JPH0420769Y2 - - Google Patents

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JPH0420769Y2
JPH0420769Y2 JP15091085U JP15091085U JPH0420769Y2 JP H0420769 Y2 JPH0420769 Y2 JP H0420769Y2 JP 15091085 U JP15091085 U JP 15091085U JP 15091085 U JP15091085 U JP 15091085U JP H0420769 Y2 JPH0420769 Y2 JP H0420769Y2
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JP
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opening
container
peripheral wall
lid
container body
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JP15091085U
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスコア線を破断することによつて開蓋
するイージーオープン容器に関する。
(従来の技術) 従来、この種の容器の一つとして、容器胴の開
口部を密封するために、容器蓋をパネル部と、そ
の全周縁から垂下する周壁部と、その下縁からの
びる開蓋用のタブとにより構成し、このタブの一
側縁基部に連なつて周壁部の全周に亘つてスコア
線を設けた容器蓋の周壁部を金属薄板材料から成
る容器胴に外嵌して接着した容器は従来知られて
おり、特開昭60−193873号に示されている。
(考案が解決しようとする問題点) このようなスコア線により開蓋する構成である
と、開蓋した後にあつては、容器胴に接着してい
た容器蓋の周壁部およびパネル部の全部が除去さ
れる。このとき容器胴が通常の金属缶胴のように
約0.2mm程度の板厚であるときには、開蓋された
容器胴の開口部外側を把持すると容器胴が屈撓し
変形して把持するのに不適となる不都合がある。
その上、飲料容器などにこの構造を採用するとき
には、開蓋された容器胴の開口部が薄いため飲み
口とするには好ましくない。
本考案はかかる従来の問題を解消し、安定した
開蓋性を備え、かつ容器蓋を容器胴に残存するこ
となく開蓋することが出来ると共に開蓋した後に
あつても容器胴が変形するおそれがなく、かつ開
口部が飲み口として危険がないイージーオープン
容器を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題を解決するためになされたも
のであつて、その手段は、パネル部の全周縁に垂
下して連設した周壁部の下縁に開蓋用のタブを設
け、こにタブの一側縁に連なつて周壁部の全周に
亘つてスコア線を設けた容器蓋の該周壁部を金属
薄板材料から成る容器胴の開口部に外嵌して接着
したイージーオープン容器において、前記容器蓋
の周壁部に対応する位置にある容器胴の開口部全
周に補強部材を設けたことを特徴とする。
(作用) 前記の手段を備えるから、容器胴の開口部は、
補強部材により補強され容器胴の板厚が薄いもの
であつても、容器蓋除去後に容器胴開口が変形す
るのを防止できる。また開口部は、板厚が薄くて
も補強部材で覆われて厚くなり飲み口として危険
がない。
(実施例) 以下本考案を図面によつて説明する。
第1図および第2図は本考案実施の1例を示す
ものである。
図面で、1は容器蓋を示し、容器蓋1は第2図
示のように高いガスバリヤー性を有するテイン・
フリー・スチール、アルミニウム等の金属箔2が
用いられ、金属箔2の外面には例えばポリプロピ
レン系、ポリエチレン系等の熱可塑性樹脂被膜3
が施されたものであつて、容器蓋1のパネル部4
の全周縁に筒形の周壁部5を垂下状に形成し、更
に第1図に示す如くこの周壁部5の下端に連なつ
て開蓋用のタブ6を周壁部5と一体に形成した。
そして容器蓋1の周壁部5には第1図に示す如く
周壁部5の下縁に連なるタブ6の一側縁6aから
斜め方向に延びる斜めスコア線7aと、この斜め
スコア線7aに連なり周壁部5の上縁より下方位
置に周壁部5を囲繞する水平スコア線7bを設け
た。この両スコア線7a,7bは第2図に示す如
く金属箔2の外面に被覆した前記熱可塑性樹脂被
膜3のみに例えば加熱した刃を当接させて該樹脂
被膜3を排除して形成したスコア線7で構成し
た。
なお、前記スコア線7は、樹脂被膜3にその一
部のみを排除して浅い溝を形成させたものであつ
ても良い。
図面で8は容器蓋1の内面に施された例えばポ
リオレフイン系、ポリアミド系、ポリエステル系
等の熱接着性樹脂被膜である。
また、10は容器胴を示し、容器胴10は第1
図および第2図に示すように開口部13を備える
アルミニウム、ブリキから成るいわゆるツーピー
ス缶あるいは、ブリキ、テイン・フリー・スチー
ル等の金属薄板材料から成るいわゆるスリーピー
ス缶の板厚0.2mm程度の筒状の胴部11の内外面
に缶用塗膜12が施されたものである。
そして図示する実施例では、容器胴10の開口
部13に、熱接着性樹脂材から成り開口部13の
内面側から端縁13aを被覆し外面側に折り返さ
れた断面形状をもつ開口部13全周に亘る環状の
補強材料14を被覆接着せしめ、容器胴10の上
側の開口部13の外面15側に前記構成の容器蓋
1の周壁部5の内面16を前記補強部材14を介
して嵌合すると共に、スコア線7が設けられてい
る位置に対応する周壁部5の内面から下縁に亘つ
て容器蓋1の内面に施された熱接着性樹脂被膜8
と該補強部材14とを接着固定して、容器蓋1の
周壁部5と容器胴10との接着部17を形成し
た。
前述のように形成された本考案の容器は、スコ
ア線7が容器蓋1の周壁部5と、容器胴10との
接着部17の上縁17a位置において、周壁部5
の熱可塑性樹脂被膜3のみを排除して設けられ
る。従つてタブ6を上方(第1図示の矢印方向)
に引張ることによつてスコア線7に沿つて金属箔
2の破断が行われ、そしてタブ6に連なるスコア
線7から下縁に亘る周壁部5は容器胴10より引
き離されると共に、スコア線7の上方からパネル
部4の全周縁に連なる周壁部5は容器胴10に接
着されていないので、容器蓋1を残存することな
く離脱することが出来て、開蓋することが出来
る。
この開蓋によつてパネル部4および周壁部5は
容器胴10からすべて取り除かれて容器胴10の
開口部13はフルオープンされる。このフルオー
プンされた開口部13は補強部材14によつて全
周に亘つて補強されているので容器胴10が屈撓
や変形し易い金属薄板材料から形成されていても
開口部13外側を把持したとき変形することなく
確実に安定して把持することができる。
かつ図示実施例のように容器胴10の開口部1
3にその内面側から端縁13aを被覆し外面側に
折り返された断面形状をもつ開口部13全周に亘
る環状の補強部材14を設けたことによつて容器
胴10の開口部13の端縁13aは全周に亘つて
被覆される。従つてフルオープンされた開口部1
3に唇または指などが触れても開口部13の端縁
13aによる負傷を防止することができる。
また前記実施例において、補強部材14を容器
胴10の開口部13の内外面に亘つて設けたが、
補強部材14を容器胴10の開口部13の内面或
いは外面のいずれか一方の面に設けたものであつ
てもよい。
また、スコア線7は、接着部17の上縁17a
位置より上方に外して設けてもよいし、該接着部
17の上縁17a位置に僅かにかかるように設け
てもよい。
更に第3図示の如く、容器蓋1を、外面に金属
箔2、内面に熱接着性樹脂被膜8を配した構成と
し、該熱接着性樹脂被膜8に前記スコア線7を設
けたものであつてもよい。このような構成とする
ときは、スコア線7が容器蓋1外面に露出しない
のでスコア線7に塵埃が入ることがなく好都合で
ある。
(考案の効果) このように本考案によるときは、容器蓋の周壁
部に対応する位置にある容器胴の開口部全周に補
強部材を設けたから、容器胴が屈撓し変形し易い
金属薄板厚の素材から形成されていても、容器蓋
が開蓋され容器胴からすべて取り除かれたとき容
器胴の開口部が変形せず安定して把持することが
でき、また、該開口部が厚くなるので飲料容器の
飲み口として用いても危険がなく好適なイージー
オープン容器を提供できる。
特に補強部材が容器胴の開口部の内面側から開
口部の端縁を被覆し外面側に折り返された断面形
状をもつ開口部全周に亘る環状体であるときは、
開口部を飲み口として用いた際その端縁による負
傷を防止できると共に触感が良好なイージーオー
プン容器を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の1例を示す側面図、第
2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は本
考案の他の実施例を示す第2図と同様の拡大断面
図である。 1……容器蓋、4……パネル部、5……周壁
部、6……タブ、7……スコア線、10……容器
胴、13……開口部、14……補強部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パネル部の全周縁に垂下して連設した周壁部
    の下縁に開蓋用のタブを設け、このタブの一側
    縁に連なつて周壁部の全周に亘つてスコア線を
    設けた容器蓋の該周壁部を金属薄板材料から成
    る容器胴の開口部に外嵌して接着したイージー
    オープン容器において、前記容器蓋の周壁部に
    対応する位置にある容器胴の開口部全周に補強
    部材を設けたことを特徴とするイージーオープ
    ン容器。 2 前記補強部材が、容器胴の開口部の内面側か
    ら開口部の端縁を被覆し外面側に折り返された
    断面形状をもつ開口部全周に亘る環状体である
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のイージーオープン容器。
JP15091085U 1985-10-03 1985-10-03 Expired JPH0420769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15091085U JPH0420769Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15091085U JPH0420769Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6260549U JPS6260549U (ja) 1987-04-15
JPH0420769Y2 true JPH0420769Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=31067483

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JP15091085U Expired JPH0420769Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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JPH0424838Y2 (ja) * 1986-12-25 1992-06-12

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JPS6260549U (ja) 1987-04-15

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