JPH0420048Y2 - - Google Patents

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JPH0420048Y2
JPH0420048Y2 JP1983180239U JP18023983U JPH0420048Y2 JP H0420048 Y2 JPH0420048 Y2 JP H0420048Y2 JP 1983180239 U JP1983180239 U JP 1983180239U JP 18023983 U JP18023983 U JP 18023983U JP H0420048 Y2 JPH0420048 Y2 JP H0420048Y2
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JP
Japan
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turret
gear
lens barrel
shaft
miter gear
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JP1983180239U
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JPS6085928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、写真植字機に設置されている変形文
字印字用の光学系の駆動装置に関するものであ
る。
写真植字機は正体文字を印字するだけでなく、
長体、平体、斜体等の変形文字を印字する必要か
ら、変形文字印字用の各種変形レンズが設置され
ている。普通、変形レンズは円盤状のターレツト
に、変形レンズがレンズ鏡筒に収納された形で設
置されている。第1図は本考案の一実施例を示し
た図である。1−1,1−2,1−3,1−4が
各種変形レンズを格納したレンズ鏡筒であり、タ
ーレツト2上に円形に配置している。レンズ鏡筒
は、ターレツトの穴の内側と摩擦しながら回転す
るようになつている。
変形レンズの選択は、従来はターレツトを回転
し、所望の変形率の変形レンズを印字光路中に位
置させ、次にレンズ鏡筒をその位置で回転し、所
望の変形形状(長体、平体、斜体等)を得るよう
にしていた。これらのターレツトの回転、レンズ
鏡筒の回転の機構は、例えば本願出願人による実
公昭39−9034号公報に開示される方法等で、実施
できる。この機構についてターレツトの回転とレ
ンズ鏡筒をモータを使用して回転することを考え
た場合、普通はそれぞれを回転するモータを2つ
設けることになるが、そのようにすると装置が大
きくなつてしまう等の問題があつた。
本考案は以上の点から成したものであり、これ
らターレツト及びレンズ鏡筒の回転を1つのモー
タで回転することができる写真植字機における変
形光学系駆動装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、円盤状のターレツトに複
数個のレンズ鏡筒を回転自在に設置し、ターレツ
トの回転及びレンズ鏡筒の回転によつてレンズ鏡
筒に収納したレンズを通過した文字像の変形形状
を選択する形式の写真植字機における変形光学系
駆動装置において、 外部からの駆動により回転するプーリの、回転
を伝達する中空のジヨイントに設けた第1のマイ
タギアと、 ターレツトと一体となつて回転し、前記ジヨイ
ントの内部に設置した内部シヤフトと、前記第1
のマイタギアと噛み合い、前記シヤフトの半径方
向に設置した軸を中心に回転可能な第2のマイタ
ギアと、前記第2のマイタギアと噛み合う第3の
マイタギアと、前記第3のマイタギアと一体とな
つて回転する中間ギアと、前記中間ギアと噛み合
うようにレンズ鏡筒の外周に設けた鏡筒ギアと、
前記ターレツトを回転不能とする手段と、を具備
し、前記ターレツトが回転可能のときは、第1の
マイタギアの回転により第2のマイタギアは前記
軸と共にシヤフトの周囲を公転してターレツトを
回転させ、前記ターレツトが回転不能の時は第1
のマイタギアの回転により第2のマイタギアは前
記軸を中心として回転し、それに噛み合う第3の
マイタギア及び中間ギアを回転させ、最終的には
中間ギアと噛み合う鏡筒ギアを回転させてレンズ
鏡筒を回転するように構成したことである。
第2図は第1図の断面図である。第1図、及び
第2図において、3−1,3−2,3−3,3−
4は鏡筒ギア、4は中間ギアで、鏡筒ギア3−1
〜4と噛み合い、ターレツト2と接している。5
はプーリ、6はタイミングベルトで図示しないモ
ータ軸に固定したプーリの回転をプーリ5に伝達
する。7はプーリ5の回転と共に回転する中空の
ジヨイント、8はジヨイント7の内部に位置する
シヤフトでターレツト2とは一体となつて回転す
るようになつている。9−1はジヨイント7と共
に回転するマイタギア、9−2はマイタギア9−
1と噛み合い、シヤフト8に固定している軸10
の周りに回転自在なマイタギア、9−3はマイタ
ギア9−2と噛み合つて回転し、一体となつて回
転する中間ギア4を回転させるマイタギア、11
はジヨイント7及び中間ギア4とシヤフト8との
間に位置する円筒形の軸受けで、例えば含油軸受
で構成される。12はクリツク溝、13はアーム
で、アーム13の先端をクリツク溝に入れてター
レツト2を固定し、レンズ鏡筒1の位置を正確に
規定し、かつ固定したターレツトが動かないよう
にするものである。尚、第2図ではアーム13の
断面は示していない。
次に動作を説明する。はじめにターレツトを回
転させるには、上述のターレツト2を押えている
アーム13をクリツク溝12から外し、自由に回
転できる状態にする。次に図示しないモータを回
転させる。モータの回転はタイミングベルト6に
よりプーリ5に伝達されシヤフト7、マイタギア
9−1が回転する。マイタギア9−1の回転はマ
イタギア9−2を回そうとする。しかし各レンズ
鏡筒1の外側とターレツト2の穴の内側との摩擦
の和は、ターレツト2の慣性モーメントより大き
い。つまり、レンズ鏡筒1が回転する時は、全て
のレンズ鏡筒1が同時に回転するため、ターレツ
トが回転できる状態の時、即ちアーム13がクリ
ツク溝12に入つていない状態の時は、レンズ鏡
筒1を回転するより、ターレツト2を回転する方
が負荷が少ないことになる。従つてマイタギア9
−2は軸10を中心に第1図に矢印Aで示すよう
な方向への回転はせず、軸10と共に、矢印Bで
示す方向にシヤフト8の周囲を公転してシヤフト
8を回転させる動作をする。シヤフト8の回転に
伴つて、シヤフト8に固定されているターレツト
2も回転する。以上のようにして所望の変形率の
レンズ鏡筒1が所定の位置へ来るまで回転を続け
る。位置が定まつたらアーム13をクリツク溝1
2へ入れてターレツトを固定する。
次にレンズ鏡筒1の回転について説明する。上
述のようにしてターレツト2を回転して所望のレ
ンズ鏡筒を所定の位置に規定するとターレツト2
が固定された状態になる。さらにモータを回転す
ると、前述と同様、マイタギア9−1が回転す
る。ところが今度はターレツト2がアーム13に
よつて固定されているため、マイタギア9−2は
矢印Bの方向へは公転できない。そのため軸10
を中心に矢印Aの方向に回転をする。マイタギア
9−2が回転することによつてマイタギア9−3
が回転し、マイタギア9−3と一体化して取付け
てある中間ギア4も回転する。鏡筒ギア3−1〜
4は中間ギア4と噛み合つているため各レンズ鏡
筒1−1〜4も同時に回転する。
このようにして所望の変形形状になるまでレン
ズ鏡筒1を回転させ、モータの回転を停止すれ
ば、所望の変形率、変形形状の変形レンズのセツ
トが完了する。
以上、本考案による実施例を説明してきたが、
本考案は写真植字機における変形光学系駆動装置
のみに適用できるものではなく、その他の本考案
と同様の動作を必要とするものすべてに応用でき
ることは言うまでもない。従つて写真植字機とい
う用語は植字装置、プリンタ等と読み変えること
ができる。また、本実施例ではターレツト2を固
定する手段としてアーム13を用いたが、これだ
けに限定されるものではなく、ターレツト2が固
定される手段であれば他の方法によつても良いこ
とはもちろんである。
以上説明したように本考案は、ターレツト2と
一体となつて回転するシヤフト8を中空のジヨイ
ント7中に通し、マイタギア9−2を軸10を中
心として回転でき、かつ軸10と共にシヤフト8
の周囲をも公転できるように構成したので、1個
のモータの回転と、ターレツト2を固定する手段
のオン・オフのみで、ターレツトの回転とレンズ
鏡筒の回転との両方の回転ができ、装置全体の小
型化に寄与する等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の断面図である。 1……レンズ鏡筒、2……ターレツト、3……
鏡筒ギア、4……中間ギア、5……プーリ、6…
…タイミングベルト、7……ジヨイント、8……
シヤフト、9……マイタギア、10……軸、11
……軸受、12……クリツク溝、13……アー
ム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円盤状のターレツトに複数個のレンズ鏡筒を回
    転自在に設置し、ターレツトの回転及びレンズ鏡
    筒の回転によつてレンズ鏡筒に収納したレンズを
    通過した文字像の変形形状を選択する形式の写真
    植字機における変形光学系駆動装置において、 外部からの駆動により回転するプーリの、回転
    を伝達する中空のジヨイントに設けた第1のマイ
    タギアと、 ターレツトと一体となつて回転し、前記ジヨイ
    ントの内部に設置したシヤフトと、 前記第1のマイタギアと噛み合い、前記シヤフ
    トの半径方向に設置した軸を中心に回転可能な第
    2のマイタギアと、 前記第2のマイタギアと噛み合う第3のマイタ
    ギアと、 前記第3のマイタギアと一体となつて回転する
    中間ギアと、 前記中間ギアと噛み合うようにレンズ鏡筒の外
    周に設けた鏡筒ギアと、 前記ターレツトを回転不能とする手段と、を具
    備し、 前記ターレツトが回転可能のときは、第1のマ
    イタギアの回転により第2のマイタギアは前記軸
    と共にシヤフトの周囲を公転してターレツトを回
    転させ、 前記ターレツトが回転不能の時は第1のマイタ
    ギアの回転により第2のマイタギアは前記軸を中
    心として回転し、それに噛み合う第3のマイタギ
    ア及び中間ギアを回転させ、最終的には中間ギア
    と噛み合う鏡筒ギアを回転させてレンズ鏡筒を回
    転するように構成したことを特徴とする写真植字
    機における変形光学系駆動装置。
JP18023983U 1983-11-21 1983-11-21 写真植字機における変形光学系駆動装置 Granted JPS6085928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18023983U JPS6085928U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 写真植字機における変形光学系駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18023983U JPS6085928U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 写真植字機における変形光学系駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6085928U JPS6085928U (ja) 1985-06-13
JPH0420048Y2 true JPH0420048Y2 (ja) 1992-05-07

Family

ID=30390854

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18023983U Granted JPS6085928U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 写真植字機における変形光学系駆動装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521114B2 (ja) * 1976-08-21 1980-06-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521114U (ja) * 1978-07-26 1980-02-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521114B2 (ja) * 1976-08-21 1980-06-07

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Publication number Publication date
JPS6085928U (ja) 1985-06-13

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