JPH04200806A - 圧延機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は鉄鋼輩や非鉄の分野において用いられ、鋼板等
の板材をロールの間に通して塑性変形を行うことにより
所望の板厚にするための圧延機に係り、特に形状修正お
よびクラウン修正手段を設けた圧延機１．；二関する。

［従来の技術１ 従来の４段式圧延機を第９同−第１２図に示す。この種
の圧延機は比較的小径の一対のワークロール１．２と、
これらを外側から挾むように配置された比較的大径のバ
ックアップＵｌ−ル３，４とを備２、これらε」いずれ
もほぼ等しい胴長に形成されて゛全長にわたっで転接さ
第１、各ロール１゜２．３．４の両ネック部を軸受５，
６，７．８にて支持するとともに、これらをハウジング
９に装着して構成さｔｉでいる。また、ハウジング９に
は圧Ｆシリンダ１０が取り付けら第１、相別配置された
軸受１３〜８間を圧下することによつ−Ｃ圧下刃をワー
クロール１，２間に与えるようにしている。

このような圧延機のワークロール１．２間に被圧延材１
１を通過さｔ！て所望の板厚のストリップ材を得るので
あるか、被圧延材１１の通過に伴つ−ごワークロール１
．２の中央部が拡開され、両端軸ダ５．Ｇ側より被圧延
材］１の通過中心側が夕）イ則に月配らんでしまう（ハ
わゆるロールベンデイ゛／りが生じる。このため、前記
バックアップロール３．４はクラウン形状とされ、ワー
クロール１゜２の口〜ルペンディングを吸収するように
している。

し７かしながらクラウンをイス１シたバックアップロー
ル３，４を用いても、被圧砥料１１の性状や圧下量の違
い等によってロールベンディング量が一義的に定まらな
いため、実際上は第１３図に示すように、被圧延材１１
の端部厚さｈと中央部厚さ１］の間に差（＝　Ｈ−ｈ　
）が生じており、圧延後のス１へリップ材の断面形状は
両側縁にいわゆる耳伸びが発生した太鼓状断面どなって
しまう。このようなことから、矩形断面のストリップ材
を得るように各種の提案がなされている。

従来のクラウン制御方法としてロールベンディング法が
知られている。これはロールネックにベンディングシリ
ンダを取り付け、ロールクラウンどワークロールの弾性
変形が打消すようにワークロールの圧Ｔ面が平坦になる
ように制御してクラウンを修正するように作用させるも
のである。すなわち、第１１図に示すように、ワークロ
ール１．２のネックに装着された軸受５，６の間に両ロ
ッ１−タイプのベンディングシリンダ１２を配設し１、
このシリンダ１２を伸縮さゼることにより両軸受５，６
の間隔を調整することができるようになっており、ベン
ゾ５イング量に応じて被圧延材１１に発生し２よ）とす
るクラウンを修正さセるものである。これはワ・−クロ
ールベ〉′ディング法であるが、その他にバックアップ
ロールベンディング法もある。

また、圧延ロール内に油室な設け、これに作用する油圧
を調節し、でワークロールのクラウンを変えるＶＣロー
ル法や、ワークロールを部分的に加熱膨張させてクラウ
ンを変えるし一用・クラウン法、あるいはロールクーラ
ントを掛ける量を部分的に調節して膨張量を調節して行
う方法等が知ら、ｆ−１でいる。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、前記ロールベンディング法にＪ：れば、
即応性および柔軟性に富んではいるものの、第１４図　
（ａ）、（ｂ）に示すように、ワークロール１，２がバ
ックアップロール３，４の全面に拘束されているために
、ワークロールに充分な撓のを５えることが困難であり
、絶対能力に欠けるばかりか、被圧延材の板幅１強度、
形状等によりバックアップロールを組替えてそのクラ側
クン形状を変更する必要がある等の欠点がある。

また、ＶＣロール法ではワークロール構造の複雑化によ
って高価となり、保守も面倒となってしまう。更に、ヒ
ートクラウン法やロールクーラン］・法では、柔軟性が
あるものの応答性が極めて悪いという問題がある。

本発明の目的は、上記従来の問題点に着目し、特に高速
圧延で刻々変化する条件に対応できる即応性を有し、広
範囲にわたるワークロールのクラウン制御機能をもたセ
ることかできるとともに、特にワークロールの撓み制御
量を大幅に増大することができるようにした圧延機を提
供することにある。

［課題を解決するだめの手段］ −１−；１２目的を達成するため（こ、本発明に係る圧
延機は、圧延材を圧下する一対のワークロールと、各ワ
ークロールに転接する一対のバックアップロールとを備
え、各ロールの両端軸受をハウジング（こ取りイ」ける
どともに、Ａｉ＋記一対のワークロール間の軸受間隔を
調整しクラウン制御をなす加圧子ｆ９をｖｉｊ記ハウジ
ングに組込んでなる圧延機において、 ｉｊ＋肥上下バックアップし１−ルをロール軸方向に分
離した短尺胴長の一対のづポートロールにより形成し７
つつこの分離サポートロールを回転可能に支持しかつ軸
方向摺動可能に支持するパックアップシャツ１へに取り
付けて構成し、上部バックアップシャフトと平行に配設
されたガイドシャフトに位置移動可能に装着さね前記各
分離ロール本体に係合するガイド部材を取り付けるとと
もに、前記上バックアップロールでは一対のガイド部材
相互に互いに逆ネジが刻設さ第１たスクリュウロッドを
螺着して連係し、前記一対のガイド部材またはスクリュ
ウロッドのいずれかに被動車を取り付り、ハウジング等
の固定側に駆動車を耳νリイτｔ　ｉ−１、被動車と駆
動車とをベルト等の巻き掛け手段を介して回転伝達可能
として前記同軸に配設された分離ロール間隔を調整可能
とし、前配下バックアップロールでは下部バックアップ
シャフトと平行に配設されたガイドシャフトに位置移動
可能に装着されＡｉｊ記各分離ロール本体に係合するガ
イド部材を取り付けるとともに、駆動源を有し、かつ、
軸心方向の中心部から左右に右スクリユど左スクリュに
刻設された移動スクリュにより同軸の分離ロール間隔を
調整可能としたものである。

［作用］ 上記構成によれば、被圧延材を直接圧下するワークロー
ルの撓みを抑制する各バックアップロールは、ロール軸
方向に分離された一対のサポートロールにより構成され
、ワークロールと各々部分的に転接して圧下刃をザボ−
１・する。そしてこれらの分Ｉｉｆ［’Ｊボートロール
は軸方向に移動ｉｉＪ能とさね、その位置移動を行わせ
ることにより曲げモーメン１〜支点か変化し、ワークロ
ールネックの加圧手段によるロールベンディング量を加
減調整することができる。このような分離ロールの位置
移動は、十バックアップロールでは一対のガイド部材相
乃に互いに逆ネジが刻設さ第１たスクリュウロッドを螺
着して連係し、前記一対のガイド部材またＣＪスクリュ
ウロッドのいずれかに被動車を取り付け、ハウジング等
の固定側に駆動車を取り付け、被動車と駆動車とをベル
ト等の巻き掛け手段を介して回転伝達可能として前記同
軸に配設された分離ロール間隔を調整可能とし、さらに
、下部バックアップロールでは駆動源を有し、かつ軸心
方向の中心部から右スクリユと左スクリュに刻設さ第１
だ移動スクリュによって一対の分離ロールの間隔が調整
される。したがって、土部彰ボートロールにおいては、
一対のガイド部材の間隔を変化さｔ４゛、もってガイド
部材に係合された一対の分離サポートロールによって設
定されるロールベンディング支点が変化され、ワークロ
ールの軸受間に介在さ１＋る加圧手段による加圧力と独
立または協働してロールベンディング量を迅速に調整で
き、一方、下部サポートロールでは、駆動源を正逆回転
させて一対の分離サポートロールを適宜な間隔に設定さ
れることによってロールベンディング支点が変化され、
ロールベンディング量を迅速に調整でき、高速圧延での
クラウン制御を的確に行わせることができる。特に分離
ロールの位置移動を液圧駆動手段とこれに連結される開
脚リンクによって１）わせるので、即応性が高く適止な
位置制御が可能となる。

［実施例］ 以下に、本発明に係る圧延機の具体的実施例を４段式圧
延機に適用した例に（＝Ｉき図面を参照して詳細に説明
する。

第１図−第２図は本発明の実施例に係る４段式圧延機の
全体構成を示している。図示のように、門型のハウジン
グ２０に対して平行な一対の上下ワークロール２２．２
４が互いに転接可能に横架され、これらの間に被圧延材
２Ｇを通板可能にしている。このようなト下ワークロ〜
ル２２．２４の各背面側には十バックアップロールユニ
ット２８と下バックアップロールユニット３０がやはり
平行に横架されている。

十バックΣ′ツブロー　ルユニット２８はワークロール
２２と平行に配置されるバックアップシャフト・３２を
有し２、こね（、二はロール軸方向の左右に分離され、
胴長が短く形成さ第１た一対のザボー斗ロール３４Ｒ，
３４Ｌが回転かつ軸方向に摺動材φ力できるよでン（こ
ｌ！′す（＝Ｉけらオ′Ｉている。この一対の一す゛ボ
ートロール３４Ｒ，３４Ｌは［）Ｔ１記−「ワークロー
ル２２に転接され、圧延時にワークロール２２のバック
アップづポー！・をなずものである。

同様（こ、下バックアップロールユニッｌ−３０モバッ
クアップシャノト３６と、これに装着される）Ｌ石一対
に分離さ第１たサポートロール３８Ｒ１３８Ｌを有し、
下ワークロール２４に転接させるよう番こして圧延時の
バックアップづボー　１・をなす、Ｌうにし７ている。

また、前記ヴボー　トロール３４Ｒ，３４Ｌは、第３図
（ａ）の上部ユニット２８に示したように、回転ベアリ
ング４０を介し−ｒバックアップシャフト３２に装着さ
れ、また、ソーボー１−ａ−ル３８Ｒ，３８Ｌは第４図
（ａ）の下部ユニット３０に示しまたように、回転ベア
リング４０を介し゛Ｃバックアップシャフト３６に装着
され、さらに、上部ユニット２８および下部ユニット３
０はぞれぞれ両端面にスラストベアリング４．２．４４
を配設して装着されている。

上記した上下ワークロール２２．２４のネック部分と、
−Ｌ−トバックアップロールユニッｌ−２８。

３０のパックアップシャツ１−３２．３６のネック部分
には、第２図に示すように、軸受４６゜４８．５０．５
２が取り（−Ｉけらオ９、これらをハウジング２０に縦
列配置して取り付りている。そして、ハウジング２０の
下部位置には圧］シリンダ５４が装備さオ］て４３す、
これを駆動することにより所定の圧延圧力をワークロー
ル２２．２４間に発生させるようにしている。

このような構成において、上述し／、二上バックアップ
ロールユニット２８の分離ザボー１−ロール３４Ｒ，３
４Ｌ、および下バックアップロールユニット３０の分離
±ポー　１−ロール３８Ｒ，３８Ｌ。

の各々８４０−ル軸方向に移動することにより位置調整
ができるようになっている。この位置調整のために、各
コーニット２８．３０に十５むづるザポートロール３４
Ｒ，３４Ｌ、３８Ｒ，３８Ｌにはガイド部材どし２での
ロー＝ルガイド５６Ｒ，５６Ｌが係合されている。第゛
３図は十バックアップロールユニット２８ノ＼の装着例
を示している。図示のように、バックアップシャフト３
２の両端軸受５０間（に渡し掛けられる２本のガイドシ
ャフト５８がバックアップシャフト３２と平行に取り付
けられている。共通の軸受５０に対してバックアップシ
ャフト３２どガイドシャフト５８を取りイ」けることに
より、両シ℃）ｈ３２，５８の平行度を保持さオ］でい
る。このガイドシャツ［・５８に対し前記Ｕｌ−ルカイ
ｌ’５６Ｒ，５６Ｌ、が取り付けられており、こねはガ
イ）−シャツ１−５８を貫通させ、用ボー　トロール３
４Ｒ，３４Ｌと干渉しないように１し成さ、ｔ］たスラ
イド′γ−−シンご’６０Ｒ，６０Ｔ−を】　２ 備えでいる。そして、スライ］・ケーシング６０　Ｒ。

６０■、にはザボー　トロール３４Ｒ，３４Ｌの両端面
に向りて延長され、ロール３４Ｒ，３４Ｌの両端面に取
り付けられているスラストベアリング４２．４４を挟持
するスラストベアリングザボーｈ６２，６４が取り付Ｃ
づられている。スラストベアリングザボー１−６２．６
４は各々第３図（ｂ）に示したように、直接スラストベ
アリング４２゜４４に当接されるドーナツ盤状の押えプ
レート６Ｇと、こ第１を夕ｉ面から補強支持するブラク
ット６８によって形成されている。押えプレー４６６１
、Ｊバックアップシャフト３２を干渉しないように貫通
させている。したがって、各サポートロール３４Ｒ，３
４Ｌは各々ロールガイド５６Ｒ１５６Ｌをガイドシャフ
ト５８に沿って軸方向に移動させることに伴って、サポ
ートロール３４Ｒ９３４ＬをバックアップシャツＩ・３
２の軸方向に摺動移動させることができる。このような
ローニガイド５６Ｒ，５６Ｌ、は他のザボーＩ・ロール
３８Ｒ，３８Ｌ、、にも同様に係合装着さねている。

ここで、−に部すポートロール゛３４Ｒ，３４Ｌ、の位
置移動を適正に行わ七る駆動手段がバックアップロール
ユニット２８に設（、づらねている。これは被仕延材２
Ｇの幅寸法ならびに板形状に応じて一対の分離ザボー用
・ロール３４Ｒ，３４Ｌの位置を、相−Ｌ丁にワークロ
ール２２の外周面に沿って軸方向に接近さぜたり離反さ
ゼるもので、第３図（ａＬ　　ｆｂ）　＋こ示したよう
に、巻ぎ掛け伝動装置９０によって構成されている。ハ
ウジング２０の」二梁部材の中央部に駆動車とし７ての
ドラム９１が据え付けらねており、このドラム９１の一
端側にはモータ９２が連結さオしている。一方、左右の
ロールガイド５６Ｒ，５６Ｌ、、のスライドケーシング
６０Ｒ，６０Ｌにはガイドシャフト しているが、こオ′ｔと平行にスクリュウロッド９３が
同様に貫通され、この両端をバックアップシャフト軸受
５０に回転自在に支持させている。スクリュウロッド９
３には右半部と左半部に逆ネジが切られており、その各
ネジ部に一対のスリーブナラｌ−９４Ｒ，９４Ｌか螺合
されている。このスリーニブナラｌ−９４Ｒ，９４Ｔ．
、はスライドケーシング６０Ｒ，６０Ｌ、に才５けるス
クリュウロッド貫通孔に装着さね、これはスライドケー
シング６０Ｒ，６０Ｌに回転回部に取り付けられている
か、軸方向に移動できないように拘束されて取り付けら
れている。両スリーブナツト９４Ｒ。

９　４　Ｌは中央側に延長されてスライドケーシング６
０Ｒ，６０１−の端面から突出しており、この延長部に
は被動車としてのプーリ９５Ｒ，９５Ｌが一体的に形成
されている。そして、こ第１らの名プーリ９５Ｒ，９５
Ｌには前記ドラム９１との間にロープ９６Ｒ．９６Ｌが
巻き掛けられ、モータ駆動される回転ドラム９１の回転
に伴って回転さ、ｔ＋るようになっている。このため、
各スリーブナラｌ−９４Ｒ，９４Ｌが回転され、スクリ
ュウロッド９３のネジ切り方向に沿って互いに接近ある
いは離反する方向への移動力をスライドケーシング６０
Ｒ，６０Ｌにηえる。これに伴ってロールガイド５６Ｒ
，５６Ｌ．、ひいては一対のサポートロール３４Ｒ，３
４Ｌを相互に離反させたり、あるいＣＪ接近させること
ができる。

−力、第４図（ε１）に示すよう１こ下部サボー）・ロ
ール３８Ｒ，３８Ｌの位置移動を適正に行わせる駆動手
段がバックアップロールユニット３０に設けられている
。こねは」一部サポートロール３８Ｒ，３８Ｌと同様に
、被圧延材２６の幅寸法ならび１こ板形状ｉ＝応し２で
一対の分離サポートロール３８Ｒ．３８Ｌの（ｊ＞置を
相互にワークロール２４の夕１周面に沿って軸り向に接
近さセたり離反さぜるもので、第４図（ｂ）に示すよう
に一対のガイドシャツ）・５８間の中心部にガイドシャ
フト５８ど平行に移動スクリュ１６が設けられている。

前記移動スクリュ１６は、軸心方向の中心部から左右に
、右スクリユど左スクリュに分けて刻設さ第１ている。

この移動スクリュ１６の一端には電動モータ１７が直結
さ第１ており、電動モータ１７の正逆の回転方向によっ
て、１対の下部サポートロール３８Ｒ，３８Ｌを接離可
能なようになっており、被圧延材２６の幅−１法または
板形状に応して電動モータ１７を回転し、両者の下部サ
ポートロール３８Ｒ，３８Ｌの離間位置を適宜法めるこ
とが可能である。

また、ハウジング２０にはロールベンディング装置１０
０が組込まれており、第５図に示すように、上部ロール
ベンディング用ロッｌ’　１　０　２、下部ロールベン
ディング用ロッド１０４、およびロールベンディング用
シリンダ１．　０　６、およびピストン１０８から構成
されている。

上部ロールベンディング用ロッド１０２の下端部はピス
トン１０８に固着され、上端部が上部ワークロール軸受
４６と接離自在に配設されている。また、下部ロールベ
ンディング用ロッド１０４は逆に上端部がビス１〜ン１
０８に固着され、下端部が下部ワークロール軸受４８と
接離自在になっている。シリンダ１０６の中央部には、
小径の連通孔１１０が設けられ、ここに図示しない圧油
供給装置から圧油を導入すると、ロールヘンブイング用
ロッド１０２，１０４−互いに離反し、上下ワークロー
ル２２．２４の各軸受４Ｇ。

４８を各々バ・ツクアップロールユニット２８゜３０の
軸受５０，５２側に押圧するように作用ずろ。

また、ロールベンディング用シリンダ１０６と手下ワー
クロール軸受４６．４８との摺動面に８Ｊ゛、各々ライ
ナ１１２，１１４を貼着し、シリ〉′ダ１０６への圧油
供給峙（、ここの摺動面にて滑動し２．１ノー　クロー
ル軸受４６．４８を押し間き、前記サポートロール３４
．３８とワークロール２２．２４との当接筒所を☆点と
して曲げモーメントが作用し７やすい、ようにしている
。これにより、ワークロール２２，２４による圧延時に
おけるワークロール圧延面プロフィールが矯正されて！
Ｖ坦而面なるように調整される。

なお、圧下シリンダ５４Ｌｊ：、第６図に示したように
、ヘット１１Ｇを内蔵し、圧延時には図示しない圧油供
給装置から圧下シリンダ５４内に圧油を導入することに
より、ヘラｌ’　１１６を一ト肩させるようにし、でい
る。ヘッド１１６の動作は下部バックアップロールコニ
ッｌ−３０のバックアップシャフト軸受５２を押上げ、
この圧下刃は下部サポートロール３８　Ｒ，３８Ｔ、、
、、下部ワークロール２４．軸受４８．ロールベンディ
ング装置１００、軸受４６、上部ワークロール２２、Ｆ
部すボ〜［・ロール３４Ｒ，３４Ｌ、上部バックアップ
シャフト軸受５０、ハウジング２０に伝達されて、所望
の圧延力を発生させるのである。

このように構成された圧延機の動作は次のようになる。

圧延前に被圧延材２６の幅に合わせてサポートロール３
４Ｒ，３４Ｌおよび３８Ｒ，３８Ｉ−の位置を予め決定
しでおく。この場合、Ｍボーｌ−ロール３４．３８のワ
ークロール２２．２４への転接位置は被圧延材２６に重
合しない位置に設定するが、この初期設定は最初圧下シ
リンダ５４を駆動して下バックアップロールユニット３
０を十貸させ、ワークロール２２．２４およびサポート
ロール３４．３８を軽く接触させておく。そして、その
後にサポートロール３４．．３８の位置調整のため、十
バックアップロールユニット２８では、回転ドラム９１
を正転またＬＪ逆転し、ローブ９６Ｒ，９６Ｌを介して
プーリ９５Ｒ，９５Ｌを回転すること；こより、予め設
定さねでいる位置に移動さセ、下バックアップロールユ
ニット３０でＣＪ゛、電動モータ１′７の正逆の回転に
件って一対のサポートロール３８Ｒ，３８１，を相Ｕに
接離させて位置移動さゼる。こねにより一対のサポート
ロール３４Ｒ，３４Ｌ５、および３８Ｒ，３８Ｌの間隔
か所望の間隔に設定される。この軟便で各−リ゛ボー　
（・ロール３４．３８の接触位置が被圧延材２（３の圧
延領域から外れるようにするのである。

この初期設定が終了し、た後、ワークロール２２゜２４
間に被圧延材２６を通板する。こねにより被圧砥料２６
は所望の板厚に圧延さ、ｆ′１てストリップ材と１７で
出るが、この形状判定を目視あるいはセンザロールによ
る接触方式、光や磁気を利用したＪＦ接触方式！、１．
上って行う。この判定により耳伸びや中伸びか発生した
場合には、ハウジング２０に取り付けた回転ドラム９１
を回転し２てスリーブヲッｈ　９４　Ｒ，９４Ｌ！た（
」スクリュウロツド９３を回転させるとともに、電動モ
ータ１７を適宜正逆回転を行う。この操作で対とな−）
でいるザボー１−ロール３４Ｒ，３４Ｌおよび３８Ｒ２
３８Ｉ、を相互（こ近接するようにあるいは離反するよ
うに位置移動されるので、ワークロール２２゜２４に作
用する曲げモーメント量を調整し、形状異常の発生を抑
制御−２、矩形のストリップ材を得ることができる。

第′７区〜第８図に上下ワークロール２２．２４のプロ
フィールがザポートロール３４．３８の位置調節による
ペンディング力の大きさによってどのように推移するか
の実験結果を示す。

第７図はロール径６００ｍｍ、圧延力６００ｔｏｎ、サ
ポートロール間距離を１４００ｍｍに設定し、ロールペ
ンディング力をＯ〜１２５１−□ＯＩ’ｌまで調整した
場合の上部ワークロール２２のプロフィールの変化を示
す。

第８図はロール径６００ｍｍ、ｉ王延力６００ｔ　ｏ　
ｎ、サポートロール間距離を］、６００ｍｍに設定し、
ロールペンディング力をＯ〜１２５ｔｏｎまで調整した
場合のＬ部ワークロール２２のプロフィールの変化を示
し７たものである。

この結果から理解できるよう１こ、ロールペンディング
力およびサポートロールの位置によりワークロールの撓
み量を任意に変更することができ、もってストリップ材
の断面調整が可能であることが判明する。したがって、
広範囲に形状制御ができるクラウン制御能力を持た１！
ることかできる。

なお、上記実施例でるｊ巻き掛け手段をローブによって
構成しているが、こオｌ（Ｊベルトやチェーン等を用い
ることかできるのはいうまでもない。

［発明の効果１ 以上説明したように、本発明によれば、ワークロールの
パックアップザボート部位を任意に変更することによっ
て迅速かつ広範囲にわたってクラウン制御を行オっぜる
ことかでき、製品形状の修正が極めて容易に実現するこ
とができる。

特に、本発明では圧延時のバックアップをなす分離ザボ
ーＩ・ロールの位置移動を、上バックアップロールでは
、巻き掛け伝動装置によって行い、下バックアップロー
ルでは、移動スクリュに直結した駆動源を正逆回転する
ことによって、同軸に酉装置された一対の分離ロール間
隔を調整可能としているので、的確に位置移動を行わせ
ることができる。しかも、移動速度も速くすることがで
きるので、形状修正機能を迅速に行わせ、かつ精密な位
置制御によるクラウン制御を行わ＋４”ることかできる
。更に、巻き掛け伝動装置の駆動部は巻き掛け手段を延
長することにより、任意の箇所に設置することができ、
特に高さ方向の制限がある場合に有効な構造となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る圧延機の正面図、第２図
はその側面図、第３図（ａ）は上部ザボー用−ロール部
の要部拡大断面図、第３図（ｂ）は同図（ａ）の側面断
面図、第４図（ａ）は下−リ゛ボートロール部の要部拡
大断面図、第４図（１〕）は同図（ａ）の側面断面図、
第５図はロールベンディング装置の断面図、第６図は圧
延機の軸受が装着されたハウジングの断面図、第７図お
よび第８図は復ボー１〜ロールの位置移動に伴うロール
撓み爪の特性図、第９図は従来の４段式圧延機の正面図
、第１０図は同側面図、第１１図は圧延機の軸受が装着
されたハウジングの要部断面図、第１２図はロールベン
ディング装置の断面図、第１３図はロール撓みを示す模
式図、第１４図はクラウンの増加および減少状態の模式
図である。 １６・・・移動スクリュ、 １７・・・・電動モータ、 ２０・・・・・ハウジング、 ２２．２４・・・・・・ワークロール、２６・・・・・
・被圧延材、 ２８．３０・・・・・・バックアップロールユニット、
３２．３６・・・・・・バックアップジャブト、３４Ｒ
，３４Ｌ、３８Ｒ，３８Ｌ・・サポートロール、 ４０・・・・・回転ベアリング、 ４２．４４・・・・スラストベアリング、４６．４８，
５０．５２　　・軸受、 ５４・・・・・・圧下シリンダ、 ５６Ｒ，５６Ｌ・・・・・ロールガイド、５８・・・・
・・ガイドシャフト、 ９０・・・・・・巻き掛け伝動手段、 ９１・・・・・・回転ドラム（駆動車）、９２・・・・
モータ、 ９３・・・・スクリュウロッド、 ９５Ｒ，９５Ｌ・・・・・・プーリ、 ９６Ｒ，９６Ｌ・・・・・・ロープ、 １００・・・ロールベンディング装置。 特許出願人　　宇部興産株式会社 第１図 第２図 第９図 第１０図 第１４ （ａ） 図 （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 圧延材を圧下する一対のワークロールと、各ワークロー
   ルに転接する一対のバックアップロールとを備え、各ロ
   ールの両端軸受をハウジングに取り付けるとともに、前
   記一対のワークロール間の軸受間隔を調整しクラウン制
   御をなす加圧手段を前記ハウジングに組込んでなる圧延
   機において、 前記上下バックアップロールをロール軸方向に分離した
   短尺胴長の一対のサポートロールにより形成しつつこの
   分離サポートロールを回転可能に支持しかつ軸方向摺動
   可能に支持するバックアップシャフトに取り付けて構成
   し、上部バックアップシャフトと平行に配設されたガイ
   ドシャフトに位置移動可能に装着され前記各分離ロール
   本体に係合するガイド部材を取り付けるとともに、前記
   上バックアップロールでは一対のガイド部材相互に互い
   に逆ネジが刻設されたスクリュウロッドを螺着して連係
   し、前記一対のガイド部材またはスクリュウロッドのい
   ずれかに被動車を取り付け、ハウジング等の固定側に駆
   動車を取り付け、被動車と駆動車とをベルト等の巻き掛
   け手段を介して回転伝達可能として前記同軸に配設され
   た分離ロール間隔を調整可能とし、前記下バックアップ
   ロールでは下部バックアップシャフトと平行に配設され
   たガイドシャフトに位置移動可能に装着され前記各分離
   ロール本体に係合するガイド部材を取り付けるとともに
   、駆動源を有し、かつ、軸心方向の中心部から左右に右
   スクリュと左スクリュに刻設された移動スクリュにより
   同軸の分離ロール間隔を調整可能としたことを特徴とす
   る圧延機。