JPH04212039A - アナライザにおけるプレスポット検出方法及び装置 - Google Patents

アナライザにおけるプレスポット検出方法及び装置

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JPH04212039A
JPH04212039A JP3006470A JP647091A JPH04212039A JP H04212039 A JPH04212039 A JP H04212039A JP 3006470 A JP3006470 A JP 3006470A JP 647091 A JP647091 A JP 647091A JP H04212039 A JPH04212039 A JP H04212039A
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J Eric Hamann
ジェイ.エリック ハマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、滴状のサンプル液体
を試験エレメントに滴下し,検体の検査を行うことがで
きる医療上のアナライザ等の装置に関するものであり、
特定すれば、そのような装置であって適当な分配条件を
チェックすることができるものに関する。 【0002】 【従来の技術】湿潤検知器は医療上のアナライザには良
く使用されており、分析のため患者のサンプルをスライ
ド状の試験エレメント(以下スライド)に滴下したとき
の広がり状態の検出を行っている。その例は米国特許第
4,420,566 号に記載されている。液体滴下量
が不十分なスライドを検知器により検出せしめるため適
当な閾値が設定されている。 【0003】そのような検知器は大いに役立つものでは
あるが、プレスポット(時期尚早滴下(pre−spo
t)) 条件が起こったか否かの検出は信頼性が高くな
かった。即ち、従来の検知器は所望の滴下が行われたか
否かの検出を意図しており、プレスポットという誤動作
が起こり得る条件を検出すること意図したものではなか
った。ここに、プレスポットは所望の分配時期が来る前
に誤って分配器がスライドに或る量の液体を滴下してし
まったときに起こる。プレスポット量が多い場合、例え
ば、正規の分配容量の略々10パーセントより大きいと
きは、これは正規の分配を行ったときのスライドの性能
に悪影響を及ぼす。 【0004】上述の特許の湿潤検知器を使用してプレス
ポットが起こったことを検出することが試みられている
。そのため、センサにより引き起こされるR−C 時間
減衰値を検出することを基本原理としている。即ち、指
数的減衰により、A/D 変換値で250”個” とい
った中間値に漸近しなければならない。しかしながら、
プレスポットがあるとこの曲線の漸近的な減衰特性は中
断され、コンピュータはそのような中断を検出するよう
にプログラムされている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】この考えかたは分かり
易くはあるが、プレスポットを代表するA/D 信号に
おける変化の絶対値を設定することは実際的には困難で
ある。それは、絶対値はアナライザの型式如何によって
変化するからである。一次微分(例えば、A/D 変換
値で24の減少量) でも十分とはいえない。それは、
ノイズも類似した効果を人為的に発生せしめるからであ
る。もっと正確にいうと、アナライザにおいて、検知器
に対する試験エレメントの物理的な運動に大抵は原因す
るノイズがシステムに発生するが、これはプレスポット
条件とは全く異なったものである。 【0006】この発明の目的はプレスポットを検出する
ための湿潤検知器の使用に関し、プレスポットを全て高
精度にそうででない場合を誤検知することなく検出する
ことができるものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明による、上記目
的を達成するための、液体分配器による試験エレメント
の不適当な湿潤を、該エレメント上の水分の存在におい
て減少するR−C 時間減衰を生成する湿り検知器を使
用して検出する方法は、 (a) 意図した液体の分配に先立って、水の吸収帯で
の試験エレメントの反射性を代表するR−C 時間減衰
信号を発生し、 (b) 前記信号における各データ点のために、或る時
間にわたっての前記信号の変化割合を算出し、(c) 
各データ点のための傾斜的変化割合算出値を、試験エレ
メントの運動によって惹起し得る変化割合を表すノイズ
閾値に対して比較し、 (d) 比較ステップ(c) が二つの連続的なデータ
点に対して前記閾値より大きい値を得ているか否かを判
別し、そして、 (e) ステップ(d) で閾値より大きい値を得る二
つの連続的なデータ点であると認識したときエラーステ
ートメントを発生する、ことより成る。 【0008】この発明による、上記目的を達成する、液
体分配器による試験エレメントの不適当な湿潤を、該エ
レメント上の水分の存在において減少するR−C 時間
減衰を生成する湿り検知器を使用して検出する装置は、
(a) 意図した液体の分配に先立って、水の吸収帯で
の試験エレメントの反射性を代表するR−C 時間減衰
信号を発生する手段と、              
(b) 前記信号における各データ点のために、或る時
間にわたっての前記信号の変化割合を算出する手段と、
(c) 各データ点のための傾斜的変化割合算出値を、
試験エレメントの運動によって惹起されることができる
変化速度を表すノイズ閾値に対し比較する手段と、(d
) 比較手段(c) が二つの連続的なデータ点に対し
て前記閾値より大きい値を得ているか否かを判別する手
段と、 (e) 手段(d) が閾値より大きい値を得る二つの
連続的なデータ点であると認識したときエラーステート
メントを発生する手段と、より成る。 【0009】 【実施例】この発明を、以下、医療上のアナライザに使
用される装置についてて、好ましい試験エレメント(以
下スライドと称する)に関連して説明する。この発明は
アナライザの構成要素以外としても有益であり、予め乾
燥された試薬を含む他の試験エレメントについても、プ
レスポットを検出することが必要であれば、応用するこ
とができる。 【0010】この発明の実施例ではスライドは、例えば
、EastmanKadak 社から”Ektache
m”の商品名で入手可能なスライドとすることができる
。 【0011】この発明に特に有利な環境である医療用の
アナライザは第1図に示すように分配ステーション18
と、トレイ20のような患者サンプル源と、スライドを
分配ステーション18の下方の位置に駆動するディスト
リビュータと称するスライド取扱手段30と、湿潤検知
器60とを具備する。アナライザのこのような部品は通
常のものであり、米国特許第4,420,566 号に
もっと詳しく記載されてある。同様に、湿潤検知器60
もこの特許に記載されてある。簡略に説明すると、スラ
イド15の一側面にビーム64を照射するランプ62の
ような光源と、スライドからの矢印68のような反射光
を受け取るセンサ64とを特徴とする。好ましくはセン
サ66は硫化鉛型の光電池であり、1.945 ミクロ
ンの波長の赤外線放射を通過せさる一体型のノッチフィ
ルタ(図示せず)を備える。1.945 ミクロンの波
長の放射はスライド15内に含まれる水の吸収帯内にあ
る。従って、湿潤スライドは、放射が水性のサンプルに
よって吸収されることからセンサ66の出力が比較的に
弱められるという特徴を呈する。センサ66及びランプ
62はスライド15に対する向きが、スライド15から
の拡散された反射を受け取り、かつセンサ66に戻され
る鏡面反射を最小にするように、選定される。 【0012】検知器60を作動させるために有効な回路
は第2図に示される。この回路はEastman Ko
dak 社から”Ektachem 700”の商品名
で販売されているアナライザに現在使われているもので
ある。この回路はセンサ66を備え、その出力は増幅器
70に供給される。増幅器70の出力はR−C 回路7
2を介して差動増幅器71に伝達される。増幅器71の
出力はサンプルホールド回路73に供給され、サンプル
ホールド回路73はA/D 変換器74を供給する。A
/D 変換器74はコンピュータ75にデジタルデータ
を伝達し、コンピュータ75は通常のディスプレイ(図
示せず)を備えている。演算手段としては、必要なメモ
リ及び演算速度を備えているものであれば、どれでも良
い。例えば、データ記憶及び処理のためここで使用した
マイクロコンピュータはインテル社製8085であった
。 【0013】図1を参照すると、ノイズがセンサ66の
出力に発生し、プレスポットではないのにそうであるか
のように誤認せしめる。それは、チップホルダ116 
が、スライド15を保持するディストリビュータ30に
連結されている(その連結状態は示さない)からである
。液体分配チップ48が所望の滴下作動の直前において
ホルダ116 に挿入された場合に、チップ48がホル
ダ116 に対して非整列であると、ディストリビュー
タ30、ひいてはスライド14の移動を惹起せしめる。 スライド15のこのような騒乱的な動きはセンサ66に
よって検出され、正常なR−C 減衰曲線を本来の特性
から変化せしめるのである。 【0014】上に述べた通り、A/D 変換器74の出
力はR−C 減衰を受け、自動的な零調整機能を持って
いる。代表的な出力特性は図3に示す。このデータはE
astman Kodak 社から商品名”Ektac
hem”型アナライザとして入手可能なアナライザを使
用して得られたものである。横軸は時間を適当な単位、
例えば、単位間隔25マイクロ秒である。縦軸は変換器
からのA/D 値である。この読み取りは変換器出力を
前記各時間単位毎に行われ、コンピュータに格納される
。分析に先立ってデータシーケンス全体の生成及び記憶
を行うのが好ましい。これとは別の手法として、後で説
明するフローチャートに従って実時間のデータ処理をし
てもよい。 【0015】図3にプロットした曲線100 の上又は
下に見える数は以下の通りである。下側の数はA/D 
計測値の、その点から二つ先の点の計測値との差であり
、以後前方観測(look−ahead)変化と呼ぶ。 従って、点Aを点Cと比較すると、その期間でA/D 
値の減少は約31である。 データ点A及びB、並びにX及びYの例外を除き、曲線
100 の上の数はその点での前方観測変化と、二つ後
のデータ点を後方観測(look−back) したと
きのA/D 値の変化(以下後方観測変化と呼ぶ)との
差(即ち、第2次微分)を表す。容易に理解されるよう
に、後方観測変化は、その点から2つ前のデータ点を振
り返って見た変化である。 【0016】(前方観測及び後方観測のための二つのデ
ータ点は曲線の挙動をより良く代表するように選定した
ものである。) 【0017】例えば、点Mは108 の前方観測変化で
あり、後方を振り返ると11の変化であり、その結果点
Mによって表される変化割合は97(108−11)で
ある。データ点A及びB、並びにX及びYは異なって扱
われ、A及びBについてはそこから得られる後方観測値
は存在しない。 同様に、点X及びYについてはこれらは曲線100 上
の最後の二つの値であり、前方観測値は存在しない。必
然的に、これらの点では変化割合を決定することはでき
ない。 【0018】曲線100 についてその広い範囲でなが
めると、点Aから点Cの部分はまさしく代表的なR−C
 減衰曲線であるが、点Mから点Oについては通常では
ない事象が起こっている。この点以後は曲線の変化は、
点Yが来るまでは目立たない。これは、正常の滴下分配
が起こっていることを表し、A/D 値の急降下として
検出することができる。(点Vと点Yとの間で発生する
曲線の上方へのうねりは人為的なものであり、プレスポ
ットが曲線を公称より下に移行させ、R−C 回路は曲
線を公称値まで付勢している。)  【0019】問題は、点Mから点Oにより表される変化
がプレスポットによるのか、スライドの動きによるかで
ある。二次微分はこれを決定するため図4に示すようプ
ロットされる。時間でとったこれらの点の値は図3のプ
ロットにおける夫々の時間の上方に掲示した値と正確に
対応している。 【0020】正の値の二次微分のみ考慮する。それは、
負の変化はR−C減衰カーブにとっては正規状態である
からである。もっと特定すると、以下に説明する理由で
、閾値としては±20が選定されている。この発明によ
れば、プレスポットに基づく誤差信号のためには二次微
分値が少くとも2回この閾値を越えなければならない。 これは、図4に示されてある。このような読み取りが少
くとも2回あることは、起こった変化が十分に長くて、
ノイズではなくて本当の事象を表しているということを
確保することができることから、好ましい。 【0021】ステーション18(図1)での独立した観
察は時間MからOで約1μLのプレスポットが起こった
ことを知らせている。このような量は、約10μLの所
望液滴寸法を使用する”Ektachem”スライド上
での読み取り過程を容認できない程変更せしめる量より
多い。 【0022】閾値20はアナライザに応じて選定される
。 この特定のアナライザにおけるそのスライドの移動及び
他のノイズにより発生するR−C 信号の妨害は20を
越える2次微分値が全然発生しないか、発生しても最大
1回である程度のものである。他のアナライザのために
は異なった閾値が適当となる。次のようにしてそのアナ
ライザに設定した閾値が妥当か否か確認することは容易
である。少くとも数百回の外見的に正しい分配をプレス
ポットがない状態で行い、A/D 値が、スライドの機
械的誘因の運動等のノイズにより惹起された所期のR−
C 減衰曲線からのずれについて観測される。これらの
ずれは統計的に解析され、そのずれがノイズである確率
を越えるのに必要であるA/D 値の大きさについて9
5%の確度のレベルが設定される。 【0023】20の値は図5、図6のプロットに見られ
るようにこのアナライザについては実際上有効である。 図に描かれたA/D 値はディストリビュータ30が点
M’と点O’との間で実際にガタツキ(jar)が起こ
ったのである。さもなければ、曲線100’は点Yでの
所望の滴下に至る美麗ななR−C 減衰曲線である。実
際の観察によりこの場合はプレスポットは全く起こらな
かったのである。図6から二次微分が2個の多いな正の
値19及び14を持つだけであり、閾値20に足りない
。 【0024】コンピュータ75は以下に説明するような
本発明の各ステップを実行するための適当にプログラム
されている。このプログラムは以上の説明から明らかで
あろう。プログラムの概略は図7、図8に示される。プ
ログラムは、A/D 変換器74でアナログ値からディ
ジタル値へのデータ変換が行われるとステップ200 
から開始される。次のステップ210 で、所定のデー
タポイント(以下瞬間点(instant point
) と呼ぶ。)で、チップ48からステーション18で
液滴を分配もしくは計量する指令が出力されているか否
か、チェックされる。その判定がYes なら、通常的
なプログラムに移行し、通常の液滴検出用サブルーチン
が実行される。Noであれば、ステップ230 に進み
、前方観測傾斜を実行するに充分な時間があるか否か、
換言すれば、そのデータ点は曲線100 の点X及びY
に相当するデータ点の前方の点であるか否か判別される
。Noであれば、そのデータ点は無視され、次のデータ
点の評価のための処理に進む。(点A,B,X,Y)は
プレスポットが起こりそうにない時間である。もし、Y
es であれば、ステップ240 で前方観測傾斜の演
算が実行され、瞬間点のA/D 変換値からその瞬間点
の2点後のデータ点のA/D 変換値の単なる引き算が
実行される。次に、ステップ250 で後方観測傾斜を
得るに充分なデータ点があるか否か、換言すれば、瞬間
点は曲線100 上における点Bに相当する点を超えて
いるか否か判断される。Noであれば、データ点は無視
され、次のデータ点の評価が行われる。もし、Yes 
であれば、ステップ260 に進み、後方観測傾斜の演
算が実行される。即ち、先行する2つのデータ点である
データ点のA/D 変換値からインスタントポイントの
A/D 変換値の単なる引き算が実行される。次に、ス
テップ270 では、コンピュータ75はインスタント
ポイントでの変化割合を演算し、そのため、瞬間点にお
ける前方観測傾斜から後方観測傾斜の単なる引き算が実
行される。この後、もし−そうであれば(if−the
n)コマンドがステップ280 で実行される。即ち、
演算された変化割合がコンピュータ75に格納された所
定の閾値を超過するか?もし、Yes ならステップ2
90 で第1フラグがセットされ、次にプログラムはス
テップ300 に移行し、2個の連続するポイントにつ
いて1つ以上のフラグがセットされたか否か判断される
。もしNoであれば、コンピュータは単にステップ31
0 を実行する。ステップ310 が実行されると、プ
ログラムはステップ210 に戻る。以下各ステップの
繰り返しがステップ300 でYes となるまで実行
される。ステップ300 でYes の場合はステップ
320 に進み、エラーステートメントが出力される。 エラーステートメントが出力されると、特に、そのスラ
イドの処理を中断せしめ、そのスライドは無視されるか
、読取ステーション(図示しない)までの処理は完全に
は実行されない。プレスポットされたスライドが或る値
を読み取りしたとき、その値はユーザには知らせられな
いか、又はエラーとして表示される。 【0025】エラーのスライドの検体があった場合には
、単に、そのプレスポットのあった試験エレメントの複
製がディストリビュータ30において新たに作られ、こ
の新規なスライドにチップ48から患者サンプル滴が新
たに分配される。 【0026】 【発明の効果】この発明の技術的な効果は、現実の分配
に先立ってスライドに有意なプレスポットが検出され、
そのようなスライドは識別され、排除することができる
ことにある。 【0027】この発明の他の技術的効果は、そのような
検出を、システムのノイズの影響による誤識別をするこ
となく、微調整することができる点にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明における湿潤検出器を備えたア
ナライザ及びその分配ステーションを示す鳥瞰図。
【図2】図2は湿潤検出器と共に使用される回路の概略
図。
【図3】図3は図2の変換器74によって得られるA/
D 変換値を時間に対してとったものであり、図示変化
特性中には、プレスポットがあった場合と正規の液滴分
配が行われた場合との双方が含まれている。
【図4】図4は図3における値の2次微分を時間に対し
て表したものである。
【図5】図5は図3と類似するが、プレスポットが全く
欠如している場合の変化特性を比較の目的で示すもので
ある。
【図6】図6は図4と類似するが、プレスポットが全く
欠如している場合の変化特性を比較の目的で示すもので
ある。
【図7】図7はこの発明を実施するためのコンピュータ
のプログラムを示すフローチャートの一部である。
【図8】図8は図7に継続するフローチャートの残りの
部分を示す。
【符号の説明】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液体分配器による試験エレメントの不
    適当な湿潤状態を、該エレメント上の水分の存在におい
    て減少するR−C 時間減衰を生成する湿り検知器を使
    用して検出する方法において、 (a) 意図した液体の分配に先立って、水の吸収帯で
    の試験エレメントの反射性を代表するR−C 時間減衰
    信号を発生し、 (b) 前記信号における各データ点のために、或る時
    間にわたっての前記信号の変化割合を算出し、(c) 
    各データ点のための傾斜的変化割合算出値を、試験エレ
    メントの運動によって惹起し得る変化割合を表すノイズ
    閾値に対し比較し、 (d) 比較ステップ(c) が二つの連続的なデータ
    点に対して前記閾値より大きい値を得ているか否かを判
    別し、かつ (e) ステップ(d) で閾値より大きい値を得る二
    つの連続的なデータ点であると認識したときエラーステ
    ートメントを発生する、ことより成る方法。
  2. 【請求項2】  請求項1の方法において、ステップ(
    b) は実際に検出される二つのデータ点にわたって計
    測される変化割合を演算することより成る方法。
  3. 【請求項3】  液体分配器による試験エレメントの不
    適当な湿潤を、該エレメント上の水分の存在において減
    少するR−C 時間減衰を生成する湿り検知器を使用し
    て検出する装置において、 (a) 意図した液体の分配に先立って、水の吸収帯で
    の試験エレメントの反射性を代表するR−C 時間減衰
    信号を発生する手段と、 (b) 前記信号における各データ点のために、或る時
    間にわたっての前記信号の変化割合を算出する手段と、
    (c) 各データ点のための傾斜的変化割合算出値を、
    試験エレメントの運動によって惹起されることができる
    変化速度を表すノイズ閾値に対し比較する手段と、(d
    ) 比較手段(c) が二つの連続的なデータ点に対し
    て前記閾値より大きい値を得ているか否かを判別する手
    段と、 (e) 手段(d) が閾値より大きい値を得る二つの
    連続的なデータ点であると認識したときエラーステート
    メントを発生する手段と、より成る装置。
JP3006470A 1990-01-24 1991-01-23 アナライザにおけるプレスポット検出方法及び装置 Pending JPH04212039A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US469860 1983-02-28
US07/469,860 US5067092A (en) 1990-01-24 1990-01-24 Prespot detection method and apparatus in an analyzer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04212039A true JPH04212039A (ja) 1992-08-03

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ID=23865329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3006470A Pending JPH04212039A (ja) 1990-01-24 1991-01-23 アナライザにおけるプレスポット検出方法及び装置

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