JPH04202229A - 樹脂成形体の導電性改質方法 - Google Patents

樹脂成形体の導電性改質方法

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JPH04202229A
JPH04202229A JP33287490A JP33287490A JPH04202229A JP H04202229 A JPH04202229 A JP H04202229A JP 33287490 A JP33287490 A JP 33287490A JP 33287490 A JP33287490 A JP 33287490A JP H04202229 A JPH04202229 A JP H04202229A
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JP
Japan
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complex
alkyl
resin molding
group
component
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JP33287490A
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English (en)
Inventor
Kenji Motogami
本上 憲治
Shigeo Mori
茂男 森
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂成形体の導電性改質方法に関するものであ
る。
従来の技術 従来の樹脂成形体の導電性改質方法としては、カーボン
ブランク、カーボンファイバー、導電性マイカ等を樹脂
に練り込む方法がある。
しかしながら、このような従来の樹脂成形体の導電性改
質方法にあっては、カーボンブラック等の導電性物質を
多量に練り込まなければ導電性の向上にはつながらない
ため、樹脂成形体の物性低下を避けることはできず、ま
た、黒色等の着色の問題もあり、その用途には限りがあ
った。
発明の解決しようとする課題 本発明は、このような従来法の欠点を解消し、樹脂成形
体の物性を害することなく、また着色の問題を生ずるこ
となく、樹脂成形体の導電性を著しく改良しうる方法を
提供することを課題とする。
課題を解決するための手段 本発明では、樹脂成形体原料に特定のポリエーテル物質
と電解質塩の錯体を練り込み、成形することにより上記
課題を解決する。
即ち、本発明の方法は、樹脂成形体原料に、下記−数式
■: Z−(E−Y)k      ■ 〔但し、Zは活性水素含有化合物残基、Yは活性水素基
又は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアル
キルアリール基、kは1〜12の整数、Eは下記一般弐
〇ニ ー(CHz−CH−0)−G) 人H1−0−CCH2−CHl−0−)、1R(nはO
〜25の整数、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリ
ール基又はアルキルアリール基である)で示されるユニ
ットAとフルキレンオキシドからなるユニットBとの共
重合物である〕で示される骨格を有する有機化合物と、
これらに可溶性の電解質塩との錯体を練り込み、その混
線物を成形することを特徴とする。
本発明では、樹脂成形体原料として、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ABS樹脂、ア
クリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、フェノール
樹脂等、表面抵抗値の高い樹脂がいずれも使用できる。
また、樹脂成形体原料に練り込む錯体に使用される0式
で示される骨格を有する有機化合物(以下、ポリエーテ
ルと述べる)は、出発物質として活性水素含有化合物を
使用し、これにグリシジルエーテル類とアルキレンオキ
シド類を、重合反応させて製造できる。
上記活性水素含有化合物としては、例えば、メタノール
、エタノール等のモノアルコール;エチレングリコール
、プロピレングリコール、1.4−ブタンジオール等の
ジアルコール;グリセリン、トリメチロールプロパン、
ソルビトール、シュークローズ、ポリグリセリン等の多
価アルコール;ブチルアミン、2−エチルヘキシルアミ
ン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ
チレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、アニリ
ン、ベンジルアミン、フェニレンジアミン等のアミン化
合物;モノエタノールアミン、ジェタノールアミン等の
一分子中に異種の活性水素含有基を併含する化合物等を
挙げることができ、中でも多価アルコールを使用するの
が好ましい。
次に、このような活性水素含有化合物と反応させるグリ
シジルエーテル類としては、例えば、下記式で示される
アルキル−又はアリール−又はアルキルアリール−ポリ
エチレングリコールグリシジルエーテル類 CHl −CH−CHl−0−(CHz−CHl−0−
)、R\ 1 (但し、R及びnは一数式■と同様である)を挙げろこ
とができる0代表的なものとしては、Rが例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の直鎖アルキル
基、イソプロピル基、5eC−ブチル基、tert−ブ
チル基等の分枝アルキル基、フェニル基、ナフチル基、
ノニルフェニル基、トリル基、ベンジル基等の了り−ル
又はアルキルアリール基等であるものが挙げられ、中で
もnが1〜15、Rの炭素数が1〜12であるのがより
好ましい。
更に、グリシジルエーテル類と共に重合されるアルキレ
ンオキシド類としては、例えば、エチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、1,2−エポキシブタン、1,2−
エポキシペンタン、1.2−エポキシヘキサン、1.2
−エポキシへブタン、1.2−エポキシオクタン、1,
2−エポキシノナン等の炭素数9までのα−オレフィン
オキシド、更に炭素数10以上のα−オレフィンオキシ
ド、スチレンオキシド類等が挙げられ、中でも炭素数2
〜20のα−オレフィンオキシドの使用が好ましい、な
お、アルキレンオキシド類は2種以上併用されてもよい
ポリエーテル中に含まれるグリシジルエーテル類(ユニ
ットA)とアルキレンオキシド11(ユニフI−B)の
量的な関係は、特に制限されないが、ユニットAの数を
!、ユニットBの数をmとした場合、lは1〜230 
、mは1〜300の整数であることが好ましく、j!/
(jl+m)  ≧0.1であることがより好ましい。
ユニットA及びBの配列順序に関しても、格別の制限は
なく、ユニットA及びBがランダムに配列しても或いは
ブロック型に配列しても差支えない。
グリシジルエーテル類及びアルキレンオキシド類を反応
させる場合に使用する触媒としては、ソジウムメチラー
ト、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸リチウム等の塩基性触
媒が一般的であるが、ボロントリフルオライドのような
酸性触媒やトリメチルアミン、トリエチルアミンのよう
なアミン系触媒も有用である。
ポリエーテルの主鎖末端基Yは、活性水素基であっても
側鎖末端基Rと同様なアルキル基、アリール基又はアル
キルアリール基であっても差支えない、主鎖末端にアル
キル基、アリール基、アルキルアリール基を導入するに
は、一般にはハロゲン化合物を反応させればよく、例え
ば、このような化合物としては、塩化メチル、臭化メチ
ル、ヨウ化メチル、塩化エチル、臭化エチル、ヨウ化エ
チル、塩化プロピル、臭化プロピル、ヨウ化フロビル、
塩化ブチル、臭化ブチル、ヨウ化ブチル等のような直鎖
アルキル型ハロゲン化物、イソプロピルクロライド、イ
ソプロピルブロマイド、イソプロピルアイオダイド、5
ec−ブチルクロライド、5ec−ブチルブロマイド、
5eC−ブチルアイオダイド、tert−ブチルクロラ
イド、ter t−ブチルブロマイド、tert−ブチ
ルアイオダイド等のような分校アルキル型ハロゲン化物
、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、アイオドベンゼン
、1−クロロナフタレン、2−クロロナフタレン、1−
ブロモナフタレン、2−ブロモナフタレン、1−アイオ
ドナフタレン、0−クロロトルエン、−クロロトルエン
、p−クロロトノレニン、O−ブロモトルエン、−フ゛
ロモトルエン、p−フ゛ロモトJレニン、0−アイオド
トルエン、−アイオドトルエン、p−アイオドトルエン
、ベンジルクロライド、ベンジルブロマイド等のような
アリールもしくはアルキルアリール型ハロゲン化物を挙
げることができる。これらは単独で使用しても、2種以
上併用してもよい。
更に、ポリエーテルと錯体を構成する可溶性電解質塩と
しては、例えば、Lil 、LiCl、LiCl0a、
Li5CN 、 LiBF、 、LiAsFi、LiC
FiSO*、LiC6F + ssO+、LiCFiC
Oz、LiHgT、、Nal 、Na5CN 、 Na
Br、 KISNaClo、、 Cs5CN 、AgN
0i 、CuC+□Mg(C1o4)zなどの少なくと
も口、Na、 K 、 Cs、 Ag、 Cu又はMg
の1種を含む無機イオン塩、ステアリルスルホン酸リチ
ウム、オクチルスルホン酸ナトリウム、ドデジルヘンゼ
ンスルホン酸リチウム、ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、ジブチルナフタレンスルホン酸リチウム、オクチル
ナフタレンスルホン酸カリウム、ドデシルナフタレンス
ルホン酸カリウム等の有機イオン塩が挙げられる。
なお、このような可溶性電解質塩の添加量は、特に限定
されないが、ポリエーテルに対して、0゜5〜10wt
%程度であるのが好ましい。
また、ポリエーテルと可溶性電解質塩の錯体の使用量は
、樹脂成形体原料に対して、1〜30w t%、特に1
〜10wt%であるのが好ましい。
次に、ポリエーテルと可溶性電解質塩との錯体を形成さ
せる方法としては、予め水、メタノール、メチルエチル
ケトン、テトラヒドロフラン、アセトン、塩化メチレン
等のポリエーテルと相溶性の高い単独又は混合溶液に可
溶性電解質塩を溶解させ、この溶液とポリエーテルを均
一に混合し、錯体溶液を調整した後、溶媒を除去し、錯
体を得る方法が好ましい。しかし、場合によっては、ポ
リエーテルと可溶性電解質塩をそれぞれ樹脂成形体原料
に練り込み、樹脂成形体原料中で錯体を形成させてもよ
い。
ポリエーテルと可溶性電解質塩の錯体を、樹脂成形体原
料に練り込む方法としては二輪式押出し機、熱ロール式
等、−船釣に用いられる方法がいずれも使用でき、樹脂
成形体の成形方法も射出成形、押出し成形、カレンダー
加工、圧縮成形、SCM法等がいずれも使用できる。
作用 このような本発明においては、樹脂に練り込まれた上記
錯体の可溶性電解質塩のカチオンがポリエーテルの主鎖
スパイラル構造内を移動するだけでなく、側鎖エーテル
結合酸素を介して分子内を移動でき、また、主鎖セグメ
ント運動による分子間移動に加えて、側鎖セグメント運
動によって橋かけ的に分子間移動が可能となる。よって
高いイオン導電性を生じ、樹脂全体の表面抵抗値を低下
させることができる。
また、アルキレンオキシド類と共重合することにより、
多種多様な樹脂に対する相溶性をポリマー骨格の面から
向上させることができる。このような点からより優れた
導電性を有する品質のよい樹脂成形体を得ることができ
るのである。
実施例1 ブチルアミン30gを出発物質として触媒に水酸化カリ
ウム6gを用いて、まず、エチレンオキシド2290g
を反応させ、次いで、下記式に示すn−ブチルジエチレ
ングリコールグリシジルエーテル1000gを反応させ
て、脱塩精製を行ない、0式(但し、置換基等は下記の
遺り)で示される、分子量7173 (水酸基価より算
出)の有機化合物2662gを得た。
Z :  CH3−CH2−CHz−CI(z−tl−
A ニーCH2−CH−0− CHz−0−(CH2−CH2−0) z〜CHz−C
Hz−CHz−CLB : −CHz−CHz−0− Y二H 1:5    m:61    k:2上記前機化合物
500g中に、チオシアン酸ナトリウム25gをメタノ
ール100gに溶解した溶液を加え、攪拌して均一な溶
液とした後、該溶液中のメタノールを減圧トッピングし
、錯体を得た。
この錯体30gとポリプロピレン樹脂IKgを二軸押出
し機で180 ℃、10分間混練し、この混練物を同温
度で2分間、50にg/am”の加圧による熱プレス法
で、成形(230mm X 230sv X 3111
+1)  L、テストピースを作成した。
実施例2 エチレングリコール30gを出発物質とし、触媒に水酸
化カリウム6gを用いて、まず下記式に示す メチルジエチレングリコールグリシジルエーテル168
0gを反応させ、次に1.2−エポキシブタン720g
を反応させて脱塩精製を行ない、0式(但し、置換基等
は下記の通り)で示される分子量5025 (水酸基価
より算出)の有機化合物1904gを得た。
Z :    chz−o− oz−o− A :   −CH,−CH−0− CHz−0−(CL−CIlz−0) t−CHsB 
:   −CL−CH−0− 瑠 CHg−CH5 Y:H j!:10   m:10   k:2上記前機化合物
500g中に、過塩素酸リチウム25gをメタノール1
00gに溶解した溶液を加え、攪拌して均一な溶液とし
た後、該溶液中のメタノールを減圧トッピングし、錯体
を得た。
この錯体70gとポリプロピレン樹脂IKgを二輪押出
し機で180 ℃、10分間混練し、この混線物を同温
度で2分間、50にg/cm!の加圧による熱プレス法
で、成形(230憎−×2301×3IIIl)シ、テ
ストピースを得た。
実施例3 グリセリン20gを出発物質とし、触媒に水酸化カリウ
ム9gを用いて、エチレンオキシド650gとプロピレ
ンオキシド650gと、下記式に示すフェニルエチレン
グリコールグリシジルエーテル1950gを混合したも
のを反応させて、脱塩精製を行ない、0式(但し、置換
基等は下記の通り)で示される、分子量13,248 
(水#基価より算出)の有機化合物2643gを得た。
B IニーCHz−CHz−0−B z:  −CHz
−CH−0−Y:   HCH3 1:  15     ml:  22    mz:
  17    k:  3(m、はB1のユニット数
、m2はB1のユニット数)上記有機化合物500g中
に過塩素酸ナトリウム25gをメタノール100gに溶
解した溶液を加え、撹拌して均一な溶液とした後、メタ
ノールを減圧トッピングして錯体を得た。
この錯体50.とポリプロピレン樹脂IKgを二輪押出
し機で180℃、10分間混練し、この混線物を同温度
で2分間、50Kg/cm”の加圧による熱プレス法で
、成形(230mm X 230w蒙x3mm)L、テ
ストピースを作成した。
実施例4 1.4−ブタンジオール20gを出発物質とし、触媒に
水酸化カリウム12gを用いて、まず、エチレンオキシ
ド1400g と炭素数12のα−オレフィンオキシド
1400gの混合物を反応させた後、次に下記式%式% ルエーテル1500gを反応させて、脱塩精製を行ない
、0式(但し、置換基等は下記の通り)で示される、分
子量11,416 (水酸基価より算出)の有機化合物
3570gを得た。
Z :  CHt−CHz−CHz−CHz?    
   ? A ニーCHz−CH−0− CHzO(CHtCHzO) +□CHtCHzCHt
CFltC)IgcHsl: 15   ml: 22
  mfi: 17   k: 3(m、はB1のユニ
ット数、m、はB1のユニット数)上記有機化合物50
0g中に、チオシアン酸カリウム25gをアセトン20
0gに溶解した溶液を加え、攪拌して均一な溶液とした
後、アセトンを減圧トッピングして錯体を得た。
この錯体50gとポリプロピレン樹脂IKgを二輪押出
し機で180 ℃、10分間混練し、この混練物を同温
度で2分間、50Kg/cm”の加圧による熱プレス法
で、成形(230mm X 230mm X 3 mm
)  L、テストピースを得た。
実施例5 エチレングリコール30gを出発物質とし、触媒に水酸
化カリウム6gを用いて、まず下記式に示す メチルジエチレングリコールグリシジルエーテル168
0gを反応させ、次に1.2−エポキシブタン720g
を反応させた後、塩化メチルを水酸基に対して1゜2当
量用いて反応させ、末端メチル化してから脱塩精製を行
い、0式(但し、置換基等は下記の通り)で示される分
子量5025 (水酸基価より算出)の有機化合物19
04gを得た。
Z :  CH,−0− CH2−0− A :   −C)l!−CH−0− CHg−0−(CHz−CHz−0)t−CI3B :
   −CII2−C)l−0−C)1.−CL Y:   −CH。
1:   10      m:   10     
 k:   2上記有機化合物500g中に、過塩素酸
リチウム25gをメタノール100gに溶解した溶液を
加え、攪拌して均一な溶液とした後、該溶液中のメタノ
ールを減圧トッピングし、錯体を得た。
この錯体70gとポリプロピレン樹脂IKgを二軸押出
し機で180℃、10分間混練し、この混練物を同温度
で2分間、50Kg/cm’の加圧による熱プレス法で
、成形(230mm X 230wm X 3 mm)
  L、テストピースを得た。
比較例 ポリプロピレン樹脂IK、を、二輪押出し機で180℃
10分間練り、同温度で2分間、50Kg/cm”の加
圧による熱プレス法で成形(230mm x 230震
細X 3++u+)し、テストピースを作成した。
試験結果 実施例1〜5及び比較例で得たテストピースはいずれも
物性及び外観において大差な(、その表面抵抗値及び引
張降伏強さについて測定した結果は次の通りであった。
」L厘」L丘’l)            (K  
)国2)実施例1  1.4X10”      32
0実施例2  1.7X1014321 実施例3 1.0X1014318 実施例4 8.5 x 10”      314実施
例5 1.9X10”      325比較例  2
  XIO”以上   330〔表面抵抗値の測定方法
〕 YHP (II河ヒユーレットパンカード)社製の超絶
縁抵抗計4329A型を用いて印加電圧500vで電圧
をかけてから30秒後の表面抵抗を測定した。
発明の効果 本発明では、従来導電性に問題があるとされた樹脂を使
用して、その樹脂の物性及び色相を実質的に害すること
なく、著しく導電性を改良した成形体を得ることができ
る。
特許出願人 第−工業製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 樹脂成形体原料に、下記一般式 Z−(E−Y)_k(1) 〔但し、Zは活性水素含有化合物残基、Yは活性水素基
    又は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基又はアル
    キルアリール基、kは1〜12の整数、Eは下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (nは0〜25の整数、Rは炭素数1〜20のアルキル
    基、アリール基又はアルキルアリール基である)で示さ
    れるユニットAとアルキレンオキシドからなるユニット
    Bとの共重合物である〕で示される骨格を有する有機化
    合物と、これらに可溶性の電解質塩との錯体を練り込み
    、その混練物を成形することを特徴とする樹脂成形体の
    導電性改質方法。
JP33287490A 1990-11-28 1990-11-28 樹脂成形体の導電性改質方法 Pending JPH04202229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509207A (ja) * 2000-09-12 2004-03-25 ユニオン・カーバイド・ケミカルズ・アンド・プラスティックス・テクノロジー・コーポレイション アルキレンオキシドコポリマーを含むポリマー複合材
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JPWO2017002560A1 (ja) * 2015-06-29 2018-02-22 株式会社日本触媒 ポリエーテル共重合体及びその製造方法

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