JPH0420437Y2 - - Google Patents

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JPH0420437Y2
JPH0420437Y2 JP1987114959U JP11495987U JPH0420437Y2 JP H0420437 Y2 JPH0420437 Y2 JP H0420437Y2 JP 1987114959 U JP1987114959 U JP 1987114959U JP 11495987 U JP11495987 U JP 11495987U JP H0420437 Y2 JPH0420437 Y2 JP H0420437Y2
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vibrating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ツボ等への保定を容易にする取付構
造を有する振動装置に係り、より詳細には、発振
体の振動部に剛体を配設してツボ等へ集中的に振
動を伝達させ、且つ、ツボ等への保定が容易な取
付構造を設けた振動装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
医学の分野において、生体に適度の刺激を加え
て、病気(例えば、肩こり、腰痛等)に対する抵
抗力(治癒力)を与える療法がある。これは、刺
激療法と称され、例えば、生体各所に存在する
“ツボ”等に、振動、押圧等の刺激を与えること
で、血行促進、疲労回復を促すものである。
上述したような刺激療法に使用される装置とし
ては、例えば“ツボ”あるいは患部近傍等に物理
的刺激を与える、いわゆるマツサージ器が広く知
られている。
しかしながら、前記マツサージ器は、“ツボ”
や患部及びその周辺の広い領域に対し物理的刺激
を与えるように構成されている。即ち、“ツボ”
あるいは患部に集中的に物理的刺激を与えるよう
には構成されていなかつた。
また、前記マツサージ器はコンパクトであると
はいえない上、高価であり、広く大衆に利用され
るには至つていない。
本考案は、このような問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、刺激
療法等に応用可能であるように、一箇所に集中し
て物理的刺激(振動)を与えることができ、コン
パクトであるとともに安価であり、使用時にツボ
等への保定を容易にした振動装置を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、平板状の
ピエゾ素子を配設したフレキシブル基板の裏面側
と前記ピエゾ素子を振動させる発振回路を配設し
たフレキシブル基板の裏面側とを互いに対向させ
るように配置させ、対向させた前記フレキシブル
基板の裏面間に前記発振回路の電源を介装し、前
記ピエゾ素子と前記発振回路及び前記電源の電気
的接続を前記フレキシブル基板上のパターン配線
と前記ピエゾ素子及び前記電源の電極を直接ボン
デイングすることで行い、前記ピエゾ素子の表面
の少なくとも一部に剛体を配設し、前記ピエゾ素
子の周縁にほぼ沿つて前記剛体を取り巻く支持部
材を配設し、前記ピエゾ素子と前記剛体及び前記
支持部材を対象物の面に向けて該対象物の保定す
ることを可能にした取付構造を具備することを特
徴とする振動装置を構成した。
〔実施例〕
以下、本考案の振動装置の一実施例について詳
細に説明する。
第2図は、本考案の一実施例である振動装置の
平面図であり、第3図は、第2図に示す振動装置
の背面図である。これらの図において、振動装置
1は、略中央部に円板状の振動体2が配置され、
該振動体2の上面を被い、その周縁から鍔状に延
び出る片面粘着テープ3を設けている。即ち、振
動装置1は、略中央部の振動体2の背面を対象物
の面に当てて、片面粘着テープ3で対象物に保定
することができる。
また、振動装置1の上面には振動体2の発振回
路(後述する)のオン/オフ制御を行うためのオ
ンスイツチ4及びオフスイツチ5が配置されてい
る。
そして、振動装置1の背面には、後述する薄い
円板状のピエゾ素子6が露出している。さらに、
このピエゾ素子6の表面にはリング型形状ゴムか
ら成る支持部材7が配設されるとともに、ピエゾ
素子6の略中央部には金属製半球8が接着されて
いる。この接着は各種合成樹脂系接着剤を用いて
行うことができる。
第1図は、前記振動装置1の概略断面構成図で
ある。この図において、振動装置1は、振動を発
生させる振動体2と、該振動体2を対象物の面、
例えば人の皮膚面に保定する部材となる片面粘着
テープ3とで形成してある。前記片面粘着テープ
3は、伸縮性のある材料で作製され、その片面に
は接着剤が展着されている。また、片面粘着テー
プ3の上面には、オンスイツチ4とオフスイツチ
5の所在を認識できるようにマーキングされてい
る。
一方、振動体2は、断面略中央部に平板状のリ
チウム電池9が配置され、該リチウム電池9の上
面及び下面を包囲して一面に導電パターンが形成
されたフレキシブル基板10を設けている。前記
リチウム電池9の上面側に位置するフレキシブル
基板10の上面の一方側(図面右側)には、前記
ピエゾ素子6を振動させる回路部11があり、他
方側(図面左側)には、導電ゴム12等が配置さ
れている。さらに、リチウム電池9の下面側には
前記ピエゾ素子6を設けてあり、該ピエゾ素子6
の周縁にほぼ沿つて前記金属製半球8を取り巻く
支持部材7が配置されている。また、前記ピエゾ
素子6の表面の略中央には、金属製半球8が固定
されている。
前記回路部11は、表面に導電パターンが形成
されたフレキシブル基板10上に構成され、導電
パターンにハンダによつて電気的に接続されてい
る。また、フレキシブル基板10はリチウム電池
9を挟み込むようにして構成されており、リチウ
ム電池9の一方の極と導電パターン、リチウム電
池9の他方の極と導電パターン間は各々導電パタ
ーン及びフレキシブル基板10に穿設された孔1
3,14に導電性接着剤等を注入することで電気
的に接続されている。
そして、フレキシブル基板10とピエゾ素子6
との電気的接続は、ピエゾ素子6の上面をフレキ
シブル基板10の下面に導電性接着剤等で接続す
ることにより、また、ピエゾ素子6の下面の一部
はフレキシブル基板10の導電部15上に形成さ
れた導電パターンにハンダ16等でボンデイング
することにより行える。
ところで、ピエゾ素子6は、CdS(硫化カドミ
ウム)、ZnO(硫化亜鉛)等から成り、所定のレベ
ルがピエゾ素子6の両面に印加された場合に、そ
のレベルで振動を発生する素子である。
また、前記リング型形状のゴム等から成る支持
部材7は、前述した如く接着剤で固定され、該支
持部材7は、金属製半球8の頂点が対象物の面に
当接するように配置されたものである。そして、
前記ピエゾ素子6からの振動は、前記金属製半球
によつて所定部位に集中的に伝達される。
他方、フレキシブル基板10の上面の図面左側
にも、導電パターンが形成されており、この領域
上には、導電ゴム12が配置されている。この導
電ゴム12の表面のフレキシブル基板10との接
触面には、不図示の絶縁性のスポンジより構成さ
れる多数の突起が配設されており、通常は導電ゴ
ム12とフレキシブル基板10の上面の前記領域
の導電パターンは絶縁されている。しかし、回路
部11、導電ゴム12上を覆つて貼着されたアル
ミ製の薄板17を介して導電ゴム12を押下する
と、上述の突起が収縮し、導電ゴム12を介して
フレキシブル基板10の上面における前記領域上
の導電パターンによる所定回路が動作するよう電
気的に接続される構成である。この構成は、上述
したオンスイツチ4、オフスイツチ5の構成であ
る。
第4図及び第5図は本実施例の組立工程を説明
するための図である。これらの図において、10
はフレキシブル基板であり、表面には導電パター
ン(不図示)が形成されている。この導電パター
ンが形成されたフレキシブル基板10の図面右側
の部分にピエゾ素子6を搭載する。またフレキシ
ブル基板10の図面左側の部分には回路部11を
ハンダ等にてボンデイングする。この結果、フレ
キシブル基板10に発振回路18が搭載される。
次に、フレキシブル基板10上のピエゾ素子6
及び回路部11の搭載されている面とは反対面
(裏面)を内側にして二つ折りにすることによつ
て、その間にリチウム電池9を挟み込む。さら
に、フレキシブル基板10とリチウム電池9の両
電極と当接する部分を接着剤により固定する。そ
して、リチウム電池9の各電極(表面及び裏面)
とフレキシブル基板10上の導電パターンの必要
な箇所にハンダ等を注入してボンデイングし、回
路部11とリチウム電池9とを電気的に接続す
る。さらに、ピエゾ素子6をフレキシブル基板1
0上の導電パターンと電気的に接続する。この接
続はフレキシブル基板10の一部である導電部1
5をピエゾ素子側に折り返して導電部15に形成
された導電パターンとピエゾ素子をハンダ等でボ
ンデイングすることにより終了する。
さらに、ピエゾ素子6の露出する面の略中央部
に金属製半球8を接着剤で固定し、該金属製半球
8を取り巻くように、リング型形状の支持部材7
を接着剤で固着する。
その後、導電ゴム12をフレキシブル基板10
上面の回路部11が形成されていない領域に重
ね、それを、上からアルミ製の薄板17で被う。
そして、この薄板17の上から、該薄板17より
も比較的面積の大きい、伸縮性のある片面粘着テ
ープ3を貼着する。さらに、片面粘着テープ3の
前記導電ゴム12が対向する部位にオンスイツチ
4、オフスイツチ5のマーキングを行う。
以上の工程により、本実施例の振動装置1を製
造することができる。
第6図は本実施例に適用可能な発振回路18の
一例を示す回路構成図である。この図において、
発振回路18は、スイツチング部21、増幅部2
2、及び発振部23から成る。スイツチング部2
1は、主にRSフリツプフロツプ24と、アース
接点Aから成り、RSフリツプフロツプ24の電
圧の印加されたS端子及びR端子の片方を選択し
て前記アース接点Aと導通することでスイツチン
グが行える。例えば、S端子とアース接点Aとを
導通することでRSフリツプフロツプ24は“L”
レベルを出力する。また、R端子とアース接点A
とを導通することでRSフリツプフロツプ24は
“H”レベルを出力する。このように出力された
“L”あるいは“H”のレベルはスイツチング部
21より増幅部22へ出力される。
次に、スイツチング部21からの出力は増幅部
22に入力するが、この際、ナンドゲート25に
よつて、レベルが“H”か“L”かの確認を行い
この入力が“H”レベルのときだけPNP型トラ
ンジスタ26のベースに“H”レベルの電位を付
与し、それが増幅された後、発振部23へ入力す
る。
更に、増幅部22からの出力は、発振部23の
ナンドゲート27の一方の端子に入力し、“H”
レベルが増幅されている時だけ、ナンドゲート2
7の出力はピエゾ素子6を所定の振動数で振動さ
せるように作用する。
なお、本実施例では、第6図のような回路構成
の発振回路18について説明を行つたが、これに
限定されない。
また、本実施例においては、支持部材7として
リング型形状ゴムについて説明を行つたがこれに
限定されることなく、例えば、第7図に示すよう
に支持部材7を、複数の突起より成る弾性部材に
よつて構成してもよい。
さらに、本実施例においては、ピエゾ素子6か
らの振動を伝達させるための部材として、金属製
半球8について説明を行つたが、これに限定され
ることなく、対象物に対する当接面に対して凸部
を有して剛体であればよい。
また、本実施例においては、振動体2の取付構
造として、片面粘着テープについて説明を行つた
がこれに限定されることなく例えばバンド等の他
の取付構造を応用してもよい。
そして、本実施例の振動装置1に使用されるス
イツチング機構については、オンスイツチ4、オ
フスイツチ5のようなものに限定されず、数々の
公知のスイツチ機構が本考案に適用され得るもの
であることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように本考案によれば、
発振体に剛体を配設して振動体を構成し、該振動
体に取付構造を設けるようにしたので、ツボ等へ
の振動装置の保定が簡単になるとともに、ツボ等
の要所に集中して振動を与えることができる振動
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である振動装置の
概略断面構成図、第2図は、本考案の一実施例で
ある振動装置の平面図、第3図は、第2図に示す
振動装置の背面図、第4図及び第5図は、本実施
例の組立工程を説明するための図、第6図は、本
実施例に適用可能な発振回路の一例の回路構成
図、第7図は、本考案の振動装置に適用多能な他
の一例を示す支持部材の形状の説明図である。 1……振動装置、2……振動体、3……片面粘
着テープ、4……オンスイツチ、5……オフスイ
ツチ、6……ピエゾ素子、7……支持部材、8…
…金属製半球、9……リチウム電池、10……フ
レキシブル基板、11……回路部、12……導電
ゴム、13,14……孔、15……導電部、16
……ハンダ、17……薄板、18……発振回路、
21……スイツチング部、22……増幅部、23
……発振部、24……RSフリツプフロツプ、2
5……ナンドゲート、26……PNP型トランジ
スタ、27……ナンドゲート、A……アース接
点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平板状のピエゾ素子を配設したフレキシブル
    基板の裏面側と前記ピエゾ素子を振動させる発
    振回路を配設したフレキシブル基板の裏面側と
    を互いに対向させるように配置させ、対向させ
    た前記フレキシブル基板の裏面間に前記発振回
    路の電源を介装し、前記ピエゾ素子と前記発振
    回路及び前記電源の電気的接続を前記フレキシ
    ブル基板上のパターン配線と前記ピエゾ素子及
    び前記電源の電極を直接ボンデイングすること
    で行い、前記ピエゾ素子の表面の少なくとも一
    部に剛体を配設し、前記ピエゾ素子の周縁にほ
    ぼ沿つて前記剛体を取り巻く支持部材を配設
    し、前記ピエゾ素子と前記剛体及び前記支持部
    材を対象物の面に向けて該対象物に保定するこ
    とを可能にした取付構造を具備する振動装置。 (2)前記取付構造は、片面粘着テープであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の振動装置。 (3) 前記支持部材は、リング型形状ゴムであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    乃至第2項のいずれかに記載の振動装置。
JP1987114959U 1987-07-25 1987-07-25 Expired JPH0420437Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152456A (ja) * 1985-12-26 1987-07-07 アロカ株式会社 超音波刺激用プロ−ブ

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