JPH04211834A - オペレーティングシステムによる外部割り込みシミュレート方式 - Google Patents

オペレーティングシステムによる外部割り込みシミュレート方式

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JPH04211834A
JPH04211834A JP1463291A JP1463291A JPH04211834A JP H04211834 A JPH04211834 A JP H04211834A JP 1463291 A JP1463291 A JP 1463291A JP 1463291 A JP1463291 A JP 1463291A JP H04211834 A JPH04211834 A JP H04211834A
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JP
Japan
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interrupt
external
master
level
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JP1463291A
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Tomoshi Fukui
知史 福井
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オペレーティングシス
テム(以下OSと記す)による外部割り込みシミュレー
ト方式に関し、特にリアルタイムOSの外部割り込みシ
ミュレート方式に関する。
【0002】
【従来の技術】リアルタイムシステムのアプリケーショ
ンプログラムは、1つ以上のアプリケーションタスク及
び、いくつかの外部割り込み処理ハンドラから成ってい
る。アプリケーションプログラムはマルチタスク構造と
なっており、タスク優先順位及びイベントドリブンによ
るタスクスケジューリングをもとに動作する。即ち外部
事象(タイマトリガ等)が発生すると、その外部事象に
対応した外部割り込み処理ハンドラが、外部割り込みコ
ントローラの制御下で起動する。動作中の外部割り込み
処理ハンドラに対応する外部事象のレベル(割り込み優
先順位)よりも高いレベルの外部事象が発生する場合も
、同様により高いレベルの外部事象に対応した外部割り
込み処理ハンドラが起動する。それぞれの外部割り込み
事象には、一般にレベルが付けられている。
【0003】外部割り込み処理ハンドラの内部では、普
通いくつかのシステムコールを発行し、外部割り込み終
了システムコールに於て、外部割り込み処理の終了を外
部割り込みコントローラに通知し、割り込み元に復帰す
る。
【0004】これらの外部割り込み発生から外部割り込
みハンドラ処理終了までを、一例として日本電気(株)
製のμPD70116(CPU)及びμPD71059
(外部割り込みコントローラ)からなるマイクロコンピ
ュータシステムによって図5で説明する。
【0005】ここでは外部割り込みとしてマスク可能な
外部割り込みを考える。CPUの外部割り込み受付条件
(IEフラグ=1)及び外部割り込みコントローラの割
り込み受付条件の双方が満足されていれば、外部割り込
みが発生する。
【0006】アプリケーションタスク51の処理中では
、CPUのIEフラグ情報により外部割り込み不能状態
(di状態)及び外部割り込み可能状態(ei状態)の
それぞれの区域が存在する。アプリケーションタスクが
発行したシステムコール処理中の場合もアプリケーショ
ンタスクの延長線上にあると考え、同様にdi及びei
状態の区域を考えることができる。この区域のうち、e
i状態の区域52の外部割り込み可能命令を実行中であ
ることが、外部割り込み発生の第一条件である。
【0007】次に外部割り込みコントローラの動作を説
明する。外部割り込みコントローラには、ISR,IM
R,IRRの3つの内部レジスタをもつ。IRR(割り
込み要求レジスタ)はまだCPUによって受け付けられ
ていない外部割り込み要求のレベルを保持するためのレ
ジスタであり、外部割り込み事象が発生すると対応する
ビットがセットされる。ISR(イン・サービス・レジ
スタ)は処理中の外部割り込み事象レベルを保持するた
めのレジスタであり、割り込み要求がCPUによって受
け付けられると対応するビットがセットされる。IMR
(割り込みマスク・レジスタ)は外部割り込み処理をマ
スクする外部割り込み事象レベルを保持するためのレジ
スタである。1つの外部割り込みコントローラは最大8
種類の外部割り込みを制御でき、その各々に外部割り込
みコントローラがカスケード接続でき、接続する方をス
レーブと呼ぶ。接続された方はマスタである。つまりマ
スタに8個のスレーブを接続すると、最大64種類の割
り込みを制御できる。
【0008】ここで便宜上、マスタ及び最大8個のスレ
ーブに接続する外部事象のレベルを8bitのデータで
管理する。最上位bitが0で、上位3bitでマスタ
のレベル0〜7を示し、マスタの入力端子に直接外部事
象を接続していれば下位4bitの最上位を1とし、そ
れにスレーブを接続していれば下位4bitの最上位を
0とし、下位3bitにそのスレーブ内のレベルを示す
。これにより外部割り込み事象が一意的に決定する。 これを事象番号と呼び、下位4bitの最上位bitが
1の事象番号が示す事象をマスタ事象、それ以外をスレ
ーブ事象と呼ぶ。
【0009】マスタに接続する外部割り込み事象はマス
タレベルにより、外部割り込み処理ハンドラ53の起動
の可否を決定する。つまり、或マスタレベルの外部割り
込み処理中にそのレベルと同じか低位のレベルの外部割
り込み事象が発生しても、外部割り込み処理を保留する
。レベルは0が最上位で7が最下位である。スレーブに
関しても同様であるが、それが接続されているマスタの
外部割り込み処理判断に於て、外部割り込み処理中のマ
スタレベルと同レベルの場合にも、マスタ側では保留に
しない処理が、マスタのみの場合と異なる。(μPD7
1059では、マスタは拡張ネストモード、スレーブは
全て通常ネストモードの動作である)。
【0010】3つのレジスタは8種類の外部割り込みを
制御するため、8bitで構成されている。マスタ事象
の外部割り込みが発生すると、マスタIRRのマスタレ
ベルのbitがセットされる。スレーブ事象の外部割り
込みが発生すると、スレーブIRRのスレーブレベルの
bit及びマスタIRRのマスタレベルのbitがセッ
トされる。その事象番号がマスタ事象の場合、そのマス
タレベル以上の割り込み処理中のものがないときに、割
り込み処理に移される。その事象番号がスレーブ事象の
場合、そのスレーブが接続されているマスタレベルより
も上位のレベルに割り込み処理中のものがなく、かつ、
そのスレーブレベルよりも上位か同じレベルに割り込み
中のものがないときに、割り込み処理に移される。割り
込み処理に移る際、その事象番号がマスタ事象の場合、
マスタISRのマスタレベルbitがセットされ、マス
タIRRのマスタレベルbitがリセットされる。その
事象番号がスレーブ事象の場合、当該スレーブISRの
スレーブレベルbitがセットされ、当該スレーブIR
Rのスレーブレベルbitがリセットされ、マスタIS
Rのマスタレベルbitがセットされ、マスタIRRの
マスタレベルbitがリセットされる。さらに、対応す
る外部割り込み処理ハンドラが起動される。また、割り
込み処理に移る前に、IMRにより8種類の外部割り込
み処理をマスク(保留)することができる。
【0011】また、外部割り込みコントローラは非同期
に発生する外部事象による割り込みを制御、処理するも
のである。
【0012】以上のハードウェア環境により動作するリ
アルタイムシステムを開発及び評価するには、実際のシ
ステムの外部事象により外部割り込みハンドラ処理を動
作させて、システム評価を行なうのが最適であった。或
は外部割り込み事象を外部トリガ発生機能を持ったイン
サーキットエミュレータ等を利用して発生させて評価を
行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ハード
ウェアによる外部割り込み制御によりリアルタイムシス
テムを評価する場合、まず評価はハードウェアが限定さ
れた実機システムにおいて行わなければならない。また
、開発用及び評価用に汎用システムを用いるにしても、
実際の外部割り込み事象が発生する要因が実機と異なる
【0014】また、システムを開発するには、実機ハー
ドウェアを開発し、それにともなってソフトウェアを開
発しなければならず、評価は全ての開発が完了しなけれ
ば行えない。
【0015】本発明の目的は、上述の欠点を除去し、外
部割り込みをソフトウェアでシミュレートする方式を提
供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のオペレーティン
グシステムによる外部割り込みシミュレート方式は、C
PU及び外部割り込み制御機能を有するマイクロコンピ
ュータシステムと、前記マイクロコンピュータシステム
上で動作するオペレーティングシステムとオペレーティ
ングシステムの制御下で動作するアプリケーションプロ
グラムとで構成し、外部割り込みを発生させる手段とを
有するオペレーティングシステムによる外部割り込みシ
ミュレート方式において、前記外部割り込みを、ターゲ
ットシステムの前記外部割り込み以外の外部割り込み要
因による外部割り込みに対応付ける手段と、前記外部割
り込み対応付けられた割り込み処理ハンドラをシミュレ
ートさせる手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0018】図1は本方式を実現するためのシステム構
成をブロック図にしたものであり、ハードウェア資源と
して、1はマイクロコンピュータシステム、2はCPU
、3はマスタ外部割り込みコントローラ、4はスレーブ
外部割り込みコントローラ、5はタイマ、6はキーボー
ド、ソフトウェア資源として、7はリアルタイムOS、
8はアプリケーションタスク、9は外部割り込み処理ハ
ンドラを示す。
【0019】第1の実施例では外部割り込みの発生を外
部割り込み事象の1つであるキーボード6により割り込
み処理をシミュレートする方式である。キーボード6は
各々のキーにキーコードが設定してあり、入力時にそれ
がキーコードのポートにデータとして出力される。それ
と同時にキーボードの割り込み事象が発生する。即ちキ
ーボードの外部割り込み処理ハンドラにてキーボードを
読み、それに従って、外部割り込みの発生と判断し、外
部割り込みハンドラ処理を保留するか、起動するかを識
別することにより実現する。
【0020】本実施例を実現するために、キーボード割
り込み処理ハンドラを作成しなければならない。その流
れ図を図4で説明する。ステップ401において、キー
ボード割り込みが発生すれば、キーコードをデータポー
トから読む。ステップ402において、キーボード割り
込みが、シミュレート中の外部割り込みハンドラ処理時
にも発生するように、割り込みコントローラに割り込み
終了を通知する。ステップ403において、予め定義し
ておいた、事象番号に対応したキーであるか判断し、そ
うでなければステップ408に移る。ステップ404に
おいて、そうであればシミュレートする事象番号の計算
を行なう。ステップ405において、その事象番号がマ
スタ事象でなければ、ステップ406において、当該の
スレーブIRR情報のスレーブレベルbitをセットす
る。ステップ407において、マスタのIRR情報のマ
スタレベルbitをセットする。ステップ408におい
て、割り込み終了ルーチンに移る。
【0021】但しリアルタイムOS初期化部にて、キー
ボード割り込みが発生できる状態(マスタ割り込みコン
トローラのIMRレジスタの当該bitが0)であり、
必要に応じてキーボードインターフェース部の初期化を
行なうことが必須である。
【0022】外部割り込み終了システムコールは、それ
を発行した時点でのもっとも高いレベルの外部割り込み
に対応するISR情報の当該bitをリセットする。そ
の後、外部割り込み終了ルーチンに移る。
【0023】図2は外部割り込み終了ルーチンの流れ図
である。図3は変数名一覧である。本シミュレート方式
で特別に使用する内部データは、マスタ1個,スレーブ
8個(最大)各々のIRR,ISR,IMR情報及び割
り込み処理ベクタアドレス情報であり、以下はこれに関
する処理である。本処理は、シミュレートの為の割り込
みが発生し、割り込み終了時にマスク可能外部割り込み
禁止状態で行なうものである。ステップ201で割り込
み復帰後のCPUのIEフラグを調べる。外部割り込み
処理ハンドラの起動条件を満たさない場合は通常割り込
み復帰処理をステップ218でおこなう。
【0024】ステップ202において、次にマスタのI
RR情報と、IMR情報の1の補数との論理積をTMI
Rに置き、これが0であればステップ218に移る。ス
テップ203において、マスタのサービス中マスタレベ
ルをMSHRBに置く、但しISR情報が0の場合はF
F(16)である。ステップ204において、TMIR
が0の場合ステップ218に移る。ステップ205にお
いて、マスタの最上位割り込み要求のマスタレベルをM
RHBに置く。ステップ206において、MSHBとM
RHBとを比較し、前者の方が小さければステップ21
8に移る。つまりサービス中の外部割り込みが最上位で
ある。前者と後者が等しい場合はステップ207におい
て、スレーブがなければステップ217においてTMI
Rのマスタレベルbitをクリアしステップ204に戻
る。前者の方が大きくて、ステップ214において、ス
レーブがなければ、ステップ215において、マスタの
外部割り込み処理ハンドラを起動する。スレーブがあれ
ばステップ208において、マスタレベルnに接続して
いるスレーブのIRR情報とIMR情報の1の補数との
論理積をTSIRに置き、これが0であればステップ2
17に移る。ここでnはマスタレベルMRHBを示す。 ステップ209において、マスタレベルnに接続してい
るスレーブのサービス中スレーブレベルをSSHRBに
置く、但しISR情報が0の場合はFF(16)である
。ステップ210において、TSIRが0の場合ステッ
プ217に戻る。ステップ211において、当該のスレ
ーブの最上位割り込み要求のスレーブレベルをSRHB
に置く。ステップ212において、SSHBとSRHB
とを比較し、前者の方が小さくなければ、ステップ21
6において、TSIRのスレーブレベルbitをクリア
し、ステップ210に戻る。前者の方が小さければ、ス
テップ213において、スレーブの外部割り込み処理ハ
ンドラを起動する。
【0025】ここでステップ213,215のシミュレ
ートする外部割り込みハンドラ処理は、CPUのIEフ
ラグ、PSレジスタ及びPCレジスタを除くレジスタを
復帰して(di状態で)、当該の外部割り込み処理ハン
ドラに制御を移すことである。
【0026】具体例を示す。キーボードのPF1の入力
により、発生させる事象番号が18(16)(マスタ1
番の事象)の場合を考える。そこでPF1を入力すると
きの動作を順に説明する。
【0027】まず、図4のステップ401において、キ
ーコードをデータポートから読む。ステップ402にお
いて、キーボード割り込みが、シミュレート中の外部割
り込みハンドラ処理時にも発生するように、割り込みコ
ントローラに割り込み終了を通知する。ステップ403
において、予めPF1に事象番号が定義されているので
、ステップ404で事象番号18(16)を算出し、ス
テップ405において、マスタのレベルか判断し、そう
であるので、ステップ407において、マスタIRR情
報は00(16)から事象番号より第1ビットをセット
すると02(16)になる。ステップ408において、
割り込み終了ルーチンにbranchとする。
【0028】次に図2のステップ201において、復帰
後状態はei状態であるので、ステップ202に移る。 ステップ202において、マスタのIRR情報とマスタ
のIMR情報の1の補数との論理積を求めTMIRにお
く。この場合マスタのIMR情報の第1ビットは0で、
かつ、マスタのIRR情報は02(16)であるので、
TMIRは02(16)となる。よって0でないので、
ステップ203において、マスタのISR情報により、
その中のサービス中(ビット値1)の最も高いレベルの
番号をMSHBにおく。サービス中の割り込みが無けれ
ば(マスタのISR情報が0ならば)、FF(16)を
MSHBにおく。この場合タスク動作中にこのルーチン
に移ったので、マスタISR情報は0となり、FF(1
6)がMSHBにおかれる。ステップ204において、
TMIRは02(16)であるので、ステップ205に
おいて、マスタの最上位の割り込み要求のマスタレベル
をMRHBにおく。 この場合、マスタのIRR情報の第1ビットが1で最上
位のため、01(16)がMRHBにおかれる。ステッ
プ206において、MSHBとMRHBを比較し、この
場合、FF(16)と01(16)であるため、ステッ
プ214に移る。ステップ214において、MRHBの
レベルにスレーブが接続されていないので、ステップ2
15において、アプリケーションプログラムから発行し
たシステムコールにより定義した、事象番号18の割り
込み処理ハンドラに制御を移す。
【0029】次に発生させる事象番号が20(16)(
マスタ2番に接続されているスレーブ0番の事象)の場
合を考える。そこでPF1を入力するときの動作を順に
説明する。
【0030】まず、図4のステップ401において、キ
ーコードをデータポートから読む。ステップ402にお
いて、キーボード割り込みがシミュレート中の外部割り
込みハンドラ処理時にも発生するように、割り込みコン
トローラに割り込み終了を通知する。ステップ403に
おいて、予めPF1に事象番号が定義されているので、
ステップ404で事象番号が20(16)を算出し、ス
テップ405において、マスタのレベルか判断し、そう
でないので、ステップ406において、マスタ2番に接
続しているスレーブのIRR情報は00(16)から事
象番号より第0ビットをセットすると01(16)にな
る。ステップ407において、マスタIRR情報は00
(16)から事象番号より第2ビットをセットすると0
4(16)になる。ステップ408において、割り込み
終了ルーチンにbranchする。
【0031】次に図2のステップ201において、復帰
後状態はei状態であるので、ステップ202に移る。 ステップ202において、マスタのIRR情報とマスタ
のIMR情報の1の補数との論理積を求めTMIRにお
く。この場合マスタのIMR情報の第2ビットは0で、
かつ、マスタのIRR情報は04(16)であるので、
TMIRは04(16)となる。よって0でないので、
ステップ203において、マスタのISR情報により、
その中のサービス中(ビット値1)の最も高いレベルの
番号をMSHBにおく。サービス中の割り込みが無けれ
ば(マスタのISR情報が0ならば)、FF(16)を
MSHBにおく。この場合タスク動作中にこのルーチン
に移ったので、マスタのISR情報は0となり、FF(
16)がMSHBにおかれる。ステップ204において
、TMIRは04(16)であるので、ステップ205
において、マスタの最上位の割り込み要求のマスタレベ
ルをMRHBにおく。この場合、マスタのIRR情報の
第2ビットが1で最上位のため、02(16)がMRH
Bにおかれる。ステップ206において、MSHBとM
RHBを比較し、この場合FF(16)と02(16)
であるため、ステップ214に移る。ステップ214に
おいて、MRHBのレベルにスレーブが接続されてるの
でステップ208に移る。ステップ208において、マ
スタ2番に接続しているスレーブのIRR情報と同スレ
ーブのIMR情報の1の補数との論理積をTISRにお
く。この場合マスタ2番に接続しているスレーブのIM
R情報の第0ビットは0で、かつ、同スレーブのIRR
情報は01(16)であるので、TSIRは01(16
)となる。よって0でないので、ステップ209におい
て、マスタ2番に接続しているスレーブのISR情報に
より、その中のサービス中(ビット値1)の最も高いレ
ベルの番号をSSHBにおく。サービス中の割り込みが
無ければ(そのスレーブのISR情報が0ならば)、F
F(16)をSSHBにおく。この場合タスク動作中に
このルーチンに移ったので、同スレーブのISR情報は
0となり、FF(16)がSSHBにおかれる。ステッ
プ210において、TSIRは01(16)であるので
、ステップ211において、同スレーブの最上位の割り
込み要求のスレーブレベルをSRHBにおく。この場合
、同スレーブのIRR情報の第0ビットが1で最上位の
ため、00(16)がSRHBにおかれる。ステップ2
12において、SSHBとSRHBを比較し、この場合
、FF(16)と00(16)であるため、ステップ2
13に移る。ステップ213において、アプリケーショ
ンプログラムから発行したシステムコールにより定義し
た、事象番号20の割り込み処理ハンドラに制御を移す
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リアルタ
イムシステムを評価する場合、外部割り込み発生要因と
して実機システムを用いる代わりに汎用システムによる
外部割り込み要因を使用し、非同期に発生する外部割り
込みの発生をシミュレートすることができるため、評価
環境おける制限が極めて減少する。
【0033】また、構築した評価環境により、容易にシ
ステム評価が実現できる。
【0034】さらに、汎用システムを使用することによ
りシステム評価が可能なため、ソフトウェア開発とハー
ドウェア開発を切り放して行えるため、システム開発の
効率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】割り込み処理ルーチンの流れ図である
【図3】
図2に使用した変数名の一覧を示す図である。
【図4】キーボード割り込み処理ハンドラの流れ図であ
る。
【図5】タスク状態遷移図である。
【符号の説明】
1    マイクロコンピュータシステム2    C
PU 3    マスタ外部割り込みコントローラ4    
スレーブ外部割り込みコントローラ5    タイマ 6    ギーボード 7    リアルタイムOS 8    アプリケーションタスク 9    外部割り込み処理ハンドラ 51    アプリケーションタスク 52    ei区域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  CPU及び外部割り込み制御機能を有
    するマイクロコンピュータシステムと、前記マイクロコ
    ンピュータシステム上で動作するオペレーティングシス
    テムと、前記オペレーティングシステムの制御下で動作
    するアプリケーションプログラムとで構成し、外部割り
    込みを発生させる手段とを有するオペレーティングシス
    テムによる外部割り込みシミュレート方式において、前
    記外部割り込みを、ターゲットシステムの前記外部割り
    込み以外の外部割り込み要因による外部割り込みに対応
    付ける手段と、前記外部割り込み対応付けられた割り込
    み処理ハンドラをシミュレートさせる手段とを具備する
    ことを特徴とする、オペレーティングシステムによる外
    部割り込みシミュレート方式。
  2. 【請求項2】  CPU及び外部割り込み制御機能を有
    するマイクロコンピュータシステムと、前記マイクロコ
    ンピュータシステム上で動作するオペレーティングシス
    テムと、前記オペレーティングシステムの制御下で動作
    するアプリケーションプログラムとで構成し、外部割り
    込みを発生させる手段とを有するオペレーティングシス
    テムによる外部割り込みシミュレート装置において、前
    記外部割り込みを、ターゲットシステムの前記外部割り
    込み以外の外部割り込み要因による外部割り込みに対応
    付ける手段と、前記外部割り込み対応付けられた割り込
    み処理ハンドラをシミュレートさせる手段とを具備する
    ことを特徴とする、オペレーティングシステムによる外
    部割り込みシミュレート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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