JPH04204893A - 低周波音吸音パネル - Google Patents

低周波音吸音パネル

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JPH04204893A
JPH04204893A JP2337848A JP33784890A JPH04204893A JP H04204893 A JPH04204893 A JP H04204893A JP 2337848 A JP2337848 A JP 2337848A JP 33784890 A JP33784890 A JP 33784890A JP H04204893 A JPH04204893 A JP H04204893A
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JP
Japan
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low
frequency sound
sound absorbing
nonwoven fabric
absorbing panel
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Yoshimasa Kondo
義正 近藤
Yukihiko Inoue
之彦 井上
Sumihiko Kurita
澄彦 栗田
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Koransha Co Ltd
Aoki Corp
Allm Inc
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Koransha Co Ltd
Aoki Corp
Allm Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、低周波音吸音パネルに関するものである。
さらに詳しくは、低周波音(125〜1000Hz)に
対して、顕著な吸音効果を有し、かつ、軽量でもある新
規な吸音パネルに関するものである。
(従来技術とその課題) 従来より、各種の吸音パネルが開発され、すでに実用化
されているものも少くない。たとえば各種の素材からな
る多孔質板が、あるいは弾性材等からなるパネルが使用
されてきてもいる。
そして、この発明者らによりすでに特許出願済みの発明
において、従来のグラスウール、アルミニウム発砲体等
の吸音材では難かしかった、低周波音の吸音に優れた吸
音パネルが提案されている。
この吸音パネルは、セラミック粒子を基材として成形し
た多孔質板を金属繊維不織布に積層一体化してなること
を特徴としており、その低周波における吸音効果には特
筆すべきものがあった。
しかしながら、これらの提案にもかかわらず、さらに高
性能の低周波音の吸音板に対するニーズは強く、この低
周波音の吸音性に優れたパネルの実現が強く望まれてい
た。
このため、この発明は、このような要請に答えるものと
してなされたものであり、従来提案の吸音パネルの緒特
性を低下させることなく、さらに低周波音の吸音性に優
れ、かつ、軽量で、施工性も良好な新しい吸音パネルを
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、中空お
よび/または多孔質セラミック粒子を分散硬化させた多
孔質板を金属繊維不織布に積層一体化してなることを特
徴とする低周波音吸音パネルを提供する。
この場合のセラミック粒子としては、着色あるいは無着
色のいずれのものであってもよい。多孔質のセラミック
粒子としては、一般的なセラミックス原料としての粘土
類や顔料と発泡性骨材(シラス、抗火石等)、または、
有機樹脂(PE、ポリスチレン等)チップ等と混練し、
焼成して得られたものを用いることができる。
また、中空のセラミック粒子としては、公知の方法とし
て、芯材溶融法や溶融吹付法等によって製造したものを
用いることができる。
溶融吹付法は、中空微小球体の原料素材を融解し、その
粘性と表面張力を利用して、空気ジェットによって空気
泡を内包させて球殻体を形成する方法である。また、芯
材溶融法は、小直径の球体または固体の芯材の周囲に、
中空小球体の材質を壁膜状に形成させ、融解または加熱
分解によって芯材を除いて中空小球体を形成する方法で
ある。
このいずれの方法によって製造した中空セラミック粒子
も、この発明において有効に使用することができる。
このような中空および/または多孔質な着色/無着色の
セラミック粒子の形状については、球状、板状、柱状、
その他不定形、あるいは表面凹凸を有するもの等任意と
することができる。粒径については、一般的には0.3
〜4.On+mの範囲のものを好ましく使用することが
できる。また、この範囲程度のものを全体の70%以上
含む場合には特に優れた吸音効果が得られる。
この中空および/または多孔質のセラミック粒子は、要
求性能、用途に応じて、厚さ3mmから30mm程度の
板状多孔質板に成形して、金属繊維不織布と一体化させ
るが、この板状多孔質板への成形方法としては、エポキ
シ樹脂、PMMA、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂等の有機バインダーおよび/または
アルカリシリケート、アルキルシリケート等の無機バイ
ンダーと重量比で、セラミック/バインダー=3/1−
12/lの割合で混合し、金属繊維不織布の上または下
で成形、個化させ、そのまま一体化させて多孔質板とす
ることができる。この場合、あらかじめ、中空および/
または多孔質なセラミック粒子をバインダーとともに板
状に成形し、個化させたものを接着剤にて金属繊維不織
布と接合してもよい。
他の方法としては、セラミック粒子を、生の状態(焼成
前)で加圧して、または有機、無機のバインダーにより
所定の形状に成形した後に、焼成し、セラミック粒子を
相互融着させ、セラミックの多孔質板を作成し、接着剤
にて金属繊維不織布と一体化させることもできる。
いずれの方法を採用するかについては、その用途によっ
て適時法めることができる。また、上記セラミックス粒
子を基材とする多孔質板の気孔率は、30〜70%程度
とするのが好ましい。この場合、気孔率の中には、粒子
内の気孔も当然含まれる。中空および/または多孔質の
セラミック粒子を使用した場合、特に気孔率が35〜5
5%になるように成形された多孔質板の吸音効果は著し
く向上する。
また、金属繊維不織布としては、アルミニウム、アルミ
ニウム合金、銅、チタン、ニッケル、コバルト、鉄等の
金属またはその合金による繊維不織布とすることができ
る。なかでも、その軽量性等の点からアルミニウムまた
はアルミニウム合金が特に好ましいものでもある。
以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発明の低周波音
吸音パネルについて説明する。
実施例 芯材溶融法で作成した粒径0.5〜3.0mm、見かけ
(絶乾時)比重1.3の中空セラミック粒子8重量部に
対して、ケイ酸ソーダ(水ガラス)に硬化剤を加えたも
のを1重量部の割合で混合し、型枠に投入して、厚さ7
 +nmの板状多孔質板に成形して硬化させた。硬化後
、エポキシ系接着剤にて、アルミニウム繊維不織布(厚
さ3 mrn、 3000g/ rr?)と接着、一体
化させた。
この吸音パネルの気孔率は、55%であった。
この低周波音パネルについて残響家法吸音率を測定した
結果を示したものが第1図のEである。
また比較例としてこの発明の発明者らがすでに提案した
吸音板(粒径0.5〜3.0咽セラミック粒子の層(厚
さt = 7 mm) )とアルミニウム繊維不織布(
厚さt = 3 mm、3000 g /ポ)とを積層
一体化したもの(A)、アルミニウム繊維不織布(1〜
3mm、3000 g /ポ)のみのパネル(B)、吸
音タイル(C)、およびガラスファイバー吸音材(D)
の場合についてもその吸音率を第1図に示した。
第1図からも明らかな通り、この発明の低周波音吸音パ
ネルは従来のものに比較して、低周波音について顕著な
吸音性能を示している。
(発明の効果) 以上、詳しく説明したように、この発明により低周波音
の吸音率が著しく高い吸音パネルを得ることができる。
また、耐熱性、耐候性、意匠性に加え、吸音パネルを軽
量化することができ、施工性をも著しく向上させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の吸音パネルの吸音性能を、比較例
とともに示した波長−吸音係数の相関図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空および/または多孔質セラミック粒子を分散
    硬化させた多孔質板を金属繊維不織布に積層一体化して
    なることを特徴とする低周波音吸音パネル。
  2. (2)セラミック粒子の粒径が0.3〜4.0mmであ
    るものが少なくとも70%多孔質板中に含まれているこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の低周波音吸音パネル
  3. (3)多孔質板の気孔率が30〜70%であることを特
    徴とする請求項(1)記載の低周波音吸音パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0911361A (ja) * 1995-07-03 1997-01-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 曲面状セラミックス吸音材及びその製造方法
EP0851402A2 (en) * 1996-12-26 1998-07-01 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. Light-weight ceramic acoustic absorber and method of manufacturing the same
JP2007186410A (ja) * 2005-12-16 2007-07-26 Mino Ceramic Co Ltd 通気性多孔質体及びガス浄化用カラム

Cited By (4)

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