JPH04202830A - 布帛の製造方法 - Google Patents

布帛の製造方法

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JPH04202830A
JPH04202830A JP2335507A JP33550790A JPH04202830A JP H04202830 A JPH04202830 A JP H04202830A JP 2335507 A JP2335507 A JP 2335507A JP 33550790 A JP33550790 A JP 33550790A JP H04202830 A JPH04202830 A JP H04202830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
adhesive
fibers
light
places
Prior art date
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Pending
Application number
JP2335507A
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English (en)
Inventor
Takashi Doke
道家 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Publication of JPH04202830A publication Critical patent/JPH04202830A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は集光効果を有する緯糸及び/又は経糸の蛍光染
料による原着繊維よりなる布帛の緯糸又は経糸を裁断し
て、その断面部から発光させる光学意匠効果を有する布
帛の製造方法に関するものである。
ここに集光効果を有する原着繊維(以下集光繊維と略称
する)とは再生繊維、半合成繊維、合成繊維と蛍光染料
とからなり、天然光、人工光などからの直射光、分散光
を吸収し、蛍光としてそれらの繊維類内部を全反射によ
り伝達する性質を有する原着により製造された繊維をい
う。
[従来の技術] 既に本出願人の出願になる集光効果を有する原着繊維を
布帛の一部又は全面に図柄、模様を形成させ、かつ集光
繊維の屈曲部及び/又はカット断面が発光部となってい
る光学意匠効果を有する布帛に関する発明がある。(特
開昭63−[発明が解決しようとする課題] 本発明における集光布帛は本出願人の上記先願発明の集
光繊維を使用する。即ち上記先願発明に使用されている
蛍光染料としてハロゲン化ペリレン誘導体染料を使用し
、通常の原着法によって該蛍光染料を少なくとも緯糸に
使用した原着繊維よりなる布帛が使用され。
上記従来の光学意匠効果を有する布帛のカット断面を発
光部としてドライフラワ−材料やリボン材料、テープ材
料として使用したい場合、繊維布帛がホツレを生じてそ
のままでは製品になり得ない問題点がある。本発明は少
なくとも緯糸に集光繊維を含有する布帛の経糸を部分的
に取除(か、又は緯糸又は経糸を切断することによって
集光性蛍光染料による蛍光伝導性を有する新規なドライ
フラワ−の素材又はテープ又はリボンの材料としての光
学意匠効果を有する布帛を製造する方法を提供すること
を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成するために、少なくとも緯糸
に集光繊維が打込まれた布帛に所望の個所に接着剤を付
与し、ついで該接着剤付与部分又は接着剤付与部分から
外方に20mm以下の個所で、集光繊維布帛を裁断して
蛍光染料含有繊維断面を顕出せしめることによって光字
意匠効果を有する布帛を製造する方法に関するものであ
る。本発明に使用される繊維と繊維との間を部分的に接
着させ、切断時スリップ又はホツレを防止する接着剤と
し、では経糸方向に緯糸を切断する場合、緯糸のホツレ
を生じない程度に最小限の接着剤を付与する。
本発明に使用の接着剤としては如何なる合成樹脂製接着
剤も使用可能であるが好適には(イ)アクリル酸エステ
ル系重合体樹脂接着剤、(ロ)アンモニア増粘型アクリ
ル酸エステル共重合体樹脂接着剤、(ハ)水溶性ポリエ
ステル樹脂接着剤、(:)市販の接着用製品例えば、商
品名セメダイン等が使用される。
これらの接着剤は例えばアクリル酸エステル系重合体樹
脂接着剤(マーボゾールM−1、松本油脂製薬株式会社
製、商品名)の純分1%溶液を吸@皿、50%、90℃
、5分間、乾燥して、布 ′帛に接着せしめる。同様に
してアンモニア増粘型アクリル酸エステル共重合体、(
マーボゾールF−1、松本油脂製薬株式会社製、商品名
)を、又は水?@性ポリエステル樹脂(マーボゾール■
−1、松本油脂製薬株式会社製、商品名)を全く同様に
接着剤として使用することが可能である。
本発明に使用の原着繊維としては繊維製造時原液に蛍光
染料又は蛍光顔料を混入可能なセルロース、蛋白質等の
再生繊維、アセテート等の半合成繊維、ポリアミド、ポ
リエステル、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ア
ラミド繊維などの合成繊維が使用可能であるが、特に製
造上、性質上合成繊維が好適である。また上記の繊織と
天然繊維との混紡、混繊品も使用できる。また本発明の
接着剤が布帛に付与される形態の一実施例は第1図の概
略図として示すように織物の最終仕上げ工程で直線状に
接着剤を両耳(ピン内)にローラーで付与して、乾燥し
た後、この接着剤上を裁断又は20mm以内の外側の緯
糸を幅方向に裁断してテープ材料又はリボン材料を作成
する。
ドライフラワ−等の材料には第4図に示すように図柄の
周囲の接着剤層の経糸を取除(ことによって光学意匠効
果を有する布帛が作成される。
次に図面によって本発明を説明する。
第1図は本発明によって製造された布帛に接着剤を付与
する装置の一実施例の概略断面図を示すもので、織物(
2)の最終仕上げ工程で直線状に接着剤 (3)を織物
(2)の両耳[ビン(4)内]にローラー(11,fl
′)で付与し、ローラー(5)で余分の接着剤を絞り取
り、乾燥機(6)によって乾燥した後、該接着剤上又は
20mm以内の外側をカッター(7)で切断して巻取り
、本発明によって製造された布帛が作成される。得られ
た製品は第2図(Al に示すように端部(8118′
)に接着剤層のあるテープ又はリボン材料として使用さ
れる。又は同(Bl に示すようにf8)、(8′)の
外側20mm以内で切断してもテープ又はリボン材料が
得られる。第3図は第2図fA)又はiBlのテープ又
はリボン材料から接着剤層又はその外側20mm以内の
経糸を除去して所望の幅に仕上げたテープ材料又はリボ
ン材料である。更に細く又は広く裁断したテープ又はリ
ボンにしてもよい。
第4図はドライフラワ−の材料を示す一実施例で葉の図
柄の周囲の経糸に接着剤を付与して該接着剤の部分又は
20mm程度の外側の経糸を除去してドライフラワ−図
柄に光学意匠効果を顕出せしめた一実施例の断面図であ
る。
[実施例′] 実施例1 本発明に使用の蛍光染料は本出願人の先願発明に使用さ
れた種々な色彩のハロゲン化ペリレン誘導体蛍光染料を
ポリエステル繊維に対して通常の原着法によって着色し
て使用に供される。即ち各種の色の上記蛍光染料をポリ
エステル繊維に対して2%(owfl になるように原
液に添加して原着ポリエステル繊維を製造した。
原着ポリエステル繊維を緯糸のみ又は緯糸、経糸として
下記の平織物を作成した。
該手織物の糸使いの詳細を示すと下記の通りである。
この場合緯糸のみに蛍光染料による原着繊維を使用した
経糸  75デニール(d)、36フイラメンツ(f)
撚数  1000ターン7m 蛍光染料 緯糸   (イl  100d   10f     
   Y(口l  100d   10f      
  R(ハl  100d   10f       
 Gここに蛍光染料Y、R,Gはそれぞれハロゲン化ペ
リレン誘導体蛍光染料であり、Yはバイエル社製イエロ
ー57Y、 Rは同社製オレンジ59YR,Gは同社製
グリーン51GBが使用される。
かつ第1図に示す接着剤付与装置を使用し、接着剤とし
て前記純分1%のマーボゾールM−1溶液を使用した。
ポリエステル織物の接着剤を付着した耳部又は耳部の外
方20mm以内の所で裁断してテープ材料又はリボン材
料を製造し、これを使用して光字意匠性のあるテープ又
はリボンが作成された。
この場合ポリエステル繊維以外の合成繊維、再生繊維、
半合成繊維又はそれらと蛍光染料の含有されていない天
然繊維との混紡、混繊品も同様に使用可能である。
実施例2 実施例1の経糸、緯糸共に蛍光染料を施した繊維を使用
して各種の図柄を印捺した捺染織物を製造し、第4図に
示すように図柄の周囲を実施例1と同様に接着剤を施し
、該接着剤層の外方20mm以内の経糸を除去して、ド
ライフラワ−用光学意匠効果を有する平織物が製造され
た。
[発明の効果] 本発明の効果を纏めると下記の通りである。
(イ)本発明によって製造された集光効果を有する合成
繊維よりなる布帛をリボン又はテープに作成したい場合
所望の幅の両端面に接着剤が付与されているが故に語幅
に経糸を切断した場合リボンやテープのホツレが発生す
ることなく、その断面から発光するため雅美のある光学
意匠効果を奏する。
(ロ)例えばドライフラワ−等の図柄の場合には本発明
の蛍光染料の原着繊維を使用した布帛に所望の図柄を印
捺し、図柄の周囲に接着剤を施し、接着剤部又はその外
側20mm程度の個所の経糸を取除くことによって断面
部から発光する光学意匠効果を有する新規なドライフラ
ワ−の材料が製造される。
(ハ)布帛の少なくとも緯糸として又は経糸、緯糸とも
に蛍光染料の原着繊維を使用しているが故に蛍光染色布
帛の日光、湿度、洗濯堅牢度が著しく大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって製造された布帛の両端に接着層
を付与する方法を示す装置の一実施例の概略断面図、 第2図(Al は第1図の装置を使用して得られた両端
に接着剤層を施した布帛、同(Blは両端の接着剤層の
施された個所から201Tlrrl外方をカッターでカ
ットしたことを示す図、 第3図は両端の接着剤層の経糸をカットされた布帛のホ
ツレを生じない耳部を示す図、第4図はドライフラワ−
用の葉の図柄の周囲に接着剤を施し、経糸を取除いて光
学意匠効果を顕出せしめたドライフラワ−材料の一実施
例を示す。 1 、  ピ   ン 2、布帛 3、接着剤 5、絞りローラ 6、乾燥機 7、カッター 8.8’、  布帛の端部の接着剤層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも緯糸に集光繊維が打ち込まれた布帛の所
    望の個所に接着剤を付与し、ついで該接着剤付与部分又
    は接着剤付与部分から20mm以下の個所で集光繊維布
    帛の緯糸又は経糸を裁断することを特徴とする布帛の製
    造方 法。
JP2335507A 1990-11-29 1990-11-29 布帛の製造方法 Pending JPH04202830A (ja)

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