JPH0420410Y2 - - Google Patents

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JPH0420410Y2
JPH0420410Y2 JP5248088U JP5248088U JPH0420410Y2 JP H0420410 Y2 JPH0420410 Y2 JP H0420410Y2 JP 5248088 U JP5248088 U JP 5248088U JP 5248088 U JP5248088 U JP 5248088U JP H0420410 Y2 JPH0420410 Y2 JP H0420410Y2
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JP
Japan
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cord
ring
casing
main body
motor
Prior art date
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JP5248088U
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JPH01155416U (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、歯科切削用、外科手術用等に用いる
医療用切削装置の本体で有つて、滅菌効果の高い
高圧蒸気滅菌処理を可能にしようとするものであ
る。
従来の技術 従来歯科用ハンドピース、外科用切削具等の患
部と直接接触する部分に付いては、滅菌効果の高
い高圧蒸気滅菌処理を行つているが、マイクロモ
ーターを組み込んだ装置本体部分に付いては、水
分を嫌う電気部品の存在により、高圧蒸気滅菌処
理を行うことが出来ず、アルコールで表面を拭く
とか、滅菌したプラスチツクの袋を表面に被せて
使用する等の方法が取られている。しかしなが
ら、前者に有つては滅菌処理が不十分で細菌感染
の虞れが有り、また後者にあつては操作性が著し
く悪くなり、十分な治療効果を上げられないもの
となつていた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、医療用切削装置の本体に於いて
滅菌効果の高い高圧蒸気滅菌処理を直接行えるよ
うにし、滅菌したプラスチツクの袋で装置本体を
被覆して、装置本体表面の細菌が使用者、患者等
に付着するのを防止するような、操作性の悪い欠
点を除去し、安全な治療を操作性を阻害する事な
く可能にしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
マイクロモーターを収納したケーシングのモータ
ーコード引込部に、コードホルダーを固定し、こ
のコードホルダーとモーターコード間に耐熱性の
弾性材から成るコードブツシを介装し、このコー
ドブツシユとコードホルダーの一部に、クランプ
ブツシを介装するとともに外部と連通し得るケー
シングの各部に、オーリングを介装し、このケー
シングの切削部材取付側にオーリングを介して装
着したフロントモーターケースの挿入開口に、液
密性を保持し得るようオーリングを介して、密閉
栓を抜き取り可能に装着して成るものである。
また切削部材は、歯科切削用ハンドピースを用
いる場合特に有効である。
またオーリング、コードブツシユは、シリコン
ゴムで形成するのが好ましいものである。
作 用 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、医療用切削装置の本体を高圧滅菌処理する場
合に、高圧蒸気はコードブツシユ、クランプブツ
シユ、オーリング、密閉栓等によつて本体のケー
シング内に侵入する事が無いため、マイクロモー
ター等の内部機構を損なう事なく外表面の確実な
滅菌を可能にする。またハンドピース等の切削工
具を装置本体に設置するには、フロントモーター
ケースの挿入開口から密閉栓を取り除き、ここに
同じく滅菌処理を施した切削工具を接続すれば良
い。
実施例 以下本考案の一実施例を説明すれば、1はケー
シングで、内部に収納したマイクロモーター2の
モーターコード3引込部に、コードホルダー4を
固定し、このコードホルダー4とモーターコード
3間に、シリコンゴム等の耐熱性の弾性材から成
るコードブツシユ5を介装し、このコードブツシ
ユ5とコートーホルダー4の間の一部に、クラン
プブツシユ6を介装している。またケーシング1
を構成する各部材の接続部のごとく、ケーシング
1の外部と内部とを連通し得る各部に、オーリン
グ7を介装する。また、このケーシング1の、歯
科切削用ハンドピースのごとき切削部材の取付側
に、オーリング8を介して装着したフロントモー
ターケース10の挿入開口11に、液密性を保持
し得るようオーリング12を介して、密閉栓13
を抜き取り可能に挿入装着している。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、医療用切削装置の本体を高圧滅菌処理する場
合に、高圧蒸気はコードブツシユ、クランプブツ
シユ、オーリング、密閉栓等によつて気密性の保
たれた本体のケーシング内に侵入する事が無いた
め、マイクロモーター等の内部機構を損なう事な
く、外表面の確実な滅菌を可能にする。従つて、
医療用切削装置の本体に於いて滅菌効果の高い高
圧蒸気滅菌処理を直接行う事ができ、滅菌したプ
ラスチツクの袋で装置本体を被覆して、装置本体
表面の細菌が使用者、患者等に付着するのを防止
するような、操作性の悪い欠点を除去し、安全な
治療を操作性を阻害する事なく可能にするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……ケーシング、2……マイクロモーター、
3……モーターコード、4……コードホルダー、
5……コードブツシユ、6……クランプブツシ
ユ、7,8,12……オーリング、10……フロ
ントモーターケース、11……挿入開口、13…
…密閉栓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マイクロモーターを収納したケーシングのモ
    ーターコード引込部に、コードホルダーを固定
    し、このコードホルダーとモーターコード間に
    耐熱性の弾性材から成るコードブツシユを介装
    し、このコードブツシユとコードホルダーの一
    部に、クランプブツシを介装するとともに外部
    と連通し得るケーシングの各部に、オーリング
    を介装し、このケーシングの切削部材取付側に
    オーリングを介して装着したフロントモーター
    ケースの挿入開口に、液密性を保持し得るよう
    オーリングを介して、密閉栓を抜き取り可能に
    装着したものであることを特徴とする医療用切
    削装置の本体。 (2) 切削部材は、歯科切削用ハンドピースである
    ことを特徴とする請求項1記載の医療用切削装
    置の本体。 (3) オーリング、コードブツシユは、シリコンゴ
    ムで形成したことを特徴とする請求項1記載の
    医療用切削装置の本体。
JP5248088U 1988-04-19 1988-04-19 Expired JPH0420410Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5248088U JPH0420410Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

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JP5248088U JPH0420410Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155416U JPH01155416U (ja) 1989-10-25
JPH0420410Y2 true JPH0420410Y2 (ja) 1992-05-11

Family

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JPH01155416U (ja) 1989-10-25

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