JPH04201455A - プリンタ用印字ヘッド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ用印字ヘッド装置に係り、とくにシ
リアルドツトインパクトプリンタに使用するプリンタ用
印字ヘッド装置に関する。

［従来の技術〕 従来、この種の印字ヘッドにあっては、アーマチュアを
駆動させるのに必要な磁束はアーマチュアと対になって
いるソレノイドで発生しており、そのソレノイドは一つ
の鉄心及び一つのコイルより作られている。

第３図に従来例を示す。この第２図において、符号５１
はアーマチュアを示し、符号６１はアーマチュア５１に
よって駆動されるドツト印字用のプリンタワイヤを示す
。このプリントワイヤ６１及びアーマチュア５１は中心
線Ｓ。を中心としてその複数組が円環状に配設されてい
る。プリントワイヤ６１は複数の中間ガイド５９に案内
されてノーズ部５７Ａ内に延設され、その先端部がメイ
ンガイド５日に摺動自在に支持されている。符号５３は
ホールドスプリングを示し、符号５４はアーマチュアサ
ポートを示し、符号５５は駆動コイルを示す。また、符
号５６はヨークを示し、符号５７は前述したノーズ部５
７Ａを支持するヘッドフレームを示す。このヘッドフレ
ーム５７の背面側（第２図の上端面側）にはストッパプ
レート５２が装備されている。符号６０はリターンスプ
リングを示す。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の印字ヘッドでは、全ピン印字などの全負荷（ｈｅ
ａｖｙ　ｄｕｔｙ）印字時において、印字ヘッドにかか
る電圧は単ピン印字に比べかなり低くなり、投入エネル
ギは小さくなる。また、連続印字などにより印字ヘッド
が高温になった状態において、ソレノイドのコイルは電
気抵抗が大きくなり、電流は流れにくくなり、やはり投
入エネルギは小さくなる。上述した投入エネルギが小さ
（なる様な状況では、印字力スレや追従不良によるリボ
ン引掛けなどの障害が発生するという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に、全ピン駆動時等にあっても印字力スレもしくは追従
劣化等を有効に防止することのできるプリンタ用印字ヘ
ッド装置を提供することを、その目的とする。

〔課題を解決するための手段〕 本発明では、複数９印字ワイヤと、この複数の印字ワイ
ヤを各別に駆動すると共に環状に配設された複数のワイ
ヤ駆動機構とを備えてなるプリンタ用印字ヘッド装置に
おいて、 前記各ワイヤ駆動機構に装備され環状に配設されている
内側ヨーク全体を内径側に配して、当該内側ヨーク全体
を取り巻く第２の駆動コイルを装備する、という構成を
採っている。これによって前述した目的を達成しようと
するものである。

（実施例〕 次に、本発明の一実施例を第１図ないし第２図に基づい
て説明する。

この第１図ないし第２図において、ノーズ部７Ａがヘッ
ドフレーム７に突設されている。このヘッドフレーム７
内には、往復運動する複数本のプリントワイヤ１１とそ
れを案内する中間ガイド９が並び、ヘッドフレーム７の
ノーズ７Ａの先端にはプリントワイヤ１１を所定の位置
に保持するメインガイド８が設けである。複数本のプリ
ントワイヤ１１を往復運動させる駆動部は、断面がコの
字型をしており、外壁と内壁に区別されている。

駆動部の内壁部は、アーマチュアの数に対応するように
分離されており、ソレノイドの鉄心となるヨーク６と、
各々の鉄心に巻かれる駆動コイル５Ａと、すべての鉄心
を一つの鉄心とするように大円筒状に巻かれている巻回
された第２の駆動コイルとしてのサポートコイル５Ｂと
、先端にプリントワイヤ１１がロー付けされているアー
マチュア１より成る。

印字する場合、前述したコイル５Ａに電流が流れること
により、ヨーク６に磁束が流れアーマチュア１が磁気吸
引され、それに伴いプリントワイヤ１１が印字面を打撃
し印字を行い、その後アーマチュア１をストッパプレー
ト２方向へ押しつけるように設置されたリターンスプリ
ング１０により、アーマチュア１はストッパプレート２
に押しつけられ一工程を終了する。

本実施例においては、印字時において投入エネルギが減
少するような状況、例えば全ピン同時駆動時は単ビン駆
動に比べ電圧はかなり減少する。

あるいは連続印字により印字ヘッドが高温になり、コイ
ルの電気抵抗は大きくなり投入エネルギは減少する。こ
のような状況において、印字頻度（ｄｕｔｙ）を検出す
るセンサや及び温度を検出するセンサ等から投入エネル
ギが減少するような状況を知らせる信号が発信された場
合、サポートコイル５Ｂに電流が流れ、全ビンに対して
補助的に磁束を与える。ただし、サポートコイル５Ｂで
発生するアーマチュアの磁気吸引力はリターンスプリン
グ１０によるアーマチュア１をストッパプレート２に押
しつける力よりも弱くなければならない。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、第２の駆動コイルとし
てのサポートコイルを設置することにより、投入エネル
ギの減少による印字力スレ及び追従性の悪化を防止する
ことができ、リボン引掛は等の障害をなくすことができ
、しかも、各コイルにかかるピーク電流値は通常印字す
る文字などにかかる最小限の値ですむことから、ドライ
ブ回路及び電源部において高電流に耐えられる高価な部
品を組み込む必要がなくなり装置全体を比較的安価に得
ることができるという従来にない優れたプリンタ用印字
装置を捷供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す半断面図、第２図は第
１図の■−■線に沿った部分断面図、第３図１よ従来例
を示す半断面図である。 １・・・・・・アーマチュア、４・・・・・・アーマチ
ュアサポート、５Ａ・・・・・・駆動コイル、５Ｂ・・
・・・・第２駆動コイルとしてのサポートコイル、６・
・・・・・ヨーク、７・・・・・・ヘッドフレーム、８
・・・・・・メインガイド、９・・・・・・中間ガイド
、１０・・・・・・リターンスプリング、１１・・・・
・・プリントワイヤ。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）．複数の印字ワイヤと、この複数の印字ワイヤを
   各別に駆動すると共に環状に配設された複数のワイヤ駆
   動機構とを備えてなるプリンタ用印字ヘッド装置におい
   て、 前記各ワイヤ駆動機構に装備され環状に配設されている
   内側ヨーク全体を内径側に配して、当該内側ヨーク全体
   を取り巻く第２の駆動コイルを装備したことを特徴とす
   るプリンタ用印字ヘッド装置。