施態様ではバッフル装置22が、複数の平行に
隣接した狭い金属ストリップ、バーまたは管20より形
成され、これらは可撓的に互いに取付けられ、かつ少な
くとも2個の回転可能なら旋状スペーサー部材24にも
取付けられる。図4及び図5の実施態様のバリアー部材
26として使用に適合され得る適切なバー、ストリップ
または管の断面形状は図6によって示される。この別の
実施態様には、ら旋状スペーサーロッド部材24は各々
、各バーまたは管20内にて、その対向端近くに設けら
れた横断孔25に挿入される。また、横断孔25は中間
位置にて別のスペーサーロッド24を受理するためにバ
リアーバーまたは管20の長さに沿って必要に応じ1個
所または複数個所の中間位置に設けてもよい。バリアー
バーまたは管20の直径または主な幅寸法は、スペーサ
ーロッド部材24の直径または主な幅寸法を超える。 スペーサーロッドの直径は、通常0.20〜0.50イ
ンチ(5.08〜12.7mm)であり、バリアーバー
または管は、直径または幅0.30〜0.75インチ(
7.62〜19.05mm)を有するであろう。
【0022】平行な隣接部材20もまた各々が図6によ
って概略的に示されるように、可撓性接続部材23、例
えば横断孔25に通された連結ケーブルによって共に取
付けられ、管群内においてバリアー部材26の据付け中
、張力はバリアー部材26の横方向に伝達され得る。 それとは別に、隣接するバーまたは管20は、図7によ
って示されるように隣接するバーまたは管20の間に設
けた多数のヒンジジョイント23aによって互いに接続
され得る。バリアー部材26の構造は、回転可能なら旋
状スペーサー部材24を使用して熱交換器の隣接管10
の間にバッフル装置22を挿入する間、バリアー部材2
6を必要なサイン波状の幾何配置にするため、ほとんど
抵抗がないよう十分可撓性でなければならない。
【0023】隣接ら旋状スペーサーロッド部材14の間
の間隔は、使用されたバッフル装置構造の型式によって
決定される。図2及び図3による可撓性織物よりなるバ
リアー部材16を有するバッフル装置12は管束の管に
沿って整列され、かつ十分に硬い可撓性バッフル装置を
維持するためには比較的近接して9〜12インチ(22
.86〜30.48cm)離隔されたスペーサーロッド
を必要とする。しかしながら、図4及び図5による多数
の隣接するバーまたは管20よりなるバッフル装置22
は、バーまたは管20が織物バリアー16に比較して比
較的硬いことと、スペーサーロッド24の間隔がバリア
ー部材26のバーまたは管20の偏向を限定する必要に
よって決定されることから、スペーサーロッド24の間
隔より大きい間隔を許容できる。代表的なバッフル装置
の構造であるら旋状スペーサーロッド24の間の間隔は
36〜72インチ(91.44〜182.88cm)の
範囲内にて可能である。
【0024】接続されたロッドまたは管20を含むバッ
フル装置22全体は、管群内へバッフル装置を挿入中、
ら旋状スペーサー部材24によってバッフル装置22の
先縁部26aにて適用される張力に耐えるよう構成され
る。ら旋状スペーサー部材は、図8によれば各スペーサ
ーがバッフル装置の挿入方向に先縁部への前進力を出す
ことができるかような方法でバッフル装置の先端部26
aに27にて回転可能に取付けられた前端部を有する。 同様に、スペーサー部材24の後端部は28にて回転可
能にバリアー26の後端部26bに取付けられる。また
、回転手段29、例えばナットは、各ら旋状スペーサー
部材24の後端部に取付けられ、管群内にて可撓性バッ
フル装置の据え付けに所要である適切な道具(図示せず
)によってスペーサー部材に回転を与える。
【0025】スペーサー部材及びバリアーバーまたは管
20の好ましい構造材料は鋼である。炭素鋼は冷気また
は約800°F(約426.7℃)までの気体にさらさ
れるスペーサー及びバッフル装置に使用され、かつステ
ンレス鋼を含む合金鋼は、1200〜1800°F(6
48.9〜982.2℃)までのより高い気体温度環境
のために使用される。
【0026】本発明はまた、多数の平行管10の列を含
む管状型熱交換器13を本発明の範囲内に含み、図1に
よって概略的に略図断面図にて示されるように、管10
はその中に据え付けられた波形音響バッフル装置を有す
る。かような管型式の熱交換器の記載は米国特許第42
04570号によって与えられる。
【0027】可撓性音響バッフル装置12を管束10へ
挿入のための方法、すなわち手順は、概略的に図8及び
図9によって示される。ら旋状スペーサー部材14の幾
何学的配置及びサイン波状バリアー部材16の幾何学的
配置は、管束の幾何学的配置及び隣接管10の間へのバ
ッフル装置の挿入方向と一致させる。音響バッフル装置
12の全体の厚さもまた利用可能なギャップ、すなわち
隣接管10の間の間隔と一致させ、挿入を容易にすると
共に管によって提供される支持を堅固にする。流体流方
向に対して管束断面を方向付けることより、バッフル装
置の挿入は図10によって示されるように三角形の頂点
の方向(見通せない方向)か、または図11によって三
角形の底辺の方向(見通せる方向)か、または図12に
よって示されるように列形管群の対角線方向になされ得
る。
【0028】管束へ波形音響バッフル装置12,22の
据え付け挿入する通常の方法、すなわち手順を、以下に
記載する。
【0029】(a)バッフル装置12,22がその全長
に沿って本当にサイン波状である、すなわち形を保持す
るら旋状スペーサー部材14,24が互いに実質的に平
行になるよう方向付けられ、かつすべてのスペーサー部
材の「山」及び「谷」が同じ相対的位置にあることを確
定するため検査する。
【0030】(b)バリアー部材16,26がその高さ
の方向に「引張り」荷重を得ることができることを確認
する。このことは、織物バリアー部材の一体化によって
成し遂げられる。隣接する多数のバーまたは管よりなる
バリアー部材では、引っ張り荷重搬送能力は引張り荷重
に耐えることが可能であるバー間に延びるケーブルタイ
プのタイ23によって与えられる。
【0031】(c)バッフルバリアー部材の先縁部が、
各ら旋状スペーサー部材の先端部に緊固に取付けられ、
バリアー部材に対してスペーサー部材は十分な回転が可
能であるよう確認する。同様な端部タイもまた、バッフ
ル装置の後縁部にて必要である。
【0032】(d)各ら旋状スペーサー部材14,24
が、音響バッフルバリアー部材16,26に対して自由
に回転させられ得ることを確定する。
【0033】上記列挙した特徴は、本発明によって適切
に設計され、かつ作製された音響バッフル装置の通常の
特徴である。
【0034】熱交換器の管群へバッフル装置を挿入する
には、次の工程を含む。
【0035】(e)熱交換器の管の間にバッフル装置を
挿入するための位置を選択する。
【0036】(f)バッフル装置12,22を、その全
長に沿ってバッフル装置を挿入すべき特定の管のギャッ
プに対向させるよう保持する。
【0037】(g)すべてのら旋状スペーサー部材14
,24を実質的に同時回転することによって、バッフル
装置を挿入し始める。右回りのら旋を有するスペーサー
部材には、このスペーサー部材を時計方向に回転させる
【0038】(h)バッフル装置12,22の全体が、
熱交換器管束の全長、すなわち全幅まで管束に挿入され
るまでら旋状スペーサー部材を回転し続ける。
【0039】(i)例えば、溶接によって各ら旋状スペ
ーサー部材14,24に緊固に取付けられたバー30に
よって、すべてのら旋状スペーサー部材の後端部を互い
に接続する。この接続は音響バッフル装置12,22が
管束に対してさらに動くことを防止する。また、同様に
、ら旋状スペーサーの後端部を互いに接続する。
【0040】(j)管軸方向に音響バッフル装置の各端
部にて停止させ、バッフル装置全体が管軸方向、すなわ
ち長手方向に滑べることを防止する。
【0041】本発明は、次の実施例を参照することによ
って、よりよく理解されるが、本発明の範囲を限定する
として解釈されるべきではない。
【0042】実施例1 可撓性音響バッフル装置は4個のら旋状鋼スペーサーロ
ッドよりなり、このロッドはロッドの長さに沿って数ヶ
所にて可撓性セラミック織物バリアー部材に回転可能に
取付けられて構成される。ら旋状スペーサーロッドは複
数のループに挿入され、これらのループは、バリアー部
材の幅に沿って離隔した間隔にて可撓性織物上に取付け
られる。バッフル装置の重要な構成上の詳細を以下に示
す。
【0043】   スペーサーロッド長              
  42インチ(106.68cm)  スペーサーロ
ッド直径              0.220イン
チ(5.588mm)  スペーサーロッドのら旋状ピ
ッチ    0.866インチ(2.19964cm)
  バッフル幅                  
      48インチ(121.92cm)  1本
のスペーサーロッドにつき   取付けたループの数              
  8個織物バリアーを含むこの可撓性音響バッフル装
置は、1.0インチ(2.54cm)のピッチ間隔を有
する千鳥状パターン及び三角形(千鳥状)管パターンに
て直径0.750インチ(1.905cm)を有する熱
交換器の隣接管の間に挿入され得る。
【0044】実施例2 別の可撓性バッフル装置は、2個のら旋状金属スペーサ
ーロッドよりなり、このロッドは、各バリアー部材を形
成する一連の平行隣接金属管に回転可能に取付けられて
構成される。この管は、各々金属ら旋状スペーサーロッ
ドに整列する2個の横断孔を含み、スペーサーロッドは
各管の各横断孔に挿入される。管もまた、2本の鋼ケー
ブルによって結ばれ、各管の孔を通して横方向に延び、
バッフル装置の全体は、管群内へその挿入方向に「引張
り」力を得ることができる。このバッフル装置の重要な
構造上の詳細は、次の通りである。
【0045】   スペーサーロッド長              
  80インチ(203.2cm)  スペーサーロッ
ド直径              0.375インチ
(9.525mm)  スペーサーロッドのら旋状ピッ
チ    10.4インチ(26.416cm)  バ
ッフル管直径                   
 0.625インチ(1.5875cm)  バッフル
管長                      7
0.5インチ(179.07cm)  バッフル管の孔
直径                0.437イン
チ(1.10998cm)  鋼接続ケーブルの直径 
             0.156インチ(3.9
624mm)多数の平行管を含むこのバッフル装置のい
かなる所望の数も、熱交換器の隣接平行管の間に挿入さ
れることが可能であり、熱交換器内で管は、直径5イン
チ(12.7cm)であり、千鳥状パターンにて6イン
チ(15.24cm)のピッチを有する。
【0046】本発明は広く、かつ特有な実施態様につき
記載したが、改変及び変形は本発明の範囲内にてなされ
ることが可能であり、請求項によって規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従い、管状型熱交換器の千鳥状管群に
挿入される波形音響バッフル装置を略図的に示す。
【図2】回転可能なら旋状スペーサー部材に取付けた可
撓性織物材料よりなるサイン波状可撓性音響バッフル装
置を示す。
【図3】図2の線3−3に沿う端面図を示す。
【図4】複数の隣接する平行バー、または回転可能なら
旋状スペーサーロッド部材に取付けられた管よりなる本
発明の別の実施態様である音響バッフル装置を示す。
【図5】図4の線5−5に沿う部分端面図を示す。
【図6】(a),(b)および(c)は図4及び図5の
音響バッフル装置のバリアー部材を形成する隣接するバ
ー、または管のいくつかの細部を示す。
【図7】隣接するバー、または管の間に設けられた代表
的なヒンジ接合ジョイントを示す。
【図8】千鳥状管群に挿入されるべき位置においての音
響バッフル装置の略図を示す。
【図9】熱交換器内の千鳥状管群に挿入された後の音響
バッフル装置を示す。
【図10】熱交換器の管群内へ挿入された後の音響バッ
フル装置の有用な形状を示す。
【図11】熱交換器の管群内へ挿入された後の音響バッ
フル装置の有用な形状を示す。
【図12】熱交換器の管群内へ挿入された後の音響バッ
フル装置の有用な形状を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管状型熱交換器の隣接管の間に挿入す
    るのに適合された音響バッフル装置であって、該装置が
    、少なくとも2個の回転可能な細長いら旋状スペーサー
    部材と、前記スペーサー部材の各々に回転可能に取付け
    られた可撓性バリアー部材とからなり、前記バリアー部
    材は、該バリアー部材の先端部及び後端部に前記スペー
    サー部材の前端部及び後端部を回転可能に取付けるため
    の手段を含み、さらに前記装置は各前記スペーサー部材
    の後端部にて設けられた各前記スペーサー部材を回転す
    る手段を備え、スペーサー部材とバリアー部材とは、同
    時回転するスペーサー部材によって、熱交換器の隣接す
    る管の間に挿入可能であることを特徴とする音響バッフ
    ル装置。
  2. 【請求項2】  管状型熱交換器の隣接する管の間に挿
    入するのに適合された音響バッフル装置であって、該バ
    ッフル装置が、(a)3個の回転可能な細長いら旋状ス
    ペーサー部材と、(b)離隔された間隔にてバリアー部
    材に各々取付けられた複数のループによって前記回転可
    能な各スペーサー部材に取付けられた可撓性バリアー部
    材と、(c)前記バリアー部材の先端部及び後端部に前
    記スペーサー部材の前端部及び後端部を回転可能に取付
    けるための手段、及びバリアー部材に対して前記スペー
    サー部材を回転するためにスペーサー部材の後端部に取
    付けられた手段とからなり、スペーサー部材及びバリア
    ー部材は、同時回転するスペーサー部材によって、熱交
    換器の千鳥状隣接管の間に挿入可能であることを特徴と
    する音響バッフル装置。
  3. 【請求項3】  管状型熱交換器組立体であって、加圧
    可能な囲包体内にて設けられた複数の平行に延びる管と
    、少なくとも2個の回転可能な細長いら旋状スペーサー
    部材及び前記スペーサー部材が回転可能に取付けられる
    波形形状の可撓性バリアー部材を含む可撓性バッフル装
    置とからなり、該可撓性バッフル装置は、流れる流体を
    横方向に通過するよう指向し、かつ熱交換器内にて流れ
    によって誘起される音響的振動を防止するために、前記
    平行管の隣接する列の間に延びることを特徴とする管状
    型熱交換器組立体。
  4. 【請求項4】  管状型熱交換器装置であって、(a)
    加圧可能な殻内にて隣接する千鳥状管列内に設けられた
    複数の平行管と、(b)隣接する千鳥状管列の間に挿入
    された少なくとも2個の回転可能なら旋状スペーサー部
    材と、(c)前記管を流れる流体を横方向に管を通過す
    るよう指向し、かつそれによって熱交換器内にて流れに
    よって誘起される音響的振動を防止するために波形形状
    のバッフル装置を形成するために離隔した間隔にて前記
    回転可能なスペーサー部材に取付けられた可撓性バリア
    ー部材とからなることを特徴とする管状型熱交換器装置
  5. 【請求項5】  管束の隣接する管列間に可撓性波形の
    音響バッフル装置を挿入する方法であって、該方法が、
    (a)可撓性バリアー部材に回転可能に取付けられた少
    なくとも2個のら旋状スペーサー部材を含む可撓性波形
    バッフル装置の先縁部を隣接する管列間に配置し、(b
    )前記バリアー部材に接続された前記ら旋状スペーサー
    部材を同時に回転し、その結果バッフル装置の前端部は
    2個の隣接管列間の間隔へ入り、(c)バッフル装置が
    管束内へすっかり挿入されるまで、ら旋状スペーサー部
    材を回転し続ける(a)から(c)の工程からなること
    を特徴とする管束の隣接管列間に可撓性波形音響バッフ
    ル装置を挿入する方法。
JP3016031A 1990-01-12 1991-01-14 千鳥状管群のための可撓性音響バッフル Expired - Fee Related JPH0765866B2 (ja)

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