JPH0420858Y2 - - Google Patents

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JPH0420858Y2
JPH0420858Y2 JP1988099249U JP9924988U JPH0420858Y2 JP H0420858 Y2 JPH0420858 Y2 JP H0420858Y2 JP 1988099249 U JP1988099249 U JP 1988099249U JP 9924988 U JP9924988 U JP 9924988U JP H0420858 Y2 JPH0420858 Y2 JP H0420858Y2
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JP
Japan
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bobbin
bushes
adhesive
bobbin body
bushing
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は紡績・撚糸その他糸条物品の処理に用
い、金属ボビンとこのボビン内に嵌挿固定する合
成樹脂製のブツシユとの結合を確固とするボビン
に関するものである。
〔従来の技術〕
紡糸、撚糸、整径、繊維、準備等紡績一般、そ
の他細い線材等を巻く工程に用いられる金属製フ
ランジボビンは所要形状にタイカスト、鋳造、鍛
造並びにプレス組立式等にて製作されている。そ
してこのボビンのスピンドルを挿入する孔内には
合成樹脂製のブツシユを嵌合し、接着剤にて固定
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしいかなる接着剤を用いても、異質間の接
着は完全に行うことができず、経時的に接着力が
劣化し、スピンドルへの挿脱を繰り返す際の振
動・衝撃力により接着が剥がれ、ブツシユがボビ
ン本体に対して外れることがある。
〔課題を解決するための手段〕
ボビン本体内に互いに筒径をし雄型のブツシユ
と、雌型のブツシユを嵌挿し、かつ両ブツシユ・
ボビン本体間を接着剤にて接着するとともに両ブ
ツシユの接着面間をも接着して一体とする。
〔実施例〕
以下本考案ボビンを図示の実施例にもとづいて
説明する。
図において1はアルミニウム、アルミ合金、そ
の他所望の金属を用いて製作したボビン本体で、
このボビン本体1の両端部には鍔2,3が一体に
形成されている。
そしてこのボビン本体1内にはスピンドルを挿
通する穴4が形成される。この穴4はボビン本体
1の両端部より少し入つた位置に段41,42を
形成し、この段41,42を外側と内側とにて穴
4の径を異にすなわち段41,42より外側径を
内側径より大径とする。
5,6は合成樹脂製の筒状としたブツシユで、
このブツシユ5,6の外形はボビン本体1の穴4
内にがたつくことなく嵌合できる径を有し、かつ
段41,42に当接されるように段51,61を
夫々外周面に形成し、一方のブツシユ5のこの段
51より内端側径を外端側径より小径とし、これ
を接着面52とし、さらに他方のブツシユ6の内
端側内面を接着面62とし、前記ブツシユ5の接
着面52を嵌合できるようにしてその内径を定め
る。
なお53と63はブツシユ5,6の内周部に形
成したスピンドル嵌合孔で、接着面52,62の
内径よりテーパ面を介して小径となつている。ま
たこの接着面52を62内に嵌合したとき、この
両接着面間に所望の接着剤を塗布しておき、所要
強度を得るようその嵌合長を定めるとともに段5
1は41に、段61は42に夫々嵌合され、かつ
両ブツシユ5,6の先端はボビン本体の両端部と
同一もしくは少し突出するようにし、ボビン本体
の切削整形時面一となるようにする。なお、この
ように形成した合成樹脂製のブツシユ5,6とボ
ビン本体1とを組み立てるにはブツシユ5,6の
外周面あるいはボビン本体の穴4の内周面に接着
剤を塗布してブツシユ5をボビン本体の一端側よ
り、ブツシユ6を他端側より夫々嵌挿する。そし
て段51,61が段41,42にあたるまで挿入
する。このとき接着面52が接着面62内にも嵌
合され、接着剤にて両ブツシユ間が固定される。
この両接着面52,62間の接着に際してはブツ
シユ・ボビン本体間の接着と同じ接着剤を用いる
こともできるが、同材質特に合成樹脂に適合した
接着剤を用いることもできる。
〔考案の効果〕
本考案による時はボビン本体内に互いに筒形を
し雄型のブツシユと、雌型のブツシユを嵌挿し、
かつ両ブツシユ・ボビン本体間を接着剤にて接着
するとともに両ブツシユの接着面間をも接着して
一体としているため、同質のブツシユ間を接着固
定し、かつこのブツシユの段とボビン穴の段とに
てボビン本体を挟持するようにしているので、異
質のブツシユ・ボビン本体間の接着が劣化しても
ブツシユ・ボビン本体は常に一体となつており、
ブツシユが外れることがなく、安全に長年にわた
つて使用できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ボビンの実施例を示し、第1図は
縦断面図、第2図はブツシユの断面図、第3図は
公知例の断面図である。 1はボビン本体、2,3は鍔、4は穴、41,
42は段、5,6はブツシユ、51,61は段、
52,62は接着面、53,63はスピンドル嵌
合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボビン本体の一方の端部より筒形をした雄型の
    ブツシユを、他方の端部より筒形の雌型ブツシユ
    を夫々嵌挿すると共にこの両ブツシユの外周面に
    位置決めを行う段を形成し、雌雄両ブツシユの内
    端側を外端側のスピンドル嵌合孔径よりも太径と
    し、かつ両ブツシユ内端側の嵌合長を自由に調整
    可能とし、同じ材質で形成した両ブツシユの嵌合
    部及びブツシユ、ボビン本体管を接着して一体と
    したボヒン。
JP1988099249U 1988-07-27 1988-07-27 Expired JPH0420858Y2 (ja)

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JPH0222973U JPH0222973U (ja) 1990-02-15
JPH0420858Y2 true JPH0420858Y2 (ja) 1992-05-13

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