JPH0421217Y2 - - Google Patents

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JPH0421217Y2
JPH0421217Y2 JP1988094369U JP9436988U JPH0421217Y2 JP H0421217 Y2 JPH0421217 Y2 JP H0421217Y2 JP 1988094369 U JP1988094369 U JP 1988094369U JP 9436988 U JP9436988 U JP 9436988U JP H0421217 Y2 JPH0421217 Y2 JP H0421217Y2
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washer
washers
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lamp
tightening
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  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は照明器具の灯具の向きを可変としてい
る継手に関するものである。
【従来の技術】
第7図に示すベツドライトと称される照明器具
のように、そのアーム8を介して灯具9を取り付
けるものでは、このアーム8と灯具9との間に配
した継手1によつて、灯具9の向きを可変として
おり、また継手1による灯具9の向きの変更にあ
たつては、継手1が備える摩擦抵抗によつて、締
め付け動作等を必要とすることなく、変更した向
きで灯具9が停止するようにしている。
【考案が解決しようとする課題】
この時、灯具9におけるランプとして、発熱量
が少なくて照射面温度が低く、しかもランプ寿命
も長くなる蛍光灯を使用しているものでは、白熱
電球を用いるものよりも灯具9がどうしても重く
なる。従つて、従来の継手1では、このような重
量のある灯具9の向きが変わつたりすることがな
いように支持するには、締め付け力を大きくし
て、摩擦抵抗が大きくなるようにしなくてはなら
ないのであるが、この場合、締め付け力のわずか
な差が動きのスムーズさを損なう上に、締め付け
力が少しでも緩んでくると、灯具9が自重で垂れ
てくる。 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは重量のある灯具のス
ムーズな動きと確実な保持とを容易に得ることが
できる照明器具用継手を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、ベースと、このベースに対
して回転軸まわりの相対的回転が自在とされた連
結体と、この両者を上記回転軸の軸方向に締め付
ける締め付け手段と、ベースと連結体との上記軸
方向間に配設された複数枚のワツシヤーとからな
るとともに、これらワツシヤーが、互いに摺接す
る一対のワツシヤーと、この両ワツシヤーの少な
くとも一方の背面側に位置する弾性体からなるワ
ツシヤーとで形成され、互いに摺接する上記一対
のワツシヤーのうちの背面に上記弾性体からなる
ワツシヤーが接するワツシヤーは表面に細かい凹
凸を有するフアイバーワツシヤーで形成されてい
ることに特徴を有している。 [作用] 本考案によれば、互いに摺接する一対のワツシ
ヤーは、締め付け手段から与えられる締め付け力
が、弾性体からなるワツシヤーの弾性反発力とし
て作用するものであり、互いに摺接する一対のワ
ツシヤー間の摩擦抵抗を大きくとることができる
と同時に、締め付け具合に対する摩擦抵抗の変化
量が小さく、所要の値の摩擦抵抗を与えることが
容易となつており、そして互いに摺接する一対の
ワツシヤーのうちの一方が表面に細かい凹凸を有
するフアイバーワツシヤーであるために、摺接面
に適度な摩擦係数を与えることができるようにな
つている。 [実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第7図に示す照明器具は、病院のベツドサイ
ドに設けられるベツドライトと称されるものであ
つて、アーム8と、灯具9と、アーム8先端に灯
具9を連結している継手1とから構成されてお
り、アーム8の基端がメデイカルユニツト7にお
ける取り付け台70に、鉛直軸周りの回転が自在
な状態で支持されている。 アーム8は平行リンク機構を内蔵して、上下の
回動が自在となつているとともに、この回動時に
も継手1を介して連結された灯具9の向きが変わ
らないようにしているもので、内蔵するばねによ
つて、任意の回動位置で停止させることができる
ようになつている。 灯具9は蛍光灯ランプを備えているもので、ア
ーム8との間に配された継手1によつて、アーム
8に対し、第8図に示す上下方向の回動と、第9
図及び第10図に示す左右の回転とが自在とされ
ている。図中90は灯具9の向きを変える時のた
めの把手である。 継手1は、第4図から明らかなように、一対の
ハウジング21,22から構成されたベース2
と、連結体3と、ワツシヤー群4と、割りリング
5等からなるもので、ベース2はアーム8から突
設された筒軸85に回転自在にかぶせられる円筒
部23と、この円筒部23の先端にあつて円筒部
23の軸方向と直交する方向の軸を中心とする円
形とされた筒部24とからなり、円筒部23の内
面には一対の環状リブ25,25を備え、筒部2
4の内面にはハウジング21側に複数個の突起2
8を、第13図に示すようにハウジング22側に
複数個の凹部29を備えている。また筒部24内
面中央のハウジング21側には雌ねじ27を備え
ている。 このベース2は、アーム8から突設されている
筒軸85の外周面に割りリング5をかぶせるとと
もに、ベース2の円筒部23を割りリング5にか
ぶせて、両ハウジング21,22の円筒部23を
一対の締め付けねじ62,62で締め付けること
によつて、アーム8に連結される。この時、円筒
部23の内周面と、アーム8の筒軸85外周面と
の間に介在する割りリング5は、円筒部23によ
つて締め付けられることで、筒軸85に対して、
筒軸85の軸回りのベース2の回転を、摩擦抵抗
を伴つた状態で自在とする。また、割りリング5
は締め付けによつて、その割り溝部分の〓間を小
さくするとともに、ベース2の円筒部23内面の
一対の環状リブ25,25の間に位置することか
ら、先端にストツパー86を有している筒軸85
に対し、ベース2の抜け止めを行う。尚、このス
トツパー86は、環状リブ25から突設されたス
トツパー26との当接によつて、ベース2の回転
範囲の規制も行う。 一方、連結体3は、有底の二重筒状とされた本
体部31と、本体部31の外周面から一体に突設
された連結軸32とからなるもので、連結軸32
の先端は灯具9の取り付けのためのフランジやね
じが設けられた固定部33となつている。そし
て、二重筒状となつた本体部31の内筒35の先
端に係合突起36が突設されており、底板側の面
からは、第1図に示すように、複数個の突起34
が突設されている。 ベース2と連結体3とは、ベース2の筒部24
内に連結体3の本体部31を配置するとともに、
本体部31の内面と筒部24との間にワツシヤー
群4を配置した状態で、ベース2のハウジング2
2から挿通した締め付けねじ61を、ハウジング
21の雌ねジ27にねじ込むことによつて組み立
てられ、ベース2に対して連結体3は締め付けね
じ27の軸回り方向に回転自在とされる。 締め付けねじ61の軸方向に並ぶ上記ワツシヤ
ー群4は、ハウジング21内面と連結体3との配
されるものと、ハウジング22内面と連結体3と
の間に配されるものとの二群に更に別れており、
ハウジング21と連結体3との間には、シリコン
ゴムのような弾性体からなる弾性体ワツシヤー4
3を中央にして、合成樹脂含浸絶縁紙からなるフ
アイバーワツシヤー42,42と、ワツシヤー4
1,41とが配される。ここにおけるワツシヤー
41,41は、合成樹脂製であつて、ハウジング
21内面から突設された前記突起28と、連結体
3から突設された前記突起34とが夫々嵌まる複
数個の凹部46を有しており、この嵌合によつて
夫々ハウジング21と連結体3とに一体化され
る。弾性体ワツシヤー43と両ワツシヤー41,
41との間に位置する一対のフアイバーワツシヤ
ー42,42は、その表面に細かい凹凸を有して
摩擦係数が大きくされている。 ハウジング22と連結体3との間に配されるワ
ツシヤー群4は、連結体3の内筒35先端の突起
36が嵌まり込む第12図に示す凹部49を有し
ている合成樹脂製の円錐状リング44と、ハウジ
ング22内面に形成された複数個の凹部29に嵌
まる突起47を一面に有している同じく合成樹脂
製のワツシヤー45と、ワツシヤー45とリング
44との間に配されるフアイバーワツシヤー42
とから構成されている。 しかして、これらワツシヤー群4は、このワツ
シヤー群4と連結体3の本体部31とを貫通する
締め付けねじ61の締め付けによつて互いに圧接
して相互の間に摩擦力を発生する。この摩擦力に
よつて、連結体3に灯具9を連結している状態で
も、ベース2に対して連結体3を任意位置まで回
動させても、止めた位置でベース2と連結体3と
の位置関係が保持される。 また、ワツシヤー41表面の摩擦係数よりも弾
性体ワツシヤー43表面の摩擦係数の方が大きい
ために、フアイバーワツシヤー42,42は弾性
体ワツシヤー43にくつついた状態となることか
ら、上記回動にあたり、ワツシヤー41とフアイ
バーワツシヤー42とが互いに摺接することにな
り、そしてこの摺接面には、締め付けねじ61に
よる締め付けを受けた時に圧縮された弾性体ワツ
シヤー43の弾性反発力が加わるために、灯具9
の重量が大きい時にも、大なる摩擦抵抗によつ
て、灯具9をその位置に保持する。 ここにおいて、締め付けねじ61の締め付け力
が上記摺接面に直接加わるのではなく、弾性体ワ
ツシヤー43の弾性反発力が加わるために、締め
付け具合に対する上記摩擦抵抗値の変化が緩やか
であり、このために灯具9の保持を行いつつ灯具
9の向きをスムーズに変えることができる摩擦抵
抗値となるようにすることが容易である上に、弾
性体ワツシヤー43の反発力は、締め付けねじ6
1の緩みを防止することになるために、長期にわ
たり、安定した機能を発揮させる。 更には、連結体3の一方側だけで摺接面が2カ
所となるようにされていることから、摩耗による
消耗が少なく、耐久性の高いものとなつており、
加えるに同種材料同士、あるいは金属と樹脂との
接触を避けているために、回動にあたつて異音の
発生や発熱、焼き付き等がない。 尚、灯具9への電源コード95は、アーム8内
から筒軸85の内部、ベース2の内部、そして連
結体3の内部を通して配線される。ベース2内か
ら連結体3内に至る部分では、電源コード95は
連結体3の本体部31の内筒35の外面に巻かれ
た後、連結軸32の内部に通されており、また内
筒35と共に回転する円錐状のリング44によつ
て、保護されている。 上記実施例では、弾性体ワツシヤー43の両側
に、一方がフアイバーワツシヤー42である摺接
面を夫々配したものとしているが、第14図に示
すように、弾性体ワツシヤー43とフアイバーワ
ツシヤー42とワツシヤー41の三つのみを順に
配して、弾性体ワツシヤー43の片側にだけ摺接
面が形成されるようにしてもよい。
【考案の効果】
以上のように本考案においては、互いに摺接す
る一対のワツシヤーの少なくとも一方の背面側に
弾性体からなるワツシヤーを配していることか
ら、ワツシヤー表面の摩擦係数よりも弾性体から
なるワツシヤー表面の摩擦係数の方が大きいため
に、弾性体からなるワツシヤーが背面側に配され
たワツシヤーは弾性体ワツシヤーにくつついた状
態となるものであり、このために摺接は上記互い
に摺接する一対のワツシヤー間において必ずなさ
れるものであり、そして互いに摺接する一対のワ
ツシヤーは、締め付け手段から与えられる締め付
け力が、弾性体からなるワツシヤーの弾性反発力
として作用するものであり、締め付け具合に対す
る摩擦抵抗の変化量が小さいために、そして互い
に摺接する上記一対のワツシヤーのうちの背面に
上記弾性体からなるワツシヤーが接するワツシヤ
ーを、表面に細かい凹凸を有するフアイバーワツ
シヤーで形成しているために、互いに摺接する一
対のワツシヤー間に作用する摩擦抵抗を重量のあ
る灯具を支えるに足る大きさで且つスムーズな動
きを得られるものとすることが容易であるととも
に、弾性体ワツシヤーの反発力が締め付け力の緩
みを防ぐために、長期にわたり、安定した状態を
得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の水平断面図、第2図
及び第3図は夫々第一図中のA−A線断面図及び
B−B線断面図、第4図は同上の分解斜視図、第
5図は同上の斜視図、第6図a,b,cは同上の
平面図と側面図と正面図、第7図は照明器具全体
の斜視図、第8図〜第10図は灯具の動きを示す
側面図と斜視図と正面図、第11図は分解斜視
図、第12図はリングの端面図、第13図はハウ
ジングの斜視図、第14図は他の実施例の水平断
面図であつて、1は継手、2はベース、3は連結
体、4はワツシヤー群、43は弾性体ワツシヤー
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースと、このベースに対して回転軸まわりの
    相対的回転が自在とされた連結体と、この両者を
    上記回転軸の軸方向に締め付ける締め付け手段
    と、ベースと連結体との上記軸方向間に配設され
    た複数枚のワツシヤーとからなるとともに、これ
    らワツシヤーが、互いに摺接する一対のワツシヤ
    ーと、この両ワツシヤーの少なくとも一方の背面
    側に位置する弾性体からなるワツシヤーとで形成
    され、互いに摺接する上記一対のワツシヤーのう
    ちの背面に上記弾性体からなるワツシヤーが接す
    るワツシヤーは表面に細かい凹凸を有するフアイ
    バーワツシヤーで形成されている照明器具用継
    手。
JP1988094369U 1988-07-15 1988-07-15 Expired JPH0421217Y2 (ja)

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JP1988094369U JPH0421217Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

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JPH0216517U JPH0216517U (ja) 1990-02-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237824B2 (ja) * 1979-06-15 1987-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237824U (ja) * 1985-08-27 1987-03-06

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JPS6237824B2 (ja) * 1979-06-15 1987-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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JPH0216517U (ja) 1990-02-02

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