JPH04202117A - 養毛料 - Google Patents

養毛料

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Publication number
JPH04202117A
JPH04202117A JP2332729A JP33272990A JPH04202117A JP H04202117 A JPH04202117 A JP H04202117A JP 2332729 A JP2332729 A JP 2332729A JP 33272990 A JP33272990 A JP 33272990A JP H04202117 A JPH04202117 A JP H04202117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
hair tonic
genus
extracts
family
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2332729A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Matsumoto
克夫 松本
Yukiko Yokoyama
横山 由紀子
Keiichiro Yoshihama
吉浜 桂一郎
Hideo Kuroda
黒田 秀夫
Masami Suzuki
正巳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
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Publication of JPH04202117A publication Critical patent/JPH04202117A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な養毛料に関し、更に詳しくは養毛増強
効果を有する養毛料を提供せんとするものである。
〔従来の技術〕
現在、世の中には若禿げ、老人性の禿げ、円形脱毛症等
に代表される禿げが存在する。これらの現象は一般生活
を営むうえで羞恥心を伴うものであり、当該者の治療に
対する興味は尋常ではない。しかるにこれまでに提供さ
れる養毛料には各種の化合物や生薬抽出エキス等が適用
されているが顕著な効果を示すものがほとんどなく、ま
た、臨床効果を中心としたものがほとんどであり、毛を
構成する細胞の増殖に及ぼす影響に着目した養毛料は皆
無に等しい。更にある程度の効果を有するものには、皮
膚炎を起こす程刺激が強(、連続使用が困難である等の
欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのため、本発明者らは毛包を構成する細胞を培養する
系を用いて、細胞の増殖を促進し、かつ実使用において
も顕著な養毛増強効果を有し連続使用が可能な養毛料を
開発し提供することを課題とした。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、実用的な効果を有する養毛料を開発すべ
(、長年にわたって研究を重ねてきた結果、マンゴ−、
カマラ、ツボクサ、アカネコン、サンズコンの抽出物を
二種または三種以上を外用することにより優れた養毛増
強効果がもたらされることを見出した。
本発明はか\る知見にもとづいてなされたものである。
すなわち、本発明は、マンゴ−、カマラ、ツボクサ、ア
カネコン、サンズコンを抽出溶媒で抽出して得られる抽
出物を養毛増強成分として二種または三種以上配合する
ことを特徴とする養毛料であり、抽出溶媒が水または低
級アルキルアルコールから選ばれたものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるマンゴ−とは、学名Curcumaam
adaと呼ばれ、主にその根の部分が止血剤、産後の回
復剤として用いられている。
カマラとは、学名Mallotus philippi
nesisと呼ばれ、その樹皮は痛み止めとして用いら
れ、果実の腺体を集めたもの(カマラパウダー)は皮膚
病に用いられる。
ツボクサとは、学名Hydrocotyle asia
ticaと呼ばれ、葉を傷口や皮膚のただれた部位には
ったり、全草を咳、風邪、結石除去などに用いることが
知られている。
アカネコンとは、学名Rubia cordifoli
aと呼ばれ、その根が止血菜、解熱強壮剤として用いら
れて(する。
サンズコンとは、学名5ophorae mollis
と呼ばれ、根の部分に上熱、解毒作用があり、外用し、
た場合は瘉瘍、痔瘍の治療に用いられる。
本発明で用いる低級アルキルアルコールとは、メタノー
ル、エタノール、イソプロパツール、ブタノールなどで
ある。
次に、本発明で用いる養毛増強成分を得る方法の事例を
示す。
マンゴ−、カマラ、ツボクサ、アカネコンまたはサンズ
コンの単独または混合物50gをエタノール1リツトル
で4時間ずつ3回温浸抽出する。
これら抽出物を合わせ、吸引濾過後、溶媒を除くために
減圧下濃縮乾固し、本発明に係わる粘稠状の抽出物を得
る。
本発明に係わる養毛料の養毛増強成分の配合量は、マン
ゴ−、カマラ、ツボクサ、サンスコン、アカネコンの抽
出物の二種または三種以上を全量の0.001〜10重
量%、好ましくは0,05〜5重量%である。0.00
1重量%より低濃度では以下に記す細胞増殖試験におい
て著名な効果を示さず、また10重量%より高濃度では
養毛料としての安定性に欠ける。
本発明の養毛料で使用される他の原料成分としては、通
常、養毛料に適用される炭化水素類、ロウ類、油脂類、
エステル類、高級脂肪酸類、高級アルコール類、界面活
性剤、香料、色素、防腐剤、抗酸化剤、紫外線防御剤、
アルコール類、pH調剋剤、および本発明の目的にあっ
た薬効成分などを適宜選択し、調製される。
また、本発明の養毛料としては、押挿の様態例えば、ク
リーム、ヘアトニック、ヘアローション、ヘアクリーム
などがあげられる。
次に、本発明に適用されるマンゴ−、カマラ、ツボクサ
、アカネコン、またはサンズコンの抽出物が養毛増強成
分として、細胞の分裂増殖を促進する効果があることを
マウス毛包培養法による細胞増殖促進試験及びヒト毛包
ケラチノサイトを用いた細胞増殖促進試験によって確か
めた。
くマウス毛包培養法による細胞増殖促進試験〉(検 体
) 本発明に適用されるマンゴ−、カマラ、ツボクサ、アカ
ネコンまたはサンズコンよりの抽出物の無水エタノール
溶液について、単品又は二種以上の混合物。
尚、コントロールは無水エタノールである。
(試験方法) 本培養法は、生後4白目のBALB/ Cマウス皮膚を
0.25%トリプシン水溶液に一昼夜浸漬することによ
り表皮と真皮を剥離し、得られた真皮を0.33%コラ
ゲナーゼにより消化し、遠心分離(400RPMX4分
間)とナイロンメツシュ濾過により純粋な毛包器官のみ
を得、その毛包器官を1型コラーゲンに包埋培養するこ
とにより達成される。培養に使用する培地は、199培
地に8%の牛胎児血清を含有し、カルシウム濃度が0.
1mM前後に設定したものを用いた。この培養系に前述
の方法で得られた生薬抽出物を添加して120時間培養
し、増殖した細胞のDNA量を定量した。
また、DNAff1の増加はコントロールを100%と
したときの相対的な値として表記した。
(以下余白) (結 果) 表−1 表1から明らかなように、本発明品に配合され対してそ
れぞれを単品で投与するよりも二種または三種以上で投
与した方が増殖を促進する作用を有することが示された
くヒト毛包ケラチノ1サイトを用いた細胞増殖促進試験
〉 (検 体) 本発明に適用されるマンゴ−、カマラ、ツボクサ、アカ
ネコンまたはサンズコンよりの抽出物の無水エタール溶
液についての単品又は二種以上の混合物。
尚、コントロールは、無水エタノールである。
(試験方法) ヒト毛包を健常人より抜去して得、毛球部に存在する毛
包ケラチノサイトをトリプシン処理により分散させ、細
胞懸濁液を得る。この細胞を、■v型コラーゲンを塗布
した直径12 の組織培養皿に約5万個植え込み、37
℃、5%炭酸ガス、95%空気の条件で培養を開始する
。培養培地は最小必須培地(MEM)にウシ胎児血清(
FBS)を10重量M前後に調製したものを用〜)た。
培養開始後48時間後から検体を含有する培地に変更し
そのときの培地中ウシ胎児血清(FBS)濃度は1%と
した。
その後培養を96時間行ない、増殖した細胞をトリプシ
ンにより剥離して血球計算盤にて計測した。
また、細胞数の増加はコントロールを100%としたと
きの相対的な値として表記した。
(以下余白) (結 果) 表−2 表2から明らかなように、本発明に係わる養毛増強成分
は、ヒトの毛包を構成するケラチノサイト対してそれぞ
れを単品で投与するよりも二種または三種以上で投与し
た方が増殖を促進する作用を有することが示された。
〔実施例〕
以下、実施例と比較例にて本発明を説明する。
尚、配合量は重量部である。
実施例−1,ヘアローション (処 方) (処 方) (製 法) エタノールに4種類の抽出物及びメントールを溶かし、
これに精製水を加えて製品とする。
実施例−3,ヘアクリーム (処 方) (製 法) 二種類の抽出物、ワセリン、ミツロウ、流動パラフィン
、乳化剤を80°Cにて混合溶解し、あらかじめ80°
Cに加熱しておいた精製水を徐々に加えて乳化し、40
″Cまで冷却し、製品とする。
実施例−4,ポマード (処 方) (製 法) 5種類の抽出物、イソプロピルミリステート、セタノー
ル、パラフィンロウ、マイクロクリスタリンワックス、
乳化剤を70’Cの温度条件で加熱溶解しここにあらか
じめ70″Cに加熱した精製水を加えてよ(撹拌する。
40°Cまで撹拌しながら冷却し、製品とした。
〔発明の効果〕
本発明のマンゴ−、カマラ、ツボクサ、アカネコン、サ
ンズコンよりの抽出物の二種または三種以上を配合した
養毛料は、マウス毛包細胞、ヒト毛包ケラチノサイトの
細胞増殖促進効果を示し、更にヒトを対象とした実使用
試験においても養毛効果が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)マンゴー(Curcuma amada:ショウガ
    科ウコン属)、カマラ(Mallotus phili
    ppinesis:アカメガシワ属)、ツボクサ(Hy
    drocotyle asiatica:セリ科チドメ
    グサ属)、アカネコン(Rubia cordifol
    ia:アカネ属アカネ)、サンズコン(Sophora
    e mollis:マメ科エンジェクララ属)を抽出溶
    媒で抽出して得られる抽出物を養毛増強成分として、二
    種または三種以上配合することを特徴とする養毛料。 2)前記の抽出溶媒が、水または低級アルキルアルコー
    ルから選ばれたものである請求項1)記載の養毛料。
JP2332729A 1990-11-29 1990-11-29 養毛料 Pending JPH04202117A (ja)

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JP2332729A JPH04202117A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 養毛料

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JP2332729A JPH04202117A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 養毛料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017178879A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ピアス株式会社 育毛剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017178879A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ピアス株式会社 育毛剤

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