JPH04213472A - 画像形成装置の画像濃度制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置の画像濃度制御装置及び画像形成装置

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JPH04213472A
JPH04213472A JP2409820A JP40982090A JPH04213472A JP H04213472 A JPH04213472 A JP H04213472A JP 2409820 A JP2409820 A JP 2409820A JP 40982090 A JP40982090 A JP 40982090A JP H04213472 A JPH04213472 A JP H04213472A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を採用し
た複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置
の画像濃度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現像剤中のトナー濃度と像担持体
上のトナー付着量とのいずれか一方を検出するトナー濃
度検出手段と、このトナー濃度検出手段の出力と制御値
とに基づいて現像装置へのトナー補給を制御するトナー
補給制御手段と、このトナー濃度制御手段の該制御値を
変更する制御値変更手段とを設けて、この制御値変更手
段で、制御値を変更して現像剤中のトナー濃度を変化さ
せて、画像濃度の制御を行なうものが知られている。こ
の様にトナー濃度を変化させるものにおいては、以下の
理由によって、トナー濃度の制御値の変更時点から、変
更後の制御値に対応するトナー濃度に安定するまで所要
の時間を要し、応答性が悪いという不具合があった。即
ち、トナー濃度を上昇させる場合には、現像装置にトナ
ーを補給するのであるが、一回のトナー補給量が現像装
置の撹拌性能によって制限されているため、大きくトナ
ー濃度を上昇させる場合には複数回のトナー濃度検出と
トナー補給を繰り返す必要があること(通常1回の画像
形成動作につき1回のトナー濃度検出及びこれに基づく
トナー補給を行なっている)、トナーが補給されても現
像装置内の現像剤との混合撹拌に一定の時間を要するこ
と等から応答性が悪くなる。逆に、トナー濃度を低くす
る場合には、トナー補給動作を停止して画像形成動作を
繰返し、トナーの自然な消費によってトナー濃度を低下
させる必要があること等から応答性が悪くなる。
【0003】そこで、レーザープリンター等の記録装置
の印字濃度制御装置において、このようなトナー濃度の
応答性の悪さにも拘らず、速やかに所望の画像濃度に制
御することが出来るようにトナー濃度変更時に、応答性
の速い、像担持体の帯電電位、露光量又は現像バイアス
電圧の少なくとも1つを変化させることが提案されてい
る(例えば、特公平1−35344号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術は所謂1,0的な印字(高濃度の画像部と白地の地肌
部とから成る画像の記録)を行なう記録装置を想定して
いるものであり、低濃度、中間濃度、高濃度という種々
の濃度部分を含んだ画像を形成する場合についての配慮
がなされておらず、後述するような問題点が残されてい
る。例えば、種々の濃度部分を含む原稿を画像形成装置
である電子写真複写機で複写するにあたり、トナー濃度
を低下させることによって画像を低下させる場合につい
て説明する。今、原稿濃度と画像濃度の対応が図2の第
1象限中(トナー濃度をパラメータとしている)の対応
特性1aの状態にあり、像担持体である感光体の電位と
画像濃度の対応が図2中の第2象限中(トナー濃度をパ
ラメータとしている)の対応特性2aの状態にあり、且
つ、原稿濃度と感光体電位の対応が図2の第3象限中の
対応特性3aの状態にあるとする。この状態から、感光
体の帯電量、露光量及び現像バイアスは一定で、トナー
濃度制御の制御値(以下、トナー濃度制御値という)を
低濃度になるように変更した後所定時間が経過して、変
更後のトナー濃度制御値に対応するトナー濃度に成った
場合には、同第1象限の対応特性1bのように、低濃度
部分から高濃度部分にわたり全体的に画像濃度が低下し
、且つ、低濃度部における再現性も良く(対応特性1a
と同様に原稿反射率90%の濃度部まで画像濃度が出て
いる)、且つ、地肌汚れも生じない(対応特性1aと同
様に原稿反射率90%以上では画像濃度が出ていない)
良好な画像が形成される。このとき感光体電位と画像濃
度の対応は図2の第2象限中の対応特性2bの様に傾き
が変っている。このような変更後のトナー濃度制御値に
対応するトナー濃度になるまでの所要時間の経過を待た
ずに、トナー濃度制御値変更時に速やかに画像濃度を低
下させるべく、応答性の速い、感光体の現像バイアス電
圧を変化させた場合には、例えば同第1象限に対応特性
1cのように、低濃度における再現性が損なわれた画像
(原稿反射濃度80%の濃度部から画像濃度が出ていな
い)に成ってしまう。これは、現像バイアス電圧の変更
のみでは図2の第2象限中の対応特性2cのように同第
2象限における傾きが変化せずに一定のままだからであ
る。この理由から、逆に画像濃度を高くする場合には地
肌汚れが発生してしまう。これらのことは感光体の帯電
電圧を変化させた場合にも生じる。又、画像濃度を低下
させるべく、応答性の速い、露光量を変化させた場合に
は、例えば同第1象限に対応特性1cのように、低濃度
部の再現性が損なわれると共に、高濃度部分の画像濃度
を低下させにくい。これは、露光量の変更のみでは図2
の第3象限中の対応特性3bのように、原稿濃度が比較
的低濃度の領域では帯電量の低下が大きいが、原稿濃度
が比較的高濃度の領域では帯電量の低下が小さい為であ
る。本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、現像剤
のトナー濃度を変化させて画像濃度を制御するものにお
いて、トナー濃度を変化させるべくトナー濃度制御値を
変更したときに、速やかに画像濃度を制御できると共に
、全ての濃度について再現性が良好で且つ地肌汚れも生
じない画像濃度制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、静電潜像を現像して可視像化する画像
形成装置の画像濃度制御装置において、現像剤中のトナ
ー濃度と像担持体上のトナー付着量とのいずれか一方を
検出するトナー濃度検出手段と、該トナー濃度検出手段
の出力とトナー濃度制御値とに基づいて現像装置へのト
ナー補給を制御するトナー補給制御手段と、該トナー濃
度制御手段のトナー濃度制御値を変更するトナー濃度制
御値変更手段と、該トナー濃度制御値変更手段と連動し
て、変更後のトナー濃度制御値に対応するトナー濃度に
おける、原稿濃度と画像濃度との対応特性になるように
、現像バイアス電圧と露光量とを変更する手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】例えば、図2の第1象限中の対応特性1a、同
図の第2象限中の対応特性2a且つ同図の第3象限中の
対応特性3aの状態にあるとする。この状態から、トナ
ー濃度制御手段のトナー濃度制御値を現像剤中のトナー
濃度を低下させるように変更したときは、露光量を所定
量小さい露光量に変更すると共に現像バイアス電圧を所
定量高い電圧に変更する。この露光量の変更により、原
稿濃度と感光体電位との対応は同第3象限中の対応特性
3bのように、原稿濃度が比較的低濃度の領域にいくほ
ど帯電量が大きく上昇するように変化した対応特性が得
られ、且つ、これに加えて現像バイアス電圧の変更によ
り所定量高い電圧に変更されているので、感光体電位と
画像濃度との対応は同第2象限中の対応特性2bのよう
に、感光体電位の高電位の領域にいくほど画像濃度大き
く低下するように傾き且つ全体的に画像濃度が低下した
対応特性になる。これにより、トナー濃度が変更後のト
ナー濃度制御値に対応するトナー濃度になった場合と同
様に、原稿濃度と画像濃度の対応特性として図2の第1
象限中の対応特性1bを得ることができる。逆に、画像
濃度を高くするときには、以上とは逆に露光量を所定量
多い露光量に変更すると共に、現像バイアス電圧を所定
量低い電圧に変更する。
【0007】
【実施例】本発明を画像形成装置である電子写真複写機
に適用した一実施例について説明する。先ず、図2を用
いて本実施例にかかる電子写真複写機の概略を説明する
。同図において、像担持体である感光体ドラム1は図示
しない駆動機構によって矢印時計方向に回動されている
。この感光体ドラム1の上方には、コンタクトガラス2
、このコンタクトガラス上の原稿に光を照射する照明装
置3、原稿からの反射光を感光体表面に結像照射する光
学系4が配置されている。又、感光体ドラム1のまわり
には、一様帯電装置5、原稿の静電潜像にトナーを付着
させる現像装置6、感光体上のトナーの像を転写材であ
る転写紙に転写する転写装置7、トナー像が転写紙に転
写された後の感光体表面の残留トナーを除去するクリー
ニング装置8等が配置されている。そして、上記現像装
置6は磁性キャリアとトナーの混合物である現像剤が磁
気ローラ10に吸引されて非磁性スリーブ11に付着し
、感光体ドラム1の表面に連続的に接するように回転さ
せられている。現像剤の一部はスクレーパ12によりこ
のスリーブから剥ぎ取られて回動する際にトナー濃度検
出コイル13に作用する。現像剤の透磁率がトナー濃度
に反比例して変化することにより、検出コイル13のイ
ンダクタンスの変化としてトナー濃度が検出される。 そして、トナー濃度が所定のトナー濃度よりも低いとき
には補給ローラ14を回転駆動してトナーボックス15
から補給用トナーが補給される。
【0008】次に、本実施例の画像濃度制御について説
明する。画像濃度の制御は、原則的には現像装置6にお
ける現像剤中のトナー濃度を制御するトナー濃度制御値
を操作部20上の操作ボタン等を操作することにより、
変更出来るようにし、この変更後のトナー濃度制御値に
対応するトナー濃度になるまで、コピー毎に検出コイル
13の検出出力とトナー濃度制御値との比較、及び、こ
の比較結果に基づく補給ローラ14の所定時間の回転駆
動を行なうことによって実行する。そして、このトナー
濃度制御値変更時に、変更後のトナー濃度制御に対応す
るトナー濃度における、原稿濃度と画像濃度との対応特
性になるように、現像バイアス電圧と露光量とを変更す
る。
【0009】トナー濃度制御値変更前に、図2の第3象
限の対応特性3a及び図2の第2象限の対応特性2aの
状態で、図2の第1象限の対応特性1aが得られており
、且つ、トナー濃度を切換えることにより(例えば、ト
ナー濃度を0.8wt%下げるように切換える)、第3
象限の対応が対応特性3aのままで、第2象限の対応が
対応特性2bに変化し、この結果、第1象限の対応が対
応特性1bになるとする。又、変更前のトナー濃度を約
2.5wt%、変更後のトナー濃度(変更後のトナー濃
度制御値に対応するトナー濃度)を約1.7wt%、変
更前の現像バイアス電圧を200V、変更前の露光ラン
プ電圧を80Vであるとする。本実施例は、この対応特
性1bをトナー濃度制御値変更時に現像装置6の現像バ
イアス電圧と照明装置3の露光ランプ電圧を変化させる
ことによって得るものである。
【0010】図2の第1象限に示す原稿濃度と画像濃度
の対応は、感光体の特性と露光量によって定まる図2の
第3象限に示す原稿濃度と感光体電位の対応、及び、主
に現像バイアス電圧とトナー濃度によって定まる図2の
第3象限に示す感光体電位と画像濃度の対応によって得
られる。従って、ある原稿濃度の画像濃度は同第3象限
の対応特性から感光体電位を求め、更に、同第2象限の
対応特性からこの感光体電位の画像濃度を求めることに
よって得られる。そして、トナー濃度を変化させた場合
には同第2象限の対応特性が、例えば、対応特性2aか
ら対応特性2bに変化するごとく感光体電位に対する画
像濃度の傾きが変化する。従って、原稿濃度に対する画
像濃度を第1象限の対応特性1aから対応特性1bとな
る様に、第2象限の対応を対応特性2aから対応特性2
cへ変化させ且つ第3象限の対応を対応特性3aから対
応特性3cへ変化させれば、トナー濃度制御値変更時に
直ちにトナー濃度が変更後のトナー濃度制御値に対応す
るトナー濃度にならなくても、画像濃度はトナー濃度制
御値変更直後から狙いのトナー濃度に成ったときの画像
と同一のものを得ることができる。
【0011】より具体的に説明すると、トナー濃度制御
値変更前のトナー濃度約2.5wt%で、原稿反射率2
%である黒部濃度の感光体電位VDは第3象限の対応特
性3aから約1000Vであり、その画像濃度は第2象
限の対応特性2aから画像濃度1.4が得られる。トナ
ー濃度制御値の変更によりトナー濃度が約0.8wt%
だけ下げられて約1.7wt%になっときの、この黒部
濃度の画像濃度は、同様に第3象限の対応特性3aと第
2象限の対応特性2b(トナー濃度約1.7wt%のと
き対応特性)とから約1.25であることが求まる。こ
こで、トナー濃度約2.5wt%で且つ現像バイアス電
圧が200Vである対応特性2aにおいて、画像濃度1
.25を得る感光体電位が約900Vであることが得ら
れる。一方、感光体電位に対する画像濃度はトナー濃度
のほかに現像バイアス電圧によって左右され且つ画像濃
度が感光体電位と現像バイアス電圧の差によって決まる
ことから、トナー濃度制御値変更前のトナー濃度である
約2.5wt%でも、感光体電位約1000Vから約9
00Vを引いた約100Vだけ現像バイアス電圧を上げ
て約300Vとすることで、擬似的に黒部濃度の画像濃
度を1.4から1.25に下げることができる。この現
像バイアス電圧を約300Vにしたときの感光体電位と
画像濃度の対応が第2象限の対応特性2cである。  
ところが、現像バイアス電圧のみでは、この対応特性2
cから判るように、例えば原稿反射濃度90%である白
部濃度に対応する低電位部(VL部)のプアー再現性が
、トナー濃度制御値変更前から変化したものに成ってプ
アー再現性不良になる。そこで、低電位部の画像濃度を
擬似的に上昇させるために、原稿濃度と感光体電位の対
応を、対応特性3aから対応特性3bになる様に露光ラ
ンプ電圧(VLP)を変更前の80Vから下げて露光量
を少なくし、原稿濃度に対する感光体帯電電圧を上げる
。このとき露光量の変化量は図3に基づいて定める。 図3は、横軸に露光ランプ電圧をとり、縦軸に各ランプ
電圧で露光したときの白部濃度に対応する潜像電位(以
下、白部電位という)VLと、対応特性3aを得ること
ができるランプ電圧80Vで露光したときの白部電位で
ある100Vとの差をとったものである。この図から判
るように、白部電位のレベルは露光ランプ電圧を変化さ
せることで任意の値に設定できる。尚、このようにラン
プ電圧を変化させたときの図2の第3象限中の対応特性
の傾きの変化は使用する感光体によって決まる。この場
合、白部電位が、前述した現像バイアス電圧の上昇分で
ある約100Vに相当する量だけ上昇して100Vから
200Vになるように、露光ランプ電圧を80Vから7
0Vに下げる。上記の動作を行なうことでトナー濃度制
御値変更(トナー濃度2.5wt%から1.7wt%へ
の変更)直後からトナー濃度が変更後のトナー濃度制御
値に対応する、狙いのトナー濃度まで下がらなくても、
擬似的にこの狙いのトナー濃度における原稿濃度と画像
濃度の対応特性1bを得ることができる。上記とは逆に
トナー濃度を高くするようにトナー濃度制御値を変更す
る場合にも同様に画像濃度を制御することができる。
【0012】以上がトナー濃度制御値変更時の画像濃度
制御であるが、その後にトナー濃度が狙いのトナー濃度
に近づいていく場合にも、変更直後の現像バイアス電圧
と露光量であると、逆に過剰な補償になるので、次第に
現像バイアス電圧と露光ランプ電圧を元に戻す必要があ
る。この為には、上述の動作と逆の流れで現像バイアス
電圧と露光ランプ電圧を決定する。例えば、現時点での
トナー濃度の検出値とトナー濃度制御値変更時(変更直
前)のトナー濃度検出値とを比較することで現像バイア
ス電圧と露光ランプ電圧をどの位戻したら良いかが判る
ので、トナー濃度制御値変更後のトナー濃度検出値を利
用して、現像バイアス電圧と露光ランプ電圧を適宜元に
戻し、その検出値が変更後のトナー濃度制御値になるま
でに完全に戻しきるようにすれば良い。
【0013】以上の画像濃度制御を行なうために、例え
ば、機械出荷時から予め実験で求めておいた、変更前後
のトナー濃度制御値をパラメータする、変更直後の現像
バイアス値とランプ電圧値をROMに記憶させておく。 そして、操作者によってトナー濃度が変更されたときに
、変更前後のトナー濃度に対応する現像バイアス値とラ
ンプ電圧値をROMから読みだして、現像バイアス、ラ
ンプ電圧の設定値を、この読みだした値に更新し、これ
により、早急に所望の画像濃度に制御する。そして、そ
の後トナー濃度が変更後トナー濃度に安定したことを検
出するまで、検出コイル13の検出出力を上記ROM読
みだしにおける、変更前トナー濃度制御値の代りとして
用い、これらに対応する現像バイアスとランプ電圧を上
記ROMから読みだして、現像バイアス、ランプ電圧の
設定値を、この読みだした値に更新することを繰り返す
【0014】以上の実施例においては、トナー濃度を検
出するのにトナー濃度検出コイルを用いたが、これに代
え、測定用の静電潜像を感光体上に形成し、これを現像
装置で現像して、トナー付着量を光学的に検出すること
により、トナー濃度を測定しても良い。又、上記実施例
における説明では、図2の第1〜第3象限に示した各対
応特性は直線として記載したが曲線的な対応特性の場合
にも、同様に適用できる。曲線的な対応特性の場合にも
、現像バイアス電圧の変化量を主に高濃度部の画像濃度
を所望の画像濃度に制御するように定め、一方、露光量
の変化によっては高濃度部電位の変化度合いが小さく、
低濃度の変化度合いが大きいことを利用して、露光量の
変化量を現像バイアス電圧の変化量に相当する分だけ、
低濃度部の電位を変化させるように様にすれば、中間濃
度の部分も含めトナー濃度を変化させた場合と同様の原
稿濃度と画像濃度の対応特性にすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、制御値変
更手段と連動して、変更後の制御値に対応するトナー濃
度における、原稿濃度と画像濃度との対応特性になるよ
うに、現像バイアス電圧と露光量とを変更するので、ト
ナー濃度を変化させるべくトナー濃度制御値を変更した
ときに、速やかに画像濃度を制御できると共に、全ての
濃度について再現性が良好で且つ地肌汚れも生じない画
像を形成することが出来るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電子写真複写機の概略構成を示す
正面図である。
【図2】画像濃度の特性を示す特性図である。
【図3】露光ランプ電圧と感光体電位との関係を示す特
性図である。
【符号の説明】
1    感光体ドラム 3    照明装置 6    現像装置 10  現像スリーブ 13  トナー濃度検出コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を現像して可視像化する画像形成
    装置の画像濃度制御装置において、現像剤中のトナー濃
    度と像担持体上のトナー付着量とのいずれか一方を検出
    するトナー濃度検出手段と、該トナー濃度検出手段の出
    力と制御値とに基づいて現像装置へのトナー補給を制御
    するトナー補給制御手段と、該トナー濃度制御手段の該
    制御値を変更する制御値変更手段と、該制御値変更手段
    と連動して、変更後の制御値に対応するトナー濃度にお
    ける、原稿濃度と画像濃度との対応特性になるように、
    現像バイアス電圧と露光量とを変更する手段とを設けた
    ことを特徴とする画像形成装置の画像濃度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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