JPH04207188A - たばこフィルタ

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は加害効果を自由に制御できるたばこフィルタに
関する。

（従来の技術）従来たばこの加害は、たばこ製造の際に香料を刻上品に
対し噴霧加害することにより行っていた。

（発明が解決しようとする課題）上記従来の方法になるものでは表面部分に多く液が付き
内部にはあまり浸透しないので、均−加害が困難であり
、それと同時に香料の逸散もはげしく香喫味を一定にす
ることが困難であるので、加害を制御して香喫味を好み
にあわせることはほとんど不可能であった。

本発明は上記欠点を解消して香喫味を自由に制御できる
たばこを提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明者は、上述のごとき従来の欠点を解決すべく鋭意
研究の結果、加香剤をカプセル化し、これをたばこフィ
ルタプラグに填看すると良いことを知見した。

すなわち、本発明は、たばこ用加香剤をカプセル化して
フィルタ材に填着するものである。

（作用）加香剤表面をカプセルが覆っていて、蒸発による逸散を
防止する。

さらに、フィルタを指で押圧することによりカプセルが
壊れ、内容物である加香剤が外気に触れて芳香を放つ。

指圧の違いにより壊れるカプセルの量が変り、これによ
り自由に加香剤の効果を制御する。

（実施例）カプセル化は、例えば以下の通りである。

従来から用いられるたばこ用加香剤に、被膜剤としてポ
リビニルアルコールとコーンスターチ、界面活性剤とし
てソルビタンモノステアレートとソルビタンモノオレエ
ートを添加し、適量の水を加えホモミキサを用い乳化さ
せる。この乳液をスプレードライヤで乾燥してカプセル
粉末とする。

そして、このカプセル粉末をフィルタプラグ製造機内で
フィルタ素材の上に均一となるように分散し装着する。

以下、本発明の実施例をより具体的に説明する。

実施例１香料１０ｇを採取し、被覆剤として重合度５００のポリ
ビニルアルコールの２５％水溶液を加え、ホモミキサに
て１０．００Ｏｒｐｍで攪拌する。

次に、コーンスターチ５ｇを加えさらにソルビタンモノ
ステアレートＯ，Ｉｇ、ソルビタンモノオレエート０．
１ｇを加えホモミキサで３０分攪拌すると、カプセルス
ラリかできる。

このカプセルスラリをスプレードライヤにて回、転数４
０．ＯＯＯｒｐｍ、送風温度１６０℃、乾燥温度１００
℃、風温度６０℃、流化量１　ｋｇ／ｂｒで乾燥すると
粒径０．６５μのカプセル粉末かてきる。

こうしてなるカプセル化した加香剤を、通常のたばこ用
フィルタ巻上機を用い、可塑剤であるトリアセチンを添
加後、繊度４Ｙ−４３０００のアセテートトウの上に４
．５〜５．０ｍｇ／ｍｍの条件で装着する。

これを１７ｍｍに切断し、たばこフィルタとして装着す
る。

（発明の効果）本発明によるたばこフィルタは加香剤をカプセル化して
装着したので、加香剤が逸散しないだけでなく均一に装
着し、指圧により自由に加香剤の効果を制御できるとい
う効果を奏する。

【特許請求の範囲】