JP2580202Y2 - 低周波治療器 - Google Patents
低周波治療器Info
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- JP2580202Y2 JP2580202Y2 JP4893793U JP4893793U JP2580202Y2 JP 2580202 Y2 JP2580202 Y2 JP 2580202Y2 JP 4893793 U JP4893793 U JP 4893793U JP 4893793 U JP4893793 U JP 4893793U JP 2580202 Y2 JP2580202 Y2 JP 2580202Y2
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- Japan
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- electrode
- adhesive pad
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、低周波パルス電流が流
れる電極部を治療所望部位に当てて治療を行なう低周波
治療器に関する。
れる電極部を治療所望部位に当てて治療を行なう低周波
治療器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の低周波治療器は、低周波パルス電
流を発生させるパルス電流発生部と、治療所望部位に当
てられてパルス電流発生部にて発生した低周波パルス電
流を人体に流す電極部とを有したものがある。そして、
この電極部は、パルス電流発生部からの電流が流れる一
対の電極ピン及び電極ピンと導通するカーボン印刷部を
有する通電性の一対の電極シートとを有するものであ
る。なお、電極ピンは、電極シートをかしめて保持する
ようになっており、このため電極部の底面から突出した
状態となっている。
流を発生させるパルス電流発生部と、治療所望部位に当
てられてパルス電流発生部にて発生した低周波パルス電
流を人体に流す電極部とを有したものがある。そして、
この電極部は、パルス電流発生部からの電流が流れる一
対の電極ピン及び電極ピンと導通するカーボン印刷部を
有する通電性の一対の電極シートとを有するものであ
る。なお、電極ピンは、電極シートをかしめて保持する
ようになっており、このため電極部の底面から突出した
状態となっている。
【０００３】ところで、このような低周波治療器では、
例えば実公平４−３６８３９号公報等に示されるものの
ように、本体が治療所望部位からずれないように両面貼
り付け可能であると共に通電性を有した粘着パットを電
極シートに貼付けるようにしている。なお、この粘着パ
ットを貼付けることにより電極部の底面から突出した電
極ピンは、直接肌に触れることがないようになってい
る。
例えば実公平４−３６８３９号公報等に示されるものの
ように、本体が治療所望部位からずれないように両面貼
り付け可能であると共に通電性を有した粘着パットを電
極シートに貼付けるようにしている。なお、この粘着パ
ットを貼付けることにより電極部の底面から突出した電
極ピンは、直接肌に触れることがないようになってい
る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の低周波治療器においては、長い間使用すると、粘
着パットが劣化し、これにより電極ピンが肌に当るよう
になって治療時にピリピリして治療時に不快な思いをす
るという問題点があった。また、このように劣化した粘
着パットを交換する際、長い間使用したため、粘着パッ
トが電極シートに密着してしまい剥がしずらくなるとい
う問題点もあった。
従来の低周波治療器においては、長い間使用すると、粘
着パットが劣化し、これにより電極ピンが肌に当るよう
になって治療時にピリピリして治療時に不快な思いをす
るという問題点があった。また、このように劣化した粘
着パットを交換する際、長い間使用したため、粘着パッ
トが電極シートに密着してしまい剥がしずらくなるとい
う問題点もあった。
【０００５】そこで、本考案はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、粘着パットが劣化して
も電極ピンが肌に当ることなく、また交換も容易な低周
波治療器を提供することを目的とするものである。
するためになされたものであり、粘着パットが劣化して
も電極ピンが肌に当ることなく、また交換も容易な低周
波治療器を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体内部に配
設され、低周波パルス電流を発生させるパルス電流発生
部と、前記パルス電流発生部からの電流が流れる一対の
電極ピン及び前記電極ピンと導通するカーボン印刷部を
有する通電性の一対の電極シートとを前記本体底面に設
けて形成した電極部と、前記電極ピンを覆う非通電性の
電極保護シールと、両面貼り付け可能であり、一面を前
記電極シートに貼付けると共に他面を治療所望部位に貼
付けて前記本体を保持する通電性の粘着パットとを備
え、前記粘着パットは、その一部が前記電極保護シール
にかかるように貼付けられているものである。
設され、低周波パルス電流を発生させるパルス電流発生
部と、前記パルス電流発生部からの電流が流れる一対の
電極ピン及び前記電極ピンと導通するカーボン印刷部を
有する通電性の一対の電極シートとを前記本体底面に設
けて形成した電極部と、前記電極ピンを覆う非通電性の
電極保護シールと、両面貼り付け可能であり、一面を前
記電極シートに貼付けると共に他面を治療所望部位に貼
付けて前記本体を保持する通電性の粘着パットとを備
え、前記粘着パットは、その一部が前記電極保護シール
にかかるように貼付けられているものである。
【０００７】また本考案は、前記粘着パットが貼付けら
れる前記電極保護シールの端部には剥離処理が施されて
いるものである。
れる前記電極保護シールの端部には剥離処理が施されて
いるものである。
【０００８】
【作用】本体底面に、本体内部に配設されたパルス電流
発生部からの電流が流れる一対の電極ピン及び電極ピン
と導通するカーボン印刷部を有する通電性の一対の電極
シートとを設けて電極部を形成することができる。そし
て、電極ピンを非通電性の電極保護シールにて覆うこと
により、肌に電極ピンが触れないようにすることができ
る。
発生部からの電流が流れる一対の電極ピン及び電極ピン
と導通するカーボン印刷部を有する通電性の一対の電極
シートとを設けて電極部を形成することができる。そし
て、電極ピンを非通電性の電極保護シールにて覆うこと
により、肌に電極ピンが触れないようにすることができ
る。
【０００９】また、両面貼り付け可能であり、一面を電
極シートに貼付けると共に他面を治療所望部位に貼付け
て本体を保持する通電性の粘着パットを、その一部が電
極保護シールにかかるように貼付ける。さらに、粘着パ
ットが貼付けられる電極保護シールの端部に剥離処理を
施すことにより、粘着パットを簡単に剥がすことができ
る。
極シートに貼付けると共に他面を治療所望部位に貼付け
て本体を保持する通電性の粘着パットを、その一部が電
極保護シールにかかるように貼付ける。さらに、粘着パ
ットが貼付けられる電極保護シールの端部に剥離処理を
施すことにより、粘着パットを簡単に剥がすことができ
る。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１１】図１は本考案の一実施例に係る低周波治療
器の側面断面図、図２はその底面図、図３はその平面図
である。なお、図２は粘着パットが貼付けられていない
状態を示している。
器の側面断面図、図２はその底面図、図３はその平面図
である。なお、図２は粘着パットが貼付けられていない
状態を示している。
【００１２】図１，２，３において、１は低周波治療器
本体（以下本体という）であり、２は上部本体ケース、
３は下部本体ケースである。そして、本体１の内部に
は、図示しないパルス電流発生部を有する基板４が配設
されており、この基板４には電極リード５が接触してい
る。なお、この２つのケース２，３は、図示しないネジ
で固定されている。
本体（以下本体という）であり、２は上部本体ケース、
３は下部本体ケースである。そして、本体１の内部に
は、図示しないパルス電流発生部を有する基板４が配設
されており、この基板４には電極リード５が接触してい
る。なお、この２つのケース２，３は、図示しないネジ
で固定されている。
【００１３】一方、下部本体ケース３の底面には、図示
しないカーボン印刷部を有する一対の電極シート６が配
されている。そして、この電極シート６及び電極リード
５は一対の通電性の電極ピン７によりそれぞれかしめら
れており、これらの電極シート６及び電極ピン７により
電極部１Ａが形成されるようになっている。なお、電極
シート６は、可撓性を有すると共に電極ピン７のみにて
保持されており、これにより治療所望部位に密着して動
くことができるようになっている。
しないカーボン印刷部を有する一対の電極シート６が配
されている。そして、この電極シート６及び電極リード
５は一対の通電性の電極ピン７によりそれぞれかしめら
れており、これらの電極シート６及び電極ピン７により
電極部１Ａが形成されるようになっている。なお、電極
シート６は、可撓性を有すると共に電極ピン７のみにて
保持されており、これにより治療所望部位に密着して動
くことができるようになっている。
【００１４】ここで、この電極部１Ａは、パルス電流発
生部にて生じた低周波パルス電流を一方の電極リード
５、電極ピン７及び電極シート６を経て人体に流し、ま
た人体を通って他の電極シート６、電極ピン７及び電極
リード５を経て基板４に戻すようになっている。そし
て、このように低周波パルス電流を治療所望部位に流す
ことにより、低周波治療を行なうことができるようにな
っている。
生部にて生じた低周波パルス電流を一方の電極リード
５、電極ピン７及び電極シート６を経て人体に流し、ま
た人体を通って他の電極シート６、電極ピン７及び電極
リード５を経て基板４に戻すようになっている。そし
て、このように低周波パルス電流を治療所望部位に流す
ことにより、低周波治療を行なうことができるようにな
っている。
【００１５】なお、図１，２，３において、８は電池、
９は横方向にスライドする電池カバー、１０は銘板、１
１はＯＮ／強スイッチ、１２はＯＦＦ／弱スイッチであ
る。
９は横方向にスライドする電池カバー、１０は銘板、１
１はＯＮ／強スイッチ、１２はＯＦＦ／弱スイッチであ
る。
【００１６】ところで、下部本体ケース３の底面には、
図４に示すように電極ピン７を覆うように絶縁体にて形
成された非通電性の電極保護シール１３が貼付けられて
おり、これにより電極ピン７が直接肌に触れることがな
いようになっている。
図４に示すように電極ピン７を覆うように絶縁体にて形
成された非通電性の電極保護シール１３が貼付けられて
おり、これにより電極ピン７が直接肌に触れることがな
いようになっている。
【００１７】また、下部本体ケース３の底面には、両面
貼付け可能であり、一面を電極シート６に貼付けると共
に他面を治療所望部位に貼付けて本体１を保持する通電
性の粘着パットの一部が電極保護シール１３の端部にか
かるように貼付けられるようになっている。なお、この
電極保護シール１３の端部には、剥離剤１５を塗布する
という剥離処理が施されており、この剥離処理により粘
性パット１４の端部は、指等により簡単にめくることが
できるようになっている。
貼付け可能であり、一面を電極シート６に貼付けると共
に他面を治療所望部位に貼付けて本体１を保持する通電
性の粘着パットの一部が電極保護シール１３の端部にか
かるように貼付けられるようになっている。なお、この
電極保護シール１３の端部には、剥離剤１５を塗布する
という剥離処理が施されており、この剥離処理により粘
性パット１４の端部は、指等により簡単にめくることが
できるようになっている。
【００１８】そして、このように構成された低周波治療
器において、粘性パット１４の劣化等の理由で粘性パッ
ト１４を交換する必要がある場合には、図５に示すよう
に電極保護シール１３の端部にかかっている粘性パット
１４の端部１４ａを指等でめくって電極保護シール１３
の端部から引き剥し、この箇所を持って粘性パット１４
を引き剥がせば簡単に粘性パット１４を交換することが
できる。
器において、粘性パット１４の劣化等の理由で粘性パッ
ト１４を交換する必要がある場合には、図５に示すよう
に電極保護シール１３の端部にかかっている粘性パット
１４の端部１４ａを指等でめくって電極保護シール１３
の端部から引き剥し、この箇所を持って粘性パット１４
を引き剥がせば簡単に粘性パット１４を交換することが
できる。
【００１９】このように、粘性パット１４の一部を電極
保護シール１３にかかるように貼付けることにより、粘
性パット１４の端部を簡単に引き剥すことができる。ま
た、電極ピン７に電極保護シール１３を貼付けることに
より、粘性パット１４が劣化した場合でも電極ピン７が
直接肌に触れがないようすることができる。
保護シール１３にかかるように貼付けることにより、粘
性パット１４の端部を簡単に引き剥すことができる。ま
た、電極ピン７に電極保護シール１３を貼付けることに
より、粘性パット１４が劣化した場合でも電極ピン７が
直接肌に触れがないようすることができる。
【００２０】なお、本実施例においては、同図に示すよ
うに電極シート６には電池カバー９のスライド操作を可
能とする切欠き６ａが、その対向して形成されており、
これにより組立ての際、電極シート６をどちら向きでも
かしめることができ作業性を向上させることができるよ
うにしている。
うに電極シート６には電池カバー９のスライド操作を可
能とする切欠き６ａが、その対向して形成されており、
これにより組立ての際、電極シート６をどちら向きでも
かしめることができ作業性を向上させることができるよ
うにしている。
【００２１】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、電極ピン
を非通電性の電極保護シールにて覆うことにより、粘着
パットが劣化した場合でも肌に電極ピンが触れないよう
にすることができ、治療時の不快な思いをなくすことが
できる。また、粘着パットを、その一部が剥離処理を施
した電極保護シールの端部にかかるように貼付けること
により、粘着パットを簡単に剥がして交換することがで
きる。
を非通電性の電極保護シールにて覆うことにより、粘着
パットが劣化した場合でも肌に電極ピンが触れないよう
にすることができ、治療時の不快な思いをなくすことが
できる。また、粘着パットを、その一部が剥離処理を施
した電極保護シールの端部にかかるように貼付けること
により、粘着パットを簡単に剥がして交換することがで
きる。
【図１】本考案の一実施例に係る低周波治療器の側面断
面図。
面図。
【図２】上記低周波治療器の粘着パットが貼付けられて
いない状態を示す底面図。
いない状態を示す底面図。
【図３】上記低周波治療器の平面図。
【図４】上記低周波治療器の要部側面断面図。
【図５】上記低周波治療器の粘着パットが貼付けられて
いる状態を示す底面図。
いる状態を示す底面図。
１ 低周波治療器本体 ６ 電極シート ７ 電極ピン １３ 電極保護シール １４ 粘性パット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61N 1/32
Claims (2)
- 【請求項１】 本体内部に配設され、低周波パルス電流
を発生させるパルス電流発生部と、 前記パルス電流発生部からの電流が流れる一対の電極ピ
ン及び前記電極ピンと導通するカーボン印刷部を有する
通電性の一対の電極シートとを前記本体底面に設けて形
成した電極部と、 前記電極ピンを覆う非通電性の電極保護シールと、 両面貼付け可能であり、一面を前記電極シートに貼付け
ると共に他面を治療所望部位に貼付けて前記本体を保持
する通電性の粘着パットとを備え、 前記粘着パットは、その一部が前記電極保護シールにか
かるように貼付けられていることを特徴とする低周波治
療器。 - 【請求項２】 前記粘着パットが貼付けられる前記電極
保護シールの端部には剥離処理が施されていることを特
徴とする請求項１記載の低周波治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4893793U JP2580202Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4893793U JP2580202Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 低周波治療器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715053U JPH0715053U (ja) | 1995-03-14 |
| JP2580202Y2 true JP2580202Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12817185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4893793U Expired - Fee Related JP2580202Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 低周波治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580202Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP4893793U patent/JP2580202Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715053U (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |