JPH04214182A - 回転ドラムに走行リングを固定する装置 - Google Patents

回転ドラムに走行リングを固定する装置

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JPH04214182A
JPH04214182A JP3027707A JP2770791A JPH04214182A JP H04214182 A JPH04214182 A JP H04214182A JP 3027707 A JP3027707 A JP 3027707A JP 2770791 A JP2770791 A JP 2770791A JP H04214182 A JPH04214182 A JP H04214182A
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JP
Japan
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running ring
rotating drum
running
ring
fixing
Prior art date
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Application number
JP3027707A
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English (en)
Inventor
Werner Jacob
ベルナー ヤコブ
Martin Schepp
マーチン シェップ
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SKF GmbH
Original Assignee
SKF GmbH
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Publication date
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Publication of JPH04214182A publication Critical patent/JPH04214182A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings
    • F16C13/04Bearings with only partial enclosure of the member to be borne; Bearings with local support at two or more points
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/22Rotary drums; Supports therefor
    • F27B7/2206Bearing rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
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    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/22Rotary drums; Supports therefor
    • F27B7/2206Bearing rings
    • F27B2007/2233Bearing rings the ring being fixed to the drum, e.g. welded
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/22Rotary drums; Supports therefor
    • F27B2007/2246Support rollers
    • F27B2007/228Support rollers comprising rollable bodies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項第1項の前提部
分に記載の、回転ドラムに走行リングを固定する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上述の種類の公知の装置は西独特許第2
,216,982号(特公昭57−17212号)に開
示されており、この場合、走行リングは、ライナーによ
ってロータリキルンの回転ドラムの支持面に固定される
。ライナーは、回転ドラムに固定できる支持部材によっ
て支持面に固定された側部突起を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公知の装置には、
運転時の昇温及び回転ドラムの対応する熱膨張が考慮さ
れるよう、ライナーは、回転ドラムの低温の始動状態で
は、走行リングの内周面と回転ドラムの支持面との間に
遊びを有していなければならないという欠点がある。望
ましくないこの遊びに基づき、ライナーは、低温の回転
ドラムの始動時に特に、走行リングと支持面との間に、
より大きい相対運動を可能とするので、走行リングの内
周面が比較的急速に摩耗し、従って、走行リングを比較
的短期間で交換しなければならない。
【0004】更に、この公知の装置の場合、走行リング
の内周面と回転ドラムの支持面との間に各ライナーを組
込む作業は、煩瑣であり、経費がかかる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項第1項に特徴付け
た発明の目的は、走行リングの内周面と回転ドラムの当
該支持面との間の接触摩耗が阻止される上述の種類の装
置を創生することにある。更に、走行リングの交換は、
特に簡単に且つ経済的に実施できなければならない。
【0006】上記目的は、請求項第1項の特徴にもとづ
き達成される。
【0007】本発明に係る装置にもとづき、各走行リン
グは、限られた周面個所において、かすがいの保持面に
よって回転ドラムの関連の支持面に押圧される。
【0008】暖機運転状態にない回転ドラムの支持面に
走行リングを固定する場合、走行リングは、局部的な周
面位置においてかすがいによって半径方向内方へ湾曲さ
れ、従って、走行リングの内周面と支持面との間に摩擦
結合が生ずるか、又は僅かな半径方向遊びが生ずる。か
くして、回転ドラムの低温状態において、走行リングが
支持面上で回転、変位するのが阻止される。若干の例外
の場合にのみ、走行リングの対応する凹み又は孔に係合
して支持面上の走行リングの相対運動を阻止する公知の
保持具又は同様のものを回転ドラムに設けなければなら
ない。
【0009】炉の運転中に回転ドラムが加熱されると、
概ね鋼から成る回転ドラムが熱膨張するので、支持面の
径が幾分大きくなる。この場合、半径方向外方へ向く支
持面は、かすがいの個所において、走行リングの内周面
の半径方向内方へ湾曲した部分に押圧され、少なくとも
一部は走行リングの最初の半径方向曲がりを再び元に戻
す。昇温が進み、対応して、回転ドラムの熱膨張が更に
大きくなると、かすがいの個所における走行リングの曲
がりが完全に元に戻されるので、相互に隣接するかすが
いの間の周面領域においても、走行リングの内周面と回
転ドラムの支持面との間に摩擦結合が形成される。
【0010】即ち、走行リングは支持面上を移動できな
いので、回転ドラムの全ての運転状態において支持面の
有害な接触摩耗が阻止される。更に、走行面が摩耗した
走行リングの交換は、かすがいを外し、古い走行リング
を引出し、新しい走行リングを設置し、かすがいを再び
組込むことによって簡単且つ経済的に実施できる。
【0011】本発明の有利な実施例を従属請求項に開示
した。
【0012】請求項第2項記載の実施例によって、かす
がいをボルト又はねじによって回転ドラムに固定でき、
走行リングに対して軸方向へ調節できる。各ボルト又は
各ネジに一体に結合されたねじ頭又はボルトのねじ部分
に螺着できるナットは、当該のかすがいに適切に作用し
、上記かすがいを何れにせよ回転ドラムの対面する肩面
の方向へ押す。この場合、かすがいの保持面は、所定の
力によって、走行リングの関連の突起面に沿って摺動さ
れ、固定される。
【0013】請求項第3項の実施例の場合、ボルト又は
ねじは、弾性応力によって当該のかすがいの保持面を走
行リングの突起面に押圧する。従って、走行リングは、
半径方向及び軸方向へ幾分伸張でき、この場合、リング
の突起面は、保持面上を僅かに摺動する。かくして、運
転中、回転ドラム及び走行リングの熱膨張時のかすがい
及びボルトの有害な過負荷が阻止される。
【0014】請求項第4項の実施例により、各かすがい
は、回転ドラムのアンダカット面に回転ドラムの軸線に
同心に固定される。かすがいを軸方向へ調節し、保持面
を走行リングの当該の突起面に押圧すれば、かすがいか
ら回転軸に対して斜めに内方へ向く接触力が生ずる。か
すがいは、上記接触力の半径方向成分によって負荷され
る。この力成分は、かすがいの締付面を回転ドラムのア
ンダカット面に押圧する。かくして、張力を受けたネジ
又はボルトは、半径方向へ向く横方向力によって負荷さ
れない。従って、ネジ及びボルトのシャフト径を減少し
てスペースを節減できる。
【0015】請求項第5項の実施例により、回転ドラム
のアンダカット面及びかすがいの当該の締付面は、特に
簡単で経済的に作製できる形状を有する。
【0016】請求項第6項の実施例により、各かすがい
の保持面は、走行リングの台座の突起面と共に、より大
きい接触面を形成する。台座は、突起面によって比較的
薄く構成できるので、かすがいの調節時、半径方向内方
へ幾分撓むことができる。
【0017】請求項第7項の実施例により、回転ドラム
における走行リングの組込み及び取り外し作業が簡単と
なる。何故ならば、支持面に走行リングを固定するため
のかすがいは、走行リングの1つの側でねじなどによっ
て回転ドラムに固定するだけでよいからである。
【0018】請求項第8項の実施例により、走行リング
の突起面とかすがいの保持面との間に走行リングの軸線
に対して斜めに作用する接触力が運転時に極めて大きく
なった場合、かすがいの少なくとも部分は、軸方向突起
の範囲において外方へ幾分湾曲できる。
【0019】請求項第9項の実施例により、回転ドラム
の支持面が、何れにせよ可撓性ウェブを介して環状ディ
スクの関連の内縁部分と結合された外縁部分上に設けて
ある形式の装置が形成される。従って、運転時、回転ド
ラムのケーシングは、環状ディスクの内縁部分と共に、
熱膨張によって半径方向へ伸張し、しかも、この場合、
環状ディスクの外縁部分が同時に伸張することはない。 この場合、ウェブと外縁部分との各結合個所は、周面に
おいて隣接する2つのかすがいの間にある。かくして、
回転ドラムの昇温時、先ず2つのかすがいの間に固定さ
れた外縁部分の周面領域が加熱、膨張されるので、特に
上記領域において、走行リングは支持面上に摩擦結合に
よって固定される。
【0020】更に、請求項第10項の実施例の場合、回
転ドラム上に同心に並置された2つの走行リングは、対
応する長さの共通のねじによって回転ドラムに特に迅速
且つ簡単に固定できる。
【0021】
【実施例】添付図面を参照して以下に本発明の実施例を
説明する。
【0022】図1,図2に、ロータリキルンの回転ドラ
ムの二つの支持部材の一半部の1つを示した。この二つ
の支持部材は、同心に並置されて回転ドラム1に取付け
た2つの走行リング2,3に作用する。双方の同一の走
行リング2,3は、走行クレーン車のための従来の圧延
レール部材を円形に曲げ、端部を溶接することによって
製造する。上記走行リングは、調質した又は焼入れした
レール鋼から成る。
【0023】走行リング2,3は、円筒形内周面5及び
円錐形突起面6を含む台座4を有する。上記突起面6は
、台座4の両側に於いて比較的薄い側部突起に形成され
、外側方へ傾斜している。更に、走行リング2,3は、
複数のローラ7が転動する頭部を有する。回転ドラム1
は、上記ローラ7によって揺れ腕8及び軸方向へ可動な
主軸9を介して基礎10に支持される。ローラ7の一側
には、関連のレール2,3に沿ってローラ7を軸方向へ
案内するフランジ11が設けてある。
【0024】各走行リング2,3の内周面5は、回転ド
ラム1に取付けた二つの環状ディスクの円筒形の支持面
12に固定される。両支持面12は、環状ディスク14
の半径方向外縁部分13に形成されている。環状ディス
ク14は、溶接16によって回転ドラム1に固定された
半径方向内縁部分15を有する。
【0025】この内縁部分15は、薄いウェブ17によ
って外縁部分13に一体に結合されている。ウェブ17
は、周面に沿って半径方向外方へ外縁部分13まで斜め
のジグザグ状に延び、半径方向にのみ可撓性に構成され
ている。
【0026】各走行リング2,3の内周面5は、かすが
い18によって支持面12に固定される。上記かすがい
18は、外縁部分13に形成された平坦な肩面19に沿
って円周方向に間隔を置いて設けてある。この肩面は、
各環状ディスク14の外面に設けてあり、支持面12に
直接に続く。
【0027】各環状ディスク14のウェブ17は、更に
、2つのウェブ17が周面において隣接する2つのかす
がい18の間で外縁部分13に固定されるよう、配置し
てある。即ち、ウェブ17は、周面において隣接するか
すがい18の間で外縁部13と一体に結合されている(
第1図参照)。
【0028】各かすがい18は、半径方向内向きの保持
面21を備え、肩面19へ向く軸方向外側突起20を有
する。保持面21は、関連の突起面6に対面し、図示の
実施例では、突起面6に対して同形の円錐形に構成して
あるので、双方の面21と6は、同一の円錐角を有する
(第2図参照)。この場合、かすがい18の保持面21
と関連の走行リング2,3の突起面6とは、走行リング
2,3から回転ドラム1の回転軸の方向へ斜めに延びる
【0029】かすがい18の保持面21は、力結合によ
って台座4の突起面6と共働する。このため、かすがい
18はその保持面21で以って、関連の突起面6に対し
て軸方向へ調節できるよう配置してある。かすがい18
の調節によって、少なくとも突起面6を備えた台座4の
側部突起を半径方向内向きに塑性的又は弾性的に湾曲で
き、走行リング2,3の内周面5をかすがい18の位置
で、即ち、局部的に回転ドラム1の支持面12に押圧で
きる。
【0030】かすがい18の軸方向調節は、かすがい1
8の孔23を通過して頭部などでかすがい18に外側か
ら作用し、引張応力を受けるボルト22によって行なう
。更に、ボルト22は、当該の環状ディスク14の肩面
19の孔に力結合状態で係合する。
【0031】図示の実施例の場合、単一のボルト22が
、両環状ディスク14に軸方向へ相互に同軸に穿設され
た2つの孔24を通過する。ボルト22の各端部には、
二つのかすがい18の1つ宛に外側から作用するナット
25が螺着してある。
【0032】ボルト22にナット25を更にねじ込むと
、1つの走行リング2のかすがい18、及び別の走行リ
ング3の軸方向に対面するかすがい18が、相互に締付
けられ、突起面6に軸方向に押圧される。
【0033】ボルト22の中央部分の径は、幾分縮小し
てあるので、ボルトは上記部分において弾性的に伸張で
きる。
【0034】双方の環状ディスク14の肩面19は、更
に、支持面12に同心に延び半径方向内向きの円筒形ア
ンダカット面26に接続する。各かすがい18の半径方
向内側端には、肩面19の方向へ向きかすがい18を環
状ディスク14に半径方向へ固定する軸方向内側突起2
7が形成してある。即ち、軸方向内側突起27は、アン
ダカット面26に対して同形に半径方向外方へ向く円筒
形締付面28を有する。上記締付面28によって、各か
すがい18はアンダカット面26上に半径方向内方へ支
持される。
【0035】各環状ディスク14は、かすがい18に対
面する内面に、環状ディスク14の外縁部分13に一体
に、即ち、外れないよう結合された環状に延びる単一の
かすがい29を有する。この環状のかすがい29は、運
転時、ローラ7のフランジ11から走行リング2,3に
加えられる軸方向負荷を受ける。
【0036】各かすがい29は、更に、環状に延びる軸
方向外側突起31に形成された円錐形保持面30を有す
る。保持面30は、同じく、走行リング2,3から回転
ドラム1の回転軸の方向へ斜めに延び、走行リング2,
3の隣接の突起面6に力結合状態で接触する。当該の走
行リング2,3の対面する突起面6は、ボルト22及び
かすがい18によって、保持面30に軸方向へ押圧され
る。
【0037】第3図に、装置の別の実施例を示した。こ
の場合、上述の実施例と同様、同心に並置した2つの走
行リング2,3は、かすがい32,29によって環状デ
ィスク14に固定されている。
【0038】ボルト22は、左端にナット25を担持し
、対向端にねじ頭33を担持する。軸方向へ相互に対面
する2つのかすがい32,29は、上記ボルト22によ
って突起面6に軸方向へ当接される。
【0039】この場合、各ボルト22は円筒形補強パイ
プ34によって囲まれている。補強パイプ34は、溶接
35によって双方の環状ディスク14に外れないよう固
定されている。補強パイプ34の円筒形外周面36の双
方の端部は、かすがい32の連続の円筒形孔37に形状
結合する。かくして、各かすがい32は、補強パイプ3
4の当該端に軸方向へ可動に、しかしながら、半径方向
へ不動に保持される。ボルト22を囲む補強パイプ34
によって、更に、ボルト22は、苛酷な炉運転時の損傷
に対して保護され、従って、細く弾性的に伸張自在なボ
ルトとして構成できる。
【0040】かすがい32は、弾性鋼から成り、軸方向
外側突起20の範囲に、軸方向へ延び半径方向外方へ開
放した少なくとも1つのスリット38を有する。
【0041】上述の双方の実施例は、本発明の枠内にお
いて設計変更できる。即ち、走行リング2,3の夫々の
両側にも、かすがい18を周面に沿って相互に間隔を置
いて設けることができる。上記かすがいは、ねじなどに
よって相互に締付けることができる。この場合、上記ね
じは、環状ディスクの肩面のねじ孔にねじ込むことがで
きるので、各ねじの頭は、1つのかすがいに外側から作
用し、1つ又は複数の支持面によって上記かすがいを走
行リングの関連の突起面に軸方向へ当接する。
【0042】更に、走行リングの突起面又は力結合によ
って上記突起面と共働するかすがいの保持面が走行リン
グから回転ドラムの回転軸の方向へ斜めに延びれば十分
である。何れの場合も、関連の保持面又は突起面に対す
る傾斜突起面又は傾斜保持面の接触によって、回転軸の
方向へ傾斜した接触力が生ずる。この接触力は、走行リ
ングの内周面を限られた周面個所において回転ドラムの
支持面に押圧、移動する。
【0043】各かすがいの保持面を走行リングの関連の
突起面に軸方向へ押圧するシリンダ・ピストン装置を、
ねじの代わりに、走行リングの周面に設けることもでき
る。
【0044】更に、一つの走行リングの両側にかすがい
を設ける必要はない。上記両側の1つの側に半径方向外
方へ延びる平坦な肩面を設けることもできる。対応する
肩は、回転ドラムに外れないよう固定できる。この場合
、当該の走行リングは、上記平坦な肩面に軸方向へ支持
されるが、上記平坦な肩面に半径方向外方からは固定さ
れない。
【0045】
【発明の効果】かすがいの保持面を走行リングの対応す
る円錐形突起面に係合させて締付け、台座の薄い突起を
予圧できるので、回転ドラムの運転中走行リングの内周
面とドラム支持面との間の接触摩耗が阻止でき、従って
走行リングの寿命が延長される。かすがいの着脱はボル
ト、ナットにより簡単にできるので、走行リングの組込
み、及び取替えは極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転ドラムの支持部材の一半部の部分切断側面
図である。
【図2】図1の線A−Aに沿う断面図である。
【図3】別の実施例の回転ドラム支持部材の一半部の部
分断面図である。
【符号の説明】
1    回転ドラム(ロータリキルン)2    走
行リング 3    走行リング 5    内周面 6    突起面 12    支持面 18    かすがい 21    保持面 32    かすがい

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転軸の回りに回転するドラム(特に
    、ロータリキルン)に走行リングを固定する走行リング
    の内周面が、走行リングの側部に設けたかすがいによっ
    て回転ドラムの支持面に固定され、かすがいが、当該走
    行リングの両側の、少なくとも一側に円周方向に間隔を
    置いて配置され、走行リングに設けた側部突起面に対面
    する半径方向内向きの保持面を含む軸方向外側突起を有
    する、回転軸の回りで回転するドラム、特にロータリキ
    ルンに走行リングを固定する装置において、走行リング
    (2,3)の各突起面(6)及び、又は上記突起面に力
    結合状態で共働するかすがい(18,32)の保持面(
    21)が、走行リング(2,3)から回転ドラム(1)
    の回転軸へ向って斜めに延び、各かすがい(18,32
    )の保持面(21)が、走行リング(2又は3)の当該
    の突起面(6)に対して軸方向へ可動に設けてあり、走
    行リング(2又は3)の内周面(5)が、回転ドラム(
    1)の支持面(12)に対して局部的に押圧されるよう
    配置してあることを特徴とする回転ドラムに走行リング
    を固定する装置。
  2. 【請求項2】  各かすがい(18,32)が、かすが
    い(18,23)の孔を通過して回転ドラム(1)の肩
    面(19)の孔(24)に係合し、頭などと外側からか
    すがい(18,32)に作用し、引張応力を受けるボル
    ト(22)によって調節できることを特徴とする請求項
    第1項に記載の回転ドラムに走行リングを固定する装置
  3. 【請求項3】  各ボルト(22)が、弾性的に伸張で
    きるよう構成されていることを特徴とする請求項第2項
    に記載の回転ドラムに走行リングを固定する装置。
  4. 【請求項4】  回転ドラム(1)の各肩面(19)が
    、支持面(12)に対して同心に延び且つ半径方向内向
    きのアンダカット面(26)に接続し、各かすがい(1
    8)の半径方向内側端には、半径方向外方へ向き且つア
    ンダカット面(26)に半径方向に支持される締付面(
    28)を有する軸方向の内側突起(27)が設けてある
    ことを特徴とする請求項第2項又は第3項に記載の回転
    ドラムに走行リングを固定する装置。
  5. 【請求項5】  回転ドラム(1)のアンダカット面(
    26)が、円筒形に構成され、かすがい(18)の軸方
    向内側突起(27)の同形の円筒形締付面(28)と共
    働するよう配置されていることを特徴とする請求項第4
    項に記載の回転ドラムに走行リングを固定する装置。
  6. 【請求項6】  走行リング(2,3)の各側部には、
    走行リング(2,3)の台座に、単一の円錐形突起面(
    6)がかすがい(18,32)の同形の円錐形保持面(
    21)と共働するよう配置、形成されていることを特徴
    とする請求項第1項から第5項の中どれか1つに記載の
    回転ドラムに走行リングを固定する装置。
  7. 【請求項7】  走行リング(2,3)のかすがい(1
    8,32)とは反対側には、回転ドラム(1)に外れな
    いよう固定された単一の環状のかすがい(29)が設け
    てあることを特徴とする請求項第1項から第6項の中ど
    れか1つに記載の回転ドラムに走行リングを固定する装
    置。
  8. 【請求項8】  各走行リング(2,3)の周面に設け
    たかすがい(18,32)の少なくとも部分が、弾性材
    料(例えば、鋼)から成り、軸方向外側突起(20)の
    領域に、半径方向外方へ開放した少なくとも1つの軸方
    向スリット(38)を有することを特徴とする請求項第
    1項から第7項の中、どれか1つに記載の回転ドラムに
    走行リングを固定する装置。
  9. 【請求項9】  1つ又は複数の走行リング(2,3)
    の各支持面(12)が、半径方向内縁部分(15)を溶
    接(16)によって回転ドラムに固定した環状ディスク
    (14)の半径方向外縁部分(13)に設けてあり、内
    縁部分(15)が、周面で隣接する2つのかすがい(1
    8,32)の間にある領域において外縁部分(13)に
    周面に分布させて固定したウェブ(17)によって外縁
    部分(13)に結合されていることを特徴とする請求項
    第1項から第8項の中、どれか1つに記載の回転ドラム
    に走行リングを固定する装置。
  10. 【請求項10】  請求項第2項から第9項の少なくと
    も1つに記載の装置であって、回転ドラムの支持面に相
    互に同心に2つの走行リングを設けた形式のものにおい
    て、双方の支持面(12)には、夫々、外側の肩面(1
    9)が続いており、1つの肩面(19)の孔(24)が
    、別の肩面(19)の孔(24)と夫々同軸に配置して
    あり、単一のボルト(22)が、同軸の上記孔(24)
    を通過して軸方向へ対面する2つのかすがい(18,3
    2)を相互に調節できるよう配置してあることを特徴と
    する回転ドラムに走行リングを固定する装置。
JP3027707A 1990-02-07 1991-01-30 回転ドラムに走行リングを固定する装置 Pending JPH04214182A (ja)

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