JPH0420972Y2 - - Google Patents
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- JPH0420972Y2 JPH0420972Y2 JP1985003359U JP335985U JPH0420972Y2 JP H0420972 Y2 JPH0420972 Y2 JP H0420972Y2 JP 1985003359 U JP1985003359 U JP 1985003359U JP 335985 U JP335985 U JP 335985U JP H0420972 Y2 JPH0420972 Y2 JP H0420972Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジンの排気ガス浄化装置に関し、
陸に排気ガス中に含まれるカーボン粒子等の可燃
性粒子をパテイキユレートフイルタで捕捉しこの
可燃性粒子を燃焼させて除去するように排気ガス
浄化装置の改良に関する。
陸に排気ガス中に含まれるカーボン粒子等の可燃
性粒子をパテイキユレートフイルタで捕捉しこの
可燃性粒子を燃焼させて除去するように排気ガス
浄化装置の改良に関する。
(従来技術)
従来、この種の排気ガス浄化装置として、例え
ば、特開昭56−98519号公報に開示されているよ
うに、エンジンの排気系に排気ガス中の可燃性粒
子などを捕集して酸化反応させる触媒フイルタを
配置するとともに、該触媒フイルタの上流に、上
記可燃性粒子の燃焼を促進する液体として、例え
ば、液体燃料などの補助燃料を噴射する噴射器を
設けて、触媒フイルタの触媒による反応と補助燃
料による燃料の促進とによつて排気ガス温度を可
燃性粒子の着火温度以上に加熱することにより、
捕集された可燃性粒子を燃焼除去するようにした
のは知られている。
ば、特開昭56−98519号公報に開示されているよ
うに、エンジンの排気系に排気ガス中の可燃性粒
子などを捕集して酸化反応させる触媒フイルタを
配置するとともに、該触媒フイルタの上流に、上
記可燃性粒子の燃焼を促進する液体として、例え
ば、液体燃料などの補助燃料を噴射する噴射器を
設けて、触媒フイルタの触媒による反応と補助燃
料による燃料の促進とによつて排気ガス温度を可
燃性粒子の着火温度以上に加熱することにより、
捕集された可燃性粒子を燃焼除去するようにした
のは知られている。
また、フイルタの上流に上記可燃性粒子の燃焼
を促進する液体として、例えば、触媒溶液を供給
して、可燃性粒子の表面に触媒を被着させること
により、触媒の反応によつて可燃性粒子の着火温
度を下げるようにしたものが提案されている。
を促進する液体として、例えば、触媒溶液を供給
して、可燃性粒子の表面に触媒を被着させること
により、触媒の反応によつて可燃性粒子の着火温
度を下げるようにしたものが提案されている。
ところで、上記補助燃料や触媒溶液を噴射供給
するインジエクタは排気通路に向けて配設される
ので、排気通路内を流れる排気ガス中に含まれる
カーボン粒子がインジエクタのスプレーノズルに
付着して目詰まりし上記液体が噴射できなくなつ
たり、付着したカーボン粒子等の影響で噴霧の形
状が乱されフイルタに向けて均一に噴射できなく
なる等の問題がある。
するインジエクタは排気通路に向けて配設される
ので、排気通路内を流れる排気ガス中に含まれる
カーボン粒子がインジエクタのスプレーノズルに
付着して目詰まりし上記液体が噴射できなくなつ
たり、付着したカーボン粒子等の影響で噴霧の形
状が乱されフイルタに向けて均一に噴射できなく
なる等の問題がある。
(考案の目的)
本考案は、上記の諸問題を解消するためになさ
れたもので、インジエクタのスプレーノズルの目
詰まりを防ぎ、可燃性粒子の燃焼を促進する液体
をフイルタに向けて均一に噴射することが出来る
ようなエンジンの排気ガス浄化装置を提供するこ
とを目的とする。
れたもので、インジエクタのスプレーノズルの目
詰まりを防ぎ、可燃性粒子の燃焼を促進する液体
をフイルタに向けて均一に噴射することが出来る
ようなエンジンの排気ガス浄化装置を提供するこ
とを目的とする。
(考案の構成)
本考案に係るエンジンの排気ガス浄化装置は、
排気系に可燃性粒子などを捕集するパテイキユレ
ートフイルタを備えたエンジンの排気ガス浄化装
置において、上記可燃性粒子の燃焼を促進する液
体をポンプで加圧し供給系路を介してインジエク
タへ供給し、このインジエクタから上記液体を上
記パテイキユレートフイルタの上流に噴射する噴
射手段と、上記噴射手段のポンプにより下流側で
上記供給系路に加圧流体を供給して上記供給系路
及びインジエクタを洗浄する洗浄手段と、上記液
体の噴射の前後に洗浄手段を所定時間作動させる
制御手段とを備えたものである。
排気系に可燃性粒子などを捕集するパテイキユレ
ートフイルタを備えたエンジンの排気ガス浄化装
置において、上記可燃性粒子の燃焼を促進する液
体をポンプで加圧し供給系路を介してインジエク
タへ供給し、このインジエクタから上記液体を上
記パテイキユレートフイルタの上流に噴射する噴
射手段と、上記噴射手段のポンプにより下流側で
上記供給系路に加圧流体を供給して上記供給系路
及びインジエクタを洗浄する洗浄手段と、上記液
体の噴射の前後に洗浄手段を所定時間作動させる
制御手段とを備えたものである。
(考案の効果)
本考案のエンジンの排気ガス浄化装置において
は、以上説明したように、噴射手段のポンプより
下流側で供給系路に加圧流体を供給して供給系路
及びインジエクタを洗浄する洗浄手段を設け、制
御手段により上記液体の噴射の前後に洗浄手段を
所定時間作動させて供給系路及びインジエクタを
洗浄するようにしたので、インジエクタのノズル
を確実に洗浄してから上記液体を噴射することが
出来る。
は、以上説明したように、噴射手段のポンプより
下流側で供給系路に加圧流体を供給して供給系路
及びインジエクタを洗浄する洗浄手段を設け、制
御手段により上記液体の噴射の前後に洗浄手段を
所定時間作動させて供給系路及びインジエクタを
洗浄するようにしたので、インジエクタのノズル
を確実に洗浄してから上記液体を噴射することが
出来る。
従つて、インジエクタのノズルの目詰りで噴射
不能になつたりすることもなく、ノズルに付着し
たカーボン粒子等で噴霧形状が乱されることもな
く、上記液体を均一に噴射してフイルタ全体を均
一に再生させることが出来る。
不能になつたりすることもなく、ノズルに付着し
たカーボン粒子等で噴霧形状が乱されることもな
く、上記液体を均一に噴射してフイルタ全体を均
一に再生させることが出来る。
しかも、上記液体の噴射後にも供給系路を洗浄
するので、供給系路に液体が残留することがな
く、次回の噴射における液体の噴射量の制御に悪
影響を及ぼすことがない。
するので、供給系路に液体が残留することがな
く、次回の噴射における液体の噴射量の制御に悪
影響を及ぼすことがない。
加えて、供給系路に加圧流体を供給する構成な
ので、加圧流体の供給通路を短くすることが出来
る。
ので、加圧流体の供給通路を短くすることが出来
る。
(実施例)
以下、本発明に係るエンジンの排気ガス浄化装
置をデイーゼルエンジンに適用した場合の実施例
について図面に基いて説明する。
置をデイーゼルエンジンに適用した場合の実施例
について図面に基いて説明する。
上記排気ガス浄化装置の全体構成について、第
1図により説明すると、デイーゼルエンジン1の
排気通路2の途中部にはパテイキユレートフイル
タ3(以下、フイルタという)が介装され、この
フイルタ3に流入する排気ガス流量を調節するた
めフイルタ3の上流側の排気通路2から分岐して
フイルタ3の下流側の排気通路2に合流するバイ
パス通路4が設けられ、上記バイパス通路4の始
端部には絞り弁5が設けられる。
1図により説明すると、デイーゼルエンジン1の
排気通路2の途中部にはパテイキユレートフイル
タ3(以下、フイルタという)が介装され、この
フイルタ3に流入する排気ガス流量を調節するた
めフイルタ3の上流側の排気通路2から分岐して
フイルタ3の下流側の排気通路2に合流するバイ
パス通路4が設けられ、上記バイパス通路4の始
端部には絞り弁5が設けられる。
上記フイルタ3は微小細孔を有する多孔質のセ
ラミツク製のパテイキユレートフイルタで、多数
の隔壁で仕切られた多数の通路を有し、排気ガス
を上記隔壁で濾過することにより排気ガス中に含
まれるカーボン粒子等の可燃性粒子を捕捉するよ
うにしたものである。
ラミツク製のパテイキユレートフイルタで、多数
の隔壁で仕切られた多数の通路を有し、排気ガス
を上記隔壁で濾過することにより排気ガス中に含
まれるカーボン粒子等の可燃性粒子を捕捉するよ
うにしたものである。
上記フイルタ3に捕捉された可燃性粒子を燃焼
させてフイルタ3を再生するため、フイルタ3の
上流側の排気通路2内に触媒水溶液炭化水素エマ
ルジヨンを噴射する噴射器具6が設けられる。
させてフイルタ3を再生するため、フイルタ3の
上流側の排気通路2内に触媒水溶液炭化水素エマ
ルジヨンを噴射する噴射器具6が設けられる。
上記噴射器具6は、フイルタ3の上流側の排気
通路2内にフイルタ3の方向へ向けて装着された
インジエクタ7と、上記触媒水溶液炭化水素エマ
ルジヨンを貯溜するタンク10と、インジエクタ
7をタンク10に接続する連通管8と、連通管8
の途中部に介装されたポンプ9とから構成され
る。
通路2内にフイルタ3の方向へ向けて装着された
インジエクタ7と、上記触媒水溶液炭化水素エマ
ルジヨンを貯溜するタンク10と、インジエクタ
7をタンク10に接続する連通管8と、連通管8
の途中部に介装されたポンプ9とから構成され
る。
更に、上記インジエクタ7を洗浄するため、上
記ポンプ9よりも下流側の連通管8に加圧水供給
管8aが接続され、加圧水供給管8aは水タンク
32に接続され、加圧水供給管8aにはウオータ
ポンプ31が介装される。
記ポンプ9よりも下流側の連通管8に加圧水供給
管8aが接続され、加圧水供給管8aは水タンク
32に接続され、加圧水供給管8aにはウオータ
ポンプ31が介装される。
上記触媒水溶液炭化水素エマルジヨンの組成
は、0.05〜0.5重量%の一または二以上の白金族
金属(Pt,Pd,Rh,Ir)の水溶性化合物、ある
いは1〜10重量%の一または二以上の卑金属
(V,Cu,Cr,Fe,Ni,Mo,Ca,Ba)の水溶
性塩よりなる触媒成分と、10〜50重量%の灯油、
軽油、重油、アルコール、またはケトン(含酸素
炭化水素)等の炭化水素と、該炭化水素を水に溶
かすための1〜10重量%の界面活性剤と、残りが
水とからなり、これらを混合したものである。以
下、上記触媒水溶液炭化水素エマルジヨンを単に
触媒溶液等と略称する。
は、0.05〜0.5重量%の一または二以上の白金族
金属(Pt,Pd,Rh,Ir)の水溶性化合物、ある
いは1〜10重量%の一または二以上の卑金属
(V,Cu,Cr,Fe,Ni,Mo,Ca,Ba)の水溶
性塩よりなる触媒成分と、10〜50重量%の灯油、
軽油、重油、アルコール、またはケトン(含酸素
炭化水素)等の炭化水素と、該炭化水素を水に溶
かすための1〜10重量%の界面活性剤と、残りが
水とからなり、これらを混合したものである。以
下、上記触媒水溶液炭化水素エマルジヨンを単に
触媒溶液等と略称する。
但し、触媒溶液と炭化水素とを各々独立のタン
クに貯溜しておいて、両者を混ぜてインジエクタ
7へ供給したり、或いは必要に応じて一方だけを
インジエクタ7へ供給するようにしてもよいこと
は勿論である。
クに貯溜しておいて、両者を混ぜてインジエクタ
7へ供給したり、或いは必要に応じて一方だけを
インジエクタ7へ供給するようにしてもよいこと
は勿論である。
前記バイパス通路4の絞り弁5を調節する調節
機構は、真空ポンプ11と、真空ポンプ11に接
続されたデユーテイソレノイドバルブ12と、デ
ユーテイソレノイドバルブ12に接続され絞り弁
5に連結されたダイヤフラム式アクチユエータ1
3とから構成される。
機構は、真空ポンプ11と、真空ポンプ11に接
続されたデユーテイソレノイドバルブ12と、デ
ユーテイソレノイドバルブ12に接続され絞り弁
5に連結されたダイヤフラム式アクチユエータ1
3とから構成される。
上記フイルタ3に捕捉されている可燃性粒子の
燃焼状態に応じて上記噴射器具6を制御したり、
また前記絞り弁5の閉度を調節制御したり、また
洗浄装置を制御したりするコントロールユニツト
14が設けられ、このコントロールユニツト14
へは下記の各種センサから検出信号が入力され
る。
燃焼状態に応じて上記噴射器具6を制御したり、
また前記絞り弁5の閉度を調節制御したり、また
洗浄装置を制御したりするコントロールユニツト
14が設けられ、このコントロールユニツト14
へは下記の各種センサから検出信号が入力され
る。
上記センサとしては、フイルタ3の上流側の排
気通路2内の背圧及び排気ガス温度を各々検出す
る背圧センサ15及び第1排気ガス温度センサ1
6と、フイルタ3の下流側の排気通路2内の排気
ガス温度を検出する第2排気ガス温度センサ17
と、エンジン1の燃料噴射ポンプ18のポンプ軸
の回転数を検出する回転数センサ19と、上記燃
料噴射ポンプ18のコントロールスリーブの位置
を検出する負荷センサ20とが設けられ、各検出
信号はコントロールユニツト14へ出力される。
気通路2内の背圧及び排気ガス温度を各々検出す
る背圧センサ15及び第1排気ガス温度センサ1
6と、フイルタ3の下流側の排気通路2内の排気
ガス温度を検出する第2排気ガス温度センサ17
と、エンジン1の燃料噴射ポンプ18のポンプ軸
の回転数を検出する回転数センサ19と、上記燃
料噴射ポンプ18のコントロールスリーブの位置
を検出する負荷センサ20とが設けられ、各検出
信号はコントロールユニツト14へ出力される。
上記コントールユニツト14からインジエクタ
7へはインジエクタ7内に組込まれたソレノイド
バルブ(第2図参照)を開閉する制御信号が出力
され、コントロールユニツト14からポンプ9へ
はポンプ9をON・OFF操作する制御信号が出力
され、コントロールユニツト14がデユーテイソ
レノイドバルブ12へはそのデユーテイ比を変え
て絞り弁5を調節操作する制御信号が出力され
る。
7へはインジエクタ7内に組込まれたソレノイド
バルブ(第2図参照)を開閉する制御信号が出力
され、コントロールユニツト14からポンプ9へ
はポンプ9をON・OFF操作する制御信号が出力
され、コントロールユニツト14がデユーテイソ
レノイドバルブ12へはそのデユーテイ比を変え
て絞り弁5を調節操作する制御信号が出力され
る。
次に、上記インジエクタ7は、例えば第2図の
ように構成される。
ように構成される。
即ち、インジエクタ本体21の中心部には先端
側から順に噴射口22、案内孔23、バネ装着孔
24、ソレノイド装着孔25及び供給孔26が連
通状に形成され、これらのうち供給孔26以外の
各孔22〜25に互つて一体のロツド27が挿入
装着され、上記ロツド27の先端の針弁体部27
aが噴射口22の奥端の弁座に内方より当接して
弁が構成され、ロツド27の案内部27bが案内
孔23内に軸方向摺動自在に装着され、ロツド2
7の鍔状のバネ受部27cがバネ装着孔24内に
配設され、バネ受部27cとバネ装着孔24の基
端壁間でロツド27に外装された圧縮バネ28に
よりロツド27が先端方向つまり上記弁を閉じる
方向へ付勢され、ソレノイド装着孔25内におい
てロツド27の外側にはソレノイド29が装着さ
れ、ロツド27の基端の鍔部27dとソレノイド
装着孔25の基端壁間には補助圧縮バネ30が介
装されている。
側から順に噴射口22、案内孔23、バネ装着孔
24、ソレノイド装着孔25及び供給孔26が連
通状に形成され、これらのうち供給孔26以外の
各孔22〜25に互つて一体のロツド27が挿入
装着され、上記ロツド27の先端の針弁体部27
aが噴射口22の奥端の弁座に内方より当接して
弁が構成され、ロツド27の案内部27bが案内
孔23内に軸方向摺動自在に装着され、ロツド2
7の鍔状のバネ受部27cがバネ装着孔24内に
配設され、バネ受部27cとバネ装着孔24の基
端壁間でロツド27に外装された圧縮バネ28に
よりロツド27が先端方向つまり上記弁を閉じる
方向へ付勢され、ソレノイド装着孔25内におい
てロツド27の外側にはソレノイド29が装着さ
れ、ロツド27の基端の鍔部27dとソレノイド
装着孔25の基端壁間には補助圧縮バネ30が介
装されている。
第2図に図示していないが、上記本体21の基
端部には前記連通管8が接続され、連通管8から
供給孔26内へ圧送される前記触媒水溶液等はロ
ツド27の外周の孔を経て弁の所へ至り、上記弁
が開弁されたときには噴射口22より図示のよう
に霧状に噴射されるようになつている。但し、上
記弁はソレノイド29へ通電されたときバネ力に
抗して開弁するようになつている。
端部には前記連通管8が接続され、連通管8から
供給孔26内へ圧送される前記触媒水溶液等はロ
ツド27の外周の孔を経て弁の所へ至り、上記弁
が開弁されたときには噴射口22より図示のよう
に霧状に噴射されるようになつている。但し、上
記弁はソレノイド29へ通電されたときバネ力に
抗して開弁するようになつている。
上記コントロールユニツト14は、例えば各セ
ンサ15,16,17,19,20からの信号を
AD変換するAD変換器、入出力インターフエイ
ス、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)、中央演算装置
(CPU)及びポンプ9やソレノイド12,29へ
の出力信号をDA変換し増幅する駆動回路等から
構成され、上記リード・オンリ・メモリ
(ROM)には後述の制御ルーチンの為のプログ
ラム及び諸定数が予め入力されメモリされてい
る。
ンサ15,16,17,19,20からの信号を
AD変換するAD変換器、入出力インターフエイ
ス、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)、中央演算装置
(CPU)及びポンプ9やソレノイド12,29へ
の出力信号をDA変換し増幅する駆動回路等から
構成され、上記リード・オンリ・メモリ
(ROM)には後述の制御ルーチンの為のプログ
ラム及び諸定数が予め入力されメモリされてい
る。
次に、上記コントロールユニツト14でなされ
る制御のルーチンについて、第3図aのメインル
ーチンのフローチヤート及び第3図bの割込み処
理ルーチンのフローチヤートに基いて説明する
が、図中S1〜S28及びS30〜S35は各ス
テツプを示す。
る制御のルーチンについて、第3図aのメインル
ーチンのフローチヤート及び第3図bの割込み処
理ルーチンのフローチヤートに基いて説明する
が、図中S1〜S28及びS30〜S35は各ス
テツプを示す。
S1では必要なデータが初期化され、S2では
回転数センサ19からの検出信号を読込んでエン
ジン回転数が演算され、S3では負荷センサ20
からの検出信号を読込んでエンジン負荷が求めら
れ、S4では背圧センサ15からの検出信号を読
込んで排気通路2内の背圧が求められる。
回転数センサ19からの検出信号を読込んでエン
ジン回転数が演算され、S3では負荷センサ20
からの検出信号を読込んでエンジン負荷が求めら
れ、S4では背圧センサ15からの検出信号を読
込んで排気通路2内の背圧が求められる。
S5では、前記触媒溶液等を噴射後背圧が所定
値まで少なくとも1回低下したか否かが判定され
る。即ち、前回の噴射後その触媒溶液等の燃焼促
進作用でフイルタ3に蓄積されていたカーボン粒
子等が燃焼すれば背圧が所定値以下に低下するこ
とから、背圧が所定値以下に低下してことつまり
前回噴射された触媒溶液等が燃焼に寄与したこと
を条件として次のステツプへ移行するためであ
る。
値まで少なくとも1回低下したか否かが判定され
る。即ち、前回の噴射後その触媒溶液等の燃焼促
進作用でフイルタ3に蓄積されていたカーボン粒
子等が燃焼すれば背圧が所定値以下に低下するこ
とから、背圧が所定値以下に低下してことつまり
前回噴射された触媒溶液等が燃焼に寄与したこと
を条件として次のステツプへ移行するためであ
る。
S5で判定の結果、YESのときにはS6へ移
行し、NOのときにはS4へ移行する。
行し、NOのときにはS4へ移行する。
S6では上記今回の背圧が各運転領域毎の所定
の背圧よりも高いか否かが判定される。
の背圧よりも高いか否かが判定される。
フイルタ3にカーボン粒子等が蓄積される程フ
イルタ3の通気抵抗が大きくなつてフイルタ3の
上流側の背圧が大きくなることから上記背圧の値
によつてカーボン粒子の蓄積程度を判定するよう
にしている。但し、背圧の大きさはエンジンの運
転状態に応じて変動することから、エンジン回転
数とエンジン負荷とで定まる各運転領域に対応す
る所定の許容背圧値が予めマツプとしてリード・
オンリ・メモリ(ROM)に入力してメモリされ
ており、S6では今回の運転状態に対応する運転
領域に許容背圧値と今回の背圧値とが比較され、
今回の背圧が許容背圧値より高いときには触媒溶
液等を噴射する必要があるのでS7へ移行し、高
くないときにはS2へ移行する。
イルタ3の通気抵抗が大きくなつてフイルタ3の
上流側の背圧が大きくなることから上記背圧の値
によつてカーボン粒子の蓄積程度を判定するよう
にしている。但し、背圧の大きさはエンジンの運
転状態に応じて変動することから、エンジン回転
数とエンジン負荷とで定まる各運転領域に対応す
る所定の許容背圧値が予めマツプとしてリード・
オンリ・メモリ(ROM)に入力してメモリされ
ており、S6では今回の運転状態に対応する運転
領域に許容背圧値と今回の背圧値とが比較され、
今回の背圧が許容背圧値より高いときには触媒溶
液等を噴射する必要があるのでS7へ移行し、高
くないときにはS2へ移行する。
S7ではウオータポンプ31が駆動開始され、
S8ではウオータポンプ31の駆動開始から所定
時間経過したか否か判定され、所定時間経過した
ときにはS9へ移行してS9においてウオータポ
ンプ31が停止される。
S8ではウオータポンプ31の駆動開始から所定
時間経過したか否か判定され、所定時間経過した
ときにはS9へ移行してS9においてウオータポ
ンプ31が停止される。
尚、上記ウオータポンプ31の駆動開始と同時
にインジエクタ7のソレノイド29へ通電されて
インジエクタ7が開かれ、またウオータポンプ3
1の停止後インジエクタ7が閉じられる。
にインジエクタ7のソレノイド29へ通電されて
インジエクタ7が開かれ、またウオータポンプ3
1の停止後インジエクタ7が閉じられる。
上記のようにウオータポンプ31を駆動してイ
ンジエクタ7から加圧水を噴射するのは、触媒溶
液等の噴射に先立つてインジエクタ7を洗浄する
ためである。
ンジエクタ7から加圧水を噴射するのは、触媒溶
液等の噴射に先立つてインジエクタ7を洗浄する
ためである。
このように、インジエクタ7を洗浄することに
より、インジエクタ7の噴射口22に目詰りして
いたカーボン粒子等や噴射口22の近傍に付着し
ていたカーボン粒子等を確実に除去することが出
来、これら異物に妨げられることなく触媒溶液等
を正規の噴霧形状でフイルタ3の上流側端面の全
面に均一に噴射することが出来る。
より、インジエクタ7の噴射口22に目詰りして
いたカーボン粒子等や噴射口22の近傍に付着し
ていたカーボン粒子等を確実に除去することが出
来、これら異物に妨げられることなく触媒溶液等
を正規の噴霧形状でフイルタ3の上流側端面の全
面に均一に噴射することが出来る。
S10ではエンジンの使用開始時点からの今回
の噴射回数がカウントされ、S11では上記噴射
回数に基いて触媒溶液等の噴射量が決定される。
の噴射回数がカウントされ、S11では上記噴射
回数に基いて触媒溶液等の噴射量が決定される。
触媒溶液等に含まれる触媒成分は、カーボン粒
子等の燃焼の際に触媒反応により燃焼を促進する
もので、噴射を繰返していく間にその一部は排気
ガスとともに大気中へ排出されるがその残部はフ
イルタ3内に徐々に蓄積されていくことに鑑み、
第4図のグラフに示すように噴射回数に応じて触
媒溶液等の噴射量が決定される。
子等の燃焼の際に触媒反応により燃焼を促進する
もので、噴射を繰返していく間にその一部は排気
ガスとともに大気中へ排出されるがその残部はフ
イルタ3内に徐々に蓄積されていくことに鑑み、
第4図のグラフに示すように噴射回数に応じて触
媒溶液等の噴射量が決定される。
即ち、触媒成分の蓄積量は曲線aのように噴射
回数に略比例して増加していくものと考えられる
ので、触媒溶液等の1回当たりの噴射量も折れ線
bのように噴射回数に応じて減少するように設定
される。
回数に略比例して増加していくものと考えられる
ので、触媒溶液等の1回当たりの噴射量も折れ線
bのように噴射回数に応じて減少するように設定
される。
但し、噴射回数が所定の回数になるまでは触媒
成分の蓄積量もそれ程多くはないので定量ずつ噴
射されるようになつている。
成分の蓄積量もそれ程多くはないので定量ずつ噴
射されるようになつている。
ところで、新規に噴射される触媒成分は、背圧
の増加による排気ガス温度の高い条件下に水溶液
中にイオン化された活性の高い状態で噴射され、
フイルタ3の上流部分に蓄積されたカーボン粒子
等の表層部に供給されて排気ガス中の酸素と接触
しやすいために、燃焼促進の触媒として極めて活
発に作用し、かつ上流側の燃焼によつて下流側の
燃焼も著しく促進されることになる。
の増加による排気ガス温度の高い条件下に水溶液
中にイオン化された活性の高い状態で噴射され、
フイルタ3の上流部分に蓄積されたカーボン粒子
等の表層部に供給されて排気ガス中の酸素と接触
しやすいために、燃焼促進の触媒として極めて活
発に作用し、かつ上流側の燃焼によつて下流側の
燃焼も著しく促進されることになる。
これに対して、フイルタ3内に蓄積している触
媒成分は、比較的低い排気ガス温度の条件下に乾
燥状態でカーボン粒子等と接触してカーボン粒子
等の蓄積層内に埋没され排気ガス中の酸素とも接
触しにくいために、燃焼促進の触媒としてそれ程
活発には作用しないことになる。
媒成分は、比較的低い排気ガス温度の条件下に乾
燥状態でカーボン粒子等と接触してカーボン粒子
等の蓄積層内に埋没され排気ガス中の酸素とも接
触しにくいために、燃焼促進の触媒としてそれ程
活発には作用しないことになる。
従つて、フイルタ3内に蓄積されている触媒成
分量に応じて新規に噴射供給する触媒成分量を設
定するに際しては、蓄積されている触媒成分量と
その有効性とを勘案して設定する必要がある。
分量に応じて新規に噴射供給する触媒成分量を設
定するに際しては、蓄積されている触媒成分量と
その有効性とを勘案して設定する必要がある。
S12では第1排気ガス温度センサ16からの
検出信号が読込まれてフイルタ3の上流側の排気
ガス温度T1が求められ、S13では上記排気ガ
ス温度T1が予め設定されている所定温度TAより
低いか否かが判定され、低いときにはS14へ移
行し、低くないときにはS12へ戻る。
検出信号が読込まれてフイルタ3の上流側の排気
ガス温度T1が求められ、S13では上記排気ガ
ス温度T1が予め設定されている所定温度TAより
低いか否かが判定され、低いときにはS14へ移
行し、低くないときにはS12へ戻る。
加速時や高負荷時など排気ガス温度が高いとき
に触媒溶液等を噴射すると、フイルタ3にたまつ
ていたカーボン粒子等が急速に燃焼して異常高温
状態となり、その熱応力でセラミツク製のフイル
タ3にクラツクが発生しフイルタ3が損傷するの
で、これを防ぐために排気ガス温度が所定温度
TAより低いことを条件として噴射するためであ
る。
に触媒溶液等を噴射すると、フイルタ3にたまつ
ていたカーボン粒子等が急速に燃焼して異常高温
状態となり、その熱応力でセラミツク製のフイル
タ3にクラツクが発生しフイルタ3が損傷するの
で、これを防ぐために排気ガス温度が所定温度
TAより低いことを条件として噴射するためであ
る。
S14では前記噴射器具6のポンプ9をS8に
て定められた噴射量に対応する所定時間だけ駆動
するため、ポンプ9の駆動が開始され、これと同
時にS15ではインジエクタ7のソレノイド29
へ通電することによりインジエクタ7の弁が開か
れて噴射が開始され、S16では噴射フラグFが
F=1とされる。
て定められた噴射量に対応する所定時間だけ駆動
するため、ポンプ9の駆動が開始され、これと同
時にS15ではインジエクタ7のソレノイド29
へ通電することによりインジエクタ7の弁が開か
れて噴射が開始され、S16では噴射フラグFが
F=1とされる。
S17ではタイマーがセツトされ、S18では
上記タイマーにセツトされた比較的短い所定時間
が経過したか否かが判定され、その所定時間経過
後にS19へ移行し、S19ではタイマーがリセ
ツトされる。
上記タイマーにセツトされた比較的短い所定時間
が経過したか否かが判定され、その所定時間経過
後にS19へ移行し、S19ではタイマーがリセ
ツトされる。
S20では第2排気ガス温度センサ17からの
検出信号を読込んでフイルタ3の下流側の排気ガ
ス温度T2が求められ、S21では上記排気ガス
温度T2が予め設定されている所定温度TBより高
いか否か判定され、高いときにはカーボン粒子等
の燃焼が十分に活発に進行しているため引続き触
媒溶液等を噴射する必要がないとしてS24へ移
行してポンプ8が停止され、高くないときには引
続き噴射する必要があるとしてS22へ移行す
る。
検出信号を読込んでフイルタ3の下流側の排気ガ
ス温度T2が求められ、S21では上記排気ガス
温度T2が予め設定されている所定温度TBより高
いか否か判定され、高いときにはカーボン粒子等
の燃焼が十分に活発に進行しているため引続き触
媒溶液等を噴射する必要がないとしてS24へ移
行してポンプ8が停止され、高くないときには引
続き噴射する必要があるとしてS22へ移行す
る。
S22ではS8にて決定された噴射量に対応す
る所定のポンプ駆動時間が経過したか否かが判定
され、経過したときにはS23へ移行してインジ
エクタ7の弁が閉じられて噴射停止され、所定時
間経過していないときにはS20へ戻る。
る所定のポンプ駆動時間が経過したか否かが判定
され、経過したときにはS23へ移行してインジ
エクタ7の弁が閉じられて噴射停止され、所定時
間経過していないときにはS20へ戻る。
S23でインジエクタ7が閉じられると、S2
4ではポンプ9の駆動が停止され、S25では噴
射フラグFがF=0とされる。
4ではポンプ9の駆動が停止され、S25では噴
射フラグFがF=0とされる。
S26ではウオータポンプ31が駆動開始さ
れ、S27ではエンジン31の駆動開始から所定
時間経過したか否か判定され、所定時間経過した
ときにはS28へ移行してS28においてウオー
タポンプ31が停止される。
れ、S27ではエンジン31の駆動開始から所定
時間経過したか否か判定され、所定時間経過した
ときにはS28へ移行してS28においてウオー
タポンプ31が停止される。
尚、上記ウオータポンプ31の駆動開始と同時
にインジエクタ7のソレノイド29へ通電されて
インジエクタ7が開かれ、またウオータポンプ3
1の停止後インジエクタ7が閉じられる。
にインジエクタ7のソレノイド29へ通電されて
インジエクタ7が開かれ、またウオータポンプ3
1の停止後インジエクタ7が閉じられる。
上記S26〜S28はS7〜S9と同様にイン
ジエクタ7を洗浄するためであるが、この洗浄は
連通管8やインジエクタ7内に残留している触媒
溶液等を洗浄除去し、次回の噴射に備えるためで
ある。
ジエクタ7を洗浄するためであるが、この洗浄は
連通管8やインジエクタ7内に残留している触媒
溶液等を洗浄除去し、次回の噴射に備えるためで
ある。
上記インジエクタ7の洗浄と触媒溶液等の噴射
の関係は、第5図の動作タイムチヤートのように
なる。
の関係は、第5図の動作タイムチヤートのように
なる。
即ち、触媒溶液等の噴射に先行して所定時間の
間インジエクタ7の洗浄がなされ、この洗浄終了
後に触媒溶液等の噴射がなれ、この噴射溶液等の
噴射後に再びインジエクタ7の洗浄が所定時間の
間なされることになる。
間インジエクタ7の洗浄がなされ、この洗浄終了
後に触媒溶液等の噴射がなれ、この噴射溶液等の
噴射後に再びインジエクタ7の洗浄が所定時間の
間なされることになる。
次に、第3図bのフローチヤートはバイパス通
路4の絞り弁5を制御する割込み処理ルーチンを
示すもので、上記メインルーチンのS13におけ
る判定でYESとなつたときに割込み処理が開始
され、S28終了後に復帰する。
路4の絞り弁5を制御する割込み処理ルーチンを
示すもので、上記メインルーチンのS13におけ
る判定でYESとなつたときに割込み処理が開始
され、S28終了後に復帰する。
割込み処理開始後、S30では排気通路2の背
圧センサ15からの検出信号を読込んで背圧が求
められ、S31では上記背圧が予め設定されてい
る所定値より低いか否かが判定され、低いときに
はS32において絞り弁5を閉じる方向へ駆動す
るための信号がデユーテイソレノイドバルブ12
へ出力され、低くないときにはS33において絞
り弁5を開く方向へ駆動するための信号がデユー
テイソレノイドバルブ12へ出力される。
圧センサ15からの検出信号を読込んで背圧が求
められ、S31では上記背圧が予め設定されてい
る所定値より低いか否かが判定され、低いときに
はS32において絞り弁5を閉じる方向へ駆動す
るための信号がデユーテイソレノイドバルブ12
へ出力され、低くないときにはS33において絞
り弁5を開く方向へ駆動するための信号がデユー
テイソレノイドバルブ12へ出力される。
S32及びS33からはS34へ移行し、S3
4では噴射フラグFがF=1か否かつまり噴射中
か否かが判定され、F=1のときにはS30へ戻
りS30〜S33のステツプを繰返し、F=0の
ときにはS35へ移行して絞り弁5を操作してバ
イパス通路4が閉じられる。このように、触媒溶
液等の噴射中に限りバイパス通路4の絞り弁5が
上記のように制御される。
4では噴射フラグFがF=1か否かつまり噴射中
か否かが判定され、F=1のときにはS30へ戻
りS30〜S33のステツプを繰返し、F=0の
ときにはS35へ移行して絞り弁5を操作してバ
イパス通路4が閉じられる。このように、触媒溶
液等の噴射中に限りバイパス通路4の絞り弁5が
上記のように制御される。
上記S1〜S28及びS30〜S35によつて
今回の制御がなされ、S28からS1へ移行し次
回の制御がなされる。
今回の制御がなされ、S28からS1へ移行し次
回の制御がなされる。
以上説明したように、フイルタ3の上流側の排
気ガス温度T1が所定温度TAよりも低いときに限
つて触媒溶液等を噴射することによりフイルタ3
が異常高温状態になるのを防ぐとともに、触媒溶
液等の噴射中においてはフイルタ3の下流側の排
気ガス温度T2が所定温度TBより高くなつたとき
には噴射を中止することによりフイルタ3が異常
高温状態となるのを防ぐようにして二重フイルタ
3を保護してある。
気ガス温度T1が所定温度TAよりも低いときに限
つて触媒溶液等を噴射することによりフイルタ3
が異常高温状態になるのを防ぐとともに、触媒溶
液等の噴射中においてはフイルタ3の下流側の排
気ガス温度T2が所定温度TBより高くなつたとき
には噴射を中止することによりフイルタ3が異常
高温状態となるのを防ぐようにして二重フイルタ
3を保護してある。
加えて、割込み処理ルーチンの制御によつて、
触媒溶液等の噴射中はバイパス通路4の絞り弁5
を制御することによつてフイルタ3へ異常に多量
の排気ガスが流入して触媒溶液等がフイルタ3の
中心部に偏つて中心部で異常燃焼するのを防ぎ、
安定した排気ガス流量の下に安定した燃焼状態が
得られるようにしてある。
触媒溶液等の噴射中はバイパス通路4の絞り弁5
を制御することによつてフイルタ3へ異常に多量
の排気ガスが流入して触媒溶液等がフイルタ3の
中心部に偏つて中心部で異常燃焼するのを防ぎ、
安定した排気ガス流量の下に安定した燃焼状態が
得られるようにしてある。
上記実施例においては、加圧水でもつてインジ
エクタ7を洗浄するようにしたけれども、上記水
に代えて灯油や軽油等でインジエクタ7を洗浄す
るようにしてもよいし、或いはまたインジエクタ
7にエアや排気ガスを加圧供給して洗浄するよう
にしてもよい。
エクタ7を洗浄するようにしたけれども、上記水
に代えて灯油や軽油等でインジエクタ7を洗浄す
るようにしてもよいし、或いはまたインジエクタ
7にエアや排気ガスを加圧供給して洗浄するよう
にしてもよい。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
デイーゼルエンジンの排気ガス浄化装置の全体構
成図、第2図はインジエクタの縦断面図、第3図
a及びbは各々コントロールユニツトでなされる
制御のメインルーチンのフローチヤート及び割込
み処理ルーチンのフローチヤート、第4図は触媒
溶液等の噴射量と触媒成分蓄積量を示す線図、第
5図は触媒溶液等の噴射と洗浄との関係を示す動
作タイムチヤートである。 1……デイーゼルエンジン、3……パテイキユ
レートフイルタ、7……インジエクタ、8……連
通管、8a……加圧水供給管、9……ポンプ、1
0……タンク、14……コントロールユニツト、
31……ウオータポンプ、32……水タンク。
デイーゼルエンジンの排気ガス浄化装置の全体構
成図、第2図はインジエクタの縦断面図、第3図
a及びbは各々コントロールユニツトでなされる
制御のメインルーチンのフローチヤート及び割込
み処理ルーチンのフローチヤート、第4図は触媒
溶液等の噴射量と触媒成分蓄積量を示す線図、第
5図は触媒溶液等の噴射と洗浄との関係を示す動
作タイムチヤートである。 1……デイーゼルエンジン、3……パテイキユ
レートフイルタ、7……インジエクタ、8……連
通管、8a……加圧水供給管、9……ポンプ、1
0……タンク、14……コントロールユニツト、
31……ウオータポンプ、32……水タンク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 排気系に可燃性粒子などを捕集するパテイキユ
レートフイルタを備えたエンジンの排気ガス浄化
装置において、 上記可燃性粒子の燃焼を促進する液体をポンプ
で加圧し、供給系路を介してインジエクタへ供給
し、このインジエクタから上記液体を上記パテイ
キユレートフイルタの上流に噴射する噴射手段
と、上記噴射手段のポンプより下流側で上記供給
系路に加圧流体を供給して上記供給系路及びイン
ジエクタを洗浄する洗浄手段と、上記液体の噴射
の前後に洗浄手段を所定時間作動させる制御手段
とを備えたことを特徴とするエンジンの排気ガス
浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985003359U JPH0420972Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985003359U JPH0420972Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120018U JPS61120018U (ja) | 1986-07-29 |
JPH0420972Y2 true JPH0420972Y2 (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=30477910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985003359U Expired JPH0420972Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420972Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59180060A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃料弁清浄手段 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP1985003359U patent/JPH0420972Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59180060A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | デイ−ゼルエンジンの燃料弁清浄手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61120018U (ja) | 1986-07-29 |
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