JPH04210258A - 破砕プラントの原料供給量制御方法及びその装置 - Google Patents

破砕プラントの原料供給量制御方法及びその装置

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JPH04210258A
JPH04210258A JP40114190A JP40114190A JPH04210258A JP H04210258 A JPH04210258 A JP H04210258A JP 40114190 A JP40114190 A JP 40114190A JP 40114190 A JP40114190 A JP 40114190A JP H04210258 A JPH04210258 A JP H04210258A
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勉 内山
Kazunori Noai
野相 一徳
Motoharu Sano
佐野 元春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】本発明は、鉱山、採石場、廃材処
理場等における破砕プラントの原料供給量制御方法及び
その装置に関する。 [0002]
【従来の技術】破砕プラントにおける原料供給は、破砕
機の運転員が破砕機や周辺機械の負荷状況を常に監視し
ながら供給量を調節するか、あるいは、定量供給装置に
よって一定の量を供給する方法が実施されている。 [00031
【発明が解決しようとする課題]実際の破砕プラントに
おいては、採掘場所の違いや運搬時及び原料ホッパ内で
の粒度偏析現象などによって、原料の品質が大きく変動
する。そのため一定量を破砕プラントに供給しても原料
の硬さが大きく変ったり、粒度分布が塊状のものから粉
状のものまで広い範囲にわたって頻繁に変化するため、
実際に破砕機で破砕される量が大きく変動することにな
る。このため、たとえ破砕機の処理量が一定になるよう
な供給量の制御を実施したとしても、周辺のベルトコン
ベヤが溢れたりして、なかなか最適の条件での操業が困
難である。 [0004]運転員が破砕プラントの供給量を調節する
場合にあっては、原料の状況や破砕機及びベルトコンベ
ヤ等の周辺機械の負荷状況を常に監視しながら原料供給
量を頻繁に調節する必要があり、運転員の精神的な疲労
が大きくなること、また騒音、振動、粉塵等の悪い環境
下での作業であるため、安全衛生面でも問題がある。 [0005]一方、定量供給装置によって一定の量を供
給する方法にあっては、原料の変動を考慮して安全率を
大きくとる必要があり、結果として処理量が低下するこ
とになる。 [00061本発明は、品質が大きく変動する破砕原料
であっても最適な条件で破砕プラントに原料を供給する
方法とその装置を提供することを目的としている。 [0007] 【課題を解決するための手段】上記目的は、次の方法及
び装置により達成される。 [0008]請求項1の発明は、破砕機の内部で破砕中
の原料の量をレベル検出手段で検出し、この検出信号に
よって破砕プラントの原料供給量を調節するとともに、
粉鉱運搬装置の負荷検出信号と、破砕機の負荷検出信号
と、破砕産物運搬装置の負荷検出信号を加味して前記原
料供給量を補正する破砕プラントの原料供給量制御方法
である。 [0009]請求項2の発明は、破砕機の内部で破砕中
の原料の量を検出するレベル検出手段と、粉鉱運搬装置
の負荷を検出する粒鉱量検出手段と、破砕機の負荷を検
出する負荷検出手段と、破砕産物運搬装置の負荷を検出
する破砕産物量検出手段と、これらの検出手段からの信
号により原料供給量を調節するための制御装置を有する
破砕プラントの原料供給量制御装置である。 [00101
【作用]破砕機の内部で破砕中の原料は量はレベル検出
手段によりレベル検出信号として検出される。このレベ
ル検出信号を基準値と比較してその差を小さくするよう
に破砕プラントの原料供給量を調節し、破砕機の内部で
破砕中の原料の量が一定になるように制御する。 [00111さらに粉鉱運搬装置の負荷検出信号と、破
砕機の負荷検出信号と、破砕産物運搬装置の負荷検出信
号とをそれぞれの基準値と比較して、そのいずれかが基
準値を越えた場合には、前記レベル検出信号による破砕
プラントの原料供給量を補正する。 [0012]これにより、破砕プラントでの処理量が最
適に制御され、破砕機、粉鉱運搬装置、破砕産物運搬装
置の過負荷や運搬物の溢れが防止できる。 [00131 【実施例]図1は本発明の一実施例を示す図であるが、
本発明はこの実施例に限定されるものではない。 [0014]破砕プラントに搬入された破砕原料lは、
原料ホッパ2から原料供給装置(振動グリズリフィーダ
)3により引出されて破砕機5に投入されるが、あらか
じめ粉鉱除去装置4により所定の粒度以下のものは粉鉱
として除去されて塊状のものだけが破砕機5に供給され
て破砕される。原料供給装置3として本実施例に用いた
振動グリズリフィーダ3は、粒鉱除去装置4の作用を兼
ね備えている。 [0015]破砕機5で破砕中の原料の量は、レベル検
出手段7によって検出されレベル検出信号りとして制御
装置8に送られる。また破砕機5の負荷状況は、破砕機
負荷検出手段6により破砕機負荷検出信号Cとして制御
装置8に送られる。このレベル検出手段7は、破砕機5
内部の原料の量(レベル)が検出できるものの中から適
宜選ばれ、本実施例では超音波レベル計7を用いた。ま
た破砕機負荷検出手段6は、破砕機の負荷状況を検出で
きるものの中から適宜選ばれ、本実施例では破砕機5の
駆動電動機に電流センサ6を設けた。 [0016]粉鉱除去装置4を通過した粉鉱は、粉鉱運
搬装置(粉鉱コンベヤ)9によって搬出されて粉鉱11
となるが、粉鉱コンベヤ9の負荷状況は粉鉱量検出手段
10によって検出され、粉鉱量信号Fとして制御装置8
に送られる。粉鉱量検出手段10は、粉鉱コンベヤ9の
負荷状況を検出できるものの中から適宜選ばれ、本実施
例では粉鉱コンベヤ9の駆動電動機に電流センサ10を
設けた。 [0017]破砕機5によって破砕された産物は、破砕
産物運搬装置(破砕産物コンベヤ)12によって破砕産
物14として次工程に送られて適宜処理されるが、破砕
産物コンベヤ12の負荷状況は、破砕産物量検出手段1
3によって検出されて破砕度物量信号Pとして制御装置
8に送られる。破砕産物量検出手段13は、破砕産物コ
ンベヤ12の負荷状況を検出できるものの中から適宜選
ばれ、本実施例では破砕産物コンベヤ12の駆動電動機
に電流センサ13を設けた。 [00181制御装置8はレベル検出信号りと、あらか
じめ設定したレベル基準値Loとを比較して、Lとり。 の差を小さくするような制御信号Sを振動グリズリフィ
ーダ3に送ってその回転数を調節し、原料供給量を増減
する。本実施例ではレベル基準値Lo として破砕機5
のチョークレベルを設定した。 [00191これにより破砕機5で破砕する量(破砕レ
ベル)が適当に調節されて通常は良好な破砕が期待でき
るが、前述のように破砕原料1の品質が大きく変動して
、例えば粉状のものの比率が大きくなってた場合には、
たとえ破砕機5で破砕する量が適当であっても粉鉱コン
ベヤ9から粉鉱が溢れたり、ついには粉鉱コンベヤ9が
過負荷になってスリップしたり停止することにもなりか
ねない。また破砕原料1が大きすぎたり硬すぎた場合は
、破砕機5が過負荷となるおそれがある。さらに破砕機
5に供給される原料の粒度が小さ目になると破砕機5の
破砕レベルが適当に調節されていても、破砕機5の通過
量が多くなり、破砕産物コンベヤ12が溢れたり過負荷
になるおそれがある。そこで本発明では、以下の制御を
加味してこの課題を解決している。 [00201制御装置8は前記レベル検出信号りによる
レベル制御に加えて、粉鉱量信号F、破砕機の負荷検出
信号C1破砕産物量検出信号Pと、あらかじめ設定した
それぞれの基準値Fo 、 Co 、 Po とを比較
して、F、C,Pのうちのいずれかがか基準値を越えた
場合、前述の制御信号Sを補正して原料供給量を制限す
ることにより、破砕機、ベルトコンベヤの過負荷や溢れ
が防止できる。本実施例ではこれらの基準値Fo 、 
Co 、 Po として、それぞれの電動機の定格電流
値を設定した。 [0021]本実施例において、制御装置8に送られて
くる信号り、 F、 C,Pと、制御装置8から振動フ
ィーダ3に送られる制御信号Sの相互関係を図2に、そ
のタイムチャートの一例を図3に示す。 [0022] 【発明の効果】本発明の方法および装置によれば、破砕
機に供給される原料の品質が大きく変動した場合であっ
ても、破砕機が最も効率よく作動するように破砕プラン
トの原料供給量が調節され、また破砕機や周辺の運搬装
置の溢れや過負荷が防止されるので、破砕プラントの負
荷率の向上、電力原単位や人件費の削減など、生産コス
トの引下げを図ることができ、また作業者の疲労を軽減
できるなど、工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概要を示すブロック図。
【図2】制御装置の入出力信号の関係を示すブロック図
【図3】本発明の実施例による制御装置の入出力信号の
タイムチャートの一例を示す特性図。
【符号の説明1 1 ・ 破砕原料 3   原料供給装置 4   粒鉱除去装置 5   破砕機 6   破砕機負荷検出手段 7   レベル検出手段 8   制御装置 9   粉鉱運搬装置 10  ・粉鉱量検出手段 ↓3  ・破砕産物運搬手段 13  ・破砕産物量検出手段 【図1】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破砕原料を破砕機を使用して破砕するにあ
    たり、破砕機の前段に設置された粉鉱除去装置と、破砕
    された産物を次工程に搬出するための運搬装置を備えた
    破砕プラントの原料供給量を制御する方法において、破
    砕機の内部で破砕中の原料の量をレベル検出手段で検出
    し、このレベル検出信号により破砕プラントの原料供給
    量を調節するとともに、粉鉱除去装置により分離された
    粉鉱を運搬する粉鉱運搬装置の負荷を検出した信号と、
    破砕機の負荷を検出した信号と、破砕された産物を搬出
    する破砕産物運搬装置の負荷を検出した信号とを加味し
    て、前記供給量を補正することを特徴とする破砕プラン
    トの原料供給量制御方法。
  2. 【請求項2】破砕原料を破砕機を使用して破砕するにあ
    たり、破砕機の前段に設置された粉鉱除去装置と破砕さ
    れた産物を次工程に搬出するための運搬装置を備えた破
    砕プラントの原料供給量を制御する装置において、破砕
    機の内部で破砕中の原料の量を検出するレベル検出手段
    と、粉鉱除去装置により分離された粉鉱を運搬する粉鉱
    運搬装置の負荷を検出する粉鉱量の検出手段と、破砕機
    の負荷を検出する負荷検出手段と、破砕された産物を搬
    出する破砕産物運搬装置の負荷を検出する破砕産物量検
    出手段と、これらの検出手段からの信号により原料供給
    装置を調節するための制御装置を有することを特徴とす
    る破砕プラントの原料供給量制御装置。
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