JPH04204710A - 電子写真装置の光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、レーザ走査による光走査装置に係り、特にビ
ーム形状を変更可能なレーザプリンタ装置の光走査装置
に関する。

〔発明の背景〕

レーザビームを偏向走査し２、走査媒体上、に潜像を形
成し、現像後、記録媒体上に文字や画像の記録を行うレ
ーザプリンタにおいて、出方ドツト密度を変化させる手
段として、第５図に示すレーザビーム１の光路中に平行
平面板２を挿入し、感光ドラム５面上でのレーザビーム
形状を変化させる方式が提案されている。第６図に平行
平面板２の挿入による感光ドラム５面上でのレーザビー
ム１形状の変化を示す、平行平面板２がレーザビーム１
光路に挿入されない場合、レーザビーム１は図中の実線
のように進み、感光ドラム５面上に結像される。平行平
面板２がレーザビーム１光路に挿入された場合、レーザ
ビーム１は平行平面板２内を屈折して透過し、図中の破
線のように進み、感光ドラム５面上の結像位置が変化す
る。この結果、感光ドラム５面上でのレーザビーム］形
状が変化する。第５図において、レーザビーム１が回転
多面鏡７の回転に伴って、感光ドラム５面一１−を図中
矢印方向に走査される方向を走査方向といい、また、感
光ドラム５面上において、走査方向と直交する方向を副
走査方向と呼ぶ。

ところが、レーザビーム１光路に対し垂直であり且つ、
副走査方向に垂直なα軸、また、レーザビーム１光路に
対し垂直であり且つ、走査方向に垂直なβ軸のいずれか
の軸まわりに平行平面板２を回動させてレーザビーム１
光路への出し入れを行う場合、平行平面板２の回転角度
方向の固定精度に得難い問題点がある。例えば、第２図
に示すようにα軸まわりに平行平面板２を回動させる場
合、平行平面板２がレーザビーム１光路に対し垂直に固
定されないと、レーザビーム１の感光ドラム５面上にお
ける副走査方向の像点位置ずれが生じるという問題があ
る。また、例えば、第３図に示すようにβ軸まわりに平
行平面板２を回動させる場合、平行平面板２がレーザビ
ーム１光路に対し垂直に固定されないと、レーザビーム
１の走査方向の像点位置ずれを生じ、その量が多いと、
回転多面［７の面上でレーザビーム１の一部がけられ、
必要なレーザビーム１形状が確保できないという問題点
があった。このため、平行平面板２をレーザビーム１光
路に対し垂直になるよう固定させる固定部材の調整が必
要であった、 〔発明の目的〕 本発明の目的は、簡便な機構で平行平面板をレーザビー
ム光路中に５レーザビーム光路に対し略垂直な平面との
なす角度の誤差を最小限に抑えて出し入れすることで、
変更されるレーザビーム像点位置、及び形状の寸法精度
を向上させることである。

〔発明の概要〕

本発明は、平行平面板をレーザビーム光路に対し平行な
回転軸をもった回転部材によって、平行平面板をレーザ
ビーム光路に対し略垂直をなす平面内に出し入れするこ
とで、前記α軸、β軸まわりの平行平面板の固定精度へ
の影響を与えず、固定精度がラフでよいという点に着目
し、平行平面板をレーザビーム光路中にレーザビーム光
路に対し略垂直に出し入れする機構の形状を工夫したも
のである。

〔発明の実施例〕

第１図、第２図、第３図に示すように、駆動部材４の回
転軸はレーザビーム１光路に対し平行になるように設置
され、回転部材は駆動部材４の回転軸に軸と垂直になる
ように取付けられており、この回転部材３に平行平面板
２が駆動部材４の回転軸に対し略垂直に取付けられてい
る。

従って平行平面板２は駆動部材４の回転軸が回転するに
従い、レーザビーム１光路の略垂直面内を回転移動し、
レーザビーム１光路中に挿入され、感光ドラム５面上で
のレーザビーム１形状を変化せしめる作用をする。

また、第５図に示すように、駆動部材の回転軸がレーザ
ビーム光路に対し垂直に設置され、その回転軸にウオー
ムギアが取付けられている。一方、回転部材にはウオー
ムホイールが設けられ、その回転軸はレーザビーム光路
に対し平行で、ウオームギアとウオームホイールが噛み
あうように設置されている。また、平行平面板は回転部
材の回転軸に対し、垂直になるように回転部材に取付け
られている。

従って、駆動部材の回転軸が回転し、ウオームギア、ウ
オームホイールを介して平行平面板がレーザビーム光路
に略垂直な平面内を回転移動し、レーザビーム光路中に
出し入れされ、感光ドラム面上でのレーザビーム形状を
変化せしめる構造となっており、本発明と同様の効果が
得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、平行平面板をレーザビーム光路中に、
レーザビーム光路に対し略垂直な平面内に出し入れする
ための回転軸をレーザビーム光路に対し平行、つまり前
記α軸、β軸に対して直交するように設置し、α軸、β
軸まわりに平行平面板の固定精度に影響を与えず、上記
回転軸まわりの平行平面板の固定精度がラフでよいため
、平行平面板固定部材の位置調整の必要がなく、安価な
構造で、平行平面板のレーザビーム光路中の出し入れに
よって変更されるレーザビーム形状の寸法精度を高精度
に保つことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す６図は１動部材に回転
部材と平行平面板を取付けた斜視図、第２図は平行平面
板をレーザビーム光路に出し入れする原理図、第３図は
平行平面板をレーザビーム光路に出し入れする原理図２
、第４図は本発明の応用例であり、ウオームギア、ウオ
ームホイールにより平行平面板が回転移動する機構の斜
視図、第５図は従来技術の一実施例の構成を示す図、第
６図は平行平面板をレーザビーム光路中に挿入し、感光
ドラム面上でのレーザビーム形状を変化させる原理図で
ある。 図において、１はレーザビーム、２は平行平面板、３は
回転部材、４は１動部材、５は感光ドラム、６はＦθレ
ンズ、７は回転多面鏡、８はシリンドリカルレンズ、９
はコリメータレンズ、１０はレーザ光源、】１はウオー
ムホイール、１２はウオームギアを示す。 特許出願人の名称　日立工機株式会社 才１の

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光源からのビームを偏向走査する光偏向手段と、前記光
   偏向手段により偏向されたビームを走査媒体上に結像さ
   せるレンズ系を備え、収束又は発散ビームの光路中に透
   過平行平面板をビーム光路に対し略垂直に設置して走査
   媒体上でのビーム形状を変化させてなる光走査装置にお
   いて、 前記、透過平行平面板を上記、ビームの光路に対し略垂
   直な平面に平行に設け、前記平面内を移動し、ビーム光
   路中に出し入れさせるとともにビームの光路に対し平行
   な軸を回転軸として回転移動させることを特徴とする電
   子写真装置の光走査装置。