JPH04203966A - 簡易採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法 - Google Patents
簡易採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法Info
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- JPH04203966A JPH04203966A JP33492790A JP33492790A JPH04203966A JP H04203966 A JPH04203966 A JP H04203966A JP 33492790 A JP33492790 A JP 33492790A JP 33492790 A JP33492790 A JP 33492790A JP H04203966 A JPH04203966 A JP H04203966A
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用
いる検査方法に係り、その目的は素人が簡易に清潔に確
実に且つ迅速に便潜血の検査を行える採便器兼用便潜血
検査具及び検査方法の提供にある。
いる検査方法に係り、その目的は素人が簡易に清潔に確
実に且つ迅速に便潜血の検査を行える採便器兼用便潜血
検査具及び検査方法の提供にある。
(従来技術及びその欠点)
一般に大腸ガン、胃ガン等の妙所では、患者の便中の潜
血の有無が有力な判断のひとつとなっている。 患者の
便中の潜血を検査する方法としては、いくつかの検査手
段が知られている。 これら便潜血の検査手段の内汎用
されているものの一つに、第5図及び第6図に示す如き
、硬質紙製の収納容器(21)を使用し、この容器(2
I)と一体化されたヘラ(22)を切り離し、このヘラ
(22)°で容器(21)の収納凹所(23)、(24
)に排便をこすりつけ、蓋(25)をして、収納袋(2
6)に収納する検査方法がある。 或いは、他の検査用
具、方法としては、第7図、第8図に示す如き検査用具
、方法が存在する。 即ち、採便棒付き上蓋(27)と
滴下ノズル兼用下蓋(28)とを合わせ持つ合成樹脂製
の収納容器(27a )を使用し、この採便棒付き上蓋
(27)を使用し、排便(29)の5.6箇所から便を
採便棒付き上蓋(27)で付き刺して採取し、容器(2
7a )内の液体(30)に便を熔解する。
血の有無が有力な判断のひとつとなっている。 患者の
便中の潜血を検査する方法としては、いくつかの検査手
段が知られている。 これら便潜血の検査手段の内汎用
されているものの一つに、第5図及び第6図に示す如き
、硬質紙製の収納容器(21)を使用し、この容器(2
I)と一体化されたヘラ(22)を切り離し、このヘラ
(22)°で容器(21)の収納凹所(23)、(24
)に排便をこすりつけ、蓋(25)をして、収納袋(2
6)に収納する検査方法がある。 或いは、他の検査用
具、方法としては、第7図、第8図に示す如き検査用具
、方法が存在する。 即ち、採便棒付き上蓋(27)と
滴下ノズル兼用下蓋(28)とを合わせ持つ合成樹脂製
の収納容器(27a )を使用し、この採便棒付き上蓋
(27)を使用し、排便(29)の5.6箇所から便を
採便棒付き上蓋(27)で付き刺して採取し、容器(2
7a )内の液体(30)に便を熔解する。
この便が溶解した液体(30)を、孔(31)をピン(
32)で開けた滴下ノズル兼用下蓋(28)から滴出し
て、検査に供する。 これら検体は病院、検査所等にお
いて、グアヤツク反応、オルトトリジン反応等の触媒、
発色反応、又は免疫学的検出原理に基づく検出方法によ
り潜血を測定されている。 オルトトリジン反応はグア
ヤツク反応に比べて感度が高く、患者が食事で肉や魚或
いは大根、ワサビ、バナナ等の緑黄色野菜を摂取しても
、これらの残滓が便に混ざり発色反応を呈するため、感
度の高いオルトトリジン反応と感度の低いグアヤツク反
応を併用して両方法で二重に検査され、疑反応を確認さ
れていた。 また、免疫学的検出原理に基づく方法は、
現在量も潜血(ヘモグロビン)に対して特異性が高い検
査方法として位置づけられている。 これらの検査方法
の精度及び感度は高(検査手段としては確立されている
が、検査の実施は病院や検査所の技師が担当しており、
患者自身では行えないという欠点があった。
32)で開けた滴下ノズル兼用下蓋(28)から滴出し
て、検査に供する。 これら検体は病院、検査所等にお
いて、グアヤツク反応、オルトトリジン反応等の触媒、
発色反応、又は免疫学的検出原理に基づく検出方法によ
り潜血を測定されている。 オルトトリジン反応はグア
ヤツク反応に比べて感度が高く、患者が食事で肉や魚或
いは大根、ワサビ、バナナ等の緑黄色野菜を摂取しても
、これらの残滓が便に混ざり発色反応を呈するため、感
度の高いオルトトリジン反応と感度の低いグアヤツク反
応を併用して両方法で二重に検査され、疑反応を確認さ
れていた。 また、免疫学的検出原理に基づく方法は、
現在量も潜血(ヘモグロビン)に対して特異性が高い検
査方法として位置づけられている。 これらの検査方法
の精度及び感度は高(検査手段としては確立されている
が、検査の実施は病院や検査所の技師が担当しており、
患者自身では行えないという欠点があった。
更に、検査に先立つ採便方法にも問題があり、何れの方
法も特別の配慮にかけている。 即ち、これら検体たる
便の採取は、素人では不慣れなため面倒な作業となりま
た高齢者等では採取方法の理解と実施が困難な例も生じ
ている。 検査されてのち連絡される為、検体採取後日
数が経過して後本人に知らされるから、結果を早く知り
たい患者の要望からみても問題があった。
法も特別の配慮にかけている。 即ち、これら検体たる
便の採取は、素人では不慣れなため面倒な作業となりま
た高齢者等では採取方法の理解と実施が困難な例も生じ
ている。 検査されてのち連絡される為、検体採取後日
数が経過して後本人に知らされるから、結果を早く知り
たい患者の要望からみても問題があった。
(発明の解決課題)
この発明は以上の如き従来の便採取の困難性と患者自身
による結果判定の確認ができない便潜血検査臭及び検査
方法の欠点にてらし、家庭で同等特別に装置や技術を必
要とせずに清潔で簡易に且つ迅速に結果が判明される採
便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法
を提供せんとしてなされた。
による結果判定の確認ができない便潜血検査臭及び検査
方法の欠点にてらし、家庭で同等特別に装置や技術を必
要とせずに清潔で簡易に且つ迅速に結果が判明される採
便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法
を提供せんとしてなされた。
(発明の解決手段)
即ちこの発明は、少なくともオルトトリジン及び/又は
グアヤツク脂を含浸した試験紙からなる紙具と過酸化水
素水供給具とからなる簡易採便器兼用便潜血検査具、及
び検査を要する人が排便後肛門周辺に残存した便をオル
トトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した試験紙か
らなる紙具でふき取りこのふき取り面を内側にして二つ
折りにし、この二つ折り状態で紙具の便付着部位に過酸
化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応させて発色
反応を確認しそのまま便器内に廃棄する、或いはこの二
つ折りの状態で液密性の透明袋に収納しこの収納状態で
過酸化水素水供給具から過酸化水素水を前記紙臭の便付
着部位に添加反応させてなることからなる便潜血検査方
法、更に検査を要する人が排便後オルトトリジン及び/
又はグアヤツク脂を含浸した水溶性の紙製スコップで所
要量の便を掻き取り、そのまま紙製スコップの便付着部
位に過酸化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応さ
せて発色反応を確認しその後便器内な廃棄する、或いは
液密性の透明袋に収納しこの収納状態で過酸化水素水供
給具から過酸化水素水を前記紙製スコップの便付着部位
に添加反応させ発色反応を確認することからなる便潜血
検査方法を提供することにより、前記従来の欠点を悉く
解消することに成功した。
グアヤツク脂を含浸した試験紙からなる紙具と過酸化水
素水供給具とからなる簡易採便器兼用便潜血検査具、及
び検査を要する人が排便後肛門周辺に残存した便をオル
トトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した試験紙か
らなる紙具でふき取りこのふき取り面を内側にして二つ
折りにし、この二つ折り状態で紙具の便付着部位に過酸
化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応させて発色
反応を確認しそのまま便器内に廃棄する、或いはこの二
つ折りの状態で液密性の透明袋に収納しこの収納状態で
過酸化水素水供給具から過酸化水素水を前記紙臭の便付
着部位に添加反応させてなることからなる便潜血検査方
法、更に検査を要する人が排便後オルトトリジン及び/
又はグアヤツク脂を含浸した水溶性の紙製スコップで所
要量の便を掻き取り、そのまま紙製スコップの便付着部
位に過酸化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応さ
せて発色反応を確認しその後便器内な廃棄する、或いは
液密性の透明袋に収納しこの収納状態で過酸化水素水供
給具から過酸化水素水を前記紙製スコップの便付着部位
に添加反応させ発色反応を確認することからなる便潜血
検査方法を提供することにより、前記従来の欠点を悉く
解消することに成功した。
(発明の構成)
以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る便潜血検査具の外観
図、第2図はこの発明の他の実施例に係る便潜血検査臭
の外観図、第3図、第4図は第1図示の便潜血検査具の
使用態説明図である。
図、第2図はこの発明の他の実施例に係る便潜血検査臭
の外観図、第3図、第4図は第1図示の便潜血検査具の
使用態説明図である。
第1図において、(1)は採便器兼用便潜血検査具を示
す。
す。
この検査具(紙臭)(1)はオルトトリジン及び/又は
グアヤツク脂を含浸した試験紙(2)と、この試験紙(
2)の少なくとも上に積層されたちり紙(3)とからな
る。
グアヤツク脂を含浸した試験紙(2)と、この試験紙(
2)の少なくとも上に積層されたちり紙(3)とからな
る。
オルトトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した試験
紙(2)とは、高感度で便器の潜血を判定できるオルト
トリジンのみを含浸した試験紙(2)、比較的低い感度
で便器の潜血を判定できるグアヤツク脂のみを含浸した
試験紙(2)又は、紙半分に高感度のオルトトリジンを
含浸し残り半分に低い感度のグアヤツク脂を含浸した試
験紙(2)であってもよい。
紙(2)とは、高感度で便器の潜血を判定できるオルト
トリジンのみを含浸した試験紙(2)、比較的低い感度
で便器の潜血を判定できるグアヤツク脂のみを含浸した
試験紙(2)又は、紙半分に高感度のオルトトリジンを
含浸し残り半分に低い感度のグアヤツク脂を含浸した試
験紙(2)であってもよい。
紙半分に高感度のオルトトリジンを含浸し残り半分に低
い感度のグアヤツク脂を含浸した試験紙(2)を紙具(
1)として使用すれば、高い感度の検査と低い感度の検
査が一度に実施でき望ましい。
い感度のグアヤツク脂を含浸した試験紙(2)を紙具(
1)として使用すれば、高い感度の検査と低い感度の検
査が一度に実施でき望ましい。
又紙具(1)にオルトトリジン又はグアヤツク脂を含浸
した試験紙(2)、(2)のそれぞれ二枚の紙具(1)
を同時に使用すれば、両検査が同時に行える。
した試験紙(2)、(2)のそれぞれ二枚の紙具(1)
を同時に使用すれば、両検査が同時に行える。
試験紙(2)の下は同等積層されていなくとも良く、又
、試験紙(2)の下に積層されたちり紙(3)に換えて
合成樹脂製フィルムを裏打ちしてもよい。
、試験紙(2)の下に積層されたちり紙(3)に換えて
合成樹脂製フィルムを裏打ちしてもよい。
(4)はこの紙具(1)を充填する液密性の透明袋であ
る。
る。
(5)は過酸化水素水供給具で、滴壜(5a)又はカプ
セル(5b)が採用される。
セル(5b)が採用される。
第2図において、(6)は採便器兼用便潜血紙具で、こ
の紙具(6)はオルトトリジン及び/又はグアヤツク脂
を含浸した水溶性で硬質の試験紙を簡易スコップ形状に
形成してなる。
の紙具(6)はオルトトリジン及び/又はグアヤツク脂
を含浸した水溶性で硬質の試験紙を簡易スコップ形状に
形成してなる。
第1図同様、(4)はこの紙具(1)を充填する液密性
の透明袋、(5)は過酸化水素水供給具でスポイト(5
a)又は滴壜(5b)が採用される。
の透明袋、(5)は過酸化水素水供給具でスポイト(5
a)又は滴壜(5b)が採用される。
第3図、第4図に基づいて、この発明に係る便潜血の検
査方法について説明する。
査方法について説明する。
第3図示の如く、検査を要する人が排便後、肛門周辺の
残存する便をこの紙具(1)で拭う。 ゛このふき取り
面(la)を内側にしてこの紙具(1)を二つ折りにし
、このままで検査に供するか、或いはこの二つ折りの状
態で紙具(1)を液密性の透明袋(4)に収納する。
残存する便をこの紙具(1)で拭う。 ゛このふき取り
面(la)を内側にしてこの紙具(1)を二つ折りにし
、このままで検査に供するか、或いはこの二つ折りの状
態で紙具(1)を液密性の透明袋(4)に収納する。
透明袋(4)に収納状態で、或いはそのまま、過酸化水
素水供給具(5)、滴壜(5a)又はカプセル(5b)
から過酸化水素水(5c)を前記紙具(11のふき取り
面(1a)の便付着部位に添加接触させて反応させる。
素水供給具(5)、滴壜(5a)又はカプセル(5b)
から過酸化水素水(5c)を前記紙具(11のふき取り
面(1a)の便付着部位に添加接触させて反応させる。
過酸化水素水供給具(5)が滴壜(5a)の場合は、そ
のまま或いは収納状態の透明袋(4)の口から、過酸化
水素水(5c)を滴下して紙具(1)のオルl−)リジ
ン及び/又はグアヤツク脂と反応させる。
のまま或いは収納状態の透明袋(4)の口から、過酸化
水素水(5c)を滴下して紙具(1)のオルl−)リジ
ン及び/又はグアヤツク脂と反応させる。
過酸化水素水供給具(5)がカプセル(5b)の場合は
、収納状態の透明袋(4)の中のふき取り面(1a)の
近くにカプセル(5b)を充填し、指で透明袋(4)の
上からこのカプセル(5b)を押し潰し、過酸化水素水
(5c)を滴下して紙具(1)のオルトトリジン及び/
又はグアヤツク脂と反応させる。
、収納状態の透明袋(4)の中のふき取り面(1a)の
近くにカプセル(5b)を充填し、指で透明袋(4)の
上からこのカプセル(5b)を押し潰し、過酸化水素水
(5c)を滴下して紙具(1)のオルトトリジン及び/
又はグアヤツク脂と反応させる。
変更例たる第2図示の便潜血検査具は、簡易スコップ形
状の便潜血検査具(紙具)(6)で、オルトトリジン/
又はグアヤツク脂のいずれかを含浸させる或いは右半分
(6b)でオルトトリジン、左半分(6b)にグアヤツ
ク脂を含浸させたもの、更にはオルトトリジン/又はグ
アヤツク脂をそれぞれ含浸させた簡易スコップ形状の便
潜血検査臭(6)二個を感度の差を利用して確実な判定
に使用する。
状の便潜血検査具(紙具)(6)で、オルトトリジン/
又はグアヤツク脂のいずれかを含浸させる或いは右半分
(6b)でオルトトリジン、左半分(6b)にグアヤツ
ク脂を含浸させたもの、更にはオルトトリジン/又はグ
アヤツク脂をそれぞれ含浸させた簡易スコップ形状の便
潜血検査臭(6)二個を感度の差を利用して確実な判定
に使用する。
この便潜血検査具(紙具)(6)の更なる変更例として
は、先端が杓状でより便を採取しやす(且つ定量性に優
れる形状も採用できる。
は、先端が杓状でより便を採取しやす(且つ定量性に優
れる形状も採用できる。
この便潜血検査具(6)は、排便を直接摂取し、検査具
(6)を液密性の透明袋(4)に収納する、或いはその
まま検査に供する。
(6)を液密性の透明袋(4)に収納する、或いはその
まま検査に供する。
透明袋(4)に収納状態で、或いはそのまま、過酸化水
素水供給具(5)、滴壜(5a)又はカプセル(5b)
から過酸化水素水(5c)を前記検査具(1)のふき取
り面(1a)の便付着部位に添加接触させて反応させる
。
素水供給具(5)、滴壜(5a)又はカプセル(5b)
から過酸化水素水(5c)を前記検査具(1)のふき取
り面(1a)の便付着部位に添加接触させて反応させる
。
添加方法としては次の方法がある。
過酸化水素水供給具(5)が滴壜(5a)の場合は、そ
のまま上から或いは収納状態の透明袋(4)の上から、
過酸化水素水(5c)を便付着部位に滴下して検査具(
6)のオルトトリジン及び/又はグアヤツク脂と反応さ
せる。
のまま上から或いは収納状態の透明袋(4)の上から、
過酸化水素水(5c)を便付着部位に滴下して検査具(
6)のオルトトリジン及び/又はグアヤツク脂と反応さ
せる。
過酸化水素水供給具(5)がカプセル(5b)の場合は
、収納状態の透明袋(4)の中の掻き取り面(6c)の
近くにカプセル(5b)を充填し、指で透明袋(4)の
上からこのカプセル(5b)を押し潰し、過酸化水素水
(5c)を添加して便付着部位の紙具(6)のオルトト
リジン及び/又はグアヤツク脂と反応させる。
、収納状態の透明袋(4)の中の掻き取り面(6c)の
近くにカプセル(5b)を充填し、指で透明袋(4)の
上からこのカプセル(5b)を押し潰し、過酸化水素水
(5c)を添加して便付着部位の紙具(6)のオルトト
リジン及び/又はグアヤツク脂と反応させる。
これらの結果、患者自らがそのまま、或いは透明袋(4
)の外から淡青緑色ないし濃青色の発色(H)を約30
秒後に確認して陽性と、約30秒たっても発色しない場
合には陰性と、それぞれ判断する。
)の外から淡青緑色ないし濃青色の発色(H)を約30
秒後に確認して陽性と、約30秒たっても発色しない場
合には陰性と、それぞれ判断する。
尚、紙具(11及び簡易スコ・7ブ形状の便潜血検査臭
(紙具)(6)を水溶性としておけば、使用後トイレで
流せるので望ましいが、限定されず水不溶性であっても
よい。
(紙具)(6)を水溶性としておけば、使用後トイレで
流せるので望ましいが、限定されず水不溶性であっても
よい。
この発明で水溶性とは、紙の繊維が解繊されて水に分散
することも含まれる。
することも含まれる。
(発明の効果)
以上詳述の如く、この発明に係る採便器兼用便潜血検査
具及びこの検査具を用いる検査方法は、少なくともオル
トトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した試験紙か
らなる紙具と過酸化水素水供給具とからなる簡易採便器
兼用便潜血検査具、及び検査を要する人が排便後肛門周
辺に残存した便をオルトトリジン及び/又はグアヤツク
脂を含浸した試験紙からなる紙具でふき取りこのふき取
り面を内側にして二つ折りにし、この二つ折り状態で紙
具の便付着部位に過酸化水素水供給具から過酸化水素水
を添加反応させて発色反応を確認しそのまま便器内に廃
棄する、或いはこの二つ折りの状態で液密性の透明袋に
収納しこの収納状態で過酸化水素水供給具から過酸化水
素水を前記紙具の便付着部位に添加反応させてなること
からなる便潜血検査方法、更に検査を要する人が排便後
オルトトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した水溶
性の紙製スコップで所要量の便を掻き取り、そのまま紙
製スコップの便付着部位に過酸化水素水供給具から過酸
化水素水を添加反応させて発色反応を確認しその後便器
内な廃棄する、或いは液密性の透明袋に収納しこの収納
状態で過酸化水素水供給具から過酸化水素水を前記紙製
スコップの便付着部位に添加反応させ発色反応を確認す
ることからなる便潜血検査方法であるから、素人が簡易
に、清潔に、確実に且つ迅速に採便できしかも便潜血の
検査を自らの測定により行える検査具及び検査方法であ
るという効果を奏する。
具及びこの検査具を用いる検査方法は、少なくともオル
トトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した試験紙か
らなる紙具と過酸化水素水供給具とからなる簡易採便器
兼用便潜血検査具、及び検査を要する人が排便後肛門周
辺に残存した便をオルトトリジン及び/又はグアヤツク
脂を含浸した試験紙からなる紙具でふき取りこのふき取
り面を内側にして二つ折りにし、この二つ折り状態で紙
具の便付着部位に過酸化水素水供給具から過酸化水素水
を添加反応させて発色反応を確認しそのまま便器内に廃
棄する、或いはこの二つ折りの状態で液密性の透明袋に
収納しこの収納状態で過酸化水素水供給具から過酸化水
素水を前記紙具の便付着部位に添加反応させてなること
からなる便潜血検査方法、更に検査を要する人が排便後
オルトトリジン及び/又はグアヤツク脂を含浸した水溶
性の紙製スコップで所要量の便を掻き取り、そのまま紙
製スコップの便付着部位に過酸化水素水供給具から過酸
化水素水を添加反応させて発色反応を確認しその後便器
内な廃棄する、或いは液密性の透明袋に収納しこの収納
状態で過酸化水素水供給具から過酸化水素水を前記紙製
スコップの便付着部位に添加反応させ発色反応を確認す
ることからなる便潜血検査方法であるから、素人が簡易
に、清潔に、確実に且つ迅速に採便できしかも便潜血の
検査を自らの測定により行える検査具及び検査方法であ
るという効果を奏する。
次に、この発明の実施例及び比較例を示すことによりこ
の発明の効果をより一層明らかなものとする。
の発明の効果をより一層明らかなものとする。
実施例1〜10及び比較例1〜10
患者10人(40才〜76 才)男女について、第′
1図示のこの発明に係る検査具を使用して、試験した
(実施例1〜10)。
1図示のこの発明に係る検査具を使用して、試験した
(実施例1〜10)。
含浸紙は家庭用ティッシュペーパー(@ピープル足代社
製)に、4%オルトトリジン含有エタノールと酢酸、水
の当量混合物、を含浸させ、この紙の上に家庭用ティッ
シュペーパーを一枚重ねて使用した。過酸化水素土木は
3%濃度のものを、滴壜で3〜5滴滴下した。
製)に、4%オルトトリジン含有エタノールと酢酸、水
の当量混合物、を含浸させ、この紙の上に家庭用ティッ
シュペーパーを一枚重ねて使用した。過酸化水素土木は
3%濃度のものを、滴壜で3〜5滴滴下した。
同じ患者にジオツギ社製便潜血スライド法でも同時に検
査した。比較例1〜10 これら試験の結果は併せて第1表に記載する。
査した。比較例1〜10 これら試験の結果は併せて第1表に記載する。
試験例
患者番号2番の患者に、実施例の検査具を5回反復して
試験した、この結果を第2表に示す。
試験した、この結果を第2表に示す。
この試験の結果は第2表に記載する。
(以下余白)
第 1 表
第 2 表
第1図はこの発明の一実施例に係る便潜血検査臭の外観
図、第2図はこの発明の他の実施例に係る便潜血検査具
の外観図、第3図、第4図は第1図示の便潜血検査具の
使用態説明図、第5図、第6図、第7図、第8図は従来
例の説明図、をそれぞれ示す。 (1)−紙 具 +21−試験紙(31−ちり紙
+4) −透明袋(液密性)(51−過酸化水
素水供給具 +6)−紙 具 第 1 図 第 2 図 第 3 図 1α5b に6 −へ 第 A91−
図、第2図はこの発明の他の実施例に係る便潜血検査具
の外観図、第3図、第4図は第1図示の便潜血検査具の
使用態説明図、第5図、第6図、第7図、第8図は従来
例の説明図、をそれぞれ示す。 (1)−紙 具 +21−試験紙(31−ちり紙
+4) −透明袋(液密性)(51−過酸化水
素水供給具 +6)−紙 具 第 1 図 第 2 図 第 3 図 1α5b に6 −へ 第 A91−
Claims (10)
- (1)少なくともオルトトリジン及び/又はグアヤック
脂を含浸した試験紙からなる紙具と過酸化水素水供給具
とからなる簡易採便器兼用便潜血検査具。 - (2)前記紙具が少なくともちり紙を上に配し中央に試
験紙が配されてなる積層紙であることを特徴とする請求
項第1項記載の簡易採便器兼用便潜血検査具。 - (3)前記紙具がちり紙を上に配し中央に試験紙が配さ
れ下に合成樹脂製フィルムが積層一体化されてなること
を特徴とする請求項第1項記載の簡易採便器兼用便潜血
検査具。 - (4)前記紙具が水溶性硬質紙であり簡易スコップ形状
していることを特徴とする請求項第1項記載の簡易採便
器兼用便潜血検査具。 - (5)前記過酸化水素水供給具が過酸化水素水を充填し
た滴壜であることを特徴とする請求項第1項記載の簡易
採便器兼用便潜血検査具。 - (6)前記過酸化水素水供給具が過酸化水素水を充填し
たカプセルであることを特徴とする請求項第1項記載の
簡易採便器兼用便潜血検査具。 - (7)検査を要する人が排便後肛門周辺に残存した便を
オルトトリジン及び/又はグアヤック脂を含浸した試験
紙からなる紙具でふき取りこのふき取り面を内側にして
二つ折りにし、この二つ折り状態で紙具の便付着部位に
過酸化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応させて
発色反応を確認しそのまま便器内に廃棄する、或いはこ
の二つ折りの状態で液密性の透明袋に収納しこの収納状
態で過酸化水素水供給具から過酸化水素水を前記紙具の
便付着部位に添加反応させてなることからなる便潜血検
査方法。 - (8)前記過酸化水素水供給具が過酸化水素水を充填し
た滴壜であることを特徴とする請求項第1項記載の便潜
血検査方法。 - (9)前記過酸化水素水供給具が過酸化水素水を充填し
たカプセルであることを特徴とする請求項第1項記載の
便潜血検査方法。 - (10)検査を要する人が排便後オルトトリジン及び/
又はグアヤック脂を含浸した水溶性の紙製スコップで所
要量の便を掻き取り、そのまま紙製スコップの便付着部
位に過酸化水素水供給具から過酸化水素水を添加反応さ
せて発色反応を確認しその後便器内に廃棄する、或いは
液密性の透明袋に収納しこの収納状態で過酸化水素水供
給具から過酸化水素水を前記紙製スコップの便付着部位
に添加反応させ発色反応を確認することからなる便潜血
検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33492790A JPH04203966A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 簡易採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33492790A JPH04203966A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 簡易採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04203966A true JPH04203966A (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=18282800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33492790A Pending JPH04203966A (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 簡易採便器兼用便潜血検査具及びこの検査具を用いる検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04203966A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028450A1 (en) * | 1996-01-30 | 1997-08-07 | Exact Laboratories, Inc. | Methods for detecting colon cancer from stool samples |
GB2382649A (en) * | 2000-12-13 | 2003-06-04 | Douglas Thomas Thomson | Toilet tissue for detecting occult blood |
EP1291657A3 (en) * | 1996-01-30 | 2003-08-27 | Exact Sciences Corporation | Methods for detecting colon cancer from stool samples |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP33492790A patent/JPH04203966A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028450A1 (en) * | 1996-01-30 | 1997-08-07 | Exact Laboratories, Inc. | Methods for detecting colon cancer from stool samples |
EP1291657A3 (en) * | 1996-01-30 | 2003-08-27 | Exact Sciences Corporation | Methods for detecting colon cancer from stool samples |
GB2382649A (en) * | 2000-12-13 | 2003-06-04 | Douglas Thomas Thomson | Toilet tissue for detecting occult blood |
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