JPH04211040A - トリアミン誘導体及びその酸付加塩 - Google Patents

トリアミン誘導体及びその酸付加塩

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JPH04211040A
JPH04211040A JP4897491A JP4897491A JPH04211040A JP H04211040 A JPH04211040 A JP H04211040A JP 4897491 A JP4897491 A JP 4897491A JP 4897491 A JP4897491 A JP 4897491A JP H04211040 A JPH04211040 A JP H04211040A
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JP
Japan
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ethyl
ring
membered
benzene ring
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JP4897491A
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English (en)
Inventor
Fujio Antoku
安徳 富士男
Kitaro Saji
幾太郎 佐治
Naohito Ohashi
尚仁 大橋
Tatsu Nagata
龍 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグルタミン酸レセプター
に対する拮抗薬として有効なトリアミン誘導体またはそ
の酸付加塩及び用途に関する。 [0002]
【従来の技術】グルタミン酸は哺乳類の中枢神経におけ
る興奮性神経伝達物質の1つであり、グルタミン酸作動
性神経は特に大脳皮質から視床や線条体へ投射し、さら
に小脳や海馬においても確認されている。グルタミン酸
作動性神経におけるグルタミン酸レセプターは現在3種
類のサブタイプレセプターが知られており、それぞれα
−アミノ−3−ヒドロキシ−5−メチル−4−イソキサ
ゾールプロピオネート(以下AMPAと略す。)レセプ
ター、カイニン酸(以下KAと略す。)レセプターおよ
びN−メチル−D−アスパラギン酸(以下NMDAと略
す。)レセプターと呼ばれている。このうち、NMDA
レセプターは哺乳動物のみに存在することが知られてお
り、またこのNMDAレセプターは(ベンゾジアゼピン
レセプターと同様に)複合体として存在することが知ら
れている。この複合体はNMDAレセプターサイト、イ
オンチャンネルサイト、グリシンサイト、ポリアミンサ
イト等から成る。 [0003] NMDAレセプターサイトの作用拮抗剤
としては、3−(2−カルボキシピペラジン−4−イル
)プロパン−1−リン酸(以下CPPと略す。)、2−
アミノ−5−ホスホノペンタン酸(以下AP−5と略す
。)、2−アミノ−7−ホスホノペンタン酸(以下AP
−7と略す。)などが知られている。イオンチャンネル
サイトの拮抗剤としてはD−5−メチル−10,11ジ
ヒドロ−5H−ジベンゾ〔a、 d)サイクロヘプテン
−5,10−イミン(以下MK−801と略す。)など
が知られている。グリシンサイトの拮抗剤としては、7
−クロロキヌレイン酸が知られている。ポリアミンサイ
トの拮抗剤としてはジエチレントリアミンが知られてい
る。 [0004]一方、最近の基礎的研究の急速な進展によ
って、グルタミン酸の興奮性伝達物質としての生理的役
割が解明されるとともに、種々の病態との関連について
も解明が進みつつある。その結果、神経細胞の興奮毒素
はアルツハイマー病、舞踏病、を髄小脳変性症、卒中発
作、脳性麻痺、てんかん、低血糖性神経障害、脳虚血、
−酸化炭素中毒等の神経変性障害の原因となることが示
唆されている。従ってグルタミン酸レセプターに対する
拮抗剤はこれらの病気の治療剤となりうる。特に脳卒中
、脳梗塞等及びこれらの後遺症を防ぐ薬剤として有用で
ある。ビス−(2−(8−キノリルアミノ)エチル〕ア
ミンはNi  (I I) 、Fe (I I)のキレ
ート剤として知られている。 〔アクタ・シミ力・スカ
ンジナヴイ力(Ac ta、Chem、5cand)、
20 (4)、1113 (1966)) [0005]
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は神経変
性障害の治療剤となる、グルタミン酸レセプターに対す
て拮抗する、副作用の少ないトリアミン誘導体を提供す
ることにある。 [0006]
【課題を解決するための手段】今回本発明者らは、上記
課題を解決すべき鋭意検討を重ね、下記一般式〔1〕で
表される化合物がグルタミン酸レセプターに対する拮抗
剤として有用であることを見い出し発明を完成させるに
至った。 [0007〕本発明のグルタミン酸レセプターに対する
拮抗剤は一般式〔1〕
【化3】 [1] (但し上記式に於いて、 Ar’ はアリール基、窒素原子を1から3個含む6員
環複素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を1
から3個含む5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基
、ベンゼン環と縮環したイオウ原子1個さらに窒素原子
を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素環芳
香族基、ベンゼン環と縮環した酸素原子1個さらに窒素
原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素
環芳香族基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環
炭素環をもつ水素化された縮合2環性炭化水素基、また
はベンゼン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員
環複素環をもつ2環性複素環芳香族基を表す。 Ar2はナフチル基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を
1から3個含む5員環炭素環をもつ2環性複素環芳香族
基、ベンゼン環と縮環したイオウ原子1個さらに窒素原
子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素環
芳香族基、ベンゼン環と縮環した酸素原子1個さらに窒
素原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複
素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員
環炭素環をもつ水素化された縮合2環性炭化水素基、ま
たはベンゼン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6
員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基を表す。 Ar1、Ar2で定義された基は置換基を有してもよい
。 A1及びA2は互いに独立して1〜2個のオキソ基で置
換されても良い低級アルキレン鎖を表す。)で表わされ
る化合物またはその酸付加塩を有効成分として含有する
。 [0008]また一般式〔2〕
【化4】 〔2〕 (但し上記式に於いて Ar” はアリール基、窒素原子を1から3個含む6員
環複素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を1
から3個含む5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基
、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環炭素環をも
つ水素化された縮合2環性炭化水素基、またはベンゼン
環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員環複素環を
もつ2環性複素環芳香族基を表す。 Ar4はナフチル基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を
1から3個含む5員環炭素環をもつ2環性複素環芳香族
基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環炭素環を
もつ水素化された縮合2環性炭化水素基、またはベンゼ
ン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員環複素環
をもつ2環性複素環芳香族基(但しAr3が8−キノリ
ル、A3 とA4がエチレン、R4とR5とR6が水素
原子の場合Ar4は8−キノリルを除く)を表す。 Ar3、Ar4で定義された基は置換基を有してもよい
。 A3 及びA4 は互いに独立して低級アルキレン鎖を
表す。 R4、R6は各々独立して水素原子、低級アルキル基、
アリール基、置換アリール基、アリールアルキル基、置
換アリールアルキル基、アリールアルキルオキシカルボ
ニル基、置換アリールアルキルオキシカルボニル基、ア
ルキルオキシカルボニル基またはアシル基を表す。 R5は水素原子、低級アルキル基、アリールアルキル基
、置換アリールアルキル基、アリールアルキルオキシカ
ルボニル基、置換アリールアルキルオキシカルボニル基
、アルキルオキシカルボニル基またはアシル基を表す。 )で表わされる化合物またはその酸付加塩は本発明者が
初めて製造した新規化合物である。 [0009]式中アリール基としては、例えばフェニル
基、ナフチル基などの炭素数10個以下のアリール基が
あげられる。 [00101窒素原子1から3個含む6員環複素環芳香
族基としては、例えばピリジル基、ピリミジニル基、ピ
ラジニル基、ピリダジニル基、トリアジニル基などが挙
げられる。 [0011]ベンゼン環と縮環した窒素原子を1から3
個含む5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基として
は、例えばインドリル基、イソインドリル基、IH−イ
ンドリル基、IH−ベンズトリアゾル基などが挙げられ
る。 [0012]ベンゼン環と縮環したイオウ原子1個さら
に窒素原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環
性複素環芳香族基としては、例えばベンズチエニル基、
ベンズチアゾリル基、ベンズイソチアゾリル基などが挙
げられる。 [0013]ベンゼン環と縮環した酸素原子1個さらに
窒素原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性
複素環芳香族基としては、例えば、ベンズフリル基、ベ
ンズイソオキサシリル基、ベンズオキサシリル基などが
挙げられる。 [0014]ベンゼン環と縮環した5員環または6員環
炭素環をもつ水素化された縮合2環性炭化水素基として
は、例えば、テトラヒドロナフチル基等の炭素数11個
以下の基が挙げられる。ベンゼン環と縮環した窒素原子
を1から2個含む6員環複素環をもつ2環性複素環芳香
族基としては、例えばキノリル基、イソキノリル基、キ
ノキサリル基、キナゾリル基、フタラジニル基などが挙
げられる。Ar1 、Ar2、Ar3、Ar4、R1、
R2、R3、R4、R6で定義されているアリール基、
窒素原子1から3個含む6員環複素環芳香族基、ベンゼ
ン環と縮環した窒素原子を1から3個含む5員環複素環
をもつ2環性複素環芳香族基、ベンゼン環と縮環したイ
オウ原子1個、さらに窒素原子を1個含んでもよい5員
環複素環をもつ2環性複素環芳香族基、ベンゼン環と縮
環した酸素原子1個さらに窒素原子を1個含んでもよい
5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基、ベンゼン環
と縮環した5員環または、6員環炭素環をもつ水素化さ
れた縮合2環性炭化水素基、ベンゼン環と縮環した窒素
原子1から2個含む6員環複素環をもつ2環性複素環基
、またはナフチル基の置換基としては、例えば低級アル
キル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、
シアノ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、カル
ボキシル基、エステル化されたカルボキシル基、アミノ
基、メタンスルフォニル基、メタンスルフィニル基、ヒ
ドロキシイミノメチル基、カルバモイル基、スルファモ
イル基、N−ヒドロキシカルバモイル基、N−ヒドロキ
シアセトアミド基、アセトアミド基、グアニジル基、メ
ルカプト基などが挙げられる。 [0015]低級アルキレン鎖としては例えばエチレン
、トリメチレン、1−メチルエチレン、2−メチルエチ
レン、1,2−ジメチルエチレン、1−エチルエチレン
、2−エチルエチレン、1−メチルトリメチレン、2メ
チルトリメチレン、3−メチルトリメチレンなどの炭素
数2から4個のアルキレン鎖があげられる。 [0016]1〜2個のオキソ基で置換されても良い低
級アルキレン鎖としては例えば1−オキソエチレン、2
オキソエチレン、1−オキソトリメチレン、3−オキソ
トリメチレン、1−オキソ−2−メチルエチレン、2オ
キソ−1−メチルエチレン、■−オキソー2−エチルエ
チレン、2−オキソ−1−エチルエチレン、1−オキソ
−2−メチルトリメチレン、1−オキソ−3−メチルト
リメチレン、3−オキソ−2−メチルトリメチレン、3
−オキソ−1−メチルトリメチレン、■、2−ジオキソ
エチレン、1,3−ジオキソトリメチレンなどのオキソ
基で置換された炭素数2から4個のアルキレン鎖が挙げ
られる。 [0017]低級アルキル基としては例えば、メチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキ
シル基、1−メチルエチル基、1−メチルプロピル基、
2−メチルプロピル基、1−エチルプロピル基、2エチ
ルプロピル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル
基、3−メチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エ
チルブチル基、3−エチルブチル基、1−メチルペンチ
ル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、
4−メチルペンチル基、などの炭素数6個以下のアルキ
ル基が挙げられる。 [0018]アシル基としては芳香族アシル基、低級ア
ルカノイル基などが挙げられる。芳香族アシル基として
は例えばベンゾイル基などの炭素数11個以下の芳香族
アシル基が挙げられる。低級アルカノイル基としては例
えばアセチル基、プロパノイル基、ブタノイル基、ペン
タノイル基、ヘキサノイル基などの炭素数7個以下のア
ルカノイル基が挙げられる。 [0019]低級アルコキシ基として例えばメトキシ基
、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などの炭素数
4個以下のアルコキシ基が挙げられる。
【0020】ハロゲン原子としては例えば弗素原子、塩
素原子、臭素原子、沃素原子などが挙げられる。 [0021]エステル化されたカルボキシル基としては
例えば、低級アルキル基でエステル化されたカルボキシ
ル基等の炭素数7個以下の基が挙げられる。 [0022]アリールアルキル基としては例えばペンジ
ル基等の炭素数11個以下の基が挙げられる。置換アリ
ールアルキル基としては例えば3,4−ジメトキシベン
ジル基、0−ニトロベンジル基、ジ(p−メトキシフェ
ニル)メチル基、ジフェニル−4−ピリジルメチル基な
どが挙げられる。 [0023]アリールオキシカルボニル基としては例え
ばベンジルオキシカルボニル基等の炭素数11個以下の
基が挙げられる。置換アリールオキシカルボニル基とし
ては例えば2. 4. 6−ドリメチルベンジルオキシ
カルボニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル
基、3.5−ジメトキシベンジルオキシカルボニル基、
pデシロキシベンジルオキシカルボニル基、p−ニトロ
ベンジルオキシカルボニル基、0−ニトロベンジルオキ
シカルボニル基、3,4−ジメトキシ−6−二トロペン
ジルオキシカルボニル基、p−ブロモベンジルオキシカ
ルボニル基、クロロベンジルオキシカルボニル基、2,
4ジクロロベンジルオキシカルボニル基、p−シアノベ
ンジルオキシカルボニル基などが挙げられる。 [0024]アルキルオキシカルボニル基としては例え
ば、低級アルキル基で置換されたオキシカルボニル基等
の炭素数7個以下の基が挙げられる。 [0025]酸付加塩の酸としては、例えば塩酸、臭化
水素酸、沃化水素酸、硫酸、などの無機酸または、例え
ば酢酸、蓚酸、くえん酸、りんご酸、酒石酸、フマール
酸、マレイン酸などの有機酸が挙げられる。 [0026]また本発明化合物は置換基の種類によって
不斉炭素原子を含む場合があり、そのような化合物にあ
っては光学異性体、幾何異性体が存在する。本発明化合
物にはこれらの各異性体の混合物や単離されたものを含
む。 [0027〕本発明のグルタミン酸レセプターに対する
拮抗剤は経口的または非経口的に投与することができる
。すなわち通常用いられる投与形態、例えば錠剤、カプ
セル剤、シロップ剤、懸濁液等の型で経口的に投与する
ことができ、あるいは溶液、乳剤、懸濁液等の液剤の型
にしたものを注射剤として投与することができる。半割
の型で直腸投与することもできる。このような投与剤型
は通常の担体、賦型剤、結合剤、安定剤などと有効成分
を配合することにより一般的方法に従って製造すること
ができる。注射剤型で用いる場合には緩衝剤、溶解補助
剤、等眼側等を添加することもできる。 [0028]投与量、投与回数は症状、年齢、体重、投
与形態等によって異なるが、経口投与する場合には、通
常は成人に対し1日あたり1〜1000■、非経口投与
する場合には0.1〜500■を1回または数回に分け
て投与することができる。 [0029〕本発明の化合物〔1〕は以下の方法により
製造することができる。
【0030】 製造法1 反応式
【5】 (但し、上記反応式中、Xはハロゲン原子、メタンスル
ホニルオキシ基、P−トルエンスルホニルオキシ基等の
アルキルもしくはアリールスルホニルオキシ基、ヒドロ
キシ基又は低級アルコキシを表す。Ar’ 、R’R2
、AI 、A2は前記と同意義を表す。)
【0031】
原料化合物〔3〕と原料化合物〔4〕とを無溶媒もしく
は不活性有機溶媒中、場合によっては塩基、又は縮合剤
の存在下−30℃から室温ないし加熱下で反応させ〔1
〕を得ることができる。 [0032]不不活官有溶媒としては、例えばブタノー
ル、2−プロパツール等のアルコール、例えばベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アセトニトリルなどが挙げられる。塩基としては例えば
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、例
えば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アル
カリ金属、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリウム等のア
ルカリまたはアルカリ土類金属の炭酸塩等の無機塩基も
しくは例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルア
ミノピリジン等の3級アミンまたは例えばブチルリチウ
ム等のアルキルリチウムなどの有機塩基などが挙げられ
る。縮合剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩などが挙げられる。 [0033] 製造法2 反応式
【6】 (但しX2 はハロゲン原子を表す。Ar’ 、R’R
2、R3、A1、A2は前記と同意義を表す。)原料化
合物〔5〕と原料化合物〔6〕とを無溶媒、もしくは不
活性溶媒中、場合によっては塩基の存在下−30℃から
室温ないし加熱下で反応させることにより〔1〕を得る
ことができる。 [0034]不不活官有溶媒としては、例えばブタノー
ル、2−プロパツール等のアルコール、例えばベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アセトニトリルなどが挙げられる。塩基としては例えば
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、例
えば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アル
カリ金属、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリウム等のア
ルカリまたはアルカリ土類金属の炭酸塩等の無機塩基も
しくは例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルア
ミノピリジン等の3級アミンまたは例えばブチルリチウ
ム等のアルキルリチウムなどの有機塩基などが挙げられ
る。 [0035] 製造法3 反応式
【7】 %式% A2、Xは前記と同意義を表す。) 原料化合物〔7〕と原料化合物〔8〕とを無溶媒もしく
は不活性溶媒中、場合によっては塩基、又は縮合剤の存
在下−30℃から室温ないし加熱下で反応させ〔1〕を
得ることができる。 [0036]不不活官有溶媒としては、例えばブタノー
ル、2−プロパツール等のアルコール、例えばベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アセトニトリルなどが挙げられる。塩基としては例えば
リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、例
えば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アル
カリ金属、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリウム等のア
ルカリまたはアルカリ土類金属の炭酸塩等の無機塩基も
しくは例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルア
ミノピリジン等の3級アミンまたは例えばブチルリチウ
ム等のアルキルリチウムなどの有機塩基などが挙げられ
る。縮合剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩などが挙げられる。 [0037] 製造法4 反応式
【8】 (但し、A5およびA6は互いに独立して1〜2個のオ
キソ基で置換されている低級アルキレン鎖を表す。 R7,R8,およびR9は、各々、独立して水素原子、
低級アルキル基、を表し、Ar’およびAr2は前記と
同意義を表す。) 原料化合物
〔9〕を不活性有機溶媒中、還元剤の存在下
、−70℃から室温ないし加熱下で反応させ〔1〕を得
ることができる。 [0038]不不活官有溶媒としては、例えば、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテルが挙げら
れる。還元剤としては、水素化アルミニウムリチウム、
水素化アルミニウムナトリウム、水素化ジアルコキシア
ルミニウムナトリウム(例えば水素化ビス(2−メトキ
シエトキシアルミニウムナトリウム等が挙げられる。)
、水素化ホウ素ナトリウム、ジボラン等が挙げられる。 。 [0039] 製造法5 反応式
【9】 %式% A2、Xは前記と同意義を表す。) 原料化合物〔10〕と原料化合物〔3〕とを無溶媒もし
くは不活性有機溶媒中、場合によっては塩基、又は縮合
剤の存在下−30℃から室温ないし加熱下で反応させ〔
1〕を得ることができる。
【0040】不活性有機溶媒としては、例えばブタノー
ル、2−プロパツール等のアルコール、例えばベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アセトニトリル等が挙げられる。塩基としては例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、例え
ば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカ
リ金属、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリウム等のアル
カリまたはアルカリ土類金属の炭酸塩等の無機塩基もし
くは例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン等の3級アミンまたは、例えばブチルリチウ
ム等のアルキルリチウムなどの有機塩基などが挙げられ
る。縮合剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩などが挙げられる。 [00411本製法における原料化合物である〔3〕[
:4)  (5)  [:U  (7]  [:8:]
  (])  [:10:]はそれ自身公知化合物であ
るか、若しくは公知の合成法に準じて合成できる化合物
である。又、原料化合物
〔9〕は製造法1.2および3
に準じて合成できる。 [0042] (a)  原料化合物〔3〕 化合物〔3〕は文献において公知であり、試薬として市
販されているか、又は、一般的合成法に準じて合成でき
る。例えば8−アミノ−キノリンは、バイルシュタイン
(Beil)η、450に記載の方法で合成できる。 [0043] (b)  原料化合物〔4〕 化合物〔4〕は公知であり、試薬として市販されている
か、又は、一般的合成法に準じて合成できる。例えばビ
ス(2−クロロエチル)ベンジルアミンは米国特許明細
書箱4.748.276号に、ビス(2−クロロエチル
)ベンジルオキシカルボニルアミンはアクタ・ケミ力・
スカンジナビ力(Acta、Chem、5cand) 
Ser、B、B、 33(8) 584−586 (1
979)に記載の方法で合成することができる。 [0044] (c)  原料化合物〔5〕 化合物〔5〕は公知であり、試薬として市販されている
か、又は、一般的合成法に準じて合成できる。例えば2
−クロロキノリンは、パイルシュタイン(Beil) 
20.359に記載の方法で合成できる。 [0045] (d)  原料化合物〔6〕 化合物〔6〕は公知であり、試薬として市販されている
か、又は、一般的合成法に準じて合成できる。例えばビ
ス(2−アミノエチル)アミンはバイルシュタイン(B
eil、)4.255に記載の方法で合成できる。 [0046] (e)  原料化合物〔7〕 化合物〔7〕は公知であり、試薬として市販されている
か、又は、一般的合成法に準じて合成できる。例えば8
−(2−クロロエチルアミノ)−6−メドキシキノリン
はジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソシャア
ティ(J、Am、chem、5oc)  81. 39
84 (1959) 、2− (2−ブロムエチルアミ
カー3−クロロキノサリンはケミカル・アブストラクト
(Chemical Abstract)57.124
79f、2−(2−ブロムエチルアミカーベンズイミダ
ゾールはソ連特許明細書箱952.847号、2−(2
−クロロエチルアミノ)−ベンズチアゾールはドイツ特
許明細書箱2、845.250号、3−(2−クロロエ
チルアミバーイソキノリンはジャーナル・オブ・メディ
シナル・ケミストリー(J、of、Med、Chem、
) 16 (6) 633−7 (1973) 、3−
(2−クロロエチルアミ力ペンズイソオキサゾールは、
ボレンチノ・デラ・ソシエタ・イタリアナ・ヂ・ビオロ
シア・スベリメンタレ(Boll、Soc、 Ital
、Bio、5per、)μ5(11) 297−9 (
1972)、2−(2−クロロエチル)−1−メチルイ
ンドールは、テトラヘドロン 27 (4) 775−
87 (1971)、1−(2−クロロエチルアミノ)
イソキノリンはドイツ特許明細書箱1.911.519
号、2−(2−クロロエチルアミカー7−メチルキノリ
ンは薬学雑誌 砦(6) 767−70 (1969)
、3−(2−クロロエチルアミノ)イソチアゾールはケ
ミッシュ・ベルヒテ(Chem、Ber、) 102 
(6)1961−75 (1969) 、1− (2−
クロロエチルアミバー4−メチルフタラジンはインディ
アン・ジャーナル・オブ・ケミストリー(Indian
 J、Chem、) 43.308 (1966)、N
−エチル−N−(2−ブロモエチル)−1’−ナフチル
アミンはカナデイアン・ジャーナル・オブ・フィジオロ
ジイ・アンド・ファーマコロジー(Can、 J、 P
hy。 iol、Pharmacol)  54 (3) 38
6−92 (1972)、1−(2−クロロエチルベン
ゾイルアミカーナフタリンはアナーレン・シミイ(An
n、Chem、) 716.127−34 (1968
) 、1−(2−プロムエチルアミ力ナフタレンはジャ
ーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー0.Med
、Chem、) 6(6) 637 (1963)等に
記載されている。 [0047] (f)  原料化合物〔8〕 化合物〔8〕は公知であり、試薬として市販されている
か、又は、一般的合成法に準じて合成できる。例えば4
−(2−アミノエチルアミカー7−クロロ−3−メチル
キノリンはジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・
ソシイアティ(J、Am、chem、Soc、) 81
.3984 (1959)、8−(2−アミノエチルア
ミノ)−6−メドキシキノリンはインディアン・ジャー
ナル・オプ・ケミストリー(Indian J、Che
m、) 5ect B、 24(B) (4) 419
−423 (1985)、N−IH−インダゾール−4
−イル−1,2−エチレンジアミンは米国特許明細書箱
4.507.488号、2−(2−アミノエチルアミノ
)−4−メチル−キノリンはケミカル・アブストラクト
(C,A、) 61.6990e、1−アミノ−4−(
2−アミノエチルアミノ)ナフタレンはアキブ・デス・
ファルマジー(Arch、Pharm)  316 (
10) 889−91(1983) 、4− (2−ア
ミノエチルアミ力インダンはヨーロッパ特許明細書第7
1950号、2−(2−アミノエチルアミノ)−3−メ
チルキノキサリン、2−(2−アミノエチルアミノ)−
4−アミノ−6,7−シメトキシキナゾリン、2−アミ
ノ−4−(2−アミノエチルアミカキナシリン、1−(
2−アミノエチルアミカー4−メトキシイソキノリン、
4−(2−アミノエチルアミノ)−2−メチルキノリン
および4−(2−アミノエチルアミカー2−クロロキナ
ゾリンは米国特許明細書箱4.608.383号あるい
はヨーロッパ特許明細書箱42゜593号、4−(2−
アミノエチルアミカベンズトリアゾール、7−(2−ア
ミノエチルアミカーIH−インダゾール、5−(2−ア
ミノエチルアミカーIH−インダゾール、4−(2−ア
ミノエチルアミノ)−5メチル−IH−インダゾール及
び4−(2−アミノエチルアミカーIH−インダゾール
は米国特許明細書箱4,608、383号および第4.
507.488号、1−(2−アミノエチルアミカー5
−フルオロナフタリンはヨーロッパ特許明細書第565
8号、4−(2−アミノエチルアミノ)−6,7−シメ
トキシキノリンはジャーナル・オブ・メディシナル・ケ
ミストリー(J、Med、Chem、)  14 (1
1) 1060−66 (1971)、■−(2−アミ
ノエチルアミノ)−5−クロロベンズイミダゾールはへ
ルベチ力・シミ力・アクタ(Helv、C11m、Ac
ta、)  54(7) 2114−21 (1971
)、2−(2−アミノエチルアミノ)ナフタレンはドイ
ツ特許明細書第2.444.835号またはジャーナル
・オブ・メディシナル・ケミストリー0.Med、Ch
em、)  12 (2) 207−11 (1969
)、8−(2−アミノエチルアミノ)キノリン、3(2
−アミノエチルアミノ)キノリン、5−(2−アミノエ
チルアミハキノリン及び6−(2−アミノエチルアミハ
キノリンはジャーナル・オブ・インディアン・ケミカル
・ソシイアテ、r  (J、Indian、chem、
5oc)  44 (2)119−122(1967)
 、4− (2−アミノエチルアミノ)6−クロロキナ
ゾリンはジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソ
シイアティ(J、Am、chem、5oc)  71.
1871(1949) 、4− (2−アミノエチルア
ミノ)−6−クロロキナリンはジャーナル・オブ・クリ
ニカル・インベスティゲーション0.clin、Inv
est、) 54 (1) 24−33 (1974)
に記載されている。 [0048] (g)  原料化合物
〔9〕 製造法5の(a)、  (b)、  (c)および(e
)の方法に準じて製造する事が出来る。 [0049] (h)  原料化合物〔10〕 反応式
【10】 〔式中X1  は脱離基を表し、Ar2、R2、R3A
l 、A2およびXは前記と同じ意味を表す。〕原料化
合物〔8〕と原料化合物〔11〕とを無溶媒もしくは不
活性有機溶媒中、場合によっては塩基、又は縮合剤の存
在下−30℃から室温ないし加熱下で反応させ〔10〕
を得ることができる。 [00501不活性有機溶媒としては、例えばブタノー
ル、2−プロパツール等のアルコール、例えばベンゼン
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
アセトニトリル等が挙げられる。塩基としては例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、例え
ば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アルカ
リ金属、例えば炭酸カリウム、重炭酸カリウム等のアル
カリまたはアルカリ土類金属の炭酸塩等の無機塩基もし
くは例えばトリエチルアミン、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン等の3級アミンまたは、例えばブチルリチウ
ム等のアルキルリチウムなどの有機塩基などが挙げられ
る。縮合剤としては、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩などが挙げられる。 [0051〕本発明に含まれる化合物には以下のものが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【表1】
【表2】
【表3】 [0052] 23  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−(2−(2−メチルアニリノ)エチルシアミン24
  N−[2−(1−ナフチルアミノ)エチルl]−N
−(2−(2−メトキシアニリノ)エチルシアミン25
  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−N−
(2−(2−ニトロアニリノ)エチルシアミン26  
N−[2−(1−ナフチルアミノ)エチルl]−N−(
2−(2−シアノアニリノ)エチルシアミン27  N
−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N−〔2−
(2−)リフルオロメチルアニリノ)エチルシアミン 28  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−(2−(2−ヒドロキシアニリノ)エチルシアミン
29  N−(:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
〕−N−〔2−(2−メトキシ力ルポニルアニリ力エチ
ル〕アミン 30  N−[:2− (2−ナフチルアミノ)エチル
)−N−(2−(2−クロルアニリノ)エチルシアミン
[0053] 31  N−〔2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−(2−(2−ナフチルアミノ)エチルシアミン32
  N−〔2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N−
(2−(3−シアノ−2−ピリジルアミノ)エチルシア
ミン 33  N−[:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
〕−N−(2−(3−クロル−2−ピリジルアミノ)エ
チルシアミン 34  N−[:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
)−N−C2−(3−メチル−2−ピリジルアミノ)エ
チルシアミン 35  N−〔2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−〔2−(3−メトキシ−2−ピリジルアミノ)エチ
ル〕アミン 36  N−(2−(2−ナフチルアミノ)エチル)−
N−〔2−(3−クロル−2−ピリジルアミノ)エチル
〕アミン 37  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−(2−(2−ピラジルアミノ)エチル〕アミン38
  N−(2−(2−ナフチルアミノ)エチル)−N−
[:2−(2−ピラジルアミノ)エチル〕アミン39 
 N−(2−(2−ナフチルアミノ)エチル)−N−(
2−(2−ピリミジニルアミノ)エチル 〕アミン40
  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N−
C2−(3−ピリダジニルアミノ)エチル〕アミン[0
054] 41  N−(2−(2−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−(2−(3−ピリダジニルアミハエチルシアミン4
2  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−N
−[:2− (3−(L  2,4−トリアジニル)ア
ミノ〕エチル〕アミン 43  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−(2−[:4− (IH−インダゾリル)アミノ〕
エチル〕アミン 44  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−[2−[:6− (IH−インダゾリル)アミノ〕
エチル〕アミン 45  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−〔2−(4−(LH−ベンゾトリアゾリル)アミノ
〕エチノいアミン 46  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−〔2−((5,6,7,8−テトラハイドロ−1−
ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 47  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチルl]
−N−(2−(4−キノリルアミノ)エチル〕アミン4
8  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N
−〔2−((6−メドキシー8−キノリル)アミノ〕エ
チル〕アミン 49  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−[:2− ((6−クロル−4−キノリル)アミノ
〕エチル〕アミン 50  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−(2−((4−メチル−6−メドキシー8−キノリ
ル)アミノ〕エチル〕アミン [0055] 51  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル)−
N−[:2− ((7−メチル−4−キノリル)アミノ
〕エチル〕アミン 52  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−[:2− ((4−メチル−2−キノリル)アミノ
〕エチル〕アミン 53  N−(:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
〕−N−(2−(1−イソキノリルアミノ)エチル〕ア
ミン54  N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル
〕−N−〔2−((4−メトキシ−1−イソキノリル)
アミノ〕エチル〕アミン 55  N−〔2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−〔2−((2−メチル−3−キノキサリニル)アミ
ノ〕エチル〕アミン 56  N−[:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
)−N−(2−((2−アミノ−4−キナゾリニル)ア
ミノ〕エチル〕アミン 57  N−C2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−
N−(2−((6−クロル−4−キナゾリニル)アミノ
〕エチル〕アミン 58  N−[:2− (1−ナフチルアミノ)エチル
〕−N−(2−((4−メチル−1−フタラジニル)ア
ミノ〕エチル〕アミン 59  N−(2−〔4−(IH−インダゾリル)アミ
ノコエチル)−N−〔2−(2−クロルアニリノ)エチ
ル〕アミン 60  N−(2−〔4−(LH−インダゾリル)アミ
ノコエチル) −N−〔2−(8−キノリルアミノ)エ
チル〕アミン [0056]  61  N−(2−(4−(LH−イ
ンダゾリル)アミノコエチル)−N−(2−(4−キノ
リルアミノ)エチル〕アミン 62  N−(2−〔6−(LH−インダゾリル)アミ
ノコエチル)−N−〔2−(8−キノリルアミハエチル
〕アミン 63  N−(2−〔6−(LH−インダゾリル)アミ
ノコエチル] −N−〔2−(4−キノリルアミノ)エ
チル〕アミン 64  N−〔2−(4−(LH−ベンゾトリアゾリル
)アミノコエチル)−N−[2−(2−クロルアニリノ
)エチル〕アミン 65  N−C2−(4−(LH−ベンズトリアゾリル
)アミノコエチル)−N−(2−(8−キノリルアミノ
)エチル〕アミン 66  N−[:2− (4−(LH−ベンズトリアゾ
リル)アミノコエチル)−N−C2−(4−キノリルア
ミノ)エチル〕アミン 67  N−(2−((5,6,7,8−テトラハイド
ロ−1−ナフチル)アミノコエチル〕−N−(2−(2
−クロルアニリノ)エチル〕アミン 68  N−[:2− ((5,6,7,8−テトラハ
イドロ−1−ナフチル)アミノコエチル〕−N−(2−
(8−キノリルアミノ)エテル〕アミン 69  N−[:2− ((5,6,7,8−テトラハ
イドロ−1−ナフチル)アミノコエチル:] −N−(
2−(4−キノリルアミノ)エチル〕アミン 70  N−〔2−(8−キノリルアミノ)エチル〕−
N−(2−(2−メチルアニリノ)エチル〕アミン[0
057] 71  N−(2−(8−キノリルアミノ)エチル)−
N−(2−(2−メトキシアニリノ)エチル〕アミン7
2  N−[2−(8−キノリルアミノ)エチル〕−N
−(2−(2−ニトロアニリノ)エチル〕アミン73 
 N−(2−(8−キノリルアミノ)エチル)−N−(
2−(2−シアノアニリノ)エチル〕アミン74  N
−[2−(8−キノリルアミノ)エチル)−N−(2−
(2−ヒドロキシアニリノ)エチル〕アミン75  N
−(2−(8−キノリルアミノ)エチル〕−N−(2−
(2−ナフチルアミノ)エチル〕アミン76  N−[
2−(8−キノリルアミノ)エチルl]−N−(2−(
2−ピリジルアミノ)エチル〕アミン77  N−(2
−(8−キノリルアミノ)エチル)−N−〔2−((3
−シアノ−2−ピリジル)アミノ〕エチル〕アミン 78  N−(2−(8−キノリルアミノ)エチル〕−
N−[:2− ((3−クロル−2−ピリジル)アミノ
〕エチル〕アミン 79  N−(2−(8−キノリルアミノ)エチル)−
N−〔2−((3−メチル−2−ピリジル)アミノ〕エ
チル〕アミン 80  N−[2−(8−キノリルアミノ)エチル〕−
N−[:2− ((3−メトキシ−2−ピリジル)アミ
ノ〕エチル〕アミン [0058] 81   [N−C2−(4−キノリルアミノ)エチル
〕−N−(2−(2−メチルアニリノ)エチル〕アミン
82   (N−(2−(4−キノリルアミノ)エチル
〕−N−[2−(2−メトキシアニリノ)エチル〕アミ
ン83   [N−C2−(4−キノリルアミノ)エチ
ル〕−N−(2−(2−ニトロアニリノ)エチル〕アミ
ン84   (N−(2−(4−キノリルアミノ)エチ
ル〕−N−(2−(2−シアノアニリノ)エチル〕アミ
ン85  N−(2−(4−キノリルアミノ)エチル〕
−N−(2−(2−ヒドロキシアニリノ)エチル〕アミ
ン86  N−(2−(4−キノリルアミノ)エチル)
−N−(2−(2−キノリルアミノ)エチノいアミン8
7 ビス(2−(4−キノリルアミノ)エチル〕アミン 88  N−(2−(4−キノリルアミノ)エチル〕−
N−C2−(8−キノリルアミノ)エチノいアミン89
  N−(2−(2−キノリルアミノ)エチル)−N−
(2−(8−キノリルアミノ)エチル〕アミン90 ビ
ス(2−(2−キノリルアミノ)エチル〕アミン [0059] 91  N−(2−(1−イソキノリルアミノ)エチル
〕−N−〔2−(8−キノリルアミノ)エチル〕アミン
92  N−(2−(1−イソキノリルアミノ)エチル
〕−N−[:2− (4−キノリルアミノ)エチル〕ア
ミン93  N−〔2−(1−イソキノリルアミノ)エ
チル〕−N−(2−(2−クロルアニリノ)エチル〕ア
ミン94  N−〔2−((4−メチル−1−フタラジ
ニル)アミノコエチル) −N−(2−(2−クロルア
ニリノ)エチル〕アミン 95  N−[:2−1:(4−メチル−1−フタラジ
ニル)アミノコエチル)−N−C2−(8−キノリルア
ミノ)エチル〕アミン 96  N−C2−((4−メチル−1−フタラジニル
)アミノコエチル:] −N−(2−(4−キノリルア
ミノ)エチル〕アミン 97  N−C2−((8−メルカプト−1−ナフチル
)アミノコエチル)−N−(2−((2−メチル−1−
ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 98  N−〔2−((8−メルカプト−1−ナフチル
)アミノコエチル)−N−[:2− [:(2−クロル
−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 99  N−[:2− [(8−メルカプト−1−ナフ
チル)アミノコエチル) −N−(2−〔(8−メチル
−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 100  N−〔2−((8−メルカプト−1−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−[:(8−クロル−
1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン [00601 101N−(2−[:(8−メルカプト−1−ナフチル
)アミノコエチル)−N−(2−〔(2,8−ジメチル
−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン102  N
−〔2−[:(8−メルカプト−1−ナフチル)アミノ
コエチル)−N−[2−〔(2,8−ジクロル−1−ナ
フチル)アミノ〕エチル〕アミン103  N−〔2−
((2−メルカプト−1−ナフチル)アミノコエチル)
−N−(2−((2−メチル−1−ナフチル)アミノ〕
エチル〕アミン 104  N−(2−[:(2−メルカプト−1−ナフ
チル)アミノコエチル)−N−(2−((2−クロル−
1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 105  N−(2−〔(2−メルカプト−1−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−[(8−メチル−1
−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 106  N−(2−C(2−メルカプト−1−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−[:(8−クロル−
1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 107  N−(2−C(2−メルカプト−1−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−[:(2,8−ジメ
チル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン108 
 N−[:2− ((2−メルカプト−1−ナフチル)
アミノコエチル)−N−(2−[:(2,8−ジクロル
−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン109  N
−〔2−((1−メルカプト−2−ナフチル)アミノコ
エチル)−N−(2−[:(2−メチル−1−ナフチル
)アミノ〕エチル〕アミン 110  N−C2−((1−メルカプト−2−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−〔(2−クロル−1
−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン [0061] 111  N−C2−((1−メルカプト−2−ナフチ
ル)アミノコエチル〕−N−〔2−〔(8−メチル−1
−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 112  N−C2−((1−メルカプト−2−ナフチ
ル)アミノコエチル:] −N−(2−〔(8−クロル
−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン 113  N−〔2−((1−メルカプト−2−ナフチ
ル)アミノコエチル)−N−(2−((2,8−ジメチ
ル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン114  
N−(2−((1−メルカプト−2−ナフチル)アミノ
コエチル)−N−(2−[:(2,8−ジクロル−1−
ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン115  N−[2
−[(2−メルカプト−3−ナフチル)アミノコエチル
) −N−(2−〔(2,8−ジメチル−1−ナフチル
)アミノ〕エチル〕アミン116  N−〔2−((8
−ヒドロキシイミノメチル−1−ナフチル)アミノコエ
チル)−N−[:2− [(2゜8−ジクロル−1−ナ
フチル)アミノ〕エチル〕アミン117  N−〔2−
((2−ヒドロキシイミノメチル−1−ナフチル)アミ
ノコエチル)−N−〔2−((2゜8−ジクロル−1−
ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン118  N−[:
2− ((8−アセトアミド−1−ナフチル)アミノコ
エチル)−N−(2−[:(2,8−ジクロル−1−ナ
フチル)アミノ〕エチル〕アミン119  N−(2−
((8−ニトロ−1−ナフチル)アミノコエチル)−N
−〔2−((2,8−ジクロル−1−ナフチル)アミノ
〕エチル〕アミン 120  N−(2−((8−グアシノー1−ナフチル
)アミノコエチル) −N−[:2− ((2,8−ジ
クロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン[00
62] 121  N−〔2−[(8−メタンスルフィニル−1
−ナフチル)アミノコエチル)−N−(2−((2,8
−ジクロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン1
22  N−〔2−((8−メタンスルホニル−1−ナ
フチル)アミノコエチル)−N−(2−[:(2,8−
ジクロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン12
3  N−[:2− ((8−スルファモイル−1−ナ
フチル)アミノコエチル:] −N−(2−[:(2,
8−ジクロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン
124  N−[:2− ((8−カルバモイル−1−
ナフチル)アミノコエチル)−N−(2−((2,8−
ジクロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル〕アミン12
5  N−〔2−((8−(N−ヒドロキシカルバモイ
ル)−1−ナフチル〕アミノ〕エチル)−N−[:2−
[(2,8−ジクロル−1−ナフチル)アミノ〕エチル
〕アミン 126  N−〔2−([8−(N−ヒドロキシアセト
アミド)−1−ナフチル〕アミノ〕エチル) −N−(
2−((2,8−ジクロル−1−ナフチル〕アミノ〕エ
チル〕アミン [0063]
【実施例】
(実施例および製造例)以下実施例および製造例により
本発明を詳述するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 [0064] 実施例 1 各種サイトでの結合阻害実験(in vitro)
本発明グルタミン酸レセプターに対する拮抗剤の有効成
分である前記トリアミン誘導体がNMDA拮抗剤である
ことは、活性化状態のNMDAイオンチャネルに結合し
た[:3H〕MK−801をその結合サイトから排除す
る能力を測定することによって示すことができる。また
、以下に示す種々の放射性リガンド結合阻害実験より、
NMDAレセプター複合体のサイトに作用をするかを明
らかにすることができる。レセプターサイトへの競合時
拮抗剤としての性質はNMDAレセプターサイトに結合
した(3H〕Glu(グルタミン酸)や〔3H′3CP
Pをその結合サイトから排除する能力を測定することに
よって示すことができる。またグリシンサイトの拮抗剤
やポリアミンサイトの拮抗剤としての性質は、それぞれ
のサイトに結合する〔3H〕Gly(グリシン)や〔3
H〕SPD (スペルミジン)をそのサイトから排除す
る能力を測定することによって示すことができる。これ
らの活性はIC5o値で示すことができ、この値は各々
〔3H〕MK−801、〔3H′3G1u、 [:3H
:] CPP、 〔3H)Gly、  〔”H:] S
PDの結合を50%排除するのに要する供試化合物の濃
度(μM)を表す。 [0065]試験方法は以下のとおりである。 〔3H)MK−801結合試験 粗シナプス膜標品をラット傘柄より調製したのち、50
mMトリス酢酸緩衝液(pH7,4)を用いて、50.
000 g、30分間の遠心分離による洗浄操作を3回
行った。沈渣は0.23Mショ糖水溶液に懸濁状態で一
80℃にて凍結保存した。使用時には、凍結懸濁液を室
温融解後、0.08%トリトンX−100で2℃、10
分間の前処理ののち、上述の遠心分離洗浄操作を2回行
った標品を結合実験に供した。結合実験は、膜標品(約
250μg蛋白)を5nM (3H〕MK −801(
29,4Ci /mmol) と、30℃で30分間反
応させて行った。反応はワットマンGF/Bグラスフィ
ルターを用いた吸引濾過法により停止した。フィルター
上の放射活性は、液体シンチレーション法により測定し
た。非特異的結合は0.1mMMK−801存在下の放
射活性より算出した。 [0066]  〔3H)Glu結合試験粗シナプス膜
標品をラットの傘柄から調製したのち、50mMトリス
酢酸緩衝液(pH7,4)に懸濁して、50.000g
、30分間の遠心分離を行った。この洗浄操作を3回繰
り返したのち、標品を0.32Mショ糖水溶液に懸濁状
態で一80℃にて凍結保存した。使用時には凍結懸濁液
を室温融解し、0.08%トリトンX−100で2℃、
10分間の前処理を行った。処理後遠心分離による洗浄
操作を2回行った。 〔3H′3Glu結合実験は膜標
品(約1100u蛋白)を10HM 〔”H)Glu 
(30Ci/mmo1)と50mMトリス酢酸緩衝液(
pH7,4)中で、2℃、10分間反応させた。反応停
止はワットマンGF/Bグラスフィルターを用いた吸引
濾過法により行った。 NMDA感受性結合は0.1mM  NMDAの存在下
の結合(NMDA非感受性結合)を全結合から差し引く
ことにより算出した。 [0067]  [:3H:]CPP結合試験粗シナプ
ス膜標品をラットの傘柄から調製したのち、50mM)
リス酢酸緩衝液(pH7,4)を用いて、50.000
g、30分間の遠心分離操作により3回洗浄した。得ら
れた沈渣は0.32Mショ糖水溶液に懸濁状態して、−
80℃にて凍結保存した。使用時には本凍結懸濁液を室
温融解後、0.08%トリトンX−100で2℃、10
分間の前処理をした。前処理標品は、上述の洗浄操作を
2回行ったのち実験に供した。結合実験はこの懸濁液(
約250ug蛋白)を同緩衝液中で、10HM (aH
)cpp(30,7Ci /mmol)と2℃、10分
間反応させて行った。反応はワットマンGF/Bグラス
フィルターを用いた吸引濾過法により停止した。非特異
的結合は1mMGlu存在下の放射活性より算出した。
【0068】 〔3H′3Gly結合試験粗シナプス膜
標品をラットの傘柄から調製したのち、本標品を50m
Mトリス酢酸緩衝液(pH7,4)を用いて、50、0
00 g、30分間の遠心分離による洗浄操作を3回行
った。沈渣は0.32Mショ糖水溶液に懸濁状態で一8
0℃にて凍結保存した。使用時には室温融解後、0.0
8%トリトンX−100で2℃、10分間の前処理を行
った。前処理後、前述の洗浄操作を2回行った標品を実
験に供した。 〔3H〕Gly結合試験はシナプス膜標
品(約150−200gg蛋白)を10HM 〔”H〕
G I V (40Ci /mmol)と2℃、10分
間同緩衝液中で反応させた。 反応はワットマンGF/Bグラスフィルターを用いた吸
引濾過法で停止した。非特異的結合は1mM  Gly
存在下の放射活性より算出した。 [0069]  [3H]SPD結合阻害試験粗シナプ
ス膜標品をラットの傘柄から調製したのち、50mM)
リス酢酸緩衝液(pH7,4)を用いて、50.000
g、30分間の遠心分離操作を3回行った。得られた沈
渣は0.32Mショ糖水溶液に懸濁状態で一80℃にて
凍結保存した。使用時には室温融解後、0.08%トリ
トンX100で2℃、10分間の前処理を行った。前処
理後、前述の洗浄操作を2回行った標品を実験に供した
。結合実験はこの懸濁液(約250μg蛋白)を同緩衝
液中で、20HM [:3H)SPD (1202,5
GBg/mmol)と2℃、10分間反応させて行った
。反応はワットマンGF/Bグラスフィルターを用いた
吸引濾過法により停止した。非特異的結合は10mM5
PD存在下の放射活性より算出した。
【0070】 2  NMDA誘発強直性けいれん抑制作用(in v
ivo)被検化合物をマウスの腹腔内に投与した。投与
30分後にNMDA5mmol/ pulを腹腔内に投
与し、強直性けいれんの有無を調べた。被検化合物の各
投与最の抑制率からEDso値(■/Kg、 i、 p
、 )を算出した。 [0071]実験結果 本発明化合物群中の代表的化合物の結果について[00
72] 1 各種サイトでの結合実験阻害実験(in vivo
)(”H)MK−801結合阻害活性と〔3H〕SPD
結合阻害活性を表4に示した。 表4 (3H〕MK−801結合阻害活性と(3H)S
PD結合阻害活性
【表4】 [0073]実施例番号2から実施例番号5は実施例番
号1と比べ、 (3H)SPD結合阻害活性は約2倍か
ら2.5倍強いものであった。また、実施例番号5は実
施例番号1と比べ(3H)MK−801結合阻害効力は
約2倍強いものであった。しかし、これらの化合物は1
0ug/mlの濃度では〔3H〕Glu、 〔3H〕C
PP、 〔3H)Gly結合阻害活性は認められなかっ
た。 [0074] 2  NMDA誘発強直性けいれん抑制作用(in v
ivo):NMDA誘発強直性けいれん抑制作用の効力
を表5に示した。表5  NMDA誘発強直性けいれん
抑制作用
【表5】 [0075]実施例番号5は実施例番号1とほぼ同程度
のNMDA誘発強直性けいれん抑制作用を示した。 [0076]以上の結果から明らかなように、本発明化
合物群は強いNMDA拮抗作用を示し、その特徴的性質
として、ポリアミンサイトの選択的な拮抗作用を有する
化合物群である。それゆえ神経変性障害治療薬として、
有用な化合物群である。またNMDAの他にAMPAや
KAも神経細胞死を引き起こすことが知られており、本
発明化合物群中にはAMPAやKAレセプター拮抗作用
を合わせもつ化合物も含まれている。 [0077]参考例 化合物
〔9〕および〔10〕の合成
【化11】
【化12】 [0078]参考例I N−(1−ナフチルアミノ)エチル−2−(1−ナフチ
ルアミハアセトアミド2塩酸塩
【化13] 1  N−1−ナフチルエチレンジアミン2塩酸塩25
g (0,097モル)、トリエチルアミン39g(0
,39モル)およびテトラヒドロフラン250mlの混
合液を氷水冷却下で攪拌し、内温10℃以下でクロルア
セチルクロライド12g(0,11モル)のテトラヒド
ロフラン24m1の溶液を滴下する。滴下終了後室温で
2時間攪拌を行い、析出晶を濾去する。濾液を減圧下濃
縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製
(シリカゲル250暮=溶出液クロロホルム)を行い、
畳量18.1g(収率70.9%)で〔N−(1−ナフ
チルアミノ))エチル〕−2−クロロアセトアミドを得
た。 [0079] 2    (N−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−2
−クロロアセトアミド2.65 g (0,叶モル)、
1−ナフチルアミン2.1g (0,015モル)、無
水炭酸カリウム2.1g(0゜015モル)およびブタ
ノール27m1の混合液を7時間、還流下撹拌を行った
。反応液を冷却後水に加え酢酸エチルで抽出を行った。 有機層を水で2回洗浄を行い、更に芒硝で乾燥し、減圧
下濃縮を行った。得られた粗油状物をカラムクロマトグ
ラフィーで精製(シリカゲル250g溶出液クロロホル
ム)を行った。更に13.5%塩化水素/2−プロパツ
ールで処理する事により650■の標記化合物を得た。 融点  105℃(分解)[0080]参考例2 3−(1−ナフチルアミノ)エチルアミノ−N−(1−
ナフチル)プロピオンアミド2塩酸塩 【化14】 1 1−ナフチルアミン28.6g(0,2モル)、ト
リエチルアミン30.4g (0,3モル)およびテト
ラヒドロフラン286m1の混合液を氷水冷却子攪拌し
、内温5℃以下で3−クロルプロピオニルクロライド2
7.9g (0,22モル)のテトラヒドロフラン55
.8mlの溶液を滴下した。 滴下終了後、室温で24時間攪拌し、析出晶を濾去し、
濾液を減圧下濃縮した。残渣へ酢酸エチル500m1と
水を加えた。分液後有機層へ10%塩酸水200m1を
加え洗浄し、水洗し、更に希水酸化ナトリウム水溶液で
洗浄し、後硫酸マグネシウムで乾燥を行った。減圧下、
酢酸エチルを留去し、析出晶をヘキサンにて洗浄濾取を
行い、N−(1−ナフチル)−3−クロルプロピオンア
ミドを畳量34g1収率72.7%で得た。 [00811 2N−(1−ナフチル)−3−クロルプロピオンアミド
4.7g (0,02モル)、N−(1−ナフチル)エ
チレンジアミン2塩酸塩5.2g (0,02モル)、
無水炭酸カリウム8.3g (0,06モル)、ヨウ化
カリウム0.3g(2ミリモル)およびブタノール47
m1の混合液を8時間還流した。反応液を冷却後、水に
加え酢酸エチルで抽出を行った。有機層を2回水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥を行い、減圧下濃縮を行った残
渣をカラムクロマトグラフィーで精製(シリカゲル25
0g、溶出液クロロホルム)し、3g(39%)のフリ
一体を得、内0.8gを13.5%塩化水素/2−プロ
パツールで処理を行い、0.86gの標記化合物2塩酸
塩1水和物を得た。融点  227−228℃(分解) [0082]参考例3 N−〔2−(1−ナフチルアミノ)エチル:]−2−(
8−キノリルアミノ)アセトアミド
【化15】 [:N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−2−
クロロアセトアミド4 g (15,1mmol)、8
−アミノキノリン2.6g (18,1mmol)、無
水炭酸カリウム2.5g(18,1mmol)およびブ
タノール26m1の混合液を7時間30分還流を行った
。次いでブタノールを留去し、内温120℃で6時間保
温を行った。反応液を水200m1と酢酸エチル400
m1で抽出を行い、有機層を水200m1で2回洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥を行った。減圧下溶媒を留去
し、残渣6.3gをカラムクロマトグラフィーで精製(
シリカゲル250g、溶出液、酢酸エチル/ヘキサン)
し、1.3g (23,2%)の標記化合物を得た。融
点150−151℃ [0083]参考例4 (2−(1−ナフチルアミノ)エチルアミノ〕−N−(
1−ナフチル)アセトアミド1塩酸塩1水和物
【化16
】 1  ナフチルアミン14.3g(0,1mol)とテ
トラヒドロフラン143m1の溶液中へ室温攪拌下、ク
ロルアセチルクロライド22.5g (0,2mol)
とテトラヒドロフラン22.5mlの溶液を滴下し、同
温度にて4時間30分攪拌した。減圧下テトラヒドロフ
ランを留去し、析出した結晶を酢酸エチルで洗浄し、1
3.5g (61,4%)のN−(1−ナフチル)−2
−クロロアセトアミドを得た。融点 161−162℃ [0084] 2   N−(1−ナフチル)エチレンジアミン2塩酸
塩2.3g (8,87mmol)、 N −(1−ナ
フチル)−2−クロロアセトアミド1.9g(8,87
mmol)、無水炭酸カリウム3、7 g (26,6
mmo l) 、ヨウ化カリウム0.15 g (0,
89mmol)]およびブタノール46m1を仕込み5
時間30分還流を行った。反応液を濾過し、濾液を減圧
下留去し、4gの油状物を得た。カラムクロマトグラフ
ィーにて精製(シリカゲル250g、溶出液、酢酸エテ
ル−ヘキサン1:1)シ、1.9g (59,5%)の
フリ一体結晶を得た。この結晶を9.6%塩化水素/2
−プロパツールで処理し、更にメタノール50m1およ
び2−プロパツール100m1の混合溶媒で再結晶行い
、1.5 g (39,1%)の標記化合物を得た。融
点  206−208℃ [0085]参考例5 (2−(1−ナフチルアミノ)エチルアミノ〕−N−(
5−キノキサリル)アセトアミド2塩酸塩
【化17】 1 5−アミノキノキサリン2.9g (0,02mo
l)、 トリエチルアミン4 g (0,04mol)
およびテトラヒドロフラン29m1の混合液氷水冷却下
、クロルアセチルクロライド3.4g (0,03mo
l)のテトラヒドロフラン6.8mlの溶液を滴下し、
同温度にて4時間30分保温し、減圧下溶媒を留去し、
残渣をカラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲル
250g、溶出液、クロロホルム)し、1.6g(36
,1%)のN−(5−キノキサリル)−2−クロロアセ
トアミドを得た。融点  163−165℃[0086
] 2   N−(5−キノキサリル)−2−クロロアセト
アミド1.6g (7,22mmol)N −(1−ナ
フチル)エチレンジアミン2塩酸塩1.9g (7,2
2mmol)、無水炭酸カリウム3g(21,7mmo
l) 、ヨウ化カリウム0.12 g (0,72mm
。 l)およびジメチルホルムアミド16m1の混合液を内
温90−100℃にて9時間保温した。反応液を水に加
え、析出晶を濾取し、3.4gの粗結晶を得た。このも
のをカラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲル2
50g、溶出液 クロロホルム)し、1.1g (41
%)のフリ一体を得、一部13.5%塩化水素/2−プ
ロパツールで処理し、標記化合物を得た。融点  21
5℃[0087]参考例6 〔2−(1−ナフチルアミノ)エチルアミノ−N−(3
キノリル)アセトアミド 2塩酸塩1水和物
【化18】 1 3−アミノキノリン9.7g (0,0673mo
l)、 トリエチルアミン13.5g(0,135mo
l)およびテトラヒドロフラン97m1の混合液へ氷水
冷却下、クロルアセチルクロライド11.3g (0,
1mol)とテトラヒドロフラン22.6mlの溶液を
滴下した。滴下終了後室温にて4時間攪拌を行った。反
応液を濾過し、濾液を減圧下留去し、残渣へ酢酸エテル
および水を加え抽出を行った。有機層を飽和重曹水で洗
浄、更に水洗を行い、硫酸マグネシウムで乾燥を行った
。減圧下溶媒を留去し、N−(3−キノリル)2−クロ
ロアセトアミドを得た。 [0088] 2   N−(3−キノリル)−2−クロロアセトアミ
ド11g (0,05mol) 、N −(1−ナフチ
ル)エチレンジアミン2塩酸塩 14.2g (0,0
55mmol) 、無水炭酸カリウム 22.8 g 
(0,165mmol)、ヨウ化カリウム0.83 g
 (0,05mol)およびジメチルホルムアミド11
0mlの混合液を4時間攪拌した。反応液に水と酢酸エ
テルを加え、抽出し、有機層を3回水洗し、セライト濾
過後、硫酸マグネシウムで乾燥域圧下溶媒を留去し、2
0.4 gの粗油状物を得た。このものをカラムクロマ
トグラフィーにて精製(シリカゲル250g、溶出液 
クロロホルム)し、12.2g (65,9%)のカラ
メルを得、13.5%塩化水素/2プロパツールで処理
を行い、標記化合物を得た。融点187℃(分解) [0089]参考例7 (2−(1−ナフチルアミノ)エチルアミノ−N−(5
キノリル)アセトアミド 2塩酸塩1水和物
【化19】 1 5−アミノキノリン15g (0,104mol)
、  トリエチルアミン21.1g (0,208mo
l)およびテトラヒドロフラン150m1の混合液中へ
氷水冷却下、クロロアセチルクロライド17.6g (
0,156mol)とテトラヒドロフラン35.2ml
の溶液を滴下し、その後室温にて4時間攪拌し、反応液
を水に空は塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出を行う。 有機層をセライト濾過を行い濾液を2回水洗し、硫酸マ
グネシウムで乾燥、溶媒を減圧下留去し11.2g (
48,8%)N−(5−キノリル)−2−クロロアセト
アミドを得た。 [00901 2N−(5−キノリル)−2−クロロアセトアミド10
.6g (0,048mol)、 N −(1−ナフチ
ル)エチレンジアミン2塩酸塩12.4g (0,00
48mol) 、無水炭酸カリウム19.9g (0,
144mol) 、ヨウ化カリウム0.8g (0,0
048mol)およびジメチルホルムアミド106m1
の混合液を内温90−100℃にて7時間30分保温し
た。反応液を氷水に空け、酢酸エテルで抽出、セライト
濾過濾液を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
減圧下留去し、11.3gの粗油状物を得た。水層ヘク
ロロホルムを加え再抽出を行い、常法処理を行い、2.
2gの粗油状物を得た。酢酸エチル抽出物およびクロロ
ホルム抽出物を併せ、カラムクロマトグラフィーにて精
製(シリカゲル250g、溶出液クロロホルム)し、4
g(22,5%)のフリ一体を得、13.5%塩化水素
/2−プロパツールで処理を行い、標記化合物を得た。 融点  235−237℃(分解)[00911参考例
8 2− [:2− (1−ナフチルアミノ)エチルアミノ
〕−N(1−ナフチル)プロピオンアミド 1永和物

化20】 ■  ナフチルアミン12.9g(0,09mol)と
テトラヒドロフラン129m1の溶液中へ氷水冷却下、
2−クロロプロピオニルクロライド12.7g (0,
1mol)とおよびテトラヒドロフラン12.7mlの
溶液を滴下し、同温度で45分間攪拌し、更に室温で1
時間攪拌した。析出した結晶を濾取し、ジエチルエーテ
ルで洗浄した。濾液を減圧下濃縮し、析出した結晶をジ
エチルエーテルで洗浄し、計10.5g(49,9%)
のN−(1−ナフチル)−2−クロロプロピオンアミド
を得た。融点  143−144℃[0092] 2   N−(1−ナフチル)−2−クロロプロピオン
アミド3.5g(0,015mol)、N−(1−ナフ
チル)エチレンジアミン2塩酸塩3.5g (0,01
4mol)、無水炭酸カリウム8.3 g (0,06
mo l)、ヨウ化カリウム1 g (6mmol)お
よびアセトニトリル70m1の混合液を8.5時間還流
した。反応液を水に空は酢酸エチルで抽出し、水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、6.
2gの粗結晶を得た。2−プロパツールで300m1で
再結晶を行い、3.2g (61,8%)標記化合物を
得た。融点154−155℃ [0093]参考例9 [:N−(1−ナフチルアミノ)エチル:] −2−(
1−ナフチルアミカプロピオンアミド  2塩酸塩
【化
21] 1  N−1−ナフチルエチレンジアミン2塩酸塩23
.3g (0,09mol)、 トリエチルアミン36
.4g (0,36mol)およびテトラヒドロフラン
233m1の混合液中へ氷水冷却下、2−クロロプロピ
オニルクロライド12.7g(0,1m。 l)とテトラヒドロフラン12.7mlの溶液を滴下し
、同温度で45分間攪拌し、室温にて1時間攪拌した。 析出品を濾去し、濾液を減圧下濃縮27.4gの粗油状
物を得、カラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲ
ル250g、溶出液クロロホルム)し、8.9g (3
5,7%)の〔N(1−ナフチルアミノ)エチル〕−2
−クロロプロピオンアミドを得た。融点  80−82
℃[0094] 2    (N−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−2
−クロロプロピオンアミド2.8g (0,01mol
) 、1−ナフチルアミン2.9g (0,02mol
) 、無水炭酸カリウム2.8g(0,02mol)、
ヨウ化カリウム0.3g (2mmol)およびジメチ
ルホルムアミド29m1の混合液を内温90−100℃
にて23時間保温した。反応液を水に空は酢酸エチルで
抽出し、有機層を2回水洗し、飽和食塩水で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去して6.O
gO粗油状物を得た。このものをカラムクロマトグラフ
ィーで精製(シリカゲル250g、溶出液;ヘキサンに
酢酸エチル添加)し、0.7g (18,3%)のフリ
一体を得、一部13.5%塩化水素/2−プロパツール
で処理を行い、標記化合物を得た。融点  147℃(
分解)[0095]実施例1 ビス−(2−(8−キノリルアミノ)エチル〕アミン3
塩酸塩水和物 【化22】 8−アミノキノリン15g(0,1モル)、ビス(2−
クロロエチル)アミン塩酸塩17.8g (0,1モル
)、炭酸ナトリウム21.2g (0,2モル)および
ブタノール100m1の混合物を35.5時間還流下攪
拌を行った。反応液を水200m1に注入し、水酸化カ
リウムで水層をアルカリ性とした後、酢酸エチル200
m1で抽出し、乾燥し、減圧濃縮して、25.4gの油
状物を得、シリカゲルのクロマトグラフィーで精製を行
い、1.4g (収率3.9%)の標記化合物のフリ一
体を得た。このものを9.7%塩化水素/2プロパツー
ルで処理を行い、さらにメタノール再結晶することで1
.3g(収率2,7%)の標記化合物を得た。 融点  214−218℃ [0096]実施例2 ビス−(2−(1−ナフチルアミノ)エチレンジアミン
2塩酸塩
【化23】 α−ナフチルアミン60g (0,42モル)、ビス(
2−クロロエチル)アミン塩酸塩37.5g (0,2
1モル)、炭酸ナトリウム22.3g (0,21モル
)およびブタノール180m1の混合液を13時間、還
流上攪拌を行った。反応液を水400m1に注入し、更
に水酸化カリウムを加え、水層のpHを11〜12とし
、酢酸エチル300m1で抽出を行った。水層を酢酸エ
チル200m1で再抽出を行い、有機層を併せて硫酸マ
グネシウムで乾燥を行った。減圧下溶媒を留去し、更に
シリカゲルのクロマトグラフィーで精製:を行い、7.
74g(収率10.4%)の標記化合物のフリ一体を得
た。このものを9.7%塩化水素/2−プロパツールで
処理を行い、10gの粗結晶を得、更にメタノール90
0m1で再結晶をし、4.5gの標記化合物を得た。融
点223−225℃ [0097]実施例3 ビス−(2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フチルアミカニチルアミノ 3塩酸塩
【化24】 ビス(2−クロロエチル)アミン塩酸塩3.6g (0
,02mol)、1−アミノ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロナフタリン14.7g (0,1mol)、無水
炭酸カリウム8.3g(0,06mol)、ヨウ化カリ
ウム6.6g (0,04mol)およびブタノールの
混合液を15時間還流した。反応液を水に空け、酢酸エ
チルで抽出し、有機層を2回水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残渣をカラムクロマ
トグラフィーにより精製(シリカゲル250g、溶出液
クロロホルム)し、3.5g (48,1%)の油状物
を得、13.5%塩化水素/2−プロパツールで処理を
行い、4.4gの標記化合物を得た。融点  210−
215℃[0098]実施例4 N、N−[:2− (1−ナフチルアミハエチル−3−
(1−ナフチルアミカニチルアミン 2塩酸塩
【化25
】 窒素気流下水素化リチウムアルミニウム0.44g (
0,012モル)中ヘテトラヒドロフラン10m1を流
し込み、室温攪拌下、3−(1−ナフチルアミカニチル
アミノ−N(1−ナフチル)プロピオンアミド2.2g
 (5,74ミリモル)のテトラヒドロフラン10m1
溶液を滴下する、その後、室温で3時間攪拌し、水0.
44m1を加え、次いで28%水酸化ナトリウム水溶液
1.3mlを加え、室温で30分間攪拌を行った。セラ
イト濾過後、濾液を減圧濃縮し、残渣をカラムクロマト
グラフィーで精製(シリカゲル250g、溶出液クロロ
ホルム)し、0.6gのフリー体油状物を得、このもの
を13.5%塩化水素/2−プロパツールで処理を行い
、畳量0.63g収率24.8%の標記化合物を得た。 融点  229−231℃ [0099]実施例5 ビス−(2−(4−クロロ−1−ナフチルアミノ)エチ
ル〕アミン2塩酸塩
【化26】 1−アミノ−4−クロロナフタリン8.9g (0,0
5mol)を加温、内温130℃にてビス(2−クロロ
エチル)アミン塩酸塩1.8g (0,01mol)を
加えと反応液が固化する。次いでピリジン4 g (0
,05mol)を加え2時間保温し、ビス(2−クロロ
エチル)アミン塩酸塩1.8g (0゜01 mol)
を追加し、更に1時間保温し、反応液に水を加え、酢エ
チ抽出し、水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、2回水洗
を行い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去
し、更にカラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲ
ル250g、溶出液クロロホルム)し、1.5g (1
7,6%)の油状物を得、13.5%塩化水素/2−プ
ロパツールで処理を行い、1.5gの標記化合物を得た
。融点230−231℃ [0100]実施例6 N、N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル−2−(
8−キノリルアミノ)エチル〕アミン 3塩酸塩1水和
【化27】 窒素ガス気流下、水素化リチウムアルミニウム246m
g(6,48mmol)およびテトラヒドロン10m1
の混合液中へ室温攪拌下、N−〔2−(1−ナフチルア
ミカニチル) −2−(8−キノリルアミハアセトアミ
ド1.2g(3,24mmol)とテトラヒドロフラン
20m1の溶液を滴下し、同温度で2時間保温し、水素
化リチウムアルミニウム123■(3,24mmol)
を追加し、4.5時間保温した。反応液に水0.37m
1を加え、次いで28%水酸化ナトリウム水溶液1.5
mlを加え、セライト濾過し、濾液を減圧下留去し、カ
ラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲル250g
、溶出液クロロホルム)し、0.6g (52,5%)
の油状物を得、13.5%塩化水素/2−プロパツール
で処理を行い、0.36gの標記化合物を得た。融点 
 130−132℃(分解)
【0101】実施例7 N、N−(2−(エチル−1−ナフチルアミハエチル2
−(1−ナフチルアミハエチルアミノ 蓚酸塩1/2水
和物
【化28】 窒素ガス気流下、水素化リチウムアルミニウム0.8g
(0,021mmol)およびテトラヒドロン16m1
を仕込み、室温で攪拌し、2−(1−ナフチルアミハエ
チルアミノN−(エチル−1−ナフチル)アセトアミド
4.2g(0,01mmol)とテトラヒドロフラン4
2m1の溶液を滴下し、同温度で1.5時間保温した。 反応終了後、水冷下、10%水酸化ナトリウム水溶液4
mlを滴下し、室温にて130分間攪拌し、セライト濾
過し、濾液を減圧下留去して、4.1gの油状物を得、
カラムクロマトグラフィーにて精製(シリカゲル250
g、溶出液クロロホルム)し、0.6g (14,8%
)の油状物を得、蓚酸0.2g (1,56mmol)
で処理し、0.6gの標記化合物を得た。 元素分析
【表6】 [0102]実施例8 N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N−〔(
1−メチル−2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕・ア
ミン 塩酸塩
【化29】 窒素ガス気流下、水素化リチウムアルミニウム0.5g
(13mmol)およびテトラヒドロフラン12.5m
lの混合液中へ室温攪拌下、2− (2−(1−ナフチ
ルアミノ)エチルアミノ] −N−(1−ナフチル)プ
ロピオンアミド2.5g (6,52mmol)および
テトラヒドロフラン25m1の溶液を滴下し、その後3
.5時間室温攪拌を行った。反応液を氷水で冷却し、1
0%水酸化ナトリウム水溶液2.5mlを滴下し、室温
で30分間攪拌し、セライト濾過し、濾液を減圧下濃縮
し、粗油状物2.7gを得、このものをカラムクロマト
グラフィーにて精製(シリカゲル250ビ=溶出液クロ
ロホルム)し、1.7g (70,6%)の結晶を得、
13.5%塩化水素/2−プロパツールで処理し、1.
5gの標記化合物を得た。融点  212−214℃[
0103]実施例9 N、N−((1−ナフチルアミカニチル−2−(1−ナ
フチルアミカプロピオンアミド
【化30】 窒素ガス気流下、水素化リチウムアルミニウム180m
g(4,69mmol)およびテトラヒドロフラン3m
lの混合液中へ室温攪拌下、 (N−(1−ナフチルア
ミカニチル〕2−(1−ナフチルアミカプロピオンアミ
ド0.6g(1,56mmol)およびテトラヒドロフ
ラン5mlの溶液を滴下し、その後3時間攪拌した。水
冷下、10%水酸化ナトリウム水溶液1mlを滴下し、
室温にて30分間攪拌し、セライト濾過して、0.6g
の粗油状物を得、カラムクロマトグラフィーにて精製(
シリカゲル200g、溶出液クロロホルム) L O,
5g (86,5%)の標記化合物を]得た。NMR(
δCDC13)  ; 1.333H(d、6Hz)、
  1.651H(Broad)、2.84−3.03
2H(m)、  3.092H(t、 6Hz)、  
3.28−3.422H(m)、  3.75−3.8
9 LH(m) 4.7 LH(Broad)、5.0
 LH(Broad)、6.59 LH(d、7Hz)
、6.671H(d、7Hz)、7.2−7.498H
(m) 、 7.73−7.874H(m)
【0104
】実施例1O N、N−(2−(1−ナフチルアミハエチル−2−(2
−キノリルアミカニチル〕アミン 2塩酸塩 1水和物
【化31】 N−(2−ブロモエチル)−1−ナフチルアミン臭酸塩
、5 g(15mmol)、 N −(2−キノリル)
エチレンジアミン2.8g(15mmol)無水炭酸カ
リウム6.3g (45mmol)およびアセトニトリ
ル50m1の混合液を11時間還流した。反応液を水に
空け、酢酸エチルで抽出し、有機層を2回水洗し、硫酸
マグネシウムで乾燥を行った。減圧下溶媒を留去し、5
.3gの粗油状物を得、カラムクロマトグラフィーによ
り精製(シリカゲル250g、溶出液 クロロホルム)
し、9.5%塩化水素/2−プロパノールで処理を行い
、1.0g(15%)の標記化合物を得た。 元素分析
【表7】 [0105]実施例11 N、N−[:2− (1−ナフチルアミハエチル−2−
(2−ピリミジニルアミノ)エチルアミノ 蓚酸塩実施
例10のN−(2−キノリル)エチレンジアミンの代わ
りにN−(2−ピリミジニル)エチレンジアミン2.1
g (15mmol)を用いて1.3g (21,8%
)の標記化合物を得た。融点  201℃(分解)[0
106]実施例12 N、N−(2−(1−ナフチルアミハエチル−2−アニ
リノエチル〕アミン2塩酸塩 実施例10のN−(2−キノリル)エチレンジアミンの
代わりにN−フェニルエチレンジアミン2.1g (1
5mmo1)を用いて1.3g (22,9%)の標記
化合物を得た。融点  186−187℃ [0107]実施例13 N−C2−(1−ナフチルアミノ)エチル〕−N−[:
2(4−クロルアニリノ)エチル〕アミン3塩酸塩実施
例10のN−(2−キノリル)エチレンジアミンの代わ
りにN−(4−クロロフェニル)エチレンジアミン3.
4g (20mmol)を用いて反応を行い2.7g 
(29,4%)の標記化合物を得た。融点  183−
185℃[0108]実施例14 N、N−(2−(1−ナフチルアミハエチル−2(3−
クロルアニリ力エチル〕アミン3塩酸塩実施例10のN
−(2−キノリル)エチレンジアミンの代わり:にN−
(3−クロロフェニル)エチレンジアミン3.4g(2
0mmol)を用いて反応を行い1.6g (17,4
%)の標記化合物を得た。 元素分析
【表8】 [0109]実施例15 N、N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル−2−(
2−クロルアニリ力エチル〕アミン 2塩酸塩実施例1
0のN−(2−キノリル)エチレンジアミンの代わりに
N−(2−クロロフェニル)エチレンジアミン2.4g
 (14mmol)を用いて反応を行い1.9 g (
32,9%)の標記化合物を得た。融点  225−2
30℃[0110]実施例16 N、N−[2−(1−ナフチルアミノ)エチル−2−(
ジフェニルアミノ)エチル〕アミン 1塩酸塩 1水和
物 実施例10のN−(2−キノリル)エチレンジアミンの
代わりにN、 N−ジフェニルエチレンジアミン1.6
g(7,54mmol)を用いて反応を行い、0.45
g (12,2%)の標記化合物を得た。融点196−
198℃[0111]実施例17
【化32】 ビス−[:2−(1−ナフチルアミノ)エチルコメチル
アミン 3塩酸塩メクロルエタミン塩酸塩5 g (0
,026m。 l)、■−ナフチルアミン74.4g (0,52mo
l)無水炭酸カリウム7.2g (0,052mol)
 、およびブタノール81m1の混合液を37時間還流
を行った。反応液を水に空け、酢酸エチルで抽出を行い
、有機層を水洗し、更に硫酸マグネシウムで乾燥を行い
、減圧下溶媒を留去した。組成物をカラムクロマトグラ
フィーにて精製(シリカゲル250g、溶出液ヘキサン
に酢酸エチル添加)し、3.1g (32,3%)の油
状物を得、9.5%塩化水素/2−プロパツールで処理
を行い、3.4gの標記化合物を得た。融点197℃(
分解) [0112]実施例18 N、N−(2−(1−ナフチルアミノ)エチル−2(4
−メトキシアニリノ)エチル〕アミン 塩酸塩N−(4
−メトキシフェニル)エチレンジアミン2.8g (1
6,9mmol)、IP−celite 5g、 N 
−(2−ブロモエチル)−1−ナフチルアミン臭酸塩5
.6g (16,9mmol)およびアセトニトリル1
00m1の混合液を6時間還流した。反応液をセライト
濾過し、濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィーにて
精製(シリカゲル溶出液 酢酸エチル/エタノール/ト
リエチルアミン20/2/1)し、塩化水素/2−プロ
パツールで処理を行い720mg(13%)の標記化合
物を得た。融点 95−98℃[0113]実施例19 N、N−(2−(1−ナフチルアミハエチル−2(3−
シアノアニリ力エチル〕アミン 塩酸塩実施例18のN
−(4−メトキシフェニル)エチレンジアミンの代わり
にN−(3−シアノフェニル)エチレンジアミン3. 
2g (20mmol)を用いて反応を行い、標記化合
物を得た。融点  115−120℃[0114]実施
例2O N、N−[:2− (1−ナフチルアミハエチル−2(
2−ピリジルアミノ)エチル〕アミン 塩酸塩実施例1
8のN−(4−メトキシフェニル)エチレンジアミンの
代わりにN−(2−ピリジル)エチレンジアミン2゜6
 g (15mmol)を用いて反応を行い、標記化合
物を得た。融点  164−167℃ [0115]実施例21 ビス−(2−(8−アミノ−1−ナフチルアミノ)エチ
ル〕アミン 塩酸塩1,8−ジアミノナフタレン 3.
95g (25mmol) 、ビス(2−クロルエチル
)アミン塩酸塩1 g (6,25mmol)、KF−
cel ite 5 gおよびアセトニトリル20m1
の混合液を10時間還流した。不溶物を濾去し、濾液を
減圧濃縮して、残渣をカラムクロマトグラフィーにて精
製し塩化水素/2−プロパツールで処理して標記化合物
を得た。融点150−153℃[0116]実施例22 N、N−(2−(8−キノリルアミカニチル−2(3,
4−ジクロルアニリ力エチル〕アミン 塩酸塩
【化33
】 実施例18のN−(4−メトキシフェニル)エチレンジ
アミンの代わりにN−(8−キノリル)エチレンジアミ
ン1. 5g(8mmol)を又、N−(2−ブロモエ
チル)■−ナフチルアミン臭酸塩の代わりにN−(2−
ブロモエチル)−3,4−ジクロルアニリン臭酸塩1.
7g(5mmol)を用いて反応を行い、 点  110−113℃ 実施例化合物の表
【表9】 標記化合物を得た。融
【表11】
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月26日
【手続補正1】
【補正対象項目名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】 【発明の名称】
トリアミン誘導体及びその酸付加塩 (72)発明者 水田 龍

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔1〕 【化1】 〔1〕 〔但し上記式に於いて、 Ar’ はアリール基、窒素原子を1から3個含む6員
    環複素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を1
    から3個含む5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基
    、ベンゼン環と縮環したイオウ原子1個さらに窒素原子
    を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素環芳
    香族基、ベンゼン環と縮環した酸素原子1個さらに窒素
    原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素
    環芳香族基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環
    炭素環をもつ水素化された縮合2環性炭化水素基、また
    はベンゼン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員
    環複素環をもつ2環性複素環芳香族基を表す。 Ar2はナフチル基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を
    1から3個含む5員環炭素環をもつ2環性複素環芳香族
    基、ベンゼン環と縮環したイオウ原子1個さらに窒素原
    子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複素環
    芳香族基、ベンゼン環と縮環した酸素原子1個さらに窒
    素原子を1個含んでもよい5員環複素環をもつ2環性複
    素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員
    環炭素環をもつ水素化された縮合2環性炭化水素基、ま
    たはベンゼン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6
    員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基を表す。Ar1
    、Ar2で定義された基は置換基を有してもよい。 A1及びA2は互いに独立して1〜2個のオキソ基で置
    換されても良い低級アルキレン鎖を表す。 R1、R2、R3は各々独立して水素原子、低級アルキ
    ル基、アリール基、置換アリール基、アリールアルキル
    基、置換アリールアルキル基、アリールアルキルオキシ
    カルボニル基、置換アリールアルキルオキシカルボニル
    基、アルキルオキシカルボニル基またはアシル基を表す
    。〕で表わされる化合物またはその酸付加塩を有効成分
    として含有するグルタミン酸レセプターに対する拮抗剤
  2. 【請求項2】 一般式〔2〕 【化2】 〔2〕 〔但し上記式に於いて Ar” はアリール基、窒素原子を1から3個含む6員
    環複素環芳香族基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を1
    から3個含む5員環複素環をもつ2環性複素環芳香族基
    、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環炭素環をも
    つ水素化された縮合2環性炭化水素基、またはベンゼン
    環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員環複素環を
    もつ2環性複素環芳香族基を表す。 Ar4はナフチル基、ベンゼン環と縮環した窒素原子を
    1から3個含む5員環炭素環をもつ2環性複素環芳香族
    基、ベンゼン環と縮環した5員環または6員環炭素環を
    もつ水素化された縮合2環性炭化水素基、またはベンゼ
    ン環と縮環した窒素原子を1から2個含む6員環複素環
    をもつ2環性複素環芳香族基(但しAr3が8−キノリ
    ル、A3 とA4がエチレン、R4とR5とR6が水素
    原子の場合Ar4は8−キノリルを除く)を表す。 Ar3、Ar4で定義された基は置換基を有してもよい
    。 A3 及びA4 は互いに独立して低級アルキレン鎖を
    表す。 R4、R6は各々独立して水素原子、低級アルキル基、
    アリール基、置換アリール基、アリールアルキル基、置
    換アリールアルキル基、アリールアルキルオキシカルボ
    ニル基、置換アリールアルキルオキシカルボニル基、ア
    ルキルオキシカルボニル基またはアシル基を表す。 R5は水素原子、低級アルキル基、アリールアルキル基
    、置換アリールアルキル基、アリールアルキルオキシカ
    ルボニル基、置換アリールアルキルオキシカルボニル基
    、アルキルオキシカルボニル基またはアシル基を表す。 〕で表わされる化合物またはその酸付加塩。
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