JPH04208694A - 防氷方法および防氷装置 - Google Patents

防氷方法および防氷装置

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JPH04208694A
JPH04208694A JP2418192A JP41819290A JPH04208694A JP H04208694 A JPH04208694 A JP H04208694A JP 2418192 A JP2418192 A JP 2418192A JP 41819290 A JP41819290 A JP 41819290A JP H04208694 A JPH04208694 A JP H04208694A
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JP
Japan
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coil
structural member
icing device
support means
icing
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Pending
Application number
JP2418192A
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English (en)
Inventor
Lowell J Adams
ロウェル ジェイ.アダムス
Jr Norbert A Weisend
ノーバート エー.ワイゼント,ジュニア
Thomas E Wohlwender
トーマス イー.ウォールウェンダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodrich Corp
Original Assignee
BF Goodrich Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENTS OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D15/00De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft
    • B64D15/16De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft by mechanical means
    • B64D15/163De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft by mechanical means using electro-impulsive devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Linear Motors (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、飛行機の防氷方法およ
び防氷装置に関し、特に、氷が蓄積している表面を変形
させることにより動作する防氷方法および防氷装置に関
する。 [0002) 【従来の技術】飛行中に、飛行機の翼および他の構造部
材に氷が蓄積することは、良く知られているように危険
である。 「構造部材」という言葉は、ここで使用され
るときには、飛行中に氷結し易い飛行機の表面を意味し
、例えば、翼、スタビライザ、エンジン吸入口、ロータ
ー等である。飛行機が登場してからかなり早い時期から
、氷の蓄積の問題を解決する試みがなされてきた。飛行
中の飛行機から氷を取り除くために種々の技術が提案さ
れてきているが、これらの技術は、様々な欠点を有して
おり、これらの欠点については、活発で継続的な研究が
行われてきた。広範囲に使用されてきた1つの方法は、
機械的防氷と呼ばれるものである。機械的防氷において
は、構造部材の先端(1ead ing  edge)
が、ある方法で曲げられて、その上に蓄積された氷を砕
いて気流の中に分散させる。良く知られた機械的防氷技
術は、周期的に膨張し得るチューブ状の構造を使用する
ものである。この構造の膨張によって、40%以上の膨
張または伸長が得られる。典型的な膨張は、約2〜6秒
以上行われ、実質的に防氷装置の輪郭を変化させ、これ
により蓄積した氷を割る。不幸なことに、この装置の膨
張は、飛行機の構造上を通過する気流に負の影響を与え
る。また、この方法は、氷が実質的に、約0.25イン
チ(0,635cm)または、それ以上蓄積したときに
最も効果的なもので、すなわち、その効果には限界があ
る。望ましくは、水は、約0.25インチに到達するよ
りかなり前に除去されるべきである。 [0003]より最近の機械的防氷技術は、構造部材の
先端を曲げる内部ハンマが使用される。この方法は、L
evin  et  al、に対して与えられた米国特
許筒3.549,964号に例示されている。ここでは
、構造部材の内壁に隣合って設置されたスパークギャッ
プ圧カドランスジューサのコイルに、パルス発生器から
の電気パルスが供給される。このコイルの一次電流は、
構造部材の壁に電流を誘起し、この電流によって作られ
る磁場は、この部分を変形させるように作用する。Le
vin  et  al、に対して与えられた米国特許
第3,672.610号および第3,779,488号
、および、5andor f fに対して与えられた米
国特許第4.399,967号は、励起された誘導コイ
ルを使用して、氷が形成された表面を振動させるか、あ
るいは、トルクを与える飛行機の防氷装置を開示してい
る。これらの装置の各々は、氷が蓄積している表面の反
対側の表面の側に位置する電磁コイルまたは磁気制御バ
イブレータを使用する。Levinet  al、に対
して与えられた米国特許第3,809,341号におい
ては、平坦なバスが互いに反対側に設置され、各バスの
1側は氷結している壁の内表面に隣合って設置される。 電流は各バスを通り、その結果、相互に作用する磁場は
、これらのバスを離すように力を加え、氷結している壁
を変形させる。 [0004]より最近のアプローチは、Has l i
met  al、に対して与えられた米国特許第4,6
90.353号に示されている。この特許には、1つま
たはそれ以上の重なり合ったフレキシブルなリボン導体
が弾性材料内に埋め込まれ、この弾性材料は、前記構造
部材の外表面に取り付けられる。これらの導体には、パ
ワー蓄積ユニットから大きな電流パルスが供給される。 結果として相互作用する磁場は、前記弾性部分を膨張さ
せる電気的反発力を発生する。この膨張は、電流パルス
が導体に到達する時に瞬間的に起こり、氷の薄い層に対
して効果的であると考えられている。上記の特許に開示
された装置は、前述の機械的防氷装置に比較して大いな
る進歩であると考えられているが、幾つかの欠点が残っ
ている。1つの欠点は、隣合う電導部分に流れる電流の
方向に関係する。上記の特許に開示された技術は、装置
の効果をかなり限定するという非効率性を有する。Lo
well  J  Adams、et  al、に対し
て与えられ、10/24.1989に発行され、 「防
氷のための電気反発分離システム」と題された米国特許
第4,875.644号は、上記の米国特許第4,69
0,353号に開示された技術を発展させた装置を開示
している。 この特許においては、米国特許第4,690,353号
に開示された、曲がりくねった(serpentine
)配置より大きい電気的反発力が発生されるように電気
導体が配置される。また、米国特許第4. 875. 
644号は、所定の大きさで、所定の波形で所定の時間
持続するパルスを供給して、より効果的な防氷動作を行
わせる。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、開
示された進歩にも関わらず、特に、米国特許第4,87
5.644号の技術においては、さらに効果的な防氷動
作を行わせる必要がある。特に、サイズを大きくしたり
すること無く、既存の装置を改造する際の困難も無く、
且つ、その他の問題も無しに、従来の種々の機械的防氷
装置が有していたような、力を発生する能力を有する防
氷装置が提供されることが望まれている。 [0006]
【課題を解決するための手段】前述の欠点を解消するた
めに、本発明は、特に、構造部材の外表面に取付けるに
適した防氷方法および防氷装置を提供する。本発明の第
1の実施例によれば、誘導コイルが、構造部材の外表面
に近接して設置される。このコイルは、この表面に接触
して置かれる第1の側と、該表面から離された第2の表
面とを有する。コイルは、該表面から遠ざけたり近づけ
たりするように動かすことができる。このコイルのため
には、支持部材が提供され、該支持部材は、該コイルが
該表面に対して動き得るようにフレキシブルである。こ
の支持部材の一部分は、コイルの動きに応答して動く、
氷が蓄積する表面の輪郭を定める。好適には、このコイ
ルおよび支持部材は、一体の構成で提供されて、前記構
造部材を変更することなく、該構造部材の先端部分(l
eading  edge)に接合されるか、あるいは
、取付けられる。本発明の他の実施例は、上記のコイル
と支持部材との間に置かれた金属ターゲットを必要とす
る。さらに、その他の実施例においては、上記のコイル
と構造部材との間にターゲットを置くことを必要とする
。さらに、また、他の実施例においては、前記構造部材
の内面に取付けられたダブラ−(doubler)を必
要とする。 [0007]
【作用】本発明の各実施例においては、コイルに、短い
幅の高電流のパルスが流れると、支持部材は、急激に力
強く構造部材から引き離される。もし、構造部材が金属
であるならば、構造部材はターゲットとして機能し、コ
イルは表面から引き離される。もし、構造部材が金属で
ない(例えば、複合材料)ならば、そして、表面接触タ
ーゲットが使用されないならば、コイルは表面に押しつ
けられた(against  5urface)位置に
留まっている。上記の電流は、ターゲットに、 (もし
、金属ならば)構造部材に、そして、 (もし、金属な
らば)支持部材に渦電流(eddy  current
)を誘起する。コイルの電磁場が弱くなると支持部材は
、急激に、その元の位置に引き戻される。従来の機械的
防氷装置と異なって、本発明による防氷装置は、従来の
欠点の多くを回避して、著しく効果的である。構造部材
に印加される殆どの力は、他の種々の機械的防氷装置に
よって発生される張力より容易に提供され得る圧縮力で
ある。 さらに、この装置は、新しい構成の一部として、あるい
は、既存装置の改造として、容易に構造部材に取付けら
れる。装置は、渦電流の原理によって動作するので、直
流電流から発生する問題は完全に回避され得、従来の装
置によって可能であったよりも効果的に水落とし動作を
行うことができる。本発明の装置においては、氷が蓄積
する表面が、相対的に大きな距離、大きな加速度で動か
されるので、装置の効果は、より増幅される。上記の動
きは、構造部材を越えて流れる気流に負の影響を与える
程大きくはないが、従来の渦電流タイプの防氷装置にお
いて開示されているよりも20倍以上大きい変位を起こ
す。また、コイルとターゲットとは、互いに、表面対表
面の接触をするか、あるいは、それに近い状態にあるの
で、従来の、内部に設置された渦電流防氷装置より約2
0%大きい渦電流を発生する。従来の、内部に設置され
た渦電流防氷装置においては、構造部材の跳ね返りによ
ってコイルが損傷することを防止するために、コイルと
構造部材との間には実質的にギャップが必要であった。 本発明によれば、動かされ、氷が蓄積される表面は相対
的に薄く構造部材上に弾性的に取付けられているので、
効率が大きい。構造部材自身を曲げる防氷装置において
は、氷が蓄積する表面は、相対的に厚く、曲げることが
困難である。 [0008]
【実施例】本発明は、特に、構造部材の先端を防氷する
ために使用される技術を提供する。防氷とは、先端に形
成された氷を除去することである。構造部材の表面に衝
突する気流に当たって、これを打ち破る、該構造部材の
一部分のことである。このような先端の例としては、翼
、スタビライザ、支柱(nace 11es)、ロータ
ー、および、その他の囲いおよび突出した構造の、気流
が最初に当たる、前の部分である。図24〜26は、既
知の機械的防氷装置10および、その電気回路を示すも
のである。防氷装置10は、 (翼のような)構造部材
14内の、その先端の後側近くに設置された第1および
第2のコイル12を有する。構造部材14の表面は、ア
ルミニウムのような金属からなり、以下では、スキン(
Skin)と称する。複数のコイル12は、取り付けブ
ラケット18によって、翼げた(spar)16に取り
付けられる。コイル12は、平面図においては、円状で
ある。円状の非合金のアルミニウムディスク20は、上
記の先端の内表面の、複数のコイル12の各々の反対側
に直接接合される。 [00091図25を参照して、各コイル12は、エネ
ルギー蓄積コンデンサ22およびサイリスタ24に直接
接続される。ダイオード26は、コンデンサ22と並列
に接続される。サイリスタ24にトリガパルスを供給す
ることにより、電気インパルスが起動され、コイル12
を通してコンデンサ22を放電させる。サイリスタ24
は、ダイオードとしての性質を有しているので、電流は
、第1の正のRLC応答ループに沿って流れる。その後
、サイリスタ24は、再び、回路を間にする。これによ
り、コンデンサ22は、逆電圧に充電され、このような
逆電圧の充電は、コンデンサの寿命を実質的に減少させ
る。この理由で、コンデンサ22の両端にダイオード2
6が接続される。 [00101図26には、典型的な翼方向へのコイル1
2の設置が示されている。各コイル12は、横方向に他
のコイルから約16インチ(40,64cm)づつ離さ
れて設置されている。このコイル12は、変圧器30を
含む単一の電源ユニット28から電力を供給される。コ
ンデンサ22は、変圧器30の二次側の両端子に渡って
接続されている。スイッチングデバイス32は、複数の
サイリスタ24の各々に接続され、これらのサイリスタ
24にトリガパルスを供給する。コンデンサ22が各コ
イル12を介して放電するときには、急激に形成されて
減衰する電磁場が作られて、ディスク20および金属ス
キン14内に渦電流を誘起する。コイル12、ディスク
20、および、スキン14内の電流から作られる電磁場
は、数100ボンドの大きさの反発力を発生するが、数
分の1ミリ秒の時間のみ持続する。スキン14が小さい
振幅の、大きい加速度で動くことにより氷を粉砕し、引
き離し、そして、奇せつけなくなる。このような2つ、
または、3つの[打撃(bit)Jが、コンデンサ22
を再充電するに必要な時間だけ離れた短い間隔で続くと
、氷は、再び望ましくない厚さに達するまで蓄積するこ
とが許容される。スキンの動きが時計方向および半時針
方向の両方に伝播することによって、より効果的に氷を
粉砕すると考えられる「リップル」効果を発生するよう
に、スイッチングデバイス32を適当に接続することに
より、コイル12は連続的に駆動される。 [0011]先の説明から理解されるように、従来の防
氷装置10の効果は、スキンの変形に依存している。氷
結による金属表面の動きは、非常に限定されている。典
型的には、あらゆる氷結条件の下で蓄積された氷を除去
するためには、3つのインパクトパルスが必要である。 さらに、スキンは、限られた範囲でのみ示しているが、
変位が限られたものであっても、その変位を実現するた
めには、大きな力を発生する必要がある。さらに、付加
的な問題は、上記の力が、前記先端に張力をかけるとい
う「負」の力であるという点にある。飛行機の構造部材
は、張力より圧縮力に対して、より耐性を有するように
設計されている。 [0012]図1を参照して、本発明による防氷装置は
、参照符号40によって示されている。防氷装置40は
、コイル42を使用するという点で前記防氷装置10に
似ている。しかしながら、以下に説明するように、防氷
装置40は、防氷装置10とは決定的に異なるものであ
る。図1に示される防氷装置40は、構造部材の先端に
接合されるか、あるいは、確実に取り付けられる一体の
ユニットとして形成される。構造部材の先端またはスキ
ンは、参照符号44で示される。典型的には、スキン4
4は、アルミニウム合金のような金属で作られる。コイ
ル42は、通常、複数の個別の平板コイルエレメント(
図6〜8に参照する以下の説明をみよ)からなる多層コ
イルである。ここで説明する全ての実施例においては、
コイル42は一体構造であって、その何れの部分も他の
部分に対して相対的に動くことはないものとする。 ここでの議論のためには、コイル42は、簡単のために
、1つのエレメントとして示す。コイル42は、第1お
よび第2の表面を有し、該第1の表面は、静止状態にお
いてスキン44の外表面に接触し、第2の表面は、スキ
ン44から距離をおいた位置にある。コイル42は、ス
キン44に対して離れたり近づいたりできるように、ス
キン44には接合されない。 [0013]コイル42の第2の表面は、表面層46に
よって覆われている。表面層46は、好適には、コイル
42の第2の表面に接合されない。コイル42の両横の
エツジは、スキン44の輪郭に滑らかに移行するために
、フレキシブルで非金属の充填物の層48によって境を
接している。防氷装置40は、上記の層48によってス
キン44に接合されるか、あるいは、確実に取り付けら
れる表面層46は、層48に接合される。表面層46の
端において、表面層46は、スキン44に接合されるか
、あるいは、図示しない留め具によって取り付けられる
。こうして、コイル42および表面層46は、スキン4
4に接合された層48の複数の部分の間で、スキン44
から離れたり近づいたりして動くことができる。図1の
説明から明らかなように、表面層46は、防氷装置40
の外表面の主要部分を形成するのみでなく、 (層48
と共に)コイル42の支持部材としても機能して、コイ
ル42をスキン44に対して相対的に適当に位置付けす
る。 [0014]好適には、コイル42は、非合金の銅から
作られる。コイル42に関する、より完全な説明、およ
び、どのように製造するか等については、Lowell
JAdams、et  al、によって、11/15゜
1989に米国に出願され、 「平面状コイルの製造(
Planer  Co11  Con5tructio
n)Jと題された米国特許出願シリアル番号第7/43
7,489号にて開示している。表面層46は、構造部
材の外表面に使用されるものと共通の適当な金属、例え
ば、アルミニウム、チタニウム、またはステンレススチ
ールの箔から製造される。表面層46は、ポリエーテル
エーテル・ケトン(PEEK)のような熱可塑性フィル
ムの薄い層から作られ得る。このような材料は、容易に
いかなる形にでも成形し得る上に、優れた耐雨浸食特性
を有している。もし、望むなら、層46は、他の非金属
材料によって作られてもよい。表面層46を層48に接
着する接着材は、表面層を防氷装置の他の部分に接合す
るために共通に使用される如何なる接着材でもよい。但
し、EA951  (Hysol  Corporat
ion製)のような改変されたエポキシフィルム接着剤
が好ましい。 充填材の層48は、防氷装置に使用される、既知の如何
なるフレキシブルな非金属の材料、例えば、ゴム、ファ
イバーグラス等でもよい。 [00151図13においては、防氷装置40のための
電気回路が参照符号60で示されている。回路60は、
些細な修正を除いては、前記Lowell  J  A
dams、et  al、に対して与えられ、10/2
4.1989に発行され、 「防氷のための電気反発分
離システム」と題された米国特許第4,875,644
号に詳細に記述されている。回路60は、複数のコンデ
ンサ62の列(簡単のために1つのみ示す)を充電する
。これらのコンデンサは、複数の高電圧エネルギー蓄積
デバイスとして機能する。金属表面層46、および、何
れのターゲットまたはダブラ−(doubler)も、
もし使用されるならば、電磁気的干渉を最小にするため
に、航空機の接地端子に接続されるべきである。防氷動
作が要求されるときには、制御パルス64がトリガ回路
66に供給され、コンデンサ62は1つまたは複数のシ
リコン制御整流素子(SCR)68を介して放電されて
、高電流パルス出カフ0をコイル42に供給する。出力
電流パルス70が要求されるときは、何時でも、コンデ
ンサ62を放電状態に維持するダンプ抵抗72、スイッ
チ74を開くことにより除かれる。これにより、充電回
路76からの充電電流が、コンデンサ63を望まれる電
圧に充電する。上記の5CR68が「○N」状態にトリ
ガされると、コンデンサの列62は、コイル42に放電
する。高電流パルスが発生され、その大きさは、電流変
圧器78によってモニタされる。 [0016]図14に示されるように、電流パルスは、
完全に過減衰された、指数関数的に減衰するサイン波形
であって、これはRLC回路の定数によって達成される
。もし、RLC回路の定数が、該回路が不足減衰または
発振するようなものである場合も、整流素子80が、回
路インダクタンスの蓄積されたエネルギーを防氷装置の
負荷に流して、長い立ち下がり時間を有する、単一の非
発振パルスを発生させるように回路は構成される。もし
、コンデンサ62が、約500μFの容量を有し、回路
60が前述のように動作するならば、1250Vにおい
て約3000Aのピーク値を有する電流がコイル42を
通して放電されるであろう。コイルの立ち上がり時間は
、約100μsecであって、立ち下がり時間は約20
0〜300μSeCである。強い電磁場が発生されて、
スキン44および(もし金属ならば)表面層46内に渦
電流が誘導される。こうして、電磁場がスキン44およ
び表面層46内に発生する。そして、この電磁場は、数
分の1m5eCの持続時間を有する大きい反発力を発生
する。この衝撃力は、コイル42によって表面層46に
転送され、表面層46を、蓄積された如何なる氷をも破
壊して跳ね返すに充分な、小さい振幅、大きい加速度で
動かす。 [00171図15には、表面層46の変位、速度、お
よび加速度がプロットされている。図15に示されるよ
うに、表面層46は、重力加速度(G)の約18.75
0倍のピーク加速度、および約380インチ/秒(9゜
652m/秒)のピーク速度を以て、約0.065イン
チ(0,165cm)変位する。発生される圧縮および
膨張力は、電磁場の減衰の間に逆転され、表面層46を
横切る圧力波を発生する。コイル42および表面層46
は、図1に示されるような元の位置に急激に引き戻され
る。図15の試験結果かられかるように、収縮のピーク
速度は、約270インチ/秒(6,858m/秒)であ
って、ピーク加速度は、約13,750Gである。実際
、コイル42および表面層46は、スキン44から反発
されるだけでなく、該スキン44の方向に引き戻される
。図15の試験結果かられかるように、スキン44に対
する引き戻しの際のスキン44および表面層46の跳ね
返りの最小値が存在する。コイル42および表面層46
のスキン44からの初期変位が該スキン44に対して張
力負荷でなく、圧縮負荷をかけるものであることが有利
な点である。 [0018層図16には、力とコイル電流との関係が、
実験室で試験によって得られた結果について示されてい
る。参照符号90.92、および94で示される線は、
前述の「防氷のための電気反発分離システム」と題され
た米国特許第4,875,644号において開示された
、いわゆる電気反発の原理に従って動作する場合のコイ
ル電流と力との関係をプロットしたものである。参照符
号96の線は、本発明に従って動作する場合のコイル4
2の電流と力との関係をプロットしたものである。線9
0は、4層の曲がりくねった(serpentine)
コイルを使用して得られた結果である。線92は、複数
の銅の長方形のシートからエツチングによって作られた
4層の平面コイルを使用して得られた結果である。 線94は、複数の銅の正方形のシートからエツチングに
よって作られた4層の平面コイルを使用して得られた結
果である。線96は、本発明に従って動作する、4層の
長方形の平面コイルを使用して得られた結果である。図
16からも分かるように、本発明は、試験された従来の
如何なるコイルに比較しても、著しく優れた結果を示し
ている。特に、この結果は、4層の曲がりくねった(S
erpentine)コイルを使用して得られた結果(
線90)との比較において劇的なものとなっている。 1700Aのコイル電流において、平面コイル42は、
1000ポンドを優に超える反発力を発生するのに対し
て、4層の曲がりくねった(serpent 1ne)
コイルは、200ボンド未満の反発力しか発生しない。 [0019層本発明の、その他の実施例は、図2〜5に
示されている。これらの実施例については、以下に順に
説明する。異なる実施例においても、共通の部分につい
ては、それが適当なときには、同じ参照符号を使用して
いる。図2においては、本発明の防氷装置の1つの実施
例が参照符号100で示されている。この防氷装置10
0は、取り付け層1O2を有し、該取り付け層1O2は
、表面と表面とが実質的に接触するように、金属のスキ
ン44に接合されるか、あるいは、確実に取り付けられ
る。もし、希望するならば、 「ダブラ−(doubl
er)」と呼ばれる付加的なターゲット104が、スキ
ン44の内表面に設置される。もし、金属のスキン44
が適当な渦電流を誘導するに充分な厚さを有しないなら
ば、上記のターゲット104を使用することは有利であ
る。コイル42は層1O2の外表面に設置される。コイ
ル42は、層102に対して近づいたり離れたりできる
ように、層102には接合されない。表面層46は、コ
イル42および層102の両方を覆う。充填層48(そ
の一部分のみが示されているカリは、図1に説明した実
施例におけるように、スキン44との滑らかな輪郭を提
供する。層1O2は、粘着フィルム、ファイバーグラス
等のような非金属の材料によって作られるであろう。 [00201防氷装置100の利点は、該防氷装置10
0が、スキン44に対して取り付けるための、プレハブ
された、一体のユニットとして製造されることである。 防氷装置40よりも防氷装置100の方が、スキン44
に取り付けることが容易であると考えられる。更に、層
1O2は、スキン44に対して、実質的に表面と表面と
が接触するように取り付けられるので、防氷装置100
とスキン44との間の取り付けは、非常に強いものとな
っている。図3においては、本発明の防氷装置の他の実
施例が参照符号110で示されている。防氷装置110
は、金属ターゲット112が、コイル42と表面層46
との間において、コイル42の第2の側に設置されてい
る点を除いて、その構成および動作の両方において防氷
装置40に類似している。 [00211充填層48は、表面と表面とが実質的に接
触するようにスキン44に接合されているが、コイル4
2は、スキン44に対して近づいたり離れたりできるよ
うに、スキン44には接合されない。図3の実施例にお
いては、スキン44は、金属または複合材料によって作
られることが期待される。ターゲット112は、好適に
は、EA951のような接着剤によって層46に接合さ
れることが望ましい。コイル42とターゲット112と
は、薄い分離層、あるいは、リリース層(releas
e  1ayer)116によって分離される。層11
6は、ターゲット112がコイル42に対して近づいた
り離れたりすることを可能にする。ターゲット112は
、アルミニウムのような常磁性体から作られることが期
待される。リリース層116は、非粘着性の熱可塑性物
質によって作られ得る。層116のために適した材料は
、Dixico  IncorporatedのRi 
c hmond  DivisionからA3000と
いう商標の下に商業的に入手可能である。もし、望むな
らば、コイル42の位置とターゲット112の位置とを
逆転して、ターゲット112がコイル42の外表面に接
触し、コイル42が表面層46の内表面に接合するよう
にもできる。図4には、本発明の防氷装置の他の実施例
が参照符号120で示されている。この例では、スキン
44は複合材料から作られる。防氷装置120は、コイ
ル42の第2の側に設置された金属ターゲット122を
有する。 コイル42およびターゲット122とは、参照符号12
4で示される分離層、あるいは、リリース層(rele
ase  1ayer)によって分離されている。充填
層48は、該防氷装置120の前部分を横切って延びる
裏部分126を有する。この部分126は、ターゲット
122の外表面から空隙128またはリリース層130
によって離されている。リリース層130は、ターゲッ
ト122の外表面に接触している。表面層46は、裏部
分126に接合されている。 [0022]防氷装置120は、表面層46にかけるこ
とができる力を増加させる。コイル42が活性化(励磁
)されているときには、コイル42はスキン44と接触
している。リリース層124は、ターゲット122に取
り付けられ、コイル42からは分離されている。ターゲ
ット122は、コイル42から離れる方向に移動し、そ
の後、コイル42の方向に移動する。防氷装置の構成に
空隙128を入れたことにより、層130が裏部分12
6に衝撃を与える前に、ターゲット122は、かなりの
距離を動く。このように発生した運動量は、衝撃力を増
加させる。また、防氷装置40に比較して、同じ防氷動
作のために、より短い持続時間の電流パルスが使用され
る。もし、望むならば、スキン44は金属から作られ得
、この場合、ターゲット122はなくてよい。更に、図
3の実施例について説明されたように、コイル42およ
びターゲット122の位置は逆転され得る。 [0023]図5においては、本発明の防氷装置の更に
他の実施例が、参照符号130′で示されている。防氷
装置130′は、考え方としては、防氷装置120と同
じである。図示されるように、スキン44は金属から作
られる。しかしながら、裏部分126の隣に置かれる空
隙128の代わりに、該空隙128は、コイル42に接
触するリリース層132とスキン44との間に設置され
る。防氷装置130′においては、ターゲット122は
なくてよく、コイル42は、裏部分126の内表面に接
触している。もし、スキン44が複合材料によって作ら
れるならば、 (図示しない)金属ターゲットは、コイ
ル42と接続して使用される。防氷装置130′を使用
することにより、高電流パルスが立ち下がる間に発生す
る反発力は、表面層46の動きを増加させ、非常に効率
的な水除去作用を実現する。図6〜8には、コイル42
の構成要素が示されている。図6において、第1のシー
ト状部材140は、複数の巻線142、第1の端子14
4、および、第2の端子146を有する第1の連続的な
電導体によって定められる。上記の第1の端子144は
、部材140の電気的入力端子であり、第2の端子14
6は、部材140の電気的出力端子である。部材140
は、約0.016インチ(0,041cm)の厚さを有
する非合金の銅またはアルミニウムの1枚のシートから
形成される。巻線142は、0.070〜0.125イ
ンチ(0,18cm 〜0. 32 cm)の範囲の幅
を有する。 [00241図7において、第2のシート状部材150
は、複数の巻線152、第1の端子154、および、第
2の端子156を有する第2の連続的な電導体によって
定められる。上記の第1の端子154は、部材150の
電気的入力端子であり、第2の端子156は、部材15
0の電気的出力端子である。部材150は、約0.01
6インチの厚さを有する非合金の銅またはアルミニウム
の1枚のシートから形成される。巻線152は、040
70〜0.125インチの範囲の幅を有する。図8にお
いて、部材140および150は、参照符号160に示
されるように、完全に重られたコイルの組合せとして示
されている。この構成においては、巻線142は、巻線
152の直ぐ隣に設置される。端子146および154
は電気的な接続のために半田等によって接続される。図
8の例かられかるように、第1の端子144に流れ込む
電流は、巻線142を通って流れる。この電流の方向は
、隣合って重られた巻線152を流れる電流の方向と同
じである。第1の部材140は、好適には、12−1/
4回(図では略して8−1/4回のみ示している)の巻
き数を有し、第2の部材150についても同じである。 こうして、重られた部材140および150は、24−
1/4回の巻き数を有するコイル160を定める。 部材140および150は、長方形として図示されてい
るが、正方形でも、円形でも、あるいは、他の形でもよ
い。 [00251図9においては、コイル170は、幅約0
.19インチ(0,48cm) 、厚さ約0.025イ
ンチ(0,0635cm)の平坦なリボンから形成され
る螺旋状の連続的な導体によって定められる。コイル1
70は、約0.25インチ(0,635cm)の内径と
、約2.25インチ(5,72cm)の外径を形成する
ように、隙間無く巻かれた約40回の巻き数を含む。 この導体の両端は、電流源に接続するためのコネクタ1
72および174が設けられている。コイル170は、
その、より大きい厚さのために、コイル160よりは望
ましくないものである。コイル160および170は、
適当な誘電体およびカプセル収納材(encapsul
at ton  mater 1als)等の他の部品
に接続され、コイル42を製造するために使用される。 コイル42の製造に使用する材料および技術を含む、コ
イル42の製造に関する、その他の詳細は、Lowel
lJAdams、et  al、によって、11/15
.1989に米国に出願され、「平面状コイルの製造(
Planer  Co11  Con5tructio
n)J と題された米国特許出願シリアル番号第7/4
37,489号にて開示している。 [00261図10〜12には、複数のコイル42の一
定間隔毎に配置されたものが、種々示されている。図1
0においては、コイル42は、リブ180の両側に約1
6インチづつ、等間隔で配置される。防氷装置40は、
スキン44の先端のセンタライン上に並べられている。 図10〜12においては、センタラインは一点鎖線で示
されている。図11においては、図10において説明し
たと同様に、更に上下にコイル42が設けられている。 図10に示されるように、コイル42は、リブ180の
両側に約16インチづつ等間隔に、そして、センタライ
ン182から上下に等間隔に配置される。図12におい
ては、コイル42は、センタライン182を挟んで交互
に互い違いに一定間隔で配置されている。すなわち、1
つのコイル42はセンタライン182の上に、隣のコイ
ル42は、等間隔でセンタライン182の下に配置され
ている。図10および14に示される実施例と同様に図
12のコイル42は、リブ180の両側に約16インチ
づつ等間隔で配置される。 [00271図10〜12に示されるコイル42の構成
によれば、コイル42によって発生される膨張力は、小
さい振幅の、大きい加速度の動き、および、スキン44
の先端を横切る応力発生波を発生させ、氷が破壊され、
撥ねつけられるようにする。各コイル42の衝撃力は、
(図1〜5に示されるように、)コイル42および防氷
装置全体の構成およびサイズに依存する。図19におけ
るように、コイル42がセンタライン182上に置かれ
るときには、コイル42は、順番に(1,2,3,・・
・等)、あるいは、同時に励磁され、あるいは、奇また
は偶のグループ(1,3,5,・・・、  2.4. 
6゜・・)毎に励磁される。図11に示される構成にお
いては、コイル42は、上側表面上のグループ(1,3
゜5、・・・)として順番にまたは同時に励磁され、次
に、下側表面上のグループ(2,4,6,・・・)とし
て順番にまたは同時に励磁されるか、あるいは、その逆
の順で励磁される。ある場合には、図12に示されるよ
うに、コイル42の数は最小化され、上記の1,3゜5
、・・・、および、2. 4. 6.  ・・・のよう
にグループ分けされて励磁されるか、あるいは、互い違
いのグループが同時に励磁される。このように、防氷動
作を効果的なものにするために、コイル42は、種々の
方法でスキン44に取り付け得、また、種々の順序で励
磁し得ることがわかる。 [00281図24に示されるような、渦電流の原理に
よって動作する機械的防氷装置は、誘導コイル自身より
何倍も大きい金属表面に渦電流を発生するために誘導コ
イルを使用していた。図17に示されるように、半径1
インチ(2,54cm)のコイルに対して、渦電流は、
コイルの回りの限定された半径においてのみ誘導される
。図18は、渦電流密度が、コイルの中心からの距離が
大きくなると、特に急激に減少することを示している。 殆どの力は、誘導コイルの半径の1,25倍の半径内に
おいて発生される。構造部材のスキンが薄い場合は、誘
導コイルの半径より約25%大きい半径を有する、金属
のダブラ−(doubler)またはターゲットが、発
生した衝撃力を増加させるためには適している。図3お
よび4に示される、本発明の防氷装置は、構造部材のス
キンをターゲットとして使用する要求がないならば、防
氷装置自身の一部として含まれるターゲットを使用する
。ここに説明される実施例のあるもの(特に、図1に示
されるもの)は、渦電流によって発生された衝撃力に寄
与するために金属スキンを使用するが、スキンの、その
ような使用は、 (図1に示される実施例以外には)本
発明の防氷装置を正しく機能させるためには必要ではな
い。本発明の防氷装置は、グラファイトやエポキシのよ
うな非金属材料から作られたスキンを使用して、機能さ
せることができる。 [00291図19は、種々の半径について、 (渦電
流密度として表現された)金属ターゲット上の圧力を時
間の関数として示している。殆ど全ての圧力は、誘導コ
イルの半径の1.25倍の距離の中で発生される。こう
して、本発明において使用されるターゲットは、力を効
果的に発生するためには、近似的に誘導コイルのサイズ
および形状に対応するものであればよい。ターゲットは
、高々、コイルの半径の1.25倍の半径を有するべき
である。金属ターゲット上の力は、誘導コイルから外へ
向かって働く垂直な(normal)力であって、それ
は半径と共に変化する。この変化する力は、図20にお
いて、ターゲットの中央からの種々の半径について、時
間の関数の圧力として示されている。図20の右側の線
は、横軸の下を通過しており、ターゲット上の力が減衰
する磁場と共に逆方向になっていることを示している。 先に説明したように、本発明の上記の特徴は、ターゲッ
トが外向きに力を受けるだけでなく内向きにも力が作用
することを示している。また、初めはターゲットを圧縮
し、または、縮ませ、それから、ターゲットを膨張させ
る急激に作用する力が存在する。この急激に作用する力
は、ターゲットが曲がるときに防氷装置の表面を横切っ
て作用する圧力分布波(リップル効果)を発生するので
、この急激に作用する力は、防氷装置を動作させるとき
に有利に使用され得る。 [00301図21は、ターゲット表面の単位面積当た
りの動径方向の平面内の力をプロットしたもの、そして
、図22は、ターゲット表面の単位面積当たりの動径方
向の平面内の力の分布をプロットしたものである。図2
1においては、種々の半径について、圧力が時間に対し
てプロットされている。図22においては、種々の時間
について、圧力が半径に対してプロットされている。 図17〜20におけると同様に、図21および22にお
いても、渦電流によって発生された力は、急激にピーク
に達して、急激に立ち下がる。図21および22は、ま
た、コイルの半径の25%を超える距離における動径方
向の力が重要でないことをも示している。誘導コイルに
よって発生された衝撃力は、ターゲットの直径に依存し
、ターゲットを作った材料にも依存する。材料の導電率
は、その厚さと共に、誘導コイルとターゲットとの間の
特定の間隔に対して発生される渦電流を決定する。誘導
コイルの形状もまた、曲げられたエア・フォイル(ai
r  foil)のような特定の構成に対して最大の衝
撃力を得るために変化され得る。図23は、種々のター
ゲット材料に対して、ターゲット厚さと衝撃力との関係
を示すものである。銅が最も良い衝撃曲線を与えるよう
に見えるが、1145アルミニウムのような他の材料も
許容し得る特性を示している。 [0031]ターゲツトのサイズおよび厚さの他に設計
上、考察すべきことは、ターゲットが層状(複数の層か
らなる)であるべきか否かという点、および、これらの
層が同じ材料から作られるべきか否かという点である。 厚さに関しては、最も良い衝撃を与えるためには、おお
よそ、1電気的表皮厚さ(one  e lec t 
r 1ca1 5kin  depth)の厚さを有す
るターゲットを使用することが望ましいと考えられてい
る。もし望むならば、ターゲットを2層によって構成し
、第1の層を強度部材とし、第2の層を導電率の優れた
異なる材料とすることができる。ターゲットを厚くする
と、衝撃力も増加することが知られている。しかしなが
ら、重量を最小化するためと、構造部材の輪郭を壊さな
いために、−般には、ターゲットは、できるだけ薄くさ
れるべきである。ダブラ−(doubler、構造部材
の内表面上のターゲット)の設計においては、回路の周
波数における電気的表皮厚さの1/2に等しい厚さのダ
ブラ−を選択することが適当であることが発見された。 また、電気的周期と機械的周期とを整合させることによ
り、最も良い結果が得られることが発見された。特に、
電気的周期は、固有周期の1/8に等しく選択されるべ
きである。 もし、コイル電流が長い立ち上がり時間を有するならば
、より厚いターゲットが要求される。ダブラ−を使用す
る従来の機械的防氷装置の試験結果は、最適の電気的周
期は、機械的周期の2倍であることを示している。機械
的周期および電気的周期の間の同様な関係が本発明にも
適用され得るものと考えられる。 [0032]上記の試験結果は、−様な厚さのエア・フ
ォイル・スキンおよび/またはダブラ−を使用している
。ターゲットの厚さおよび形状、そして、ターゲットと
コイルとの間隔は、ターゲットにおいて発生される力を
適当なものにするため、および、防氷表面への力の伝播
を増加させるために変化され得る。以上、本発明の特定
の実施例について説明したが、以上の実施例は、単に、
本発明を適用し得る例として示したものであって、本発
明の範囲内で、種々の変形が可能であることは、当業者
にとって明らかであろう。 [0033]
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防氷方法
および防氷装置によれば、効果的な防氷動作を行わせる
ことができる。特に、本発明の防氷装置によれば、サイ
ズを大きくしたりすること無く、既存の装置を改造する
際の困難も無く、且つ、その他の問題も無く、従来の種
々の機械的防氷装置が有していたような、力を発生する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つの構造部材の外表面に取り付けられた本発
明の防氷装置の断面図である。
【図2】図1の実施例の変形として、1つの構造部材の
外表面に防氷装置を取り付ける他の技術を示す断面図で
ある。
【図3】本発明のもう1つの実施例として、コイルに接
続して使用される金属ターゲットを示す断面図である。
【図4】防氷装置の部分として、いわゆる変位空隙(d
isplacementvoid)が含まれる、図3と
同様の断面図である。
【図5】変位空隙が構造部材に隣合って置かれた、図4
と同様の断面図である。
【図6】本発明と共に使用可能な平面コイルの上から見
た平面図である。
【図7】本発明と共に使用可能な他の平面コイルの上か
ら見た平面図である。
【図8】本発明と共に使用可能な、重ねられた平面コイ
ルの上から見た平面図である。
【図9】本発明と共に使用可能な、螺旋状に巻かれたコ
イルの見取り図である。
【図10】本発明による多重防氷装置の1つの配置を示
す、構造部材の先端の正面図である。
【図11】本発明による多重防氷装置の他の1つの配置
を示す、図10と同様の図である。
【図12】本発明による多重防氷装置のさらに他の1つ
の配置を示す、図10と同様の図である。
【図13】本発明よる防氷装置の電気回路図である。
【図14】本発明において使用される電流パルスの波形
を時間と電流の関係で示す図である。
【図15】本発明よる防氷装置の一部分の動きを示すた
めに、時間に対して、変位、速度、および、加速度をプ
ロットした図である。
【図16】本発明の防氷装置の性能を従来の機械的防氷
装置と比較して示すための、コイル電流と力との関係を
示す図である。
【図17】半径1インチのコイルの場合の渦電流を時間
の関数として示す図である。
【図18】半径1インチのコイルの場合の渦電流密度を
時間の関数として示す図である。
【図19】ターゲットの半径の関数として金属ターゲッ
ト上の圧力分布をプロットした図である。
【図20】種々の半径について、時間の関数として、金
属ターゲットの圧力分布をプロットした図である。
【図21】単位ターゲット面積あたりの平面内の圧力を
プロットした図である。
【図22】単位ターゲット面積あたりの平面内の圧力の
半径方向の分布をプロットした図である。
【図23】種々のターゲット材料について、ターゲット
厚さに対する衝撃力をプロットした図である。
【図24】従来の機械的防氷装置の断面図である。
【図25】図24の防氷装置がどのように駆動されるか
を示す電気回路図である。
【図26】図24の複数の防氷装置が、1つの構造部材
の外表面にどのように取り付けられるかを示す電気回路
図である。
【図1】
【図3】 \ ”     46 112 118
【図4】 ノ128
【図5】 \ 46
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図11】 噂−−170
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図22】
【図23】
【図20】
【図21】 ターケで、)t@に撞1[な 漣し玄(トリiらたソつ4グ
【図24] 【図25】
【図26】 フロントページの続き (72)発明者 トーマス イー、ウオールウエンダー

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属構造部材の外表面(44)に取り付け
    可能で、飛行中に、その上に氷が蓄積する露出された表
    面を有する防氷装置において、前記構造部材の前記外表
    面に近接して設けられた第1の側と、前記構造部材の前
    記外表面から間隔を置かれた第2の側とを有する、一体
    の誘導コイル(42)と、前記コイルを支持し、前記コ
    イルの前記第2の側に近接して設けられ、当該防氷装置
    の前記露出された表面の輪郭を定め、前記コイルを前記
    構造部材に対して相対的に動かすことにより前記露出さ
    れた表面に蓄積された氷を取り払うためにフレキシブル
    である支持手段(46)と、短い持続時間で高電流の電
    気パルスを前記コイルに供給する手段(60)とを有し
    てなることを特徴とする防氷装置。
  2. 【請求項2】前記構造部材が、センタライン(182)
    を有する先端部分を有し、該センタラインの上に第1の
    コイルが設けられ、前記センタラインの下に第2のコイ
    ルが設けられる請求項1に記載の防氷装置。
  3. 【請求項3】前記構造部材が、センタライン(182)
    を有する先端部分を有し、該センタラインの近傍におい
    て、前記先端部分に沿って間隔をおいて複数のコイルが
    置かれる請求項1に記載の防氷装置。
  4. 【請求項4】前記コイルおよび前記支持手段は、前記構
    造部材の前記外表面に、該構造部材に変更を加えること
    なく取り付け可能である、一体の構成に形成される請求
    項1に記載の防氷装置。
  5. 【請求項5】前記支持手段は、前記構造部材に接合され
    た非金属の層(102)を含み、前記コイルは該非金属
    層に対して相対的に動き得る請求項4に記載の防氷装置
  6. 【請求項6】前記コイルは平面状である請求項1に記載
    の防氷装置。
  7. 【請求項7】前記コイルは平面状であり、該コイルは多
    層に形成される請求項1に記載の防氷装置。
  8. 【請求項8】前記支持手段は、前記構造部材の前記外表
    面に接合されたフレキシブルで非金属の層と、該フレキ
    シブルで非金属の層の少なくとも一部分の上に重なる表
    面層を有する請求項1に記載の防氷装置。
  9. 【請求項9】前記表面層は金属から作られる請求項8に
    記載の防氷装置。
  10. 【請求項10】前記表面層は熱可塑性フィルムから作ら
    れる請求項8に記載の防氷装置。
  11. 【請求項11】前記コイルの前記第1の側と、前記構造
    部材の前記外表面との間に設けられた金属ターゲットを
    有する請求項1に記載の防氷装置。
  12. 【請求項12】前記支持手段が、前記コイルの前記第2
    の側に近接して設けられた金属部分(112)を有する
    請求項1に記載の防氷装置。
  13. 【請求項13】前記コイルに対向する側の、前記構造部
    材の内表面上に設けられた金属ターゲット(104)を
    有する請求項1に記載の防氷装置。
  14. 【請求項14】前記コイルの前記第2の側と前記支持手
    段との間に設けられた変位空隙(128)を有する請求
    項1に記載の防氷装置。
  15. 【請求項15】前記コイルと前記変位空隙との間に設け
    られた金属ターゲット(122)を有する請求項14に
    記載の防氷装置。
  16. 【請求項16】前記コイルの前記第1の側と前記構造部
    材の前記外表面との間に設けられた変位空隙(128)
    を有する請求項1に記載の防氷装置。
  17. 【請求項17】前記コイルと前記構造部材との間に設け
    られた金属ターゲットを有する請求項16に記載の防氷
    装置。
  18. 【請求項18】非金属構造部材の外表面(44)に取り
    付け可能で、飛行中に氷が蓄積する露出された表面を有
    する防氷装置において、前記構造部材の前記外表面に近
    接して設けられた第1の側と、前記構造部材の前記外表
    面から間隔を置かれた第2の側とを有する、一体の誘導
    コイル(42)と、前記コイルを支持し、前記コイルの
    前記第2の側に近接して設けられ、当該防氷装置の前記
    露出された表面の輪郭を定め、前記コイルの前記第2の
    側に近接する金属部分を有し、前記コイルを該金属部分
    に対して相対的に動かすことにより前記露出された表面
    に蓄積された氷を取り払うためにフレキシブルである支
    持手段(46)と、短い持続時間で高電流の電気パルス
    を前記コイルに供給する手段(60)とを有してなるこ
    とを特徴とする防氷装置。
  19. 【請求項19】前記支持手段の前記金属部分は、前記コ
    イルの前記第2の側に近接して設けられたターゲット(
    112)を有する請求項18に記載の防氷装置。
  20. 【請求項20】非金属構造部材の外表面(44)に取り
    付け可能で、飛行中に氷が蓄積する露出された表面を有
    する防氷装置において、前記構造部材の前記外表面に近
    接して設けられた第1の側と、前記構造部材の前記外表
    面から間隔を置かれた第2の側とを有する、一体の誘導
    コイル(42)と、前記コイルを支持し、前記コイルの
    前記第2の側に近接して設けられ、当該防氷装置の前記
    露出された表面の輪郭を定め、前記コイルを該金属部分
    に対して相対的に動かすことにより前記露出された表面
    に蓄積された氷を取り払うためにフレキシブルである支
    持手段(46)と、短い持続時間で高電流の電気パルス
    を前記コイルに供給する手段(60)と、前記コイルの
    前記第1の側と前記構造部材の前記外表面との間に設け
    られた金属ターゲットとを有してなることを特徴とする
    防氷装置。
  21. 【請求項21】前記支持手段は、前記コイルの前記第2
    の側に近接して設けられ、金属からなる表面層(112
    )を有する請求項18に記載の防氷装置。
  22. 【請求項22】前記コイルに対向する側の、前記構造部
    材の内表面上に設けられた金属ターゲット(104)を
    有する請求項18に記載の防氷装置。
  23. 【請求項23】前記コイルの前記第2の側と前記支持手
    段との間に設けられた変位空隙(128)を有する請求
    項18に記載の防氷装置。
  24. 【請求項24】前記コイルと前記支持手段との間に設け
    られた金属ターゲット(122)を有する請求項23に
    記載の防氷装置。
  25. 【請求項25】前記コイルの前記第1の側と前記構造部
    材の前記外表面との間に設けられた変位空隙(128)
    を有する請求項18に記載の防氷装置。
  26. 【請求項26】前記コイルと前記構造部材との間に設け
    られた金属ターゲットを有する請求項25に記載の防氷
    装置。
  27. 【請求項27】前記構造部材が、センタライン(182
    )を有する先端部分を有し、該センタラインの上方に第
    1のコイルが設けられ、前記センタラインの下方に第2
    のコイルが設けられる請求項18に記載の防氷装置。
  28. 【請求項28】前記構造部材が、センタライン(182
    )を有する先端部分を有し、該センタラインの近傍にお
    いて、前記先端部分に沿って間隔をおいて複数のコイル
    が置かれる請求項18に記載の防氷装置。
  29. 【請求項29】前記コイルおよび前記支持手段は、前記
    構造部材の前記外表面に、該構造部材に変更を加えるこ
    となく取り付け可能である、一体の構成に形成される請
    求項18に記載の防氷装置。
  30. 【請求項30】前記支持手段は、前記構造部材に接合さ
    れた非金属の層(102)を含み、前記コイルは該非金
    属層に対して相対的に動き得る請求項29に記載の防氷
    装置。
  31. 【請求項31】前記コイルは平面状である請求項18に
    記載の防氷装置。
  32. 【請求項32】前記コイルは平面状であり、該コイルは
    多層に形成される請求項18に記載の防氷装置。
  33. 【請求項33】前記支持手段は、前記構造部材の前記外
    表面に接合されたフレキシブルで非金属の層と、該フレ
    キシブルで非金属の層の少なくとも一部分の上に重なる
    表面層を有する請求項18に記載の防氷装置。
  34. 【請求項34】前記表面層は金属から作られる請求項3
    3に記載の防氷装置。
  35. 【請求項35】前記表面層は熱可塑性フィルムから作ら
    れる請求項33に記載の防氷装置。
  36. 【請求項36】金属構造部材の外表面(44)の氷を除
    去する方法において、第1および第2の側を有する一体
    の誘導コイル(42)を設けるステップと、前記コイル
    の前記第1の側を前記外表面に近接して設置するステッ
    プと、前記コイルを支持し、飛行中に、その上に氷が蓄
    積される、防氷装置の露出された表面の輪郭を定める支
    持手段、(46)を設けるステップと、前記構造部材内
    に渦電流を発生させるように、短い持続時間で高電流の
    電気パルスで前記コイルを励磁するステップと、前記コ
    イルを前記構造部材から離れるように動かすステップと
    、前記防氷装置の前記露出された表面を、該露出された
    表面に蓄積された氷を取り払うために充分な程度、そし
    て、充分な加速度で、前記構造部材から離れるように動
    かすステップと、前記コイルおよび前記支持手段を、そ
    れぞれ、前記構造部材および前記コイルに隣合う元の位
    置まで動かすステップとを有することを特徴とする方法
  37. 【請求項37】前記コイルへ供給される前記電流は、約
    3000アンペアである請求項36に記載の防氷装置。
  38. 【請求項38】前記防氷装置の前記露出された表面を動
    かすステップは、約0.065インチの変位と、重力加
    速度の約18,750倍の加速度を以て行われる請求項
    36に記載の方法。
  39. 【請求項39】前コイルと前記支持手段との間に金属タ
    ーゲット(112)を設けるステップを有し、該金属タ
    ーゲットは、前記コイルを励磁することにより該コイル
    から離れるように動かされる請求項36に記載の方法。
  40. 【請求項40】前コイルと前記構造部材との間に金属タ
    ーゲットを設けるステップを有し、該コイルを励磁する
    ことにより、該コイルは、該金属ターゲットから離れる
    ように、そして、該金属ターゲットに向かうように動か
    される請求項36に記載の方法。
  41. 【請求項41】前記コイルに対向する側の、前記構造部
    材の内表面上に金属ターゲット(104)を設けるステ
    ップを有し、該ターゲットは、前記構造部材に対して動
    かないように接合される請求項36に記載の方法。
  42. 【請求項42】前記コイルと前記支持手段との間に変位
    空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は、前
    記コイルが励磁されたときには、前記支持手段に衝撃を
    与える前に、該コイルが該支持手段に対して相対的に動
    くことを許容する請求項36に記載の方法。
  43. 【請求項43】前記コイルと前記支持手段との間に金属
    ターゲット(122)を設けるステップを有する請求項
    42記載の方法。
  44. 【請求項44】前記コイルと前記構造部材との間に変位
    空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は、前
    記コイルおよび支持手段を元の位置まで動かす前記ステ
    ップの実施の際には、前記コイルが、前記構造部材に向
    かって、相対的に大きい距離移動することを許容する請
    求項36に記載の方法。
  45. 【請求項45】前記コイルと前記構造部材との間に金属
    ターゲットを設けるステップを有する請求項44に記載
    の方法。
  46. 【請求項46】複数の誘導コイルを互いに間隔をおいて
    設けるステップと、前記支持手段においてリップル効果
    を発生させるために前記コイルを順番に励磁するステッ
    プとを有する請求項36に記載の方法。
  47. 【請求項47】非金属構造部材の外表面(44)の氷を
    除去する方法において、第1および第2の側を有する一
    体の誘導コイル(42)を設けるステップと、前記コイ
    ルの前記第1の側を前記外表面に近接して設置するステ
    ップと、前記コイルを支持し、前記コイルに近接して設
    けられた金属ターゲットを含み、飛行中に氷が蓄積され
    る、防氷装置の露出された表面の輪郭を定める支持手段
    (46)を設けるステップと、前記金属ターゲット内に
    渦電流を発生させるように、短い持続時間で高電流の電
    気パルスで前記コイルを励磁するステップと、前記防氷
    装置の前記露出された表面を、該露出された表面に蓄積
    された氷を取り払うために充分な程度、そして、充分な
    加速度で、前記構造部材から離れるように動かすステッ
    プと、前記支持手段を、前記コイルに隣合う元の位置ま
    で動かすステップとを有することを特徴とする方法。
  48. 【請求項48】前記コイルへ供給される前記電流は、約
    3000アンペアである請求項47に記載の防氷装置。
  49. 【請求項49】前記防氷装置の前記露出された表面を動
    かすステップは、約0.065インチの変位と、重力加
    速度の約18,750倍の加速度を以て行われる請求項
    47に記載の方法。
  50. 【請求項50】前コイルと前記支持手段との間に金属タ
    ーゲット(112)を設けるステップと、前記コイルを
    励磁することにより、該金属ターゲットを該コイルから
    離れるように動すステップとを有する請求項47に記載
    の方法。
  51. 【請求項51】前コイルと前記構造部材との間に金属タ
    ーゲットを設けるステップと、前記コイルを励磁するこ
    とにより、該コイルが該金属ターゲットから離れるよう
    に該コイルを動かすステップとを有する請求項47に記
    載の方法。
  52. 【請求項52】前記コイルに対向する側の、前記構造部
    材の内表面上に金属ターゲット(104)を設けるステ
    ップと、該ターゲットが前記構造部材に対して動かない
    ように該ターゲットを該構造部材に接合するステップと
    を有する請求項47に記載の方法。
  53. 【請求項53】前記ターゲットと前記支持手段との間に
    変位空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は
    、前記コイルが励磁されたときには、前記支持手段に衝
    撃を与える前に、前記ターゲットが該支持手段に対して
    相対的に動くことを許容する請求項50に記載の方法。
  54. 【請求項54】前記ターゲットと前記構造部材との間に
    変位空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は
    、前記支持手段を元の位置まで動かす前記ステップの実
    施の際に、前記コイルが、前記構造部材に向かって相対
    的に大きい距離動くことを許容する請求項51に記載の
    方法。
  55. 【請求項55】前記コイルと前記支持手段との間に変位
    空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は、前
    記コイルを励磁する前記ステップの実施の際に、前記コ
    イルが、前記支持手段に対して動くことを許容する請求
    項47に記載の方法。
  56. 【請求項56】前記コイルと前記構造部材との間に変位
    空隙(128)を設けるステップを有し、該空隙は、前
    記支持手段を元の位置まで動かす前記ステップの実施の
    際に、前記コイルが、前記構造部材に向かって相対的に
    大きい距離動くことを許容する請求項47に記載の方法
  57. 【請求項57】複数の誘導コイルを互いに間隔をおいて
    設けるステップと、前記支持手段においてリップル効果
    を発生させるために前記コイルを順番に励磁するステッ
    プとを有する請求項47に記載の方法。
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