JPH04213934A - 光データ伝送装置 - Google Patents

光データ伝送装置

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JPH04213934A
JPH04213934A JP2410495A JP41049590A JPH04213934A JP H04213934 A JPH04213934 A JP H04213934A JP 2410495 A JP2410495 A JP 2410495A JP 41049590 A JP41049590 A JP 41049590A JP H04213934 A JPH04213934 A JP H04213934A
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JP
Japan
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data
signal
output
circuit
outputs
Prior art date
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Application number
JP2410495A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Tokiwa
常磐 宣明
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TAKEMOTO DENKI KEIKI KK
Original Assignee
TAKEMOTO DENKI KEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のアナログ電圧と
デジタルデータを光信号に変換して、一本の光ファイバ
ーケーブルで送受信する光データ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計量制御を行なうプラント等においては
、計量信号である複数のアナログ電圧と制御用のデジタ
ルデータを、機械設備とその制御室との間で送受信する
必要がある。
【0003】この送受は一般的に電気配線を用いて行な
われ、信号劣化を防止するためアナログ電圧は、各信号
別にA/D変換器を用いて、デジタルデータに変換して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように電気配線
を用いると、信号の種類分の数の電線を、雷や周辺電気
設備からの誘導障害を受けないようにシールド対策を行
なって設置する必要があり、配線施設費用が高価になる
。特に機器を増加する場合は、配線を逐次増設するとと
もにアナログ信号の種類毎にA/D変換器及びD/A変
換器を新たに用意する必要があり、増設コストは非常に
高くなる。
【0005】さらに、電気信号で通信を行なうため、電
磁雑音による信号劣化はシールドを施したとしても、限
界があり、この点において信頼性に欠けるという問題が
あった。
【0006】そこで本発明は、複数のアナログ電圧とデ
ジタルデータの混在するデータを一本の信号線のみで同
時に送受信して通信設備のコストを大幅に削減し、さら
に誘導障害の影響をなくすことにより、データ送受信の
信頼性を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアナロ
グ電圧とデジタルデータをシリアルの光信号に変換し、
一本の光ファイバーケーブルを通して送信器から受信器
に伝送する装置であって、
【0008】送信器を、クロックパルスを発生するクロ
ック発生回路と、クロックパルスをカウントし、そのキ
ャリー出力によって、送信の1サイクル周期を決定する
カウンタと、アナログ電圧をその大きさに応じて上記1
サイクル周期毎に“0”又は“1”に変化するデジタル
信号列に変換する複数のA/D変換器と、各サイクル周
期の初めに上記複数のA/Dの変換器の出力する1ビッ
トデータの複数と、上記デジタルデータを一斉に並列入
力し、上記クロックパルスによってシフトすることによ
り、直列データに変換して出力するシフトレジスタと、
シフトレジスタの出力する上記直列データと上記クロッ
クパルスの排他的論理和をとって出力するマンチェスタ
ー変調回路と、マンチェスター変調回路の出力するクロ
ック変調された直列データに、上記キャリー出力の発生
タイミングでアドレス信号を追加変調するアドレス変調
回路と、クロックパルス及びアドレス信号で変調された
直列データを光信号に変換する発光素子により構成し、
【0009】受信器を、上記光ファイバーケーブルを通
して伝送された光信号を電気信号に戻す光電変換素子と
、この電気信号から、アドレス信号、クロックパルス及
び直列データを分離して、別々に出力する復調回路と、
この直列データを受け、上記クロックパルスでシフト入
力することにより並列データに変換するシフトレジスタ
と、上記アドレス信号の発生タイミングで上記シフトレ
ジスタの並列データを一斉にラッチして出力するラッチ
回路と、ラッチ回路の並列出力のうち受信機における複
数のアナログ電圧に対応した各チャンネルの1ビットデ
ータを、1サイクル周期毎に継続して受け、複数のアナ
ログ電圧に戻す複数のD/A変換器と、ラッチ回路の並
列出力のうち、受信機におけるデジタルデータに対応す
るものを、そのまま出力するデジタル出力端子とから構
成した光データ伝送装置を提供する。
【0010】
【作用】本発明では複数のアナログ電圧とデジタルデー
タを混在させた直列データの1単位を、送信の1サイク
ル周期毎に光信号に変換して、送受信を行なう。このた
め送信器側に電気光変換を行なう発光素子を用い、受信
器側に光電気変換を行なう光電変換素子を用いる。
【0011】伝送のため、アナログ電圧をデジタル化す
る必要があり、この変換のため送信器にシグマ・デルタ
変調を行うA/D変換器を、アナログ電圧の数に合わせ
て複数ユニット使用する。このシグマ・デルタ変調は1
サイクルの周期毎に“1”又は“0”に決められるパル
ス列の“1”又は“0”の発生頻度をもってアナログ量
を表わすものである。
【0012】本発明は、1回の送信単位を、上記A/D
変換器が送信の1サイクル周期毎に決定して出力する1
ビットデータの複数と、制御用のデジタルデータの1ビ
ットに、夫々1チャンネルを割り当て、このチャンネル
(1ビット)を連続させた直列データ型式としている。
【0013】このように直列データに変換するため送信
器では、シフトレジスタとクロックパルスを用いて並直
列変換を行なっている。
【0014】受信器側では、受取った直列データの各チ
ャンネル(1ビット)の区切りと、このデータ全体の区
切りを認識する必要があるので、送信器には、クロック
変調を行なうマンチェスター変調回路と、アドレス変調
回路を設け、上記直列データにクロック変調並びにアド
レス変調を行なっている。
【0015】受信器側では、受信後に分離したクロック
パルス、直列データ、アドレス信号を用いて、送信器側
と同じ複数のアナログ電圧と制御用のデジタルデータを
作成する。
【0016】すなわち、シフトレジスタにおいてクロッ
クパルスを用いて、直列データを直並列変換し、アドレ
ス信号を用いてこの並列出力をラッチ回路に一斉にラッ
チさせる。ラッチ回路の出力のうちアナログ電圧に対応
するデータは、D/A変換器によって元のアナログ電圧
に変換され、デジタルデータに対応するものは、そのま
ま出力される。
【0017】
【実施例】図1は、本発明を生コンプラントに適用し、
その計量・記録・制御を遠隔操作にて行なうようにした
場合の全体構成を示すもので、1、1…は複数の計量ホ
ッパー、2、2…は各計量ホッパーに取付けたロードセ
ル等の検出器、3、3…は、各検出器の出力を増幅する
アンプ、4、4…は、例えば原料供給ホッパーのゲート
開閉状態を表わす制御信号等のデジタルデータの入力端
子である。5は、計量ホッパー付近に設置された送信器
で、アンプ3、3…の出力する複数のアナログ電圧及び
入力端子4、4…に入力されたデジタルデータを、光信
号に変換して出力する。6は構内に配線される1本の光
ファイバーケーブル、7は生コンプラントの制御室に設
置される受信器で、光ファイバーケーブル6を通して送
られた光信号から、前記アナログ電圧及びデジタルデー
タを取り出して制御・記録用のコンピュータ等の関連機
器8に出力する。
【0018】次に本発明の内容である送信器5と、これ
に光ファイバーケーブル6で接続された受信器7につい
て説明する。
【0019】図2は送信器5の内部構成を示し、9、9
…は前記アンプ3、3…から出力されるアナログ電圧A
をデジタル信号に変換するA/D変換器で、アンプ3、
3…に対応させて複数ユニット設けられている。10、
10…はデジタルデータ入力部で、“0”又は“1”で
入力される制御用デジタルデータDの個数分だけ設けら
れている。11はシフトレジスタで、前記A/D変換器
9、9…のユニット数とデジタルデータ入力部10の数
を加えたnビットの容量を持つ。12はクロック発生回
路で、回路全体の動作タイミングを決めるクロックパル
スCkを発生する。13はクロックパスをカウントする
(n+m)進のカウンタで、その桁上がり出力であるキ
ャリー出力Cによって、送信の一サイクル周期を決める
。14はnカウント検出回路で、カウンタ13がnカウ
ントしたタイミングを検出する。15は誤りコード作成
回路で、シフトレジスタ11が出力する1サイクル分の
送信信号を受けてmビットの誤り検出コードを作成する
。16は信号切替回路で、nカウント検出回路14がn
カウントの検出を行なうまでは、シフトレジスタ11の
出力を通過させ、この検出を行なった後は、前記誤り検
出コードを通過させる。17はマンチェスター変調回路
で、信号切換回路16の出力する直列データSと、クロ
ックパルスCkとの排他的論理和をとって出力する。こ
の変調において、直列データの“1”又は“0”の各ビ
ットの幅は、クロックパルスの1周期(始めの半周期が
“0”で次の半周期が“1”)に対応しているので、変
調波形は同一レベルとなる時間が最大でクロックパルス
の1周期分となる。18は送信の1サイクル周期毎にア
ドレス信号Adを追加変調するアドレス変調回路で、マ
ンチェスター変調回路17の出力にカウンタ13のキャ
リー出力Cを重畳させる。19は発光ダイオード等によ
り構成された発光素子で、アドレス変調回路18の出力
を受けるドライバー回路20の制御により点滅して光信
号を発生する。
【0020】上記A/D変換器9について、さらに説明
する。
【0021】このA/D変換器9は、アナログスイッチ
21、2個の入力抵抗R1,R2 、積分回路22、ゼ
ロクロスコンパレータ23及びD型フリップフロップ2
4から構成されている。アナログスイッチ21は、D型
フリップフロップ24の出力であるコントロール信号(
“0”又は“1”)によって切り換えられ、入力された
+及び−の基準電圧の一方を入力抵抗R2 を通して積
分回路22に出力する。積分回路22は入力抵抗R1 
を通して与えられるアナログ電圧Aと、アナログスイッ
チ21及び入力抵抗R2 を通して与えられる基準電圧
を積分する。ゼロクロスコンパレータ23は、積分回路
22の出力が零電位を越えているか否かを判定し、その
結果を“0”又は“1”で出力する。D型フリップフロ
ップ24は、一回の送信サイクル周期毎に発生するキャ
リー出力Cの立ち上がりのタイミングで、その出力を、
入力されているゼロクロスコンパレータ23の出力内容
(“0”又は“1”)に更新する。すなわち、このA/
D変換器9は送信の1サイクル周期毎に、積分回路22
の出力が零電圧になるようにアナログスイッチ21を切
り換えるもので、この切り換えを行なうコントロール信
号自体がA/D変換出力である1ビット出力となる。こ
のA/D変換は、例えば入力されるアナログ電圧が+側
で大きいほどに−の基準の電圧を通過させるサイクル周
期が多くなり、−側で大きい程に+の基準電圧を通過さ
せるサイクル周期が多くなる。したがって入力されるア
ナログ電圧AはD型フリップフロップ24の出力の“1
”又は“0”の発生頻度で表わされることになる。なお
、この2種の基準電圧は入力されるアナログ電圧の変化
範囲によ対応して決定されるもので、アナログ電圧が常
に正の電圧であれば、基準電圧の一方を負の電圧、他方
をアース電位として基準電圧源は1つにすることができ
る。またゼロクロスコンパレータ23の比較電圧もアー
ス電位ではなく、一定の電圧値としてもよい。
【0022】またデジタルデータ入力部10、10…は
、前記キャリー出力Cによって、データラッチを行なう
D型フリップフロップ25を用いて構成されている。こ
れは、読み取り時のデータ状態を安定化するためである
【0023】次に送信器5の発光素子19の出力する光
信号を光ファイバーケーブル6を通して受ける受信器7
を図3に基づいて説明する。
【0024】図3において、26はフォトダオード等に
より構成された光電変換素子で、光ファイバーケーブル
6を通して受信した光信号を電気信号に変換する。27
は受信アンプで、光電変換素子26の出力する変調パル
ス信号を増幅して波形整形する。28は復調回路で、受
信アンプ27の出力からアドレス信号Adのみを取り出
すアドレス信号分離回路28aと、クロックパルスCk
と直列データSを別々に取り出すクロック・データ分離
回路28bとから構成されている。なおアドレス信号A
dは他の信号より長いパルス幅を持っているので、他と
識別することができ、クロックパスCkと直列データS
の分離はアドレス信号Adの立ち下がりで決められる分
離タイミングに基づき、所定の論理演算を行なうことに
よってなされる。30はシフトレジタで、直列データ用
のnビットに誤り検出用のmビットを加えたn+mのビ
ットの容量を持つ。この内下位のmビットは、直列デー
タのnビットを単に通過させるダミーレジスタとして働
く。このシフトレジスタ30はその並列出力部に、ラッ
チ回路を持つもので、アドレス信号分離回路28aから
アドレス信号Adが入力されたとき、その直列レジスタ
内のデータを一斉にラッチする。このラッチ回路は、シ
フトレジスタ30の外部に独立して設けてもよい。31
は誤り検出回路で、直列データSを受け、初めに入力さ
れるnビットに基づいて、受信器側と同一の手順でmビ
ットの誤り検出信号を作成し、後から入力されるmビッ
トと一致しているか否かにより、誤りの有無を検出する
。そして、誤りがあれば、その出力を“0”とする。
【0025】32、32…は複数のD/A変換器で、送
信器側の基準電圧に対応する+及び−の基準電圧の入力
を受けるアナログスイッチ33、33…と積分回路の構
成を持つローパスフィルタ34、34…によって構成さ
れている。各アナログスイッチ33、33…は、そのコ
ントロール信号としてシフトレジスタ30内のラッチ回
路の出力のうちアナログ電圧に対応したチャンネルのも
のを受け、基準電圧の一方をローパスフィルタ34、3
4…に通過させる。この構成においてD/A変換器32
、32…は、1サイクル周期毎にアナログ電圧に対応す
る1ビットデータを継続して受けることによって、受信
器側と同一のアナログ電圧を生成して出力する。このよ
うな構成により、アナログ電圧の伝送精度を、特別高価
な部品を使用しなくても、4千分の1程度の精度にする
ことができる。
【0026】35はデジタルデータ用の外部ラッチ回路
で、シフトレジスタ30内のラッチ回路の出力のうち、
デジタルデータに対応したものをラッチして、デジタル
データ出力端子36、36…より出力する。ただし、こ
のラッチが行なわれるのは誤り検出回路31で誤り検出
がされなかった場合で、誤りが検出されると、デジタル
データが受信されても、ゲート37を通過できずラッチ
が行なわれない。
【0027】次に、図1〜図3に示す光データ伝送装置
の動作を図4に示すタイミングチャートについて説明す
る。
【0028】図2に示す送信器5において、各A/D変
換器9、9…は入力されたアナログ電圧Aに対して、前
述したようにA/D変換を行なって各送信サイクル周期
毎に1ビットデータを出力する。送信すべきアナログ電
圧Aが正と負の範囲で変化し、アナログスイッチ21は
D型フリップフロップ24の出力が“1”のとき、−の
基準電圧を通過させるとすれば、図4中イに示すように
アナログ電圧Aが正で大きい程度に、A/D変換器は“
1”を出力する送信サイクル周期が多くなり、アナログ
電圧が負で大きい程に“0”を出力する送信サイクル周
期が長くなる。
【0029】送信器5のシフトレジスタ11は、各A/
D変換器9の上記1ビット出力と、デジタルデータ入力
回路10、10…のデジタルデータを並列に受け、一斉
に読取る。このタイミングは、次のようなものである。 すなわち、カウンタ13のキャリー出力Cの立ち上がり
で、各D型フリップフロップ24、24…、25、25
…の記憶更新をした後、このキャリー出力Cが“1”の
状態にあるとき発生するクロックパルスCkの立ち上が
りで読み込む。
【0030】シフトレジスタ11は、この読み込みを行
なった後、クロックパルスCkによって、その記憶内容
を順にシフトして出力させ、直列データSとする。この
直列データSは、クロックの1周期(1チャンネル長)
毎に“0”か“1”が決められるもので、データビット
は全部でnビットある。そして、その後に、このnビッ
トから作成された誤り検出用のmビットが付加される。 このmビットの付加は、nカウント検出回路14の出力
を受け、シフトレジスタ11の出力と誤りコード作成回
路16の出力の一方とを切り換えて通過させる信号切り
換え回路16によってなされる。
【0031】次にマンチェスター変調回路17によって
、クロックパルスCkとの排他的論理和をとるクロック
変調を行なう。図4中ハに示すようにクロックパルスは
直列データの1ビットに対して、前半の“0”期間と後
半の“1”期間を持っているので、変調波形は、同図中
のニに示すようにクロックの一周期以上は同一レベルが
連続しない波形となり、これに比べて緩やかな電圧変動
を持つ雑音が混入してもデータ誤りが発生し難い。この
雑音とは商用交流電圧による誘導電圧、光電変換素子の
暗電流の増加、温度変化による特性劣化等である。
【0032】次にこのクロック変調された直列データに
対して、カウンタの発生するキャリー出力Cを用い、ア
ドレス信号Adとして、追加変調する。このアドレス変
調波形は図4中のホのようになる。
【0033】このようにクロックパルスとアドレス信号
で変調された直列データは、光信号に変換されて受信器
7に送信され、その復調回路28によって元のクロック
パルスCk、アドレス信号Ad及び直列データSに戻さ
れる。これから複数のアナログ電圧、及びデジタルデー
タを得る手順は、送信側で行なったのと逆のものでシフ
トレジスタ30、及びその内部のラッチ回路(送信器の
各D型フリップフロップ24、24,24 …、25,
25 …の機能に対応する)、およびD/A変換器32
、32…によって行なわれる。
【0034】なお、アナログ部がアイソレートを必要と
する場合、各チャンネル1点に付き、1個のフォトカプ
ラをラッチ回路(この実施例ではシフトレジスタに内蔵
のもの)に追加接続して、個別電源を供給すればよく、
高価なアイソレータアンプ等を使用しなくも、高精度の
状態で、絶縁が可能である。
【0035】一方デジタルデータは、各1ビットが独立
した出力信号とされるので、エラーに対する信頼性を増
すため、誤り検出回路31、ゲート37及びデジタルデ
ータ用の外部ラッチ回路35を用いて、データ誤りがな
かったときのみ、出力として取り出すようにしている。
【0036】なお上記実施例は片方向通信の構成を示し
ているが、2芯の光ファイバーケーブルを使用し、送信
器と受信機をその両側に一対ずつ設けることにより、往
復のデータ送信ができることは当然である。
【0037】
【発明の効果】本発明は、多数のアナログ電圧及びデジ
タルデータを一本の光ファイバーケーブルのみで、送受
信できるため、電磁雑音の影響を受けずに、大量のデー
タの通信が低コストに可能になる。例えば、計量制御装
置及び印字装置のような多数の制御機器を、制御対象で
ある機械設備の遠隔地に設置する場合に用いると、特に
、その設備費及び保守管理費を低減できる。
【0038】特に本発明は、A/D変換に、シグマ・デ
ルタ変調方式を採用し、この変調データを1回の送信サ
イクル周期毎に各A/D変換器について1ビットずつ伝
送しているので、送信するアナログ電圧の種類が増加し
ても、1回の送信サイクル周期が(アナログ電圧の数)
×(1クロック時間)しか増加しない。このため数百の
アナログ電圧が高速(msオーダ)に伝送できるととも
に通信線一本当たりの送信データ量を非常に多くとるこ
とができる。本発明装置は上述したようにノイズの影響
に強いが、万一ノイズによっ一瞬ミスをしても送信の1
サイクル周期毎に1ビットを伝送する方式なので、次の
サイクル(数百マイクロ秒後)には正常に復帰し、デー
タに影響を与えないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光データの伝送装置を生コンプラント
に取付けた実施例を示す図である。
【図2】送信器のブロック図である。
【図3】受信器のブロック図である。
【図4】本発明装置の各部分の波形を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1  計量ホッパ 2  検出器 3  アンプ 4  デジタルデータの入力端子 5  送信器 6  光ファイバーケーブル 7  受信器 9  A/D変換器 10  デジタルデータ入力回路 11  シフトレジスタ 12  クロック発生回路 13  カウンタ 17  マンチェスター変調回路 18  アドレス変調回路 19  発光素子 26  光電変換素子 28  復調回路 30  シフトレジスタ(ラッチ回路内蔵)32  D
/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のアナログ電圧とデジタルデータ
    をシリアルの光信号に変換し、一本の光ファイバーケー
    ブルを通して送信器から受信器に伝送する装置であって
    、送信器を、クロックパルスを発生するクロック発生回
    路と、クロックパルスをカウントし、そのキャリー出力
    によって、送信の1サイクル周期を決定するカウンタと
    、アナログ電圧をその大きさに応じて上記1サイクル周
    期毎に“0”又は“1”に変化するデジタル信号列に変
    換する複数のA/D変換器と、各サイクル周期の初めに
    上記複数のA/D変換器の出力する1ビットデータの複
    数と、上記デジタルデータを一斉に並列入力し、上記ク
    ロックパルスによってシフトすることにより、直列デー
    タに変換して出力するシフトレジスタと、シフトレジス
    タの出力する上記直列データと上記クロックパルスの排
    他的論理和をとって出力するマンチェスター変調回路と
    、マンチェスター変調回路の出力するクロック変調され
    た直列データに、上記キャリー出力の発生タイミングで
    アドレス信号を追加変調するアドレス変調回路と、クロ
    ックパルス及びアドレス信号で変調された直列データを
    光信号に変換する発光素子により構成し、受信器を、上
    記光ファイバーケーブルを通して伝送された光信号を電
    気信号に戻す光電変換素子と、この電気信号から、アド
    レス信号、クロックパルス及び直列データを分離して、
    別々に出力する復調回路と、この直列データを受け、上
    記クロックパルスでシフト入力することにより並列デー
    タに変換するシフトレジスタと、上記アドレス信号の発
    生タイミングで上記シフトレジスタの並列データを一斉
    にラッチして出力するラッチ回路と、ラッチ回路の並列
    出力のうち受信器における複数のアナログ電圧に対応し
    た各チャンネルの1ビットデータを、1サイクル周期毎
    に継続して受け、複数のアナログ電圧に戻す複数のD/
    A変換器と、ラッチ回路の並列出力のうち、受信機にお
    けるデジタルデータに対応するものを、そのまま出力す
    るデジタル出力端子とから構成したことを特徴とする光
    データ伝送装置。
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