JPH0420672A - 浴室ユニットにおける洗濯機の収納部構造 - Google Patents

浴室ユニットにおける洗濯機の収納部構造

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JPH0420672A
JPH0420672A JP12465590A JP12465590A JPH0420672A JP H0420672 A JPH0420672 A JP H0420672A JP 12465590 A JP12465590 A JP 12465590A JP 12465590 A JP12465590 A JP 12465590A JP H0420672 A JPH0420672 A JP H0420672A
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JP
Japan
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bathroom
washing machine
room
bottom plate
laundry room
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JP12465590A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kamite
正行 上手
Mari Suzuki
麻里 鈴木
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野Σ 本発明は、鉄骨もしくは平板状の木質パネルにより略箱
型形状に組まれに躯体と、この躯体の内側に組み込まれ
かつ底板部、壁部、天井部をそれぞれFRP等の樹脂に
より成形した浴室構造物とからなる浴室ユニットに係わ
り、特に、浴室ユニットに配置する洗濯機の収納部構造
に関するしのである。
「従来の技術」 一戸建てプレハブ住宅等においては、既に画一的で規格
化された住宅に代わって、例えば[フリ−スタイルJ等
と呼ばれる企画型のプレハブ住宅が供給されている。そ
れに伴って外装および内装デザイン等も多様なニーズに
合わせて様々なバリエーションのものが開発されており
、中でも浴室などは、単なる入浴たけの機能を越えて、
一つの個室としてとらえ、その内部に様々な機能を持つ
ことが要求されている。
ところで、近年ては、自宅の中にストレスを発散させる
場や環境づくりをすることが望まれる反面、敷地の都合
で一部屋をさけることができない場合が少なくなく、こ
のような際に、浴室をリラックスするための場として利
用する試みが行なわれている。
このような試みとしては、たとえば浴室にマツサージ効
果に優れた気泡式浴槽やボディシャワーを付けたり、あ
るいは、スピーカー、テレビ等を浴室にビルトインして
BGMが流れるようにしたりするものが挙げられるが、
これらは、従来の浴室ユニットのレイアウトを代えずに
単に、浴室ユニットの浴槽を気泡式浴槽としたり、スピ
ーカーをビルトインしたりする構造であるために、心身
をリラックスさせるための環境づくりの場としては十分
なものではないのが実状であった。
従来、住宅の内部に浴槽を構成する浴室ユニットは、浴
槽部と洗い湯部と壁部と天井部とを各々FRP等の樹脂
で一体成形し、各部を接合して組み立てる構造のもので
あり、レイアウト的には、たとえば第14図に示すよう
に、浴室R内に浴槽lと洗面シンク2と便器3とが浴室
の側壁7に沿って順次配置された基本構成とされ、浴槽
l、洗面シンク2、便器3の各配管4.5.6が側壁の
内部にそれぞれ別個に別れて配設された構造となってい
た。
ところが、このような従来の浴室ユニットは、浴槽1、
洗面ランク2、便器3などが浴室R内に並列配置されて
いるために、浴室ユニットに、気泡式浴槽やBGM用の
スピーカーをビルトインするようにしても、心身をリラ
ックスさせるための環境づくりの場としては十分なしの
ではなく、特に、従来構造の浴室ユニットでは、浴室R
ての入浴をより楽しいものにするために、例えば浴室R
内にテレビを設置しようとすると、側壁7を凹ませて、
この位置にテレビを収納するようにするか、あるいは、
特別に防水処理を施したテレビを浴室の天井部に吊持す
るようにするかしなければならす、また、電気系統の配
線にも防水処理を施さなければならないなど、従来構造
の浴室ユニットではテレビ等の設置はほとんと不可能で
あるといった問題点があった。
そこで、本発明者等は、このような問題点を解決すべく
鋭意研究した結果、浴室に隣接する部屋にテレビの収納
部を設ければ、テレビの設置作業を単純化することかで
き、また現場での防水処理も不要になる等の考えに至っ
た。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、通常浴室に隣接する部屋には防水パン等を敷い
て洗濯機を設置するため、テレビの収納スペースを取る
ことが難しいという難点がある。
特に、浴室の浴槽につかった状態でテレビを見易くする
た島には、テレビの位置は、浴槽のやや上側の位置が好
ましいが、このようにすると、洗濯機の収納スペースを
取ることができず、浴室に隣接する部屋にデッドスペー
スか生してしまう不都合かある。
本発明は前記事情に鑑みて提案されたもので、その目的
とするところは、浴室に隣接する部屋にテレビ等を設置
しても、デッドスペースをつくることなく、洗濯機を配
置することのできる浴室ユニットにおける洗濯機の収納
部構造を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するために、本発明は、鉄骨もしくは
平板状の木質パネルにより略箱型形状に組まれた躯体と
、この躯体の内側に組み込まれかつ底板部、壁部、天井
部をそれぞれFRP等の樹脂により成形した浴室構造物
とから構成され、かつ、前記浴室構造物の内部には、ラ
ンドリー室を間に挾んでその左右にそれぞれ洗面室と浴
室が設けられる一方、ランドリー室には、浴室に臨ませ
るテレビの収納部と、洗濯機を収納する収納部とがそれ
ぞれランドリー室の上下に位置して設けられ、前記ラン
ドリー室の前面には浴室と洗面室とを仕切るとともにラ
ンドリー室に連通ずる脱衣室を持った円筒型のタワーが
設けられ、かつ、このタワーの浴室および洗面室への出
入口には浴室および洗面室の出入口をそれぞれ開閉する
ドアーがタワーの外形に沿って設けられてなる浴室ユニ
ットであって、 前記洗濯機の収納部を、脱衣室の底板よりも一段下げた
位置に設け、さらに脱衣室の底板を浴室構造物の底板部
に対して着脱自在としたことを特徴とするものである。
「作用」 このような構成の浴室ユニットにおける洗濯機の収納部
構造にあっては、洗濯機の収納部を脱衣室の底板よりも
一段下げた位置に設けたので、洗濯機と、テレビの収納
部とを互いに干渉させることなく、ランドリー室の上下
に配置し得て、ランドリー室内の空間を有効利用するこ
とができる。
また、ランドリー室の前面に臨む脱衣室の底板を開ける
ことにより、ランドリー室の洗濯機収納部と脱衣室底部
との間を連通させて洗濯機の挿入空間を広げることがで
きる。したがって、脱衣室の底板を開けた位置から洗濯
機を挿入することにより、ランドリー室の洗濯機収納部
に洗濯機を容易に収めることができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明にかかる浴室ユニットにお
ける洗濯機収納部構造の一実施例を詳しく説明する。
第1図および第2図はこの洗濯機収納部構造を備えた浴
室ユニットの基本構成を示す斜視図および平面図である
これらの図において、符号10は鉄骨により略箱型に組
まれた躯体てあり、この躯体lOは梁材S 、、S 、
および根太材S、によって四角枠状に組まれた底部構造
体10aと、この底部構造体lOaの四隅より立設され
た柱体]Obと、この柱体tobの上部に支持されかつ
梁材S 、、S 、および根太材S3により四角枠状に
組まれた天板部構造体10cとを主体として構成されて
おり、また、前記柱体10bと柱体10bとの間には浴
室構造物11を躯体lOに支持固定するたぬの支持梁材
10dが架設されている。
また、符号11はこの躯体lOの内側に組み込まれかつ
全体がFRP等の樹脂により成形された浴室構造物であ
り、この浴室構造物IIは、後述するように、基本的に
は、底板部12、壁部13、天井部14をそれぞれFR
P等の樹脂により一体成形し、各部分を接合して箱状に
組み立ててなる構成とされている。
前記浴室構造物11の内部中央には、ランドリー室R1
が設けられ、このランドリー室R0を間に挾んでその左
右にそれぞれ洗面室R7と浴室R3が配置されるととも
に、前記ランドリー室R1の前面に洗面室R1と浴室R
3とを仕切るとともにランドリー室R1に連通ずる脱衣
室R4を持った円筒型のタワー15が設けられ、かつ、
この円筒型のタワー15の浴室R3および洗面室R3の
出入口に浴室R3および洗面室Rtの出入口をそれぞれ
開閉するドアー16がタワー15の外形に沿って設けら
れている。
そして、本発明にかかる洗濯機の収納部は、前記浴室構
造物11の中央に位置しかつ浴室R3に隣接する位置に
以下の構成で設けられていることを最大の特徴としてい
る。
まず、ランドリー室R1は、浴室構造物11の壁部13
より中央に向けて突出する2枚の間仕切壁W 1. W
 tの間に形成されたもので、このランドリー室R1に
は、テレビTの収納部と、洗濯機Mを収納する収納部S
mとがそれぞれランドリー室R3の上下に位置して設け
られている。
そして、洗濯機Mの収納部Smは、脱衣室R4の底面よ
り一段低い位置に形成され、かっ、その底面に底板23
が取り付けられてなる構造とされている。
第3図ないし第5図は、この収納部Smの具体的な構成
を示すもので、実施例では、この収納部Smと脱衣室R
4の底板65の下側空間とが相互に連通しており、かつ
脱衣室R4の底板65が着脱自在な構成とされ、底板6
5を取り外した時に洗濯機Mを収納部Smに容易に組み
込むことかできるように配慮されている。
なお、テレビTの収納部20aは、ランドリー室R1の
上部の収納スペースに設置された収納棚20内に形成さ
れており、具体的には、収納棚20の壁面と、浴室R3
側に傾いた状態て形成された載置部20cと、収納部2
0a内の浴室R3に面する位置に液密に取り付けられた
透明ンールド20dとにより囲まれて形成されており、
この収納部20aにテレビTをセットした時に、テレビ
Tの画面を浴槽18に向けて臨ませて、入浴中にテレビ
Tの画面を容易に見ることができるように配慮されてい
る。
図示例では、前記収納棚20は、ランドリー室R,の天
井近くまで設けられており、この収納棚20の内部には
、テレビTの収納部20aとは別に乾燥殺菌付きのタオ
ル収納部20bか形成されている。そして、前記テレビ
収納部20aの前面には、テレ上収納部20a全体を覆
う覆い板20eが着脱自在に設けられ、またこのテレビ
収納部20aを形成する収納棚20には、収納棚20の
前面を全て覆う扉21が開閉自在に設けられている。
前記覆い板20eは、第2図に示すように、全体がL字
型に形成され、その両端をランドリー室R1の壁面にね
し止め等の手段により取り付けられるものであり、また
、扉21はたとえば間仕切壁Wlの側縁に設けられたヒ
ンジ金具を介して開閉できるような構成となっているも
のである。
なお、このような洗濯機収納部を備えた浴室ユニットの
他の構成は以下に説明するようになっている。
まず、前記洗面室R3には、便座17aを外側に向けた
暖房洗浄付きの洋式便器】7かその排水機構17bをラ
ンドリー室R,に近接させて取り付けられ、前記浴室R
3には気泡式(バブルジェット式)の浴槽18がその給
水設備18aをランドリー室R,に近接させて設けられ
ている。
次いで、洗面室R7には、洋式便器17を覆うように第
3の間仕切壁W3が第1の間仕切壁Wの先端より突出形
成されるとともに、洗面室R3の内側には、カウンター
25が取り付けられている。
なお、前記洋式便器17に対面する側の壁部I3には、
このユニット内の機器を制御するコントロールユニット
40が別個に設けられ、ユニット内の機器を集中的に制
御できるようになっている。
第6図ないし第8図はこの洗面室R7の概略を示す図て
あり、前記カウンター25の上面には手洗い用のランク
26が備え付けられるとともに、カウンター25内の洋
式便器17の近くには、第6図および第7図に示すよう
に、カウンター25下の化粧パネル25aにはめ込まれ
たルーバー付きのケーシング27aおよびこのケーシン
グ27aの裏面に取り付けられた換気ファン27bから
なる換気装置27が設けられている。
なお、洋式便器17は、その排水機構17bがカウンタ
ー25の下側に隠れるように配置され、カウンター25
に設けられた蓋体25bを開けることによって排水機構
+7bの操作ができるように構成されている。
航記洋式便器17の上方には、第3図なとに示すように
、複数の棚板28aを存する収納棚28か第2の間仕切
壁W、と一体に設けられ、この収納棚28の前面にはこ
の収納棚28を開閉する開閉扉28bがヒンジ金具を介
し横回動自在に取り付けられている。なお、この収納棚
28の上部には照明器具29が設けられており、この洗
面室R2の内側空間を照らすようになっている。
ところで、この洗面室R6と浴室R3とを仕切る間仕切
壁W、には、第2図に示すように、カウンター30a付
きの洗面ランク30が設けられるとともに、この洗面シ
ンク30の上部には、歯プラン等の小物を入れる小物用
収納棚31が組み付すられている。この収納棚31の前
面には三面鏡31aが設けられ、三面鏡31aの中央に
ある鏡が収納棚31の開閉扉となっている。
この洗面室R2に備えられたコントロールユニット40
は、第8図に示すように、浴室構造物11の底面付近よ
り天井近くまで延出する大きさとされ、その上方より、
人感知センサー41、今日の天気を知らせる天気表示部
42、時計43、各室内の照明機器、オーディオ機器、
その他を制御するコントロールパネル44、スピーカー
45、心拍血圧計46等がセットされ、また、コントロ
ールユニット40の下側にはパイプスツール等を収納す
る収納部47が設けられている。
ところで、浴室R3内の構成は、第1図および第2図に
示すように、気泡式浴槽18が設置された第1のカウン
タ一部50と、浴室R3の中央に位置する洗い湯部51
と、遠赤外線サウナがビルトインされた第2のカウンタ
一部52とを主体として構成されており、また、第1の
カウンタ一部50と第2のカウンタ一部52との間には
子供などが座れる大きさのベンチ53が形成され、かっ
、前記タワー15の出入口に対面する壁部に窓54が設
けられている。
第1のカウンタ一部50の下には、第4図に示すように
、浴槽18にジェット水流を流すジェットバスポンプ5
5が設けられるととしに、カウンタ一部上面により覆わ
れるようにして浴118への給水口となるカラン56が
設けられ、さらに、第1のカウンタ一部50の上面であ
ってテレビ収納部の下側にはこの浴槽18のジェットバ
スポンプ55、照明器具、テレビT、オーディオ機器等
を制御する制御パネル57が取り付けられている。
そして、実施例では、前記ジェットバスポンプ55がこ
の浴槽18の給水設備18aを構成している。
第9図はこの浴室R3の概略を示す斜視図であり、テレ
ビTがビルトインされた壁面の上部には、浴室R5の内
側を照らす照明器具6oが設けられテオリ、この浴室R
3の内側空間を照らすようになっている。
なお、洗い湯部51のベンチ53の臨む壁面には、マツ
サージ効果に優れたボディーノヤヮ−58が設けられる
とともに、第2のカウンタ一部52には大人などが座れ
る大きさの凹所59が形成されている。
また、窓54には、サランの中にガラス板が固定された
固定式窓ガラス等が適用され、浴室構造物IIの壁部に
設けられた開口部に直接固定されるようになっている。
第10図は脱衣室R4の概略を示す斜視図であり、この
脱衣室R4は円筒型のタワー15の内側に構成されてい
る。
そして、実施例では、脱衣室R4の底面を形成する底板
65に体重計70が組み込まれ、脱衣室R4の天井面を
構成する天板には、スピーカー71、照明器具72、ボ
ディドライヤー73および換気扇74がセットされてい
る。また、脱衣室R4の正面器具72は、脱衣室の天井
面を形成する天板の中央部に配置され、この照明器具7
2の周囲に、ボディードライヤー73の吹き出しロア3
aと換気扇74の換気ロア4aが設けられ、さらに、天
板の周囲にスピーカー71の音の出ロア」aか形成され
ている。
また、前記ボディードライヤー73および換気扇74は
、それぞれ躯体10を構成する天板部構造体10cの根
太材S3にボルト等により吊持され、この位置から各吹
き出しロア3aならびに換気ロア4aにそれぞれダクト
D 、、D 、を介して連結されている。
なお、実施例では、第3図に示すように、ボディドライ
ヤー73および換気扇74のダクトD 、、D、か浴室
Rsの吹き出しロア3aおよび換気ロア4aに連通して
おり、浴室R3を乾燥室として利用できるように配慮さ
れている。
一方、このタワー15のドアー16としては、吊り月形
式のものが適用されており、具体的には、第1+図およ
び第12図に示すように、浴室構造物11の天井部14
に取り付けられたレールI6aと、このレール16gに
沿って転動する転動輪16bと、この転動輪16bに吊
持されたドアー本体+6cとにより構成されている。
そして、前記ドアー本体+6cはその下端が脱衣室R4
の底面に形成された嵌合溝80に嵌合しており、また、
この嵌合溝8o内に嵌合するl・アー本体16cの位置
には気密性および防水性を高めるためにプラン部16d
か取り付けられ、さらに、ドアー本体16cの表面には
取っ手16eが設けられている。
実施例では、このドアー16は手動式のものとされてい
るが、自動式の構造であっても良いことは言うまでもな
い。
前記脱衣室R4の底面は、第3図に示すように、浴室R
3の底面より一段低く設けられるとともに、洗面室R,
の底面は、前記脱衣室R4の底面より一段低く設けられ
ている。
そして、脱衣室R4および洗面室R1には、それぞれ、
各室の底面の間に形成された段差を利用して、フロア−
ドライヤー81が配設され、それぞれの段差に形成され
たフロア−ドライヤー81の吹き出し口81a、Lり温
風を吹き出すことができるように構成されている。
ところて、浴室構造物11は、底板部12、壁部13、
天井部14とをそれぞれ別個に成形し、これらを相互に
接合することにより組み立てられるものであるか、これ
ら底板部12、壁部13および天井部14は以下の構成
となっている。
まず、前記底板部12は、第1図に示すように、浴室R
3の洗い項部51と、第1及び第2のカウンタ一部50
.52と、ベンチ53を一体成形した第1の底板部12
Aと、この第1の底板部12Aに接合されかつ洗面室R
3お上び脱衣室R4の底面並びに下半部周壁を形成する
受皿状の第2の底板部12Bとを主体として構成されて
おり、またこれら各底板部12A、12Bは、それぞれ
、ゴム製マウント等を介して底部構造体10aの梁材S
tに設置されるようになっている。
そして、前記第1の底板部12Aの上端周縁にはその長
手方向に沿ってフランジ部12aが周設され、このフラ
ンジ部12aを介して壁部13と接合されるようになっ
ており、また、このフランジ部12aの一部は、第4図
に示すように、躯体lOの支持梁材10dに対してボル
ト止めされ、浴室構造物11を躯体10内に固定する構
成となっている。
前記第1の底板部12Aの底面には、第13図に示すよ
うに、上方に垂直に立ち上げられた立ち上げ部+2bが
設けられ、第1および第2の底板部12A、12Bを相
互に組み合わせたときに、第2の底板部12Bの係止部
12cに係合できるようになっている。
また、第2の底板部12Bにも、第1の底板部+2Aと
同様に、その上端周縁にはその長手方向に沿ってフラン
ジ部12aが周設され、このフランツ部+2aを介して
壁部13と接合されるようになっている。
そして、第1の底板部12Aに係合する係止部12cは
、脱衣室R4の周壁部より外方に延出しさらにその先端
が下方に垂設されるとともに内側に折れ曲がった形態と
され、内側に折れ曲がった部分で浴室からの水の侵入を
防止できる構造となっている。
一方、航記底板部12のランドリー室R1に臨む位置は
、洗濯機Mを脱衣室R4の底面よりも一段下げて設置す
る構造上、ランドリー室R4に沿って切り欠かれた形態
とされており、また躯体40の底部構造体10aに取り
付けられた底板23がランドリー室R1の底面を構成す
るとともに洗濯機Mを支持するようになっている(第4
図参照)。
そして、このランドリー室R,の付近には、気泡式浴槽
18、便器17、洗面ランク、洗濯機M等に水、温水等
を供給する水道管90か設けられるとともに、これら浴
槽等からの排水を処理する排水管91か取り付けられて
いる。
なお、洗濯機Mはランドリー室R1の間仕切壁の間の狭
い空間にセットされる構造上、第4図に示すように、洗
濯機Mの側面および底面を覆う大きさのネット95によ
り吊持されるようになっており、このネット95を利用
して洗濯機Mを底板23上に載置する構成となっている
さて、この浴室構造物11の周面を形成する壁部13に
ついて説明すると、この壁部13はたとえばタイルを貼
った複数の壁体13aを底板部12のフランジ部12a
上にねし止めすることにより構成されるもので、浴室R
3の窓54の部分には、サッノ付き窓が嵌め込まれるよ
うになっている。
一方、天井部14は、壁部13の上部開口を覆う如く壁
部13の上端に架は渡された複数の主天板14aと、脱
衣室R4の天井を形成する円板状の補助天板14bとを
主体として構成されており、また、この円板状の補助天
板14bには、照明器具等を臨ませるための開口部が設
けられるとともに補助天板14bの側面にはスピーカー
の音の出口となるスリット71aが形成されている。
なお、この浴室構造物11の壁部13および天井部14
としては、タイルを貼ったボードの他に、たとえば石こ
うボードの表面にエンホス加工の施されたステンレス鋼
製の金属箔が積層してなるボード等を用いても良く、こ
の場合には、石膏ボードに貼られた金属箔により、室内
の高級感を醸し出すことができる。
次ぎに、実施例にかかる浴室ユニットにおける洗濯機の
収納部構造の作用について説明する。
躯体lO内に浴室構造物11を組み付けた浴室ユニット
に洗濯機Mを取り付けるには、まず、脱衣室R,の底面
を形成する底板65を取り外し、ランドリー室R1の収
納部Smと脱衣室R4の底部空間とを連通した状態に保
持しておく。
次いで、洗濯機Mをネット95で保持したまま、第5図
に示すように、脱衣室R4の底部空間を介して洗濯機M
を降ろし、洗濯機Mを底板23上に載置する。そして、
脱衣室R4の底板65をセットすると、第3図および第
4図に示すように、洗濯機Mがランドリー室R1の収納
部Smに取り付けられた状態となる。
この取り付は作業は、脱衣室R4の底面を形成する底板
65を外し、ランドリー室R,の収納部Smの前面側を
広げた状態で洗濯機Mをネット95により吊持して据え
付ける単純作業であり、また、前記収納部Smは底板6
5を取り外すことによりその空間が広げられた状態とな
るから、収納部Smが脱衣室R4の底面よりも一段下げ
られた構造となっていても、洗濯機Mを容易にセットす
ることができ、現場での作業性を向上させることができ
る。
また、実施例ではランドリー室R,を中心に各種配管が
集約されているので、洗濯機Mの排水管や給水管への接
続作業が簡単に行えるといった長所もある。
さらに、実施例では、洗濯機Mを収納する収納部Smが
ランドリー室R0内において低い位置にセットされ、そ
の上部空間にテレビTの収納部20aを形成するような
構成となっているので、ランドリー室R3内のスペース
を有効利用することができ、テレビTを浴室側から比較
的見易い位置にセットしても、洗濯機Mの取り付は位置
が干渉するようなことがないといった利点を有する。
なお、実施例では、浴室ユニットの中心に浴室R3と洗
面室R2とを仕切るタワー15を設け、このタワー15
により各室を分離独立した構造としているから、浴室以
外への湯気等の影響を無くすことができ、また、従来と
は違ったレイアウト構成により、浴室を心身リラックス
の場として構成することかできるといった利点がある。
なお、前記実施例において示した各構成部材の諸形状や
寸法等は一例であって、テレビT等の種類や設計要求等
に基づき種々変形可能であることは言うまでもない。
口発明の効果」 以上説明したように本発明にかかる洗濯機の収納部構造
は、鉄骨もしくは平板状の木質パネルにより略箱型形状
に組まれた躯体と、この躯体の内側に組み込まれかつ底
板部、壁部、天井部をそれぞれFRP等の樹脂により成
形した浴室構造物とから構成され、かっ、前記浴室構造
物の内部に、ランドリー室を間に挾んでその左右にそれ
ぞれ洗面室と浴室が設けられる一方、ランドリー室には
浴室に臨ませるためのテレビの収納部と、洗濯機を収納
する収納部とか上下に位置して設けられ。
前記ランドリー室の前面には浴室の洗面室とを仕切ると
ともにランドリー室に連通ずる脱衣室を持った円筒型の
タワーが設けられ、かつ、このタワーの浴室および洗面
室への出入口には浴室および洗面室の出入口をそれぞれ
開閉するドアーがタワーの外形に沿って設けられた浴室
ユニットであって、前記洗濯機の収納部を、脱衣室の底
板よりも一段下げた位置に設け、さらに、脱衣室の底板
を浴室構造物の底板部に対して着脱自在としたから、次
のような優れた効果を奏する。
(a)  洗濯機の収納部を脱衣室の底板よりも一段下
げた位置に設けたので、洗濯機と、テレビの収納部とを
互いに干渉させることなく、ランドリー室の上下に配置
し得て、ランドリー室内の空間を有効利用することがで
き、これにより、テレビを浴室内で見5い位置に据え付
けることができる。
(b)  ランドリー室の前面に臨む脱衣室の底板を開
けることにより、ランドリー室の洗濯機収納部と脱衣室
底部との間を連通させて洗濯機の挿入空間を広げること
ができ、ランドリー室内Jこ洗濯機を容5に収めること
ができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本発明にかかる浴室ユニットに
おける洗濯機の収納部構造の一実施例を示すもので、第
1図はこの洗濯機の収納部構造を備えた浴室ユニットの
全体構造を示す概略斜視図、第2図はその平面図、第3
図は浴室ユニットの内部を示す断面図、第4図は洗濯機
収納部の要部を説明するために示した断面図、第5図は
洗濯機を設置する場合を示す断面図、第6図は洋式便器
を示す斜視図、第7図は換気装置の断面図、第8図は洗
面室に備えたコントロールユニットを示す側面図、第9
図は浴室側より見た浴室構造物内部の斜視図、第1O図
は脱衣室より浴室構造物内部を見た斜視図、第11図は
タワーに備えられるドアーの斜視図、第12図はこのド
アーをタワーにセットした状態を示す断面図、第13図
は底板部の接合状態を示す断面図、第14図は従来の浴
室ユニットを説明するために示した平面図である。 10・・・−・躯体、 10a・・・・・底部構造体、IOb・・・・柱体、1
0c・・・・・天板部構造体、10d・ ・・支持梁材
、S 3. S t・・・・梁材、S3−・・・・根太
材、11・・・・浴室構造物、12・・・・・底板部、
12a・・・・・フランジ部、12b・・・・・・立ち
上げ部、12c・・ 係止部、+2A・・・第1の底板
部、12B・・・・第2の底板部、13・−・・壁部、
14・・・天井部、15・・・・タワー16・・・・ド
アー 16a・・ ・レール16b  ・・転動輪、1
6c・・・ドアー本体、+6d・・・・・ブラシ部、1
6e・・ 取っ手、17・・・洋式便器、17a・・・
・・便座、17b・・・・・排水機構、18・・・・・
気泡式浴槽、18a・・・・給水設備、2o・・目収納
棚、20a・・・・・・テレビ収納部、2Qb・・・・
・タオル収納部、20c・・・・載!+1,20d・・
シールド、20e・・・覆い板、25・・・・・・カウ
ンター25a・・・・化粧パネル、25b・・・・・・
蓋体、26・・・・・・シンク、27・・・・・・換気
装置、30・・・・洗面シンク、30a・・・・カウン
ター40・・ コントロールユニット、 41・・・・・人感知センサー 42・・・天気表示部
、43・・・・時計、44・・・・コントロールパネル
、45・・・・・・スピーカー 46・・・・・心拍血
圧計、50・・・・・第1のカウンタ一部、51・・・
・・洗い項部、52・・・・・第2のカウンタ一部、5
3・・・ヘンナ、54 ・・窓、 55・・・・ノエットバスポンプ、 56・・・・カラン、57・・・・制御パネル、58・
・ボディシャワ−70・ 体重計、71−・ スピーカ
ー 72・・・照明器具、73・・・・ボディドライヤ
ー 74  換気扇、73a   吹き出し口、?4a
・・ 換気口、T・・・テレビ、W l、 W 、、 
W s 、 W 5・ 間仕切壁、5I11   収納
部、R3・ランドリー室、R,・・洗面室、R3・・・
・・浴室、R4・・脱衣室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鉄骨もしくは平板状の木質パネルにより略箱型形状に組
    まれた躯体(10)と、この躯体(10)の内側に組み
    込まれかつ底板部(12)、壁部(13)、天井部(1
    4)をそれぞれFRP等の樹脂により成形した浴室構造
    物(11)とから構成され、かつ、前記浴室構造物(1
    1)の内部には、ランドリー室(R_1)を間に挾んで
    その左右にそれぞれ洗面室(R_2)と浴室(R_3)
    が設けられ、一方、ランドリー室には浴室に臨ませるテ
    レビの収納部と、洗濯機を収納する収納部(Sm)とが
    それぞれランドリー室の上下に位置して設けられ、前記
    ランドリー室の前面には浴室と洗面室とを仕切るととも
    にランドリー室に連通する脱衣室(R_4)を持った円
    筒型のタワー(15)が設けられ、かつ、このタワーの
    浴室および洗面室への出入口には浴室および洗面室の出
    入口をそれぞれ開閉するドアー(16)がタワーの外形
    に沿って設けられてなる浴室ユニットであって、 前記洗濯機の収納部(Sm)は、脱衣室の底板よりも一
    段下げた位置に設けられており、さらに、脱衣室の底板
    (65)は浴室構造物の底板部に対して着脱自在とされ
    ていることを特徴とする浴室ユニットにおける洗濯機の
    収納部構造。
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