JPH04200522A - 内視鏡の挿入部およびその製造方法 - Google Patents

内視鏡の挿入部およびその製造方法

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JPH04200522A
JPH04200522A JP2337730A JP33773090A JPH04200522A JP H04200522 A JPH04200522 A JP H04200522A JP 2337730 A JP2337730 A JP 2337730A JP 33773090 A JP33773090 A JP 33773090A JP H04200522 A JPH04200522 A JP H04200522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
built
tube
endoscope
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP2337730A
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English (en)
Inventor
Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2337730A priority Critical patent/JPH04200522A/ja
Publication of JPH04200522A publication Critical patent/JPH04200522A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内視鏡の挿入部、特に挿入部を貫通孔を有し
た樹脂性チューブとし、その貫通孔内に内蔵物を支持し
た内視鏡の挿入部およびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の内視鏡の挿入部として、樹脂性のチューブを用い
たものが知られている。このチューブには複数の内蔵物
挿通孔が設けられ、この挿通孔内にライトガイドやイメ
ージガイドが挿入されている。この従来の挿入部は、挿
入部先端における前記挿通孔の内径を、挿入される内蔵
物の外径よりも若干大きいものとしていて、先端におい
て挿通孔と内蔵物との間に隙間ができるようにしている
そして挿入部の製造にあたっては、チューブの挿通孔に
内蔵物を挿通した後、先端における前記隙間に接着剤を
流し込み、内蔵物をチューブ内に固定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の内視鏡の挿入部は、前記のように゛先端部の挿通
孔と内蔵物との間の隙間に接着剤を入れることで作られ
ていたが、この接着剤を硬化させるためにその部分を加
熱する必要がある。ここで、樹脂チューブと内蔵物とは
その線膨張係数が異なる場合が多く、加熱した時の各々
の膨張により、両者の端面の位置がずれてしまうことが
あった。
すなわち、加熱後、完全に硬化する前に内蔵物の端面が
チューブの端面から出っ張ったり、引っ込んだりしてし
まい、その状態で硬化してしまうことがあった。
本発明は、そのような従来の欠点を解決することを課題
とし、挿入部の先端と内蔵物の先端面とがずれることの
ない内視鏡を提供するものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕上記課題を達
成するために請求項1に係る発明は、可撓性の長尺部材
に長手方向に貫通する貫通孔を設け、該貫通孔内に内蔵
物を挿通してなる内視鏡の挿入部において、前記貫通孔
の少なくとも先端部において、前記挿通される内蔵物と
の間に隙間を形成し、該隙間内に前記内蔵物を前記貫通
孔内に圧接保持するための保持部材を圧入したものであ
る。そして、貫通孔内に挿入された内蔵物は貫通孔内で
保持部材で圧接保持され、その端面が先端から出っ張っ
たり、引っ込んだりすることがない。
更に、請求項2に係る発明は、可撓性の長尺部材に設け
られた長手方向に貫通する貫通孔に内蔵物を固定する内
視鏡の挿入部製造方法において、前記貫通孔の内径より
も若干細径の内蔵物を前記貫通孔内に挿通し、挿入部の
先端側の内蔵物と貫通孔との間の隙間に接着剤を充填し
、該接着剤が固化する前に該隙間に隙間より径の大きな
保持部材を圧入し、その後挿入部先端を加熱して接着剤
を固化させたものである。そして、貫通孔内に充填され
た接着剤を固化させるための加熱の際に、貫通孔と内蔵
物との間の隙間に圧入された保持部材が内蔵物を貫通孔
内で保持するので、内蔵物と可撓性長尺部材との熱膨張
係数の違いによる先端面のずれが生じない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第4図を参照して
説明をする。
第1図は、内視鏡の挿入部の先端近傍を示す図、第2図
は挿入部先端の正面図であり、第3図は第2図上のA−
A断面図、第4図は同B−B断面図である。内視鏡の挿
入部は、樹脂性の多孔可撓性チューブ1からなる。この
材質としては、ポリウレタン、PVC,ポリエチレン等
、生体への挿入に適したものが好ましい。そして、その
中には軸方向に貫通する4つの貫通孔が設けられ、各々
鉗子チャンネル2、ライトガイドファイバー挿通用孔3
,4、イメージガイドファイバー挿通用孔5とされる。
ライトガイドファイバー挿通用孔3゜4には予め先端が
接着剤等で一体に固められたライトガイドファイバー束
6,7が各々挿通されている。ライトガイドファイバー
挿通用孔3,4は、上記ライトガイドファイバー束6,
7が挿通できるようにライトガイドファイバー束6,7
の外径よりも若干大きい内径とされている。そして、先
端においてのライトガイドファイバー束6,7とライト
ガイドファイバー挿通用孔3,4との間に形成される隙
間8,9に棒状の保持部材10,11が各々挿入されて
いる。この保持部材10,11の直径は、上記隙間8.
9よりも大きいものであり、可撓性チューブの弾性を利
用して圧入するものである。この圧入によりライトガイ
ドファイバー束6,7は挿通用孔3,4内で軸方向に移
動しないように摩擦保持される。そして、隙間8゜9に
は接着剤12.13が充填されていて、ライトガイドフ
ァイバー6.7をその挿通用孔3,4内に保持部材10
.11とともに固定している。
イメージガイドファイバー挿通用孔5には対物レンズ1
4.14を支持するレンズ枠15が挿入されている。こ
のレンズ枠15の後部にはイメージガイドファイバー束
16が挿入固定されている。
この挿通用孔5も挿通されるレンズ枠15より若干大き
い内径を有している。そして両者の間の隙間17に棒状
の保持部材18が挿入されている。
この保持部材18の挿入により、レンズ枠15及びイメ
ージガイドファイバー束16も挿通用孔5内で摩擦保持
されている。そして、隙間17の他の部分には接着剤1
つが充填されている。なお、これら保持部材10.IL
  18の材質は金属、硬質樹脂等どのようなものでも
よい。
次にこのように構成される挿入部の製造方法を説明する
多孔可撓性チューブ1のライトガイドファイバー挿通用
孔3,4にライトガイドファイバー束6゜7を各々挿入
する。そしてその先端をチューブ1の先端面に合わせた
状態で、先端の隙間8,9に接着剤12.13を充填す
る。その接着剤の固化する前に、隙間8,9に保持部材
10.11を圧入する。同様にして、イメージガイドフ
ァイバー挿通用孔5にイメージガイドファイバー束16
をその先端に固定されたレンズ枠15の先端を挿入部の
先端面を合わせた状態に挿入する。そして、隙間17に
接着剤を充填したのち、保持部材18を圧入する。そし
て、チューブ1の先端部を加熱することにより、接着剤
を硬化させる。このようにして本実施例の内視鏡の挿入
部は形成される。
そして、このように保持部材がライトガイドファイバー
束およびイメージガイドファイバー束をその挿入孔内に
保持するので、接着剤を硬化させるために挿入部の先端
を加熱し、チューブ、各ファイバー束が熱膨張しても、
両ファイバー束はその先端面をチューブ1の先端に対し
て移動することがなく、各ファイバー束が挿入部の先端
面から出っ張ったり、引っ込んだりしていない内視鏡の
挿入部が得られる。
尚、本実施例では、保持部材として棒状のものを用いた
が、その先端の隙間への挿入を容易にするために、保持
部材の先端にテーパーを設けてもよい。また、可撓性チ
ューブの先端面における挿通用孔の開口部の局面にテー
パーをつけることによっても同様に保持部材の隙間への
挿入が容易に行える。また本発明の実施例では、保持部
材の挿入により、可撓性チューブが弾性変形したが、そ
れに限らず、可撓性チューブよりも弾性変形しやすい材
質の保持部材を使い、保持部材の弾性変形により保持部
材の隙間への挿入を可能とし、その保持部材の弾性で内
蔵物を固定してもよい。更に、保持部材による内蔵物の
固定が充分であれば、先端面での隙間に充填するものは
接着性を有しない単なる充填剤であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内視鏡の挿入部の先端の貫通孔と内蔵
物との間の隙間に保持部材を圧入したので、挿入部の先
端面に対し内蔵物の先端面が一致したものとできる。そ
のため、先端に出っ張った内蔵物が生体を傷つけたり、
先端から引っ込むことでのライトガイド光の照射範囲が
狭くなったり、またイメージガイドからの可視範囲を狭
くしたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る内視鏡の挿入部の先端
部の斜視図、第2図は同実施例の挿入部の先端正面図、
第3図は第2図のA−A断面図、第4図は第2図のB−
B断面図である。 1・・・可撓性チューブ、3,4・・・ライトガイドフ
ァイバー用挿通孔(貫通孔)、5・・・イメージガイド
ファイバー挿通用孔(貫通孔)、6,7・・・ライトガ
イドファイバー束(内蔵物)、10,11.18・・・
保持部材、16・・・イメージガイドファイバー束(内
蔵物)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性の長尺部材に長手方向に貫通する貫通孔を
    設け、該貫通孔内に内蔵物を挿通してなる内視鏡の挿入
    部において、 前記貫通孔の少なくとも先端部において、前記挿通され
    る内蔵物との間に隙間を形成し、該隙間内に前記内蔵物
    を前記貫通孔内に圧接保持するための保持部材を圧入し
    たことを特徴とする内視鏡の挿入部。
  2. (2)可撓性の長尺部材に設けられた長手方向に貫通す
    る貫通孔に内蔵物を固定する内視鏡の挿入部製造方法に
    おいて、 前記貫通孔の内径よりも若干細径の内蔵物を前記貫通孔
    内に挿通し、挿入部の先端側の内蔵物と貫通孔との間の
    隙間に接着剤を充填し、該接着剤が固化する前に該隙間
    に隙間よりも径の大きな保持部材を圧入し、その後挿入
    部先端を加熱して接着剤を固化させることを特徴とする
    内視鏡の挿入部の製造方法。
JP2337730A 1990-11-30 1990-11-30 内視鏡の挿入部およびその製造方法 Pending JPH04200522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07246186A (ja) * 1994-03-11 1995-09-26 Toshiba Corp 内視鏡装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07246186A (ja) * 1994-03-11 1995-09-26 Toshiba Corp 内視鏡装置

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