JPH04212567A - 画像信号処理方法及び画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理方法及び画像信号処理装置

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JPH04212567A
JPH04212567A JP3044536A JP4453691A JPH04212567A JP H04212567 A JPH04212567 A JP H04212567A JP 3044536 A JP3044536 A JP 3044536A JP 4453691 A JP4453691 A JP 4453691A JP H04212567 A JPH04212567 A JP H04212567A
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デビット モラン
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/20Contour coding, e.g. using detection of edges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/20Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using video object coding

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、伝送路あるいは蓄積媒体により
伝達される画像信号を処理する方法に関連し、上記の方
法は、 i)画像に対応する画像信号の生成、 ii)上記の画像のエッジと閉じた領域(closed
 region )を識別する領域信号を生成するため
に上記の画像信号を区分アルゴリズム(segment
ationalgorithm)に従わせること、 iii)ステップ(ii)で生成された領域信号の後処
理により修正領域信号(modified regio
n signal)を生成すること、および iv)ステップ(i)で生成された画像信号と、ステッ
プ(iii )で生成された修正領域信号との間の差に
対応する組織信号(texture signal)の
生成、の各ステップを具えている。
【0002】本発明はまたそのような2つの成分の形で
受信される場合に画像信号を復元する方法と、上記の2
つの方法のいずれかを実行する装置にも関連している。
【0003】
【背景技術】元の画像で識別された特徴(featur
e )を用いて画像信号を2つの成分に分解することは
よく知られている。例えばエム・クント(M. Kun
t )、エイ・イコノモポウロス(A. Ikonom
opoulos)、エム・コッヒェル(M. Koch
er )の「第2世代影像符号化技術(Second−
Generation Image−Coding T
echniques )」、プロシーディングス・オブ
・アイイーイーイー(Proceedings of 
the IEEEE)、第73巻、第4号、1985年
4月、頁549 −574 から既知である。2つの成
分は別々に符号化できる。このアプローチの背後にある
理論は、保存される画像の知覚的に重要な特徴を見いだ
しかつ符号化することにより、そして画像信号を非常に
異なる特性の2つの成分に分離することにより、各画像
信号の効率的な符号の設計を可能にするというものであ
る。
【0004】影像帯域幅圧縮は伝送すべき情報の量を減
少し、同時に、復号された画像の品質を保存することを
狙っている。良好な圧縮によるこれまで提案された領域
符号化(Region coding )は複雑化にな
りがちである。 ディー・モラン(D. Moran)、オー・ジェー・
モリス(O. J. Morris)により「TV画像
の領域および組織符号化  (Region and 
texture coding of TV pick
ture)」、影像処理とその応用についての第3回知
識会議(3rd Intellectual Conf
erence on Image Processin
gand its Applications (IP
A 89) )、頁536 −540 、ワーウィック
(Warwick)、英国、1989年7月に開示され
たものは、符号器における組織信号の生成に先立つ領域
信号の後処理と、復号器における復元領域と組織信号か
らの画像信号の再生に先立つ領域信号の同様な後処理を
含んでいる。
【0005】後処理は領域信号の偽の輪郭エッジ(fa
lse contour edges )の適応平滑化
(adaptive smoothing)と、輪郭エ
ッジが偽であるかどうかを決定すべくこのエッジが検査
される必要のあることを含んでいる。そのような決定の
存在しない場合にすべてのエッジは同様に平滑化されよ
う。このように、そのような後処理は偽の輪郭検出を必
要とし、これはその複雑性を加えるが、一方では境界の
いずれかの側で限られた数の画素にわたって演算するの
みでよい。
【0006】
【発明の開示】本発明の目的は上に提案されたものより
複雑性の少ない領域および組織影像符号化(regio
n and texture image codin
g )用の方法と装置を与えることである。
【0007】本発明は伝送路あるいは蓄積媒体により伝
達される画像信号を処理する方法を与え、この方法が、
i)画像に対応する画像信号の生成、 ii)上記の画像のエッジと閉じた領域を識別する領域
信号を生成するために上記の画像信号を区分アルゴリズ
ムに従わせること、 iii)ステップ(ii)で生成された領域信号の後処
理により修正領域信号を生成すること、およびiv)ス
テップ(i)で生成された画像信号と、ステップ(ii
i )で生成された修正領域信号との間の差に対応する
組織信号(texture signal)の生成、の
各ステップを具える方法において、上記の修正領域信号
の生成が、v)上記の領域信号に適応された適当な平滑
関数(smooth function )の生成、お
よびvi )上記の領域信号にステップ(v)で生成さ
れた関数を付加すること、の各ステップを具えることを
特徴としている。
【0008】本発明はまた上記の画像信号の領域に関連
した第1成分と、上記の画像信号の組織に関連した第2
成分の形で受信された画像信号の復元方法を与え、上記
の方法が、 i)成分に関連した上記の領域を受信し、かつそれから
領域信号を生成すること、 ii)成分に関連した上記の組織を受信し、かつそれか
ら組織信号を生成すること、 iii)ステップ(i)で復元された領域信号の後処理
により修正領域信号を生成すること、およびiv)ステ
ップ(iii )で生成された上記の修正領域信号と、
ステップ(ii)で生成された上記の復元組織信号を結
合することにより復元画像信号を生成すること、の各ス
テップを具える方法において、上記の修正領域信号の生
成が、 v)上記の領域信号に適応された適当な平滑関数を生成
すること、および vi )上記の領域信号にステップ(v)で生成された
関数を付加すること、の各ステップを具えることを特徴
としている。
【0009】上の方法は平滑関数の使用が隣接領域間の
ステップエッジ高と領域の幅を考慮できるように後処理
が各境界に適用できるという利点を有している。従って
後処理は前に述べられたものより実行の複雑性が少ない
【0010】この方法の平滑関数は、近似式f( x)
 =ax3 +bx2 +cx+dを与える多項式であ
り、ここでa,b,cおよびdは領域信号の特性に関連
する近似関数f( x) を与えるよう選ばれた係数で
あり、かつxはその関連するステップエッジからの距離
である。
【0011】本発明はさらに伝送路あるいは蓄積媒体に
より伝達される画像信号を処理する装置を与え、上記の
装置が、画像に対応する画像信号を生成する手段、上記
の画像のエッジと閉じた領域を識別する領域信号を生成
するために上記の画像信号を区分アルゴリズムに従わせ
る手段、領域信号の後処理により修正領域信号を生成す
る手段、および画像信号と、上記の修正領域信号との間
の差に対応する組織信号を生成する手段、を具える装置
において、上記の修正領域信号を生成する上記の手段が
、上記の領域信号に適応された適当な平滑関数を生成す
る手段、および上記の領域信号に上記の関数を付加する
手段、を具えることを特徴としている
【0012】本発
明はさらに上記の画像信号の領域に関連した第1成分と
、上記の画像信号の組織に関連した第2成分の形で受信
された画像信号の復元装置を与え、上記の装置が、成分
に関連した上記の領域を受信し、かつそれから領域信号
を生成する手段、成分に関連した上記の組織を受信し、
かつそれから組織信号を生成する手段、領域信号の後処
理により修正領域信号を生成する手段、および上記の修
正領域信号と、上記の復元組織信号を結合することによ
り復元画像信号を生成する手段、を具える装置において
、上記の修正領域信号を生成する手段が、上記の領域信
号に適応された適当な平滑関数を生成する手段、および
上記の領域信号に上記の関数を付加する手段、を具える
ことを特徴としている。
【0013】そのような装置は上記の関数生成手段によ
り生成された上記の関数の傾斜が隣接領域間のステップ
エッジサイズに依存していることを特徴としている。代
案として、あるいはそれに加えて、上記の関数は領域の
幅に依存している。
【0014】上記の関数生成手段により生成された上記
の平滑関数は、近似式 f( x) =ax3 +bx2 +cx+dを与える
多項式であり、ここでa,b,cおよびdは領域信号の
特性に関連する近似関数f( x) を与えるよう選ば
れた係数であり、かつxはその関連するステップエッジ
からの距離である。
【0015】本発明の上記のおよび別の特徴を添付図面
を参照し、実例により説明する。
【0016】図1のブロック線図において、参照記号1
はディジタル化された輝度信号Yを受信する端子を示し
、この輝度信号Yは区分デバイス(segmentat
ion device )2の入力に印加され、区分デ
バイス2では輝度信号は輝度信号Yにより表された影像
の類似な強度の領域と、その領域を取り巻く輪郭を確立
する区分アルゴリズムに従っている。得られた区分輝度
信号(領域影像信号)は領域影像符号器3に印加され、
それは区分デバイス2により識別されたこれらの輪郭と
領域の強度に関連する情報を符号化する。
【0017】区分デバイス2からの領域影像信号はまた
領域後処理装置4に印加され、それにより領域表現は領
域信号でステップになったエッジを発生する偽の輪郭を
区別するすることにより改善される。実例として図2A
は領域影像信号の真の輪郭を例示し、一方、図2Bは偽
の輪郭を例示している。これらの図において、区分影像
は破線により表され、一方、元の影像は連続ラインによ
り表されている。装置4は平滑関数をそのようにステッ
プになったエッジの周りの領域影像信号の強度値に付加
し、それが達成される態様は後で詳細に説明する。装置
4により生成された修正領域影像信号と端子1からの元
の輝度信号は、輝度組織影像信号をその出力で生成する
ために修正領域影像信号が輝度信号から減算されるよう
減算器回路5の各入力に印加される。
【0018】領域影像信号の後処理の結果として、得ら
れた組織影像信号は後処理の無い場合に含まれた情報に
比べて減少した量の情報を含んでいる。この組織影像信
号は組織影像符号器6に印加され、その組織影像信号を
符号化するのに必要とされたビット速度は、もし領域影
像信号が後処理されないならそれより低くできる。
【0019】領域影像符号器3と組織影像符号器6から
の符号化された出力は平行破線9により図式的に示され
た伝送路あるいは蓄積媒体の形をしたデータチャネルに
印加するために各出力端子7および8に必要に応じて別
の処理を受けたり受けなかったりして印加される。これ
まで説明された図1の部分は伝送符号器を形成している
。データチャネルに接続された別の2つの端子10と1
1が示されており、これらは受信復号器の入力を形成す
る。
【0020】端子10は符号化された領域影像信号を受
信し、それは領域影像信号を再生するよう領域影像復号
器12に印加される。この信号は別の後処理装置13に
印加され、その動作モードと目的は装置4により生成さ
れたものに対応する改善された領域表現を生成する伝送
符号器の領域後処理装置4に対するものと同じである。 端子11の別の入力は符号化された組織影像信号であり
、それは組織影像信号を再生するために組織影像復号器
14に印加される。装置13により生成された修正領域
影像信号と復号器14により生成された組織影像信号は
出力端子16に再構成輝度信号Yを生成するために加算
器回路15の各入力に印加される。
【0021】上にも述べたように、伝送符号器の領域後
処理装置4の目的、および受信復号器の対応する装置1
4の目的は領域表現を改善することである。区分影像(
segmented image )でどこに欠陥があ
るかの仮定は、余分の情報を送ること無く、元の影像の
近似を改善するために補償が使用されなければならない
ところを評価するよう使用できる。区分影像の特性がこ
の補償のパラメータを決定するために使用できるから何
らのオーバーヘッドも必要とされない。
【0022】平滑関数は区分の後で領域信号の強度値に
容易に付加できる。後処理装置を使用して、平滑関数を
区分影像に適合することにより、区分影像と元の影像と
の間の整合を改善できる。関数がどの特性を有すべきか
、そしてどのパラメータがその制御に利用できるかを決
定する必要がある。
【0023】添付された図3Aにおいて、多数の輪郭ス
テップを含む区分影像の断面が示されている。曲がった
ラインはいかにして平滑関数が元の影像の表現の改善に
使用できるかを表している。いかにそのような曲線が区
分影像の情報から再生できるかは今や規定できる。高コ
ントラストのエッジが位置と大きさの双方で相対的に不
変のままであるべきかが見いだされた。これは左側で高
いコントラスト領域境界を示し、右側で低いコントラス
ト領域境界を示す添付された図3Bに示すように、関数
の傾斜が鋭い遷移を保つよう領域間のステップサイズに
依存しなければならないことを意味している。
【0024】しかし低コントラスト領域境界は分解の変
更による偽の輪郭の効果を減少する高コントラスト境界
よりも大きい程度のエッジ拡散(edge sprea
ding)(すなわち浅い傾斜)を有さなければならな
い。エッジを平滑化することにより、領域境界はゆっく
り変化する強度に充分近い整合を達成する。エッジの尖
鋭度は組織信号の高周波内容の減少となる低減された分
解の変化となる。このようにステップ高が増大するにつ
れて、エッジ拡散は減少しなければならず、あるいはそ
の逆である。 この関数はまた左側で広い領域を、右側で狭い領域を示
す添付された図3Cに示すような領域幅により制御され
るべきである。狭い領域は頂部範囲(plateau 
areas )がひどく侵食されないよう少ないエッジ
拡散を有すべきである。もし狭い領域が大きい程度のエ
ッジ拡散を有することを許容されるなら、区分領域の平
均強度値は実質的に変化しそうであり、かつ一層の情報
が組織信号に転送されよう。しかし、より大きい領域は
元の画像に密接に整合するようずっと大きい歪みを受け
得る。大きい領域の平均強度の変化は主要な画素が不変
のままでいるから通常非常に小さい。
【0025】今や関数の特性が規定されたから、適当な
関数が選択できる。以下の方程式の形の3次近似式(c
ubic splines )(3次多項式)が近似 
       f( x) =ax3 +bx2 +c
x+d              (1)を与えるよ
う選択され、ここでa,b,cおよびdは領域信号の特
性に関連する近似関数f( x) を与えるよう選ばれ
た係数であり、かつxはその関連するステップエッジか
らの距離である。
【0026】それらは以下の、 i)曲線が通過しなければならない固定端点、ii)規
定できる端点傾斜、および iii)容易に計算される、 の各特性を有するからこの適用に適していると考えられ
た。
【0027】添付された図4に示されるように、近似式
の一端は通常ステップ高の半分に対応する高さYでステ
ップエッジの中点P2 に固定され、他端はステップ幅
の半分に対応する距離Xの頂部の中点P1 に固定され
ている。これは曲線全体が丁度これら2つの端点を使用
して規定されることを許容する。これら2つの点は区分
影像から容易に計算できる。領域の境界(すなわちステ
ップエッジ)は強度値の遷移を探すことにより識別でき
、かつ頂部中点は水平方向あるいは垂直方向の2つのス
テップエッジの間の中途で起こる。
【0028】近似式はZだけ頂部高をオーバーシュート
あるいはアンダーシュートでき、従って関数は頂部端点
を制御することにより制限される。このオーバー/アン
ダーシュートは区分影像に強度の凹凸(intensi
ty humps/hollows )を創成し、この
区分影像は分解の後で符号化がさらに困難な組織信号を
作り、従って再構成された影像に人工物(アーティファ
クト)を生じる。
【0029】曲線の最大/最小を計算することにより、
頂部端点P1 がエッジから離れている最大距離XMA
X は全エッジ高のパーセンテージに対して最大オーバ
ー/アンダーシュートを固定して(例えば5%)制御で
きる。 近似式は以下の方程式(2)で与えられている。この曲
線の転換点は、Lについて微分し、かつ0に等しいとす
ることにより計算され、それは以下の方程式(3)を与
える。この方程式の1つの解は最大距離XMAX を与
え、この曲線はこのパーセンテージのオーバーシュート
を超過しないようステップエッジからスタートしなけれ
ばならない。         f( L) =aL3 +bL2 +
cL+d                    (
2)ここで、             a=Y( X−2S) /S
X3             b=Y( 3S−X)
 /SX2             c=0             d=0             0=SX3 /L2 M−X
2 +( 3S+L) X−2SL    (3)ここ
で、             L=2X( X−3S) /
3( X−2S) および             Lは頂部端点からの距離、 
           Xは頂部幅の半分、     
       Yはステップエッジ高の半分、    
        Mは近似式のパーセンテージオーバー
シュートを制御し、            Sはステ
ップエッジ端点における近似式の傾斜を制御する。
【0030】零傾斜は頂部端点P1 に対して定義され
、従って各近似式は隣に連続する。エッジ端点P2 は
エッジステップ高の関数である傾斜を有している。再び
エッジ中点のいずれかの側の傾斜は同じであり、従って
曲線は連続のままである。ある値(例えば120 )よ
り大きい境界ステップ高に関連する画素は高コントラス
トのエッジの拡散を避けるために処理されない。
【0031】近似式は2つのパラメータ、領域幅とステ
ップエッジ高に依存する。従って関数は簡単なハードウ
エアによる実現を許容するルックアップテーブルとして
規定できる。一例として、上に詳細に述べられた制限(
例えばオーバーシュート制御)を持つ8ビット近似値の
実現(この値は画素強度に付加される)が使用される場
合に、そのようなテーブルは13.2kバイトの最大サ
イズを有するであろう。このテーブルはまた元の影像と
の整合を改善するよう区分影像に付加できる値の各エッ
ジステップ高と頂部幅(オーバーシュートを制御するよ
う制限された)に対して、可能なすべての組合せを含ん
でいる。
【0032】規定されたパーセンテージよりも多い近似
式オーバーシュートが計算される前に最大頂部幅(XM
AX )が許容され、従って頂部端点P1 は制限でき
る。 もしXMAX がXより小さいと、XMAX より低い
次の整数値がステップエッジからの頂部端点の距離とし
て使用される。最初は近似式が画像のx軸に沿って適合
されるが、しかしすべての水平境界は消失して人工物(
アーティファクト)を生じる。これはy軸でフレームを
処理し、かつ2つを一緒に平均することにより補正され
る。 また2次元システムを創成し、それにより2つの演算は
同時に創成し得るようにすることも可能である。
【0033】この処理によって達成された結果は良好で
あり、自然に見える影像が生成される。本質的な影像品
質が改善され、かつ大抵の偽の輪郭が隠される。組織の
情報内容は視覚的に低減される。
【0034】近似式適合(spline fittin
g)はオーバーヘッドなしで著しく改善される。近似式
適合は領域後処理装置13の復号器で繰り返されなけれ
ばならない。そのような後処理は相対的に小さいルック
アップテーブルと簡単なパラメータ集合論理(para
meter gathering logic )を要
求するハードウエアで容易に具体化できる。これは面(
surface )(すなわち、タイトルの付けられた
平面と多項式面)とフィルタリングオペレータを使用す
る面を適合しようとする技術以上の利点である。
【0035】ルックアップテーブルから読み取られた値
は図5に示されたような領域影像信号に付加され、ここ
で図5は適合近似式がオーバーシュートを有しない図4
の拡大された部分を示している。図5において、個別の
画素位置に付加された値は垂直の矢印により示されてい
る。
【0036】上の説明において、輝度信号Yの処理のみ
が参照されている。しかし、本発明は色度成分UとVな
らびに輝度信号Yの処理にも等しく適している。これは
色度成分UとVの個別の並列処理により行われるか、あ
るいはこれらの成分を区分せず、2つの色度組織信号を
生成するために順次使用されるこれらの色度成分の領域
を規定するよう輝度信号Yに印加された区分アルゴリズ
ムの結果を使用することにより行われよう。
【0037】この開示から別の変形が当業者にとって明
らかであろう。そのような変形は画像信号を処理する装
置およびその構成パーツの設計、製造および使用で既知
である別の特徴を含み、それは既にここに記載された特
徴の代わりに、あるいはそれに加えて使用されよう。た
とえ特徴の特定の組合せにクレームが公式化されていて
も、本発明の開示の範囲は明示的にせよあるいは暗示的
にせよ、あるいはその一般化のいずれかでここに開示さ
れた新しい特徴もしくは特徴の新しい組合せを含むこと
を理解すべきであり、それは任意のクレームで現在請求
された同じ発明に関連しているかどうか、および本発明
の同じ技術的問題のいくつかあるいはそのすべてを軽減
するかどうかにかかわらずそうである。出願人はここに
新しいクレームが本出願あるいはそれから導かれる別の
応用の実行の間にそのような特徴および/または特徴の
組合せに公式化できることに注意を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明で使用する装置のブロック線図で
ある。
【図2】図2は輪郭の2つの例を示している。
【図3】図3は領域補間の例を示している。
【図4】図4は輪郭に付加された平滑関数を示している
【図5】図5は図4の一部分の拡大図である。
【符号の説明】
1  端子 2  区分デバイス 3  領域影像符号器 4  領域後処理装置あるいはプロセッサ5  減算器
回路 6  組織影像符号器 7  出力端子 8  出力端子 9  平行破線あるいデータチャネル 10  端子 11  端子 12  領域影像復号器 13  領域後処理装置あるいはプロセッサ14  復
号器 15  加算器回路 16  出力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  伝送路あるいは蓄積媒体により伝達さ
    れる画像信号を処理する方法であって、上記の方法が、
    i)画像に対応する画像信号の生成、 ii)上記の画像のエッジと閉じた領域を識別する領域
    信号を生成するために上記の画像信号を区分アルゴリズ
    ムに従わせること、 iii )ステップ(ii)で生成された領域信号の後
    処理により修正領域信号を生成すること、および   
     iv)ステップ(i)で生成された画像信号と、ステ
    ップ(iii)で生成された修正領域信号との間の差に
    対応する組織信号の生成、 の各ステップを具える方法において、上記の修正領域信
    号の生成が、 v)上記の領域信号に適応された適当な平滑関数の生成
    、および vi) 上記の領域信号にステップ(v)で生成された
    関数を付加すること、の各ステップを具えることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  上記の画像信号の領域に関連した第1
    成分と、上記の画像信号の組織に関連した第2成分の形
    で受信された画像信号の復元方法であって、上記の方法
    が、 i)成分に関連した上記の領域を受信し、かつそれから
    領域信号を生成すること、 ii)成分に関連した上記の組織を受信し、かつそれか
    ら組織信号を生成すること、 iii )ステップ(i)で復元された領域信号の後処
    理により修正領域信号を生成すること、およびiv)ス
    テップ(iii )で生成された上記の修正領域信号と
    、ステップ(ii)で生成された上記の復元組織信号を
    結合することにより復元画像信号を生成すること、の各
    ステップを具える方法において、上記の修正領域信号の
    生成が、 v)上記の領域信号に適応された適当な平滑関数を生成
    すること、および vi )上記の領域信号にステップ(v)で生成された
    関数を付加すること、の各ステップを具えることを特徴
    とする方法。
  3. 【請求項3】  上記の関数の傾斜が隣接領域間のステ
    ップエッジサイズに依存していることを特徴とする請求
    項1あるいは請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】  上記の平滑関数が、近似式f( x)
     =ax3 +bx2 +cx+dを与える多項式であ
    り、ここでa,b,cおよびdが領域信号の特性に関連
    する近似関数f( x) を与えるよう選ばれた係数で
    あり、かつxがその関連するステップエッジからの距離
    であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  上記の関数の傾斜が領域の幅に依存す
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記
    載の方法。
  6. 【請求項6】  伝送路あるいは蓄積媒体により伝達さ
    れる画像信号を処理する装置であって、上記の装置が、
    画像に対応する画像信号を生成する手段、上記の画像の
    エッジと閉じた領域を識別する領域信号を生成するため
    に上記の画像信号を区分アルゴリズムに従わせる手段、
    領域信号の後処理により修正領域信号を生成する手段、
    および画像信号と、上記の修正領域信号との間の差に対
    応する組織信号を生成する手段、を具える装置において
    、上記の修正領域信号を生成する上記の手段が、上記の
    領域信号に適応された適当な平滑関数を生成する手段、
    および上記の領域信号に上記の関数を付加する手段、を
    具えることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】  上記の画像信号の領域に関連した第1
    成分と、上記の画像信号の組織に関連した第2成分の形
    で受信された画像信号の復元装置であって、上記の装置
    が、成分に関連した上記の領域を受信し、かつそれから
    領域信号を生成する手段、成分に関連した上記の組織を
    受信し、かつそれから組織信号を生成する手段、領域信
    号の後処理により修正領域信号を生成する手段、および
    上記の修正領域信号と、上記の復元組織信号を結合する
    ことにより復元画像信号を生成する手段、を具える装置
    において、上記の修正領域信号を生成する手段が、上記
    の領域信号に適応された適当な平滑関数を生成する手段
    、および上記の領域信号に上記の関数を付加する手段、
    を具えることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】  上記の関数生成手段により生成された
    上記の関数の傾斜が隣接領域間のステップエッジサイズ
    に依存していることを特徴とする請求項6あるいは請求
    項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】  上記の関数生成手段により生成された
    上記の平滑関数が、近似式 f( x) =ax3 +bx2 +cx+dを与える
    多項式であり、ここでa,b,cおよびdが領域信号の
    特性に関連する近似関数f( x) を与えるよう選ば
    れた係数であり、かつxがその関連するステップエッジ
    からの距離であることを特徴とする請求項8に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】  上記の関数生成手段により生成され
    た上記の関数の傾斜が領域の幅に依存することを特徴と
    する請求項6から9のいずれか1つに記載の装置。
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