JPH0421174B2 - - Google Patents

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JPH0421174B2
JPH0421174B2 JP2109886A JP2109886A JPH0421174B2 JP H0421174 B2 JPH0421174 B2 JP H0421174B2 JP 2109886 A JP2109886 A JP 2109886A JP 2109886 A JP2109886 A JP 2109886A JP H0421174 B2 JPH0421174 B2 JP H0421174B2
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JP
Japan
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screen
girders
pillars
projection
pillar
Prior art date
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JP2109886A
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English (en)
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JPS62180345A (ja
Inventor
Yoshio Yatabe
Itaru Yatabe
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YUUPU KK
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YUUPU KK
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Publication date
Application filed by YUUPU KK filed Critical YUUPU KK
Priority to JP2109886A priority Critical patent/JPS62180345A/ja
Priority to EP86102122A priority patent/EP0193088B1/en
Priority to DE8686102122T priority patent/DE3663749D1/de
Priority to US06/832,127 priority patent/US4668046A/en
Publication of JPS62180345A publication Critical patent/JPS62180345A/ja
Publication of JPH0421174B2 publication Critical patent/JPH0421174B2/ja
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプロジエクシヨンテレビや、各種投影
機器に用いられる透過型映写スクリーンの組立構
成方法に関し、特に複数ケの透過型映写スクリー
ンを横及び又は縦方向に連接して、複数ケのプロ
ジエクターから投影して一つの大画面を形成する
ことのできるマルチスクリーンの組立方法に関す
る。
先行技術と解決すべき問題点 従来の透過型映写スクリーンは例えば第7図に
示すような一枚物と云われているスクリーン即ち
一方の面にサーキユラーフレネルレンズ21aを
設け、他方の面にレンチキユラレンズ22aを設
けた透明な合成樹脂、例えばアクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、アクリルニトリル・スチレン共重合樹脂等を
主体とする光学的性質の優れた合成樹脂の成形体
からなるもので、同レンズの相対的位置を正確に
保ち得るところから実用化されているが、製造技
術上あるサイズ以下のものしか作ることができな
い。
又第8図に示すように前記合成樹脂でサーキユ
ラーフレネルレンズ21bとレンチキユラレンズ
22bとを別個に製造し、これを組合わせて貼り
合わせたいわゆる二枚物と称されるスクリーンも
知られているが、レンチキユラレンズシートはレ
ンズがかまぼこ型であるために、比較的長尺に形
成し易いが、フレネルレンズシートは前記1枚物
同様に成形状サイズに限界があるところから、そ
の光学的特性を充分に発揮させる技術等が未発達
であつたので、大型スクリーンには実用されてい
ない。
現在このようなあるサイズ以下の透過型スクリ
ーン単位を多数組合わせてマルチスクリーンと呼
ばれる大画面を得る方法が考えられているが、各
透過型スクリーン単位はそれぞれアルミサツシの
如きフレームを用いるとともに任意のサイズの柱
及び又は桁を前記スクリーン単位間に設けて組立
てていたので、これらの支持材が入射光束を遮ぎ
る結果、その部分に大きな幅の継目が強い印象を
残すこととなり、広く商業的な実用化を妨げるこ
ととなつていた。
この対策について本発明者は既に特願昭60−
34490号により、透過型スクリーン単位の複数個
を同一平面もしくは同一円弧の曲面上に、縦方向
及び又は横方向に隣接して配置し、一つの大画面
用スクリーンを形成する場合に、スクリーンの継
目部に入射する光線の死角部分に、この死角の角
度以下の頂角を有する三角柱又は三角桁をスクリ
ーンに近接して設けることによりスクリーンを支
持するようにて大画面用透過型スクリーンを構成
する方法を生み出した。
しかし、この発明はスクリーンの継目を皆無に
するためには、三角柱又は三角桁を用いてスクリ
ーンのフレームを作り、この三角柱又は三角桁を
死角内で強固に連結する必要があるので、その構
成に若干の難しさが考えられるところから、継目
の印象を理想的に皆無にしなくても実質的に殆ど
印象づけられなければよいとの観点から、組立方
法について種々検討の結果生み出されたのが本発
明である。
問題点を解決するための手段 本発明の概要は複数個の透過型スクリーン単位
を同一平面又は同一円弧の曲面上に連続的に配置
し、マルチスクリーンを形成するに際し、各スク
リーン単位に対する映写機側よりの投射光線の死
角内にスクリーンを支持する柱及び又は桁をスク
リーンに近接して設けるとともに、隣接する透過
型スクリーンの厚み方向の全部又は一部に薄板金
具を介在させて、スクリーン端面と柱及び又は桁
とにねじ止めすることにより結合させて支持する
ようにしたことを特徴とする大画面用スクリーン
の構成法である。
そしてその実施に当つては、透過型スクリーン
単位の継目の間に金属板ホルダーが挿入され、こ
れが透過型スクリーンの側面及び死角内に設けら
れた柱及び又は桁に対しそれぞれねじ止めされて
保持されるようにしたもの及び、隣接する透過型
スクリーン単位の一方の側のみ金属板ホルダーの
厚み丈けフレネルレンズ部の厚みを短かく構成
し、これに金属板ホルダーを挿入するように、金
属板ホルダーは同フレネルレンズの側面及び死角
内に設けられた角柱及び又は角桁に対しそれぞれ
ねじ止されて保持されるようにしたものである。
以下図面を参照しつゝ本発明を説明する。
第1図は透過型スクリーン単位A1,A22枚を同
一平面上に横方向に直線状に並べて接続する場合
を示す。
この場合映写機L1,L2はそれぞれのスクリー
ン単位A1,A2にそれぞれ部分画像を送り得るよ
うになつている。
なお図に於て記号は以下のことを示す。
O1,O2:映写機L1,L2の映写レンズ C1,C0,C2:透過型スクリーン単位A1,A2の端
部の位置 Z1Z2:C0点を通りO1AU,O2AUに平行な線 W:透過型スクリーン単位A1,A2の幅 AU:観覧者の代表的位置 2α:映写機側の死角空間及び映写角 2γ:AUの観覧者角 P:映写距離 D:観覧距離 Ta:柱の設置部分 従つてこの図で示した柱の設置部分Taに柱を
設置すれば透過型スクリーン単位の継目における
柱の存在を視覚に訴えることなくスクリーンを支
持することができる。
第2図は透過型スクリーン単位A3,A42枚を同
一平面上に縦方向に直線状に並べて接続する場合
を示す。
この場合映写機L3,L4はそれぞれのスクリー
ン単位A3,A4にそれぞれ部分画像を送り得るよ
うになつている。
O11,O13:映写機L3,L4の映写レンズ C11,C0,C12:透過型スクリーン単位A1,A2
端部の位置 Z11Z12:C0点を通りO11AU,O12AUに平行な線 H:透過型スクリーン単位A3,A4の高さ AU:観覧者の代表的位置 2β:映写機側の死角空間及び映写角 2δ:AUの観覧者角 P:映写距離 D:観覧距離 Tb:桁の設置部分 従つてこの図で示した桁の設置部分Tbに柱を
設置すれば、透過型スクリーン単位の継目におけ
る桁の存在を視覚に訴えることなくスクリーンを
支持することができる。
又、第3図は透過型スクリーン単位A1,A22枚
をその中心が代表的観覧者の位置AUから同一円
弧(半径D)上にくるように配列してそれぞれの
映写機L1,L2から映写距離Pで映写するように
した場合を示す。
O1,O2:映写機L1,L2の映写レンズ C1,C0,C2:透過型スクリーン単位A1,A2の端
部の位置 Z21Z22:C0AUを結ぶライン W:透過型スクリーン単位の幅 α:映写光束の半角 γ:観覧者よりスクリーン単位を見込む角の半角 2(α+γ):映写機側の継目における死角 P:映写距離 D:観覧距離 Tc:柱の設置部分 従つてこの図で示した柱の設置部分Tcに柱を
設置すれば、透過型スクリーン単位の継目におけ
る柱の存在を視覚に訴えることなくスクリーンを
支持することができる。
本発明は前述したように死角内に柱又は桁をス
クリーンに近接して設けるが、その結合に当つて
薄板金具即ち金属板ホルダーを併用するものであ
る。
実施例 次にその実施例を説明する。
第4図は本発明の実施例の組立段階を示す斜視
図で、透過型スクリーン単位A1,A2の継目部分
に死角に柱10-1,10-2を組合せて設ける。
金属板ホルダー13aが透過型スクリーン単位
A1の端面と柱10-1にねじ止14されて一体化
し、同様に金属板ホルダー13bが透過型スクリ
ーン単位A2の端面と柱10-2にねじ止(図示せ
ず)されて一体化している。
その際金属板ホルダー13aと13bとは柱の
長手方向に対して交互に組合わされるようにし、
両者を合わせたときに金属板ホルダーの厚みのみ
が継目に現われ、柱は完全に死角内に入るもので
ある。
又、柱10-1と柱10-2とはボルト穴15にボ
ルトを挿通し一体に固着される。金属板ホルダー
の厚みは数mm以下で済むので視野に対する影響は
極めて少ない。
第5図は本発明の他の実施例の横断面図で、透
過型スクリーン単位A1,A2のレンチキユラーレ
ンズ部A1-R,A2-Rは互に端面に接するようにし、
フレネルレンズ部A1-F,A2-Fは一方のスクリー
ン型(図ではA2-F)を金属板ホルダー13の厚
みだけ短かく構成し、映写死角即ち映写光束の限
界内(死角内)に柱10-1,10-2を設け、フレ
ネルレンズの端面と柱とは前図第3図に準じて、
交互にA1-F及び10-1,A2-F及び10-2に複数の
金属ホルダー13をねじ止することによつて、支
持するようにし、かつボルト16で柱10-1,1
-2を結合して一体化してスクリーンを支持する
ようにしたものである。
このようにすると柱が映写光束の死角内にある
のであるから、視員の妨げとならず、金属板ホル
ダーも金属板の端面はレンチキユラレンズで遮ぎ
られており、通常はこの金属板自体も死角の中に
あるので問題とならず、僅かに金属板を止めるた
めのねじが映写光を遮ぎることがあるが、視野に
対する投影面積が極めて小さいので、映写光束に
対する影響は極めて少なく、殆んど継目は意識さ
れない。
更に第6図に示すように透過型スクリーン単位
A1,A2の接続端面を映写死角に合わせて斜面に
形成し、これに死角に等しい頂角を有するV字状
金具13を各スクリーンにねじ止(例えばスタツ
ドねじ)14するとともに、死角内に設けられた
柱10にもねじ止14して構成すれば金具13の
厚みは全く視野に現われず、スクリーン単位の境
界を意識しなくて済む。
以上スクリーンと柱との関係について述べたが
スクリーンと桁との関係も同様である。
なお柱及び桁はアルミ、鋼材等で作り得るが、
相互の間に接着、溶接、嵌め合せ、L字金具、ボ
ルト止めなどの各種の固定手段で固着し一体化す
ることができる。但し、縦、横に並べるマルチス
クリーンに於て通常柱は接続しない一本もので構
成し、横方向に用いられる桁は一本ものを柱に噛
み合うようにしてもよいが、各スクリーン単位の
幅に対応させた短尺のものとし、これを接続する
ようにしても充分強度を保持することができる なお柱の形状は本発明の意義を考え映写死角内
に入る三角柱のみならず台形五角形、或はその1
2の組合せ型のものなど任意のものが用いられ、
かつ金属板ホルダーの取りつけ方も勿論任意であ
る。
本発明の実例について述べると透過型スクリー
ン単位の大きさ横幅2700mm、縦高さ2000mm、のも
のを作り縦、横に三枚づつ合計9枚組合せて、横
幅8100mm、縦高さ6000mmのマルチスクリーンを構
成する場合について述べる。この場合例えば観客
に面する側に厚さ約3〜4mmのレンチキユラー拡
散面を置き、その背面に厚さ約8〜9mmのフレネ
ルレンズが配置されたものを用いる。
柱及び桁は同じ寸法のものを額縁格子状に組合
せてこれに金属板ホルダーを用いて前記の手法に
よりスクリーン端面と柱又は桁とに接着、ねじ止
め等の固着手段により一体化してマルチスクリー
ンを構成することができ、映写の結果は殆んど境
界を意識しない画像を映し出すことができた。
発明の効果 本発明によるときは支持柱又は支持桁を透過型
スクリーン単位の映写死角内におくことと、厚さ
の薄い金属板ホルダーを用いて、透過型スクリー
ン単位と支持柱又は支持桁を結合し一体化させる
ものであるから比較的構成に当つての作業が容易
であり、しかも視野側には最悪でも金属板ホルダ
ーの厚みが出るだけであり、殆んど視野内で目障
りな存在ではない。
従つて観者側からは殆んど継目は意識されず、
疲れることなく映像を見ることができ、観客との
間に情感の交換をしながらの映写措置をとること
ができ映画的手法による早い動きのある映像を不
快感なく見せることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクリーン単位を横方向に直線状に並
べた場合の上面図、第2図はスクリーン単位を縦
方向に直線状に並べた場合の側面図、第3図はス
クリーン単位を観者の位置から等距離となるよう
に横方向に並べた場合の上面図、第4図は本発明
の一実施例の組立直前の状態を示す斜視図、第5
図は本発明の他の実施例を示す横断面図、第6図
は更に本発明の他の実施例を示す横断面図。第7
図及び第8図は透過型映写スクリーンの実施例の
側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の透過型スクリーン単位を同一平面又
    は円弧の曲面上に連続的に配置し、マルチスクリ
    ーンを形成するに際し、各スクリーン単位に対す
    る映写機側よりの投射光線の死角内にスクリーン
    を支持する柱及び又は桁をスクリーンに近接して
    設けるとともに、隣接する透過型スクリーンの厚
    み方向の全部又は一部に薄板金具を介在させて、
    スクリーン端面と柱及び又は桁とにねじ止めする
    ことにより結合させて支持するようにしたことを
    特徴とする大画面用透過型スクリーンの構成法。 2 柱又は桁が断面多角形で1本又は2本の組合
    せ体からなる特許請求の範囲第1項記載の大画面
    用透過型スクリーンの構成法。
JP2109886A 1985-02-25 1986-02-04 大画面用透過型スクリ−ンの構成法 Granted JPS62180345A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2109886A JPS62180345A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 大画面用透過型スクリ−ンの構成法
EP86102122A EP0193088B1 (en) 1985-02-25 1986-02-19 Transmission type screen apparatus
DE8686102122T DE3663749D1 (en) 1985-02-25 1986-02-19 Transmission type screen apparatus
US06/832,127 US4668046A (en) 1985-02-25 1986-02-24 Transmission type screen apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2109886A JPS62180345A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 大画面用透過型スクリ−ンの構成法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62180345A JPS62180345A (ja) 1987-08-07
JPH0421174B2 true JPH0421174B2 (ja) 1992-04-08

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ID=12045393

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2109886A Granted JPS62180345A (ja) 1985-02-25 1986-02-04 大画面用透過型スクリ−ンの構成法

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JP (1) JPS62180345A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614216Y2 (ja) * 1987-12-25 1994-04-13 横河電機株式会社 マルチ投影装置

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JPS62180345A (ja) 1987-08-07

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