JPH04208693A - 機器用架台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１１

【産業上の利用分野］本発明は、航空機などにおいて熱
交換を必要とする機器を支持する場合に適用される機器
用架台に関する。 ［０００２］ 【従来の技術】図３は従来の航空機において使用されて
いる機器用架台の構造説明図である。図において、本架
台は図示しない冷却空気供給源から送られて来る冷却空
気をダクトを通じて冷却を必要とする機器６に供給し、
機器６を冷却した空気は機器６を通して排気するように
なっており、冷却装置の一部として機器６を冷却する機
能と架台として機器６を支持する機能とを有している。 ［０００３］

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の機
器用架台においては、冷却空気供給源から送られて来る
冷却空気の圧力損失は主に支持して冷却する機器６の圧
力損失特性に支配されるため、機器６を換装する場合は
全体の冷却空気の流量特性、即ち圧力損失特性の見直し
を必要とするとともに、機器６を取外す場合は他の冷却
を要する機器に対する冷却空気の流量低下を防止するた
め、機器６を取外した後のダクトに必ず蓋をして送られ
て来る冷却空気を止める必要がある。 ［０００４］

【課題を解決するための手段】本発明に係る機器用架台
は上記課題の解決を目的にしており、支持される機器と
接して熱の伝達を行う熱交換面と、該熱交換面に接続さ
れ熱交換を行うラジェータとを備えた構成を特徴として
いる。 ［０００５］

【作用】即ち、本発明に係る機器用架台においては、支
持される機器と接して熱の伝達を行う熱交換面にラジェ
ータが接続されて熱交換を行うようになっており、本架
台が支持する機器の圧力損失特性と関係なく本架台側の
みでクローズする熱の搬送系が形成される。 ［０００６］

【実施例】図１は本発明の一実施例に係る機器用架台の
構造説明図、図２は作用説明図である。図において、本
実施例に係る機器用架台は航空機において使用されるも
ので、冷却装置として機器を冷却する機能と架台として
機器を支持する機能とを有している。即ち、本架台は図
１に示すように２重構造になっており、内部に通ずる冷
却空気の取入口４と排気口５とが設けられている。また
、支持する機器と接触する２つの面に熱交換面２を有し
ており、これらの熱交換面２に接する形で内部にラジェ
ータ３が設置されている。冷却空気は取入口４から内部
に入り、ラジェータ３を冷却した後に排気口５から排気
されるようになっている。固定金具６およびガイドビン
７は機器６を本架台に固定するために使用される。 ［０００７］図２において、本架台には機器６から熱が
本架台と機器６との間の熱交換面５を介して伝達される
。熱交換面５に伝達された熱は内部のラジェータ３に伝
熱されて取入口４から内部に入った冷却空気と熱交換を
行う。ラジェータ３を冷却した冷却空気は、排気口５か
ら排気される。このようにして、本架台は機器６の空冷
特性や圧力損失特性に依存することなく架台側のみでク
ローズする独自の冷却空気系を形成することができ、支
持する機器６の換装が自由で容易となるとともに、機器
６を取外してもダクトに蓋をする必要がなくなる。 ［０００８］

【発明の効果】本発明に係る機器用架台は前記のように
構成されており、本架台側のみでクローズする熱の搬送
系が形成されるので、本架台が支持する機器の換装、取
外しが自由に行われ容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１（ａ）は本発明の一実施例に係る機器用架
台の平面図、同図（ｂ）は正面図、同図（Ｃ）は側面図
である。

【図２】図２はこれらの作用説明図である。

【図３】図３は従来の機器用架台の断面図である。

【図１】

【図２】 （ＩＬ） （Ｃン 【図３］ 排気

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】支持される機器と接して熱の伝達を行う熱
   交換面と、該熱交換面に接続され熱交換を行うラジエー
   タとを備えたことを特徴とする機器用架台。