JPH04213690A - 掘削工具 - Google Patents
掘削工具Info
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- JPH04213690A JPH04213690A JP3022334A JP2233491A JPH04213690A JP H04213690 A JPH04213690 A JP H04213690A JP 3022334 A JP3022334 A JP 3022334A JP 2233491 A JP2233491 A JP 2233491A JP H04213690 A JPH04213690 A JP H04213690A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
削物を掘削する掘削工具に係わり、特に、デバイスの底
面に取り付けられて被掘削物を掘削する掘削部を容易に
製作することができるものに関する。
の一例として、特開昭63−11789号公報に記載の
ものが知られている。
示すように、ハンマ(図示せず)の衝撃力およびハンマ
シリンダHの回転力を受けるデバイス1の底面に、地盤
、土砂等の被掘削物を掘削する一対の掘削部2a,2b
を設けてなるものである。
底面に軸回りに回動自在にかつ抜け止めして嵌入された
ブロック軸3a,3bと、それぞれのブロック軸3a,
3bの先端部に形成され、上記デバイス2の径とほぼ同
径の略半円形状をなしかつ先端面に超硬チップ等からな
る多数のビット4…が植設されたブロック5a,5bと
からなるものであり、上記ブロック軸3a,3bの位置
は、上記デバイス1が掘削方向に回転した際に、上記両
ブロック5a,5bのそれぞれの一方の端部が共にデバ
イス2の外周面より所定の掘削量分だけ突出し、かつそ
の際に両ブロック5a,5bの直状端面6a,6bが互
いに当接するように、デバイス2の中心から偏心せしめ
られている。
イス1をハンマシリンダHにより掘削方向に回転させる
と、ブロック5a,5bがブロック軸3a,3bを軸と
して回動し、ブロック5a,5bの直状端面6a,6b
の一端部がデバイス2の外周面より所定量だけ突出する
とともに、直状端面6a,6bの一部が互いに当接して
ブロック5a,5bの回動が停止し、この状態でブロッ
ク5a,5bがデバイス2の回転力を受けて、ビット4
…により地中を掘削し、さらに、ハンマの衝撃力により
地中を前進する。
具においては、掘削部2a(2b)が、ブロック5a(
5b)にブロック軸3a,(3b)を立設した構成にな
っているが、このような掘削部2a(2b)は、材料を
旋盤等により切削してブロック5a(5b)とブロック
軸3a(3b)とを一体的にして製作されている。とこ
ろが、このような場合、ブロック5a(5b)が半円形
状であり、しかもブロック軸3a(3b)が、ブロック
5a(5b)の外周を切削により形成する際の回転中心
に対して偏心しているため、これらを一体的に形成する
には、加工に多大の手間と労力を要するとともに、ブロ
ック軸3a(3b)が長くなると加工が非常に困難にな
り、結果として掘削工具の製造コストが高くなるという
欠点がある。
のであり、デバイスの底面に取り付けられて被掘削物を
掘削する掘削部を容易に製作することができる掘削工具
を提供することを目的としている。
に、この発明の請求項1の掘削工具は、掘削部を、略半
円形状をなすブロックと、このブロックに取り付けられ
て該ブロックを支持するブロック軸とにより分割構成し
たものである。
掘削工具において、ブロック軸の疲労強度をブロックよ
り高く設定したものである。
削部がブロックと、このブロックに取り付けられるブロ
ック軸とにより分割構成されているので、ブロックとブ
ロック軸とを別々に製作することができる。したがって
、掘削部を一体的形成する際の加工困難性が解消される
ので、掘削工具の製造コストを低く抑えることができる
。
削の際にブロック軸に、主として、時間とともに変動す
る曲げ応力が作用するが、ブロック軸の疲労強度をブロ
ックより高く設定したので、ブロックの使用限界前にお
けるブロック軸の折損を防止することができる。
明の掘削工具の実施例を説明するが、これらの図に示す
掘削工具が上記第8図ないし第10図に示した従来の掘
削工具と異なる点は掘削部なので、この部分について説
明し、他の構成についての説明は省略する。
部10はブロック11と、このブロック11に取り付け
られるブロック軸12とを主体として構成されている。
す板状のものであり、その上面には超硬チップ等からな
る多数のビット13…が植設されている。またブロック
11には該ブロック11の上面から下面に貫通するねじ
孔14が形成されている。
であり、その先端面にはビット13…が植設されている
。またブロック軸12の先端外周面には上記ねじ孔14
に螺合する雄ねじ15が形成されており、基端外周面に
は上記デバイス1からの抜け出を防止するためのピンが
嵌入する凹溝16が周方向に沿って形成されている。 そして、上記掘削部10は、ブロック11のねじ孔14
にブロック軸12を挿入し、その上端外周面に形成され
た雄ねじ15を螺合させることにより形成されている。
より疲労強度が高く設定されている。すなわち、ブロッ
ク12は、JIS規格の機械構造用鋼のうち比較的炭素
の含有量の少ない鋼を素材とし、この表面に浸炭焼入れ
を施したものである。このような炭素の含有量の少ない
鋼に浸炭焼入れを施すことにより表面部の硬度を芯部に
比べて容易に高くすることができ、これにより耐摩耗性
を有しかつ疲労強度の高いブッロク軸12を得ることが
できる。なお、このようなブロック軸12では、その表
面の硬度をHRC55〜62、芯部の硬度をHRC30
〜45に設定するのが望ましい。また、上記JIS規格
の機械構造用鋼としては、SNCM220、SNCM4
15、SNCM420、SNCM616、SNCM81
5、SCM415、SCM420等が使用される。
機械構造用鋼のうち比較的炭素の含有量の多い鋼を素材
とし、これに通常の焼入れを施して硬度を上げ、その後
、焼戻して残留応力を除去することにより製造される。 このブロック11の硬度はHRC45〜50に設定する
のが望ましい。これは、このように硬度を設定すること
により、掘削に十分に耐え得る強度および耐摩耗性を持
たせることができるとともにに、硬度をブロック軸12
の表面の硬度より低くくして、ブロック軸12の摩耗を
防止することができ、さらには、ブロック軸11の表面
より硬度が低いのでブロック軸11より加工性を向上さ
せることができる。なお、上記JIS規格の機械構造用
鋼としては、SCM435、SCM445、SNCM4
39、SNCM447、SNCM630等が使用される
。
0がブロック11と、このブロック12に螺合して取り
付けられるブロック軸12とにより分割構成されている
ので、掘削部10を製作する場合に、ブロック11とブ
ロック12とを別々に製作することができる。したがっ
て、従来のように掘削部を一体的に形成する際の加工の
困難性が解消されるので、結果として掘削工具の製造コ
ストを低く抑えることができる。
して、時間とともに変動する曲げ応力が作用するが、ブ
ロック軸12の疲労強度をブロック11より高く設定し
たので、ブロック11の使用限界前におけるブロック軸
12の折損を防止することができる。
掘削工具の掘削部18はブロック19にブロック軸20
を締まりばめにより取り付けたものである。
実施例の効果に加えて、ブロック19およびブロック2
0にねじ山を形成する必要がないので、ブロック19お
よびブロック軸19の加工が簡単になるという利点があ
る。
19も第一実施例と同様な素材および焼入れ等によりブ
ロック軸19の疲労強度がブロック20より高く設定さ
れており、後術する第三〜六実施例においても同様であ
る。
掘削工具の掘削部21はブロック22に先端面に向かう
にしたがって漸次拡径するテーパ孔23を形成するとと
もに、ブロック軸24の先端部側を上記テーパ孔23に
密接するテーパ形状に形成したものである。
例の効果に加えて、ブロック軸24のブロック22に対
する取付精度および取付強度が向上するという利点があ
る。第5図は第四実施例を示す。この図に示す掘削工具
の掘削部25はブロック26とブロック軸27とにより
構成されている。
さがブロック26の厚さの約1/3の孔28が形成され
ており、この孔28の底面には、ブロック26の基端面
に開口するとともに、孔28と同軸でかつ孔28より小
径の孔29が形成されている。
し基端外周面に凹溝16が形成された軸部30と、この
軸部30の先端部に形成され軸部30より大径の頭部3
1とから構成されている。
の孔29にブロック軸27の軸部30を挿通し、ブロッ
ク26の孔28にブロック軸27の頭部31を嵌入する
ことにより形成されている。
実施例の効果に加えて、ブロック26がブロック軸27
の頭部31と上記デバイス1の底面とにより挾持される
ので、ブロック軸27の軸部30とブロック26の孔2
8との間に第一実施例のようなねじ山を形成する必要や
、第二実施例のような締まりばめ等の取付手段を施す必
要がないという利点がある。
掘削工具の掘削部35は上記第五実施例のブロック26
とブロック軸36とにより構成されている。
が形成されかつ上記ブロック26の孔29に摺動自在に
挿通される軸部38と、この軸部38の先端部に形成さ
れ軸部38より大径でかつブロック26の孔28に摺動
自在に嵌入される頭部39とか構成されている。
の孔29にブロック軸36の軸部38を挿通し、ブロッ
ク26の孔28にブロック軸36の頭部39を嵌入する
ことにより形成されている。また、この掘削部35は上
記デバイス1の底面に形成されたねじ孔40に軸部38
のねじ部37を螺合することにより取り付けられ、デバ
イス1が掘削方向に回転した際に、ブロック26がブロ
ック軸36回りに回動し、デバイス2の外周面より所定
量だけ突出するようになっている。
例の効果に加えて、ブロック軸36がデバイス1にねじ
込まれて固定されているので、ブロック軸36およびブ
ロック26にガタが生じることがなく、掘削部35の固
定位置の設定が有利になるという利点がある。
掘削工具の掘削部41は、ブロック42の基端面に先端
面まで達しない孔43を形成し、この孔43に、基端外
周面に雄ねじ44が形成された円柱状のブロック軸45
の先端部を挿入するとともに、この先端部に凹溝46を
周方向に沿って形成し、この凹溝46に、ブロック42
に形成されたピン孔からピン47を差し込んで係合させ
たものであり、ブロック42はピン47によりブロック
軸45からの抜け出が防止されるとともに、ブロック軸
45回りに回動可能にされている。
果に加えて、ブロック軸45がブロック42の先端面に
露出していないので、被掘削物との接触による摩耗を防
止することができるという利点がある。
1の掘削工具によれば、デバイスの底面に設けられる掘
削部がブロックと、このブロックに取り付けられるブロ
ック軸とにより分割構成されているので、掘削部を製作
する場合に、ブロックとブロック軸とを別々に製作する
ことができる。したがって、従来のように掘削部を一体
的に形成する際の加工の困難性が解消されるので、結果
として掘削工具の製造コストを低く抑えることができる
。
削の際にブロック軸に、主として、時間とともに変動す
る曲げ応力が作用するが、ブロック軸の疲労強度をブロ
ックより高く設定したので、ブロックの使用限界前にお
けるブロック軸の折損を防止することができるという利
点がある。
面図である。
図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】ハンマの衝撃力およびハンマシリンダの回
転力を受けるデバイスの底面に被掘削物を掘削する一対
の掘削部を設け、各々の掘削部が、上記デバイスの径と
ほぼ同径の略半円形状をなすブロックと、このブロック
を支持して上記デバイスの底面に取り付けられるブロッ
ク軸とを有し、上記ブロック軸の位置を、上記デバイス
が掘削方向に回転した際に、上記一対の掘削部の各ブロ
ックのそれぞれ一方の端部が共にデバイスの外周面より
所定の掘削量分だけ突出し、かつその際に各ブロックの
直状端面が互いに当接するようデバイスの中心から偏心
させてなる掘削工具において、上記掘削部を、略半円形
状をなすブロックと、このブロックに取り付けられて該
ブロックを支持するブロック軸とにより分割構成したこ
とを特徴とする掘削工具。 - 【請求項2】ブロック軸の疲労強度をブロックより高く
設定したことを特徴とする請求項1記載の掘削工具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2233491A JP2882064B2 (ja) | 1990-03-14 | 1991-02-15 | 掘削工具 |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP2-63821 | 1990-03-14 | ||
JP6382190 | 1990-03-14 | ||
JP2233491A JP2882064B2 (ja) | 1990-03-14 | 1991-02-15 | 掘削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04213690A true JPH04213690A (ja) | 1992-08-04 |
JP2882064B2 JP2882064B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=26359531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2233491A Expired - Lifetime JP2882064B2 (ja) | 1990-03-14 | 1991-02-15 | 掘削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882064B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63242703A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | スパイクタイヤ |
JPH01164076U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-15 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP2233491A patent/JP2882064B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63242703A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-07 | Agency Of Ind Science & Technol | スパイクタイヤ |
JPH01164076U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2882064B2 (ja) | 1999-04-12 |
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