JPH04210977A - チアゾリジン化合物 - Google Patents

チアゾリジン化合物

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JPH04210977A
JPH04210977A JP3010602A JP1060291A JPH04210977A JP H04210977 A JPH04210977 A JP H04210977A JP 3010602 A JP3010602 A JP 3010602A JP 1060291 A JP1060291 A JP 1060291A JP H04210977 A JPH04210977 A JP H04210977A
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compound
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acid
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Takao Yoshioka
孝雄 吉岡
Takeshi Fujita
岳 藤田
Tsutomu Kanai
勉 金井
Kanichi Nakamura
中村 皖一
Hiroyoshi Horikoshi
大能 掘越
Kunihiro Sasahara
笹原 邦宏
Takeshi Kinoshita
武 木下
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は糖尿病薬および糖尿病合
併症薬としての作用を有する新規なチアゾリジン化合物
に関する。 [0002]
【従来の技術】血糖降下作用を有するチアゾリジン誘導
体としては、例えば特開昭55−22636号(特公昭
62−42903号)、特開昭60−51189号、特
開昭61−36284号、特開昭62−5980号、Y
。 KAWAMATSUら、Chem、Pharm、Bul
l、、 30巻、  3580−3600頁(1982
年)に記載されている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、チアゾ
リジン化合物について種々研究した結果、新規チアゾリ
ジン化合物が優れた糖尿病薬および糖尿病合併症薬とし
ての作用を有することを見出して本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は式%式%]
【4】 () [0006]  [式中、Aは [0007]
【化5】 (II) [0008]または [0009]
【化6】 (工II) [00101を示す。Wはメチレン基、カルボニル基ま
たは 式 −c=N−ovで示される基(式中、■ は
水素原子、スルホ基、アシル基、または置換分を有して
いてもよいアルキル基を示す。)を示す。Uはメチレン
基を示す。あるいは、WとUは一緒になって二重結合を
形成してもよい。R1は水素原子または炭素数1乃至8
個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す
。R2およびR4は同一または異なって水素原子または
炭素数1乃至8個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルキル基を示す。R3は水素原子または炭素数1乃至1
0個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示
す。Yl およびY2は同一または異なって水素原子ま
たは水酸基の保護基を示す。nは1乃至3の整数を示す
。]を有するチアゾリジン化合物およびその塩に関する
。 [00111ここに、R1が炭素数1乃至8個を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す場合、該ア
ルキル基としては例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、ペ
ンチル、イソペンチル、ヘキシル、1,3−ジメチルブ
チル、ヘプチル、オクチル、1−メチルヘプチル、2−
エチルヘキシルのような炭素数1乃至8個、好適には1
乃至4個、最適にはメチル、を有する直鎖状もしくは分
枝鎖状のアルキル基をあげることができる。 [0012]R3が炭素数1乃至10個を有する直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す場合、該アルキル
基としては例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、5ec−ブチル、tert
−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘ
キシル、1,1−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブ
チル、ヘプチル、オクチル、1−メチルヘプチル、2−
エチルヘキシル、1、1.3.3−テトラメチルブチル
、デシルのような炭素数1乃至10個、好適には1乃至
4個、最適にはメチル、t−ブチル、特にメチル、を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基をあげること
ができる。 [0013]R2およびR4が同一または異なって炭素
数1乃至8個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ
ル基を示す場合、該アルキル基としては例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル
、5ee−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル
、■、3−ジメチルブチル、ヘプチル、オクチル、1−
メチルヘプチル、2−エチルヘキシルのような炭素数1
乃至8個、好適には1乃至3個、最適にはメチル、を有
する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基をあげること
ができる。 [0014]Vがアシル基を示す場合、該アシル基とし
ては例えば ■アセチル、プロピオニル、ブチリル、叶
ヘキサノイルのような炭素数2乃至6個、好適には2乃
至4個、最適にはアセチル、を有する直鎖状もしくは分
枝鎖状の脂肪族アシル基;■ベンゾイル、ナフトイル、
3−メチルベンゾイル、2,4−ジメチルベンゾイル、
4−エチルベンゾイル、4−ブチルベンゾイル、p−ア
ニソイル、4エトキシベンゾイル、4−ブトキシベンゾ
イル、3−クロロベンゾイル、2−ブロモベンゾイル、
4−フルオロベンゾイル、4−トリフルオロメチルベン
ゾイル、3−ニトロベンゾイル、2,4−ジニトロベン
ゾイル、サリチロイル、4−ヒドロキシベンゾイル、の
ような1乃至3個の01−5アルキル、C1−5アルコ
キシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、ヒドロ
キシを置換分として有していてもよい芳香族アシル基で
あり、好適にはベンゾイル、ナフトイルのような無置換
の芳香族アシル基; ■2−テノイル、3−フロイル、
ピコリノイル、2−ピリジンカルボニル、ニコチノイル
、イソニコチノイル、4−イソオキサゾールカルボニル
、1−(1,2,3−)リアゾリル)カルボニル、ピペ
リジニルカルボニル、1−ピロリジニルカルボニルのよ
うな環内に窒素原子、酸素原子、硫黄原子などの異種原
子の1個または同一もしくは異なる2個以上を含む5乃
至6員、好適には環内に窒素原子および/または酸素原
子の1個または同一もしくは異なる2個以上を含む5乃
至6員;の複素環アシル基をあげることができる。 [0015]Vが置換分を有していてもよいアルキル基
を示す場合、該アルキル基としては例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5
eC−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、1
,3−ジメチルブチル、ヘプチル、オクチル、1−メチ
ルヘプチル、2−エチルヘキシルのような炭素数1乃至
8個、好適には1乃至4個、最適にはメチル、を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基をあげることがで
きる。■が置換分を有するアルキル基を示す場合、該置
換分としては例えば ■フェニル、p−メチルフェニル
、m−クロロフェニル、叶メトキシフェニルのようなC
1−5アルキル、ハロゲン、C1−5アルコキシを有し
ていてもよいアリール; ■カルボキシル; ■エトキ
シカルボニル、t−ブトキシカルボニルのようなC2−
6アルコキシカルボニル、好適にはカルボキシル、をあ
げることができる。 [0016]YlおよびY2が同一または異なって水酸
基の保護基を示す場合、該保護基としては反応における
保護基および生体に投与する際のプロドラッグ化のため
の生体内で加水分解され易い保護基であれば特に限定は
なく、例えば ■ホルミル、アセチル、プロピオニル、
ペンタノイルのようなC1−5アルキルカルボニル;ク
ロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセ
チルのようなハロゲン化C2−6アルキルカルボニル;
メトキシアセチルのようなC1−5アルコキシ化026
アルキルカルポニル;等の炭素数1乃至6個を有する脂
肪族アシル基: ■ベンゾイル、α−ナフトイルのよう
なアリールカルボニル;2−ブロモベンゾイル、4−ク
ロロベンゾイルのようなハロゲン化アリールカルボニル
;2、4.6− トリメチルベンゾイル、4−トルオイ
ルのようなC1−5アルキル化アリールカルボニル;4
−アニソイルのようなC1−5アルコキシ化アリールカ
ルボニル;4−ニトロベンゾイル、2−ニトロベンゾイ
ルのようなニトロ化アリールカルボニル;2−(メトキ
シカルボニル)ベンゾイルのようなC2−6アルコキシ
カルボニル化アリールカルホ゛ニル;p−フェニルベン
ゾイルのようなアリール化アリールカルボニル;等の芳
香族アシル基: ■テトラヒドロピランー2−イル、3
−ブロモテトラヒドロピラン−2−イル、4−メトキシ
テトラヒドロピラン−4−イルのようなテトラヒドロピ
ラニル;テトラヒドロチオピラン−2−イル、4−メト
キシテトラヒドロチオピラン−4−イルのようなテトラ
ヒドロチオピラニル;テトラヒドロフラン−2−イルの
ようなテトラヒドロフラニル;テトラヒドロチオフラン
2−イルのようなテトラヒドロチオフラニル;等の複素
環基: ■トリメチルシリル、トリエチルシリル、イソ
プロピルジメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、
メチルジイソプロピルシリル、メチルジ−t−ブチルシ
リル、トリイソプロピルシリルのようなトリC1−5ア
ルキルシリル;ジフェニルメチルシリル、ジフェニルブ
チルシリル、ジフェニルイソプロピルシリルのような1
乃至2個のアリールで置換されたC1−5アルキルシリ
ル;等のシリル基: ■メトキシメチル、1,1−ジメ
チル1−トキシメチル、エトキシメチル、プロポキシメ
チル、イソプロポキシメチル、ブトキシメチル、t−ブ
トキシメチルのようなC1−5アルコキシ化メチル;2
−メトキシエトキシメチルのようなC1−5アルコキシ
化C15アルコキシ化メチル; 2.2.2−トリクロ
ロエトキシメチル、ビス(2−クロロエトキシ)メチル
のようなハロゲン化C1−5アルコキシ化メチル;1−
エトキシエチル、■−メチルー1−メトキシエチル、■
−(イソプロポキシ)エチルのようなC1−5アルコキ
シ化エチル;等のアルコキシアルキル基: ■ベンジル
、フェネチル、3−フェニルプロピル、α−ナフチルメ
チル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチルのような
1乃至3個のアリールで置換されたC1−5アルキル;
4−メチルベンジル、2.4.6−トリメチルベンジル
、4−メトキシベンジル、2−ニトロベンジル、4−ク
ロロベンジル、4−ブロモベンジルのようなC1−5ア
ルキル、C1−5アルコキシ、ニトロ、ハロゲンでアリ
ール環が置換された1乃至3個のアリールで置換された
C1−5アルキル;等のアラルキル基: ■メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、イソブトキシカルボニ
ルのようなC2−6アルコキシカルボニル;2、2.2
−)リクロロエトキシ力ルポニル、2−トリメチルシリ
ルエトキシカルボニルのようなハロゲンまたはトリC1
−5アルキルシリルで置換されたC2−6アルコキシカ
ルポニル;等の炭素数2乃至6個を有するアルコキシカ
ルボニル基: ■スルホ基:であり、好適には炭素数1
乃至6個を有する脂肪族アシル基、芳香族アシル基、ス
ルホ基、であり、更に好適には炭素数2乃至4個を有す
る脂肪族アシル基、無置換芳香族アシル基、スルホ基、
であり、最適には炭素数2乃至4個を有する脂肪族アシ
ル基、特にアセチル基、をあげることができる。 [0017]本発明の前記一般式(I)を有する目的化
合物は、常法にしたがって塩とすることができる。その
ような塩としてはチアゾリジン環の3位並びにYl お
よび/またはY2が水素原子である場合等に、例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウムのようなアルカリ金属の
塩;カルシウム、バリウムのようなアルカリ土類金属の
塩;アルミニウム塩;あるいはリジン、アルギニンのよ
うな塩基性アミノ酸の塩等をあげることができる。また
、塩が例えばアルカリ金属の塩を示すときには、そのモ
ノ、ジもしくはトリ塩等の形にすることができる。ある
いは、Wが式−C=N−OHである場合に、臭化水素酸
、塩酸などのハロゲン化水素酸、硝酸、硫酸のような鉱
酸;メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸
のようなアルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸のような芳香族スルホン酸;酢酸
、蓚酸のような有機カルボン酸;グルタミン酸、アスパ
ラギン酸のような酸性アミノ酸の塩等をあげることがで
きる。好適には薬理上許容しうる塩である。 [0018]なお、前記一般式(I)を有する化合物に
おいて、チアゾリジン環の5位の炭素原子およびR1が
アルキル基である場合に、R1が結合している炭素原子
がそれぞれ不斉炭素原子であり、それらに基づく各異性
体もまた本発明の化合物に包含される。 [0019]さらに、式(I)中のチアゾリジン部分に
ついては、以下に示すような互変異性体が考えられるが
、これらは全て単一の式(I)で表現している。 [00201
【化7] [00211前記一般式(I)を有する化合物において
、好適にはAは [0022] 【化8】 (II) [0023]または [0024]
【化9】 (III) [0025]を示す。 [0026]Wはメチレン基、カルボニル基または式 
−C=N−OVで示される基(式中、■は水素原子、炭
素数1乃至4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアル
キル基であり、該アルキル基は置換分として ■C1−
5アルキルを有していてもよいアリール; ■カルボキ
シル; ■C2−6アルコキシカルポニル;を有してい
てもよい。)を示す。Uはメチレン基を示す。R1は水
素原子または炭素数1乃至4個を有する直鎖状もしくは
分枝鎖状のアルキル基を示す。R2およびR4は同一ま
たは異なって水素原子または炭素数1乃至3個を有する
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す。R3は水
素原子または炭素数1乃至4個を有する直鎖状もしくは
分枝鎖状のアルキル基を示す。YlおよびY2は同一ま
たは異なって水素原子、炭素数1乃至6個を有する脂肪
族アシル基、芳香族アシル基またはスルホ基を示す。n
は1または2を示す。 [0027]前記一般式(I)を有する化合物において
、更に好適には、Aは [0028]
【化10】 (II) [0029]または [00301
【化11] (III) [00311を示す。Wはメチレン基または式 =C=
N−OVで示される基(式中、■は水素原子、炭素数1
乃至4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基
であり、該アルキル基は置換分としてカルボキシルを有
していてもよい。)を示す。Uはメチレン基を示す。R
1は水素原子または炭素数1乃至4個を有する直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキル基を示す。R2およびR4は
同一または異なって水素原子または炭素数1乃至3個を
有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す。R
3は水素原子または炭素数1乃至4個を有する直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキル基を示す。YlおよびY2は
同一または異なって水素原子、炭素数2乃至4個を有す
る脂肪族アシル基、無置換芳香族アシル基またはスルホ
基を示す。nは1または2を示す。 [0032]前記一般式(I)を有する化合物において
、最適には、Aは [0033] 【化12】 (II)
【0034】または [0035]
【化13】 (III) [0036]を示し、特に [0037]
【化14】 (III) [0038]を示す。Wはメチレン基または式 二CN
−0Vで示される基(式中、■は水素原子、カルボキシ
メチル基または1−力ルボキシ−1−メチルエチル基を
示し、特に水素原子を示す。)を示し、特にメチレン基
を示す。Uはメチレン基を示す。R1はメチル基を示す
。 R2およびR4は同一または異なって水素原子またはメ
チル基を示す。R3はメチル基またはt−ブチル基を示
し、特にメチル基を示す。YlおよびY2は同一であっ
て水素原子または炭素数2乃至4個を有する脂肪族アシ
ル基を示し、特に水素原子またはアセチル基を示す。n
は1を示す。 [0039]本発明の前記一般式(I)を有する化合物
の具体例としては、例えば下記の表に記載する化合物を
あげることができる。表1 [00401
【化15] 【0041】 化合物 RIR2R3R4Wn 番号 1−I   Me   Me   Me   Me  
 CH212Me   Me   Me   Me  
 CH223Me   Me   Me   Me  
 C=0         14   Me   Me
   Me   Me   C=NOH15Me   
Me   Me   Me   C=NOCOMe  
     16   Me   Me   Me   
Me   C=NOCOPh       17   
Me   Me   Me   Me   C=NOM
e        18   Me   Me   M
e   Me   C=NOCH2Ph       
19   Me   Me   Me   Me   
C=NOCH2CsH4Me(P)   110   
Me   Me   Me   Me   C=NOC
H2COOH111Me   Me   Me   M
e   C=NOCH2COOEt     112 
  Me   Me   Me   Me   C=N
OCMe2COOH113Me    HtBu   
 HCH2114Me    HtBu    HCH
2215Me    HtBu    HC=0   
      116   Me    HtBu   
 HC=NOH117Et   Me   Me   
Me   CH2118iBu   Me   Me 
  Me   CH2119iBu   Me   M
e   Me   C=0         120 
  Pn   Me   Me   Me   CH2
121HMe   Me   Me   CH2122
Me    HiPr    HCH2123iBu 
   HtBu    HCH21240c   Me
   Me   Me   CH21250c   M
e   Me   Me   C=0        
 126   Me    HTMB    HCH2
127    Me    HTMB    HCH2
228Me    HTMB    HC=0    
       129    Me    HTMB 
   HC=NOH130iBu    HTMB  
  HC=NOCH2COOH1310c    HT
MB    HC=NOCH2COOEt      
1表2 [0042]
【化16】 [0043] 化合物 Y’  Y2R’  R2R3R4W    
     n番号 2−I    HHMeMeMeMe   CH212
HHMeMeMeMe   CH223HHMeMeM
eMe   C=0       14    HHM
e  Me  Me  Me   C=NOH15HH
Me  Me  Me  Me   C=NOMe  
     16    HHMe  Me  Me  
Me   C=NOCH2COOH17HHMe  M
e  Me  Me   C=NOC(Me)2cOO
H18HHEtMeMeMe   CH219HHMe
HtBuHC&         110HHHHHH
CH21 11HHiBu   HHHC=0       11
2   Ac  Ac  Me  Me  Me  M
e   CH2113Ac  Ac  Me  Me 
 Me  Me   CH2214Ac  Ac  M
e  Me  Me  Me   C=0      
 115   Ac  Ac  Et  Me  Me
  Me   C=NOH116Ac   HMe  
Me  Me  Me   CH2117Su   H
MeMeMeMe   CH2118HAc  Me 
 Me  Me  Me   CH2119HSu  
Me  Me  Me  Me   CH2120Su
  Su  Me  Me  Me  Me   CH
2121Bz  Bz  Me  Me  Me  M
e   CH21なお、表1および2において、Me=
メチル;  Et=エチル;  1Pr=イソプロピル
;  1Bu=イソブチル; tBu=ターシャリ−ブ
チル;  Pn=ペンチル;Oc・オクチル;TMB=
1.1.3.3−テトラメチルブチル;  ph=フェ
ニル;Ac=アセチル; Su=スルホ;  Bz=ベ
ンゾイル;を表示する。 本発明の前記一般式(I)を有する化合物において、好
適には表1の化合物番号1−1.1−2および1−4並
びに表2の化合物番号2−1.2−4.2−12.2−
13.2−17および2−19であり、更に好適には表
1の化合物番号1−1並びに表2の化合物番号2−1お
よび2−12であり、最適には表1の化合物番号1−1
である。 [0044]本発明の前記一般式(I)を有する化合物
において、 反応(1) Aが式(III)である化合物は例えば特開昭60−5
1189号、同61−36284号および同62−59
80号に記載されている公知の一般式 [0045]
【17】 [0046]  (式中、R1、R2、R3、R4,W
、 Uおよびnは前述したものと同意義を示す。)を有
する化合物を酸化反応に付することによって得られる。 反応は前記の原料化合物を塩化第二鉄、臭化第二鉄、硫
酸第二鉄のような三価の鉄の塩類;硫酸銅、塩化第二銅
、酢酸第二銅のような二価の銅の塩類; 2.2.6.
6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル、2.2.
6.6−テトラメチル−4−オキソピペリジン−1−オ
キシルのようなN−オキシルで示される有機フリーラジ
カル類;と接触させることによって行われる。通常は原
料化合物1 モルに対して酸化剤0.5  乃至15モ
ル、好適には2 乃至8 モル、を使用するのが好まし
い。反応はアセトン、メチルエチルケトンのようなケト
ン類;メタノール、エタノールのようなアルコール類;
またはこれらの有機溶剤と水との混合溶剤の存在下で行
われる。反応温度は特に限定はないが通常0 乃至50
℃、好適には15乃至30℃、である。反応時間は反応
温度、使用される原料化合物、反応試薬などによって異
なるが、通常 数分 乃至30時間、好適には3 分乃
至20時間、である。 [0047]反応(2) 次に、Aが式(II)であり、YlおよびY2が水素原
子である化合物は、前記の反応(1)で得られた化合物
を還元反応に付することによって得られる。反応は前記
の反応(1)で得られた化合物を水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化ホウ素カリウムのような水素化ホウ素金属化
合物と接触させることによって行われる。通常は前記の
反応(1)で得られた化合物1モルに対して還元剤を1
乃至 20  モル、好適には大過剰、使用するのが好
ましい。反応は通常溶剤の存在下で行われる。使用され
る溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定はなく
、例えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール、エチレングリコールモノメチルエーテルのよう
なアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類;が好ましい。反応温度、反応時間など
の反応条件は用いられる原料化合物、反応試薬、溶剤な
どによって異なるが、通常0 乃至100℃で、数分乃
至 30時間である。 [0048]反応(3) なお、前記の反応(2)において、Wがカルボニル基で
ある場合、該カルボニル基はそのままでもよいが、好ま
しくは保護しておいて還元反応に付すのがよい。カルボ
ニル基の保護基としては還元反応で影響を受けないもの
であれば特に限定はなく、例えばエチレンジオキシ、ト
リメチレンジオキシ、エチレンジチオ、トリメチレンジ
チオのような式 −X −(CH2) I)  X  
 (式中、Xは酸素原子または硫黄原子を示し、pは2
または3 の整数を示す)を有する通常のカルボニル基
の保護基をあげることができる。このような保護基はエ
チレングリコール、トリメチレングリコール、エチレン
ジチオグリコール、トリメチレンジチオグリコールなど
の対応するグリコール類を塩酸、硫酸のような酸触媒の
存在下で接触させることによって得られる。このように
してカルボニル基を保護した後、還元反応に付し、次い
で保護基を常法により除去するすることによって目的化
合物が得られる。 [0049]反応(4) 更に、Wが式 =C=N−OVで示される基(式中、■
は前述したものと同意義を示す。)である場合、該基は
そのままで前記の反応(2)の還元反応に付しても目的
化合物は得られる。しかし、好ましくは前記の反応(3
)で得られたWがカルボニル基である化合物を通常のオ
キシム化剤、例えば式 R2N  OV (式中、■は
前述したものと同意義を示す。)で示されるヒドロキシ
ルアミン類またはこれの無機酸塩、有機酸塩と接触させ
ることによって得られる。反応は特開昭62−5980
号に記載の方法に準じて行われる。すなわち、前記の反
応(3)で得られたWがカルボニル基である化合物と例
えば式 R2N  OV (式中、■は前述したものと
同意義を示す。)で示されるヒドロキシルアミン類との
反応において、その使用モル比は特に限定されないが、
通常前者に対して後者を等モル乃至大過剰使用するのが
よく、好ましくは1 乃至50モルである。式 R2N
  OV(式中、■は前述したものと同意義を示す。)
で示されるヒドロキシルアミン類が無機酸との塩類であ
るときは反応に際しては、脱酸剤を使用してもよい。そ
のような脱酸剤としては例えば水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物または炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩な
どが好適である。その使用モル比は該無機酸塩類に対し
て脱酸剤は等モル以下でよい。反応は通常、溶剤の存在
下で行われる。使用される溶剤としては本反応に関与し
なければ特に限定はなく、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルのようなアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミドのようなアミド類;ジ
メチルスルホキシドのようなスルホキシド類;スルホラ
ンのようなスルホン類;トリエチルアミン、ピリジンの
ような有機塩基類;または水;あるいはこれらの混合溶
剤があげられる。反応温度、反応時間などの反応条件は
用いられる原料化合物、反応試薬、溶剤などによって異
なるが、通常0 乃至100  ℃で、数分乃至 約1
0日である。 [00501反応(5) または、Wがカルボニル基である化合物はWが式 −C
N−OVで示される基(式中、■は前述したものと同意
義を示す。)を有する化合物を、所望により酸で処理す
ることにより得られる。使用される酸としては、例えば
塩酸、臭化水素酸、硫酸のような無機酸が好適である。 反応は通常、溶剤の存在下で好適に行われる。使用され
る溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定はなく
、例えばメタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール、エチレングリコールモノメチルエーテルのよう
なアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキシドのよ
うなスルホキシド類;スルホランのようなスルホン類;
トリエチルアミン、ピリジンのような有機塩基類;また
は水;あるいはこれらの混合溶剤があげられる。反応温
度、反応時間などの反応条件は用いられる原料化合物、
反応試薬、溶剤などによって異なるが、通常20乃至1
00  ℃で、数分 乃至 数日である。 [00511反応(6) 次にYlおよびY2が水素原子である化合物を水酸基の
保護基で保護する反応は常法にしたがって行われる。す
なわち、水酸基の保護基が脂肪族アシル基、芳香族アシ
ル基の場合は、アシル化剤と反応させることによって行
われる。反応は特開昭62−5980号に記載の方法に
準じて行われる。すなわち、アシル化剤としては該アシ
ル基に相当する有機酸またはその酸無水物もしくは酸ハ
ロゲン化物のような有機酸の反応性誘導体を用いて行わ
れる。 原料化合物とアシル化剤との割合は特に限定はないが、
原料化合物1 モルに対して等モルより過剰のアシル化
剤を用いるのがよく、好ましくは原料化合物1 モルに
対し、アシル化剤1 乃至10モルである。反応は通常
、溶剤の存在下で行われる。使用される溶剤としては反
応に関与しないものであれば特に限定はなく、例えばエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような
芳香族炭化水素類;ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタ
ンのような脂肪族炭化水素類;ジクロロメタン、クロロ
ホルムのようなハロゲン化炭化水素類;ピリジン、トリ
エチルアミンのような有機塩基類;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドのようなアミド類;ジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド類;スルホランのよ
うなスルホン類;または水;あるいはこれらの混合溶剤
があげられる。反応温度、反応時間などの反応条件は用
いられる原料化合物、反応試薬、溶剤などによって異な
るが、通常0 乃至100  ℃で、数分 乃至 約2
0時間である。 [0052]水酸基の保護基がテトラヒドロピラニル、
テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニル、テ
トラヒドロチオフラニルのような複素環基である場合は
、反応はジヒドロピラン、ジヒドロチオピラン、ジヒド
ロチオフェン、4−メトキシ−5,6−ジヒドロ(2H
)ピランのような複素環化合物を用いて行われる。反応
は少量の酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸、オキシ塩化リ
ンのような無機酸、p−トルエンスルホン酸、トリフル
オロ酢酸、ピクリン酸、ベンゼンスルホン酸のような有
機酸の存在下で行われる。反応は好ましくは溶剤の存在
下で行われる。使用される溶剤としては反応に関与しな
いものであれば特に限定はなく、例えばテトラヒドロフ
ランのようなエーテル類;アセトニトリルのようなニト
リル類;クロロホルム、塩化メチレンのようなハロゲン
化炭化水素類;ジメチルホルムアミドのようなジアルキ
ルホルムアミド類;をあげることができる。反応温度、
反応時間などの反応条件は用いられる原料化合物、反応
試薬、溶剤などによって異なるが、通常0℃ 乃至 室
温程度で、30分 乃至 約8 時間である。 [0053]水酸基の保護基がシリル基の場合は、トリ
メチルシリルクロリド、ジメチル−t−ブチルシリルク
ロリド、ジフェニル−t−ブチルシリルクロリドのよう
なシリル化合物を用いて行われる。反応はトリエチルア
ミン、ジメチルアミノピリジン、イミダゾール、ピリジ
ンのような有機塩基またはリチウムスルフィドのような
スルフィド化合物の存在下で行われる。反応は反応は好
ましくは溶剤の存在下で行われる。使用される溶剤とし
ては反応に関与しないものであれば特に限定はなく、例
えばテトラヒドロフランのようなエーテル類;アセトニ
トリルのようなニトリル類;クロロホルム、塩化メチレ
ンのようなハロゲン化炭化水素類;ジメチルホルムアミ
ドのようなジアルキルホルムアミド類; トリエチルア
ミン、ピリジンのような有機塩基;をあげることができ
る。反応温度、反応時間などの反応条件は用いられる原
料化合物、反応試薬、溶剤などによって異なるが、通常
0℃ 乃至 室温 程度で、30分 乃至 約8 時間
である。 [0054]水酸基の保護基がアルコキシアルキル基ま
たはアラルキル基の場合は、反応はアルコキシアルキル
化剤またはアラルキル化剤と反応させることによって行
われる。反応は特開昭62−5980号に記載の方法に
準じて行われる。すなわち、アルコキシアルキル化剤と
しては、例えばクロロメチルメチルエーテルのようなア
ルコキシアルキルハライド(好適にはプロミド)を用い
て行われる。アラルキル化剤としては、例えばベンジル
クロリド、ベンジルプロミドのようなアラルキルハライ
ド(好適にはプロミド)を用いて行われる。原料化合物
とアルコキシアルキル化剤またはアラルキル化剤との割
合は特に限定はないが、原料化合物1 モルに対して等
モルより過剰のアルコキシアルキル化剤またはアラルキ
ル化剤を用いるのがよく、好ましくは原料化合物1 モ
ルに対し、アルコキシアルキル化剤またはアラルキル化
剤1 乃至10モルである。反応は塩基の存在下で行わ
れる。使用される塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなど
のアルカリ金属炭酸塩もしくは重炭酸塩;水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなどの水酸化
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属;水素化ナトリ
ウム、水素化カリウムなどの水素化アルカリ金属;ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムt
ertブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド;ブ
チルリチウム、tert−ブチルリチウムなどの有機リ
チウム化合物;リチウムジイソプロピルアミド、リチウ
ムジシクロヘキシルアミドなどのリチウムジアルキルア
ミド;ピリジン、トリエチルアミンなどの有機塩基;が
あげられるが、好適には炭酸カリウムのようなアルカリ
金属炭酸塩である。原料化合物と塩基の割合は原料化合
物1 モルに対し、塩基1 乃至10モルである。 反
応は通常、溶剤の存在下で行われる。使用される溶剤と
しては反応に関与しなければ特に限定はなく、例えばエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類;ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンの
ような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、クロ
ロホルムのようなハロゲン化炭化水素類;メタノール、
エタノール、 tert−ブタノールのようなアルコー
ル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類
;ピリジン、トリエチルアミンのような有機塩基類;ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのようなア
ミド類;ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類
;スルホランのようなスルホン類;または水;あるいは
これらの混合溶剤があげられる。反応温度、反応時間な
どの反応条件は用いられる原料化合物、反応試薬、溶剤
などによって異なるが、通常 −10乃至 100  
℃で、数分乃至 数日である。 [0055]水酸基の保護基がアルコキシカルボニル基
の場合は、アルコキシカルボニルクロリドのようなアル
コキシカルボニルハライドと反応させることによって行
われる。反応はトリメチルアミン、トリエチルアミン、
ピリジンのような有機塩基類などの塩基の存在下で行わ
れる。反応は通常、溶剤の存在下で行われる。使用され
る溶剤としては反応に関与しなければ特に限定はなく、
例えばエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンのようなエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン
のような芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン、シク
ロヘキサンのような脂肪族炭化水素類;ピリジン、トリ
エチルアミンのような有機塩基類;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミドのようなアミド類;ジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド類;スルホランのよ
うなスルホン類;などの不活性有機溶剤ががあげられる
。反応温度、反応時間などの反応条件は用いられる原料
化合物、反応試薬、溶剤などによって異なるが、通常0
 至50℃で、数分 乃至数日である。 [0056]水酸基の保護基がスルホ基の場合は、スル
ホ化剤と反応させることによって行われる。反応は特開
昭62−123186号に記載の方法に準じて行われる
。すなわち、ピリジン、ピコリン、ルチジン、トリエチ
ルアミンのような有機塩基の存在下でクロロスルホン酸
と接触させることによって行われる。原料化合物とクロ
ロスルホン酸の割合は特に限定はないが原料化合物1モ
ルに対し、クロロスルホン酸0.5  乃至10モルで
ある。反応は溶剤の存在下で好適に行われる。使用され
る溶剤としては反応に関与しなければ特に限定はなく、
例えばベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素類;酢酸エチルのようなエステル類;アセトニト
リルのようなニトリル類;またはこれらの混合溶剤があ
げられる。 反応温度、反応時間などの反応条件は用いられる原料化
合物、反応試薬、溶剤などによって異なるが、通常50
乃至 100℃で、10分 乃至2 時間である。 (0057]あるいは脱水剤の存在下、原料化合物と硫
酸によるエステル化反応で製造してもよい。脱水剤とし
てはN、 N、−ジシクロへキシルカルボジイミド(D
CC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エ
チルカルボジイミドもしくはその塩酸塩のような鉱酸塩
で例示されるカルボジイミド類があげられるが、1−(
3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイ
ミドの塩酸塩が好適である。該エステル化反応において
、原料化合物と硫酸との使用モル比は原料化合物1 モ
ルに対し、硫酸1乃至5モル、好適には1 乃至2 モ
ルである。また、原料化合物と脱水剤との使用モル比は
原料化合物1 モルに対し、脱水剤1 乃至10モル、
好適には3 乃至6モルである。反応は通常、溶剤の存
在下で行われる。使用される溶剤としては反応に関与し
なければ特に限定はなく、例えばベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類;テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンのようなエーテル類;ジクロロメタン、
クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類;アセトニ
トリルのようなニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドのようなアミド類;ジメチルスルホ
キシドのようなスルホキシド類;スルホランのようなス
ルホン類;または水;あるいはこれらの混合溶剤があげ
られるが、特にアミド類が好適である。反応温度、反応
時間などの反応条件は用いられる原料化合物、反応試薬
、溶剤などによって異なるが、通常0 乃至50℃、好
適には室温付近であり、約10分乃至2 日、好適には
1 乃至3 時間、である。 [0058]反応終了後、各反応の目的化合物は必要に
応じて、常法、例えばカラムクロマトグラフィー、再結
晶法、再沈澱法などによって精製することができる。例
えば、反応混合物に溶剤を加えて抽出し、抽出液より溶
剤を留去する。得られた残渣をシリカゲル等を用いたカ
ラムクロマトグラフィーに付すことによって精製し、目
的化合物の純品を得ることができる。特に、異性体の分
離は適切な時期に慣用の分離精製手段により行うことが
できる。 [0059]
【作用】本発明のチアゾリジン化合物は遺伝的高血糖症
動物を用いた試験系において血糖降下作用を示した。ま
た、Varmaらの方法[S、 D、 Varma  
およびJ、H,Kinoshita、 Biochem
、Pharmac、、 25巻、 2505頁(197
6年)]に準じた試験系において、アルドース還元酵素
阻害作用を示した。したがって、人の高脂血症、糖尿病
およびそれらの合併症、例えば糖尿病性白内障、糖尿病
性神経障害などの治療に有用であることが期待される。 [00601本発明の前記一般式(I)を有する化合物
は種々の形態で投与される。その投与形態としては例え
ば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤等によ
る経口投与または注射剤(静脈内、筋肉内、皮下)、点
滴剤、廃剤等による非経口投与をあげることができ、眼
粘膜投与としては点眼剤、眼軟膏剤が好ましい。これら
の各種製剤は、常法に従って主薬に賦形剤、結合剤、崩
壊剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、溶解補助剤、懸濁剤、コー
ティング剤などの医薬の製剤技術分野において通常使用
しうる既知の補助剤を用いて製剤化することができる。 その投与量は症状、年令、体重、投与方法および剤型等
によって異なるが、例えば高脂血症および/または糖尿
病およびそれらの合併症の治療剤として用いる場合は通
常は成人に対して1日5 mg乃至5000mg  を
投与することができる。 [00611
【実施例]次に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1゜ 5−(4−[2−メチル−2−ヒドロキシ−4−(3,
5,6−トリメチルー1.4−ベンゾキノン−2−イル
)ブトキシ]ベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジ
ン5− [4−(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テ
トラメチルクロマン−2−イルメトキシ)ベンジル]−
2゜4−ジオキソチアゾリジン6.3 gをアセトン5
0 ml  に溶解し、次いで水冷下で撹拌しながら塩
酸酸性塩化第二鉄水溶液(FeC13・6H20として
約65wt%、濃塩酸として約35wt%) 15 m
lを滴下した後、室温で一夜放置した。反応終了後、反
応混合物に水500  mlを加えて希釈した後、酢酸
エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。抽出液より溶剤を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶離液;ベンゼン:酢酸エチル−5:1)に付して
精製すると軟化点55−65  ℃を有する黄色粉末状
の目的化合物4.2g が得られた。 核磁気共鳴スペクトル(δppm 、重アセトン)1、
35 (3H,s)、1.5−1.85 (2H,m)
、1.97 (6H,s)、2.05(3H。 S)、2.4−2.9(2H,nd)、3.11(LH
,dd、 J=9および15Hz)、3.45(LH,
dd、 J=3および15Hz)、3.85(2H,b
r、 )、4.80(LH,dd、 J=3および9H
z)、6.90 (2H,d、 J=9Hz)、7.2
5 (2H,d、 J=9Hz)。 [0062]実施例2゜ 5−(4−[2−ヒドロキシ−4−ヒドロキシイミノ−
2−メチル−4−(3,5,6−)リスチル−1,4−
ベンゾキノン−2−イル)ブトキシ]ベンジル)−2,
4−ジオキソチアゾリジン5− [4−(6−ヒドロキ
シ−4−ヒドロキシイミノ−2,5,7,8−テトラメ
チルクロマン−2−イルメトキシ)ベンジル]−2,4
−ジオキソチアゾリジン2g、アセトン15m1および
塩酸酸性塩化第二鉄水溶液(FeC13・6H20とし
て約65wt%、濃塩酸として約35wt%) 5 m
l  を用いて実施例1.と同様に行った結果、軟化点
80−85℃を有する黄色粉末状の目的化合物0.74
gが得られた。 核磁気共鳴スペクトル(δppm 、 DMSOd6)
1、19 (3H,s)、1.79(3H,br、 s
)、1.84(3H,br、 S)、1.97(3H。 S)、2.8−3.0 (2H,m)、3、03 (I
H,dd、 J=9および14H7)、3.25−3.
4(LH,nd)、3.53(IH,d、 J=9Hz
)、 3、62 (LH,d、 J=9Hz)、4.7−4.
85(IH,br、重水添加で消失)、4、85 (L
H,dd、 J=4および9Hz)、6.71(2H,
d、 J=8.5Hz)、7.09(2H,d、 J=
8.5Hz)、 11、41 (LH,S、重水添加で消失)、11.9
9(LH,s、重水添加で消失)。 [0063]実施例3゜ 5−(4−[4−(2,5−ジヒドロキシ−3,4,6
−)リメチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
ブトキシロベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン
5− [4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−4−(3
,5,6−)リスチル−1,4−ベンゾキノン−2−イ
ル)ブトキシ]ベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリ
ジン1 gをエタノール10m1に溶解し、次いで水冷
下で撹拌しながら水素化ホウ素ナトリウム165 mg
を加え、次いで室温で30分間撹拌した。反応終了後、
反応混合物を氷水100m1および35%塩酸0.6m
lの混合液に加えると白色結晶が析出した。この結晶を
ろ取し五酸化燐上で減圧乾燥すると融点84−88  
℃を有する黄色粉末状の目的化合物0.9gが得られた
。核磁気共鳴スペクトル(δppm 、 DMSO−6
6) 1.24(3H,s)、1.5−1.65 (2
H,m)、2.03 (6H,s)、2.05(3H,
s)、2.58−2.65 (2H,m) 、3.05
 (LH,dd、 J=9および14H2)、3.25
−3.35 (LH,nd) 、3.74および3.7
8(2H,AB型、J=9Hz)、4.66(LH,s
、重水添加で消失)、4.86 (LH,dd、 、T
=4および9Hz) 、6.88 (2H,d、 J=
9Hz)、7.15(2H,d、 J=9Hz)、7.
24(LH,s、重水添加で消失)、7.26 (IH
,s、重水添加で消失)、11゜98(IH,br、 
s、重水添加で消失)。 [0064]実施例4゜ 5−(4−[4−(2,5−ジアセトキシ−3,4,6
−)リメチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
ブトキシロベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン 5−(4−[4−(2,5−ジヒドロキシ−3,4,6
−トリメチルフエニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
ブトキシロベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン
0.9gおよびピリジン7mlの混合物に無水酢酸0.
8gを加えて室温で3日間放置した。 反応終了後、反応混合物を水50 ml  に加え、次
いで酢酸エチルで抽出した。抽出液を0.IN塩酸、次
いで飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。 抽出液より溶剤を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶離液;ベンゼン:酢酸エチ
ル=7:3)に付して精製すると軟化点94−97  
℃を有する白色粉末状の目的化合物0.3g  が得ら
れた。 核磁気共鳴スペクトル(δppm 、 DMSO−d6
)1、23 (3H,s)、1.4−1.7 (2H,
br、 )、1.95 (3H,S)、1.98(3H
1S)、1.99 (3H,s)、 2、22 (3H,s)、2.3−2.7 (2H,n
d)、2.34(3H,s)、3.05 (LH,dd
、 、T=9および14Hz)、 3、2−3.4 (LH,nd)、 3.72 (LH
,d、 J=9Hz) 、3.79(LH,d、 、T
=9Hz’) 、4.72(LH,S)、 4、86 (LH,dd、 J=4および9Hz)、6
.91(2H,d、 J=9Hz)、7.15(2H,
d、 J=9Hz)、 11、98(LH,br、 s)。 [0065]実施例5゜ 5− (4−[4−(2−ヒドロキシ−5−スルホキシ
−3,4,6−)リメチルフェニル)−2−ヒドロキシ
−2−メチルブトキシ]ベンジル)−2,4−ジオキソ
チアゾリジンのモノカリウム塩(A)および5−(4−
[4−(5−ヒドロキシ−2−スルホキシ−3,4,6
−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
ブトキシ]ベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン
のモノカリウム塩(B) 5−(4−[4−(2,5−ジヒドロキシ−3,4,6
−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
ブトキシ]ベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン
1.0g、ピリジン0.35gおよびアセトニトリル1
0m1  の混合物にクロロスルホン酸0.26gを加
えて80℃ で3 時間加熱した。反応終了後、反応混
合物を冷却し、上澄液をデカンテーションにより除去し
た。次いで、残渣の油状物を酢酸エチル10m1で洗浄
した。得られた油状物に水5mlを加え、次いで約2N
の水酸化カリウム水溶液を加えて 約pH6,5とした
。これに酢酸エチルを加えて可溶部分を除去した。得ら
れた水層部を凍結乾燥して白色粉末の粗生成物を得た。 得られた粗生成物をダイヤイオンHP−20(商品名、
三菱化成(株)製)を用いたイオン交換樹脂(溶離液;
 水ニアセトニトリル=85:15)に付して精製する
と、その1両分から白色粉末状の目的化合物が得られた
。 質量分析スペクトル(m/e、メタニトロベンジルアル
コールをマトリックスに用いるNEC,FAB法で測定
:Mは目的化合物の分子量を示す。)(M −H)−=
576、(M −K)−=538核磁気共鳴スペクトル
(δppm 、 DMSO−66)270 MHzで測
定した核磁気共鳴スペクトルは4.80 (IH,q 
) 、 4.67 (0,5H,s)および4.05 
(0,5H,s)に特定ピークを示した。これらのピー
クより目的化合物(A)および(B)の構成比は約1=
1であった。 [0066]試験例1゜ アルドース還元酵素阻害作用 Haymanらの方法[S、Hayman and J
、H,Kinoshita 、  J。 Biol、 Chem、、240巻、877頁、(19
65年)]に準じて、ラットの水晶体のアルドース還元
酵素を調整し、Varmaらの方法[S、D、Varm
a and J、H,Kinoshita 、  Bi
ochem、 Pharmac、 、25巻、2505
頁、 (1976年)]に準じて、試験化合物のアルド
ース還元酵素活性を測定した。 その結果を表3に示す。表3において、アルドース還元
酵素阻害活性をIC5oで示す。 表3 アルドース還元酵素阻害活性 化合物         IC5o(μM)実施例1の
化合物     0.82 対照化合物*        2.07*5− [4−
(6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチルクロ
マン−2−イルメトキシ)ベンジルコチアゾリジン−2
,4−ジオン (特公平2−31079号の実施例1の化合物)表3か
ら、本発明の実施例1の化合物は対照化合物に比べて約
 2.5倍のアルドース還元酵素阻害活性を示した。 [0067] 【発明の効果】本発明のチアゾリジン化合物は人の高脂
血症、糖尿病およびそれらの合併症、例えば糖尿病性白
内障、糖尿病性神経障害などの治療に有用であることが
期待される。 フロントページの続き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【1】 () [式中、Aは 【化2] (II) または 【化3】 (III) を示す。Wはメチレン基、カルボニル基または 式 −
    C=N−OVで示される基(式中 、■は水素原子、ス
    ルホ基、アシル基、または置換分を有していてもよいア
    ルキル基を示す。)を示す。Uはメチレン基を示す。あ
    るいは、WとUは一緒になって二重結合を形成してもよ
    い。R1は水素原子または炭素数1乃至8個を有する直
    鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す。R2および
    R4は同一または異なって水素原子または炭素数1乃至
    8個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示
    す。R3は水素原子または炭素数1乃至10個を有する
    直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す。Ylおよ
    ]びY2 は同一または異なって水素原子または水酸基
    の保護基を示す。nは1乃至3の整数を示す。]を有す
    るチアゾリジン化合物およびその塩。
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