JPH04213066A - パイプ内の流れ状態を感知する流れ状態センサー - Google Patents

パイプ内の流れ状態を感知する流れ状態センサー

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JPH04213066A
JPH04213066A JP3039217A JP3921791A JPH04213066A JP H04213066 A JPH04213066 A JP H04213066A JP 3039217 A JP3039217 A JP 3039217A JP 3921791 A JP3921791 A JP 3921791A JP H04213066 A JPH04213066 A JP H04213066A
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JP
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pipe
sensor
temperature
thermocouple
fluid
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JP3039217A
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English (en)
Inventor
Serge P Barton
サージ ピーター バートン
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/02Devices or arrangements for monitoring coolant or moderator
    • G21C17/032Reactor-coolant flow measuring or monitoring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、パイプまたは容器内を流体が流れているか、
流体が含まれているか、または流体が存在しないかを判
定するため使用可能な流体ライン状態センサーシステム
に関する。
【0001】発電所には通常、熱交換器を介してタービ
ンへまたはタービンから流体を運ぶ何百もの流体(例え
ば高温蒸気)パイプラインが存在する。これらのライン
を通過する流体は、そのパイプが配置された環境の温度
よりもかなり高い温度を持つ場合が多い。
【0002】典型的な発電所に用いられるような流体パ
イプ系は、流れ状態をモニターする装置を備えている。 発電所のモニター及びオンライン診断システムでは、排
出ラインまたはプロセス流体ラインのような種々のパイ
プライン内の流れ状態を電子的に検証する必要がしばし
ばある。これらのラインは、全体の流体回路との接続を
弁により断続されるため、そこを流れる流体の流れ状態
は間欠的なものである。
【0003】隔離弁または放出弁のような流れ制御装置
に関連する接点が閉じて予想される流れ状態が発生して
いるか否かを、独立の信号で検証できると有利である。 一般的に、例えばパイプを比較的多量の流体が流れてい
るか、流れが存在しないか、または、例えば漏洩のある
弁から比較的少量の流体が流れ出ているような有意の漏
洩が存在するか否かを検証できると良い。
【0004】診断システムは、流体パイプ系の何百もの
部位に配置されたセンサーを用いる場合がある。かかる
診断システムは、コストを大幅に上げる要因になること
がある。かかるシステムにセンサーを設置するに要する
全コストは、システムの全コストのかなりの部分になる
ことがある。従って、各センサー部位に安価なセンサー
を配置できれば有利である。かかる安価なセンサーの1
つとして熱電対がある。
【0005】従来のシステムの中には、熱電対と呼ばれ
る熱電対ジャンクション装置を設置した幾つかの種類の
装置がある。各装置は弁を横断する方向のパイプ表面ま
たは運転時かなりの温度差が発生するパイプ長部分にパ
イプに関し軸方向に取り付けた熱電対よりなる。しかし
ながら、このように軸方向に熱電対を配置すると幾つか
の問題が生じる。例えば、軸方向に配置した複数の熱電
対を評価電子装置と接続するため幾つかの長いワイヤが
必要となる。更に、熱電対を配置する部位を決定するた
めのエンジニアリング・コストは、かかる従来のシステ
ムではかなり高いものとなる。加えて、幾つかのかかる
装置からの信号を解釈するためのエンジニアリング・コ
ストも相当なものとなる。更に、2つの軸方向部位(例
えば隔離弁の両側)の温度差信号を発生すべく複数の熱
電対を軸方向に配置した場合、流体ラインの他の所で(
例えば排出ラインの口部)で生じた流れ閉塞状態を検出
できない。
【0006】従って、本発明の主要目的は、流体パイプ
系に設置するのが比較的簡単でコストが低い、パイプま
たは容器の流れ状態を判定するための流体ライン状態セ
ンサーシステムを提供することにある。
【0007】上述の及び他の目的は、本発明の一実施例
によると、パイプに関し半径方向に向いたロッド状熱伝
導部材と、この熱伝導部材に取り付けた2個または3個
以上の熱電対よりなる比較的コストの低いセンサー組立
体を用いることにより達成される。熱伝導部材の第1の
端部はパイプの外周面と接触または熱的連通関係にある
ように配置され、また該熱伝導部材の第2の端部はその
パイプから離隔した位置にある。パイプと第1の端部と
の間を熱が伝達すると、パイプに隣接する熱伝導部材端
部の温度がパイプから離隔した熱伝導部材端部の温度よ
りもパイプ内の流体の温度に大きく影響されるから、熱
伝導部材に沿って温度勾配が生じる。例えば、第1の端
部近くには比較的高い温度が、また第2の端部近くには
比較的低い温度状態が生じる。熱電対がこの熱伝導部材
の長さ方向に沿って取り付けられるが、その1つはもう
一方の熱電対よりパイプに近い所に配置される。
【0008】熱電対から得られる温度依存信号は適当な
評価電子装置に送られる。評価電子装置は熱電対からの
信号に基づき2つの熱電対間の温度差を測定する。そし
て、この温度差を既知のまたは所定の値と比較してパイ
プ内の流れ状態を判定する。
【0009】以下、本発明の実施例を、流体パイプ系が
設置された環境の周囲温度よりも高い温度の流体を運ぶ
流体パイプ系に関連して説明する。この説明に用いる実
施例は、発電所のパイプ系、例えば化石燃料または原子
力発電所において蒸気または水を含むパイプに用いるの
に特に適している。しかしながら、本発明は発電所に用
いる以外の流体パイプまたは容器系にも利用可能である
ことを認識されたい。
【0010】第1図は、流体パイプ12の一部と接続し
たセンサー組立体10を示す。パイプ12は好ましくは
、鉛、鉄、銅またはステンレススチールもしくは任意の
他の適当な熱伝導材料により形成され、流体が運ばれる
中空の内部14を画定する円筒状部材である。パイプ1
2の周りには断熱材の層16を設ける場合がある。
【0011】パイプ12は、例えば発電所に用いる流体
パイプ系の一部となり得る。パイプ12により運ばれる
流体は、発電所の種々のシステムを通してまたはそれら
の間を流動する流体であって、タービンロータへのまた
はロータから運ばれる流体を含む。
【0012】センサー組立体10は、パイプ12と熱的
連通関係におかれた熱伝導部材18を有する。この第1
図の実施例では、熱伝導部材18は第1の端部20と第
2の端部22とを有する円柱状ロッドである。熱伝導部
材18は金属のような熱伝導材料で作られている。
【0013】第1図に示すように、熱伝導部材18はパ
イプ12から半径方向に延び、断熱材16を貫通する。 ロッドの端部20は、ロッドの端部22よりもパイプ1
2に近い所にある。ロッドの端部20は、パイプ12の
外周面と当接関係にあるのが好ましい。
【0014】熱伝導部材18は、クランプ24によりパ
イプ12に固定されている。以下に説明するようにクラ
ンプ24を用いると、熱伝導部材18を孔開けまたは溶
接によらずにパイプ12に固定することができる。しか
しながら、孔開けまたは溶接の必要なものを含む熱伝導
部材をパイプ12に固定する他の手段及び方法も本発明
の範囲内に含まれることはいうまでもない。
【0015】クランプ24は、自動車用ホースクランプ
に似たものを用いることができる。この点に関し、クラ
ンプ24はパイプ12の周面に配置する帯状材26であ
ってもよい。ねじ付き締め具28を帯状材と連結すると
、帯状材26の直径を選択的に増減できる。更に、ねじ
付きの締め具28のねじを外して帯状材26を開き、パ
イプ12に取り付けることができる。帯状材26をパイ
プ12に嵌着した後、ねじ付き締め具28を閉じた状態
で緊締することにより帯状材26の直径を減少させる。 その結果、帯状材26をパイプ12にクランプし固定す
ることができる。
【0016】熱伝導部材18は、ろう付けまたは溶接の
ような適当な固定手段により帯状材26に固定する。1
つの実施例では、熱伝導部材18の一端20を帯状材2
6に形成した開口を貫通させてパイプ12の外周面と当
接させる。別の実施例では、熱伝導部材18の端部20
を帯状材26の外周面に固定する。このもう一方の実施
例では、帯状材26を金属のような熱伝導材料で形成し
て、熱がパイプ12から端部20へ伝達されるようにす
る必要がある。
【0017】上述したように、熱伝導部材18をパイプ
12からその半径方向に延びるロッド状に形成すること
ができる。この熱伝導部材18に第1及び第2の熱電対
ジャンクション30、32(以下熱電対と呼ぶ)を設け
る。第1の熱電対30は、第2の熱電対32よりも熱伝
導部材18の端部20に近いところに配置する。一方、
第2の熱電対32は第1の熱電対30よりも熱伝導部材
18の端部22に近い所に置く。以下において説明する
ように、このように構成する目的は、第1の熱電対30
を第2の熱電対32を設けた位置よりも高い温度となる
部位に配置することである。この点に関し、この所望の
効果を得るための他の熱電対配置方法を用いることも可
能である。
【0018】各熱電対30、32は、第1及び第2の電
気リードを有する。第1の導電ワイヤ34が第1の熱電
対30の第1のリードから信号処理ユニット36へ延び
る。第2の導電ワイヤ38が第2の熱電対32の第1の
リードと処理ユニット36との間を延びる。第1の熱電
対30の第2のリードは第2の熱電対32の第2のリー
ドと接続され、第1と第2の熱電対30、32を差動接
続する。しかしながら、熱電対30、32を処理ユニッ
ト36に接続する他の適当な接続方法を用いることも可
能である。
【0019】第1図に示した導電ワイヤ34、38は普
通のワイヤである。熱電対30と32を第1図に示すよ
うに差動結合する例では、導電ワイヤ34、38をコス
トの低い2導体銅ケーブルに構成できる。しかしながら
、熱電対30、32からの信号を処理ユニット36に運
ぶ他の伝送手段または信号伝送手段を用いてもよい。
【0020】熱電対30、32及び熱伝導部材18には
、帯状材26から延びて熱伝導部材18の周りに配置さ
れる中空円筒状の有孔スリーブのようなシールド39を
設けることができる。シールド39は、熱伝導部材18
及び熱電対30、32の構造をはっきりと提示するため
第1図では分解して示されている。中空円筒状の有孔構
造の代わりに他の適当なシールド構造を用いてもよい。 シールド39は、周囲温度が熱伝導部材18へ伝わるの
を可能にするが、周囲空気流が熱伝導部材18の横断方
向熱分布に与える影響を最小限に抑えることが好ましい
。シールド39は、熱電対30、32及び熱伝導部材1
8を他の物体と物理的接触して損傷しないように保護す
る。シールド39はまた、熱電対30、32及び熱伝導
部材18上またはその周りにごみや埃が集積するのを防
止するごみ・埃隔離手段として作用できる。
【0021】処理ユニット36は、熱電対30、32か
らそれぞれ導電ワイヤ34、38に沿って周知の態様で
伝送される温度差信号を評価する電子装置を備える。こ
の処理ユニット36の詳細については以下において説明
する。
【0022】動作時、流体はパイプ12の中空内部14
を間欠的に流れる。かかる流体の温度は、パイプ12及
びセンサー組立体10近辺の環境の周囲温度よりも高い
【0023】流体がパイプ12を流れると、流体の熱が
パイプ12の壁を伝わって熱伝導部材18の端部20へ
辿り着く。端部20へ運ばれる熱は、熱伝導部材18に
沿って端部20の方へ伝わる。しかしながら、端部20
は端部22よりも熱源(流体及びパイプ12)へ近いた
め、熱伝導部材18を伝わる熱によりその熱伝導部材1
8の長さ方向に(パイペ12の半径方向に)温度勾配が
生じる。即ち、熱伝導部材18の端部20が比較的高い
温度となり、端部22が比較的低い温度となる。温度は
、熱伝導部材18に沿って端部20から22の方向へ行
くに従って減少する。
【0024】第1及び第2の熱電対30、32を上述し
たように配置すると、第1の熱電対30が第2の熱電対
32よりも高い温度領域に置かれることになる。その結
果、熱源(流体及びパイプ12)によって、第1の熱電
対30が第2の熱電対32よりも高い温度に加熱される
【0025】従って、流体がパイプ12を通過すると、
第1の熱電対30と第2の熱電対32との間に温度差が
生じる。周囲温度と比較して高温の流体が多量にパイプ
12を流れると(例えば、パイプ12の上流の弁の開度
が大きい時)、パイプ12の壁を介して比較的多量の熱
が伝達され、比較的短時間内に第1の熱電対30と第2
の熱電対32との間に比較的大きい定常状態温度差が生
じる。しかしながら、例えばパイプ12の上流の弁が閉
じてはいるが漏洩している場合のようにパイプ12を少
量の流体が流れている時、パイプ12の壁を伝わる熱は
比較的少量であり、比較的長い時間かけて第1の熱電対
30と第2の熱電対32との間に生じる定常状態温度差
はかなり小さいものとなる。パイプ12を流体が流れて
いない時(例えば、上流の弁が閉じた位置にあって漏洩
がないか、或いは上流でパイプが閉塞しているような場
合)、第1の熱電対30と第2の熱電対32との間には
非常に小さい定常状態温度差が生じるだけである。
【0026】導電ワイヤ34と38を伝送される信号は
、熱電対30と32との間の温度差を表わす。処理ユニ
ット36に設けた信号分析電子装置(図示せず)は、以
下に説明するように論理回路を良く知られた態様で用い
て導電ワイヤ34と38とで伝送される信号を分析する
ことにより、第1の熱電対30と第2の熱電対32との
間の温度差とパイプ12の流れ状態とを判定できる。
【0027】第2及び3図は、本発明の実施例を用いる
パイプ系の一部を示す。これらの図はそれぞれ弁42と
排出ライン44とを備えた流体パイプ40を示す。排出
弁46は排出ライン44に設けられている。
【0028】第2図を参照して、第1図に示したものと
同様なセンサー組立体10が排出ライン44に配置され
ている。排出弁46はセンサー組立体10とパイプ40
との間にある。第3図の実施例では、第1図に示したも
のと同様な第1のセンサー組立体10が排出弁46とパ
イプ40との間の排出ライン44に配置されている。第
1図に示したものと同様な第2のセンサー組立体48が
パイプ40に配置されている。第3図の排出ライン44
は、パイプ40の弁42とセンサー組立体48との間か
ら延びる。
【0029】処理ユニット36は、導電ワイヤ34、3
8を介して伝送される信号を分析するか或いは信号分析
電子装置により測定された温度差を評価するための良く
知られた論理装置(図示せず)または良く知られたプロ
グラム可能処理装置(図示せず)を有する。かかる装置
は、パイプ12(第1図)またはパイプ40と44(第
2及び第3図)に存在する流れ状態を判定するよう設計
或いはプログラムすることができる。例えば、δTが導
電ワイヤ34と38とにより伝送される信号値間の定常
状態の差量を表わし、Ta、Tb、Tc、Td、Teが
予めセットした或いは所定の信号差量であるとすると、
処理ユニット36を以下の判定ができるよう良く知られ
た態様で設計またはプログラムすることができる。
【0030】1.定常状態δTがTaより大きい時(こ
の状態は弁開度が大きい状態、例えば第2図の排出弁4
6が大きく開いた状態)、大きい流量状態が存在する。
【0031】2.小さい流量(または弁が漏洩している
)状態は、 Tb<δT<Tc により指示することができる。
【0032】3.流れの無い状態(またはパイプが閉塞
した状態)は、 Td<δT<Te により指示され、この状態は弁が閉じた状態、例えば第
3図実施例の排出弁46が閉じた状態に相当する。比較
される値(Ta−Te)は予想された流れ状態に基づき
選択され、そのため処理ユニット36は予想された流れ
状態に合うか否かだけをモニターするように作用する。
【0033】処理ユニット36は、熱電対30、32か
らの信号を分析する際、系の状態を表わす情報を用いる
ことができる。例えば、かかる系状態情報を熱電対30
、32からの情報に関連して予想される弁の状態と共に
用いて、弁が予想したように動作しているか或いは特定
パイプの流れ状態が予想されたものであるかを判定する
ことができる。予想された弁状態情報は、操作員がかか
る情報を手動で入力する入力装置(図示せず)のような
ものから処理ユニット36へ入力される。或いは、予想
される弁状態情報を弁制御装置(図示せず)、弁運動セ
ンサー(図示せず)、弁制御ソフトウエア(図示せず)
等により提供しても良い。弁制御装置、弁運動センサー
及び弁制御ソフトウエアは入力装置として当該技術分野
において良く知られているので、これらのものについて
は本明細書の説明を簡単にするために更に説明しない。
【0034】発電装置のようなタービンシステムでは、
処理ユニット36が熱電対30、32からの信号を分析
するにあたり弁負荷情報またはプロセス流体温度情報を
も利用できる。例えば、所定の値Ta−Teは、弁負荷
またはプロセス流体温度の瞬時値に依存するかもしれな
い。タービン負荷情報及びプロセス流体温度情報は、当
該技術分野で良く知られた適当な感知装置(図示せず)
から得ることができる。
【0035】処理ユニット36は、センサーの置かれた
ところの外部熱伝達係数の大きさに関する情報を得るた
めδTの変化率を評価する良く知られた手段を具備する
ことができる。この外部熱伝達係数の大きさはセンサー
位置におけるパイプ内部の流体の流速に依存するため、
処理ユニット36は熱電対30、32からの信号に基づ
き流速を測定できる。
【0036】上述した状態の判定は、処理ユニット36
により判定を行う態様及びそれらの判定を例示したもの
にすぎない。熱電対30、32からの温度依存信号を分
析するため他の方法を用いることも可能である。
【0037】以上、本発明の特定の実施例につき言及し
たが、本発明の精神から逸脱すること無く多くの変形例
及び設計変更が可能なことが理解されるであろう。例え
ば、熱伝導部材18に沿って生じる温度勾配を更に詳細
に表わす信号を出力するため、或いは安全または精度を
上げる目的で冗長性信号を発生させるため、3個以上の
熱電対を用いることができる。頭書した特許請求の範囲
は、本発明の真の範囲及び精神に含まれる種々の変形例
及び設計変更を包含するものと意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明による流体パイプの一部及び
流れ状態センサーの斜視図である。
【図2】第2図は、本発明の一実施例に用いる流体パイ
プ系の一部を示す概略図である。
【図3】第3図は、本発明の一実施例を用いる流体パイ
プ系の一部を示す概略図である。
【符号の説明】
10  センサー組立体 12  流体パイプ 16  断熱材 18  熱伝導部材 20  第1の端部 22  第2の端部 24  クランプ 26  帯状材 30、32  熱電対ジャンクション 34、38  導電ワイヤ 36  信号処理ユニット 39  シールド

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流体を運ぶパイプ内の流れ状態を感知
    する流れ状態センサーであって、前記パイプと熱的連通
    状態におかれ、前記パイプ内の流体の流れに関し横断す
    る方向に離隔配置された第1及び第2の部位を有する熱
    伝導部材と、前記第1及び第2の部位と熱的連通関係に
    おかれた第1及び第2の熱電対ジャンクションとからな
    ることを特徴とするセンサー。
  2. 【請求項2】  前記熱伝導部材が前記パイプに接触す
    る第3の部位を有し、前記第1の部位が前記第2の部位
    よりも前記第3の部位に近いことを特徴とする請求項1
    に記載のセンサー。
  3. 【請求項3】  周囲温度より高い温度の流体を運ぶパ
    イプを設けたパイプ系において、第1及び第2の部位を
    有し、前記パイプと熱的連通関係に取り付けられ、前記
    パイプにより流体が運ばれると前記第1の部位から前記
    第2の部位へ温度勾配を発生させる熱伝導部材と、前記
    第1及び第2の部位と熱的連通関係におかれた第1及び
    第2の熱電対ジャンクションとよりなることを特徴とす
    る流れ状態センサー。
  4. 【請求項4】  前記熱伝導部材が、熱伝導材料により
    形成された実質的に円柱状ロッドよりなることを特徴と
    する請求項3に記載のセンサー。
  5. 【請求項5】  前記ロッドが前記パイプと接触するよ
    うに配置された第1の端部及び前記パイプから離隔した
    第2の端部を有し、前記パイプにより流体が運ばれると
    前記パイプを介して前記ロッドの第1端部の方へ熱が伝
    達されることを特徴とする請求項4に記載のセンサー。
  6. 【請求項6】  前記第1の部位が、前記第2の部位よ
    りも前記第1の端部に近いことを特徴とする請求項5に
    記載のセンサー。
  7. 【請求項7】  前記ロッドが、前記パイプに関し実質
    的に半径方向に延びることを特徴とする請求項4に記載
    のセンサー。
  8. 【請求項8】  前記第1及び第2の熱電対ジャンクシ
    ョンが、前記熱伝導部材の第1及び第2の部位に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のセンサー。
  9. 【請求項9】  前記状態センサーが更に前記パイプと
    前記熱伝導部材に固定されたクランプを備え、前記クラ
    ンプにより前記熱伝導部材が前記パイプに固定されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のセンサー。
  10. 【請求項10】  前記クランプが、前記パイプの周面
    の周りに配置された帯状材と前記帯状材の直径を減少さ
    せる手段とよりなることを特徴とする請求項9に記載の
    センサー。
  11. 【請求項11】  前記第1及び第2の熱電対ジャンク
    ションがそれぞれ前記第1及び第2の部位の温度に関連
    する値を有する信号を出力し、前記センサーが前記第1
    及び第2の熱電対ジャンクションにそれぞれ接続されて
    該ジャンクションからの信号を評価する評価手段を備え
    てなることを特徴とする請求項3に記載のセンサー。
  12. 【請求項12】  前記第1の熱電対ジャンクションを
    前記評価手段へ接続するためにただ1本の導電ワイヤを
    備え、前記第2の熱電対ジャンクションを前記評価手段
    へ接続するためにただ1本の導電ワイヤを備えることを
    特徴とする請求項11に記載のセンサー。
  13. 【請求項13】  前記第1及び第2の熱電対ジャンク
    ションがそれぞれ第1及び第2のリードを有し、前記第
    1の熱電対ジャンクションの前記第1のリードが前記第
    2の熱電対ジャンクションの前記第1のリードと電気接
    続されることを特徴とする請求項3に記載のセンサー。
  14. 【請求項14】  前記センサーが、前記第1及び第2
    の熱電対ジャンクションの前記第2のリードに電気的に
    接続された信号プロセッサを備えることを特徴とする請
    求項13に記載のセンサー。
  15. 【請求項15】  前記第1及び第2の熱電対ジャンク
    ションが前記第2の導電ワイヤへ温度に依存する信号を
    出力し、前記信号プロセッサが前記第1と第2の部位の
    間の温度差を決定するために前記第2の導電ワイヤ上の
    信号を評価する手段を備えてなることを特徴とする請求
    項14に記載のセンサー。
  16. 【請求項16】  前記信号プロセッサが、前記第1と
    第2の部位の間の温度差の変化率を評価する手段を更に
    備えてなることを特徴とする請求項15に記載のセンサ
    ー。
  17. 【請求項17】  前記センサーが、前記信号プロセッ
    サに作動的に接続されて予想される状態を表わすデータ
    を前記信号プロセッサへ入力する手段を更に備えてなる
    ことを特徴とする請求項14に記載のセンサー。
  18. 【請求項18】  前記センサーが、前記熱伝導部材に
    隣接して配置されて前記熱伝導部材及び前記熱電対ジャ
    ンクションが損傷を受けるに十分な量の周囲空気流、埃
    、ごみ及び物体と接触するのを防止するシールドよりな
    ることを特徴とする請求項3に記載のセンサー。
  19. 【請求項19】  前記シールドが、前記熱伝導部材の
    周りに配置される中空部材であることを特徴とする請求
    項18に記載のセンサー。
  20. 【請求項20】  前記中空部材が、実質的に円筒状の
    有孔部材であることを特徴とする請求項19に記載のセ
    ンサー。
JP3039217A 1990-02-07 1991-02-07 パイプ内の流れ状態を感知する流れ状態センサー Withdrawn JPH04213066A (ja)

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