JPH0421134A - マルチタスク処理システムにおけるイベントデキューイング方法 - Google Patents
マルチタスク処理システムにおけるイベントデキューイング方法Info
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- JPH0421134A JPH0421134A JP2125857A JP12585790A JPH0421134A JP H0421134 A JPH0421134 A JP H0421134A JP 2125857 A JP2125857 A JP 2125857A JP 12585790 A JP12585790 A JP 12585790A JP H0421134 A JPH0421134 A JP H0421134A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
別のイベントの処理の順序性を保証するイベントデキュ
ーイング方法に関する。
計算機システム(マルチタスク処理システム)では、キ
ューイングされている複数のイベントが別々のタスクに
渡され、即ち、デキューイングされ、同時に処理が実行
される。この場合、従来はイベントをその種別に関係な
くキューイングされた順序に一義的にデキューイングし
ていた。
より説明する。第2図はデキューイング前の状態であり
、キュー1上に、複数のイベント2がA工、A2.B工
、・・・の順序にキューイングされている。ここで、A
工とA2とA3、あるいはBより2はそれぞれ同一種別
のイベントを示す。 4と5は走行中のタスクである。
タスクがあると、キュー1上のイベント2を先頭から取
り出し、空きタスクに渡す制御を行うものである。今、
タスク4,5がいずれも空きタスクとした場合、コント
ローラ3は、まずキュー1上のイベントA1を取り呂し
て例えばタスク4に渡し、引き続きイベントA2を取り
出してタスク5に渡す。第3図はこのデキューイング後
の状態を示したものである。即ち、キュー1上のイベン
ト2は、A1. A。
2はタスク4,5により同時に実行される。
の順序性が保証される必要がある。しかしながら、上記
従来技術では、イベントをその種別に関係なくキューイ
ングされた順序に一義的にデキューイングするので、マ
ルチタスク環境下では同一種別のイベントについて処理
の順序性が必ず保証されるとは限らなかった。例えば第
2図の例の場合、同一種別のA工g Alp A3はこ
の順序に処理を終える必要があるが、先にタスク4に渡
されたA1が■/○処理待ちなどにより待ち状態となる
と、後にタスク5に渡されたA2が先に処理を終了して
追い越される可能性があり、処理の順序性が保証されな
くなる。
ルチタスク処理システムにおいて、同一種別のイベント
同士の追い越しを防止し、処理の順序性を保証するイベ
ントデキューイング方法を提供することにある。
を定義し、キューイングされているイベントを先頭から
順番に取り出して空きタスクに渡す時、あるタスクで処
理中のイベントがあると、該イベントと同一種別のイベ
ントはスキップし、異なる種別のイベントを取り出して
空きタスクに渡すようにしたことである。
トを先頭から取り出して空きタスクに渡す時、同一種別
のイベントについては、以前に空きタスクに渡されたイ
ベントの処理が完了するまでは取り出しをスキップし、
それ以降の異なる種別のイベントを先に取り出して空き
タスクに渡し、処理させる。これにより、処理の順序性
を考慮する必要のない異種のイベントは並列に処理を実
行し、同一種別のイベントについては、その順序に従っ
て処理を実行することが可能になる。
種別を管理するテーブルであり、ここでは第2図のコン
トローラ3が保持しているとする。
テップ101)、空きタスクが発生した場合、キュー上
にイベントが存在するかどうか調べる(ステップ102
)、キュー上にイベントが存在する場合、制御表を参照
して、処理中のタスクに、キューイングされている先頭
のイベントと同一種別のイベントがあるかどうか調べる
(ステップ103)。そして、同一種別の処理中のイベ
ントがあれば、キューイングされている先頭のイベント
をスキップする(ステップ104)。ここで、キュー上
に次のイベントがなければ(ステップ105)、キュー
の先頭に戻り(ステップ106)、キュー上にイベント
が到着するのを待つことになる。
ば、スキップした次のイベントについて、再びステップ
103の処理を実行する。ここで、該イベントに対して
、同一種別の処理中のイベントがなければ、該イベント
を取り出して空きタスクへ渡し、処理させる(ステップ
107)。そして、制御表に当該イベントの種別を登録
する(ステップ108)。その後、イベントを渡したタ
スクが処理を完了したかどうか監視しくステップ109
)、処理を完了すれば(ステップ110)、該完了した
イベントを制御表から削除しくステップ111)、ステ
ップ101に戻る。
後の状態は第4図のようになる。即ち。
場合、まず、キュー1上の先頭のイベントA1を例えば
空きタスク4に渡し処理させる。 その時、制御表31
にA1の種別(例えば識別子IDなど)を登録する。次
にコントローラ3はキュー1上の次のイベントA2を空
きタスク5に渡そうとするが、それと同一種別のA工が
制御表31に登録されているため、A2をスキップし、
その次のA1とは異なる種別のイベントB1を空きタ
スク5に渡して処理させ、制御表31にB□の種別を登
録する。 これらの処理と並行してコントローラ3はイ
ベント処理中のタスク4,5を監視し、処理の完了した
ものから、そのイベントの種別を制御表31から削除す
る。
スク処理を比較してみる。
通信を行う際、該センタ計算機10と端末計算機30の
間にプロトコル変換等を行う中継計算機20を設置した
例である。このような環境下で中継計算機20上のプロ
グラムをマルチタスクで走行させた場合(本例ではタス
クAとタスクB)、送信側で送信した電文の順番と受信
側で受信した電文の順番が等しくなるようにするために
は、イベントの追越しがあってはならない。
越しが発生する事があった。これを第5図で説明すると
、まず、センタ計算機10より送信された電文が中継計
算機20に到着し、その時の電文の順番は“・1口、Δ
″であったとする。
の長さの違いによって、到着した順番と処理が完了して
送信される順番が逆転し、゛′口、・。
と、第6図に示すように、中継計算機20上のプログラ
ムをマルチタスクで走行させても、センタ計算機10で
送信した電文の順番通り、端末計算機30で電文が受信
される。
イベント処理を実行する計算機システムにおいて、キュ
ー上のイベントをデキューイングする際、同一種別のイ
ベントについて、比較的容易に処理の順序性が保証され
るようにデキューイングを実行することが可能になる。
る処理フローの一例を示す図、第2図は従来及び本発明
の詳細な説明するための具体例のデキューイング前の状
態を示す図、第3図は第2図の例について従来のデキュ
ーイング後の状態を示す図、第4図は本発明のデキュー
イング後の状態を示す図、第5図及び第6図は具体的シ
ステムについて従来及び本発明の動作を比較した図であ
る。 1・・・キュー、 2・・・キューイングイベント、
3・・・コントローラ、 31・・・制御表、4.5
・・・タスク。 第2図 第3511 第4 図
Claims (1)
- (1)マルチタスクでプログラムが走行中、処理待ちの
イベントをキューイングし、空きタスクに順次渡して複
数のイベントを同時に実行するマルチタスク処理システ
ムにおいて、 イベントの種別を定義し、キューイングされているイベ
ントを先頭から順番に取り出して空きタスクに渡す時、
処理中のイベントがあると、該イベントと同一種別のイ
ベントを飛ばし、異なる種別のイベントを取り出すこと
を特徴とするイベントキューイング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125857A JP2915074B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | マルチタスク処理システムにおけるイベントデキューイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125857A JP2915074B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | マルチタスク処理システムにおけるイベントデキューイング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0421134A true JPH0421134A (ja) | 1992-01-24 |
JP2915074B2 JP2915074B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=14920662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2125857A Expired - Lifetime JP2915074B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | マルチタスク処理システムにおけるイベントデキューイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915074B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511858A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-11-25 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | Osiエージェントにおける要求の並列実行 |
US6289343B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-09-11 | International Business Machines Corp. | Apparatus and method for performing semantic concurrency control in dispatching client requests within a server in a client/server computer system |
JP2015232837A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 東芝テック株式会社 | サーバ装置及びプログラム |
CN111791886A (zh) * | 2019-04-01 | 2020-10-20 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用于车辆的实时控制系统以及经由实时控制系统执行车辆控制的方法 |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP2125857A patent/JP2915074B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511858A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-11-25 | インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン | Osiエージェントにおける要求の並列実行 |
US6289343B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-09-11 | International Business Machines Corp. | Apparatus and method for performing semantic concurrency control in dispatching client requests within a server in a client/server computer system |
JP2015232837A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 東芝テック株式会社 | サーバ装置及びプログラム |
CN111791886A (zh) * | 2019-04-01 | 2020-10-20 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用于车辆的实时控制系统以及经由实时控制系统执行车辆控制的方法 |
CN111791886B (zh) * | 2019-04-01 | 2023-10-10 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用于车辆的实时控制系统以及经由实时控制系统执行车辆控制的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2915074B2 (ja) | 1999-07-05 |
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